JP3172002B2 - データの高速ダビング装置および高速ダビング方法 - Google Patents

データの高速ダビング装置および高速ダビング方法

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JP3172002B2 JP18131193A JP18131193A JP3172002B2 JP 3172002 B2 JP3172002 B2 JP 3172002B2 JP 18131193 A JP18131193 A JP 18131193A JP 18131193 A JP18131193 A JP 18131193A JP 3172002 B2 JP3172002 B2 JP 3172002B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンパクトディスク装
置等の再生装置から伝送されるデータをミニディスク等
の記録媒体に高速でダビングするデータの高速ダビング
装置および高速ダビング方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】圧縮したデータが記録される記録媒体を
用いて、記録側のシステムと再生側のシステムとの間
で、データのダビングを低速で行う方法が提案されてい
る(例えば、特開平4−332960号公報、特開平4
−258834号公報参照)。つまり、このダビング方
法によれば、圧縮したデータが記録された記録媒体が再
生側のシステムにより再生され、この再生データが記録
側のシステムを介して記録媒体に記録される。しかしな
がら、これらのダビング方法は、データを高速にダビン
グすることについては言及していない。
【0003】そこで、データを高速にダビングする方法
として、再生側の再生ビットレートを通常の場合のN
(自然数)倍にしてバッファメモリに一旦格納し、適
宜、格納されたデータを読み出して記録側の記録媒体に
書き込むことによって、見かけ上N倍だけ高速にデータ
のダビングを行うことが考えられる。例えば、コンパク
トディスク(以下、CDと称す)再生装置を再生側と
し、ミニディスク(以下、MDと称す)記録装置を記録
側とする場合について以下に説明する。
【0004】MD記録装置は、入力されたディジタルオ
ーディオ信号を約1/5のデータ量に圧縮するので、M
D記録装置の記録ビットレートがCDと同じであるとす
れば、CDの再生ビットレートを約5倍だけ大きくする
ことが可能である。つまり、CD再生装置において再生
側のビットレートを約5倍大きくし、これをバッファメ
モリに格納し、所望記録可能領域に対してアクセス、お
よびトラックジャンプした後、バッファメモリから、適
宜、格納データを読み出してMDに書き込むことによっ
て、再生側から記録側へデータが高速にダビングされ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の構
成では、再生側の再生ビットレートが通常の場合のN
(自然数)倍であるので、記録媒体への書き込み動作と
その中断とが頻繁に行われるとともに、バッファメモリ
の空領域は見かけ上(1/N)倍に等しくなる。これに
伴って、所望領域へのアクセス動作、およびトラックジ
ャンプ動作の回数が増加するとともに、これらの動作中
も上記再生ビットレートでバッファメモリに格納され続
けるのでバッファメモリの空領域は更に減少する。加え
て、所望領域へのアクセス動作、およびトラックジャン
プ動作に失敗すると、バッファメモリの空領域は更に減
少する。
【0006】つまり、再生側の再生ビットレートを大き
くすることによって、所望記録可能領域へのアクセス動
作、およびトラックジャンプ動作の頻度が高くなるの
で、バッファメモリのオーバーフローの発生確率がそれ
だけ高くなり、ダビングの信頼性が著しく低下するとい
う問題点を有している。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明のデータの高速ダビング装置は、再
生装置、例えばコンパクトディスク装置と記録装置、例
えばミニディスク装置とを備え、再生装置から伝送され
たダビング用データが、記録装置のメモリにて一旦記憶
され、このメモリから転送されて記録媒体、例えばミニ
ディスクに記録されるデータの高速ダビング装置におい
