JP3169932B2 - サーマルヘッド駆動用集積回路 - Google Patents

サーマルヘッド駆動用集積回路

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JP3169932B2
JP3169932B2 JP6803399A JP6803399A JP3169932B2 JP 3169932 B2 JP3169932 B2 JP 3169932B2 JP 6803399 A JP6803399 A JP 6803399A JP 6803399 A JP6803399 A JP 6803399A JP 3169932 B2 JP3169932 B2 JP 3169932B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータ信号を入力し
発熱抵抗体の通電を制御するサーマルヘッド駆動用集積
回路(IC)に関する。
【0002】
【従来の技術】図11を参照して、従来のサーマルヘッ
ド駆動用ICの一例を簡単に説明する。この様なサーマ
ルヘッド駆動用集積回路は例えば特開平3−53950
号公報に開示されている。図示する様に、サーマルヘッ
ド駆動用IC0は複数の発熱抵抗体1の通電を制御する
ものであり、各発熱抵抗体1に接続する出力端子DO1
〜DO64を備えている。従って、この例は64個の発
熱抵抗体1を一度に駆動することができる。各発熱抵抗
体1の一端は共通に接続されており、通電用の電源電圧
(例えば24V)が印加される。各発熱抵抗体1の他端
は出力端子を介して駆動トランジスタ2に接続されてい
る。駆動トランジスタ2はドライバを構成しており、こ
の例ではNチャネル型のMOSトランジスタからなる。
各駆動トランジスタ2はオープンドレイン出力となって
おり、ソースは全て接地電位VSSに接続されている。
各駆動トランジスタ2のゲートにはAND回路3の出力
端子が接続されている。4は1ライン分のデータを順次
記憶するシフトレジスタであり、D−FFの直列接続か
らなる。シフトレジスタ4はバッファ8を介してデータ
入力端子SIに接続されている。又、シフトレジスタ4
の最終段はバッファ8を介してデータ出力端子SOに接
続されている。加えて、シフトレジスタ4の各段のD−
FFにはバッファ8を介して制御端子CLKからクロッ
ク信号が供給される。5はシフトレジスタ4のデータを
一斉に取り込むラッチ回路であり、バッファ8を介して
制御端子LCHからラッチ信号が供給される。ラッチ回
路5の各段出力は対応するAND回路3の一方の入力端
子に接続されている。各AND回路3の他方の入力端子
はインバータ7の出力端子に共通接続されている。イン
バータ7の入力端子は制御端子STBを介してストロー
ブ信号が印加される。なお、このサーマルヘッド駆動用
IC0には電源電圧VDDが供給される。インバータ7
の入力端子はプルアップ抵抗を介してVDDに接続され
ている。
【0003】シフトレジスタ4は制御端子CLKに印加
されるクロック信号の立ち上がりで、データ入力端子S
Iに入力されたデータ信号を読み込む。ラッチ回路5は
制御端子LCHがLレベルの時、シフトレジスタ4の各
段に記憶されていたデータを一括して取り込む。制御端
子LCHがHレベルの時は直前に取り込んだデータをそ
のまま保持する。ラッチ回路5に取り込まれたデータは
制御端子STBがLレベルの時、AND回路3を介して
対応する駆動トランジスタ2に出力される。すなわち、
制御端子STBがLレベルで、ラッチ回路5から出力さ
れたデータがHレベルの時駆動トランジスタ2がオンに
なり、対応する発熱抵抗体1が通電される。逆に、制御
端子STBがLレベルで、データがLレベルの時駆動ト
ランジスタ2はオフになる。制御端子STBをHレベル
にすると、ラッチ回路5の出力にかかわらず、全ての駆
動トランジスタ2はオフになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】例えば、A4の用紙に
ライン順次で印字を行なう場合、1728個の発熱抵抗
体1を一例に並べる。これら1728ドット分の発熱抵
抗体を駆動する為には、64個のドライバ出力端子を有
するサーマルヘッド駆動用IC0を27個一列に回路基
板上に実装する必要がある。このサーマルヘッド駆動用
ICの個数をほぼ半減する為に、例えば図3に示す様に
シフトレジスタ41及び42を二段直列に内蔵したサー
マルヘッド駆動用IC0が開発されている。各シフトレ
ジスタ41,42は64個の出力段を有しており、IC
0は全体として64×2=128個のドライバ出力端子
を有する。これにより、図11に示したICより実装個
数を半分にすることができる。前段のシフトレジスタ4
1はデータ入力端子SI1とデータ出力端子SO1を備
え、後段のシフトレジスタ42もデータ入力端子SI2
とデータ出力端子SO2を備えている。従って、ICの
動作自体は、図に示したICと同様となり、両シフトレ
ジスタ41,42を並列使用することで、64個一組の
データを各シフトレジスタ41,42にそれぞれ同時に
書き込むことができる。
【0005】一方、図3に示したICでは、特に高速印
字を要しない場合、前段のシフトレジスタ41の出力端
子SO1と後段のシフトレジスタ42の入力端子SI2
をワイヤボンディングなどで共通接続することで両シフ
トレジスタ41,42を直列使用することもできる。こ
の場合には、端子SI1からデータが入力され、128
個分が順次シフトレジスタ41及び42の直列接続に書
き込まれる。この様にすると、一列に並んだICに対す
る合計の入力データ数(データの入力ライン数)が半減
できる。しかし、中間の出入力端子SO1,SI2をワ
イヤボンディングなどで接続しなければならない為コス
ト的に不利になる。又、ワイヤボンディングの部分に寄
生容量Cpが生じる為、シフトレジスタ41,42間に
おけるデータ転送速度が遅くなってしまうことが避けら
れない。
【0006】そこで、前段のシフトレジスタ41の出力
端子SO1と、後段のシフトレジスタ42の入力端子S
I2とを内部的に接続・切断するスイッチ回路を設ける
ことで、寄生容量の発生を防止しつつ両シフトレジスタ
41,42を直列使用と並列使用を切り換えることも考
えられる。このようなスイッチ回路を設けて直列使用と
並列使用を切り換えて使用する場合、出力端子SO1と
入力端子SI2とを設けると、入出力パッド数が増えて
ICチップが大型化すると共に、ボンディング数が増え
てしまう。しかし、両シフトレジスタ41,42を接続
して直列使用する場合には、前段のシフトレジスタ41
の出力端子SO1及び後段シフトレジスタ42の入力端
子SI2は使用されない。また、両シフトレジスタ4
