JP3171684B2 - 静電像現像用キャリアおよびその製造方法 - Google Patents

静電像現像用キャリアおよびその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、芯材粒子の表面に樹脂
被覆層が形成されてなる静電像現像用キャリアに関す
る。
【0002】
【従来の技術】電子写真法等に用いられる二成分現像剤
は、トナーと、キャリアとにより構成され、キャリアは
トナーに適正な極性でかつ適正な量の摩擦帯電電荷を付
与する目的で使用されるものである。斯かるキャリアと
しては、摩擦帯電付与性の向上を図る等種々の目的か
ら、芯材粒子の表面に樹脂被覆層を設けてなる樹脂被覆
キャリアが用いられている。
【0003】この樹脂被覆キャリアに関し、樹脂被覆層
を構成する好ましい樹脂としてフッ素含有樹脂が知られ
ており、これらフッ素含有樹脂のうち、フッ素化アクリ
レート系の重合体は、他の種類のフッ素含有樹脂に比
較してガラス転移点が高く、トナーがキャリア表面に融
着しにくい、側鎖のフッ素原子数によって帯電のコン
トロールが容易であるという点で特に好適なものであ
る。
【0004】一方、前記フッ素化アクリレート系の重合
体による樹脂被覆キャリアとして、芯材粒子の表面に、
フッ素化アクリレート系の重合体よりなる樹脂微粒子
を、乾式法により被着させてなる静電像現像用キャリア
が紹介されている(特開昭63−235964号公報参
照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
静電像現像用キャリアについては、以下の問題がある。 (1)フッ素化アクリレート系の重合体よりなる樹脂
は、芯材粒子に対する密着力が概して小さく、また成膜
性に劣る傾向がある。従って、乾式法によって樹脂被覆
層を形成する場合において、芯材粒子の表面へ樹脂微粒
子が十分に付着・展延されず、得られるキャリアは耐久
性に劣るものとなりやすい。 (2)樹脂被覆層を形成するために用いる樹脂微粒子
は、例えば乳化重合により作製することができる。然る
に、本発明者らが検討したところ、通常の乳化重合によ
って得られる樹脂微粒子は、必ずしも好適な樹脂被覆層
を形成しうるものではなく、斯かる樹脂微粒子を用いて
製造されたキャリアは、トナーを十分確実に摩擦帯電さ
せることができない。そして、このようなキャリアによ
れば、鮮明な画像を形成することができず、また、画像
形成時においてカブリやトナー飛散の発生を招きやす
い。
【0006】本発明は以上のような事情に基いてなされ
たものであって、本発明の第1の目的は、芯材粒子表面
と樹脂被覆層との密着性、成膜性(微粒子の展延性)に
優れ、十分な摩擦帯電付与性を有する静電像現像用キャ
リアを提供することにある。本発明の第2の目的は、上
記のような優れた特性のキャリアを、簡単な手段で確実
に製造することができる静電像現像用キャリアの製造方
法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の目
的を達成すべく鋭意検討を重ねた結果、フッ素化アルキ
ルアクリレート系の重合体よりなる樹脂微粒子を作製す
る際において、特定の界面活性剤の存在下で乳化重合を
行い、かつ、得られた樹脂微粒子中に残留する界面活性
剤の量を一定の範囲に規定することにより、芯材粒子表
面と樹脂被覆層との密着性および成膜性に優れ、十分な
摩擦帯電付与性を有するキャリアが得られることを見出
し、斯かる知見に基いて本発明を完成した。
【0008】すなわち、本発明の静電像現像用キャリア
は、磁性体粒子よりなる芯材粒子の表面に樹脂被覆層が
形成されてなる樹脂被覆キャリアであって、前記樹脂被
覆層が樹脂微粒子を用いた乾式法により形成され、当該
樹脂微粒子は、アルキルベンゼンスルホン酸化合物を含
む界面活性剤の存在下に乳化重合して得られる、フッ素