て、高速ダビング時、再生装置から通常再生時よりも高
速かつ上記メモリから記録媒体への転送速度よりも低速
の転送速度でダビング用データを伝送させる一方、ダビ
ング用データが上記メモリの最大許容格納データ量の範
囲内においてできるだけ多く格納された後、記録媒体へ
の転送を開始させ、その転送開始後に上記メモリに格納
されたダビング用データの量が減少して所定量に達した
とき、記録媒体への転送を中断させる制御手段を備えて
いることを特徴としている。また、請求項3の発明のデ
ータの高速ダビング方法は、再生装置から伝送されたダ
ビング用データをメモリに一旦記憶し、このメモリから
転送されたダビング用データを記録装置の記録媒体に記
録するデータの高速ダビング方法において、高速ダビン
グ時、再生装置から通常再生時よりも高速かつ上記メモ
リから記録媒体への転送速度よりも低速の転送速度でダ
ビング用データを伝送する一方、ダビング用データを上
記メモリの最大許容格納データ量の範囲内においてでき
るだけ多く格納した後、記録媒体への転送を開始し、そ
の転送開始後に上記メモリに格納されたダビング用デー
タの量が減少して所定量に達したとき、記録媒体への転
送を中断することを特徴としている。
【0008】また、請求項2の発明のデータの高速ダビ
ング装置は、再生装置と記録装置とを備え、再生装置か
ら伝送されたダビング用データをメモリに一旦記憶し
このメモリから転送されたダビング用データを記録装置
複数の断続した記録可能領域を有する記録媒体に記録
するデータの高速ダビング装置において、高速ダビング
時、再生装置から通常再生時よりも高速かつ上記メモリ
から記録媒体への転送速度よりも低速の転送速度でダビ
ング用データを伝送させる制御手段を備え、上記制御手
段は、第1記録可能領域に対する記録が終了してから第
2記録可能領域に対する記録が開始されるまでの待機時
間と、第2記録可能領域に記録するデータ量とに基づい
て、上記メモリへのダビング用データの伝送速度を決定
するものであることを特徴としている。また、請求項4
の発明のデータの高速ダビング方法は、再生装置から伝
送されたダビング用データをメモリに一旦記憶し、この
メモリから転送されたダビング用データを記録装置の複
数の断続した記録可能領域を有する記録媒体に記録する
データの高速ダビング方法において、高速ダビング時、
再生装置から通常再生時よりも高速かつ上記メモリから
記録媒体への転送速度よりも低速の転送速度でダビング
用データを伝送する一方、第1記録可能領域に対する記
録が終了してから第2記録可能領域に対する記録が開始
されるまでの待機時間と、第2記録可能領域に記録する
データ量とに基づいて、上記メモリへのダビング用デー
タの伝送速度を決定することを特徴としている。
【0009】
【作用】請求項1および3の構成によれば、再生装置に
て高速再生が行われたとき、再生装置から伝送されたダ
ビング用データはメモリに格納され、この伝送速度より
も高速の転送速度で、メモリに格納されたダビング用デ
ータが記録媒体の記録可能領域に転送されてダビングさ
れる。また、このときには、ダビング用データがメモリ
の最大許容格納データ量の範囲内においてできるだけ多
くメモリに格納され、このメモリのダビング用データが
連続的に記録媒体に転送される。このように、ダビング
用データを多量にメモリに記憶するとともに、このデー
タを連続的に記録媒体に記録して行けば、1回のアクセ
ス動作で長時間の連続記録を行うことができ、アクセス
動作、およびトラックジャンプ動作の頻度を減少させる
ことができる。これにより、アクセス動作失敗の確率が
小さくなり、その結果、ダビング動作の信頼性が著しく
向上する。
【0010】請求項2および4の構成によれば、再生装
置から伝送されたダビング用データはメモリに格納さ
れ、この伝送速度よりも高速な転送速度で、メモリに格
納されたダビング用データが記録媒体の断続した複数の
記録可能領域に転送されてダビングされる。このとき、
例えば記録媒体の第1記録可能領域へのデータ転送動作
から第2記録可能領域へのデータ転送動作に移行する際
における第1記録可能領域へのデータ転送動作終了時に
上記メモリに格納されたダビング用データの残量が最小
となるように、第2記録可能領域に記録するデータ量
と、第1記録可能領域に対する記録が終了してから第2