1,42を切り離して並列使用する場合、後段シフトレ
ジスタ42の入力端子SI2は使用されるが、前段シフ
トレジスタ41の出力端子SO1は必ずしも使用されな
い。さらに、両シフトレジスタ41,42が正常に動作
しているか否かを個別にテストする場合があり、この場
合にはシフトレジスタ41の出力端子SO1及びシフト
レジスタ42の入力端子SI2が使用されるが、両シフ
トレジスタ41,42を個別にテストすることが可能で
あり、必ずしも出力端子SO1と入力端子SI2とを同
時に使用する必要がない。すなわち、両シフトレジスタ
41,42を1つの半導体チップに実装する場合には、
前段シフトレジスタ41の出力端子SO1のパッドと後
段シフトレジスタ42の入力端子SI2のパッドとを共
通化し、いずれか一方用のパッドとして切り換えながら
使用することが可能である。
【0007】また、両シフトレジスタ41,42の間に
スイッチ回路を設けて直列使用をする場合、使用しない
後段シフトレジスタ42の入力端子SI2は、フローテ
ィング(貫通電流の発生)を防止するために、電源VD
Dまたは接地電位VSSに接続する(ハイ又はロウに固
定する)必要がある。そして、出力端子SO1と入力端
子SI2のパッドを共通使用する場合も同様にフローテ
ィングを防止する構成にする必要がある。
【0008】また、図11に示されるように、入力端子
SIと出力端子SOはバッファ8を介してシフトレジス
タ4と接続されているが、通常、出力を大きくするため
に接続されるバッファ回路8は、徐々に出力を大きくす
るためのゲート郡として複数段のインバータやバッファ
を直列に接続している。このため各段で消費される電力
が増大していた。特に、両シフトレジスタ41,42の
間にスイッチ回路を設けて直列使用をする場合には、使
用されない出力端子SO1とSI2に接続されるバッフ
ァ8の消費電力が無駄になる。
【0009】さらに、同一構成のシフトレジスタ41,
42を1つの半導体チップに実装する場合、両シフトレ
ジスタを互いに隣り合わせることでD−FFを連続配置
することが素子配列の効率から一般的に考え得る配置で
ある。従って、両シフトレジスタ41,42の接続と分
離を行うスイッチ回路を更に半導体チップに実装する場
合、連続配置した両シフトレジスタ41,42の端部側
に配置することが一般に考えられる。しかし、スイッチ
回路を端部に配置すると、両シフトレジスタ41,42
を直列に接続した場合の両者間の配線距離が長くなりシ
フトレジスタ間のデータ転送速度が遅くなってしまう。
また、スイッチ回路の端部配置位置に伴い出力端子SO
1や入力端子SI2も端部に配置すると、前段シフトレ
ジスタ41の入力端子SI1の配線距離に比べて、後段
シフトレジスタ42の入力端子SI2の配線距離が長く
なり、セットアップタイムstuや、ホールドタイムt
h等の信号のタイミングが両シフトレジスタで異なる可
能性がある。
【0010】
【課題を解決する為の手段】上述した従来の技術の課題
を解決する為に以下の手段を講じた。即ち、本発明に係
るサーマルヘッド駆動用集積回路は基本的にデータ信号
に応じて発熱抵抗体の通電を制御するものである。本サ
ーマルヘッド駆動用集積回路は、シリアルに供給される
データ信号を順次転送して格納するシフトレジスタを少
くとも前後二段直列に配するとともに、格納されたデー
タ信号を一括に読み出して複数の発熱抵抗体を駆動する
ドライバを備えている。本サーマルヘッド駆動用集積回
路は、前段のシフトレジスタに対するデータ信号の入力
端子及び出力端子と、後段のシフトレジスタに対するデ
ータ信号の入力端子及び出力端子と、前段のシフトレジ
スタの出力端子と後段のシフトレジスタの入力端子との
間に介在するスイッチ手段とを有する。特徴事項とし
て、該スイッチ手段は前後二段直列に配されたシフトレ
ジスタの接続と分離を選択可能である。
【0011】好ましくは、前記シフトレジスタ、ドライ
バ及びスイッチ手段は長尺形状の半導体チップに集積形
成されている。この場合、外部の各発熱抵抗体に接続す
るドライバ側の出力端子は半導体チップの一方の長辺側
に沿って配列している。又、データ信号の入力端子及び
出力端子と電源端子及び接地端子とその他の制御端子と
は半導体チップの他方の長辺側に沿って配列している。
好ましくはドライバ側の出力端子は千鳥状に配されてい
る。又、接地端子は半導体チップの中央に沿って一列に
配されている。
【0012】比較的高速な印字動作が必要な場合には、
上記スイッチ手段により前段シフトレジスタと後段シフ
トレジスタを分離し、それぞれにデータ信号を同時に入
力する。これにより、データ信号の転送効率が改善す
る。一方、比較的低速な印字動作でよい場合には、上記
スイッチ手段により前段シフトレジスタと後段シフトレ
ジスタを直列接続する。これにより、サーマルヘッド全
体から見て、データ信号の入力系統を半減化できる。加
えて、スイッチ手段は内部的に前段シフトレジスタと後
段シフトレジスタを接続する為、データ転送速度に悪影
響を与える寄生容量を抑制でき、且つ従来ワイヤボンデ
ィングに要していた工数を削減可能である。
【0013】また、本発明に係るサーマルヘッド駆動用
集積回路は、データ信号に応じて発熱抵抗体の通電を制
御するものであり、シリアルに供給されるデータ信号を
順次転送して格納するシフトレジスタを少くとも前後二
段直列に配するとともに、格納されたデータ信号を一括
に読み出して複数の発熱抵抗体を駆動するドライバを備
えている。そして、前段のシフトレジスタに対するデー
タ信号の入力端子と、後段のシフトレジスタに対するデ
ータ信号の出力端子と、前段のシフトレジスタの出力部
と後段のシフトレジスタの入力部との間に介在し、前後
二段直列に配されたシフトレジスタの接続と分離を選択
するスイッチ手段とを備えている。さらに、本サーマル
ヘッド駆動用集積回路は、データ信号が出力又は入力さ
れる共通端子と、前段のシフトレジスタの出力部及び後
段のシフトレジスタの入力部のいずれか一方と共通端子
とを選択的に接続する選択手段とを備えている。好まし
くはスイッチ手段と選択手段は互いに連動し、スイッチ
手段が前段のシフトレジスタと後段のシフトレジスタと
を直列に接続する場合に、選択手段が前段のシフトレジ
スタの出力部と共通端子とを接続するように構成され
る。好ましくは、スイッチ手段及び選択手段が、トライ
ステートバッファ又はトライステートインバータにより
構成される。本発明によれば、前段シフトレジスタの出
力端子と、後段シフトレジスタの入力端子をそれぞれ別
々に設けずに1つの共通端子を選択手段により切り換え
ながら共通使用しているので、端子数を減らすことがで
き、半導体チップを小型化することができる。また、ボ
ンディング数も少なくなるため品質が向上する。
