JP3169891B2 - 装飾体 - Google Patents

装飾体

Info

Publication number
JP3169891B2
JP3169891B2 JP11026198A JP11026198A JP3169891B2 JP 3169891 B2 JP3169891 B2 JP 3169891B2 JP 11026198 A JP11026198 A JP 11026198A JP 11026198 A JP11026198 A JP 11026198A JP 3169891 B2 JP3169891 B2 JP 3169891B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
decorative
mounting member
fitting
decorative body
decorative member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP11026198A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11262409A (ja
Inventor
巌 奥山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bandai Co Ltd
Original Assignee
Bandai Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bandai Co Ltd filed Critical Bandai Co Ltd
Priority to JP11026198A priority Critical patent/JP3169891B2/ja
Publication of JPH11262409A publication Critical patent/JPH11262409A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3169891B2 publication Critical patent/JP3169891B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
  • Adornments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話、PH
S、その他携帯用機器に使用するストラップベルト(ハ
ンドストラップベルト又はストラップともいう。)に取
り付けるための装飾体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のストラップベルト用装飾体は、図
8に示す構造を成している。すなわち、合成樹脂の一体
成形によって文字等を表示した板状の装飾体91を形成
し、装飾体91の裏面には突出ピン93を形成してい
る。装飾体91をストラップベルト99に取り付ける際
には、突出ピン93をストラップベルト99の任意の位
置に差し込んで貫通させ、反対側に突出した突出ピン9
3の先端を係合部材95の係合孔97に係合させて固定
するというものであった。また、この係合部材95の素
材にはゴムのような弾性体や合成樹脂等が用いられてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のストラップ
ベルト用の装飾体は、直接ストラップベルトに突出ピン
93を差し込んで貫通させる構造となっているので、貫
通孔によってストラップベルトを傷つけてしまうという
問題を有している。また、装飾体はストラップベルトに
細い突出ピンを貫通させる構造となっているので、貫通
させたピンを折ってしまい、使用できなくなるという問
題を有している。さらに、突出ピンの強度を高めるため
に、突出ピンを金属によって形成した場合には、反対側
に突出した突出ピン93に手等を引っかけて怪我をさせ
るおそれがある。
【0004】本発明は、上記の点に鑑み発明されたもの
であり、ストラップベルトに傷をつけることなく取り付
けることができる装飾体を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願発明のストラップベ
ルト用の装飾体は、上記課題を解決するために以下の構
成を有する。すなわち、下記の要件を備えたことを特徴
とする、ストラップベルト用の装飾体。 (イ)装飾体は、装飾部材と取付部材とから構成されて
いること。 (ロ)装飾部材および取付部材は、それぞれ合成樹脂に
より一体成形されていること。 (ハ)装飾部材の表面には装飾が施されており、裏面に
は嵌合凹部が設けられていること。 (ニ)取付部材には、嵌合凸部が設けられていること。 (ホ)装飾部材と取付部材との間にストラップベルトを
挟持した状態で嵌合凹部に嵌合凸部が嵌合し、装飾部材
と取付部材が結合するようになっていること。 (ヘ)嵌合凹部は、装飾部材に形成された溝の両側部
に、当該溝の長手方向に沿って形成されていること。 (ト)嵌合凸部は、取付部材から嵌合凹部に向かって立
設した板状の部材であり、その先端部には面取りが施さ
れていること。
【0006】また、本願発明のストラップベルト用装飾
体は、以下の構成を有する。すなわち、請求項1記載の
ストラップベルト用の装飾体であって、前記装飾部材に
形成した溝の長手方向端部と対向する前記取付部材の端
縁には、前記装飾部材と反対側に傾斜するテーパ部が形
成されていること。
【0007】また、本願発明のストラップベルト用装飾
体は、以下の構成を有する。すなわち、請求項1記載の
ストラップベルト用の装飾体であって、前記嵌合凹部お