記録可能領域に対する記録が開始されるまでの待機時間
とに基づいて、再生装置からメモリへのダビング用デー
タの伝送速度が決定される。これにより、上記メモリで
のオーバーフローの発生が抑制され、その結果、ダビン
グ動作の信頼性が著しく向上する。
【0011】
【実施例】
〔実施例1〕本発明の一実施例を図1および図2に基づ
いて以下に説明する。本実施例の高速ダビング装置にお
ける記録装置としてのMD(ミニディスク)装置は、図
1に示すように、主として、光磁気記録媒体であるMD
1と、MD1に対して音声データの書き込み、読み出し
を行う光ピックアップ2と、読み出された信号を増幅す
るRFアンプ3と、エンコーダ・デコーダ/信号処理回
路4と、データを一時的に格納するショックプルーフメ
モリ6と、ショックプルーフメモリコントローラ(以
下、メモリコントローラと称す)5と、音声伸長・圧縮
回路7と、D/Aコンバータ8aとA/Dコンバータ8
bとからなる変換回路8と、種々の制御を行う制御手段
としてのシステムコントロール用マイクロコンピュータ
(以下、システムコントロールマイコンと称す)9と、
サーボ回路10と、ドライバ回路11と、スピンドルモ
ータ12と、送りモータ13と、電源ON/OFF回路
14と、ヘッド駆動回路15と、記録ヘッド16と、コ
モン端子19c、接点19a、19bからなる切替スイ
ッチ19と、キー判別回路22とを備えている。
【0012】上記構成によれば、再生時、ドライバ回路
11に駆動されるスピンドルモータ12によりMD1が
回転駆動されるとともに、ドライバ回路11に駆動され
る送りモータ13により光ピックアップ2がMD1の半
径方向に送られ、光ピックアップ2によりMD1に記録
されている音声データが読み出される。この音声データ
は、RFアンプ3において増幅され、エンコーダ・デコ
ーダ/信号処理回路4に送られる。
【0013】また、上記RFアンプ3は、上記音声デー
タに基づいて、フォーカスエラー信号やトラッキングエ
ラー信号等のサーボ制御信号を生成し、これをサーボ回
路10に出力する。サーボ回路10は、RFアンプ3か
らのサーボ制御信号と、システムコントロールマイコン
9からのコントロール信号によりフォーカス、トラッキ
ング、およびスピンの各サーボをかけるように、上記ド
ライバ回路11を制御する。そして、ドライバ回路11
は、サーボ回路10からのコントロール信号に基づい
て、光ピックアップ2、送りモータ13、およびスピン
ドルモータ12を駆動する。
【0014】上記エンコーダ・デコーダ/信号処理回路
4は、RFアンプ3で増幅された信号を復調し、さらに
誤り訂正等の信号処理を行った後、メモリコントローラ
5に送る。メモリコントローラ5は、エンコーダ・デコ
ーダ/信号処理回路4から送られてくる信号をショック
プルーフメモリ6に書き込む。ショックプルーフメモリ
6には、音声データの記録領域とは別にTOC(Table
Of Content)情報を格納するための領域が設けられてお
り、MD1がロードされると、直ちに音声データの場合
と同じ手順でMD1に記録されているTOC情報がショ
ックプルーフメモリ6の所定領域に格納される。
【0015】メモリコントローラ5は、システムコント
ロールマイコン9の要求に応じて必要なTOC情報をシ
ョックプルーフメモリ6から読み出して、システムコン
トロールマイコン9に送る。システムコントロールマイ
コン9は、TOC情報に基づいてMD1の各記録可能領
域の位置を特定する。ショックプルーフメモリ6から読
み出された音声データは、音声伸長・圧縮回路7に送ら
れる。音声伸長・圧縮回路7内の音声伸長回路(図示し
ない)は、音声データに対して、所定のフォーマットに
従って時間軸伸長を行って圧縮処理を解き、変換回路8
内のD/Aコンバータ8aに送る。D/Aコンバータ8
aは、時間軸伸長された音声データをアナログ音声信号
に変換する。このアナログ音声信号は、出力端子17よ
り外部へ出力される。
【0016】また、システムコントロールマイコン9
は、電源ON/OFF回路14を制御し、ドライバ回路
11、光ピックアップ2、RFアンプ3、サーボ回路1
0、およびエンコーダ・デコーダ/信号処理回路4へ動
作電源を供給したり中断したりする。
【0017】一方、MD装置での記録は、外部からアナ
ログ音声信号を入力してMD1に記録する場合と、CD
