JP3169658B2 - 走査速度変調装置 - Google Patents

走査速度変調装置

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  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は陰極線管表示装置用の
ビーム走査速度変調装置の分野に関するものである。
【0002】
【発明の背景】陰極線管のビーム偏向において、走査速
度変調は公知であり、これは画像のコントラストと鮮鋭
度(シャープさ)を改善するために用いられる。この走
査速度変調の原理は、捜査パタンに沿う明から暗、また
は、暗から明へに遷移に期間中に電子ビームの水平走査
速度を変えることである。例えば、走査が暗い背景中に
ある明るい垂直の線を横切る場合を考えてみると、各水
平走査がこの線を横切る毎に、スクリーンの明るさが、
暗い領域における極小値から線における極大まで瞬時に
上昇し、ついで、線を過ぎた時、極大値から極小値まで
瞬時に低下することが望まれる。しかし、電子ビーム電
流及び蛍光体光出力の上昇及び下降時間は0ではない。
実際の表示(走査速度変調を用いない場合)は、遷移部
分で灰色(グレー)の色あいを呈し、見ている者にはこ
の遷移部分の鮮鋭度の低下、即ち、ぼやけとして見え
る。
【0003】ビーム走査速度変調では、明るさの遷移を
予測し、遷移に隣接する暗い領域においてビームが加速
され、即ち、平均走査速度以上の速度で走査するように
水平走査速度を変えるための回路構成が設けられる。こ
のビームの加速によって得られた(余った)時間は遷移
部分の明るい側で用いられる。即ち、この明るい側で
は、ビームは平均走査速度以下に減速され、遷移部分の
明るい側の蛍光体が長い時間励起される。このようにす
ると、遷移部分は、この遷移部分を考慮に入れていない
速度でビームが遷移部分を走査した場合よりもより高い
鮮鋭度で現われる。水平線を走査するに要する合計時間
は、ビームの加速と減速が互いに相殺しあうので、一定
である。明るい背景から暗い背景への遷移部分において
は、上記のプロセスが逆になる。正味効果はビームの拡
がりと上昇時間が相殺され、視聴者に知覚される画像の
端縁部(エッジ)の鮮鋭度が増加する。
【0004】ビーム速度変調は、ビームの水平偏向を変
えるように動作する別の偏向コイルを付加して行われ
る。この付加された偏向コイルは、ルミナンスビデオ信
号を増幅し、ルミナンスを微分し、レベル遷移以外の全
てのビデオ信号を廃棄する駆動回路により励起される。
通常、ビーム走査速度変調(以下、SVM)コイルは、
ピュリティ(純度)/コンバージェンス磁石ホルダ上ま
たはこのホルダ内に配置されている平板に巻かれた積層
コイルを駆動する。
【0005】偏向コイルは、普通は、プラスチック製偏
向ヨーク成形体の上に配置されてガラス製映像管に取付
けられる。水平偏向磁界は管のネック上に配置されたサ
ドル形コイル構成により生成され、垂直偏向磁界は管の
ネックを囲むように配置されたコアに巻かれたトロイダ
ルコイル構成により生成される。これらのコイルは、管
の最後部にある電子銃より前にある管のファンネル部分
に配置されている。
【0006】SUMコイルは電子ビームに可能な限り接
近させて配置することが望ましく、そのようにすること
により、走査速度変調用に生成される磁界の使用可能な
磁力を、間隔をおくことによる磁力の低下を伴うことな
く電子ビームに作用させることができる。さらに、間隔
は必要以上にとらねばならないことがある。普通のSV
Mコイルはある折衷に基づいて配置される。SVMコイ
ルはビームに接近して配置されるが、一方、鉄系及び/
または導電性材料にも接近している。
【0007】従来技術によれば、SVMコイルは偏向ヨ
ーク成型体の後部に、電子銃に接近させて、かつ、長手
軸即ちZ軸に沿って電子銃の一部と重畳する形で取付け
られる。SVMコイルは静コンバージェンス磁石と関連
づけられており、これらの静コンバージェンス磁石は、
典型的には、鉄粉(例えば、バリウムフェライト)を埋
