JP3172244U - テーブルにおける天板の昇降装置 - Google Patents

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【課題】テーブルの天板の高さを使用者の座高に応じて容易に調整することができ、しかも低コストで製作することができる昇降装置を提供する。【解決手段】固定脚部3と可動脚部4の何れか一方側に夫々縦長のラック8を、反対側にラック8に対応させて夫々ロック部材Cを装着し、該左右のロック部材Cは一側に切欠き9を設けたケース10内に、先端がバネ13の付勢力により上向きに回動して切欠き9から突出し、かつ切欠き9の端部に後側縁が当接した状態でラック8に係合するロック爪11の基端を軸着してなり、上記左右のロック爪1の下部には連結孔を穿設し、左右の伸縮脚間には操作杆11を前後動可能に配設し、その両端に設けたピン22を前記連結孔に遊嵌し、操作杆13に設けたハンドルを手前に引くことにより、ロック爪11がバネ13に抗してラック8から離脱するように構成したことを特徴とする。【選択図】図3

Description

本考案は、テーブルの天板の高さを調整することができる昇降装置に関するものである。
特開平11−127963号公報には、左右の固定側部材(10)にピニオン(13)と爪部材(40)を設け、上記左右の固定側部材(10)に支持されて昇降する左右の可動側部材(20)に、上記ピニオン(13)が歯合する標準歯型のラック(24)と上記爪部材(40)が係脱する鋸歯形のラチェットラック(30)と可動側部材(20)の上昇時に爪部材(40)の先端を上記ラチェットラック(30)から離脱させ、可動側部材(20)の下降時に爪部材(40)の先端を上記ラチェットラック(30)に係合させるガイド用のカム穴部(60)を設け、且つ上記左右のピニオン(13)をシャフト(15)により連結した昇降装置が開示されている。
上記昇降装置は、標準歯型のラック(24)と鋸歯形のラチェットラック(30)を用い、しかも可動部材(20)の昇降に伴って、爪部材(40)がカム穴(60)の往路カム縁(61)と復路カム縁(62)に案内されてラチェットラック(30)に係脱する複雑な構造であり、部品数も多いため、これをテーブルにおける天板の昇降装置に使用するときは、テーブルの製作費が嵩む欠点があった。
特開平11−127963号公報
本考案は、テーブルの天板の高さを使用者の座高に応じて容易に調整することができ、しかも低コストで製作することができる昇降装置を提供することを目的としている。
本考案に係る請求項1のテーブルにおける天板の昇降装置は、固定脚部に可動脚部を昇降自在に支持させた左右の伸縮脚上に天板を固定したテーブルの昇降装置であって、固定脚部と可動脚部の何れか一方側に夫々縦長のラックを、反対側にラックに対応させて夫々ロック部材を装着し、該左右のロック部材は一側に切欠きを設けたケース内に、先端がバネの付勢力により上向きに回動して切欠きから突出し、且つ切欠きの端部に後側縁が当接した状態でラックに係合するロック爪の基端を軸着してなり、上記左右のロック爪の下部には連結孔を穿設し、左右の伸縮脚間には操作杆を前後動可能に配設し、その両端に設けたピンを前記連結孔に遊嵌し、上記操作杆に設けたハンドルを手前に引くことにより、ロック爪がバネに抗してラックから離脱するように構成したことを特徴としている。
テーブルへの装着は、左右の伸縮脚における固定脚部に夫々ラックを固定し、可動脚部に夫々ロック部材を固定するか、反対に固定脚部にロック部材を固定し、可動脚部に夫々ラックを固定した後、左右のロック部材におけるロック爪の連結孔に、伸縮脚間に前後動可能に架け渡した操作杆の左右両端のピンを挿入する。
本考案の昇降装置を装着したテーブルの天板を高くする場合、天板を両手で持って引き上げると、ロック爪はラックの歯に接しながらケースの切欠きからの出没を繰り返す。これに伴ない操作杆は前後動する。天板が適当な高さになったとき、天板から手を離すと天板の荷重によりロック爪がラックの歯に支持されると共に切欠きの端部に当接し、天板が適宜の高さで安定する。
上記状態において、天板を低くする場合、操作杆のハンドルを手前に引き、ロック爪をバネに抗してケース内に後退させながら天板を押し下げた後、操作杆のハンドルから手を離すと、ロック爪はバネの付勢力により外側が切欠きの端部に衝突するまで回動して先端がケースの切欠きから突出し、ラックに嵌合し且つ支持され、天板は所望の低い位置で安定する。尚、操作杆はロック爪のケースからの突出に伴ない後退する。
本考案に係る請求項1のテーブルにおける天板の昇降装置は、上記のように天板を手動により引き上げて天板を高くし、操作杆に設けたハンドルを引きながら天板を押し下げて天板を低くするものであるから、天板の昇降が容易であり、一般のテーブルの昇降装置としても、また老人、身障者用のテーブルの昇降装置としても最適である。また部品点数が少ないため、天板が昇降するテーブルを安価に製造することができる。
この昇降装置のラックは、ラチェットラックではない標準歯型のラックを使用しているため、固定脚部にロック部材のケースの上下を逆にして固定し、可動脚部にラックを固定しても、上記と全く同じ動作で天板の高さ調節ができ、組立てが簡単であり、テーブルの形状とか構造に応じた使い分けができる。
またテーブルの使用時に天板に大きな荷重が加えられた場合、ロック爪の先端下面がラックの歯型上に支持され、更にロック爪の側縁がケースに設けた切欠きの端部に支持されて天板の下降が完全に防止されるので、テーブルを安心して使用することができる。