再生装置20等の外部装置からのディジタルデータを入
力してMD1に記録する場合とに大別される。ユーザー
によりキー入力された記録に係る指令を受けると、キー
判別回路22は上記何れの場合の記録が要求されている
かを判別し、システムコントロールマイコン9にその判
別結果を送る。この判別結果に基づいて、システムコン
トロールマイコン9は切替スイッチ19を切り替え、上
記2種類の記録方法のうち何れか一方が選択され、実行
される。
【0018】外部からアナログ音声信号を入力して記録
する場合、切替スイッチ19は接点19a側に切り替え
られる。音声入力端子18を介して変換回路8内のA/
Dコンバータ8bに入力されたアナログ音声信号はディ
ジタル音声信号に変換された後、接点19a、コモン端
子19cを介して音声伸長・圧縮回路7に送られる。音
声伸長・圧縮回路7内の音声圧縮回路(図示しない)
は、ディジタル音声信号に対してATRACと呼ばれる
MDの情報圧縮技術に基づいて約1/5にデータ圧縮を
行った後、メモリコントローラ5に送る。
【0019】メモリコントローラ5は、システムコント
ロールマイコン9の制御下で、ショックプルーフメモリ
6に格納されているデータ(ダビング用データ)を読み
出し、エンコーダ・デコーダ/信号処理回路4に送る。
エンコーダ・デコーダ/信号処理回路4では、読み出し
たデータに対して、変調、誤り訂正用符号の付加等が行
われる。
【0020】システムコントロールマイコン9は、メモ
リコントローラ5を制御し、ショックプルーフメモリ6
の所定領域に格納されているTOC情報を読み出し、こ
のTOC情報に基づいてMD1上の記録可能領域の位置
を認識し、サーボ回路10を制御して所望の記録可能領
域をサーチする。このサーチ後、システムコントロール
マイコン9の制御下で、エンコーダ・デコーダ/信号処
理回路4の出力信号に基づいてヘッド駆動回路15が記
録ヘッド16を駆動すると共に、RFアンプ3の出力信
号に基づいて光ピックアップ2のレーザ回路(図示しな
い)が駆動され、MD1上で磁界が印加されている部分
に、再生時よりも強いレーザビームを照射することによ
って、MD1上にデータが記録、即ちダビングされる。
【0021】所望の記録可能領域への記録動作が終了す
ると、システムコントロールマイコン9はメモリコント
ローラ5を制御し、ショックプルーフメモリ6に格納さ
れているTOC情報を更新し、以降これを最新のTOC
情報として利用することによって、MD1に記録されて
いるデータの管理等を行う。
【0022】CD再生装置20により再生されるCD2
1のディジタルデータをMD1にダビングする場合、切
替スイッチ19は接点19b側に切り替えられる。この
場合、CD再生装置20からは、CD21の通常の再生
ビットレートよりも高速な伝送速度でデータが音声伸長
・圧縮回路7に送られる。それ以降は、アナログ音声信
号の記録時と同じ手順に基づいて記録動作が実施される
ので、ここでは詳細な説明を省略する。
【0023】次に、ショックプルーフメモリ6の制御例
を図2を参照しながら、以下に詳細に説明する。
【0024】図2において、MMAX はショックプルーフ
メモリ6の最大許容格納データ量を示し、特性Aは切替
スイッチ19が接点19a側(A/Dコンバータ8b
側)に切り替えられた場合(図1参照)のショックプル
ーフメモリ6に残存するデータ量の時間変化を示し、特
性Bは切替スイッチ19が接点19b側(CD再生装置
20側)に切り替えられた場合(図1参照)のショック
プルーフメモリ6に残存するデータ量の時間変化を示し
ている。
【0025】切替スイッチ19が接点19a側に切り替
えられている場合、通常の伝送速度でA/Dコンバータ
8bからデータが音声伸長・圧縮回路7に送られた後、
メモリコントローラ5を介してショックプルーフメモリ
6への格納が開始される(点P)。そして、ショックプ
ルーフメモリ6に格納されたデータ量がMD1の最小記
録単位に対応するデータ量に達すると、MD1上の所望
の記録部位に対するアクセス動作が行われた後、データ
の記録が開始される(点Q)。
【0026】MD1への記録動作は、ショックプルーフ
メモリ6に入力される場合の約5倍の記録ビットレート
で行われるので、MD1への記録動作中は、QRで示す
勾配でショックプルーフメモリ6に格納されたデータ量