化アクリレート系の単独重合体もしくは共重合体(以下
「フッ素化アクリレート系(共)重合体」ともいう)よ
りなり、前記樹脂微粒子中における前記界面活性剤の残
留量が60〜10000ppmの範囲にあることを特徴
とする。
【0009】また、50〜500nmの一次粒径を有
し、かつ、BET比表面積が10〜120m2 /gであ
る樹脂微粒子を用いた乾式法により、樹脂被覆層が形成
されていることが好ましい。
【0010】本発明の静電像現像用キャリアの製造方法
は、上記のキャリアの製造方法において、芯材粒子と樹
脂微粒子とを回転翼型混合機に投入し、当該回転翼型混
合機における攪拌翼の周速が4〜12m/秒となる強度
で混合攪拌して樹脂被覆層を形成することを特徴とす
る。
【0011】
【作用】
(1)樹脂被覆層の形成に用いる樹脂微粒子が、特定の
界面活性剤の存在下に乳化重合して得られるフッ素化ア
クリレート系(共)重合体よりなり、かつ、当該樹脂微
粒子中に残留する界面活性剤の量が一定の範囲に規定さ
れていることにより、後述する実施例の結果からも明ら
かなように、樹脂微粒子の一次粒径およびBET比表面
積が、樹脂被覆層の形成に好適な範囲に制御され、芯材
粒子表面と樹脂被覆層との密着性および成膜性が格段に
向上し、さらに十分な摩擦帯電付与性が発現される。 (2)回転翼型混合機における攪拌翼の周速(攪拌強
度)を一定の範囲に規定することにより、芯材粒子と樹
脂被覆層との密着性が向上し、上記のキャリアを好適に
製造することができる。
【0012】以下本発明について詳細に説明する。 <キャリアの構成>本発明のキャリアは、芯材粒子の表
面に樹脂被覆層が形成されてなる樹脂被覆キャリアであ
る。キャリアの芯材粒子としては磁性体粒子が用いられ
る。磁性体粒子の材料としては、例えば鉄、フェライ
ト、マグネタイト等のように磁場によってその方向に強
く磁化する物質を用いることができる。ここで、フェラ
イトとは、鉄を含有する磁性酸化物の総称であり、MO
・Fe2 3 の化学式で示されるスピネル型フェライト
に限定されない。なお、上記化学式において、Mは2価
の金属を表し、具体的には、ニッケル、銅、亜鉛、マン
ガン、マグネシウム、リチウム等を表す。また、芯材粒
子の大きさは、トナーへの摩擦帯電付与性、感光体への
キャリア付着等を考慮すると、重量平均粒径が20〜2
00μm、特に30〜120μmの範囲が好ましい。キ
ャリアの重量平均粒径は、リード・アンド・ノースラッ
プ(LEEDS&NORTHRUP)社製の「マイクロ
トラック(TYPE 7981−OX)」を用いて乾式
で測定された値である。一方、樹脂被覆層は、樹脂微粒
子を用いた乾式法により芯材粒子の表面に形成される。
【0013】<樹脂微粒子の材料>本発明に用いられる
樹脂微粒子は、フッ素化アクリレート系の単独重合体も
しくは共重合体よりなるものである。
【0014】ここで、フッ素化アクリレート系の単独重
合体とは、フッ素化アクリレート繰り返し単位(以下
「F−Ac繰り返し単位」ともいう)のみにより構成さ
れた重合体をいい、フッ素化アクリレート系の共重合体
とは、前記F−Ac繰り返し単位と、他の繰り返し単位
とにより構成された共重合体をいう。
【0015】フッ素化アクリレート系の単独重合体およ
び共重合体を構成するF−Ac繰り返し単位としては、
下記化1で示される単位を挙げることができる。
【0016】
【化1】 (化1中、R1 は水素原子またはメチル基を表わし、R
2 は、少なくとも一の水素原子がフッ素原子で置換され
たアルキル基を含むアルコール化合物の水酸基の水素が
離脱した残基である。)
【0017】上記化1において、R2 で表される残基を
形成し得るアルコール化合物の具体例としては、炭素数
1〜18パーフルオロアルコール、「CF2 X(C
2 n CH2 OH」(但し、nは0もしくは1〜16
の整数であり、Xは水素原子もしくはフッ素原子を表
す。)で示される1,1−ジヒドロパーフルオロアルコ
