JP3169920B2 - 半導体記憶装置、その装置製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置、その装置製造方法

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JP3169920B2 JP36534498A JP36534498A JP3169920B2 JP 3169920 B2 JP3169920 B2 JP 3169920B2 JP 36534498 A JP36534498 A JP 36534498A JP 36534498 A JP36534498 A JP 36534498A JP 3169920 B2 JP3169920 B2 JP 3169920B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DRAM(Dynamic
Random Access Memory)やFeRAM(Ferroelectric R
AM)などのように、メモリセルが容量により二値データ
を電位で保持する半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、各種の電子機器にRAMやROM
(Read Only Memory)などの各種の半導体記憶装置が利用
されており、このような半導体記憶装置には、DRAM
やFeRAMなどのように、メモリセルが容量により二
値データを電位で保持するものもある。
【0003】このような半導体記憶装置の大容量化や小
型化も要望されているが、これを実現するために半導体
記憶装置を高集積化する必要があるが、一般的に半導体
装置は高集積化すると歩留りが低下する。この高集積化
による歩留りの低下の原因も各種が存在するが、半導体
記憶装置の場合は回路パターンの変化がある。
【0004】つまり、半導体記憶装置では、多数のメモ
リセルを同一の回路パターンで二次元的に配列させるの
で、同一の回路パターンが連続している部分には不良は
発生しにくい。しかし、メモリセルの配列の外周部分で
は同一の回路パターンの連続が途切れるため、ここに不
良が発生して歩留りが低下する。
【0005】そこで、半導体記憶装置の高集積化と良好
な歩留りとを両立させるため、特開昭61−21455
9号公報に開示されているように、メモリセルの配列の
外周部分に同一の回路パターンで実際には使用しないダ
ミーセルを形成することが現在では実施されている。
【0006】ここで、このような構造の半導体記憶装置
の一従来例を図11ないし図15を参照して以下に説明
する。なお、図11は半導体記憶装置の一従来例である
DRAMの全体構造を示す模式的なブロック図、図12
はセルアレイの回路パターンを示す平面図、図13は図
12の構造をX1ラインで切断した状態を示す断面図、
図14は図12の構造をX2ラインで切断した状態を示
す断面図、図15は図12の構造をX3ラインで切断し
た状態を示す断面図、である。
【0007】ここで半導体記憶装置の一従来例として例
示するDRAM100は、図11に示すように、複数の
略正方形のセルアレイ101を具備しており、このセル
アレイ101が行方向である左右方向と列方向である上
下方向とに二次元的に配列されている。
【0008】セルアレイ101の行方向には、能動回路
であるサブワードドライバ(SWD)102が配列されて
おり、セルアレイ101の列方向には、能動回路である
センスアンプ(SAMP)103が配列されている。サブ
ワードドライバ102には能動回路であるXデコーダ
(XDEC)104が接続されており、センスアンプ10
3には能動回路であるYデコーダ(YDEC)105が接
続されている。
【0009】これらのデコーダ104,105は能動回
路である周辺回路106に接続されており、この周辺回
路106の位置に内部電源107が形成されている。周
辺回路106には、DRAM100の各部の動作に関与
する各種の回路が形成されており、例えば、外部とデー
タ通信するI/O(Input/Output)ポート(図示せず)な
ども接続されている。
【0010】セルアレイ101は、中央部分に略正方形
のメモリ領域110が形成されており、外周部分に枠状
のダミー領域111が形成されている。図12に示すよ
うに、セルアレイ101のメモリ領域110には多数の
メモリセル112が行列方向に配列されており、ダミー
領域111にも同一の回路パターンの複数のダミーセル
113が同様に配列されている。
【0011】より詳細には、多数のメモリセル112と
複数のダミーセル113とは各々がトランスファゲート
114を具備しており、この多数のトランスファゲート
114のドレイン電極として多数の第一のキャパシタ電
極115が個々に形成されている。
【0012】この多数の第一のキャパシタ電極115に
絶縁層(図示せず)を介して第二のキャパシタ電極116
が対向されることで多数の容量が形成されているが、こ
の第二のキャパシタ電極116は一個のセルアレイ10
1に一個だけ形成されており、内部電源107の発生電
位の半分の電位が常時印加されている。
【0013】セルアレイ101の位置には、行方向に連
通する線形の複数のサブワード線117が列方向に配列
されており、列方向に連通する線形の複数のビット線1
18が行方向に配列されている。複数のサブワード線1
17は、その全部がサブワードドライバ102に接続さ
れているが、複数のビット線118は、メモリセル11
2に接続されているもののみセンスアンプ103に接続
されており、ダミーセル113に接続されているものは
基準配線である接地配線(GND)に接続されている。
【0014】複数のサブワード線117は、各列ごとに
各セル112,113のトランスファゲート114のゲ
ート電極として機能し、複数のビット線118は、各行
ごとに各セル112,113のトランスファゲート11
4のソース電極として機能する。
【0015】このため、トランスファゲート114の拡
散層119には、ゲート電極となるサブワード線117