が減少する。つまり、ショックプルーフメモリ6にデー
タを格納する場合(PQで示す勾配)よりも大きな時間
変化率でショックプルーフメモリ6に格納されたデータ
量が減少する。
【0027】最小の記録単位に対応するデータの記録が
終了する(点R)と、ショックプルーフメモリ6に格納
されたデータ量がMD1の最小記録単位に対応するデー
タ量に再度達する(点V)まで記録動作が中断される。
【0028】上記のようなショックプルーフメモリ6に
対する制御によれば、ショックプルーフメモリ6内に格
納されるデータ量は、最大許容格納データ量よりも常に
少なく抑えられ、ショックプルーフメモリ6は空に近い
状態で使用される。従って、たとえ機械的なショック等
の外乱がMD装置に発生しても、リカバリー動作、即ち
リトライ動作に要する時間を吸収でき、非常に信頼性の
高いデータのダビングを行うことができる。
【0029】一方、切替スイッチ19が接点19b側に
切り替えられた場合、記録すべきディジタル音声データ
が、例えば通常の再生ビットレートの約4倍でショック
プルーフメモリ6に格納される。図2の特性Bにおい
て、PSは、記録動作の待機、および記録部位に対する
アクセス動作、トラックジャンプ動作が行われる区間に
対応する。特性Aと比較すると、約4倍の時間変化率で
ディジタル音声データがショックプルーフメモリ6に格
納される。また、STは、ショックプルーフメモリ6か
ら読み出されたディジタル音声データがMD1へ書き込
まれる、即ちダビングされる区間に対応する。この書き
込み動作中でも、通常の再生ビットレートの約4倍でデ
ィジタル音声データがショックプルーフメモリ6に格納
され続けるので、データ量の減少の時間変化は、特性A
のQRの場合に比べて小さくなる。
【0030】上記の制御によれば、記録動作開始までに
ショックプルーフメモリ6に格納されるデータ量をM
MAX の範囲内においてできるだけ多くし、多くの最小記
録単位に対応するデータを連続してMD1に記録してい
る。即ち、1回のアクセス動作で長時間の連続記録を行
い、アクセス動作、およびトラックジャンプ動作の頻度
を減少させている。これにより、アクセス動作失敗の確
率が小さくなり、その結果、信頼性が著しく向上してい
る。
【0031】一方、上記のように、多くのデータを連続
してMD1に記録した場合、連続して記録するデータの
量が多くなる分、アクセス動作の失敗に対するリカバリ
ー動作を吸収することが困難になる。しかしながら、一
般にCD再生装置20を使用してダビングする場合に
は、A/Dコンバータ8bを介してダビングする場合と
異なり、機械的ショック等の外乱が生じても、受ける影
響の度合いが小さいので、外乱の発生は特に考慮する必
要がない。
【0032】〔実施例2〕本発明の他の実施例を図3な
いし図6に基づいて、以下に説明する。尚、説明の便宜
上、前記の実施例に示した手段と同一の機能を有する手
段には同一の符合を付記し、その説明を省略する。
【0033】本実施例の高速ダビング装置における記録
装置としてのMD装置は、図3に示すように、図1に示
したMD装置にシステムコントロールマイコン9と共に
伝送速度制御手段を構成する伝送データレート制御部3
1を備えた構成となっている。この伝送データレート制
御部31は、切替スイッチ19が接点19b側に切り替
えられた場合において、CD再生装置20からMD装置
における音声伸長・圧縮回路7へのディジタルデータの
伝送速度を制御するものであり、この制御によってショ
ックプルーフメモリ6のオーバーフローが防止されてい
る。
【0034】例えば、MD1において、図4に示すよう
に、記録可能領域(1)、記録可能領域(2)、記録可
能領域(3)、記録可能領域(4)…のように断続して
記録可能領域が設けられている場合、記録動作開始まで
にショックプルーフメモリ6に格納されるデータ量をM
MAX の範囲内で多くすると、次のような理由でショック
プルーフメモリ6がオーバーフローする可能性がある。
【0035】即ち、或る記録可能領域から次の記録可能
領域に記録動作が移行する時点(図4の点a、c、e参
照)で、ショックプルーフメモリ6に残存するデータ量
が不定であり(図5の点a、c、e参照)、加えて、記
録動作の待機、および記録部位に対するアクセス動作
(トラックジャンプ動作も含む)が行われる期間中(図
5の区間ab、区間cd参照)も、ダビング用データが
継続してショックプルーフメモリ6に格納される。従っ
て、例えば、ショックプルーフメモリ6内のデータ量が
時間と共に図5に示すように変化する場合、記録可能領
域(3)への記録終了後、上記データ量が点hで最大許
容格納データ量MMAX に達し、ショックプルーフメモリ
6がオーバーフローしてしまう。
【0036】そこで、MD1の記録可能領域が図4に示
すように、記録可能領域(1)、(2)、(3)、
(4)…のように断続して設けられている場合に対処す
るために、本実施例においては、以下の手段が講じられ
ている。
【0037】即ち、システムコントロールマイコン9
は、ショックプルーフメモリ6に格納されているTOC
情報に基づいて記録可能領域(1)、(2)、(3)、
(4)…のMD1上の位置(先頭位置、および末尾位
置)をそれぞれ認識する。さらに、システムコントロー
ルマイコン9は、認識した記録可能領域の各位置と光ピ
ックアップ2の現在位置とに基づいて、次に記録すべき
記録可能領域の先頭位置まで光ピックアップ2をアクセ
スさせるのに要する時間を求める。そして、伝送データ
レート制御部31は、上記の特定された、各領域の位
置、アクセス動作に要する時間、即ち記録動作を中断す
る待機時間TW 、およびMD1への記録ビットレートに
基づいて、ショックプルーフメモリ6に格納されたダビ
ング用データの残量が次の記録可能領域へのデータ伝送
動作終了時に最小値R0 となる、CD再生装置20から
音声伸長・圧縮回路7へのダビング用データの伝送ビッ
トレート、即ちCD再生装置20の再生ビットレートを
求める。その後、伝送データレート制御部31は、求め
た伝送ビットレートにてダビング用データの伝送が行わ
れるように、CD再生装置20を制御する。
【0038】次に、上記伝送データレート制御部31の
制御により、図4に示すように、記録可能領域(1)〜
(3)にデータを記録する場合について図6を参照しな
がら以下に説明する。
【0039】図6に示すように、記録可能領域(1)は
大きく、これに記録すべきデータ量が多いので、1回の
記録動作では全てを記録することができず、2回に分け
て記録している。すなわち、1回目、2回目でそれぞれ
記録するデータ量、および待機時間TW1、TW2等に基づ
いて、それぞれ、CD再生装置20の伝送ビットレート
がそれぞれ求められる。これにより、例えば、待機時間
W1および記録可能領域(1)に対する1回目の記録時
における伝送ビットレートと、待機時間TW2および記録
可能領域(1)に対する2回目の記録時における伝送ビ
ットレートとが個別に設定される。また、上記1回目と
2回目との各記録終了時点でのショックプルーフメモリ
6内のデータの残量はR0 となる。
【0040】次に、記録可能領域(2)に記録するデー
タ量、および記録可能領域(1)に対する2回目の記録
が終了(点A参照)してから記録可能領域(2)に対す
る記録が開始される(点B参照)までの待機時間TW3
に基づいて、待機時間TW3および記録可能領域(2)へ
の記録中におけるCD再生装置20の伝送ビットレート
が求められる。待機時間TW3においては、記録動作は中
断され、記録可能領域(2)の先頭位置に対してアクセ
ス動作、およびトラックジャンプ動作が行われる。そし
て、待機時間TW3の経過後、記録可能領域(2)に対し
て記録が開始され、点Cの時点で終了する。この時点で
のショックプルーフメモリ6内のデータの残量は、同様
にR0 となる。
【0041】次に、同様にして、待機時間TW4および記
録可能領域(3)への記録中におけるCD再生装置20
の伝送ビットレートが設定されるとともに、記録可能領
域(3)への記録が行われる。その後、同様にしてCD
21からMD1へのダビングが進行する。
【0042】以上のように、本高速ダビング装置によれ
ば、断続する複数の記録領域を有する例えばMD1に例
えばCD21のディジタルデータをダビングする場合、
ある記録可能領域へのデータ伝送動作から次の記録可能
領域へのデータ伝送動作に移行する際のアクセス動作、
およびトラックジャンプ動作の直前に、ショックプルー
フメモリ6内のデータの残量が常に最小になるように、
CD再生装置20からMD装置への伝送ビットレートを
制御している。これにより、複数の断続した記録可能領
域を有するMD1に対するダビング中に外乱が生じて