ールもしくはトリヒドロパーフルオロアルコール、「C
3 (CF2 n (CH2 CH2 )(CF2 m OH」
(但し、nは0もしくは1〜15の整数であり、mは0
もしくは1である。)で示されるテトラヒドロパーフル
オロアルコール、その他のフルオロアルコール、フルオ
ロアセチルアルコール、N−フルオロアルキルスルホニ
ル−N−アルキルアミノアルコールなどを挙げることが
でき、これらの各アルコールの具体例としては、例え
ば、特開昭64−33562号公報に例示されているも
のを挙げることができる。
【0018】上記化1で示されるF−Ac繰り返し単位
において、R2 で表される残基のうち好ましいものとし
ては、 「−O(CH2 n m 2m+1」(n:1〜8の整数,
m:1〜19の整数) 「−O(CH2 p (CF2 q H」(p:1〜8の整
数,q:1〜19の整数) を挙げることができ、特に好ましいものとして、『−O
CH2 CF3 』、『−OCH2 (CF2 2 H』および
『−OCH2 CF2 CF3 』を挙げることができる。
【0019】フッ素化アクリレート系の共重合体は、前
記F−Ac繰り返し単位と、他の繰り返し単位とにより
構成される。当該他の繰り返し単位としては、脂肪族オ
レフィン、ハロゲン化脂肪族オレフィン、共役ジエン系
脂肪族ジオレフィン、芳香族ビニル系化合物、含窒素ビ
ニル系化合物、(メタ)アクリル酸アルキルエステル等
のモノマーから誘導される繰り返し単位を挙げることが
でき、これらは、二種以上を組み合わせてフッ素化アク
リレート系の共重合体を構成していてもよい。他の繰り
返し単位を導入するために用いられる上記モノマーの具
体例としては、例えば特開昭64−33562号公報に
例示されているモノマーを挙げることができ、これらの
モノマーのうち、帯電量の制御および成膜性の観点か
ら、スチレン、メチルスチレン、(メタ)アクリル酸ア
ルキルエステルが特に好ましい。
【0020】なお、フッ素化アクリレート系の共重合体
において、F−Ac繰り返し単位の含有率は50重量%
以上であることが必要であり、更に好ましくは55重量
%以上である。F−Ac繰り返し単位の含有率が50重
量%以上であれば、トナーの初期帯電量を通常10〜4
0μC/gの範囲内にすることができ、また、繰り返し
使用によってもこの帯電量が低下することが少なくな
り、鮮明な顕像を当初から継続して形成することがで
き、現像剤としての耐久性の向上を図ることができる。
この含有率が50重量%未満であると、得られるキャリ
アの帯電付与性が変動し、トナー粒子を好適に帯電させ
ることができず、更に、トナー飛散、カブリ等を増大さ
せるおそれがある。
【0021】<樹脂微粒子の作製>本発明のキャリアの
第1の特徴点は、樹脂微粒子が、アルキルベンゼンスル
ホン酸化合物を含む界面活性剤の存在下に乳化重合して
作製されることにある。界面活性剤としてアルキルベン
ゼンスルホン酸化合物を用いることにより、作製される
樹脂微粒子において、その一次粒径およびBET比表面
積が、樹脂被覆層の形成に好適な範囲に制御される。
【0022】アルキルベンゼンスルホン酸化合物として
は、例えば下記化2の(イ)で示されるアルキルベンゼ
ンジスルホン酸塩、下記化2の(ロ)で示されるアルキ
ルベンゼンモノスルホン酸塩などを挙げることができ、
これらのうち、アルキルベンゼンジスルホン酸塩が好ま
しい。
【0023】
【化2】 (化2中、Mは金属を表し、nは12〜22の整数、好
ましくは15〜19の整数である。)
【0024】なお、本発明においては、上記のアルキル
ベンゼンスルホン酸化合物を必須の界面活性剤として用
いるが、アルキルベンゼンスルホン酸化合物とともに、
他の種類の界面活性剤を用いることができる。併用され
る界面活性剤としては、特に限定されず、従来公知のも
のを挙げることができる。ただし、併用する場合には、