よび嵌合凸部が、溝の長手方向の中心位置から溝に沿っ
て一方に偏って設けられていること。
【0008】また、本願発明のストラップベルト用装飾
体は、以下の構成を有する。すなわち、請求項3記載の
ストラップベルト用の装飾体であって、前記装飾部材に
形成した溝の長手方向端部と対向する前記取付部材の端
縁には、前記装飾部材と反対側に傾斜するテーパ部が形
成されていること。
【0009】また、本願発明のストラップベルト用の装
飾体は、以下の構成を有する。すなわち、 (イ)装飾体は、装飾部材と取付部材とから構成されて
いること。 (ロ)装飾部材および取付部材は、それぞれ合成樹脂に
より一体成形されていること。 (ハ)装飾部材の表面には装飾が施されており、裏面に
は嵌合凹部が設けられていること。 (ニ)取付部材には、嵌合凸部が設けられていること。 (ホ)装飾部材と取付部材との間にストラップベルトを
挟持した状態で嵌合凹部に嵌合凸部が嵌合し、装飾部材
と取付部材が結合するようになっていること。 (ヘ)取付部材の前記ストラップベルトを挟持する面に
は突起が形成されており、当該突起によってストラップ
ベルトを押圧するようになっていること。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。 (第1の実施形態) 1は本発明のストラップベルト用の装飾体である。図4
にその使用方法の概略を示すが、携帯電話やPHS等の
携帯用機器に使用するストラップベルト(以下「ストラ
ップ」という。)に取り付けて、ストラップを装飾して
楽しむためのものである。装飾体1を取り付ける一般的
なストラップについて簡単に説明すると、ストラップ7
は大きく3つの部分から構成されている。即ち、携帯機
器に直接取り付けるための細紐で形成された取付部74
と実際に手に掛けたり持ったりする帯状の手持部71と
取付部74と手持部71とを連結する連結部73とから
構成されている。本発明の装飾体1は、上記のようなス
トラップ7の手持部71に取り付けるためのものであ
る。
【0011】図1を用いて、さらにストラップ7への装
飾体1の取付状態を拡大して示し、その概略を説明す
る。装飾体1は、装飾部材3及び取付部材5から構成さ
れている。そして、ストラップ7の手持部71を挟み込
むように装飾部材3と取付部材5を連結させることによ
り、装飾体1を手持部71に取り付けることができる。
【0012】次に、図1、図2を用いて、装飾体1の構
造を詳しく説明する。装飾部材3の表面には、アニメキ
ャラクター等の立体的なデザインが施されている。図示
している装飾部材3は、丸い形状に顔を描いたものであ
るが、丸い外形に限るわけではなく、形状自体を他の凹
凸のある立体形状にしても差し支えない。また、アニメ
キャラクター等のデザインに限るわけではなく、数字・
文字等の他のデザインが施されていても差し支えない。
【0013】装飾部材3の裏面は、取付部材5と接する
ための接合面37となっており、接合面37にはストラ
ップ7の手持部71を挿通させるための溝31が形成さ
れている。本実施形態では、溝31は、装飾部材3の表
面に描いた顔の上下方向と同一方向に形成されている。
溝31の幅はストラップ7の手持部71と略同じ程度の
寸法であり、深さは手持部71の肉厚と略同じ程度の寸
法に形成されている。ストラップ7自体は、繊維を編ん
で形成されたり、合成皮革で形成されたり、軟質合成樹
脂で形成されているから多少の変形が可能であり、溝3
1の寸法と手持部71の寸法が多少違っていても差し支
えない。
【0014】また、溝31の両側部には、溝31の長手
方向に沿って矩形状の嵌合凹部33(33a、33b)
が形成されている。嵌合凹部33の深さは前記溝31よ
りも深く形成されている。嵌合凹部33は、後述する取
付部材5に形成した嵌合凸部53(53a、53b)と
嵌合させるためのものである。
【0015】さらに、溝31の内面には、その長手方向
に沿って2つの円形の穴部35(35a、35b)が形
成されている。本実施の形態では穴部35を2カ所(3
5a、35b)設けたが、必ずしも2カ所必要なわけで
はなく、後述する突起55と対向する位置に1カ所の穴
部があればよい。
【0016】次に、取付部材5について説明する。取付
部材5には、前述した装飾部材3のアニメキャラクター
等の立体的なデザインと関連したデザインが施されてい
る。すなわち、装飾部材3が「顔」であるのに対して取
付部材5は「後頭部」のデザインになっている。もちろ
ん、装飾部材3と取付部材5は、「顔」と「後頭部」と
いう組み合わせだけに限らず、他の場合も当然に考えら
れる。
【0017】取付部材5は、前記装飾部材3の接合面3
7と接する接合面51を有し、接合面51には前記嵌合
凹部33a、33bにそれぞれ嵌合する嵌合凸部53
a、53bが形成されている。嵌合凸部53は板状をな
しており、その厚みは前記嵌合凹部33の幅より若干大
きく形成され、その長さは嵌合凹部33の長手方向の長
さより若干大きく形成され、その高さは嵌合凹部33の
深さより若干短く形成されている。この寸法関係によっ
て、嵌合凹部33と嵌合凸部53との間に適度なはめ合
い摩擦が生じ、装飾部材3と取付部材5を結合させるこ
とができる。なお、本実施の形態では、装飾部材3と取
付部材5を完全に固着するように形成しているのではな
く、装飾部材3に対して取付部材5が着脱可能となるよ
うに形成している。また、嵌合凸部53の先端部分は、
弧状の面取りが施され丸められている。
【0018】取付部材5の接合面51には突起55が形
成されている。この突起55は、取付部材5と装飾部材
3が結合した際、装飾部材3の溝31に形成された穴部
35と対向する位置に設けられている。また、取付部材
