JP2003016969A - ミスコンバーゼンス補正装置およびカラー画像表示装置 - Google Patents
ミスコンバーゼンス補正装置およびカラー画像表示装置Info
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- JP2003016969A JP2003016969A JP2001196082A JP2001196082A JP2003016969A JP 2003016969 A JP2003016969 A JP 2003016969A JP 2001196082 A JP2001196082 A JP 2001196082A JP 2001196082 A JP2001196082 A JP 2001196082A JP 2003016969 A JP2003016969 A JP 2003016969A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 外部からの電力供給を必要とせずに簡単な構
成でミスコンバーゼンスのHCR成分を補正する。 【解決手段】 インライン型電子銃を有するカラー画像
表示管と、上記電子銃からの3本の電子ビームを水平方
向および垂直方向に偏向する偏向ヨーク3とを備えたカ
ラー画像表示装置において、偏向ヨーク3の電子銃側端
の近傍に配置され、偏向ヨーク3が発生する水平偏向磁
界F1の回り込み磁界F2に感応して、上記電子銃側端
の近傍に6極補正磁界F3を発生させる補正コイル41
と、補正コイル41に流れる誘導電流を調節するための
可変インダクター42とを備えたミスコンバーゼンス装
置4を設ける。
成でミスコンバーゼンスのHCR成分を補正する。 【解決手段】 インライン型電子銃を有するカラー画像
表示管と、上記電子銃からの3本の電子ビームを水平方
向および垂直方向に偏向する偏向ヨーク3とを備えたカ
ラー画像表示装置において、偏向ヨーク3の電子銃側端
の近傍に配置され、偏向ヨーク3が発生する水平偏向磁
界F1の回り込み磁界F2に感応して、上記電子銃側端
の近傍に6極補正磁界F3を発生させる補正コイル41
と、補正コイル41に流れる誘導電流を調節するための
可変インダクター42とを備えたミスコンバーゼンス装
置4を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー画像表示装
置のインライン型電子銃からの3本の電子ビームのミス
コンバーゼンスを補正するミスコンバーゼンス補正装
置、およびこのミスコンバーゼンス補正装置を設けたカ
ラー画像表示装置に関する。
置のインライン型電子銃からの3本の電子ビームのミス
コンバーゼンスを補正するミスコンバーゼンス補正装
置、およびこのミスコンバーゼンス補正装置を設けたカ
ラー画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は従来のカラー画像表示装置の構成
を示す側面図である。図7において、1はカラー画像表
示管(カラー受像管、カラー陰極線管)、11はファン
ネル部、12はネック部、13はスクリーン部、14は
インライン型電子銃、3は偏向ヨーク、10はフェライ
トシートである。
を示す側面図である。図7において、1はカラー画像表
示管(カラー受像管、カラー陰極線管)、11はファン
ネル部、12はネック部、13はスクリーン部、14は
インライン型電子銃、3は偏向ヨーク、10はフェライ
トシートである。
【0003】図7のカラー画像表示装置は、カラー画像
表示管1と、偏向ヨーク3とを備えている。カラー画像
表示管1は、ファンネル部11、ネック部12、および
スクリーン部13から構成された密閉構造内に、インラ
イン型電子銃14、蛍光面、色選別電極構体などを設け
たものである。インライン型電子銃14は、ネック部1
2に収容されており、水平偏向方向に一列に3本の電子
銃が配置されている。このインライン型電子銃14は、
3原色の画像信号のそれぞれに応じた3本の電子ビーム
をインライン配列された3本の電子銃からそれぞれ発射
する。3本の電子銃の内、緑の画像信号が印加される電
子銃が真ん中に配置され、その両側に赤および青の画像
信号の電子銃が配置されている。また、蛍光面は、スク
リーン部13内面に形成されており、3原色の蛍光体お
よびこれらの境界に配置される黒の蛍光体からなる。
表示管1と、偏向ヨーク3とを備えている。カラー画像
表示管1は、ファンネル部11、ネック部12、および
スクリーン部13から構成された密閉構造内に、インラ
イン型電子銃14、蛍光面、色選別電極構体などを設け
たものである。インライン型電子銃14は、ネック部1
2に収容されており、水平偏向方向に一列に3本の電子
銃が配置されている。このインライン型電子銃14は、
3原色の画像信号のそれぞれに応じた3本の電子ビーム
をインライン配列された3本の電子銃からそれぞれ発射
する。3本の電子銃の内、緑の画像信号が印加される電
子銃が真ん中に配置され、その両側に赤および青の画像
信号の電子銃が配置されている。また、蛍光面は、スク
リーン部13内面に形成されており、3原色の蛍光体お
よびこれらの境界に配置される黒の蛍光体からなる。
【0004】偏向ヨーク3は、水平偏向コイル、垂直偏
向コイル、セルフコンバーゼンス回路、ミスコンバーゼ
ンス補正回路などを備えている。この偏向ヨーク3は、
水平偏向電流および垂直偏向電流などに従って水平偏向
磁界および垂直偏向磁界を発生させ、これらの磁界によ
って、インライン型電子銃14から発射された3本の電
子ビームを水平方向および垂直方向に偏向し、スクリー
ン部13の蛍光面上(画面上)の3原色の蛍光体にそれ
ぞれ到達させるとともに蛍光面上の一点(ほぼ同位置の
3原色の蛍光体上)に集中させ、その位置にカラー画像
を形成する。
向コイル、セルフコンバーゼンス回路、ミスコンバーゼ
ンス補正回路などを備えている。この偏向ヨーク3は、
水平偏向電流および垂直偏向電流などに従って水平偏向
磁界および垂直偏向磁界を発生させ、これらの磁界によ
って、インライン型電子銃14から発射された3本の電
子ビームを水平方向および垂直方向に偏向し、スクリー
ン部13の蛍光面上(画面上)の3原色の蛍光体にそれ
ぞれ到達させるとともに蛍光面上の一点(ほぼ同位置の
3原色の蛍光体上)に集中させ、その位置にカラー画像
を形成する。
【0005】このような構成のカラー画像表示装置で
は、3原色の画像信号にそれぞれ応した3本の電子ビー
ムをインライン型電子銃14から発射し、この3本の電
子ビームを偏向ヨーク3が発生する偏向磁界によって水
平方向および垂直方向に偏向し、スクリーン部13の蛍
光面上(画面上)の同じ位置に集中させる。そして、水
平偏向および垂直偏向による電子ビームのラスター走査
によって、画面上にカラーラスター画像を表示する。
は、3原色の画像信号にそれぞれ応した3本の電子ビー
ムをインライン型電子銃14から発射し、この3本の電
子ビームを偏向ヨーク3が発生する偏向磁界によって水
平方向および垂直方向に偏向し、スクリーン部13の蛍
光面上(画面上)の同じ位置に集中させる。そして、水
平偏向および垂直偏向による電子ビームのラスター走査
によって、画面上にカラーラスター画像を表示する。
【0006】カラー画像表示管1およびカラー画像表示
装置は、3本の電子ビームが、スクリーン部13の蛍光
面の中心において一点に集中するように組み立てられ
る。しかし、画面の中央部と周辺部とでは、偏向ヨーク
3の偏向中心から蛍光面までの距離が異なるため、3本
の電子ビームの集中度(コンバーゼンス)が蛍光面上
(画面上)の部位によって変化し、これによりカラーラ
スター画像に色ずれ(ミスコンバーゼンス)を生じるこ
とがあった。なお、画面の中心においてのコンバーゼン
スは静コンバーゼンスと呼ばれ、画面上のそれぞれの部
位においてのコンバーゼンスは動コンバーゼンスと呼ば
れる。
装置は、3本の電子ビームが、スクリーン部13の蛍光
面の中心において一点に集中するように組み立てられ
る。しかし、画面の中央部と周辺部とでは、偏向ヨーク
3の偏向中心から蛍光面までの距離が異なるため、3本
の電子ビームの集中度(コンバーゼンス)が蛍光面上
(画面上)の部位によって変化し、これによりカラーラ
スター画像に色ずれ(ミスコンバーゼンス)を生じるこ
とがあった。なお、画面の中心においてのコンバーゼン
スは静コンバーゼンスと呼ばれ、画面上のそれぞれの部
位においてのコンバーゼンスは動コンバーゼンスと呼ば
れる。
【0007】このような動コンバーゼンスを調整するた
めに、カラー画像表示装置には、セルフコンバーゼンス
手段が設けられる。セルフコンバーゼンス手段を備えた
カラー画像表示装置は、セルフコンバーゼンス方式と呼
ばれる。セルフコンバーゼンス方式では、セルフコンバ
ーゼンス回路を偏向ヨークに設け、ピンクッション型の
水平偏向磁界およびバレル型の垂直偏向磁界を発生させ
ることによって、動コンバーゼンスを調整する。
めに、カラー画像表示装置には、セルフコンバーゼンス
手段が設けられる。セルフコンバーゼンス手段を備えた
カラー画像表示装置は、セルフコンバーゼンス方式と呼
ばれる。セルフコンバーゼンス方式では、セルフコンバ
ーゼンス回路を偏向ヨークに設け、ピンクッション型の
水平偏向磁界およびバレル型の垂直偏向磁界を発生させ
ることによって、動コンバーゼンスを調整する。
【0008】セルフコンバーゼンス方式のカラー画像表
示装置では、動コンバーゼンスを調整できるとは言え、
装置間でのばらつき、装置が設置された環境の変化、設
計時の誤差(設計残り)などによって、ミスコンバーゼ
ンスを生じることがった。このため、セルフコンバーゼ
ンス方式では、偏向ヨークにミスコンバーゼンス補正回
路をさらに設け、偏向ヨーク3と電子ビームとの軸ずれ
によって生じるミスコンバーゼンスを補正する。さら
に、セルフコンバーゼンス回路およびミスコンバーゼン
ス補正回路では補正できないその他の軸方向でのミスコ
ンバーゼンスパターンについては、フェライトシート1
0による補正がなされる。このフェライトシート10に
よる補正は、コーナー補正を主な目的とするものであ
る。
示装置では、動コンバーゼンスを調整できるとは言え、
装置間でのばらつき、装置が設置された環境の変化、設
計時の誤差(設計残り)などによって、ミスコンバーゼ
ンスを生じることがった。このため、セルフコンバーゼ
ンス方式では、偏向ヨークにミスコンバーゼンス補正回
路をさらに設け、偏向ヨーク3と電子ビームとの軸ずれ
によって生じるミスコンバーゼンスを補正する。さら
に、セルフコンバーゼンス回路およびミスコンバーゼン
ス補正回路では補正できないその他の軸方向でのミスコ
ンバーゼンスパターンについては、フェライトシート1
0による補正がなされる。このフェライトシート10に
よる補正は、コーナー補正を主な目的とするものであ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のセルフコンバーゼンス方式のカラー画像表示装置に
設けられるセルフコンバーゼンス回路、ミスコンバーゼ
ンス補正回路、およびフェライトシート10によっても
なお補正困難なミスコンバーゼンスパターンの一つに、
HCRミスコンバーゼンス(水平comaエラー)があ
る。HCRミスコンバーゼンスとは、偏向ヨークに偏向
電流を流して3原色に対応する電子ビームを走査し、3
色が画面の中央で一致するように画面の中央および左右
に3本の縦線を描いたときに、画面上の緑ラスター(G
ラスター)の縦線が赤および青ラスター(R/Bラスタ
ー)の縦線に対し、左右端において、図8のように内側
にズレるか、または反対に外側にずれるものである。図
8のようにGラスターの縦線がR/Bラスターの縦線の
内側にずれる場合は、HCRナローと呼ばれる。これと
反対に、Gラスターの縦線がR/Bラスター縦線の外側
にずれる場合は、HCRワイドと呼ばれる。
来のセルフコンバーゼンス方式のカラー画像表示装置に
設けられるセルフコンバーゼンス回路、ミスコンバーゼ
ンス補正回路、およびフェライトシート10によっても
なお補正困難なミスコンバーゼンスパターンの一つに、
HCRミスコンバーゼンス(水平comaエラー)があ
る。HCRミスコンバーゼンスとは、偏向ヨークに偏向
電流を流して3原色に対応する電子ビームを走査し、3
色が画面の中央で一致するように画面の中央および左右
に3本の縦線を描いたときに、画面上の緑ラスター(G
ラスター)の縦線が赤および青ラスター(R/Bラスタ
ー)の縦線に対し、左右端において、図8のように内側
にズレるか、または反対に外側にずれるものである。図
8のようにGラスターの縦線がR/Bラスターの縦線の
内側にずれる場合は、HCRナローと呼ばれる。これと
反対に、Gラスターの縦線がR/Bラスター縦線の外側
にずれる場合は、HCRワイドと呼ばれる。
【0010】上記のミスコンバーゼンスのHCR成分を
補正するためのミスコンバーゼンス補正装置を設けたカ
ラー画像表示装置としては、例えば特開平2−2678
40号公報に記載されたものがある。しかし、このよう
な従来のミスコンバーゼンス補正装置では、HCR成分
の補正のみのための電力をミスコンバーゼンス補正装置
に個別に供給する必要がある、構成が複雑になるなど、
消費電力や装置構成の面で改善すべき課題があった。
補正するためのミスコンバーゼンス補正装置を設けたカ
ラー画像表示装置としては、例えば特開平2−2678
40号公報に記載されたものがある。しかし、このよう
な従来のミスコンバーゼンス補正装置では、HCR成分
の補正のみのための電力をミスコンバーゼンス補正装置
に個別に供給する必要がある、構成が複雑になるなど、
消費電力や装置構成の面で改善すべき課題があった。
【0011】本発明は、上記従来の課題を解決するため
になされたものであり、外部からの電力供給を必要とせ
ずに簡単な構成で上記ミスコンバーゼンスのHCR成分
を補正できるミスコンバーゼンス補正装置およびカラー
画像表示装置を提供することを目的とする。
になされたものであり、外部からの電力供給を必要とせ
ずに簡単な構成で上記ミスコンバーゼンスのHCR成分
を補正できるミスコンバーゼンス補正装置およびカラー
画像表示装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
ミスコンバーゼンス補正装置は、偏向ヨークの電子銃側
端の近傍に配置され、上記偏向ヨークが発生する磁界に
感応して、上記電子銃側端の近傍に6極磁界を発生させ
る補正コイルを備えたことを特徴とする。
ミスコンバーゼンス補正装置は、偏向ヨークの電子銃側
端の近傍に配置され、上記偏向ヨークが発生する磁界に
感応して、上記電子銃側端の近傍に6極磁界を発生させ
る補正コイルを備えたことを特徴とする。
【0013】請求項2記載のミスコンバーゼンス補正装
置は、上記補正コイルが空芯コイルであることを特徴と
する。
置は、上記補正コイルが空芯コイルであることを特徴と
する。
【0014】請求項3記載のミスコンバーゼンス補正装
置は、上記補正コイルが多極コアに巻回されたコイルで
あることを特徴とする。
置は、上記補正コイルが多極コアに巻回されたコイルで
あることを特徴とする。
【0015】請求項4記載のミスコンバーゼンス補正装
置は、上記補正コイルに流れる誘導電流を調節するため
の電流調節手段をさらに備えたことを特徴とする。
置は、上記補正コイルに流れる誘導電流を調節するため
の電流調節手段をさらに備えたことを特徴とする。
【0016】請求項5記載のミスコンバーゼンス補正装
置は、上記電流調節手段が可変インダクタンス素子であ
ることを特徴とする。
置は、上記電流調節手段が可変インダクタンス素子であ
ることを特徴とする。
【0017】請求項6記載のカラー画像表示装置は、イ
ンライン型電子銃を有するカラー画像表示管と、上記電
子銃からの3本の電子ビームを水平方向および垂直方向
に偏向する偏向ヨークと、上記本発明のミスコンバーゼ
ンス補正装置とを備えたことを特徴とする。
ンライン型電子銃を有するカラー画像表示管と、上記電
子銃からの3本の電子ビームを水平方向および垂直方向
に偏向する偏向ヨークと、上記本発明のミスコンバーゼ
ンス補正装置とを備えたことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は本発明の実
施の形態1のミスコンバーゼンス補正装置を設けたカラ
ー画像表示装置の側面構成図である。また、図2は図1
のミスコンバーゼンス補正装置の正面構成図(模式図)
である。また、図3は図1の偏向ヨークおよびミスコン
バーゼンス補正装置の側面構成図(模式図)である。ま
た、図4は水平偏向磁界(ピンクッション型磁界)を説
明する図である。また、図5は図1のミスコンバーゼン
ス補正装置によるミスコンバーゼンス補正効果を説明す
る図である。
施の形態1のミスコンバーゼンス補正装置を設けたカラ
ー画像表示装置の側面構成図である。また、図2は図1
のミスコンバーゼンス補正装置の正面構成図(模式図)
である。また、図3は図1の偏向ヨークおよびミスコン
バーゼンス補正装置の側面構成図(模式図)である。ま
た、図4は水平偏向磁界(ピンクッション型磁界)を説
明する図である。また、図5は図1のミスコンバーゼン
ス補正装置によるミスコンバーゼンス補正効果を説明す
る図である。
【0019】図1ないし図3において、図7と同じもの
には同じ符号を付してあり、1はカラー画像表示管、1
1はファンネル部、12はネック部、13はスクリーン
部、14はインライン型電子銃、3は偏向ヨーク、31
は水平偏向コイル、4はミスコンバーゼンス補正装置、
41(41a〜41f)は6個の空芯の補正コイル(空
芯補正コイル)、42は可変インダクターである。
には同じ符号を付してあり、1はカラー画像表示管、1
1はファンネル部、12はネック部、13はスクリーン
部、14はインライン型電子銃、3は偏向ヨーク、31
は水平偏向コイル、4はミスコンバーゼンス補正装置、
41(41a〜41f)は6個の空芯の補正コイル(空
芯補正コイル)、42は可変インダクターである。
【0020】図1のカラー画像表示装置は、カラー画像
表示管1と、偏向ヨーク3と、ミスコンバーゼンス補正
装置4とを備えている。カラー画像表示管1は、ファン
ネル部11、ネック部12、およびスクリーン部13か
ら構成された密閉構造内に、インライン型電子銃14、
蛍光面、色選別電極構体などを設けたものである。イン
ライン型電子銃14は、ネック部12に収容されてお
り、水平偏向方向に一列に3本の電子銃が配置されてい
る。このインライン型電子銃14は、3原色の画像信号
のそれぞれに応じた3本の電子ビームをインライン配列
された3本の電子銃からそれぞれ発射する。3本の電子
銃の内、緑の画像信号が印加される電子銃が真ん中に配
置され、その両側に赤および青の画像信号の電子銃が配
置されている。また、蛍光面は、スクリーン部13内面
に形成されており、3原色の蛍光体およびこれらの境界
に配置される黒の蛍光体からなる。
表示管1と、偏向ヨーク3と、ミスコンバーゼンス補正
装置4とを備えている。カラー画像表示管1は、ファン
ネル部11、ネック部12、およびスクリーン部13か
ら構成された密閉構造内に、インライン型電子銃14、
蛍光面、色選別電極構体などを設けたものである。イン
ライン型電子銃14は、ネック部12に収容されてお
り、水平偏向方向に一列に3本の電子銃が配置されてい
る。このインライン型電子銃14は、3原色の画像信号
のそれぞれに応じた3本の電子ビームをインライン配列
された3本の電子銃からそれぞれ発射する。3本の電子
銃の内、緑の画像信号が印加される電子銃が真ん中に配
置され、その両側に赤および青の画像信号の電子銃が配
置されている。また、蛍光面は、スクリーン部13内面
に形成されており、3原色の蛍光体およびこれらの境界
に配置される黒の蛍光体からなる。
【0021】偏向ヨーク3は、水平偏向コイル31、垂
直偏向コイル、セルフコンバーゼンス回路、ミスコンバ
ーゼンス補正回路などを備えている。セルフコンバーゼ
ンス回路は、動コンバーゼンスを調整する。また、ミス
コンバーゼンス補正回路は、偏向ヨーク3と電子ビーム
との軸ずれによって生じるミスコンバーゼンスを補正す
る。この偏向ヨーク3は、水平偏向電流および垂直偏向
電流などに従って、ピンクッション型の水平偏向磁界お
よびバレル型の垂直偏向磁界を発生させ、これらの磁界
によって、インライン型電子銃14から発射された3本
の電子ビームを水平方向および垂直方向に偏向し、スク
リーン部13の蛍光面上(画面上)の3原色の蛍光体に
それぞれ到達させるとともに蛍光面上の一点(ほぼ同位
置の3原色の蛍光体上)に集中させ、その位置にカラー
画像を形成する。
直偏向コイル、セルフコンバーゼンス回路、ミスコンバ
ーゼンス補正回路などを備えている。セルフコンバーゼ
ンス回路は、動コンバーゼンスを調整する。また、ミス
コンバーゼンス補正回路は、偏向ヨーク3と電子ビーム
との軸ずれによって生じるミスコンバーゼンスを補正す
る。この偏向ヨーク3は、水平偏向電流および垂直偏向
電流などに従って、ピンクッション型の水平偏向磁界お
よびバレル型の垂直偏向磁界を発生させ、これらの磁界
によって、インライン型電子銃14から発射された3本
の電子ビームを水平方向および垂直方向に偏向し、スク
リーン部13の蛍光面上(画面上)の3原色の蛍光体に
それぞれ到達させるとともに蛍光面上の一点(ほぼ同位
置の3原色の蛍光体上)に集中させ、その位置にカラー
画像を形成する。
【0022】図2に示すように、ミスコンバーゼンス補
正装置4は、6個の空芯補正コイル41(41a〜41
f)と、可変インダクター42とを備えている。このミ
スコンバーゼンス補正装置4は、ミスコンバーゼンスの
HCR成分を補正する。また、このミスコンバーゼンス
補正装置4は、偏向ヨーク3が発生する偏向磁界に感応
して、ミスコンバーゼンスを補正するための6極磁界
(6極補正磁界)F3を発生することを特徴としてお
り、外部からの電力供給なしに上記の補正動作が可能で
ある。
正装置4は、6個の空芯補正コイル41(41a〜41
f)と、可変インダクター42とを備えている。このミ
スコンバーゼンス補正装置4は、ミスコンバーゼンスの
HCR成分を補正する。また、このミスコンバーゼンス
補正装置4は、偏向ヨーク3が発生する偏向磁界に感応
して、ミスコンバーゼンスを補正するための6極磁界
(6極補正磁界)F3を発生することを特徴としてお
り、外部からの電力供給なしに上記の補正動作が可能で
ある。
【0023】図1および図3に示すように、6個の空芯
補正コイル41は、偏向ヨーク3の電子銃側端の近傍
(水平偏向コイル31の電子銃側端の近傍)に配置され
ている。つまり、偏向ヨーク3が発生する偏向磁界の回
り込みによって上記の電子銃側端の近傍に生じる回り込
み磁界内(水平偏向コイル31が発生する水平偏向磁界
F1の回り込みによって上記の電子銃側端の近傍に生じ
る回り込み磁界F2内)に配置されている。
補正コイル41は、偏向ヨーク3の電子銃側端の近傍
(水平偏向コイル31の電子銃側端の近傍)に配置され
ている。つまり、偏向ヨーク3が発生する偏向磁界の回
り込みによって上記の電子銃側端の近傍に生じる回り込
み磁界内(水平偏向コイル31が発生する水平偏向磁界
F1の回り込みによって上記の電子銃側端の近傍に生じ
る回り込み磁界F2内)に配置されている。
【0024】また、図2に示すように、それぞれの空芯
補正コイル41a〜41fは、直列に接続されており、
ネック部12を囲んで、6極を構成する位置に配置され
ている。また、可変インダクター42は、そのインダク
タンスを調整することが可能なインダクタンス素子であ
り、6個の空芯補正コイル41の直列回路に直列に挿入
されている。そして、これら6個の空芯補正コイル41
および可変インダクター42によって閉回路が形成され
ている。
補正コイル41a〜41fは、直列に接続されており、
ネック部12を囲んで、6極を構成する位置に配置され
ている。また、可変インダクター42は、そのインダク
タンスを調整することが可能なインダクタンス素子であ
り、6個の空芯補正コイル41の直列回路に直列に挿入
されている。そして、これら6個の空芯補正コイル41
および可変インダクター42によって閉回路が形成され
ている。
【0025】次に、実施の形態1のミスコンバーゼンス
補正装置の動作を説明する。偏向ヨーク3の水平偏向コ
イル31が発生する水平偏向磁界F1は、セルフコンバ
ーゼンスを実現するために、ピンクッション型磁界であ
る。図4に示すように、水平偏向磁界F1(ピンクッシ
ョン型磁界)は、2極磁界成分F11と6極磁界成分F
12とを合成することによって実現される。
補正装置の動作を説明する。偏向ヨーク3の水平偏向コ
イル31が発生する水平偏向磁界F1は、セルフコンバ
ーゼンスを実現するために、ピンクッション型磁界であ
る。図4に示すように、水平偏向磁界F1(ピンクッシ
ョン型磁界)は、2極磁界成分F11と6極磁界成分F
12とを合成することによって実現される。
【0026】画面左側(−X側)に電子ビームを偏向す
るときには、水平偏向コイル31は、図3および図4に
示すように、画面右側(+X側)向きの水平偏向磁界F
1(ピンクッション型磁界)を発生させる。逆に、画面
右側(+X側)に電子ビームを偏向するときには、水平
偏向コイル31は、画面左側(−X側)向きの水平偏向
磁界F1(ピンクッション型磁界)を発生させる。そし
て、この水平偏向磁界F1が偏向ヨーク3の電子銃側端
の近傍に回り込み、上記電子銃側端の近傍に回り込み磁
界F2を生じる。この回り込み磁界F2は、水平偏向磁
界F1と同じピンクッション型磁界であり、水平偏向磁
界F1とは逆向きの磁界である。
るときには、水平偏向コイル31は、図3および図4に
示すように、画面右側(+X側)向きの水平偏向磁界F
1(ピンクッション型磁界)を発生させる。逆に、画面
右側(+X側)に電子ビームを偏向するときには、水平
偏向コイル31は、画面左側(−X側)向きの水平偏向
磁界F1(ピンクッション型磁界)を発生させる。そし
て、この水平偏向磁界F1が偏向ヨーク3の電子銃側端
の近傍に回り込み、上記電子銃側端の近傍に回り込み磁
界F2を生じる。この回り込み磁界F2は、水平偏向磁
界F1と同じピンクッション型磁界であり、水平偏向磁
界F1とは逆向きの磁界である。
【0027】ミスコンバーゼンス補正装置4の空芯補正
コイル41は、偏向ヨーク3の電子銃側端の近傍に配置
されているので、偏向ヨーク3の電子銃側端から回り込
んできた偏向磁界(水平偏向磁界F1の回り込み磁界F
2)内に配置されていることになる。このため、6極を
構成する空芯補正コイル41には、回り込み磁界F2の
6極磁界成分を打ち消そうとする誘起起電力が発生す
る。この6極を構成する空芯補正コイル41は、可変イ
ンダクター42とともに閉回路を形成しているので、上
記の誘起起電力によってこの閉回路に誘導電流が流れ
る。これにより、図2および図3に示すように、空芯補
正コイル41は、水平偏向磁界F1の6極磁界成分F1
2(図4参照)と同じ向きであって回り込み磁界F2の
6極磁界成分とは逆向きの6極補正磁界F3を発生す
る。
コイル41は、偏向ヨーク3の電子銃側端の近傍に配置
されているので、偏向ヨーク3の電子銃側端から回り込
んできた偏向磁界(水平偏向磁界F1の回り込み磁界F
2)内に配置されていることになる。このため、6極を
構成する空芯補正コイル41には、回り込み磁界F2の
6極磁界成分を打ち消そうとする誘起起電力が発生す
る。この6極を構成する空芯補正コイル41は、可変イ
ンダクター42とともに閉回路を形成しているので、上
記の誘起起電力によってこの閉回路に誘導電流が流れ
る。これにより、図2および図3に示すように、空芯補
正コイル41は、水平偏向磁界F1の6極磁界成分F1
2(図4参照)と同じ向きであって回り込み磁界F2の
6極磁界成分とは逆向きの6極補正磁界F3を発生す
る。
【0028】図5に示すように、ミスコンバーゼンス補
正装置4が回り込み磁界F2に感応して発生する6極補
正磁界F3によって、コンバーゼンスはHCRナロー側
に変化し、画面上の左右端において、緑ラスター(Gラ
スター)の縦線が、赤および青ラスター(R/Bラスタ
ー)の縦線に対して内側に変化する。空芯補正コイル4
1に流れる誘導電流が大きいほど6極補正磁界F3の磁
界強度は大きくなり、6極補正磁界F3の磁界強度が大
きいほど6極補正磁界F3によるコンバーゼンスののH
CR成分の変化も大きくなる。従って、上記の誘導電流
量が適量であれば、ミスコンバーゼンスのHCR成分を
相殺するようにコンバーゼンスのHCR成分を変化させ
ることができ、これによりミスコンバーゼンスのHCR
成分の補正が可能になる。
正装置4が回り込み磁界F2に感応して発生する6極補
正磁界F3によって、コンバーゼンスはHCRナロー側
に変化し、画面上の左右端において、緑ラスター(Gラ
スター)の縦線が、赤および青ラスター(R/Bラスタ
ー)の縦線に対して内側に変化する。空芯補正コイル4
1に流れる誘導電流が大きいほど6極補正磁界F3の磁
界強度は大きくなり、6極補正磁界F3の磁界強度が大
きいほど6極補正磁界F3によるコンバーゼンスののH
CR成分の変化も大きくなる。従って、上記の誘導電流
量が適量であれば、ミスコンバーゼンスのHCR成分を
相殺するようにコンバーゼンスのHCR成分を変化させ
ることができ、これによりミスコンバーゼンスのHCR
成分の補正が可能になる。
【0029】空芯補正コイル41に流れる誘導電流量の
調節(初期の設定および調整)は、ミスコンバーゼンス
補正装置4の閉回路に挿入されている可変インダクター
42によってなされる。この可変インダクター42は、
インダクタンスの増減によって上記の誘導電流を調節す
る電流調節手段である。可変インダクター42のインダ
クタンスを増加させると、閉回路の交流抵抗は増加する
ので、空芯補正コイル41に流れる電流量は減少し、こ
れにより6極補正磁界F3の磁界強度が減少し、コンバ
ーゼンスはHCRワイド側に変化する。逆に、可変イン
ダクター42のインダクタンスを減少させると、閉回路
の交流抵抗は減少するので、空芯補正コイル41に流れ
る電流量は増加し、これにより6極補正磁界F3の磁界
強度が増加し、コンバーゼンスはHCRナロー側に変化
する。
調節(初期の設定および調整)は、ミスコンバーゼンス
補正装置4の閉回路に挿入されている可変インダクター
42によってなされる。この可変インダクター42は、
インダクタンスの増減によって上記の誘導電流を調節す
る電流調節手段である。可変インダクター42のインダ
クタンスを増加させると、閉回路の交流抵抗は増加する
ので、空芯補正コイル41に流れる電流量は減少し、こ
れにより6極補正磁界F3の磁界強度が減少し、コンバ
ーゼンスはHCRワイド側に変化する。逆に、可変イン
ダクター42のインダクタンスを減少させると、閉回路
の交流抵抗は減少するので、空芯補正コイル41に流れ
る電流量は増加し、これにより6極補正磁界F3の磁界
強度が増加し、コンバーゼンスはHCRナロー側に変化
する。
【0030】上記の電流調節手段としては、可変インダ
クター42のように、インダクタンスによって閉回路の
インピーダンスを調節できるインダクタンス素子が望ま
しい。これは、水平偏向電流および水平偏向磁界F1は
周波数が比較的高い(例えば数10[kHz])ので、
水平偏向磁界F1の回り込み磁界F2によって空芯補正
コイル41に流れる誘導電流を、その波形が鈍らないよ
うに調節可能とするためである。抵抗値の増減によって
閉回路のインピーダンスを増減する可変抵抗などを用い
ることも可能ではあるが、その場合には誘導電流の波形
が鈍らないように留意することが必要である。
クター42のように、インダクタンスによって閉回路の
インピーダンスを調節できるインダクタンス素子が望ま
しい。これは、水平偏向電流および水平偏向磁界F1は
周波数が比較的高い(例えば数10[kHz])ので、
水平偏向磁界F1の回り込み磁界F2によって空芯補正
コイル41に流れる誘導電流を、その波形が鈍らないよ
うに調節可能とするためである。抵抗値の増減によって
閉回路のインピーダンスを増減する可変抵抗などを用い
ることも可能ではあるが、その場合には誘導電流の波形
が鈍らないように留意することが必要である。
【0031】また、上記の電流調節手段としては、可変
インダクター42のように、そのインピーダンス(リア
クタンス)をいつでも調整可能な可変インピーダンス素
子が望ましい。これは、装置間でのばらつきなどの調整
を可能にするためのである。固定インダクターを用いる
ことも可能ではあるが、この場合には上記ばらつきなど
の調整の必要を生じたときに電流調節手段自体を異なる
インダクタンス値のものと交換しなければならない。
インダクター42のように、そのインピーダンス(リア
クタンス)をいつでも調整可能な可変インピーダンス素
子が望ましい。これは、装置間でのばらつきなどの調整
を可能にするためのである。固定インダクターを用いる
ことも可能ではあるが、この場合には上記ばらつきなど
の調整の必要を生じたときに電流調節手段自体を異なる
インダクタンス値のものと交換しなければならない。
【0032】この実施の形態1のミスコンバーゼンス補
正装置4は、これを設けない場合(6極補正磁界F3を
発生しない場合)よりもコンバーゼンスをHCRナロー
側に変化させるものである。このため、例えば図1のカ
ラー画像表示装置は、ミスコンバーゼンス補正装置4を
設けない場合にHCRワイド側にミスコンバーゼンスの
HCR成分を生じ、ミスコンバーゼンス補正装置4を設
けて可変インダクター42のインダクタンスを標準設定
にしたときに上記のミスコンバーゼンス成分を除去でき
るように設計され、組み立てられる。そして、装置間で
のばらつき、装置が設置された環境の変化などによって
必要を生じたときには、可変インダクター42のインダ
クタンスの調整がなされる。
正装置4は、これを設けない場合(6極補正磁界F3を
発生しない場合)よりもコンバーゼンスをHCRナロー
側に変化させるものである。このため、例えば図1のカ
ラー画像表示装置は、ミスコンバーゼンス補正装置4を
設けない場合にHCRワイド側にミスコンバーゼンスの
HCR成分を生じ、ミスコンバーゼンス補正装置4を設
けて可変インダクター42のインダクタンスを標準設定
にしたときに上記のミスコンバーゼンス成分を除去でき
るように設計され、組み立てられる。そして、装置間で
のばらつき、装置が設置された環境の変化などによって
必要を生じたときには、可変インダクター42のインダ
クタンスの調整がなされる。
【0033】このように、実施の形態1のミスコンバー
ゼンス補正装置4では、偏向ヨーク3の電子銃側端に配
置した空芯補正コイル41が、偏向ヨーク3からの誘導
磁界によって6極補正磁界F3を発生するので、外部か
らの電源供給を必要とせずにミスコンバーゼンスのHC
R成分を補正できる。
ゼンス補正装置4では、偏向ヨーク3の電子銃側端に配
置した空芯補正コイル41が、偏向ヨーク3からの誘導
磁界によって6極補正磁界F3を発生するので、外部か
らの電源供給を必要とせずにミスコンバーゼンスのHC
R成分を補正できる。
【0034】さらに、実施の形態1のミスコンバーゼン
ス補正装置4では、6極補正磁界F3を発生する補正コ
イルとして、空芯の補正コイル41を用いているので、
偏向ヨーク3の本来の特性に影響を与えることなく、ミ
スコンバーゼンスのHCR成分を補正できる。
ス補正装置4では、6極補正磁界F3を発生する補正コ
イルとして、空芯の補正コイル41を用いているので、
偏向ヨーク3の本来の特性に影響を与えることなく、ミ
スコンバーゼンスのHCR成分を補正できる。
【0035】また、実施の形態1のミスコンバーゼンス
補正装置4では、可変インダクター42からなる電流調
節手段を設けているので、空芯補正コイル41に流れる
水平偏向周波数の誘導電流をその波形が鈍らないように
調節することができるとともに、装置間でのばらつきや
装置が設置された環境の変化などに応じた調整ができ
る。
補正装置4では、可変インダクター42からなる電流調
節手段を設けているので、空芯補正コイル41に流れる
水平偏向周波数の誘導電流をその波形が鈍らないように
調節することができるとともに、装置間でのばらつきや
装置が設置された環境の変化などに応じた調整ができ
る。
【0036】以上のように実施の形態1によれば、偏向
ヨーク3の電子銃側端の近傍に配置され、偏向ヨーク3
が発生する偏向磁界に感応して誘導電流が流れ、この誘
導電流によって上記電子銃側端の近傍に6極補正磁界F
3を発生させる空芯補正コイル41により、外部からの
電力供給を必要とせずに簡単構成でミスコンバーゼンス
のHCR成分を補正できるので、複雑な構成を必要とせ
ずに消費電力を低減できかつ画像品位を向上させること
ができる。
ヨーク3の電子銃側端の近傍に配置され、偏向ヨーク3
が発生する偏向磁界に感応して誘導電流が流れ、この誘
導電流によって上記電子銃側端の近傍に6極補正磁界F
3を発生させる空芯補正コイル41により、外部からの
電力供給を必要とせずに簡単構成でミスコンバーゼンス
のHCR成分を補正できるので、複雑な構成を必要とせ
ずに消費電力を低減できかつ画像品位を向上させること
ができる。
【0037】実施の形態2.図6は本発明の実施の形態
2のミスコンバーゼンス補正装置の正面構成図である。
図6において、6は実施の形態2のミスコンバーゼンス
補正装置、61(61a〜61f)は6個の補正コイ
ル、62は可変インダクター、63は多極コア、63a
〜63hは多極コア63の極である。なお、実施の形態
2のミスコンバーゼンス補正装置6を設けたカラー画像
表示装置の構成は、図1において、ミスコンバーゼンス
補正装置4をミスコンバーゼンス補正装置6に変更した
ものである。
2のミスコンバーゼンス補正装置の正面構成図である。
図6において、6は実施の形態2のミスコンバーゼンス
補正装置、61(61a〜61f)は6個の補正コイ
ル、62は可変インダクター、63は多極コア、63a
〜63hは多極コア63の極である。なお、実施の形態
2のミスコンバーゼンス補正装置6を設けたカラー画像
表示装置の構成は、図1において、ミスコンバーゼンス
補正装置4をミスコンバーゼンス補正装置6に変更した
ものである。
【0038】ミスコンバーゼンス補正装置6は、6個の
補正コイル61(61a〜61f)と、可変インダクタ
ー62と、多極コア63とを備えている。このミスコン
バーゼンス補正装置6は、ミスコンバーゼンスのHCR
成分を補正する。また、このミスコンバーゼンス補正装
置6は、偏向ヨーク3が発生する偏向磁界に感応して6
極補正磁界を発生することを特徴としており、外部から
の電力供給なしに上記の補正動作が可能である。
補正コイル61(61a〜61f)と、可変インダクタ
ー62と、多極コア63とを備えている。このミスコン
バーゼンス補正装置6は、ミスコンバーゼンスのHCR
成分を補正する。また、このミスコンバーゼンス補正装
置6は、偏向ヨーク3が発生する偏向磁界に感応して6
極補正磁界を発生することを特徴としており、外部から
の電力供給なしに上記の補正動作が可能である。
【0039】多極コア63は、偏向ヨーク3(図1参
照)の電子銃側端の近傍に配置されている、図6におい
ては、多極コア63は、極63a〜63hが設けられた
8極コアである。6個の補正コイル61a〜61fは、
多極コア63の極63a〜63fにそれぞれ巻回されて
いる。
照)の電子銃側端の近傍に配置されている、図6におい
ては、多極コア63は、極63a〜63hが設けられた
8極コアである。6個の補正コイル61a〜61fは、
多極コア63の極63a〜63fにそれぞれ巻回されて
いる。
【0040】これら6個の補正コイル61a〜61fお
よび多極コア63は、偏向ヨーク3の電子銃側端の近傍
(水平偏向コイル31の電子銃側端の近傍)に配置され
ている。つまり、偏向磁界の回り込みによって上記の電
子銃側端の近傍に生じる回り込み磁界内(図3のように
水平偏向磁界F1の回り込みによって上記の電子銃側端
の近傍に生じる回り込み磁界F2内)に配置されてい
る。
よび多極コア63は、偏向ヨーク3の電子銃側端の近傍
(水平偏向コイル31の電子銃側端の近傍)に配置され
ている。つまり、偏向磁界の回り込みによって上記の電
子銃側端の近傍に生じる回り込み磁界内(図3のように
水平偏向磁界F1の回り込みによって上記の電子銃側端
の近傍に生じる回り込み磁界F2内)に配置されてい
る。
【0041】また、図6に示すように、それぞれの補正
コイル61a〜61fは、直列に接続されており、ネッ
ク部12を囲んで、6極を構成する位置に配置されてい
る。また、可変インダクター62は、そのインダクタン
スを調整することが可能なインダクタンス素子であり、
6個の補正コイル61の直列回路に直列に挿入されてい
る。この可変インダクター62は、例えば、上記実施の
形態1の可変インダクター42と同じインダクタンス素
子である。そして、これらの6個の補正コイル61およ
び可変インダクター62によって閉回路が形成されてい
る。
コイル61a〜61fは、直列に接続されており、ネッ
ク部12を囲んで、6極を構成する位置に配置されてい
る。また、可変インダクター62は、そのインダクタン
スを調整することが可能なインダクタンス素子であり、
6個の補正コイル61の直列回路に直列に挿入されてい
る。この可変インダクター62は、例えば、上記実施の
形態1の可変インダクター42と同じインダクタンス素
子である。そして、これらの6個の補正コイル61およ
び可変インダクター62によって閉回路が形成されてい
る。
【0042】この実施の形態2のミスコンバーゼンス補
正装置6のミスコンバーゼンス補正動作は、上記実施の
形態1のミスコンバーゼンス補正装置4と同様である。
つまり、水平偏向磁界F1の回り込み磁界F2に感応し
て補正コイル61に誘起起電力が発生し、この誘起起電
力によって補正コイル61および可変インダクター62
からなる閉回路に誘導電流が流れ、補正コイル61が6
極補正磁界F3を発生する。
正装置6のミスコンバーゼンス補正動作は、上記実施の
形態1のミスコンバーゼンス補正装置4と同様である。
つまり、水平偏向磁界F1の回り込み磁界F2に感応し
て補正コイル61に誘起起電力が発生し、この誘起起電
力によって補正コイル61および可変インダクター62
からなる閉回路に誘導電流が流れ、補正コイル61が6
極補正磁界F3を発生する。
【0043】このように、実施の形態2のミスコンバー
ゼンス補正装置6では、偏向ヨーク3の電子銃側端に配
置した補正コイル61が、偏向ヨーク3からの誘導磁界
によって6極補正磁界F3を発生するので、外部からの
電源供給を必要とせずに簡単な構成でミスコンバーゼン
スのHCR成分を補正できる。
ゼンス補正装置6では、偏向ヨーク3の電子銃側端に配
置した補正コイル61が、偏向ヨーク3からの誘導磁界
によって6極補正磁界F3を発生するので、外部からの
電源供給を必要とせずに簡単な構成でミスコンバーゼン
スのHCR成分を補正できる。
【0044】また、実施の形態2のミスコンバーゼンス
補正装置6では、可変インダクター62からなる電流調
節手段を設けているので、補正コイル61に流れる水平
偏向周波数の誘導電流をその波形が鈍らないように調節
することができるとともに、装置間でのばらつきや装置
が設置された環境の変化などに応じた個別の調整ができ
る。
補正装置6では、可変インダクター62からなる電流調
節手段を設けているので、補正コイル61に流れる水平
偏向周波数の誘導電流をその波形が鈍らないように調節
することができるとともに、装置間でのばらつきや装置
が設置された環境の変化などに応じた個別の調整ができ
る。
【0045】さらに、実施の形態2のミスコンバーゼン
ス補正装置6では、補正コイル61が多極コア63から
なる副ヨークに巻回されているので、補正コイル61が
発生する6極補正磁界F3をカラー画像表示管1のネッ
ク部12に集中させやすく、これによりミスコンバーゼ
ンス補正の効率を上記実施の形態1よりもさらに高める
ことができる。また、既存の多極コアを用いることがで
きれば、コストの低減が可能である。
ス補正装置6では、補正コイル61が多極コア63から
なる副ヨークに巻回されているので、補正コイル61が
発生する6極補正磁界F3をカラー画像表示管1のネッ
ク部12に集中させやすく、これによりミスコンバーゼ
ンス補正の効率を上記実施の形態1よりもさらに高める
ことができる。また、既存の多極コアを用いることがで
きれば、コストの低減が可能である。
【0046】以上のように実施の形態2によれば、多極
コア63に巻回され、偏向ヨーク3の電子銃側端の近傍
に配置され、偏向ヨーク3が発生する偏向磁界に感応し
て誘導電流が流れ、この誘導電流によって上記電子銃側
端の近傍に6極補正磁界F3を発生させる補正コイル6
1により、外部からの電力供給を必要とせずに簡単な構
成でミスコンバーゼンスのHCR成分を補正できるの
で、複雑な構成を必要とせずに消費電力を低減できかつ
画像品位を向上させることができる。
コア63に巻回され、偏向ヨーク3の電子銃側端の近傍
に配置され、偏向ヨーク3が発生する偏向磁界に感応し
て誘導電流が流れ、この誘導電流によって上記電子銃側
端の近傍に6極補正磁界F3を発生させる補正コイル6
1により、外部からの電力供給を必要とせずに簡単な構
成でミスコンバーゼンスのHCR成分を補正できるの
で、複雑な構成を必要とせずに消費電力を低減できかつ
画像品位を向上させることができる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1記
載のミスコンバーゼンス補正装置および請求項6記載の
カラー画像表示装置によれば、偏向ヨークの電子銃側端
の近傍に配置され、偏向ヨークが発生する偏向磁界に感
応して6極補正磁界を発生させる補正コイルを備えるこ
とにより、外部からの電力供給を必要とせずに簡単な構
成でミスコンバーゼンスのHCR成分を補正できるの
で、複雑な構成を必要とせずに消費電力を低減できかつ
画像品位を向上させることができるという効果がある。
載のミスコンバーゼンス補正装置および請求項6記載の
カラー画像表示装置によれば、偏向ヨークの電子銃側端
の近傍に配置され、偏向ヨークが発生する偏向磁界に感
応して6極補正磁界を発生させる補正コイルを備えるこ
とにより、外部からの電力供給を必要とせずに簡単な構
成でミスコンバーゼンスのHCR成分を補正できるの
で、複雑な構成を必要とせずに消費電力を低減できかつ
画像品位を向上させることができるという効果がある。
【0048】請求項2記載のミスコンバーゼンス補正装
置によれば、上記補正コイルを空芯コイルとすることに
より、偏向ヨーク本来の特性に影響を与えることなく、
ミスコンバーゼンスのHCR成分を補正できるという効
果がある。
置によれば、上記補正コイルを空芯コイルとすることに
より、偏向ヨーク本来の特性に影響を与えることなく、
ミスコンバーゼンスのHCR成分を補正できるという効
果がある。
【0049】請求項3記載のミスコンバーゼンス補正装
置によれば、上記補正コイルを多極コアに巻回されたコ
イルとすることにより、補正コイルが発生する6極補正
磁界をカラー画像表示管のネック部に集中させやすくな
るので、ミスコンバーゼンス補正の効率を高めることが
できるという効果がある。また、既存の多極コアを用い
ることができれば、コストの低減ができるという効果も
ある。
置によれば、上記補正コイルを多極コアに巻回されたコ
イルとすることにより、補正コイルが発生する6極補正
磁界をカラー画像表示管のネック部に集中させやすくな
るので、ミスコンバーゼンス補正の効率を高めることが
できるという効果がある。また、既存の多極コアを用い
ることができれば、コストの低減ができるという効果も
ある。
【0050】請求項4記載のミスコンバーゼンス補正装
置によれば、上記補正コイルに流れる誘導電流を調節す
るための電流調節手段により、6極補正磁界の強度を調
整でき、これによりミスコンバーゼンス補正量を調節で
きるという効果がある。
置によれば、上記補正コイルに流れる誘導電流を調節す
るための電流調節手段により、6極補正磁界の強度を調
整でき、これによりミスコンバーゼンス補正量を調節で
きるという効果がある。
【0051】請求項5記載のミスコンバーゼンス補正装
置によれば、上記電流調節手段を可変インダクタンス素
子とすることにより、補正コイルに流れる水平偏向周波
数の誘導電流をその波形が鈍らないように調節すること
ができるとともに、装置間でのばらつきや装置が設置さ
れた環境の変化などに応じた個別の調整ができるという
効果がある。
置によれば、上記電流調節手段を可変インダクタンス素
子とすることにより、補正コイルに流れる水平偏向周波
数の誘導電流をその波形が鈍らないように調節すること
ができるとともに、装置間でのばらつきや装置が設置さ
れた環境の変化などに応じた個別の調整ができるという
効果がある。
【図1】 本発明の実施の形態1のミスコンバーゼンス
補正装置を設けたカラー画像表示装置の側面構成図であ
る。
補正装置を設けたカラー画像表示装置の側面構成図であ
る。
【図2】 図1のミスコンバーゼンス補正装置の正面構
成図(模式図)である。
成図(模式図)である。
【図3】 図1の偏向ヨークおよびミスコンバーゼンス
補正装置の側面構成図(模式図)である。
補正装置の側面構成図(模式図)である。
【図4】 水平偏向磁界(ピンクッション型磁界)を説
明する図である。
明する図である。
【図5】 図1のミスコンバーゼンス補正装置によるミ
スコンバーゼンス補正効果を説明する図である。
スコンバーゼンス補正効果を説明する図である。
【図6】 本発明の実施の形態2のミスコンバーゼンス
補正装置の正面構成図である。
補正装置の正面構成図である。
【図7】 従来のカラー画像表示装置の側面構成図であ
る。
る。
【図8】 ミスコンバーゼンスのHCR成分を説明する
図である。
図である。
1 カラー画像表示管、 11 ファンネル部、 12
ネック部、 13スクリーン部、 14 インライン
型電子銃、 3 偏向ヨーク、 31 水平偏向コイ
ル、 4 ミスコンバーゼンス補正装置、 41 空芯
補正コイル、42 可変インダクター、 5 電子銃、
6 ミスコンバーゼンス補正装置、61 空芯補正コ
イル、 62 可変インダクター、 63 多極コア。
ネック部、 13スクリーン部、 14 インライン
型電子銃、 3 偏向ヨーク、 31 水平偏向コイ
ル、 4 ミスコンバーゼンス補正装置、 41 空芯
補正コイル、42 可変インダクター、 5 電子銃、
6 ミスコンバーゼンス補正装置、61 空芯補正コ
イル、 62 可変インダクター、 63 多極コア。
Claims (6)
- 【請求項1】 カラー画像表示装置のインライン型電子
銃からの3本の電子ビームのミスコンバーゼンスを補正
するミスコンバーゼンス補正装置において、 偏向ヨークの電子銃側端の近傍に配置され、上記偏向ヨ
ークが発生する磁界に感応して、上記電子銃側端の近傍
に6極磁界を発生させる補正コイルを備えたことを特徴
とするミスコンバーゼンス補正装置。 - 【請求項2】 上記補正コイルは、空芯コイルであるこ
とを特徴とする請求項1記載のミスコンバーゼンス補正
装置。 - 【請求項3】 上記補正コイルは、多極コアに巻回され
たコイルであることを特徴とする請求項1記載のミスコ
ンバーゼンス補正装置。 - 【請求項4】 上記補正コイルに流れる誘導電流を調節
するための電流調節手段をさらに備えたことを特徴とす
る請求項1ないし3のいずれかに記載のミスコンバーゼ
ンス補正装置。 - 【請求項5】 上記電流調節手段は、可変インダクタン
ス素子であることを特徴とする請求項4記載のミスコン
バーゼンス補正装置。 - 【請求項6】 インライン型電子銃を有するカラー画像
表示管と、 上記電子銃からの3本の電子ビームを水平方向および垂
直方向に偏向する偏向ヨークと、 請求項1ないし5のいずれかに記載のミスコンバーゼン
ス補正装置とを備えたことを特徴とするカラー画像表示
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001196082A JP2003016969A (ja) | 2001-06-28 | 2001-06-28 | ミスコンバーゼンス補正装置およびカラー画像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001196082A JP2003016969A (ja) | 2001-06-28 | 2001-06-28 | ミスコンバーゼンス補正装置およびカラー画像表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003016969A true JP2003016969A (ja) | 2003-01-17 |
Family
ID=19033954
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001196082A Withdrawn JP2003016969A (ja) | 2001-06-28 | 2001-06-28 | ミスコンバーゼンス補正装置およびカラー画像表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003016969A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100744966B1 (ko) * | 2004-02-03 | 2007-08-02 | 레써 아크티엔게젤샤프트 | 스팽글을 달기 위한 자수기용 장치 및 자수기 |
-
2001
- 2001-06-28 JP JP2001196082A patent/JP2003016969A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100744966B1 (ko) * | 2004-02-03 | 2007-08-02 | 레써 아크티엔게젤샤프트 | 스팽글을 달기 위한 자수기용 장치 및 자수기 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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