【0014】また、本発明に係るサーマルヘッド駆動用
集積回路は、データ信号に応じて発熱抵抗体の通電を制
御するもので、シリアルに供給されるデータ信号を順次
転送して格納する、1段又は前後直列に2段以上配され
たシフトレジスタと、シフトレジスタに格納されたデー
タ信号を一括に読み出して複数の発熱抵抗体を駆動する
ドライバと、各段のシフトレジスタに対するデータ信号
の入力端子及び出力端子とを備えている。特徴事項とし
て、入力端子及び出力端子のうち、使用されないことが
ある端子に接続されたバッファ回路を電源から切り離す
接離手段を備えている。好ましくは、接離手段が、トラ
イステートバッファ又はトライステートインバータによ
り構成される。本発明によれば、使用されない端子、例
えば2段のシフトレジスタを直列接続して使用する場合
の前段シフトレジスタの出力端子や後段シフトレジスタ
の入力端子に接続されたバッファ回路を電源から切り離
すことが可能であるため、不使用時における当該バッフ
ァの消費電流を抑制することができる。
【0015】また、本発明に係るサーマルヘッド駆動用
集積回路は、スイッチ手段、又はスイッチ手段と選択手
段を、前段のシフトレジスタと後段のシフトレジスタと
の間に配置する。スイッチ手段を両シフトレジスタの間
に配置することで、両シフトレジスタを直列に接続した
場合の配線距離を短くすることができ、両者間のデータ
転送速度の遅れが防止される。両シフトレジスタの中間
にスイッチ手段を配置することで後段シフトレジスタの
入力端子を後段シフトレジスタの近傍に配置することが
でき、両シフトレジスタの入力端子の配線距離をほぼ等
しくすることができる。また、選択手段も両シフトレジ
スタの間に配置することで、両シフトレジスタの入力端
子の配線距離をほぼ等しくすることができる。入力端子
の配線距離をほぼ等しくすることで、信号のタイミング
を等しくすることができ、サーマルヘッドの高速化に対
する特性が向上する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態を詳細に説明する。図1(A)は本実施形態に係
るサーマルヘッド駆動用集積回路の基本的な構成を示す
模式図である。本サーマルヘッド駆動用集積回路0は基
本的に、データ信号に応じて発熱抵抗体(図示せず)の
通電を制御する為に用いられる。本集積回路0はシリア
ルに供給されるデータ信号を順次転送して格納するシフ
トレジスタ41,42を少くとも前後二段直列に配して
いる。但し、個数は二個に限られるものではなく、三個
以上であっても良い。又、図11と同様に、各シフトレ
ジスタ41,42に格納されたデータ信号を一括に読み
出して複数の発熱抵抗体を駆動するドライバ(図示せ
ず)を備えている。前段のシフトレジスタ41はデータ
信号の入力端子SI1及び出力端子SO1を有する。
又、後段のシフトレジスタ42もデータ信号の入力端子
SI2及び出力端子SO2を有する。特徴事項として、
スイッチ手段を構成するスイッチ回路SWCが前段のシ
フトレジスタ41の出力端子SO1と後段のシフトレジ
スタ42の入力端子SI2との間に介在する。このスイ
ッチ回路SWCは前後二段直列に配されたシフトレジス
タ41,42の接続と分離を選択可能である。図1
(A)に示した例では、制御端子SWに外部から電位を
与えて、スイッチ回路SWCの接続と分離を制御する。
スイッチ回路SWCの具体的な構成例を図1(B)に示
しておく。この具体例では、制御端子SWがL(ロウ)
レベルの時、前段シフトレジスタ41の出力SOが後段
シフトレジスタ42の入力SIに接続される。すなわ
ち、前段シフトレジスタ41と後段シフトレジスタ42
は互いに直列接続される。一方、制御端子SWがH(ハ
イ)レベルの時、後段シフトレジスタ42に対する入力
端子SI2が後段シフトレジスタ42の入力SIに接続
される。この結果、前段シフトレジスタ41は後段シフ
トレジスタ42から分離される。
【0017】図2は、図1(A)に示したサーマルヘッ
ド駆動用集積回路0の動作状態を示す模式図である。図
2(A)はスイッチ回路SWCにより前段シフトレジス
タ41と後段シフトレジスタ42が直列接続された状態
を等価的に表わしている。この場合、サーマルヘッド駆
動用集積回路0には前段のシフトレジスタ41に対する
入力端子SI1からデータ信号が供給され、スイッチ回
路SWCを介して後段のシフトレジスタ42まで転送さ
れる。前段シフトレジスタ41の出力端子SO1と後段
シフトレジスタ42の入力端子SI2はスイッチ回路S
WCを介して内部的に接続されているので、特に寄生容
量は発生せず、データ転送速度に悪影響を及ぼさない。
又、ワイヤボンディングで外部的に接続する必要がなく
なるので、工数の削減にもつながる。
【0018】図2(B)はスイッチ回路SWCがオフの
状態を等価的に表わしており、前段シフトレジスタ41
と後段シフトレジスタ42は互いに分離している。この
場合、前段シフトレジスタ41には対応する入力端子S
I1からデータ信号が供給され、後段シフトレジスタ4
2にも同時に対応する入力端子SI2からデータ信号が
供給される。従って、図2(A)に示した接続モードに
比べ、図2(B)に示した分離モードではデータ転送効
率を2倍に上げることができ、転送時間が半分になるの
で特に高速印字が必要なビデオプリンタや画像用のサー
マルプリントヘッドに適している。
【0019】図4は、本実施形態に係るサーマルヘッド
駆動用集積回路の実施例を示すブロック図であり、理解
を容易にする為図11に示した従来のサーマルヘッド駆
動用集積回路と対応する部分には対応する参照番号を付
してある。図示する様に、本サーマルヘッド駆動用集積
回路0は半導体チップに集積形成されており、ドライバ
出力端子DO1〜DO128、電源端子VDD、接地端
子VSS、データ入力端子SI1,SI2、データ出力
端子SO1,SO2、各種の制御端子STB0,STB
1,STB2,STB3,LCH,CLK,SWを備え
ている。ドライバ出力端子DO1〜DO128には合計
128個の発熱抵抗体(図示せず)が接続される。各ド
ライバ出力端子には駆動トランジスタ2がオープンドレ
イン接続されている。各駆動トランジスタ2のゲートに
は一出力三入力のAND回路3が接続されている。1番
目〜64番目までのAND回路3の第1の入力端子はイ
ンバータ7を介して制御端子STB1に共通接続されて
いる。一方、65番目〜128番目までのAND回路3
の第1の入力端子はインバータ7を介して他の制御端子
STB2に共通接続されている。これら制御端子STB
1、STB2は電源電圧VDDにプルアップされてい
る。1番目〜128番目までのAND回路3の第3の入
力端子はバッファ8を介して半分ずつ制御端子STB0