乳化重合時に使用する全界面活性剤のうち50重量%以
上がアルキルベンゼンスルホン酸化合物であることが好
ましい。
【0025】<樹脂微粒子の粒径>樹脂微粒子の一次粒
径は50〜500nmであることが好ましい。一次粒径
が小さければ成膜性は向上するが、残留する界面活性剤
を好適な範囲まで除去しきれないため芯材粒子表面と樹
脂被覆層との密着性に劣るものとなる。一次粒径が過大
であると成膜性に劣るものとなる。ここで、「一次粒
径」とは、乳化重合後におけるミセル中に存在する微粒
子の粒径をいう。
【0026】また、樹脂微粒子のBET比表面積は10
〜120m2 /gであることが好ましい。この範囲内で
あれば、芯材粒子との混合時において、樹脂微粒子が一
次粒子まで容易に解砕されて成膜性が向上し、均一な樹
脂被覆層を形成することができる。BET比表面積が過
小であると、芯材粒子との混合性が低下し、均一な樹脂
被覆層を形成することができない。一方、BET比表面
積が過大であると、当該樹脂微粒子の表面に吸着された
水分により、得られるキャリアの帯電付与性が低下する
傾向がある。
【0027】乳化重合により得られた樹脂微粒子は、乾
燥後において凝集体を形成する。斯かる凝集体の粒径と
しては、芯材粒子との混合性および成膜性等の観点から
1〜50μmであることが好ましい。
【0028】<界面活性剤の残留量>本発明のキャリア
の第2の特徴点は、樹脂微粒子中における前記界面活性
剤の残留量が60〜10000ppmの範囲に規定され
ていることにある。本発明者らが検討したところ、アル
キルベンゼンスルホン酸化合物を含む界面活性剤を用い
ることのみでは、本発明の目的を十分に達成することが
できないことが確認された。すなわち、樹脂微粒子中に
おける界面活性剤の残留量の範囲を規定することによっ
て、芯材粒子表面と樹脂被覆層との密着性の向上効果、
成膜性の向上効果が得られ、十分な摩擦帯電付与性を有
する静電像現像用キャリアを得ることができる。樹脂微
粒子中における界面活性剤の残留量が、60ppm未満
である場合および10000ppmを超える場合のいず
れにおいても、形成される樹脂被覆層と芯材粒子との密
着性が十分なものとならず、また、十分な帯電付与性を
有するキャリアを得ることができない。
【0029】ここに、界面活性剤の残留量の調整は、例
えば、乳化重合時における界面活性剤の使用量および樹
脂微粒子の洗浄の条件を考慮することにより行うことが
できる。
【0030】<樹脂被覆層の形成>本発明のキャリアを
構成する樹脂被覆層は、上記の樹脂微粒子を用いた乾式
法により形成される。ここで、「乾式法」とは、被覆液
を使用せずに、樹脂微粒子と芯材粒子とを混合撹拌して
これに機械的衝撃力を繰り返して付与することにより芯
材粒子の表面に樹脂被覆層を形成していく方法である。
好ましい乾式法の一例を示せば、芯材粒子と、樹脂微粒
子とを、例えば通常の混合撹拌装置等により混合撹拌し
て均一に混合し、得られた混合物を例えば通常の回転翼
型混合攪拌装置を改良した装置等に入れて、この混合物
に例えば5〜40分間にわたり機械的衝撃力を繰り返し
て付与することにより、芯材粒子の表面に樹脂被覆層を
形成する。さらに好ましくは、常温で5〜15分間混合
攪拌したのち、混合物の温度が樹脂微粒子のガラス転移
点Tgに対し(Tg−15)℃〜(Tg+15)の範囲
で攪拌し樹脂被覆層を形成する。ここで、樹脂微粒子の
配合量は、キャリアの抵抗率を調整する観点から芯材粒
子に対して0.3〜10重量%の範囲であることが好ま
しく、さらに好ましくは0.5〜5重量%の範囲であ
る。
【0031】図1は本発明のキャリアの製造に使用する
ことができる水平回転翼型混合機の一例を示し、混合撹
拌槽10の上蓋11には、投入弁13が設置された原料
投入口12と、フィルター14と、点検口15が設けら
れている。投入弁13を経て原料投入口12から投入さ
れたキャリア原料は、モーター22により駆動される水