5の接合面51側の一端縁には、テーパ部57が形成さ
れている。
【0019】上記、第1の実施形態の作用について説明
する。図3(a)に、ストラップ7の手持部71を挟み
込んで、装飾部材3と取付部材5を結合させた状態の断
面図を示す。装飾部材3の溝31に手持部71を挿通さ
せた状態で、手持部71を挟み込むように取付部材5を
装飾部材3に結合させる。この際、嵌合凹部33の寸法
より嵌合凸部53の寸法が若干大きくしてあるので、こ
の寸法差によるお互いのはめあいによって、嵌合凹部3
3と嵌合凸部53が結合状態を維持することが可能とな
っている。本実施の形態において、溝31の両側部2カ
所に嵌合凹部33および嵌合凸部53を設けたのは、装
飾部材3と取付部材5の結合力を、1カ所での結合より
も高くするためである。
【0020】また、装飾部材3と取付部材5を結合させ
た状態で、装飾部材3の穴部35aと取付部材5の突起
55が対向する位置関係となっており、この穴部35a
と突起55の間にストラップ7の手持部71を通す構造
となっている。従って、手持部71が突起55によって
押され穴部35a側に向かって変形し、この変形が抵抗
となって、装飾体1が手持部71上を容易に移動しない
ようになっている。
【0021】図3(b)に、装飾部材3から取付部材5
を取り外す際の状態を表す断面図を示す。つまり、装飾
部材3から取付部材5を取り外す際には、爪等を取付部
材5の一端縁に形成したテーパ部57に差し込んで取付
部材5を装飾部材3から引き離すと、図示するように簡
単に装飾部材3と取付部材5の結合を解除することがで
きる。この際、嵌合凸部53の先端が丸く面取りされて
いるので、取付部材5のテーパ部57とは反対側の一端
58を中心として、回動するように取付部材5を取り外
すことができる。もし、嵌合凸部53の先端に面取りが
無い場合には、装飾部材3に対して回動させるように取
付部材5を取り外すことができず、そのまま平行に引き
離さなければならないので、取り外しに極めて不便であ
り、場合によっては嵌合凸部53を破損することも考え
られる。
【0022】(第2の実施形態) 第2の実施形態における装飾体も、第1の実施形態にお
ける装飾体と全く同様にストラップ自体を装飾して楽し
むためのものであり、その使用方法および取付方法もほ
ぼ同一である。
【0023】以下、図5において、第2の実施形態にお
ける装飾体101の構造を詳しく説明する。装飾部材1
03の表面には、アニメキャラクター等の立体的なデザ
インが施されている。図示している装飾部材103は、
丸い形状に顔を描いたものであるが、丸い外形に限るわ
けではなく、形状自体を他の凹凸のある立体形状にして
も差し支えない。また、アニメキャラクター等のデザイ
ンに限るわけではなく、数字・文字等の他のデザインが
施されていても差し支えない。
【0024】装飾部材103の裏面は、取付部材105
と接するための接合面137となっており、接合面13
7にはストラップ7の手持部71を挿通させるための溝
131が形成されている。本実施形態では、溝131は
装飾部材103の表面に描いた顔の上下方向と同一方向
に形成されている。溝131の幅はストラップ7の手持
部71と略同じ程度の寸法であり、深さは手持部71の
肉厚と略同じ程度の寸法に形成されている。ストラップ
7自体は、繊維を編んで形成されたり、合成皮革で形成
されたり、軟質合成樹脂で形成されているから多少の変
形が可能であり、溝131の寸法と手持部71の寸法が
多少違っていても差し支えない。
【0025】また、溝131の両側部には、溝131の
長手方向に沿って矩形状の嵌合凹部133(133a、
133b)が形成されている。嵌合凹部133の深さは
前記溝131よりも深く形成されている。また、嵌合凹
部133は、装飾部材103の中心位置から溝131の
長手方向に沿って所定の寸法だけ偏った位置に形成され
ている。嵌合凹部133は、後述する取付部材105に
形成した嵌合凸部153(153a、153b)を嵌合
させるためのものである。
【0026】さらに、溝131の内面には、その長手方
向に沿って2つの円形の穴部135(135a、135
b)が並んで形成されている。本実施の形態では穴部1
35を2カ所(135a、135b)設けたが、必ずし
も2カ所必要なわけではなく、後述する突起155と対
向する位置に1カ所の穴部があればよい。
【0027】次に、取付部材105について説明する。
取付部材105には、前述した装飾部材103のアニメ
キャラクター等の立体的なデザインと関連したデザイン
が施されている。すなわち、装飾部材103が「顔」で
あるのに対して取付部材105は「後頭部」のデザイン
になっている。もちろん、装飾部材103と取付部材1
05は、「顔」と「後頭部」という組み合わせだけに限
らず、他の場合も当然に考えられる。
【0028】取付部材105は、前記装飾部材103の
接合面137と接する接合面151を有し、接合面15
1には前記嵌合凹部133a、133bにそれぞれ嵌合
する嵌合凸部153a、153bが形成されている。嵌
合凸部153は板状をなしており、その厚みは前記嵌合
凹部133の幅より若干大きく形成され、その長さは嵌
合凹部133の溝の長さより若干大きく形成され、その
高さは嵌合凹部133の深さより若干短く形成されてい
る。この寸法関係によって、嵌合凹部133と嵌合凸部
153との間に適度なはめ合い摩擦が生じ、装飾部材1
03と取付部材105を結合させることができる。な
お、本実施の形態では、装飾部材103と取付部材10
5を完全に固着するように形成しているのではなく、装
飾部材103に対して取付部材105が着脱可能となる
ように形成している。また、嵌合凸部153は、前記装