とSTB3に接続されている。この制御端子STB0及
びSTB3は接地電圧VSSにプルダウンされている。
更に、1番目から128番目までの各AND回路3の第
2の入力端子は全てラッチ回路の対応する各ラッチ素子
LAに接続されている。なお、このラッチ回路はそれぞ
れ64個のラッチ素子LAからなる前段部のラッチ回路
51と後段部のラッチ回路52とに分かれている。両ラ
ッチ回路51,52はバッファ8を介して制御端子LC
Hに共通接続している。更に、本サーマルヘッド駆動用
集積回路0は前段のシフトレジスタ41と後段のシフト
レジスタ42を備えている。前段シフトレジスタ41は
D−FF(データ−フリップフロップ)を64段接続し
たものであり、データ入力端子SI1とデータ出力端子
SO1を備えている。後段シフトレジスタ42もD−F
Fを64段直列接続したものであり、データ入力端子S
I2とデータ出力端子SO2を備えている。なお、各D
−FFはバッファ8を介して制御端子CLKに共通接続
されている。前段シフトレジスタ41の出力部SOと後
段シフトレジスタ42の入力部SIとの間にスイッチ回
路SWCが介在している。スイッチ回路SWCとして
は、例えば、図1(B)に示したスイッチ回路が使用さ
れる。このスイッチ回路SWCの1の入力はバッファ8
及びプルアップ抵抗により制御端子SWに接続してい
る。スイッチ回路SWCの他の入力は、前段のシフトレ
ジスタ41の出力部SOに接続され、その接続途中にバ
ッファ8を介して出力端子SO1が接続されている。ス
イッチ回路SWCの更に他の入力は、バッファ8を介し
て入力端子SI2が接続されている。さらに、スイッチ
回路SWCの出力は後段のシフトレジスタ42の入力部
SIに接続されている。スイッチ回路SWC及び制御端
子SWを含めてスイッチ手段9を構成する。
【0020】このように前段シフトレジスタ41の出力
部SOと後段シフトレジスタの入力部SIとの間にスイ
ッチ回路を配置することで、入力端子SI1から前段シ
フトレジスタの入力部(最前段のD−FF)までの物理
的距離と、入力端子SI2からスイッチ回路SWCを介
して後段のシフトレジスタの入力部SI(最前段のD−
FF)までの配線距離(物理的距離)をほぼ同等にする
ことが可能になる。従って、スイッチ回路SWCで両シ
フトレジスタ41,42を切り離して並列使用する場合
に、両シフトレジスタ41,42への各入力信号のタイ
ミング(セットアップタイムtsu、ホールドタイムt
h等)を等しく設定することができる。従って、サーマ
ルヘッドの高速化に対する特性が向上する。なお、以上
の効果は入力端子SI1から前段シフトレジスタの入力
部までの物理的距離L1と、入力端子SI2からスイッ
チ回路SWCを介して後段のシフトレジスタの入力部S
Iまでの物理的距離L2とをほぼ同等にすることで得ら
れる効果である。従って、両シフトレジスタ41,42
を連続して配置して回路の製造効率を上げ、スイッチ回
路SWCと入力端子SI1とを、L1とL2とがほぼ同
等になる位置に配置するようにしてもよい。例えば、ス
イッチ回路SWCを後段シフトレジスタ42の更に後段
側に配置し、入力端子SI1を両シフトレジスタ41,
42のほぼ中間に配置するようにする。
【0021】引き続き、図4を参照して本サーマルヘッ
ド駆動用集積回路0の動作を説明する。制御端子SWが
Lレベルの時、前段シフトレジスタ41と後段シフトレ
ジスタ42はSWCを介して直列接続される。この場
合、シフトレジスタ41は制御端子CLKに印加される
クロック信号の立ち上がりエッジでデータ入力端子SI
1に入力されたデータを順次読み込み、128ドット分
後段シフトレジスタ42まで転送する。逆に、制御端子
SWがHレベル又はオープンの時、前段シフトレジスタ
41と後段シフトレジスタ42は互いに分離される。こ
の場合、前段シフトレジスタ41はクロック信号の立ち
上がりエッジでデータ入力端子SI1に入力されたデー
タを64ドット分読み込む。同時に、後段シフトレジス
タ42はデータ入力端子SI2に入力されたデータを6
4ドット分読み込む。ラッチ回路51,52は制御端子
LCHがLレベルの時、シフトレジスタ41,42のデ
ータを読み込み、制御端子LCHがHレベルの時は直前
のデータを保持する。ラッチ回路51,52に取り込ま
れた128ドット分のデータは、制御端子STB1及び
STB2がLレベルで且つ制御端子STB0及びSTB
3がHレベルの時に、AND回路3を介して各駆動トラ
ンジスタ2に出力される。AND回路3から出力された
データがHレベルの時、駆動トランジスタ2はオンとな
り、対応する発熱抵抗体を通電する。逆に、出力データ
がLレベルの時、駆動トランジスタ2はオフになる。制
御端子STB1及びSTB2をHレベルにするか、又は
制御端子STB0及びSTB3をLレベルにすると、全
ての駆動トランジスタ2はオフになる。
【0022】以上の様に、本サーマルヘッド駆動用集積
回路0は128ビット(64×2)のシフトレジスタ及
びラッチ回路を内蔵している。制御端子CLKに印加さ
れるクロック信号の周波数は最大で10MHz以上と高
速である。シフトレジスタ41,42を64ビット単位
で二分割駆動することが可能なので、ビデオプリンタや
画像用のサーマルプリントヘッドに適している。逆に、
高速印字が特に必要でない場合には、シフトレジスタ4
1,42を128ビット単位で一分割駆動することが可
能となり、データ信号の入力系統を少くすることができ
る。この場合、前段シフトレジスタ41と後段シフトレ
ジスタ42は内部的に接続されるので、データ転送速度
の低下は実質的にない。
【0023】図5は、本実施形態に係るサーマルヘッド
駆動用集積回路の他の実施例を示す模式的なブロック図
であり、図4に示した実施例と対応する部分には対応す
る参照番号を付して理解を容易にしている。異なる点
は、スイッチ回路SWCを外部から制御する端子SWの
代わりに、ヒューズトリミング構造SWaを採用してい
ることである。スイッチ回路SWCの制御端子はバッフ
ァ8を介して内部的にVDD又はVSSの一方に接続さ
れる。VDDとVSSの一方を選択する為に、所謂ヒュ
ーズトリミングあるいはレーザトリミングが採用され
る。場合によっては、これらのトリミングに代え、半導
体の製造プロセス段階でマスクオプションによりVDD
とVSSの何れか一方を選択する様にしてもよい。
【0024】次に、図6を参照して本サーマルヘッド駆
動用集積回路の具体的な形状を示す。図示する様に、本
サーマルヘッド駆動用集積回路0はシフトレジスタ、ド
ライバ及びスイッチ手段などが長尺形状の半導体チップ
に集積形成されている。外部の各発熱抵抗体に接続する
ドライバ側の出力端子DO1〜DO128は半導体チッ
