JPH09182612A - 紐体の結合具 - Google Patents

紐体の結合具

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JPH09182612A
JPH09182612A JP7353685A JP35368595A JPH09182612A JP H09182612 A JPH09182612 A JP H09182612A JP 7353685 A JP7353685 A JP 7353685A JP 35368595 A JP35368595 A JP 35368595A JP H09182612 A JPH09182612 A JP H09182612A
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JP
Japan
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lid
space
opening
main body
cord
Prior art date
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Pending
Application number
JP7353685A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryukichi Murai
隆吉 村井
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YKK Corp
Original Assignee
YKK Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型で薄型であり、かつ確実に紐体を固定可
能な強度にする。 【解決手段】 本体18と蓋部20を有し、本体18に
は、対向する2側面を貫通する紐挿通用の空間部16が
設けられ、空間部16の底面25には突起28が形成さ
れている。本体18の上面中央には、空間部16に連通
する開口部26が形成され、蓋部20は、開口部26に
嵌合し、この蓋部20の空間部16側の面には、突起2
8と干渉しないように対向した突起38が形成されてい
る。蓋部20には、開口部26の空間部16内周面の周
縁部に係合する係止片40が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カメラや携帯電
話などの小物に取り付けられ、上記小物を携帯、吊持す
る時に保持されるストラップに使用される紐体の結合具
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、カメラや携帯電話などの吊り下げ
用ストラップには、丸紐と帯紐の2種類の紐体をループ
状にしてそれぞれの端部を一緒に接着や溶着により結合
させ、一体としたストラップが用いられている。このス
トラップは、カメラや携帯電話等の小物本体に形成され
たストラップ連結環に丸紐部分を挿通させ、帯紐部分を
丸紐のループ内に挿通させて、ストラップ連結環に巻着
固定するものである。このストラップは、ストラップ自
体が個々に販売されるもので、使用者は自分の好みに合
った色彩等のものを選んで購入し、自分でストラップを
自由に付け替えることができる。またこのストラップ
は、2種類の紐体が接着や溶着等により結合された結合
部分の外観が良くないため、結合部分を隠蔽するための
結合具が、結合部分に取り付けられている。
【0003】このようなストラップの結合具としては、
例えば実公平7−36492号公報に開示されているよ
うに、結合具と固定子とにより構成したものが提案され
ていた。この結合具には紐体を挿通する通路が貫通して
設けられ、結合具の中央にはこの通路に対して垂直に連
通する挿入孔が開口している。そして、挿入孔には、挿
通された紐体を押圧するための固定子が挿入され、固定
子は挿入孔内に設けられた係合部に係止される。この結
合具の使用方法は、まず結合具の通路に紐体の結合部分
を挿通し、固定子を挿入孔内に挿入し係合部に係止す
る。これにより固定子は紐体を押圧するため、結合具は
紐体の結合部分から位置ずれすることなく、確実に結合
部分を隠蔽し、紐体の結合部分が外観より見えることが
ない。
【0004】また、実開平7−9130号公報に開示さ
れているように、接続部カバー主体と蓋体とにより構成
したものも提案されていた。この係合具は、接続部カバ
ー主体の、紐体を収納する凹部の中央に、直角に突出し
た止め軸が設けられているものである。そして、2種類
の紐体の結合部分は、加熱溶着されると同時に結合部分
中央に抜け止め用孔が穿設される。この結合具の使用方
法は、まず接続部カバー主体の凹部に紐体の結合部分
を、抜け止め用孔を止め軸に嵌合させて入れ、接続部カ
バー主体に蓋体を嵌着させる。これによって、紐体の結
合部分は確実に結合具に係止され、位置ずれすることな
く結合部分を隠蔽するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年、小型で薄型の結
合具が望まれているが、実公平7−36492号公報に
開示されているものは、紐体の挿通方向と垂直に設けら
れた挿通孔に、紐体を押圧する固定子が係合されるの
で、結合具は一定の厚みを必要とし、薄型化が困難であ
った。さらに、ストラップに対する結合具の大きさが大
きくなり、外観に違和感を感じ、美観を損ねるものであ
った。また、実開平7−9130号公報に開示されてい
るものは、接続部カバー主体の凹部全体を蓋体が覆うも
のであり、紐体が接続部カバー主体及び蓋体より露出す
る部分において、使用中に紐体の捩れ等により口開き方
向に強い力が加わると、接続部カバー主体から蓋体が外
れたり、蓋体が破損したりすることがあった。
【0006】この発明は、上記従来の技術に鑑みてなさ
れたものであり、小型で薄型であり、かつ確実に紐体を
固定可能な強度を有する紐体の結合具を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、本体と蓋部
とからなり、上記本体には、対向する2側面を貫通する
紐体挿通用の空間部が設けられ、この空間部の底面には
上記紐挿通方向に対して直角に突出する突起が形成さ
れ、上記本体の上面中央には、上記空間部に連通する開
口部が形成され、上記蓋部は、上記開口部に嵌合し、こ
の蓋部の上記空間部側の面には、上記突起と干渉しない
ように対向した突起が形成され、上記蓋部には、上記開
口部の上記空間内周面の周縁部に係合する係止片が形成
されている紐体の結合具である。さらに、上記空間部内
の、上記開口部の周縁部付近に、上記係止片が案内され
るガイド部が形成されている。また、この発明は、本体
と蓋部の2部材より成り、蓋部の上記空間部側の面の両
端部に、突出する一対の係止片を有するものである。あ
るいは、本体と蓋部は一体成型されており、上記蓋部の
一端は本体に開閉自在に連結され、蓋部の他端には係止
片が形成されているものである。
【0008】この発明の紐体の結合具は、紐体の結合部
分を本体の空間部に入れ、蓋部を閉じる。このとき、本
体の空間部底面と蓋部の下面に設けられた突起が、紐体
の結合部分を両側から押圧しながらくいこみ、確実に紐
体の係合部分に固定されるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面に基づいて説明する。図1〜図4は、この発
明の第一実施形態を示すもので、この実施形態の結合具
10は、紐体である丸紐12と帯紐14を挿通するため
の、空間部16を有する本体18と、本体に嵌合する蓋
部20からなる。
【0010】空間部16は、本体18の対向する2側面
を貫通して形成されており、本体18の一側面に設けら
れた丸紐12が挿通される丸紐用透孔22から、対向す
る他方の側面に設けられ帯紐14が挿通される帯紐用透
孔24に達している。帯紐用透孔24は、幅広の帯紐1
4が挿通可能なように、丸紐用透孔22よりも幅広に形
成されている。空間部16の底面25には、空間部16
の貫通方向に沿って、各々垂直に突出した左右1列づつ
円錐形の突起28が各4個、計8個並べられて設けられ
ている。
【0011】本体18の上面中央には、空間部16に垂
直に連通される開口部26が形成され、開口部26はほ
ぼ矩形に形成されている。開口部26の周縁部は、空間
部16の貫通方向と直角な2辺が、空間部16を塞ぐよ
うな板状部30となっている。また、空間部16の貫通
方向と平行な2側面に、板状部30に達するL字型をな
す段部32が形成されている。段部32は、開口部26
に沿って、開口部26の少し下方に水平に設けられてい
る。この段部32は、後述する蓋部20の受けとなり、
また、段部32の丸紐用透孔22側の、空間部16の中
央側に突出した部分は、後述する係止片40を案内する
ガイド部31となる。
【0012】開口部26に嵌合する蓋部20は、本体1
8と一体の外装を形成する板体34により構成されてい
る。そして、板体34の空間部16側に位置する面の中
央に、均一の厚みを有し、板体34より幅がせまい台部
36が設けられ、台部36は、蓋部20が開口部26に
嵌合したとき、L字型の段部32の内側に、台部36の
外側の蓋部20の周縁が嵌合する大きさである。台部3
6の表面には、蓋部20が開口部26に嵌合したとき、
突起28の列と干渉しないように対向する位置に左右1
列づつ、突起28と同じ形状の突起38が各3個、計6
個並設されている。なお、この台部36を設けずに、蓋
部20の裏面に直接突起38を形成しても良い。ここで
は、突起38は、突起28の中間に各々対向する位置に
設けられている。突起28の先端と、突起38の先端と
の間隔は、空間部16に挿通される丸紐12と帯紐14
の厚みの合計より少し狭く設定されている。
【0013】また、板体34の、空間部16の貫通方向
と直角な2辺には、辺の中央位置に空間部16内のガイ
ド部31よりわずかに幅狭の、板状部30に係合する鈎
型の係止片40がそれぞれ設けられている。
【0014】この結合具10に使用されるストラップ
は、適当な長さの帯紐14の両端を合掌状態に重ね、そ
の間に適当な長さの丸紐12の両端を、上記重ね合わせ
た帯紐14の間に差し込み、この結合部分13を接着あ
るいは溶着する。そして結合部分13を、結合具10の
空間部16に入れ、丸紐12の輪の先端を丸紐用透孔2
2から、帯紐14の輪の先端を帯紐用透孔24から外側
へ出す。この後、図2に示すように、蓋部20の台部3
6を開口部26に嵌合させ、係止片40を空間部16の
開口部26側の内周面である板状部30の裏面に係合さ
せて、開口部26を閉塞する。これにより、ストラップ
の結合部分13は、突起28、突起38に押圧され、さ
らに突起28、突起38の先端に突き刺されて、確実に
保持される。
【0015】この結合具10によれば、薄型で、口開き
や破損が無く、位置ずれを起こさず確実に結合部分13
を保持することができる。この結合具10を組み立てる
際は、蓋部20を本体18に係合するだけであり、簡単
でコストのかからないものである。また、小型で薄型な
上、外装に凹凸がなく、外観がスマートであり使用しや
すいものである。
【0016】次にこの発明の第二実施形態について、図
5に基づいて説明する。ここで、上述の実施の形態と同
様の部材は同一の符号を付して説明を省略する。この実
施の形態の結合具10は、底面25に空間部16の貫通
方向と直角に、断面形状が三角形の突起42が4列設け
られている本体18を有する。またこの実施形態の蓋部
20は、空間部16の貫通方向に直角な辺の一方に、辺
全体に薄肉の連結部44が設けられ、開口部26の空間
部16の貫通方向に直角な一辺に開閉自在に取り付けら
れている。開口部26の、空間部16の貫通方向に直角
な辺の他方は板状部30である。蓋部20の、空間部1
6の貫通方向に直角な辺の他方には、辺の中央位置に板
状部30に係合可能な鈎状の係止部40が設けられてい
る。また、蓋部20の裏面には、突起42と同じ形状の
突起46が3列設けられている。突起46の各先端は突
起42の中間点にそれぞれ対向するように配設されてい
る。なお、蓋部20の台部36を設けずに、蓋部20の
裏面に直接突起46を形成しても良い。
【0017】この実施形態の結合具10の使用方法も、
上記第一実施形態の結合具10とほぼ同様であり、結合
部分13を本体18にセットした後、蓋部20を、係止
片40を板状部30に係合させて、開口部26に嵌合さ
せる。そして、この実施の形態の結合具10によっても
上記第一実施形態と同様の効果が得られるもので、結合
部分13は突起42、突起46に押圧され、確実に保持
される。蓋部20が本体18と連結されているため、部
品数が少なくなり管理が容易で、蓋部20を閉じる作業
がより簡単なものとなり、上記実施形態のようなガイド
部も不要となる。
【0018】なお、この発明の結合具は、その外観形状
及び、突起や係止片の形状及び数等は、任意に設定可能
なものである。また、本体等の材質も適宜選択可能なも
のである。紐体の種類や用途も、カメラや携帯電話など
の吊り下げ用のストラップ以外あらゆるものに利用する
ことができる。
【0019】
【発明の効果】この発明の結合具は、本体の開口部の周
縁部に係止片を係合させるようにしたので、全体に薄型
に形成することができ、しかも紐体の結合部分を強固に
保持することができるものである。また、紐用透孔の周
縁部は一体に形成され、強度が高く、口開きが生じない
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第一実施形態の結合具の部分破断斜
視図である。
【図2】この実施形態の結合具の紐挿通方向の中央部縦
断面図である。
【図3】この実施形態の結合具の紐挿通方向と直角方向
の中央部縦断面図である。
【図4】この実施形態の結合具の使用状態を示す斜視図
である。
【図5】この発明の第二実施形態の結合具の部分破断斜
視図である。
【符号の説明】
10 結合具 16 空間部 18 本体 20 蓋部 22 丸紐用透孔 24 帯紐用透孔 26 開口部 28 突起 38 突起 40 係止片

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体(18)と蓋部(20)を有し、
    上記本体(18)には、対向する2側面を貫通する紐挿
    通用の空間部(16)が設けられ、この空間部(16)
    の底面(25)には突起(28)が形成され、上記本体
    (18)の上面中央には、上記空間部(16)に連通す
    る開口部(26)が形成され、上記蓋部(20)は、上
    記開口部(26)に嵌合し、この蓋部(20)の上記空
    間部(16)側の面には、上記突起(28)と干渉しな
    いように対向した突起(38)が形成され、蓋部(2
    0)には上記開口部(26)の上記空間部(16)内周
    面の周縁部に係合する係止片(40)が形成されている
    ことを特徴とする紐体の結合具。
  2. 【請求項2】 上記空間部(16)内の、上記開口部
    (26)の周縁部付近に、上記係止片(40)を案内す
    るガイド部(31)が形成されていることを特徴とする
    請求項1記載の紐体の結合具。
  3. 【請求項3】 本体(18)と蓋部(20)の2部材
    より成り、蓋部(20)の上記空間部(16)側の面の
    両端部に、突出する一対の係止片(40)を有すること
    を特徴とする請求項1又は2記載の紐体の結合具。
  4. 【請求項4】 本体(18)と蓋部(20)は一体成
    型されており、上記蓋部(20)の一端は本体(18)
    に開閉自在に連結され、蓋部(20)の他端には係止片
    (40)が形成されていることを特徴とする請求項1又
    は2記載の紐体の結合具。
JP7353685A 1995-12-29 1995-12-29 紐体の結合具 Pending JPH09182612A (ja)

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JP7353685A JPH09182612A (ja) 1995-12-29 1995-12-29 紐体の結合具

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000262311A (ja) * 1999-02-18 2000-09-26 Natl Molding Corp モジュラ・アタッチメント・システム
JP2002055620A (ja) * 2000-05-22 2002-02-20 Joseph Anscher 標準化キャップおよびタグ保持装置
KR200454245Y1 (ko) * 2009-09-08 2011-06-23 임상성 파일케이스의 손잡이 장치 결합구조

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000262311A (ja) * 1999-02-18 2000-09-26 Natl Molding Corp モジュラ・アタッチメント・システム
JP2002055620A (ja) * 2000-05-22 2002-02-20 Joseph Anscher 標準化キャップおよびタグ保持装置
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