も、ショックプルーフメモリ6がオーバーフローするこ
とを確実に回避でき、ダビングの信頼性を著しく向上さ
せることが可能である。
【0043】尚、本実施例においては、CD再生装置2
0からの伝送ビットレートの制御をある記録可能領域へ
の記録動作中、およびその記録可能領域への移行のため
の待機時間中を単位として制御しているが、これに限定
されることなく、例えば、各待機時間中と記録時間中と
について個別に制御する等、次の記録可能領域に対する
アクセス動作、およびトラックジャンプ動作の直前に、
ショックプルーフメモリ6内に残存するデータ量が最小
になるように制御するものであれば、その制御方法につ
いては任意に選択可能である。
【0044】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明のデータ
の高速ダビング装置は、高速ダビング時、再生装置から
通常再生時よりも高速かつ上記メモリから記録媒体への
転送速度よりも低速の転送速度でダビング用データを伝
送させる一方、ダビング用データが上記メモリの最大許
容格納データ量の範囲内においてできるだけ多く格納さ
れた後、記録媒体への転送を開始させ、その転送開始後
に上記メモリに格納されたダビング用データの量が減少
して所定量に達したとき、記録媒体への転送を中断させ
制御手段を備えている構成である。また、請求項3の
発明のデータの高速ダビング方法は、高速ダビング時、
再生装置から通常再生時よりも高速かつ上記メモリから
記録媒体への転送速度よりも低速の転送速度でダビング
用データを伝送する一方、ダビング用データを上記メモ
リの最大許容格納データ量の範囲内においてできるだけ
多く格納した後、記録媒体への転送を開始し、その転送
開始後に上記メモリに格納されたダビング用データの量
が減少して所定量に達したとき、記録媒体への転送を中
断する構成である。
【0045】これにより、1回のアクセス動作で長時間
の連続記録を行うことができ、アクセス動作、およびト
ラックジャンプ動作の頻度を減少させることができ、ア
クセス動作失敗の確率が小さくなる。その結果、ダビン
グ動作の信頼性が著しく向上するという効果を奏する。
【0046】また、請求項2の発明のデータの高速ダビ
ング装置は、高速ダビング時、再生装置から通常再生時
よりも高速かつ上記メモリから記録媒体への転送速度よ
りも低速の転送速度でダビング用データを伝送させる制
御手段を備え、上記制御手段は、第1記録可能領域に対
する記録が終了してから第2記録可能領域に対する記録
が開始されるまでの待機時間と、第2記録可能領域に記
録するデータ量とに基づいて、上記メモリへのダビング
用データの伝送速度を決定する構成である。また、請求
項4の発明のデータの高速ダビング方法は、再生装置か
ら伝送されたダビング用データをメモリに一旦記憶し、
このメモリから転送されたダビング用データを記録装置
の複数の断続した記録可能領域を有する記録媒体に記録
するデータの高速ダビング方法において、高速ダビング
時、再生装置から通常再生時よりも高速かつ上記メモリ
から記録媒体への転送速度よりも低速の転送速度でダビ
ング用データを伝送する一方、第1記録可能領域に対す
る記録が終了してから第2記録可能領域に対する記録が
開始されるまでの待機時間と、第2記録可能領域に記録
するデータ量とに基づいて、上記メモリへのダビング用
データの伝送速度を決定する構成である。
【0047】これにより、記録可能領域への記録終了
時、メモリに残存するダビング用データ量が常に最小で
あるので、外乱等によりアクセス動作が失敗しても、メ
モリのオーバーフローの発生を確実に低減できる。その
結果、ダビングの信頼性が著しく向上するという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるデータの高速ダビン
グ装置を示すブロック図である。
【図2】図1に示したショックプルーフメモリに対する
制御例を示す説明図である。
【図3】本発明の他の実施例におけるデータの高速ダビ
ング装置を示すブロック図である。
【図4】図3に示したミニディスクにおいて、複数の記
録可能領域が断続して設けられている場合を示す説明図
である。
【図5】図3に示した高速ダビング装置による制御を行
わない場合のショックプルーフメモリでのオーバーフロ