プの一方の長辺側に沿って配列している。これに対し、
データ信号の入力端子SI1,SI2及び出力端子SO
1,SO2と、電源端子VDD及び接地端子VSSと、
その他の制御端子STB0,STB1,STB2,LC
H,CLK,SWとは半導体チップの他方の長辺側に沿
って配列している。係る構成とすることにより、複数個
の半導体チップを回路基板上に一列に実装する場合に、
配線の設計等が容易となる。なお、出力端子DO1〜D
O128を千鳥状に配することでワイヤボンドの実装密
度が高くなる。又、接地端子VSSをほぼチップの中央
に配することで各トランジスタに均等に接地電位を供給
できる。
【0025】次に、本発明における他の実施形態につい
て説明する。この実施形態では、サーマルヘッド駆動用
集積回路0の入力端子及び出力端子のうち、使用されな
いことがある端子に接続されているバッファ8を電源電
圧VDDから切り離す構成とすることで、使用しない端
子に接続されたバッファによる消費電流を抑制するよう
にしたものである。すなわち、本実施形態では、バッフ
ァ8をトライステートバッファ又はトライステートイン
バータ(クロックドバッファ又はクロックドインバー
タ)により構成する。そして、入力端子、出力端子を使
用しない場合に、トライステートインバータ等をハイイ
ンピーダンス状態にして電源電圧VDDから切り離すこ
とで、バッファ8による消費電流を無くしている。
【0026】図7は、バッファ8および入力端子、出力
端子を表したものである。この図7(a)に示されるよ
うに、図1に示したSO1、SO2、及び、図11に示
した出力端子SOに接続されるバッファ8に、本実施形
態のバッファが適用される。本実施形態のバッファ8
は、4つのトライステートインバータ81が直列に接続
されている。最終段のトライステートインバータ81の
出力が出力端子SO等のパッドに接続されている。第1
段のトライステートバッファ81の入力にはシフトレジ
スタ41,42,又は4の最終段のD−FFの出力が接
続されている。また、本実施形態のバッファ8は、図7
(b)に示されるように、図1に示した入力端子SI2
に接続されるバッファ8にも適用される。この場合のバ
ッファ8も、4つのトライステートバッファ81が直列
に接続され、第1段のトライステートバッファ81の入
力には入力端子SI2のパッドが接続され、最終段の出
力は後段シフトレジスタ42の第1段のD−FFの入力
に接続されている。なお、トライステートインバータ8
1の数は必ずしも4つである必要はなく、出力の大きさ
との関係から決定され、1つの場合、2つの場合、3つ
の場合、5つの場合、6つ以上の場合もありうる。
【0027】図7(c)はトライステートバッファ81
の回路構成を表したものである。本実施形態におけるト
ライステートバッファ81では、エンハンスメント形の
FET(MOS型FET)81a、81b、81c、8
1dが直列に接続されている。FET81aと81bは
Pチャネル型で、FET81c、81dがnチャネル型
である。pチャネル形のFET81bとnチャネル形の
FET81bcは、ゲート同士及びソース同士が接続さ
れており、ゲート側がトライステートバッファ81の入
力端子inに接続され、ソース側が出力端子outに接
続されている。FET81aとFET81bの直列接続
部分により相補形のインバータを形成している。FET
81bと電源VDDとの間にpチャネル形のFET81
aが直列に接続され、FET81cと接地端子VSSと
の間にnチャネル形のFET81dが直列に接続されて
いる。FET81aのゲートには入力端子swが接続さ
れ、FET81dのゲートには入力端子swバー(図面
上は、符号swの上に横バーを付して表す。)が接続さ
れている。入力端子swバーには、入力端子swに入力
されるHレベル又はLレベルの信号とは逆の、Lレベル
又はHレベルの信号が入力されるようになっている。な
お、バッファ8の第2の入力端子としてswを1つ配置
し、これをFET81aのゲートに接続すると共に、イ
ンバータを介してFET81dのゲートに接続するよう
に構成してもよい。また、図7(c)において、FET
81aとFET81bのゲートに入力される信号が入れ
替わっても良い。すなわち、FET81aのゲートに入
力端子inが接続され、FET81bのゲートに入力端
子swが接続されるようにしても良い。同様にFET8
1cとFET81dのゲートに入力信号も入れ替わって
良い。すなわち、FET81cに入力端子swバーが接
続され、FET81dに入力端子inが接続されるよう
にしても良い。
【0028】FET81aと81dは、インバータを構
成するFET81b、81bのハイとローの出力に加え
て、第3の状態としてハイインピーダンス状態とするた
めに使用される。すなわち、入力端子swがHレベルの
場合、pチャネル形のFET81aがオフになると共
に、この場合入力端子swバーは逆のLレベルになるた
めnチャネル形のFET81dもオフになる。このため
トライステートバッファ81はハイインピーダンス状態
となると共に、電源端子VDDからの消費電流が停止さ
れる。従って、本実施形態では、出力端子SO、SO
1、SO2及び入力端子SI2のうち、使用しない端子
と接続されているバッファ8のswをHレベル(swバ
ーはLレベル)とすることで、各トライステートバッフ
ァ81をハイインピーダンス状態にし、バッファ8によ
る消費電流を少なくすることができる。逆に出力端子S
O、SO1、SO2又は入力端子SI2を使用する場
合、接続されているバッファ8の入力端子swをLレベ
ル(swバーはHレベル)とすることで各トライステー
トバッファ81がアクティブになり、通常のインバータ
として使用される。
【0029】なお、入力端子SI2、出力端子SO1,
SO2に接続されるバッファ8の入力端子swは、それ
ぞれ別個の端子として設けてもよく、また、全ての端子
又はいずれか2つの端子(例えば、SO1用とSI2用
に接続される両バッファ8の入力端子sw)を共通の端
子としてもよい。各バッファ8の入力端子sw、又は共
通に接続された入力端子swは、サーマルヘッド駆動用
集積回路0の使用方法によって、外部入力、ヒューズト
リミング、マスクオプション等で、適切なものが選択さ
れる。例えば、両シフトレジスタ41,42を、スイッ
チ回路SWCの接・断によって直列接続にしたり並列状
態にしたりする場合には、バッファ8の入力端子swは
外部入力によりHレベル又はLレベルの信号が選択的に
供給されるようにする。シフトレジスタ41,42が直
列使用される場合には、出力端子SO1と入力端子SI
2は使用されないので、対応するバッファ8の入力端子
swにはHレベルの信号が供給される。シフトレジスタ
41,42が並列使用される場合には入力端子SI2は
必要な端子なので、対応するバッファ8の入力端子sw
にはLレベルの信号が供給される。一方、サーマルヘッ
ドに取り付ける際に並列使用か又は直列かを決定しその
後に接続状態を変更しない場合や、出力端子SO2に更
に他のサーマルヘッド駆動用集積回路の入力端子SI1
を直列接続するか否かを決定しその後に接続状態を変更
しない場合には、図5で説明したと同様にヒューズトリ
ミングにより入力端子swをHレベル又はLレベルに固
定するようにしてもよい。なお、出力端子SO1、SO
2をデータのテスト時に使用することがある場合には、
外部入力によりHレベル、Lレベルを変更することがで
きるようにしておくことが好ましい。
【0030】次に、本発明における更に他の実施形態に
ついて説明する。この実施形態では、前段シフトレジス
タ41の出力端子SO1と後段シフトレジスタ42の入
力端子SI2のパッドを共通にし、出力端子SO1とし
ての使用と、入力端子SI2としての使用を選択できる
ようにしたものである。更に本実施形態では、入力端子
SI2を使用するか否かが、両シフトレジスタ41,4
2が並列使用されるか直列使用されるかに連動して決ま
ることから、シフトレジスタ41,42の接続と分離を
選択するスイッチ手段と連動して、共通パッド(共通端
子)91の出力端子SO1としての使用と、入力端子S
I2としての使用とが切り替わるようにしている。
【0031】図8は本実施形態におけるスイッチ手段と
選択手段が使用されたサーマルヘッド駆動用集積回路0
を表したものである。なお、図8に示した本実施形態に
おいても、他の図に対応する部分には同一の参照番号を
付してある。この図8に示されるように、前段のシフト
レジスタ41の出力部(最終段のD−FFの出力端子)
SOと、後段シフトレジスタ42の入力部(第1段のD
−FFの入力端子)SIとの間にスイッチ回路SWC9
0が接続されている。SWC回路SWC90は、前後二
段直列に配されたシフトレジスタ41,42の接続と分
離を選択するスイッチ手段として機能すると共に、共通
パッド91を出力端子SO1として使用するか入力端子
SI2として使用するかを選択する選択手段として機能
するようになっている。
【0032】スイッチ回路SWC90は、2つのインバ
ータ92a、92bと、4つのトライステートインバー
タ93a〜93d(代表して参照番号93で表す。)を
備えている。スイッチ回路SWC90は、インバータ9
2a、トライステートインバータ93a、トライステー
トインバータ93b、及びインバータ92の順に直列に
接続されており、このうちトライステートインバータ9
3a、93bがスイッチ手段として機能する。インバー
タ92aの入力端子が、前段シフトレジスタ41の出力
部(最終段のD−FFの出力)SOに接続され、インバ
ータ92bの出力端子が後段シフトレジスタ42の入力
部(第1段のD−FFの入力)SIに接続されている。
また、インバータ92a、92b、トライステートイン
バータ93c及び93dが選択手段として機能する。ト
ライステートインバータ93cは、入力端子がインバー
タ92の出力端子に接続され、出力端子が共通パッド9
1に接続されている。トライステートインバータ93d
は、入力端子が共通パッド91に接続され、出力端子が
インバータ92bの入力端子に接続されている。
【0033】トライステートインバータ93a、93
b、93cの内部回路の構成としては、図7(c)に示
したトライステートインバータ81と同一である。トラ
イステートインバータ93dの内部回路の構成は、入力
端子swと入力端子swバーとが入れ替わっている点以
外は図7(c)の構成と同一である。すなわち、トライ
ステートインバータ93dは、pチャネルのFET81
aのゲートが入力端子swバーに接続され、nチャネル
FETのゲートが入力端子swに接続されている。従っ
て、入力端子swに対して、トライステートインバータ
93a、93b、93cがアクティブロー(Lレベルで
インバータとして機能し、Hレベルでハイインピーダン
ス状態)であり、トライステートインバータ93dがア
クティブハイ(Hレベルでインバータとして機能し、L
レベルでハイインピーダンス状態)である。各トライス
テートインバータ93は、図7(c)において説明した
と同様に、第2の入力端子としてswを1つ配置し、こ
れをFET81a(93dの場合にはFET81d)の
ゲートに接続すると共に、インバータを介してFET8
1d(同、FET81a)のゲートに接続するように構
成してもよい。
【0034】各トライステートインバータ93a、93
b、93c、94dの入力端子sw及び入力端子swバ
ーは、それぞれ別個の端子として設けてもよく、また、
全ての端子を共通の端子としてもよい。更に、スイッチ
手段として使用される93aと93bを共通の端子と
し、選択手段として機能する93cと93dを共通の端
子としてもよい。各入力端子sw(swバー)、又は共
通に接続された入力端子swは、サーマルヘッド駆動用
集積回路0の使用方法によって、外部入力、ヒューズト
リミング、マスクオプション等で、適切なものが選択さ
れる。例えば、両シフトレジスタ41,42を、スイッ
チ回路SWC90の接・断によって直列接続にしたり並
列状態にしたりする場合には、入力端子swは外部入力
によりHレベル又はLレベルの信号が選択的に供給され
るようにする。一方、サーマルヘッドに取り付ける際に
並列使用か又は直列かを決定し、その後に接続状態を変
更しない場合には、図5で説明したと同様にヒューズト
リミングにより入力端子swをHレベル又はLレベルに
固定するようにしてもよい。
【0035】このように構成されたスイッチ回路SWC
90による接続状態の変化動作について説明する。入力
端子swをLレベルにすると、トライステートインバー
タ93a、93bがアクティブ状態になるため、前段シ
フトレジスタ41と後段シフトレジスタ42はSWC9
0を介して直列接続される。このように両シフトレジス
タ41,42が直列接続される場合には128ビット対
応で使用されるため64ビット対応用の入力端子SI2
は使用されない。従ってスイッチ回路SWC90では、
入力端子swがLレベルの場合には、両シフトレジスタ
41,42の直列接続に連動して、選択パッド91と接
続されているトライステートインバータ93dがハイイ
ンピーダンス状態になり、入力端子SI2としては使用
されない。一方、入力端子swがLレベルでトライステ
ートインバータ93cがアクティブになり、シフトレジ
スタ41の出力部SOがインバータ92a、トライステ
ートバッファ93cを介して選択パッド91と接続さ
れ、選択パッド91がSO1として使用される。すなわ
ち、サーマルヘッド駆動用集積回路0を128ビット対