が対向されており、図13ないし図15に示すように、
ソース電極となるビット線118とドレイン電極となる
第一のキャパシタ電極115とが接続されている。
【0016】上述のような構造のDRAM100は、多
数のメモリセル112の各々に固有のアドレスが設定さ
れており、多数のメモリセル112の各々が二値データ
を更新自在に一時保持できるので、デジタルデータの書
き込みや読み出しを実行することができる。
【0017】その場合、周辺回路106によりX/Yデ
コーダ104,105が動作制御され、これらのX/Y
デコーダ104,105によりサブワードドライバ10
2とセンスアンプ103とが駆動されることにより、サ
ブワード線117とビット線118とで所定のメモリセ
ル112が選択されてデータ読書が実行される。
【0018】その場合、メモリセル112ではサブワー
ドドライバ102からサブワード線117の電位により
トランスファゲート114のオン/オフが制御されるの
で、キャパシタ電極115,116の容量に対するデー
タ書込やデータ読出がビット線118を介してセンスア
ンプ103により実行される。
【0019】上述のようにDRAM100がデータ読書
を実行するとき、各種動作を実行する各種回路102〜
106の駆動電力は内部電源107から供給される。ま
た、上述のようにDRAM100は多数のメモリセル1
12でデータ読書を実行するが、このメモリセル112
に並設されているダミーセル113のビット線118は
センスアンプ103に接続されることなく接地されてい
るので、ダミーセル113でデータ読書が実行されるこ
とはない。
【0020】ただし、データ読書を実行するメモリセル
112の多数の配列の外周部分に同一の回路パターンで
データ読書には使用しないダミーセル113が形成され
ているので、メモリ領域110には回路パターンの変化
がない。このため、メモリセル112の回路パターンの
形状不良が防止されており、DRAM100は歩留りが
良好である。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】上述したDRAM10
0は、データ読書などの各種動作を実行するとき、各種
回路102〜106の駆動電力が内部電源107から供
給されるが、図16に示すように、各種回路102〜1
06が各種動作を開始するときに電位降下が発生するこ
とがある。
【0022】この電位降下を防止するには、図17に示
すように、内部電源107に電位を補償する補償容量1
20を接続することが好適であるため、従来は周辺回路
106のバスラインの下層などに専用の補償容量120
を形成している。しかし、この補償容量120が充分で
ないと結局は電位降下が発生することになり、補償容量
120を拡大することはDRAM100の小型化や生産
性を阻害することになる。
【0023】また、内部電源107に電位を補償する容
量は、電位降下の原因となる各種回路102〜106に
近接しているほど補償の効果が高い。しかし、上述のよ
うに周辺回路106の位置に補償容量120を形成した
場合、周辺回路106が原因の電位降下は良好に補償で
きるが、周辺回路106から離反した各種回路102〜
105が原因の電位降下は良好に補償できない。
【0024】本発明は上述のような課題に鑑みてなされ
たものであり、ダミーセルを具備した構造で小型化や生
産性を阻害することなく内部電源の電位降下を補償する
ことができる半導体記憶装置、その電力補償方法、その
装置製造方法、を提供することを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明の第一の半導体記
憶装置は、二次元的に配列されて容量により二値データ
を読書自在に各々保持する多数のメモリセルと、該メモ
リセルの配列の外周部分に同等な回路パターンで形成さ
れてデータ読書には使用されない複数のダミーセルと、
各部に供給される駆動電力を発生する内部電源と、該内
部電源が発生する駆動電力を消費して各種動作を実行す
る能動回路と、を具備している半導体記憶装置であっ
て、複数の前記ダミーセルの少なくとも一部の容量が前
記内部電源に接続されており、前記能動回路の少なくと
も一部が前記メモリセルとは離反した位置に配置されて
おり、該メモリセルとは離反した前記能動回路の位置に
補償容量が形成されており、該補償容量も前記内部電源
に接続されている
【0026】従って、本発明の半導体記憶装置は、メモ
リセルの配列の外周部分にデータ読書には使用されない
複数のダミーセルが同等な回路パターンで形成されてい
るので、データ保持に使用されるメモリセルの形状不良
が防止されて歩留りが良好である。能動回路が各種動作
を実行するときに内部電源が発生する駆動電力を消費す
るが、この内部電源に複数のダミーセルの少なくとも一
部の容量が接続されているので、ダミーセルの容量によ
り内部電源の電位降下が補償される。さらに、メモリセ
ルから離反した位置の能動回路が原因の電位降下は、そ
の能動回路の位置の補償容量により補償され、メモリセ
ルに近接した位置の能動回路が原因の電位降下は、ダミ
ーセルの容量により補償される。
【0027】本発明の第二の半導体記憶装置は、二次元
的に配列されて容量により二値データを読書自在に各々
保持する多数のメモリセルと、該メモリセルの配列の外
周部分に同等な回路パターンで形成されてデータ読書に
は使用されない複数のダミーセルと、前記メモリセルに
データ読書やリフレッシュを実行する能動回路と、該能
動回路に駆動電力を供給する内部電源と、を具備してい
る半導体記憶装置であって、前記メモリセルは、前記容
量とトランスファゲートからなり、該トランスファゲー
トのドレイン電極となる第一のキャパシタ電極と、該第
一のキャパシタ電極と対向して前記容量を形成する第二
のキャパシタ電極と、前記トランスファゲートのゲート
電極として前記能動回路に接続されているワード線と、
前記トランスファゲートのソース電極として前記能動回
路に接続されているビット線と、を具備しており、該メ