平方向回転体18の回転翼18a,18b,18cによ
り撹拌され、これにより機械的衝撃力が付与される。こ
の水平方向回転体18は、図2に示すように、矢印方向
に回転される中心部18dと、この中心部18dに関し
て対象的な位置に設けられた3つの回転翼18a,18
b,18cとを備えてなり、これらの回転翼は、図3お
よび図4にも示すように、混合撹拌槽10の底部10a
から斜め上方に角度θで立ち上がる斜面を有している。
従って、投入されたキャリア原料はこれらの回転翼によ
り上方へかき上げられる。かき上げられたキャリア原料
は、混合撹拌槽10の傾斜した上部内壁または下部内壁
に衝突し、水平方向回転体18の回転翼18a,18
b,18cの回転範囲に落下する。一方、水平方向回転
体18の上部には垂直方向回転体19が設けられてい
て、この垂直方向回転体19は2枚の回転翼よりなり、
上下方向に回転して混合撹拌槽10の内壁にはねかえさ
れたキャリア原料と衝突する。この垂直方向回転体19
は、キャリア原料の撹拌を促進し、その凝集を防止する
役割を果たす。このようにしてキャリア原料は、水平方
向回転体18、垂直方向回転体19、混合撹拌槽10の
内壁との衝突、あるいはキャリア原料同士の衝突を繰り
返し、これにより機械的衝撃力が付与されて、樹脂微粒
子が、芯材粒子の表面上に展延されて固着され、これら
により樹脂被覆層が形成される。このようにして得られ
た樹脂被覆キャリアは、排出弁21を開き、製品排出口
20より取り出される。ジャケット17は、例えばキャ
リア原料の撹拌時には加熱手段として機能し、キャリア
原料の撹拌終了後には冷却手段として機能するものであ
り、このジャケット17により混合撹拌槽10の外壁が
ほぼ3/4の高さすなわち垂直方向回転体19が取り付
けられている高さまで覆われている。品温は、品温計1
6によって測定される。なお、垂直方向回転体19は必
要に応じて設けられるものであり、水平方向回転体18
のみを設けるようにしてもよい。
【0032】<攪拌翼の周速>本発明のキャリアの製造
方法の特徴とするところは、芯材粒子と樹脂微粒子と
を、上記のような回転翼型混合機に投入し、当該回転翼
型混合機における攪拌翼の周速が4〜12m/秒となる
強度、好ましくは6〜10m/秒となる強度で混合攪拌
して樹脂被覆層を形成する点にある。回転翼型混合機に
おける攪拌翼の周速(攪拌強度)を一定の範囲に規定す
ることにより、芯材粒子と樹脂被覆層との密着性が向上
し、本発明のキャリアを好適に製造することができる。
攪拌翼の周速が4m/秒未満では、芯材粒子と樹脂被覆
層との密着性を向上させることが困難であり、一方、1
2m/秒を超えると、芯材粒子の破壊を招きやすく、破
壊された芯材粒子の破片が樹脂被覆層の表面に付着し
て、得られるキャリアの帯電付与性を阻害するおそれが
ある。
【0033】本発明のキャリアは、トナーと混合されて
二成分現像剤が構成されるが、その混合割合としてはト
ナー濃度が1〜10重量%となる範囲が好ましい。ま
た、トナーとしては特に限定されず、従来公知のトナー
を用いることができる。
【0034】
【実施例】以下、本発明の実施例を比較例と共に説明す
るが、本発明はこれらの態様に限定されるものではな
い。なお、以下において「部」は「重量部」を表す。
【0035】<樹脂微粒子の作製例> 樹脂微粒子A 下記化3で示されるアルキルベンゼンジスルホン酸ナ
トリウムよりなる界面活性剤の存在下で、1,1,1−
トリフルオロエチルメタクリレートの乳化重合を行っ
た。得られたフッ素化メタアクリレート系重合体の乳化
液から、限外濾過装置によって当該重合体を洗浄し、次
いで、スプレードライヤーで乾燥して樹脂微粒子Aを得
た。
【0036】得られた樹脂微粒子Aについて、一次粒
径、BET比表面積および界面活性剤の残留量の測定を
行った。これらの測定方法を以下に示す。
【0037】〔一次粒径〕乳化重合完了時の乳化液を、