応として使用する場合(スイッチ手段を接続にする場
合)、及び、前段シフトレジスタ41のビットテストを
行う際にパッド91を出力端子SO1として使用する場
合に(選択手段を出力端子SO1側に接続する場合)、
スイッチ回路SWC90の入力端子swをLレベルにす
る。
【0036】一方、入力端子swをHレベルにすると、
トライステートインバータ93a、93bはハイインピ
ーダンス状態になるため、前段シフトレジスタ41と後
段シフトレジスタ42とはSWC90により互いに分離
される。このように両シフトレジスタ41,42が分離
され、64ビット対応で並列使用される場合には、後段
の入力端子SI2が必要になる。このため、入力端子s
wがHレベルで、トライステートインバータ93dのみ
がアクティブ状態になり、後段シフトレジスタ42の入
力部SIがインバータ92b、トライステートインバー
タ93dを介して選択パッド91と接続され、選択パッ
ド91がSI2として使用される。一方選択パッド91
と接続されているトライステートインバータ93cは、
入力端子swがHレベルでハイインピーダンス状態にな
り、入力端子SI2としては使用されない。すなわち、
サーマルヘッド駆動用集積回路0を64ビット2系統で
使用する(スイッチ手段で分離すると共に、選択手段を
入力端子SI2側に接続する)場合、及び、後段シフト
レジスタ42のビットテストを行う際にパッド91を入
力端子SI2として使用する場合(選択手段を入力端子
SI2側に接続する場合)に、スイッチ回路SWC90
の入力端子swをHレベルにする。
【0037】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、入力端子swの信号レベルによって、パッド91を
前段シフトレジスタ41の出力端子SO1用と、後段シ
フトレジスタ41の入力端子SI2用とに切り換えて選
択的に使用することで、パッド91を共通使用するよう
にしたので、パッド数を減らすことができ、サーマルヘ
ッド駆動用集積回路のチップサイズを小さくすることが
可能になる。また、ボンディングの数が少なくなり、品
質が向上する。さらに、本実施形態によれば、スイッチ
手段(トライステートインバータ93a、93b)によ
り両シフトレジスタ41,42の直列接続と分離を選択
する入力端子sw(又は入力信号レベル)と、選択手段
による入力端子sw(又は入力信号レベル)とを共通に
している。従って、両シフトレジスタ41,42の接続
と分離に連動して、共通パッド91の出力端子SO1使
用と入力端子SI2使用とを選択的に切り換えることが
でき、SWC回路90の制御を単純にすることができ
る。また、本実施形態では、選択手段の一部と、スイッ
チ手段をトライステートインバータ93で構成している
ので、使用しない接続系統上のトライステートインバー
タをハイインピーダンス状態として電源電圧VDDから
切り離すことで消費電流を抑えている。
【0038】図9は、図8に示したスイッチ回路SWC
90の変形例の構成を表したものである。なお、図8の
スイッチ回路と同一の部分には同一の参照番号を付して
いる。この図9に示した変形例によるスイッチ回路95
では、スイッチ手段と選択手段とを並列に接続し、それ
ぞれ前段シフトレジスタ41の出力部SOと後段シフト
レジスタ42の入力部SIに接続するようにしたもので
ある。そして、この変形例では、インバータ92a、9
2bに変えて、トライステートインバータ93e、93
fを使用している。この変形例のスイッチ回路95によ
れば、図8に示したスイッチ回路90に比べて、両シフ
トレジスタ41,42がインバータ92a、92bを介
さずにスイッチ手段(93a、93b)のみを介して接
続されているので、両シフトレジスタ41,42間での
信号の遅れを少なくすることが可能になる。また、イン
バータ92a、92bに変えてトライステートインバー
タ93e、93fとしたことで、図8に示したスイッチ
回路90よりも消費電流を少なくすることができる。す
なわち、スイッチ端子swがLレベルの場合に電流が流
れる対象となる素子は、スイッチ回路90の場合にはイ
ンバータ92a、92bとトライステートインバータ9
3a、93b、93cの5素子であるのに対して、本変
形例のスイッチ回路95ではトライステートインバータ
93a、93b、93c、93eの4素子であり、1素
子分の消費電流を減らすことができる。一方スイッチ端
子swがHレベルの場合に電流が流れる対象となる素子
は、スイッチ回路90の場合にはインバータ92a、9
2bとトライステートインバータ93dの3素子である
のに対して、本変形例のスイッチ回路95ではトライス
テートインバータ93d、93fの2素子であり、この
場合にも1素子分の消費電流を減らすことができる。
【0039】図10は、図8に示したスイッチ回路90
の更に他の変形例の構成を表したものである。なお、図
8、図9のスイッチ回路と同一の部分には同一の参照番
号を付している。この図10に示したスイッチ回路96
では、前段のシフトレジスタ41の出力部SOにインバ
ータ92aの入力を接続し、このインバータ92をスイ
ッチ手段と選択手段とで共通使用するようにしたもので
ある。すなわち、トライステートインバータ93aの入
力をインバータ92aの出力に接続し、出力を後段シフ
トレジスタ42の入力部SIに接続し、インバータ92
aとトライステートインバータ93aとによりスイッチ
手段を構成する。一方トライステートインバータ93c
の入力をインバータ92の出力に接続し、出力を共通パ
ッド91に接続する。また、トライステートインバータ
93d、93fを直列に接続し、入力側を共通パッド9
1に接続し、出力側を後段シフトレジスタの入力SIに
接続する。インバータ92aとトライステートインバー
タ93c、93d、93fにより選択手段を構成する。
スイッチ回路96を以上のような構成とすることで、図
8に示したスイッチ回路90に比べて、両シフトレジス
タ41,42がトライステートインバータ93b、イン
バータ92bを介さずにスイッチ手段(92a、93
a)のみを介して接続されるので、両シフトレジスタ4
1,42間での信号の遅れを少なくすることが可能にな
る。また、図8に示したスイッチ回路90よりも消費電
流を少なくすることができる。すなわち、スイッチ端子
swがLレベルの場合に電流が流れる対象となる素子は
インバータ92a、トライステートインバータ93a、
93cの3素子であり、図8のスイッチ回路90よりも
2素子分の消費電流を減らすことができる。一方スイッ
チ端子swがHレベルの場合に電流が流れる対象となる
素子はインバータ92a、トライステートインバータ9
3d、93fの3素子であり、図8のスイッチ回路90
よりも2素子分の消費電流を減らすことができる。更
に、本変形例のスイッチ回路96によれば、回路を構成
する素子(インバータ、トライステートインバータ)数
が5素子でよく、図8、図9に示したスイッチ回路9
0、95よりも1素子少なくすることができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
サーマルヘッド駆動用集積回路において、前後二段に分
かれたシフトレジスタの間にスイッチ手段を介在させ、
両シフトレジスタの接続と分離を選択可能にしている。
高速印字が必要な場合には、前後二段のシフトレジスタ
を分離し、両方に同時にデータ信号を入力する。逆に、
高速印字が必要でない場合には前後二段のシフトレジス
タを内部的に接続し、寄生容量などによるデータ転送速
度の低下を防止している。また本発明によれば、サーマ
ルヘッド駆動用集積回路において、前段シフトレジスタ
の出力端子と、後段シフトレジスタの入力端子をそれぞ
れ別々に設けずに1つの共通端子を選択手段により切り
換えながら共通使用しているので、端子数を減らすこと
ができ、半導体チップを小型化することができる。ま
た、ボンディング数も少なくなるため品質が向上する。
また、本発明によれば、サーマルヘッド駆動用集積回路
において、使用されない端子、例えば2段のシフトレジ
スタを直列接続して使用する場合の前段シフトレジスタ
の出力端子や後段シフトレジスタの入力端子に接続され
たバッファ回路を電源から切り離すことが可能であるた
め、不使用時における当該バッファの消費電流を抑制す
ることができる。さらに、本発明によれば、サーマルヘ
ッド駆動用集積回路において、前後二段に分かれたシフ
トレジスタの中間にスイッチ手段を配置することで後段
シフトレジスタの入力端子を後段シフトレジスタの近傍
に配置することができ、両シフトレジスタの入力端子の
配線距離をほぼ等しくすることができる。また、選択手
段も両シフトレジスタの間に配置することで、両シフト
レジスタの入力端子の配線距離をほぼ等しくすることが
できる。入力端子の配線距離をほぼ等しくすることで、
信号のタイミングを等しくすることができ、サーマルヘ
ッドの高速化に対する特性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るサーマルヘッド駆動用集積回路の
基本的な構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示したサーマルヘッド駆動用集積回路の
動作説明に供するブロック図である。
【図3】従来のサーマルヘッド駆動用集積回路の一例を
示すブロック図である。
【図4】本発明に係るサーマルヘッド駆動用集積回路の
実施例を示す回路図である。
【図5】本発明に係るサーマルヘッド駆動用集積回路の
他の実施例を示すブロック図である。
【図6】本発明に係るサーマルヘッド駆動用集積回路の
具体的な形状を示す平面図である。
【図7】本発明に係るサーマルヘッド駆動用集積回路で
使用されるバッファの実施例を示す回路図(a)、
(b)、及びトライステートインバータの実施例を示す
回路素(c)である。
【図8】本発明に係るサーマルヘッド駆動用集積回路の
他の実施形態の回路構成図である。
【図9】本発明に係るサーマルヘッド駆動用集積回路に
おけるスイッチ回路の変形例を示す回路図である。
【図10】本発明に係るサーマルヘッド駆動用集積回路
におけるスイッチ回路の他の変形例を示す回路図であ
る。
【図11】従来のサーマルヘッド駆動用集積回路の他の
例を示す回路図である。
【符号の説明】
0 サーマルヘッド駆動用集積回路 1 発熱抵抗体 2 駆動トランジスタ 3 AND回路 4 ラッチ回路 5 シフトレジスタ 7 インバータ 8 バッファ 9 スイッチ手段 4 前段シフトレジスタ 42 後段シフトレジスタ 51 ラッチ回路 52 ラッチ回路 81 トライステートインバータ 90,95,96 スイッチ回路 91 共通パッド 93 トライステートインバータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石井 和敏 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 セイコーインスツルメンツ株式会社内 (72)発明者 五島 澄隆 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 セイコーインスツルメンツ株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−24239(JP,A) 特開 平7−237312(JP,A) 特開 昭63−4965(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/355 B41J 2/345

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ信号に応じて発熱抵抗体の通電を
    制御するサーマルヘッド駆動用集積回路であって、 シリアルに供給されるデータ信号を順次転送して格納す
    るシフトレジスタを少くとも前後二段直列に配するとと
    もに、格納されたデータ信号を一括に読み出して複数の
    発熱抵抗体を駆動するドライバを備え、 前段のシフトレジスタに対するデータ信号の入力端子
    と、 後段のシフトレジスタに対するデータ信号の出力端子
    と、 前記前段のシフトレジスタの出力部と前記後段のシフト
    レジスタの入力部との間に介在し、前後二段直列に配さ
    れた前記シフトレジスタの接続と分離を選択するスイッ
    チ手段と、 データ信号が出力又は入力される共通端子と、 前記前段のシフトレジスタの出力部及び前記後段のシフ
    トレジスタの入力部のいずれか一方と前記共通端子とを
    選択的に接続する選択手段と、 を具備することを特徴とするサーマルヘッド駆動用集積
    回路。
  2. 【請求項2】 前記スイッチ手段と前記選択手段は互い
    に連動し、前記スイッチ手段が前記前段のシフトレジス
    タと後段のシフトレジスタとを直列に接続する場合に、
    前記選択手段が前記前段のシフトレジスタの出力部と前
    記共通端子とを接続する請求項1のサーマルヘッド駆動
    用集積回路。
  3. 【請求項3】 前記スイッチ手段及び前記選択手段を、
    前記前段のシフトレジスタと後段のシフトレジスタとの
    間に配置した請求項1又は請求項に記載したサーマル
    ヘッド駆動用集積回路。
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