モリセルと回路パターンが同等である前記ダミーセル
は、ワード線が前記メモリセルのワード線とは分断され
て前記トランスファゲートをオン状態に維持するオン電
位が印加されており、ビット線が前記メモリセルのビッ
ト線とは分断されて所定電位が印加されており、第二の
キャパシタ電極が前記メモリセルの第二のキャパシタ電
極とは分断されて前記内部電源に接続されており、複数
の前記ダミーセルの少なくとも一部の容量が前記内部電
源に接続されている。
【0028】従って、本発明の半導体記憶装置は、メモ
リセルの配列の外周部分にデータ読書には使用されない
複数のダミーセルが同等な回路パターンで形成されてい
るので、データ保持に使用されるメモリセルの形状不良
が防止されて歩留りが良好である。能動回路がメモリセ
ルにデータ読書やリフレッシュを実行するときに内部電
源が発生する駆動電力を消費するが、この内部電源に複
数のダミーセルの少なくとも一部の容量が接続されてい
るので、ダミーセルの容量により内部電源の電位降下が
補償される。さらに、メモリセルでは、ワード線の電位
によりトランスファゲートがオン/オフされ、ビット線
の電位により容量にデータ読書が実行される。ダミーセ
ルはメモリセルと回路パターンが同等であるが、ワード
線とビット線とがメモリセルとは分断されているので、
データ読書が実行されることはない。ダミーセルでは、
メモリセルとは分断されたワード線にオン電位が印加さ
れることでトランスファゲートがオン状態に維持されて
おり、メモリセルとは分断されたビット線に所定電位が
印加されている。このような状態でメモリセルとは分断
された第二のキャパシタ電極に内部電源が接続されてい
るので、この内部電源は所定電位が一端に印加された容
量の他端に接続されている。
【0029】本発明の第三の半導体記憶装置は、二次元
的に配列されて容量により二値データを読書自在に各々
保持する多数のメモリセルと、該メモリセルの配列の外
周部分に同等な回路パターンで形成されてデータ読書に
は使用されない複数のダミーセルと、前記メモリセルに
データ読書やリフレッシュを実行する能動回路と、該能
動回路に駆動電力を供給する内部電源と、を具備してい
る半導体記憶装置であって、前記メモリセルは、前記容
量とトランスファゲートからなり、該トランスファゲー
トのドレイン電極となる第一のキャパシタ電極と、該第
一のキャパシタ電極と対向して前記容量を形成する第二
のキャパシタ電極と、前記トランスファゲートのゲート
電極として前記能動回路に接続されているワード線と、
前記トランスファゲートのソース電極として前記能動回
路に接続されているビット線と、を具備しており、該メ
モリセルと回路パターンが同等である前記ダミーセル
は、ワード線が省略されており、ビット線が前記メモリ
セルのビット線とは分断されて所定電位が印加されてお
り、第二のキャパシタ電極が前記メモリセルの第二のキ
ャパシタ電極とは分断されて前記内部電源に接続されて
おり、複数の前記ダミーセルの少なくとも一部の容量が
前記内部電源に接続されている
【0030】従って、本発明の半導体記憶装置は、メモ
リセルの配列の外周部分にデータ読書には使用されない
複数のダミーセルが同等な回路パターンで形成されてい
るので、データ保持に使用されるメモリセルの形状不良
が防止されて歩留りが良好である。能動回路がメモリセ
ルにデータ読書やリフレッシュを実行するときに内部電
源が発生する駆動電力を消費するが、この内部電源に複
数のダミーセルの少なくとも一部の容量が接続されてい
るので、ダミーセルの容量により内部電源の電位降下が
補償される。さらに、メモリセルでは、ワード線の電位
によりトランスファゲートがオン/オフされ、ビット線
の電位により容量にデータ読書が実行される。ダミーセ
ルはメモリセルと回路パターンが同等であるが、ビット
線がメモリセルとは分断されるとともにワード線が省略
されているので、データ読書が実行されることはない。
ダミーセルでは、メモリセルとは分断されたビット線に
所定電位が印加されており、ワード線が省略されること
でビット線と第一のキャパシタ電極とが導通されてい
る。このような状態でメモリセルとは分断された第二の
キャパシタ電極に内部電源が接続されているので、この
内部電源は所定電位が一端に印加された容量の他端に接
続されている。
【0031】本発明の第四の半導体記憶装置は、二次元
的に配列されて容量により二値データを読書自在に各々
保持する多数のメモリセルと、該メモリセルの配列の外
周部分に同等な回路パターンで形成されてデータ読書に
は使用されない複数のダミーセルと、前記メモリセルに
データ読書やリフレッシュを実行する能動回路と、該能
動回路に駆動電力を供給する内部電源と、を具備してい
る半導体記憶装置であって、複数の前記ダミーセルの少
なくとも一部の容量が前記内部電源に接続されており、
前記能動回路の少なくとも一部が前記メモリセルとは離
反した位置に配置されており、該メモリセルとは離反し
た前記能動回路の位置に補償容量が形成されており、該
補償容量も前記内部電源に接続されている。
【0032】従って、本発明の半導体記憶装置は、メモ
リセルの配列の外周部分にデータ読書には使用されない
複数のダミーセルが同等な回路パターンで形成されてい
るので、データ保持に使用されるメモリセルの形状不良
が防止されて歩留りが良好である。能動回路がメモリセ
ルにデータ読書やリフレッシュを実行するときに内部電
源が発生する駆動電力を消費するが、この内部電源に複
数のダミーセルの少なくとも一部の容量が接続されてい
るので、ダミーセルの容量により内部電源の電位降下が
補償される。さらに、メモリセルから離反した位置の能
動回路が原因の電位降下は、その能動回路の位置の補償
容量により補償され、メモリセルに近接した位置の能動
回路が原因の電位降下は、ダミーセルの容量により補償
される。
【0033】本発明の第一の半導体記憶装置の装置製造
方法は、二次元的に配列されて容量により二値データを
読書自在に各々保持する多数のメモリセルと、該メモリ