粒度分布測定装置「LPA−3000」(大塚電子社
製)で測定した。
【0038】〔BET比表面積〕BET比表面積測定装
置「FlowSorb II 2300」(島津製作所社
製)を用いて測定した。
【0039】〔界面活性剤の残留量〕樹脂微粒子Aを正
確に秤量し、この樹脂微粒子Aをメチルエチルケトンに
溶解し、この溶液にメタノールを加えて樹脂分を沈殿さ
せ、上澄み液を採り濃縮して試験液とした。この試験液
を以下の条件で高速液体クロマトグラフィーで定量し
た。 カラム:TSK−GEL LS−410 ODS 5μ
m 検出器:示差屈折計 溶離液:アセトニトリル−0.05モル/l NaCl
溶液(50/50) 流速:1.5ml/分 以上の結果を表1に示す。
【0040】樹脂微粒子B〜Dおよび樹脂微粒子e〜j 下記表1に示す界面活性剤を用いて、樹脂微粒子Aの作
製例と同様にして、樹脂微粒子B〜D(本発明用)およ
び樹脂微粒子e〜j(比較用)を作製し、得られた樹脂
微粒子の各々について、一次粒径、BET比表面積およ
び界面活性剤の残留量の測定を行った。結果を表1に示
す。なお、樹脂微粒子eおよび樹脂微粒子fについて
は、乳化重合時の界面活性剤の使用量および洗浄の回数
を変えることにより、樹脂微粒子中における界面活性剤
の残留量を調整した。また、樹脂微粒子g〜jについて
は、高速液体クロマトグラフィーの充填剤、検出方法、
溶離液をそれぞれ選択して界面活性剤の残留量を測定し
た。
【0041】
【表1】
【0042】
【化3】
【0043】<実施例1> 芯材粒子 …100部 (平均粒径80μmのフェライ
ト粒子) 樹脂微粒子A… 2部 以上のキャリア原料を、水平回転翼型混合機に投入し、
水平回転翼の周速が8m/秒となる条件で、22℃で1
0分間混合撹拌した後、90℃に加熱し40分間撹拌し
て本発明のキャリアを製造した。
【0044】<実施例2〜4>樹脂微粒子Aに代えて、
樹脂微粒子B〜Dをそれぞれ用いたこと以外は実施例1
と同様にして本発明のキャリアを製造した。
【0045】<比較例1>樹脂微粒子Aに代えて樹脂微
粒子eを用いたこと以外は実施例1と同様にして比較キ
ャリアを製造した。
【0046】<比較例2〜6>樹脂微粒子Aに代えて、
樹脂微粒子f〜jをそれぞれ用いたこと以外は実施例1
と同様にして比較キャリアを製造した。なお、これらの
比較キャリアは、芯材粒子表面への樹脂微粒子の付着・
展延が不十分であり、遊離した樹脂微粒子が多く認めら
れた。
【0047】<評価>以上のようにして得られた本発明
のキャリアおよび比較キャリアにおいて、下記の項目に
ついて評価した。
【0048】(1)密着性試験(芯材粒子と樹脂被覆層
との密着性) キャリア4gと、界面活性剤と、分散媒である水とを5
0ccのビーカーに入れ、出力150Wの超音波ホモジ
ナイザーに30秒間かけた後、走査型電子顕微鏡でキャ
リアを観察し、芯材粒子と樹脂被覆層の剥離が認められ
るものを「×」、剥離が認められないものを「○」とし
た。
【0049】(2)トナーの帯電量 公知のブローオフ法により、350メッシュのメッシュ
スクリーンを用い、ブロー圧:0.2kg/cm2 、ブ
ロー時間:6秒間の条件で行った。
【0050】(3)カブリ濃度 上記実施例および比較例で製造した各キャリアと、電子
写真複写機「U−bix1017」用トナーとを、トナ
ー濃度が5重量%となる割合で混合して各二成分系現像
剤を調製した。以上の二成分系現像剤をそれぞれ用い
て、電子写真複写機「U−bix4045」(コニカ
(株)製)により複写画像を形成する実写テストを行
い、白地濃度に対する相対濃度が0.005未満である
ものを「○」、0.006〜0.01であるものを
「△」、0.01を超えるものを「×」とした。なお、
濃度はサクラデンシトメーターを用いて測定した。
【0051】(4)トナー飛散 上記(3)と同様にして調製した二成分系現像剤をそれ