飾部材103の嵌合凹部133の位置に対向して、取付
部材105の中心位置から所定の寸法だけ偏った位置に
形成されている。また、嵌合凸部153の先端部分は、
弧状の面取りが施され丸められている。
【0029】取付部材105の接合面151には突起1
55が形成されている。この突起155は、取付部材1
05と装飾部材103が結合した際、装飾部材103の
溝131に形成された穴部135と対向する位置に設け
られている。また、取付部材105の接合面151側の
一端縁にはテーパ部157が形成されている。
【0030】上記、第2の実施形態の作用について説明
する。図6(a)、にストラップ7の手持部71を挟み
込んで、装飾部材103と取付部材105を結合さた状
態の断面図を示す。装飾部材103の溝131に手持部
71を挿通させた状態で、手持部71を挟み込むように
取付部材105を装飾部材103に結合させる。この
際、嵌合凹部133の寸法より嵌合凸部153の寸法が
若干大きくしてあるので、この寸法差によるお互いのは
めあいによって、嵌合凹部133と嵌合凸部153が結
合状態を維持することが可能となっている。本実施の形
態において、溝131の両側部2カに所嵌合凹部133
および嵌合凸部153を設けたのは、装飾部材103と
取付部材105の結合力を、1カ所での結合よりも高く
するためである。
【0031】また、装飾部材103と取付部材105を
結合させた状態で、装飾部材103の穴部135aと取
付部材105の突起155が対向する位置関係となって
おり、この穴部135aと突起155の間にストラップ
7の手持部71を通す構造となっている。従って、手持
部71が突起155によって押され穴部135a側に向
かって変形し、この変形が抵抗となって、装飾体101
が手持部71上を容易に移動しないようになっている。
【0032】図6(b)に、装飾部材103から取付部
材105を取り外す際の状態を表す断面図を示す。つま
り、装飾部材103から取付部材105を取り外す際に
は、爪等を取付部材105の一端縁に形成したテーパ部
157に差し込んで取付部材105を装飾部材103か
ら引き離すと、図示するように簡単に装飾部材103と
取付部材105の結合を解除することができる。この
際、嵌合凸部153の先端が丸く面取りされているの
で、取付部材105のテーパ部とは反対側の一端158
を中心として、回動するように取付部材105を取り外
すことができる。もし、嵌合凸部153の先端に面取り
が無い場合には、装飾部材103に対して回動させるよ
うに取付部材105を取り外すことができず、そのまま
平行に引き離さなければならないので、取り外しに極め
て不便であり、場合によっては嵌合凸部153を破損す
ることも考えられる。
【0033】次に、第2の実施形態における特有の作用
について説明する。第2の実施形態では、嵌合凹部13
3および嵌合凸部153を形成した位置が、装飾部材1
03および取付部材105の中心位置から所定の距離だ
け偏っている。この構造の目的は、装飾部材103のデ
ザインに対して取付部材105のデザインが決まってい
る場合、例えば装飾部材103の上下方向に対して取付
部材105の上下方向の向きが決まっている場合に、取
付部材105を装飾部材103に対して逆さ向きに取り
付けたりすることを防止することができる。つまり、取
付部材105を装飾部材103に対して逆さ向きに取り
付けた場合には、図7に示すように、装飾部材103に
対して偏った位置に取付部材105が取り付けられ、明
らかに取付け方向が間違っていることに気がつくように
なっている。
【0034】
【発明の効果】本願請求項1、2、5に係る発明は以下
の効果を有する。すなわち、ストラップに装飾体を取り
付ける際、ストラップを挟み込むように装飾部材と取付
部材を結合させているので、従来の装飾体のように直接
ストラップに穴を開けたりする必要がなく、ストラップ
自体を傷つけることが無い。従って、同じストラップに
多数の装飾体をつける場合でも、従来の装飾体ではスト
ラップを穴だらけにしていたが、本願発明の装飾体では
全くそのようなことは生じない。また、ストラップベル
トに取り付けた装飾体を簡単に取り外すことができ、部
材の破損を防止できるという効果を有する。
【0035】また、本願請求項3に係る発明は以下の効
果を有する。すなわち、請求項1記載の装飾体におい
て、装飾部材の上下方向に対して取付部材の上下方向の
向きが決まっている場合に、取付部材を装飾部材に対し
て逆向きに取り付けたりすることを防止できるという効
果を有する。
【0036】また、本願請求項4に係る発明は以下の効
果を有する。すなわち、請求項3記載の装飾体におい
て、ストラップベルトに取り付けた装飾体を簡単に取り
外すことができ、部材の破損を防止できるという効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装飾体の使用状態を示す拡大斜視図。
【図2】本発明の装飾体の構造を示す分解斜視図。
【図3】本発明の装飾体の取付け状態を示す断面図。
【図4】本発明の装飾体の使用状態を示す斜視図。
【図5】本発明の他の実施例である装飾体の構造を示す
分解斜視図。
【図6】本発明の他の実施例である装飾体の取付け状態
を示す断面図。
【図7】本発明の他の実施例である装飾体の間違った取
付け状態を示す断面図。
【図8】従来の、ストラップベルト用装飾体の概略を示
す斜視図。
【符号の説明】
1 装飾体 3 装飾部材 31 溝 33(33a、33b) 嵌合凹部 35(35a、35b) 穴部 37 接合面 5 取付部材 53(53a、53b) 嵌合凸部 51 接合面 57 テーパ部 7 ストラップ 71 手持部 73 連結部 74 取付部