セルの配列の外周部分に同等な回路パターンで形成され
てデータ読書には使用されない複数のダミーセルと、各
部に供給される駆動電力を発生する内部電源と、該内部
電源が発生する駆動電力を消費して各種動作を実行する
能動回路と、を具備しており、前記メモリセルは、前記
容量とトランスファゲートからなり、該トランスファゲ
ートのドレイン電極となる第一のキャパシタ電極と、該
第一のキャパシタ電極と対向して前記容量を形成する第
二のキャパシタ電極と、前記トランスファゲートのゲー
ト電極として前記能動回路に接続されているワード線
と、前記トランスファゲートのソース電極として前記能
動回路に接続されているビット線と、を具備しており、
前記ダミーセルは前記メモリセルと回路パターンが同等
である半導体記憶装置において、前記ダミーセルのワー
ド線を前記メモリセルのワード線とは分断して前記トラ
ンスファゲートをオン状態に維持するオン電位が印加さ
れるようにし、前記ダミーセルのビット線を前記メモリ
セルのビット線とは分断して所定電位が印加されるよう
にし、前記ダミーセルの第二のキャパシタ電極を前記メ
モリセルの第二のキャパシタ電極とは分断して前記内部
電源に接続し、前記内部電源に複数の前記ダミーセルの
少なくとも一部の容量を接続するようにした。
【0034】本発明の第二の半導体記憶装置の装置製造
方法は、二次元的に配列されて容量により二値データを
読書自在に各々保持する多数のメモリセルと、該メモリ
セルの配列の外周部分に同等な回路パターンで形成され
てデータ読書には使用されない複数のダミーセルと、各
部に供給される駆動電力を発生する内部電源と、該内部
電源が発生する駆動電力を消費して各種動作を実行する
能動回路と、を具備しており、前記メモリセルは、前記
容量とトランスファゲートからなり、該トランスファゲ
ートのドレイン電極となる第一のキャパシタ電極と、該
第一のキャパシタ電極と対向して前記容量を形成する第
二のキャパシタ電極と、前記トランスファゲートのゲー
ト電極として前記能動回路に接続されているワード線
と、前記トランスファゲートのソース電極として前記能
動回路に接続されているビット線と、を具備しており、
前記ダミーセルは前記メモリセルと回路パターンが同等
である半導体記憶装置において、前記ダミーセルのワー
ド線を省略し、前記ダミーセルのビット線を前記メモリ
セルのビット線とは分断して所定電位が印加されるよう
にし、前記ダミーセルの第二のキャパシタ電極を前記メ
モリセルの第二のキャパシタ電極とは分断して前記内部
電源に接続し、前記内部電源に複数の前記ダミーセルの
少なくとも一部の容量を接続するようにした。
【0035】本発明の第三の半導体記憶装置の装置製造
方法は、二次元的に配列されて容量により二値データを
読書自在に各々保持する多数のメモリセルと、該メモリ
セルの配列の外周部分に同等な回路パターンで形成され
てデータ読書には使用されない複数のダミーセルと、各
部に供給される駆動電力を発生する内部電源と、該内部
電源が発生する駆動電力を消費して各種動作を実行する
能動回路と、を具備している半導体記憶装置において、
前記内部電源に複数の前記ダミーセルの少なくとも一部
の容量を接続し、前記能動回路の少なくとも一部を前記
メモリセルとは離反した位置に配置し、該メモリセルと
は離反した前記能動回路の位置に補償容量を形成し、該
補償容量も前記内部電源に接続するようにした。
【0036】
【発明の実施の形態】本発明の実施の第一の形態を図1
ないし図4を参照して以下に説明する。ただし、本実施
の形態に関して前述した一従来例と同一の部分は、同一
の名称および符号を使用して詳細な説明は省略する。な
お、図1は本発明の半導体記憶装置の実施の第一の形態
であるDRAMのセルアレイの回路パターンを示す平面
図、図2は図1の構造をX1ラインで切断した状態を示
す断面図、図3は図1の構造をX2ラインで切断した状
態を示す断面図、図4は図1の構造をX3ラインで切断
した状態を示す断面図、である。
【0037】本実施の形態のDRAM200も、一従来
例として例示したDRAM100と同様に、複数のセル
アレイ101が二次元的に配列されており、そのセルア
レイ101には、能動回路であるサブワードドライバ
(SWD)102と能動回路であるセンスアンプ(SAM
P)103とが接続されている。
【0038】サブワードドライバ102には能動回路で
あるXデコーダ(XDEC)104が接続されており、セ
ンスアンプ103には能動回路であるYデコーダ(YD
EC)105が接続されている(図示せず)。これらのデ
コーダ104,105は能動回路である周辺回路106
に接続されており、この周辺回路106の位置に内部電
源107が形成されている(図示せず)。
【0039】図1に示すように、セルアレイ101の中
央部分のメモリ領域110には多数のメモリセル112
が行列方向に配列されており、外周部分のダミー領域1
11には同一の回路パターンの複数のダミーセル113
が同様に配列されている。これらのセル112,113
は各々がトランスファゲート114を具備しており、こ
の多数のトランスファゲート114のドレイン電極とし
て多数の第一のキャパシタ電極115が個々に形成され
ている。
【0040】この多数の第一のキャパシタ電極115に
絶縁層(図示せず)を介して第二のキャパシタ電極201
が対向されることで多数の容量が形成されているが、本
実施の形態のDRAM200では、一個のセルアレイ1
01に三個の第二のキャパシタ電極201が形成されて
いる。
【0041】つまり、図示するように、一個のメモリ領
域110と、これに対して行方向の両側に位置する二個
のダミー領域111とでは、第二のキャパシタ電極20
1が分断されており、メモリ領域110の一個の第二の
キャパシタ電極201には内部電源107の発生電位の
半分の電位が印加されている。しかし、ダミー領域11
1の第二のキャパシタ電極201には内部電源107が
接続されており、この内部電源107の発生電位が印加
されている。