本考案に係るテーブルの昇降装置の実施形態を示す正面図である。 同上実施形態の側面図である。 同上実施形態の要部を示す縦断側面図である。 図3における細部の拡大断面図である。 同上実施形態の要部を示す横断面図である。 図5における細部の拡大断面図である。 図3におけるX−X断面図である。
以下、本考案に係るテーブルの昇降装置の実施形態を図1〜図7を参照して詳細に説明する。
符号Aは木製のテーブルであり、左右の基台1と天板2とを、左右一対の昇降脚Bにより連結している。この昇降脚Bは基台1上に樹立した固定脚3と、天板2から垂設し且つ下端を固定脚3に昇降自在に挿入した可動脚4とよりなり、固定脚3の内側上端より下方に向かって断面C型の金属レール5を埋設し、この金属レール5の前後両縁部6に可動脚4の前後両側に設けた縦溝7を挿入している。
上記金属レール5内の後側上端より下方に亘ってプラスチック製で標準歯型のラック8を固定し、可動脚4の後側にはプラスチック製のロック部材Cを埋設している。このロック部材Cは後側に切欠き9を設けたケース10内の上部に、L型をしたロック爪11の上端を軸着し、ケース10内の下部に、歯車12を回動自在に軸着し、ロック爪11は、バネ13の付勢力により後側面14がケース10における切欠き9の端部9aに当接するまで回動し、先端が切欠き9よりケース10の後側に突出して前記ラック8に係合している。尚上記した歯車12に軸部には必要に応じて嵌合する駆動軸の連結孔15を穿設している。
符号16は左右の昇降脚B,B間に配設した操作杆であり、左右の可動脚4の連結用幕板17の後側面に形成した横溝18内に前後に移動可能に挿入している。この操作杆16の前面には突軸19を設け、幕板17の透孔20を進退自在に貫通した突軸19の先端に操作杆16を手前に引っ張るためのハンドル21を固定している。
上記操作杆16の両端にはピン22を固定している。このピン22は可動脚4及びケース10に形成した前後方向に長い横孔23,24を貫通し、且つその先端をロック爪11の下部に穿設した連結孔25に回動可能に挿入している。
尚、符号26は左右の固定脚3を連結した幕板であり、27,28は固定脚3の幕板26上部と、可動脚4の幕板17下部とに固定した可動脚4の離脱防止用ストッパーである。
本考案に係る昇降装置の実施形態において、天板2を両手で持って引き上げると、ロック爪11はラック8の歯に接しながらケース10の切欠き9からの出没を繰り返す。これに伴ない操作杆16は前後動する。天板2が適当な高さになったとき、天板2から手を離すと天板2の荷重によりロック爪11がラック8の歯に支持されると共に切欠き9の端部9aに当接し、天板2を所望の高さに調節し、安定させることができる。
上記状態において、操作杆16のハンドル21を手前に引き、ロック爪11をバネ13に抗してケース10内に後退させながら天板2を押し下げた後、ハンドル21から手を離すと、ロック爪11はバネ13の付勢力により後側面14が切欠き9の端部9aに衝突するまで回動して先端がケース10から突出し、ラック8に嵌合し且つ支持され、天板2を所望の低位置に調節し、安定させることができる。尚、操作杆16はロック爪11の突出に伴ない後退する。
上記実施形態にあっては、ロック部材Cにおけるケース10内に、ロック爪11と歯車12を軸着しているが、この場合の歯車12は天板2の昇降に伴ない自転し、ロック部材の昇降を補佐するものであるが、必要に応じて駆動軸とか補強杆により連結することも可能である。
尚、上記の実施形態は、テーブルAおける固定脚部3に夫々ラック8を固定し、可動脚部4に夫々ロック部材Cを固定したが、固定脚部3にロック部材Cを固定し、可動脚部4に夫々ラック8を固定し、左右のロック部材Cにおけるロック爪11の連結孔15に、伸縮脚B間に配設した操作杆16の左右のピンを遊嵌しても、天板の高さが調節可能なテーブルを構成することが可能である。
A テーブル
B 昇降脚
C ロック部材
1 基 台
2 天 板
3 固定脚
4 可動脚
5 金属レール
6 金属レールの両縁部
7 縦 溝
8 ラック
9 切欠き
9a 切欠きの端部
10 ケース
11 ロック爪
11a ロック爪の後側縁
12 歯 車
13 バ ネ
14 後側縁
15 連結孔
16 操作杆
17 連結用幕板
18 横 溝
19 突 軸
20 透 孔
21 ハンドル
22 ピ ン
23 横 孔
24 横 孔
25 連結孔
26 連結用幕板
27 ストッパー
27 ストッパー

Claims (1)

  1. 固定脚部に可動脚部を昇降自在に支持させた左右の伸縮脚上に天板を固定したテーブルの昇降装置であって、固定脚部と可動脚部の何れか一方側に夫々縦長のラックを、反対側にラックに対応させて夫々ロック部材を装着し、該左右のロック部材は一側に切欠きを設けたケース内に、先端がバネの付勢力により上向きに回動して切欠きから突出し、且つ切欠きの端部に後側縁が当接した状態でラックに係合するロック爪の基端を軸着してなり、上記左右のロック爪の下部には連結孔を穿設し、左右の伸縮脚間には操作杆を前後動可能に配設し、その両端に設けたピンを前記連結孔に遊嵌し、上記操作杆に設けたハンドルを手前に引くことにより、ロック爪がバネに抗してラックから離脱するように構成したことを特徴とするテーブルにおける天板の昇降装置。
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