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の要件を備えたことを特徴とする、
    ストラップベルト用の装飾体。 (イ)装飾体は、装飾部材と取付部材とから構成されて
    いること。 (ロ)装飾部材および取付部材は、それぞれ合成樹脂に
    より一体成形されていること。 (ハ)装飾部材の表面には装飾が施されており、裏面に
    は嵌合凹部が設けられていること。 (ニ)取付部材には、嵌合凸部が設けられていること。 (ホ)装飾部材と取付部材との間にストラップベルトを
    挟持した状態で嵌合凹部に嵌合凸部が嵌合し、装飾部材
    と取付部材が結合するようになっていること。 (ヘ)嵌合凹部は、装飾部材に形成された溝の両側部
    に、当該溝の長手方向に沿って形成されていること。 (ト)嵌合凸部は、取付部材から嵌合凹部に向かって立
    設した板状の部材であり、その先端部には面取りが施さ
    れていること。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のストラップベルト用の装
    飾体であって、前記装飾部材に形成した溝の長手方向端
    部と対向する前記取付部材の端縁には、前記装飾部材と
    反対側に傾斜するテーパ部が形成されていること。
  3. 【請求項3】 前記嵌合凹部および嵌合凸部が、溝の長
    手方向の中心位置から溝に沿って一方に偏って設けられ
    ていることを特徴とする、請求項1記載のストラップベ
    ルト用の装飾体。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のストラップベルト用の装
    飾体であって、前記装飾部材に形成した溝の長手方向端
    部と対向する前記取付部材の端縁には、前記装飾部材と
    反対側に傾斜するテーパ部が形成されていること。
  5. 【請求項5】 下記の要件を備えたことを特徴とする、
    ストラップベルト用の装飾体。 (イ)装飾体は、装飾部材と取付部材とから構成されて
    いること。 (ロ)装飾部材および取付部材は、それぞれ合成樹脂に
    より一体成形されていること。 (ハ)装飾部材の表面には装飾が施されており、裏面に
    は嵌合凹部が設けられていること。 (ニ)取付部材には、嵌合凸部が設けられていること。 (ホ)装飾部材と取付部材との間にストラップベルトを
    挟持した状態で嵌合凹部に嵌合凸部が嵌合し、装飾部材
    と取付部材が結合するようになっていること。 (ヘ)取付部材の前記ストラップベルトを挟持する面に
    は突起が形成されており、当該突起によってストラップ
    ベルトを押圧するようになっていること。
JP11026198A 1998-03-17 1998-03-17 装飾体 Expired - Fee Related JP3169891B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11026198A JP3169891B2 (ja) 1998-03-17 1998-03-17 装飾体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11026198A JP3169891B2 (ja) 1998-03-17 1998-03-17 装飾体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11262409A JPH11262409A (ja) 1999-09-28
JP3169891B2 true JP3169891B2 (ja) 2001-05-28