込んだプラスチックバインダのテープにより調整不可能
な型とされており、電子銃において偏向ヨークの後部に
配置され、偏向ヨークの最初の設定時に、電子銃の各ビ
ームが一点に集中するように、磁化される。
【0008】偏向ヨークの後部へSVMコイルを取付け
ると、SVMコイルも電子銃構体に接近する。電子銃
は、通常、透磁性の強磁性材料(例えば、スチール)を
含んでおり、この材料は、ある程度は、SVM磁界の磁
束をこの透磁性材料に閉込めて、SVMコリルが生成す
る全磁界強度がビーム径路に印加されることを妨げる。
電子銃が非強磁性体を含んでいる場合は、渦電流が誘起
され、導電性材料の抵抗加熱の形でSVM磁界の力で消
費されてしまう。即ち、電子銃の鉄系材料及び導電性材
料は、電子ビームに働くSVM磁界の強度を低下させる
ものである。
【0009】SVMコイルをある特定の位置に取付けた
ことによる悪影響を、ビームに加わる磁界が走査速度変
調に必要は偏向を得るに充分なものとなるまで、駆動電
流、コイルの巻回数等を大きくすることにより打消すこ
とは可能であるが、このような変更に伴って別の問題が
生じる。例えば、SVMコイルの巻回数を増加させる
と、微分されたビデオ信号に要求される周波数における
コイルのインダクタンス及び動作性能に悪影響がある。
電流を大きくする場合には、性能の良い電流駆動器及び
/または高電圧電源が必要となる。このようなSVMの
性能を高めるための手段は費用がかかる。
【0010】上述した問題は、連続するインタリーブさ
れたフィールドからなるラスタではなく、順次走査され
たラスタを用いるテレビジョン装置では更に困難とな
る。順次走査ラスタは、従来の2つのインタリーブフィ
ールドの一方のため時間内に、ビデオフレームの線の全
て(例えば、PALでは625本)を走査できるように
するたに、通常の水平走査周波数の2倍で動作する。S
VM駆動信号を得るために微分されるビデオ信号に用い
られる周波数は、インタリーブフィールド構成の周波数
(fH )の2倍(2fH )である。しかし、SVMコイ
ルの所定の偏向量を得るために必要な磁界は、従来とほ
ぼ同じでなければならない。なぜらな、ビーム中の電子
の補助偏向の程度は磁界強度の関数であるからである。
その結果、SVM駆動回路は大振幅電流パルスを生成し
なければならない。しかし、走査周波数は高いために、
電流パルスの持続時間は短くなる。そのために、SVM
コイル駆動回路に対する要求が厳しくなり、また、高電
力及び高速の素子を設けるために費用が余分に必要とな
ってしまう。
【0011】この発明の一態様は、SVMコイルの感度
を大きくして、可能な限りSVMコイル構成に要求され
る要件を緩和することである。
【0012】この発明の別の態様は、SVMコイル構成
を電子銃に関係した鉄その他の金属性材料から隔てるこ
とである。
【0013】この発明の更に別の態様では、SVMコイ
ルを、電子ビーム軸、即ちZ軸に沿う映像管の寸法を増
大させることなく、かつ、ネックの短い管に対しても容
易な態様で、感度を良くして取付ける取付け法が提供さ
れる。
【0014】
【発明の概要】この発明による走査速度変調(SVM)
コイル構成では、SVMコイルはZ軸に沿って主水平偏
向コイルの後部と重畳している。主水平コイルは例え
ば、サドル型で、偏向コイルの後部に、映像管の表面に
沿う、真直ぐな端部巻回、即ち、平坦巻線を備えてい
る。SVMコイルは、例えば、垂直偏向コイルが巻かれ
ているコアの後部で、主水平偏向コイルの平坦な後部巻
回部上に配置される。従って、SVMコイルは、電子銃
に関連する強磁性材料及び最も導電性の高い高い材料か
ら充分離れ、かつ、電子ビームに比較的近接して配置さ
れることになる。SVMコイルの感度は、fH の飛越し
走査で用いられるSVMコイルに従来用いられていたも
のと実質的に同じ種類の駆動回路構成を用いて、順次走
査表示器でコイルをインタリープ走査表示用の水平周波
数の2倍(2fH )で駆動することができるところまで
改善される。
【0015】
【詳細な説明】図1と図2を参照すると、テレビジョン
映像管30は、後端部32に電子銃40が設けられてお
り、この電子銃40は反対側、即ち、前縁部にある蛍光
体スクリーン34に向けて加速される電子流を発生す
る。スクリーンの発光の明るさ(ルミナンス)は、一部
は、電子銃40により放出され、スクリーンの任意特定
の点の蛍光体に当たる入射電子の電流レベルによって決
まる。電子は移動する電荷であり、電流を構成し、従っ
て、電子は入射する磁界により偏向を受ける。電子ビー
ムは水平走査周波数で偏向されて連続した線をトレース
し、垂直走査周波数で偏向されて、連続する線がスクリ
ーン上で互いに垂直方向に隔てられるようにする。この
走査によって、各連続する線からなるインタリーブされ
たフィールド、あるいは順次走査で繰返えされるラスタ
パタンが形成される。
【0016】テレビジョン映像管、即ち陰極線管30
は、電子銃側の端部32とスクリーン34との間にファ
ンネル状のラッパ形に拡がる部分38を備えている。垂
直偏向及び水平偏向のための偏向コイルは管のファンネ
ル部38上の偏向ヨーク構成70に、普通はプラスチッ
ク製ヨーク成型体、即ち、ライナ72に巻かれて設けら
れている。垂直及び水平偏向コイル80と90はファン
ネルに沿って、電子ビームの軸42に平行な長手方向に
長く、管30のラッパ状に拡がる表面38に沿ってい
る。垂直偏向コイル(巻線)は透磁性コア71上にトロ
イダル状に巻かれており、水平偏向巻線は管の表面38
に当接している。垂直巻線はビーム軸に沿って見て6時
と12時の領域に、水平巻線は3時と9時の領域に配置
されている。垂直偏向コイルはビーム通路と交差して
(垂直方向の偏向を行わせる)水平方向に延びる磁力線
を生成し、水平コイルは(水平方向の偏位を生じさせ
る)垂直方向の磁束を発生させる。水平偏向コイルは線
走査を行うために垂直コイルよりも高い周波数で動作
し、サドル型では、図1に示すように、コイルは普通は
管30の外面38に隣接させ、垂直コイルよりも電子ビ
ームに近づけて偏向ヨークライナの内側に配置されてい
る。垂直偏向コイルは、図1及び2に示すように、コア
上でライナの外側にある。
【0017】スクリーンを走査する電子ビームが、図4
に示すような垂直に延びる明るい線のようなルミナンス
の変化に遭遇したと仮定する。(即ち、電子ビーム電流
がスクリーン上の蛍光体からの放出光を明るくあるいは
暗くするために増加あるいは減少させられた場合を仮定
する。)すると、電子ビーム電流の上昇及び下降時間
は、通常、水平走査が進行している時に生じる。これに
より、ビームスポットの形状(プロフィル)の効果と重
なって、走査の方向に、より明るい色合いへと遷移する
明るさが増加する領域と、より黒い色合いへと遷移する
明るさが減少する領域が生じる。このような状況につき
ものの解像度、即ち、鮮鋭度の低下をなくするために、
ビデオ駆動信号(例えば、図5に示すようなルミナンス
の階段状変化を持った信号)がビーム走査変調回路によ
って処理されて、遷移部分でビームの水平偏向を修正す
るために用いられる信号が生成される。例えば、図4に
示すような水平走査線66を描くビームが暗い背景62
から明るい領域64へ移って行くと、回路は遷移部分に
近づくビームを加速し、遷移の後ではビームを減速させ
る。逆に、ビームが明るい領域64から暗い領域62へ
移って行く時は、ビームは遷移部に向かって減速され、
遷移部を通過後は加速される。各走査線に沿って行われ
る加速及び減速の正味の変化は0で、各線全体について
の走査速度は平均走査速度に等しい。図5に示すSVM
電流信号を発生する回路は公知である。このような回路
はルミナンスの遷移を予測し、ビデオ信号のルミナンス
を微分する。微分された信号は、主水平偏向コイルに加
えて設けられた補助水平偏向コイルに交流結合されて、
主水平偏向コイルにより生成される偏向にSVM偏向を
付加することにより、所要の走査速度変調が与えられ
る。
【0018】この技術分野で知られている走査速度変調
は、代表的には、管の電子銃に隣接して配置された静コ
ンバージェンス磁石上に補助コイルを配置して行われ
る。しかし、電子銃は強磁性及び導電性材料を含んでい
る。従って、SVMコイルにより生成された磁束の一部
は、電子銃の強磁性材料が磁束の線を透磁性材料に閉じ
込めるような領域に供給される。従って、SVMコイル
により生じる磁界の一部は電子ビームと交差しない径路
に限定されることになる。さらに、電子銃の構造のかな
りの部分は導電性金属である。従って、SVMコイルに
よって生成される磁界の変化は銃の導電性素子に電流を
誘起する。SVMコイルは電子源の近くに(即ち、電子
銃の近くに)置かれるが、その出力の一部は銃の導電性
素子に流れる渦電流による抵抗加熱という形で浪費され
てしまう。
【0019】図1には電子銃構成の側面が示されてい
る。カラーテレビジョン装置においては、電子銃は管3
0の後端32に互いに間隔を置いて配置された、赤、青
及び緑色用の3本のインライン陰極を含んでおり、図1
には1本のみが示されている。電子銃はさらに、管の後
端32からスクリーン側に順に配置された、制御グリッ
ド電極G1、スクリーングリッド電極G2、第1のプレ
フォーカスレンズ電極G3、第2のプレフオーカスレン
ズ電極G4、第3のプレフォーカスレンズ電極と第1の
4重極(多重極)レンズ電極との組合わせ体G5B、第
2の4重極レンズ電極と第1の主集束レンズ電極との組
合わせ体G5T及び第2の主集束レンズと加速電極G6
とを含んでいる。電子銃の主集束レンズ点はG5T電極
とG6電極との間の間隙中にある。電子銃の前部には、
最終電極、即陽極G6の前に遮蔽カップ142が配置さ
れている。遮蔽カップ142は電子銃40の前端、即ち
出口端に設けられており、その前部が開口している。電
極G6から遮蔽カップ142へ電子ビームが出て行く時
に通過する3つの開孔のそれぞれに、分路素子(シセン
ト)や増強素子(エンハンサ)が設けられ、出射するビ
ームを浮遊垂直磁界から遮蔽し、コマ誤差として知られ
るコンバージェンス誤差を補正する。
【0020】電子銃電極は導電性であり、電極の中のあ
るものは同時に強磁性である場合もある。電極G3は例
えば、鉄ニッケル48で作られ、スポットコマ、即ち、
電子ビーム断面の拡大を防止するために、ビームを浮遊
垂直磁界から遮蔽する。上述したように、遮蔽カップ1
42には、出て行く電子ビームを垂直磁界から遮蔽する
ための強磁性体の分路素子や増強素子が設けられてい
る。グリッド電極G1は、加熱される陰極に接近して置
かれているために、温度の循環的変化に耐性を持たねば
ならないので、低熱膨張特性を得るために、例えば、ス
テンレス綱430で作られている。この材料は透磁性で
ある。
【0021】図1に示すように、管上、電子銃に近接し
て静コンバージェンス磁石52が配置されている。コン
バージェンス磁石は永久磁石で(静磁界を発生し)、テ
レビジョン映像管を最初に組立てる時に3本の電子ビー
ムのコンバージェンスを調整するために用いられる。公
知の構成では、SVMコイルは、プラスチック、例え
ば、偏向ヨークライナの後部に取付けたプラスチックテ
ープ中に埋込まれた強磁性体粉末により形成された静コ
ンバージェンス磁石上に直接配置される。
【0022】この発明による構成においても、図1乃至
図3に示すように、例えば、バリウムフェライト粉末が
埋込まれたプラスチックテープ52の形の静コンバージ
ェンス磁石を用いることができる。しかし、SVMコイ
ル100はコンバージェンス磁石52から離して、即
ち、ビーム軸42に沿って前方に、かつ、電子銃40の
金属性構造体の大部分のものに対して実質的に前方に配
置される。この発明の1つの特徴によれば、SVMコイ
ルは、Z軸に沿って、主水平偏向コイルの平坦な後端巻
線94と少くとも部分的に重畳するようにされている。
この発明の別の特徴によれば、SVMコイルは、電子銃
の主集束レンズ点より長手軸方向前方で、コア71の後
方に位置するように配置される。
【0023】このような構成においては、SVMコイル
により生成される磁界は電子銃の強磁性素子および導電
性素子の大部分のものと大きく相互作用することはな
い。SVMコイルを励起するために用いられる電流の大
部分は電子ビーム通路を交差する磁束生成に用いられ
る。その結果、このSVMコイルは、SVMコイルをコ
ンバージェンス磁石上、あるいは電子銃40の電極の中
のいくつかのものと重なるように配置した場合よりも高
い感度を持つ。SVM駆動回路の利用可能な出力の大部
分が、水平ビーム走査速度を変化させるという目的、即
ち、電子ビームの上昇及び下降時間を補正し、ルミナン
ス遷移部分の端縁における表示のコントラストを鮮鋭に
することに向けることができる。
【0024】SVMコイル100は電子銃40の電極か
ら実質的に離れている。SVMコイル100は、偏向ヨ
ークの後部で主水平偏向コイルの後部巻回と(Z軸に沿
って)重畳するように配置された上部コイル巻線102
と下部コイル巻線104を備えている。主水平偏向巻線
のこれらの巻回は管の表面38上に平坦に設けられてお
り、SVMコイルはその上に置かれている。従って、S
VMコイルは管30(及び電子ビーム)から水平コイル
の平坦な後部巻線の厚さのみによって隔てられる。従っ
て、このSVMコイルによれば、単位駆動電流に対する
ビーム偏向距離が大幅に改善される。
【0025】図1及び2に示すように、SVMコイル1
00は偏向ヨークライナ72の後部のボビン74上に設
けられている。上部SVMコイル部102と下部SVM
コイル部104は並列に接続されており、電流によって
付勢されると、電子ビームを水平に偏向し、主水平偏向
コイル90を用いて得られるビームの水平走査速度を実
効的に変えるように働く全体として双極で垂直方向を向
いた磁界を発生する。
【0026】図3には、主水平偏向コイル90、SVM
コイル巻線部102と104及び静コンバージェンス磁
石テープ52が取付けられた電子銃40が、Z軸42に
沿ったそれぞれの相対位置にある状態で、但し、ビーム
軸に対し半径方向に分解した形で、示してある。水平コ
イル90の巻線は偏向ヨークライナ72(図3では示さ
れていない)の内側表面に沿って延び、偏向ヨークライ
ナのファンネル形状をした部分に沿って湾曲し、偏向コ
イルの後部巻線94で平坦形状で延びてループを形成し
ている。コイルの連続した後端部巻回導体は、偏向ヨー
クを所定位置に置いた時に管の表面上に位置することに
なるコイルの表面上を並んで延びる。
【0027】SVMコイルは偏向ヨークの後部において
Z軸方向に水平偏向コイルの平坦な後部巻線と重畳して
いる。図1に示すように、SVMコイルは、遮蔽カップ
142の領域における電子銃構体の最前部と重畳関係が
あってもよいが、銃の主要部とは重畳せず、また、コア
71の後端にも垂直偏向コイルの後部とも重畳しない。
【0028】SVM感度は公知のSVMコイル構成に比
して相当に改善され、そのため、SVMコイル装置は比
較的低い電流レベルで動作させることが可能となり、ま
た、そのための駆動回路に対する条件、特に、順次ラス
タ走査に使用されるような2fH という走査周波数にお
ける諸条件が緩和される。
【0029】この発明によればSVMコイルの感度が増
大するので、2fH の走査周波数においても、SVMコ
イルを、駆動条件あるいは構成素子の構造要件が緩和さ
れた回路で励起することができる。図6に示すように、
ビデオ信号(特に、ルミナンスレベル)がSVM微分器
・前置増幅器122に供給される。SVM微分器・前置
増幅器122は走査変調信号を発生する。ビデオ信号
は、それぞれ垂直及び水平偏向回路を同期させるため
に、垂直及び水平偏向コイル80と90にも結合され
る。微分器及び前置増幅器122はSVM回路の駆動段
124にプッシュプル出力を供給する。この駆動段12
4は、逆極性で導通するように接続され、抵抗126と
キャパシタ128の並列接続を直列に接続したものでバ
イアスされる一対のトランジスタ130を含んでいる。
2つのトランジスタ130の相互間に結合された駆動段
124の出力はキャパシタ132を介してSVMコイル
100に交流結合されている。
【0030】1つの望ましい構成においては、SVMコ
イル100の上部及び下部巻線102と104は約6巻
回の矩形巻線であり、偏向ヨークライナ72の後部にお
いてボビン74の外表面に(非強磁性的に)テープ留め
されている。ボビンはその外径が例えば約4.0cmで