【0042】また、セルアレイ101の位置には、行方
向に連通する線形の複数のサブワード線202が列方向
に配列されており、列方向に連通する線形の複数のビッ
ト線203が行方向に配列されている。複数のサブワー
ド線202は、各列ごとに各セル112,113のトラ
ンスファゲート114のゲート電極として機能し、複数
のビット線203は、各行ごとに各セル112,113
のトランスファゲート114のソース電極として機能す
る。
【0043】ただし、ダミーセル113に接続されてい
るサブワード線202は、メモリセル112のサブワー
ド線202とは分断されており、そのトランスファゲー
ト114をオン状態に維持するオン電位が印加されてい
る。また、ダミーセル113に接続されているビット線
203も、メモリセル112のビット線203とは分断
されており、ここでは接地配線(GND)に接続されるこ
とで所定電位として接地電位が印加されている。
【0044】このため、ダミーセル113の容量を形成
する第一第二のキャパシタ電極115,201は、一方
が接地されるとともに他方が内部電源107に接続され
ている。さらに、本実施の形態のDRAM200では、
周辺回路106のデッドスペースに専用の補償容量(図
示せず)が形成されており、この補償容量の両端も内部
電源107と接地配線とに接続されている。
【0045】上述のような構成において、本実施の形態
のDRAM200も、一従来例として前述したDRAM
100と同様に、多数のメモリセル112の各々が二値
データを更新自在に一時保持できるので、デジタルデー
タの書き込みや読み出しを実行することができる。
【0046】このようにデータ読書などの各種動作を実
行するとき、本実施の形態のDRAM200でも、各種
回路102〜106の駆動電力が内部電源107から供
給される。しかし、この内部電源107がダミーセル1
13の第二のキャパシタ電極201に接続されており、
第一のキャパシタ電極115には接地配線が接続されて
いる。
【0047】そして、ダミーセル113のトランスファ
ゲート114はオン状態に常時維持されているので、デ
ータ読書に使用されないダミーセル113の容量に接地
配線と内部電源107とが接続されており、この内部電
源107の電位降下がダミーセル113の容量により補
償されている。
【0048】このため、本実施の形態のDRAM200
は、内部電源107の電位降下が防止されており、安定
した電力により各種回路102〜106が良好に動作す
ることができる。特に、メモリセル112の形状不良を
防止するために従来から存在するダミーセル113を電
位降下の補償に利用するので、専用の補償容量を新規に
形成する必要がなく、装置の小型化や生産性を阻害する
こともない。
【0049】しかも、本実施の形態のDRAM200で
は、周辺回路106の位置に専用の補償容量が形成され
ており、この補償容量も接地配線と内部電源107とに
接続されている。このため、セルアレイ101から離反
した周辺回路106が原因の電位降下は専用の補償容量
により良好に補償され、セルアレイ101に近接した各
種回路102〜105が原因の電位降下はダミーセル1
13の容量により良好に補償される。
【0050】なお、本発明は上記形態に限定されるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で各種の変形を許
容する。例えば、上記形態では本発明の半導体記憶装置
の実施の形態としてDRAM200を例示したが、本発
明はメモリセルが容量を具備する各種の半導体記憶装置
に適用することができ、例えば、FeRAMなども実施
可能である。
【0051】さらに、上記形態では配線構造を簡略化す
るため、メモリ領域110の外周部分に位置するダミー
領域111のうち、メモリ領域110に対して行方向に
位置するダミー領域111のダミーセル113のみ電位
降下の補償容量として利用することを例示したが、配線
構造の工夫によりダミーセル113の全部を補償容量と
することも可能である。
【0052】また、上記形態では拡散層119が行列方
向に連通する構造のDRAM200を例示したが、図5
ないし図8に示すように、拡散層119が行列方向に対
して傾斜した構造のDRAM300でも同様にダミーセ
ル113の容量で電位降下を補償することが可能であ
る。
【0053】さらに、上記形態では周辺回路106の位
置にも専用の補償容量を形成しておき、この補償容量と
ダミーセル113の容量とで電位降下を良好に補償する
ことを例示した。しかし、ダミーセル113の容量のみ
で充分に電位降下を補償できるならば、周辺回路106
の補償容量を省略して小型化や生産性を改善することも
可能である。
【0054】つぎに、本発明の実施の第二の形態を図9
を参照して以下に説明する。ただし、この実施の第二の
形態に関して上述した実施の第一の形態と同一の部分
は、同一の名称および符号を使用して詳細な説明は省略
する。なお、同図は本発明の半導体記憶装置の実施の第
二の形態であるDRAMのセルアレイの回路パターンを
示す平面図である。
【0055】本実施の形態のDRAM400では、第一
の形態として前述したDRAM200と同様に、一個の
メモリ領域110と行方向の両側の二個のダミー領域1
11とで第二のキャパシタ電極201が分断されてお
り、ダミー領域111の第二のキャパシタ電極201に
は内部電源107が接続されている。
【0056】そして、セルアレイ101の位置には、複
数のサブワード線202と複数のビット線203が縦横
に配列されており、ダミーセル113のビット線203
が接地配線(GND)に接続されているが、前述したDR
AM200とは相違して、ダミーセル113のサブワー
ド線202が省略されている。
【0057】上述のような構成において、本実施の形態
のDRAM400では、ダミーセル113のサブワード
線202が省略されているので、ビット線203と第一
のキャパシタ電極115とが常時導通している。このた
め、データ読書に使用されないダミーセル113の容量