ーの発生例を示す説明図である。
【図6】図3に示した高速ダビング装置によるショック
プルーフメモリに対する制御例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ミニディスク(記録媒体) 5 メモリコントローラ 6 ショックプルーフメモリ(メモリ) 9 システムコントロール用マイクロコンピュータ(制
御手段、伝送速度制御手段) 20 コンパクトディスク再生装置(再生装置) 21 コンパクトディスク 31 伝送データレート制御部(伝送速度制御手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 20/10 G11B 19/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】再生装置と記録装置とを備え、再生装置か
    ら伝送されたダビング用データをメモリに一旦記憶し
    このメモリから転送されたダビング用データを記録装置
    記録媒体に記録するデータの高速ダビング装置におい
    て、高速ダビング時、再生装置から通常再生時よりも高速か
    つ上記メモリから記録媒体への転送速度よりも低速の転
    送速度でダビング用データを伝送させる一方、ダビング
    用データが上記メモリの最大許容格納データ量の範囲内
    においてできるだけ多く格納された後、記録媒体への転
    送を開始させ、その転送開始後に上記メモリに格納され
    たダビング用データの量が減少して所定量に達したと
    き、記録媒体への転送を中断させる 制御手段を備えてい
    ることを特徴とするデータの高速ダビング装置。
  2. 【請求項2】再生装置と記録装置とを備え、再生装置か
    ら伝送されたダビング用データをメモリに一旦記憶し
    このメモリから転送されたダビング用データを記録装置
    複数の断続した記録可能領域を有する記録媒体に記録
    するデータの高速ダビング装置において、高速ダビング時、再生装置から通常再生時よりも高速か
    つ上記メモリから記録媒体への転送速度よりも低速の転
    送速度でダビング用データを伝送させる制御手段を備
    え、 上記制御手段は、第1記録可能領域に対する記録が終了
    してから第2記録可能領域に対する記録が開始されるま
    での待機時間と、第2記録可能領域に記録するデータ量
    とに基づいて、上記 メモリへのダビング用データの伝送
    速度を決定するものであることを特徴とするデータの高
    速ダビング装置。
  3. 【請求項3】再生装置から伝送されたダビング用データ
    をメモリに一旦記憶し、このメモリから転送されたダビ
    ング用データを記録装置の記録媒体に記録するデータの
    高速ダビング方法において、 高速ダビング時、再生装置から通常再生時よりも高速か
    つ上記メモリから記録媒体への転送速度よりも低速の転
    送速度でダビング用データを伝送する一方、ダビング用
    データを上記メモリの最大許容格納データ量の範囲内に
    おいてできるだけ多く格納した後、記録媒体への転送を
    開始し、その転送開始後に上記メモリに格納されたダビ
    ング用データの量が減少して所定量に達したとき、記録
    媒体への転送を中断することを特徴とするデータの高速
    ダビング方法。
  4. 【請求項4】再生装置から伝送されたダビング用データ
    をメモリに一旦記憶し、このメモリから転送されたダビ
    ング用データを記録装置の複数の断続した記録可能領域
    を有する記録媒体に記録するデータの高速ダビング方法
    において、 高速ダビング時、再生装置から通常再生時よりも高速か
    つ上記メモリから記録媒体への転送速度よりも低速の転
    送速度でダビング用データを伝送する一方、 第1記録可能領域に対する記録が終了してから第2記録
    可能領域に対する記録が開始されるまでの待機時間と、
    第2記録可能領域に記録するデータ量とに基づいて、上
    記メモリへのダビング用データの伝送速度を決定するこ
    とを特徴とするデータの高速ダビング方法。
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