ある。上部及び下部SVMコイル巻線は約42mm×2
5mmとすることができ、各々ボビンの周囲を部分的に
取囲むように設けられている。好ましい構成では、各S
VMコイル巻線は、ボビン、従って、映像管の周囲に9
0°以上、図示の例では約120°の角度にわたって巻
かれる。並列接続された2つのコイル巻線は約0.15
Ωの抵抗と1.8μHのインダクタンスを与える。これ
らのコイル巻線は、スクリーンの中央において、コイル
励起電流1Aに対し約1.7mmの偏向という動的感度
を呈する。コイルが約2.2mmの最大偏向を与えるよ
うに、即ち、約1.3Aの最大駆動電流で駆動される
時、ルミナンス遷移部の鮮鋭度に良好な効果が与えられ
ることがわかった。
【0031】この発明は特に34V16×9アスプクト
比映像管に適しており、SVMコイルはZ軸方向にコン
パクトである。SVMコイルは水平偏向ヨークの最後部
の近くでボビン74上に配置されている。ヨークの後部
は静コンバージェンス磁石52に実質的に隣接してい
る。偏向ヨークは、ライナを管に固定するための締具の
下に入るように、短い距離だけ後方に突出している。ラ
イナの後方には、約2.5cmの幅を持った静コンバー
ジェンス磁石テープ52の縁まで約3mmの距離しかな
い。即ち、この発明のSVMコイルはコンパクトな構成
で、しかも、その感度が向上している。
【図面の簡単な説明】
【図1】陰極線管、偏向ヨーク及びこの発明によるSV
Mコイル構成を示す部分断面側面図である。
【図2】テレビジョン映像管全体の側面図である。
【図3】電子図、静コンバージェンス磁石、水平偏向コ
イル及びSVMコイルの関係を示す垂直方向に分解した
斜視図である。
【図4】背景中に明るいバーが表示されたテレビジョン
スクリーンの正面図である。
【図5】図4に示す表示の場合に供給されるビデオ駆動
信号とSVM駆動信号の波形図である。
【図6】この発明のSVMコイルを駆動するビーム偏向
構成を示す概略回路図である。
【符号の説明】
30 陰極線管 34 スクリーン 36 ファンネル 40 電子銃 52 静コンバージェンス磁石 70 主偏向ヨーク 80 垂直偏向コイル 90 水平偏向コイル 94 水平偏向コイルの端部巻回 102、104 走査速度変調コイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジヤン−ピエール フールシユ フランス国 21000 デイジヨン リ ユ・アン・サン・ジヤーク 30 (72)発明者 アラン ドソー フランス国 21800 シエビグリ・サ ン・ソブール アベニユ・ド・シヤンボ ール 23 (56)参考文献 特開 昭63−128530(JP,A) 特開 平4−229533(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01J 29/76 H01J 29/52 H04N 3/32

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 陰極線管の後端に隣接して配置されてお
    り、そこから管のファンネルを通って管の前端にあるス
    クリーンに達するビーム通路に沿って電子ビームを放出
    する電子銃を含む陰極線管のためのものであって、 上記電子ビーム通路の上方に配置された静コンバージェ
    ンス磁石構体と、 ビームの垂直偏向用の垂直偏向コイルと、後端部に上記
    静コンバージェンス磁石構体に実質的に隣接して配置さ
    れた端部巻回を有するビームの水平偏向用の水平偏向コ
    イルとを有する主偏向ヨークと、 上記陰極線管の長手軸に沿って上記水平偏向コイルに隣
    接して配置された、電子ビームの上記水平偏向を変更す
    るための走査速度変調コイルと、 を含み、 上記水平偏向コイルと走査速度変調コイルの一方が少く
    とも部分的に他方のコイルと重畳関係にある、陰極線管
    のための走査速度変調装置。
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