ぞれ用いて、電子写真複写機「U−bix4045」
(コニカ(株)製)により5万枚の複写画像を形成した
後、機内の汚染状態を観察した。トナーによる汚染状態
が著しいものを「×」、実用上問題のない程度であるも
のを「○」とした。以上の評価結果を表2に示す。
【0052】
【表2】
【0053】以上の結果から理解されるように、本発明
のキャリアは、芯材粒子と樹脂被覆層との密着性に優
れ、トナーを十分に摩擦帯電させることができる。そし
て、本発明のキャリアを用いた二成分現像剤によれば、
カブリやトナー飛散が発生することもない。従って、本
発明のキャリアは、比較例のキャリアよりも格段に優れ
ていることが明らかである。
【0054】
【発明の効果】本発明のキャリアは、芯材粒子表面と樹
脂被覆層との密着性、成膜性に優れ、十分な摩擦帯電付
与性を有するものである。従って、本発明のキャリアを
用いた二成分現像剤によれば、トナーを十分かつ確実に
摩擦帯電させることができ、カブリやトナー飛散が発生
することもない。
【0055】本発明のキャリアの製造方法によれば、芯
材粒子表面と樹脂被覆層との密着性に優れたキャリア
を、簡単な手段で確実に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のキャリアの製造に使用することができ
る水平回転翼型混合機の概略図である。
【図2】水平方向回転体の平面図である。
【図3】水平方向回転体の正面図である。
【図4】水平方向回転体の拡大正面図である。
【符号の説明】
10 混合撹拌層 10a 底部 11 上蓋 12 原料投入口 13 投入弁 14 フィルター 15 点検口 16 品温計 17 ジャケット 18 水平方向回
転体 18a, 18b, 18c 回転翼 18d 中心部 19 垂直方向回
転体 20 製品排出口 21 排出弁 22 モーター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−198947(JP,A) 特開 平4−84145(JP,A) 特開 昭63−235964(JP,A) 特開 昭57−150854(JP,A) 特開 昭62−39877(JP,A) 特開 昭63−235964(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 9/10

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性体粒子よりなる芯材粒子の表面に樹
    脂被覆層が形成されてなる樹脂被覆キャリアであって、 前記樹脂被覆層が樹脂微粒子を用いた乾式法により形成
    され、 当該樹脂微粒子は、アルキルベンゼンスルホン酸化合物
    を含む界面活性剤の存在下に乳化重合して得られる、フ
    ッ素化アクリレート系の単独重合体もしくは共重合体よ
    りなり、 前記樹脂微粒子中における前記界面活性剤の残留量が6
    0〜10000ppmの範囲にあることを特徴とする静
    電像現像用キャリア。
  2. 【請求項2】 50〜500nmの一次粒径を有し、か
    つ、BET比表面積が10〜120m2 /gである樹脂
    微粒子を用いた乾式法により、樹脂被覆層が形成されて
    いることを特徴とする請求項1に記載の静電像現像用キ
    ャリア。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の静電像
    現像用キャリアの製造方法において、 芯材粒子と樹脂微粒子とを回転翼型混合機に投入し、当
    該回転翼型混合機における攪拌翼の周速が4〜12m/
    秒となる強度で混合攪拌して樹脂被覆層を形成すること
    を特徴とする静電像現像用キャリアの製造方法。
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