に接地配線と内部電源107とが接続されており、この
内部電源107の電位降下がダミーセル113の容量に
より補償されている。
【0058】本実施の形態のDRAM400では、上述
のように内部電源107の電位降下が防止されているの
で、安定した電力により各種回路102〜106が良好
に動作することができる。しかも、ダミーセル113の
容量に接地配線を導通させるためにトランスファゲート
114に電圧を印加する必要もないので、無用な電力の
消費を防止することもできる。
【0059】なお、上述したDRAM400では、ダミ
ーセル113のトランスファゲート114に電圧を印加
する必要がないので省電力であるが、前述したDRAM
200では、ダミーセル113のサブワード線202を
省略しないので、その回路パターンをメモリセル112
と略同一とすることができる。つまり、これらのDRA
M200,400は相互に一長一短を有するため、実際
に実施する場合には各種条件を考慮して適正な一方を選
択することが好適である。
【0060】なお、本発明は上記形態に限定されるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で各種の変形を許
容する。例えば、上記形態では拡散層119が行列方向
に連通する構造でダミーセル113のサブワード線20
2を省略することを例示したが、図10に示すように、
拡散層119が行列方向に対して傾斜した構造のDRA
M500でも同様にダミーセル113のサブワード線2
02を省略して電位降下を補償することが可能である。
【0061】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載するような効果を奏する。
【0062】本発明の第一の半導体記憶装置では、メモ
リセルの配列の外周部分にデータ読書には使用されない
複数のダミーセルが同等な回路パターンで形成されてい
るので、データ保持に使用されるメモリセルの形状不良
が防止されて歩留りが良好であり、能動回路が各種動作
を実行するときに内部電源が発生する駆動電力を消費す
るが、この内部電源に複数のダミーセルの少なくとも一
部の容量が接続されており、メモリセルから離反した位
置の能動回路が原因の電位降下は、その能動回路の位置
の補償容量により補償され、メモリセルに近接した位置
の能動回路が原因の電位降下は、ダミーセルの容量によ
り補償されることにより、ダミーセルの容量で内部電源
の電位降下を補償することができるので、安定した電力
により能動回路が良好に動作することができ、メモリセ
ルの形状不良を防止するために従来から存在するダミー
セルを電位降下の補償に利用するので、専用の補償容量
を新規に形成する必要がなく、装置の小型化や生産性を
阻害することもなく、各所で発生する電位降下の各々を
良好に補償することができる。
【0063】本発明の第二の半導体記憶装置では、メモ
リセルの配列の外周部分にデータ読書には使用されない
複数のダミーセルが同等な回路パターンで形成されてい
るので、データ保持に使用されるメモリセルの形状不良
が防止されて歩留りが良好であり、能動回路がメモリセ
ルにデータ読書やリフレッシュを実行するときに内部電
源が発生する駆動電力を消費するが、この内部電源に複
数のダミーセルの少なくとも一部の容量が接続されて
り、ダミーセルでは、メモリセルとは分断されたワード
線にオン電位が印加されることでトランスファゲートが
オン状態に維持され、メモリセルとは分断されたビット
線に所定電位が印加されている状態で、メモリセルとは
分断された第二のキャパシタ電極に内部電源が接続され
いることにより、ダミーセルの容量で内部電源の電位
降下を補償することができるので、安定した電力により
能動回路が良好に動作することができ、メモリセルの形
状不良を防止するために従来から存在するダミーセルを
電位降下の補償に利用するので、専用の補償容量を新規
に形成する必要がなく、装置の小型化や生産性を阻害す
ることもなく、所定電位が一端に印加されたダミーセル
の容量の他端に内部電源を接続できるので、簡単な構造
で確実に内部電源の電位降下を補償することができる
【0064】
【0065】本発明の第三の半導体記憶装置では、メモ
リセルの配列の外周部分にデータ読書には使用されない
複数のダミーセルが同等な回路パターンで形成されてい
るので、データ保持に使用されるメモリセルの形状不良
が防止されて歩留りが良好であり、能動回路がメモリセ
ルにデータ読書やリフレッシュを実行するときに内部電
源が発生する駆動電力を消費するが、この内部電源に複
数のダミーセルの少なくとも一部の容量が接続されてお
り、ダミーセルでは、メモリセルとは分断されたビット
線に所定電位が印加されており、ワード線が省略される
ことでビット線と第一のキャパシタ電極とが導通されて
おり、このような状態でメモリセルとは分断された第二
のキャパシタ電極に内部電源が接続されていることによ
り、ダミーセルの容量で内部電源の電位降下を補償する
ことができるので、安定した電力により能動回路が良好
に動作することができ、メモリセルの形状不良を防止す
るために従来から存在するダミーセルを電位降下の補償
に利用するので、専用の補償容量を新規に形成する必要
がなく、装置の小型化や生産性を阻害することもなく、
所定電位が一端に印加されたダミーセルの容量の他端に
内部電源を接続できるので、簡単な構造で確実に内部電
源の電位降下を補償することができる。
【0066】本発明の第四の半導体記憶装置では、メモ
リセルの配列の外周部分にデータ読書には使用されない
複数のダミーセルが同等な回路パターンで形成されてい
るので、データ保持に使用されるメモリセルの形状不良
が防止されて歩留りが良好であり、能動回路がメモリセ
ルにデータ読書やリフレッシュを実行するときに内部電
源が発生する駆動電力を消費するが、この内部電源に複
数のダミーセルの少なくとも一部の容量が接続されてお
り、メモリセルから離反した位置の能動回路が原因の電
位降下は、その能動回路の位置の補償容量により補償さ