Family

ID=14531217

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11026198A Expired - Fee Related JP3169891B2 (ja) 1998-03-17 1998-03-17 装飾体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3169891B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101694952B1 (ko) * 2015-04-29 2017-01-10 주식회사 고려원 클립형 밴드

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101694952B1 (ko) * 2015-04-29 2017-01-10 주식회사 고려원 클립형 밴드

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11262409A (ja) 1999-09-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20010054217A1 (en) Back-clip structure
US20060101602A1 (en) Curved cleaning duster
JP3169891B2 (ja) 装飾体
JP3057040U (ja) 装飾体
KR100837664B1 (ko) 나사식 단추
GB2421173A (en) Cleaning duster with a curved shape
JP3581843B2 (ja) ストラップ係止具
KR200218185Y1 (ko) 양복커버용 손잡이 고정구
CN219353438U (zh) 一种锁合结构及颈枕
KR200192511Y1 (ko) 머리핀
JP5378728B2 (ja) 連結具
JP2005034294A (ja) バンド
JP3076476U (ja) ストラップ用装飾体
KR200407534Y1 (ko) 고정구 일체형 귀걸이
KR200181206Y1 (ko) 열쇠의 클립 설치구조
KR200201857Y1 (ko) 연결구 어셈블리
JPH09182612A (ja) 紐体の結合具
KR200198210Y1 (ko) 코일 끈 고정구조
JP4093466B2 (ja) 合成樹脂製クリップ
JP3155247U (ja) 連結具
JPH0239375Y2 (ja)
KR100495501B1 (ko) 장신구줄에 장착되는 연결구
JP2838796B2 (ja) 樋支持具の固定用レバー構造
KR200199218Y1 (ko) 탄성굴곡머리핀
JPH08224113A (ja) ベルト用のバックル

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20010219

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100316

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110316

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110316

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120316

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120316

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130316

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130316

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140316

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees