JP2005235745A - 陰極線管装置 - Google Patents

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勝世 岩▲崎▼
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Abstract

【課題】 簡単な手法でBVMコイルの感度が向上した陰極線管装置を提供する。
【解決手段】 電子銃4と管軸方向において重複する位置に、電子銃から発射された電子ビームの水平方向の走査速度を変調するビーム速度変調コイル30が設けられ、ビーム速度変調コイル30と管軸方向において重複する位置に一対の磁性体片40が設けられる。一対の磁性体片40は、管軸及び垂直方向軸を含む面及びこの近傍を除いて、ファンネル3の外周面の周方向に連続してファンネル3を取り囲んでいる。
【選択図】 図2

Description

本発明は陰極線管装置に関する。
表示画像の輪郭を補正して画質を改善するために、電子ビームの水平走査速度を変調する方法が知られている。この方法では、一般には、ビーム速度変調(BVM)コイルと称される一対の補助コイルが、陰極線管のネック部に、偏向ヨークやCPU(Convergence and Purity Unit)と一体化して設けられる(例えば特許文献1参照)。
このBVMコイルは、水平走査期間中にスクリーン上に表示される画像の暗部と明部との間の可視状態を以下のようにして改善する。映像信号波形から明るさの遷移を予測する。明るさが遷移する期間のうちの暗い側の期間では、平均走査速度以上の速度で電子ビームが水平走査されるように、電子ビームが加速される。一方、明るさが遷移する期間のうちの明るい側の期間では、平均走査速度以下の速度で電子ビームが水平走査されるように、電子ビームが減速される。従って、画面上では、明るさが遷移する部分のうち、暗い側の部分では蛍光体の励起時間が短くなり輝度が低下し、明るい側の部分では蛍光体の励起時間が長くなり輝度が増加する。このように、明暗の遷移部分の鮮鋭度が増大するように、画像の輪郭が補正される。
電子ビームの水平走査速度を変調するこのようなBVMコイルをCPUと一体化して設ける場合、BVMコイルが発生する磁束によって、金属導体からなる電子銃に渦電流が励起され、この金属導体が発熱することにより、BVMコイルによる速度変調効果が低減されてしまうという課題がある。
BVMコイルの感度を向上させるために、BVMコイルが発生する磁界を集束し強化する磁性体を電子銃内部に装着する方法が提案されている(特許文献2参照)。
実公昭57−45650号公報 特開平6−283113号公報
ところが、この方法は、磁界を集束するための磁性体が金属であるため新たな渦電流が発生し易いこと、新たな部品の溶接工程が必要であるためにコストアップの要因になること、更に、十分な感度が得られないこと、という課題を有していた。
また、BVMコイルから発生する磁界と電子銃金属とのクロストークを少なくして渦電流の発生を出来るだけ少なくするために、BVMコイルを偏向ヨークの電子銃側端に近接して配置することも検討されている。ところが、BVMコイルが水平偏向コイルに近づくため、BVMコイルによる磁界と水平偏向磁界とのクロストークが大きくなり、新たなリンギングが発生するという課題があった。このためBVMコイルを偏向ヨークに近接するのには限界があり十分な感度アップを実現出来ないという問題があった。
本発明は、従来の上記の問題を解決するためのものであって、BVMコイルの巻数や駆動電圧を大きくすることなく、また、新たな渦電流の発生や加工工程の追加などによるコストアップやリンギングを発生させることなく、さらに画像の上下歪など陰極線管の特性に影響を与えることなく、簡単な手法でBVMコイルの感度が向上した陰極線管装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の陰極線管装置は、内面に蛍光体スクリーンが形成されたパネルと、前記パネルと接合されたファンネルと、前記ファンネルのネック部内に収納された電子銃と、前記ファンネルの外周面上に設けられ、前記電子銃から発射された電子ビームを水平方向及び垂直方向に偏向させる偏向ヨークと、管軸方向において前記電子銃と重複する位置に設けられ、前記電子銃から発射された電子ビームの水平方向の走査速度を変調するビーム速度変調コイルと、管軸方向において前記ビーム速度変調コイルと重複する位置に設けられた一対の磁性体片とを備える。そして、前記一対の磁性体片は、管軸及び垂直方向軸を含む面及びこの近傍を除いて、前記ファンネルの外周面の周方向に連続して前記ファンネルを取り囲んでいる。
本発明によれば、管軸方向においてビーム速度変調コイルと重複する位置に一対の磁性体片を備えるので、ビーム速度変調コイルの感度が向上する。
しかも、一対の磁性体片は管軸及び垂直方向軸を含む面上に開口部を備えるので、一対の磁性体片を装着したことによって偏向ヨークの小径側における垂直偏向漏れ磁界はほとんど影響を受けない。従って、画面上下のラスターや画面コーナー部のコンバーゼンスなどの特性は一対の磁性体片を装着してもほとんど変化しない。その結果、陰極線管装置の用途や要求特性に応じて、同一仕様の陰極線管装置に一対の磁性体片を装着する/しないの判断を自由に選択することができる。
本発明の上記の陰極線管装置において、管軸方向において、前記偏向ヨークの水平偏向コイルと前記ビーム速度変調コイルとが離間していることが好ましい。これにより、水平偏向コイルによる磁界とビーム速度変調コイルによる磁界とのリンギングの発生を防止できる。
以下、本発明の陰極線管装置を好適な実施形態を示しながら詳細に説明する。
(実施の形態1)
実施の形態1では、陰極線管装置としてカラー受像管装置を例に説明する。図1は本発明の実施の形態1にかかるカラー受像管装置の構成図である。以下の説明の便宜のために、管軸をZ軸、水平方向(スクリーンの長辺方向)軸をX軸、垂直方向(スクリーンの短辺方向)軸をY軸とする。X軸とY軸とはZ軸上にて交差する。図1では、Z軸より上側に断面図を、下側に外観図をそれぞれ示している。
カラー受像管(CRT)は、パネル2及びファンネル3とからなる外囲器と、ファンネル3のネック部3a内に設けられた電子銃4とを備える。カラー受像管装置1は、このカラー受像管と、ファンネル3の外周面に装着された偏向ヨーク6とを備える。パネル2の内面には、青(B)、緑(G)、赤(R)の各蛍光体ドット(又は蛍光体ストライプ)が配列されてなる蛍光体スクリーン2aが形成されている。蛍光体スクリーン2aに対向してシャドウマスク5がパネル2の内壁面に取り付けられている。シャドウマスク5は、電子ビーム通過孔である略スロット形の開孔がエッチングにより多数形成された金属平板からなり、電子銃4から射出される3本の電子ビーム7(3本の電子ビームはX軸と平行な一直線上に配列されるため、図では手前の1本の電子ビームのみが示されている。)はこの開孔を通過して所定の蛍光体ドットに射突する。偏向ヨーク6は、電子銃4から射出される3本の電子ビーム7を水平方向及び垂直方向に偏向し、蛍光体スクリーン2a上を走査させる。偏向ヨーク6は、サドル型の水平偏向コイル61とトロイダル型の垂直偏向コイル62とフェライトコア64とを備えている。水平偏向コイル61と垂直偏向コイル62との間には、樹脂製の絶縁枠63が設けられている。絶縁枠63は、水平偏向コイル61と垂直偏向コイル62との間の電気的な絶縁状態を維持する役割を果たしている。
図2は電子銃4の周辺の構造を示した図である。図2において、10はCPU(Convergence and Purity Unit)であり、画面(即ち、蛍光体スクリーン2a)中央における電子ビームの静コンバーゼンス調整およびピュリティー調整を行う。CPU10は、2極マグネットリング11、4極マグネットリング12、及び6極マグネットリング13よりなる。2極、4極、6極の各マグネットリング11,12,13は、いずれも円環状の2枚の磁石を重ね合わせて構成されている。20は2極、4極、6極の各マグネットリング11,12,13を保持する略円筒形状のホルダである。ホルダ20は、ネック部3aの外周上に外挿されている。
30はXZ面を挟んでXZ面に対して略対称に設けられた一対のビーム速度変調(BVM)コイルである。その巻線はホルダ20の外周面に沿って配置され、略Y軸方向の磁界を発生する。BVMコイル30の作用は従来のものと同様であるので、その詳細な説明を省略する。Z軸方向においては、BVMコイル30は、電子銃4のメインレンズ部が形成される位置と重複し、且つ、水平偏向コイル61が発する水平偏向磁界とのクロストークによるリンギングが発生しないように、水平偏向コイル61に対して一定の距離を保って離間して配置されている。
40は、BVMコイル30の磁界密度強化のための一対の磁性体片である。
図3は、一対の磁性体片40及びBVMコイル30のZ軸に垂直な面での断面図である。図3において、R,G,Bは、赤、緑、青の電子ビーム、点線31はBVMコイル30が発する磁束を示す。なお、図面を簡略化するために、ファンネル3やホルダ20等の周辺部材の図示を省略している。
図3に示すように、各磁性体片40は円弧形状を有し、YZ面を挟んで相互に離間して、YZ面に対して対称となるようにホルダ20(図2参照)の外周面上に装着されている。YZ面上の開口部42を除いて、一対の磁性体片40はファンネル3の外周面の周方向に連続してファンネル3を取り囲んでいる。図2に示すように、一対の磁性体片40のZ軸方向における位置は、BVMコイル30のZ軸方向における配置領域と重複している。
一対の磁性体片40のBVMコイル30が発する磁束31に対する作用を図3、図4(A)及び図4(B)を用いて説明する。図4(A)は一対の磁性体片40が設けられていない場合における、BVMコイル30とこれが発する磁界32のZ軸方向の強度分布とを示した概念図、図4(B)は、一対の磁性体片40が設けられた場合における、BVMコイル30とこれが発する磁界32のZ軸方向の強度分布とを、図4(A)と同様に示した概念図である。図4(A)及び図4(B)において縦軸は磁界の強度を示す。
図3に示すように、BVMコイル30が発する磁束31は、ファンネルの外側では一対の磁性体片40内を通過する。従って、図4(A)及び図4(B)に示されているように、一対の磁性体片40は、高周波で駆動されたBVMコイル30が発する磁界32の強度を高め、且つ、Z軸方向において磁界32の分布領域を拡大させる。その結果、BVMコイル30によるビーム変調感度を向上させる。
図3に示されているように、磁束31はYZ面と交差することはないから、一対の磁性体片40が、本発明のようにYZ面を挟んで左右に分割されていることは、磁束31に対する作用に関してほとんど影響を与えない。本発明者らが行った一実験では、開口部42が存在しない環状の磁性体リング(図5(A)の環状の磁性体リング90参照)に比べて、一対の磁性体片40を用いた場合のBVMコイル30によるビーム変調感度の低下は5%程度であった。
次に、一対の磁性体片40の垂直偏向コイル62が発する垂直偏向磁界に対する作用を説明する。
図5(A)は環状の磁性体リング90の垂直偏向コイル62が発する垂直偏向磁界に対する作用を示す図、図5(B)は本発明の一対の磁性体片40の垂直偏向磁界に対する作用を示す図である。いずれの図も、Z軸と平行な方向から見た状態を示しており、図面を簡略化するために、ファンネル3やホルダ20等の周辺部材の図示を省略している。R,G,Bは、赤、緑、青の電子ビームを示す。BVMコイル30が設置された領域には垂直偏向コイル62による垂直偏向磁界の漏れ磁界が分布している。621はこの垂直偏向磁界の磁束を示す。
一対の磁性体片40に代えて図5(A)のような環状の磁性体リング90を設置すると、ほぼX軸に沿った磁束621は磁性体リング90に吸収されこの内部を通過する。即ち、磁性体リング90の周辺の垂直偏向磁界の漏れ磁束621が磁性体リング90によって吸収されてしまう。従って、図6に示すように、磁性体リング90を装着することにより、装着前の垂直偏向磁界622のZ軸方向の強度分布は、偏向ヨーク6の小径側の磁性体リング90の近傍において点線623で示すように弱められてしまう。この結果、垂直偏向磁界と水平偏向磁界とのバランスが壊れ、図7に示すように画面上下のラスターが糸巻き状に歪んだり、図8に示すように画面のコーナにおいてコンバーゼンスが悪化したりする。
これに対して、本発明の一対の磁性体片40は、YZ面上に開口部42を備える。即ち、図5(A)の環状の磁性体リング90のうちYZ面近傍の部分を除去したような形状を有している。従って、図5(B)に示すように、一対の磁性体片40に吸収された磁束621は、この開口部42を通過する際にY軸方向に膨らみ、この膨らんだ磁束621aが図6の点線623のような垂直偏向磁界強度の低下を抑制する。従って、本発明の一対の磁性体片40の装着の有無によって、垂直偏向磁界のZ軸方向の分布はほとんど変化しない。このことは、BVMコイル30を搭載したカラー受像管装置において、更にBVMコイル30の感度を向上させるための磁性体を取り付けるか否かに応じて仕様が異なる2通りの設計を行う必要がなく、カラー受像管装置の設計仕様を統一できることを意味する。
一実施例では、一対の磁性体片40は、機械的強度も考慮して、厚み(Z軸方向寸法)2.0mmとし、内径38mmφ、外径44mmφの円弧状とした。材質は固有抵抗値が略10の4乗Ω・mのフェライト材とした。また、図3に示すように、一対の磁性体片40間の開口部42のZ軸から見た広がり角度αは60度とした。これにより、一対の磁性体片40を設けない場合に比べて、BVMコイル30の感度を1.5〜2倍に向上させることが出来た。更に、一対の磁性体片40を装着することにより画像の上下のラスター歪がほとんど変化しないことを確認した。従って、カラー受像管装置の用途や要求特性に応じて、同じ仕様のカラー受像管装置に一対の磁性体片40を装着する/しないの判断を自由に選択することができることが分かった。
上記の実施の形態で示した一対の磁性体片40は略円弧状であったが、本発明はこれに限定されない。例えば、図9に示すように、略矩形枠形状の磁性体のYZ面と交差する部分及びその近傍部分に開口部52形成した一対の略「コ」字状の磁性体片50であっても良い。いずれにしても、YZ面と交差する部分に開口部を備え、それ以外の部分は、ファンネル3のネック部3aを取り囲むようにネック部3aの周方向に連続していればよい。
また、上記の実施の形態では、偏向ヨーク6とCPU10とは分離されていたが、両者が一体化されていても良く、その場合においても上記と同様の効果を奏する。
上記の実施の形態では、CPU10は、2極、4極、6極の各マグネットリング11,12,13を各1つ備えていたが、このうちの1つ又は2つを欠いていてもよい。また、同種のマグネットリングを2つ以上備えていてもよい。
また、上記の実施例で示した数値は一例であり、本発明はこれに限定されない。偏向ヨークの方式や陰極線管のサイズなどによって垂直偏向磁界の一対の磁性体片近傍への漏れ磁界の程度が異なるため、例えば開口部の広がり角度αの値は適宜変更しうる。また、一対の磁性体片の材質も、上記の実施例で用いたフェライト材に限定されず、渦電流が発生しにくい材料であれば良く、また、金属磁性体やフェライトの粉末を分散した樹脂を成形したものであってもよい。
(実施の形態2)
実施の形態2では、陰極線管装置として、投写型のプロジェクションテレビなどの投写管セットに使用されるモノクローム管装置を例に説明する。図10は、投写管セットの概略構成図である。モノクローム管装置100r,100g,100bがそれぞれ生成した赤、緑、青の各ラスターが背面投写型スクリーン110に投写され、スクリーン110上にカラー画像が形成される。モノクローム管装置100r,100g,100bとスクリーン110との間に、光路を折り曲げる反射ミラーが設けられていてもよい。
本発明が適用された本実施の形態2にかかるモノクローム管装置100r,100g,100bは、それぞれが単色光を生成する。従って、本実施の形態のモノクローム管装置100r,100g,100bは実施の形態1のカラー受像管装置と主として以下の点で相違する。