れ、メモリセルに近接した位置の能動回路が原因の電位
降下は、ダミーセルの容量により補償されることによ
り、ダミーセルの容量で内部電源の電位降下を補償する
ことができるので、安定した電力により能動回路が良好
に動作することができ、メモリセルの形状不良を防止す
るために従来から存在するダミーセルを電位降下の補償
に利用するので、専用の補償容量を新規に形成する必要
がなく、装置の小型化や生産性を阻害することもなく、
各所で発生する電位降下の各々を良好に補償することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体記憶装置の実施の第一の形態で
あるDRAMのセルアレイの回路パターンを示す平面図
である。
【図2】図1の構造をX1ラインで切断した状態を示す
断面図である。
【図3】図1の構造をX2ラインで切断した状態を示す
断面図である。
【図4】図1の構造をX3ラインで切断した状態を示す
断面図である。
【図5】第一の変形例のDRAMのセルアレイの回路パ
ターンを示す平面図である。
【図6】図5の構造をX1ラインで切断した状態を示す
断面図である。
【図7】図5の構造をX2ラインで切断した状態を示す
断面図である。
【図8】図5の構造をX3ラインで切断した状態を示す
断面図である。
【図9】実施の第二の形態のDRAMのセルアレイの回
路パターンを示す平面図である。
【図10】第二の変形例のDRAMのセルアレイの回路
パターンを示す平面図である。
【図11】半導体記憶装置の一従来例であるDRAMの
全体構造を示す模式的なブロック図である。
【図12】セルアレイの回路パターンを示す平面図であ
る。
【図13】図12の構造をX1ラインで切断した状態を
示す断面図である。
【図14】図12の構造をX2ラインで切断した状態を
示す断面図である。
【図15】図12の構造をX3ラインで切断した状態を
示す断面図である。
【図16】内部電源の電位の変化を示す特性図である。
【図17】内部電源と内部回路との配線に補償容量を接
続した状態を示す模式図である。
【符号の説明】
112 メモリセル 113 ダミーセル 114 トランスファゲート 115 第一のキャパシタ電極 200,300,400,500 半導体記憶装置で
あるDRAM 201 第二のキャパシタ電極 202 サブワード線 203 ビット線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 27/108 H01L 21/8242

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二次元的に配列されて容量により二値デ
    ータを読書自在に各々保持する多数のメモリセルと、該
    メモリセルの配列の外周部分に同等な回路パターンで形
    成されてデータ読書には使用されない複数のダミーセル
    と、各部に供給される駆動電力を発生する内部電源と、
    該内部電源が発生する駆動電力を消費して各種動作を実
    行する能動回路と、を具備している半導体記憶装置であ
    って、 複数の前記ダミーセルの少なくとも一部の容量が前記内
    部電源に接続されており、 前記能動回路の少なくとも一部が前記メモリセルとは離
    反した位置に配置されており、 該メモリセルとは離反した前記能動回路の位置に補償容
    量が形成されており、 該補償容量も前記内部電源に接続されている 半導体記憶
    装置。
  2. 【請求項2】 二次元的に配列されて容量により二値デ
    ータを読書自在に各々保持する多数のメモリセルと、該
    メモリセルの配列の外周部分に同等な回路パターンで形
    成されてデータ読書には使用されない複数のダミーセル
    と、前記メモリセルにデータ読書やリフレッシュを実行
    する能動回路と、該能動回路に駆動電力を供給する内部
    電源と、を具備している半導体記憶装置であって、前記メモリセルは、前記容量とトランスファゲートから
    なり、該トランスファゲートのドレイン電極となる第一
    のキャパシタ電極と、該第一のキャパシタ電極と対向し
    て前記容量を形成する第二のキャパシタ電極と、前記ト
    ランスファゲートのゲート電極として前記能動回路に接
    続されているワード線と、前記トランスファゲートのソ
    ース電極として前記能動回路に接続されているビット線
    と、を具備しており、 該メモリセルと回路パターンが同等である前記ダミーセ
    ルは、ワード線が前記メモリセルのワード線とは分断さ
    れて前記トランスファゲートをオン状態に維持するオン
    電位が印加されており、ビット線が前記メモリセルのビ
    ット線とは分断されて所定電位が印加されており、第二
    のキャパシタ電極が前記メモリセルの第二のキャパシタ
    電極とは分断されて前記内部電源に接続されており、 複数の前記ダミーセルの少なくとも一部の容量が前記内
    部電源に接続されている半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 二次元的に配列されて容量により二値デ
    ータを読書自在に各々保持する多数のメモリセルと、該
    メモリセルの配列の外周部分に同等な回路パターンで形
    成されてデータ読書には使用されない複数のダミーセル
    と、前記メモリセルにデータ読書やリフレッシュを実行
    する能動回路と、該能動回路に駆動電力を供給する内部
    電源と、を具備している半導体記憶装置であって、前記メモリセルは、前記容量とトランスファゲートから
    なり、該トランスファゲートのドレイン電極となる第一
    のキャパシタ電極と、該第一のキャパシタ電極と対向し
    て前記容量を形成する第二のキャパシタ電極と、前記ト
    ランスファゲートのゲート電極として前記能動回路に接
    続されているワード線と、前記トランスファゲートのソ
    ース電極として前記能動回路に接続されているビット線