モノクローム管装置100r,100g,100bの電子銃は、1本の電子ビームのみを射出する。蛍光体スクリーン2aには赤、緑、青のいずれかの単色の蛍光体が付与されている。従って、色選別電極として機能するシャドウマスク5は存在しない。実施の形態1で説明した、画面中央における色純度及び色ずれを調整するCPU10は存在しない。但し、スクリーン110の中央での電子ビームのスポット形状を略円形にするために、ファンネルのネック部3aに、CPU10に使用されるのと類似の4極マグネット及び/又は6極マグネットが設けられる場合がある。
本実施の形態2のモノクローム管装置100r,100g,100bの基本的構成は、上記を除いて実施の形態1のカラー受像管装置と同様であり、実施の形態1の説明がそのまま、あるいは適宜変更して適用される。従って、重複する説明を省略する。
本発明の陰極線管装置の利用分野は特に限定されず、テレビジョンまたはコンピュータディスプレイ等に広範囲に利用できる。
本発明の一実施形態に係るカラー受像管装置の概略構成を示す片断面図である。 本発明の一実施形態に係るカラー受像管装置の電子銃周辺の構成を示す片断面図である。 本発明の一実施形態に係るカラー受像管装置において、BVMコイルが発する磁界に対して一対の磁性体片が及ぼす作用を説明する図である。 図4(A)は一対の磁性体片が設けられていない場合における、BVMコイルとこれが発する磁界のZ軸方向の強度分布とを示した概念図、図4(B)は、一対の磁性体片が設けられた場合における、BVMコイルとこれが発する磁界のZ軸方向の強度分布とを示した概念図である。 図5(A)は環状の磁性体リングの垂直偏向磁界に対する作用を示す図、図5(B)は本発明の一対の磁性体片の垂直偏向磁界に対する作用を示す図である。 図5(A)の環状の磁性体リングによって垂直偏向磁界のZ軸方向の強度分布が変化する様子を示した図である。 画面の上下のラスターが糸巻き状に歪んだ状態を示した正面図である。 画面のコーナー部でミスコンバーゼンスが発生した状態を示した正面図である。 本発明の一実施形態に係るカラー受像管装置において一対の磁性体片の別の例を示した正面図である。 本発明の一実施形態に係るモノクローム管装置が搭載された投写管セットの概略構成図である。
符号の説明
1 カラー受像管装置
2 パネル
2a 蛍光体スクリーン
3 ファンネル
3a ネック部
4 電子銃
5 シャドウマスク
6 偏向ヨーク
7 電子ビーム
10 CPU
11 2極マグネットリング
12 4極マグネットリング
13 6極マグネットリング
17,17a,17b,17c スペーサリング
18a,18b 樹脂層
19 ストッパリング
20 ホルダ
30 ビーム速度変調(BVM)コイル
31 BVMコイルの磁束
32 BVMコイルの磁界
40,50 一対の磁性体片
42,52 開口部
61 水平偏向コイル
62 垂直偏向コイル
621 垂直偏向磁界の磁束
63 絶縁枠
64 フェライトコア

Claims (2)

  1. 内面に蛍光体スクリーンが形成されたパネルと、
    前記パネルと接合されたファンネルと、
    前記ファンネルのネック部内に収納された電子銃と、
    前記ファンネルの外周面上に設けられ、前記電子銃から発射された電子ビームを水平方向及び垂直方向に偏向させる偏向ヨークと、
    管軸方向において前記電子銃と重複する位置に設けられ、前記電子銃から発射された電子ビームの水平方向の走査速度を変調するビーム速度変調コイルと、
    管軸方向において前記ビーム速度変調コイルと重複する位置に設けられた一対の磁性体片と
    を備えた陰極線管装置であって、
    前記一対の磁性体片は、管軸及び垂直方向軸を含む面及びこの近傍を除いて、前記ファンネルの外周面の周方向に連続して前記ファンネルを取り囲んでいることを特徴とする陰極線管装置。
  2. 管軸方向において、前記偏向ヨークの水平偏向コイルと前記ビーム速度変調コイルとが離間している請求項1に記載の陰極線管装置。
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