    と、を具備しており、 該メモリセルと回路パターンが同等である前記ダミーセ
    ルは、ワード線が省略されており、ビット線が前記メモ
    リセルのビット線とは分断されて所定電位が印加されて
    おり、第二のキャパシタ電極が前記メモリセルの第二の
    キャパシタ電極とは分断されて前記内部電源に接続され
    ており、 複数の前記ダミーセルの少なくとも一部の容量が前記内
    部電源に接続されている半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 二次元的に配列されて容量により二値デ
    ータを読書自在に各々保持する多数のメモリセルと、該
    メモリセルの配列の外周部分に同等な回路パターンで形
    成されてデータ読書には使用されない複数のダミーセル
    と、前記メモリセルにデータ読書やリフレッシュを実行
    する能動回路と、該能動回路に駆動電力を供給する内部
    電源と、を具備している半導体記憶装置であって、 複数の前記ダミーセルの少なくとも一部の容量が前記内
    部電源に接続されており、 前記能動回路の少なくとも一部が前記メモリセルとは離
    反した位置に配置されており、 該メモリセルとは離反した前記能動回路の位置に補償容
    量が形成されており、 該補償容量も前記内部電源に接続されている 半導体記憶
    装置。
  5. 【請求項5】 前記能動回路の少なくとも一部が前記メ
    モリセルとは離反した位置に配置されており、 該メモリセルとは離反した前記能動回路の位置に補償容
    量が形成されており、 該補償容量も前記内部電源に接続されている請求項2ま
    たは3に記載の半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 二次元的に配列されて容量により二値デ
    ータを読書自在に各々保持する多数のメモリセルと、該
    メモリセルの配列の外周部分に同等な回路パターンで形
    成されてデータ読書には使用されない複数のダミーセル
    と、各部に供給される駆動電力を発生する内部電源と、
    該内部電源が発生する駆動電力を消費して各種動作を実
    行する能動回路と、を具備しており、 前記メモリセルは、前記容量とトランスファゲートから
    なり、該トランスファゲートのドレイン電極となる第一
    のキャパシタ電極と、該第一のキャパシタ電極と対向し
    て前記容量を形成する第二のキャパシタ電極と、前記ト
    ランスファゲートのゲート電極として前記能動回路に接
    続されているワード線と、前記トランスファゲートのソ
    ース電極として前記能動回路に接続されているビット線
    と、を具備しており、 前記ダミーセルは前記メモリセルと回路パターンが同等
    である 半導体記憶装置において、前記ダミーセルのワード線を前記メモリセルのワード線
    とは分断して前記トランスファゲートをオン状態に維持
    するオン電位が印加されるようにし、 前記ダミーセルのビット線を前記メモリセルのビット線
    とは分断して所定電位が印加されるようにし、 前記ダミーセルの第二のキャパシタ電極を前記メモリセ
    ルの第二のキャパシタ電極とは分断して前記内部電源に
    接続し、 前記内部電源に複数の前記ダミーセルの少なくとも一部
    の容量を接続するようにした半導体記憶装置の装置製造
    方法。
  7. 【請求項7】 二次元的に配列されて容量により二値デ
    ータを読書自在に各々保持する多数のメモリセルと、該
    メモリセルの配列の外周部分に同等な回路パターンで形
    成されてデータ読書には使用されない複数のダミーセル
    と、各部に供給される駆動電力を発生する内部電源と、
    該内部電源が発生する駆動電力を消費して各種動作を実
    行する能動回路と、を具備しており、 前記メモリセルは、前記容量とトランスファゲートから
    なり、該トランスファゲートのドレイン電極となる第一
    のキャパシタ電極と、該第一のキャパシタ電極と対向し
    て前記容量を形成する第二のキャパシタ電極と、前記ト
    ランスファゲートのゲート電極として前記能動回路に接
    続されているワード線と、前記トランスファゲートのソ
    ース電極として前記能動回路に接続されているビット線
    と、を具備しており、 前記ダミーセルは前記メモリセルと回路パターンが同等
    である 半導体記憶装置において、前記ダミーセルのワード線を省略し、 前記ダミーセルのビット線を前記メモリセルのビット線
    とは分断して所定電位が印加されるようにし、 前記ダミーセルの第二のキャパシタ電極を前記メモリセ
    ルの第二のキャパシタ電極とは分断して前記内部電源に
    接続し、 前記内部電源に複数の前記ダミーセルの少なくとも一部
    の容量を接続するようにした半導体記憶装置の装置製造
    方法。
  8. 【請求項8】 二次元的に配列されて容量により二値デ
    ータを読書自在に各々保持する多数のメモリセルと、該
    メモリセルの配列の外周部分に同等な回路パターンで形
    成されてデータ読書には使用されない複数のダミーセル
    と、各部に供給される駆動電力を発生する内部電源と、
    該内部電源が発生する駆動電力を消費して各種動作を実
    行する能動回路と、を具備している半導体記憶装置にお
    いて、 前記内部電源に複数の前記ダミーセルの少なくとも一部
    の容量を接続し、 前記能動回路の少なくとも一部を前記メモリセルとは離
    反した位置に配置し、 該メモリセルとは離反した前記能動回路の位置に補償容
    量を形成し、 該補償容量も前記内部電源に接続 するようにした半導体
    記憶装置の装置製造方法。
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