JP3168940B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP3168940B2
JP3168940B2 JP14947997A JP14947997A JP3168940B2 JP 3168940 B2 JP3168940 B2 JP 3168940B2 JP 14947997 A JP14947997 A JP 14947997A JP 14947997 A JP14947997 A JP 14947997A JP 3168940 B2 JP3168940 B2 JP 3168940B2
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哲 村井
清治 後藤
牧男 竹内
正晴 曽我部
守邦 夏目
圭一 ▲吉▼坂
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、吸込グリル等を
昇降させる天井埋込型や天井吊り下げ型の空気調和機に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、空気調和機としては、実開平5−
25220号公報に記載のものがある。この空気調和機
は、図10に示すように、天井内に埋め込まれたケーシ
ング101と、上記ケーシング101内に配置された熱
交換器102と、上記ケーシング101内の略中央に配
置され、下側から吸い込んだ空気を熱交換器102を介
して室内に吹き出す送風ファン103とを備えると共
に、上記ケーシング101の下側に、エアフィルタ10
4が取り外し可能に取り付けられた吸込グリル105
と、上記吸込グリル105が略中央に取り付けられた天
井パネル106とを備えている。上記エアフィルタ10
4が取り付けられた吸込グリル105を有する天井パネ
ル106全体を、正転/逆転可能なプーリー107に巻
き付けたワイヤ108で吊り下げている。
【0003】上記構成の空気調和機では、エアフィルタ
104の清掃等のメンテナンスのために、昇降モータ
(図示せず)を回転させて、プーリー107を回転させ、
プーリー107によりワイヤ108を巻上げ/巻下げす
ることによって、天井パネル106を昇降させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記空気調
和機では、天井パネル106の収納時に天井パネル10
6が揺れると、収納が確実に行えないという問題があ
る。また、上記天井パネル106の昇降時に天井パネル
106が揺れると、天井パネル106が人や物に接触す
る虞れがあり、安全上問題がある。
【0005】そこで、この発明の目的は、吸込グリルま
たは天井パネルを所定の箇所に確実に収容できると共
に、吸込グリルまたは天井パネルを安全に昇降できる空
気調和機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の空気調和機は、吸込グリルまたは天井パ
ネルを吊り下げ部材で吊り下げ、上記吊り下げ部材を巻
上げ巻下げすることによって、上記吸込グリルまたは上
記天井パネルを昇降させる空気調和機において、上記吸
込グリルまたは上記天井パネルの上昇途中または下降途
中の少なくとも一方で、上記吸込グリルまたは上記天井
パネルの揺れを検出するセンサが上記吸込グリルまたは
上記天井パネルが揺れたことを検出したとき、上記吊り
下げ部材の巻上げまたは巻下げを停止することを特徴と
している。
【0007】上記請求項1の空気調和機によれば、上記
吊り下げ部材を巻下げ、吸込グリル(または天井パネル)
を下降させるとき、吸込グリルが振り子のように揺れて
も、上記センサが吸込グリルまたは天井パネルが揺れた
ことを検出することにより上記吊り下げ部材の巻下げを
停止させて、揺れが十分に収まった後、再び吊り下げ部
材を巻下げて、吸込グリルを下降させる。一方、上記吊
り下げ部材を巻上げ、吸込グリル(または天井パネル)を
上昇させて、吸込グリルを所定の箇所に収納するとき、
吸込グリルが振り子のように揺れても、上記センサが吸
込グリルまたは天井パネルが揺れたことを検出すること
により吊り下げ部材の巻上げを停止させて、揺れが十分
に収まった後、再び吊り下げ部材を巻上げて、吸込グリ
ルを所定の箇所に収納する。なお、上記吸込グリルまた
は天井パネルの上昇途中または下降途中のいずれか一方
のみ停止させてもよいし、吸込グリルまたは天井パネル
の昇降を停止させる位置を複数設けて、吊り下げ部材の
巻上げ巻下げの停止を複数回繰り返してもよい。したが
って、上記吸込グリルまたは天井パネルを所定の箇所に
確実に収容できると共に、吸込グリルまたは天井パネル
を安全に昇降できる。
【0008】また、請求項2の空気調和機は、吸込グリ
ルまたは天井パネルを吊り下げ部材で吊り下げ、上記吊
り下げ部材を巻上げ巻下げすることによって、上記吸込
グリルまたは上記天井パネルを昇降させる空気調和機に
おいて、上記吸込グリルまたは上記天井パネルの上昇途
中または下降途中の少なくとも一方で、上記吊り下げ部
材の巻上げまたは巻下げを所定期間停止する昇降一時停
止部と、上記吸込グリルまたは上記天井パネルの揺れを
検出するセンサとを備えて、上記昇降一時停止部は、上
記センサが上記吸込グリルまたは上記天井パネルが揺れ
ていることを検出している間、上記吊り下げ部材の巻上
げまたは巻下げを停止することを特徴としている。
【0009】上記請求項2の空気調和機によれば、上記
吊り下げ部材を巻下げ、吸込グリル(または天井パネル)
を下降位置まで下降させるとき、吸込グリルが振り子の
ように揺れても、上記吊り下げ部材の巻下げを所定期間
停止させて、揺れが十分に収まった後、再び吊り下げ部
材を巻下げて、吸込グリルを所定の下降位置に下降させ
る。一方、上記吊り下げ部材を巻上げ、吸込グリル(ま
たは天井パネル)を上昇させて、本体側の所定の箇所に
収納するとき、吸込グリルが振り子のように揺れても、
吊り下げ部材の巻上げを所定期間停止させて、揺れが十
分に収まった後、再び吊り下げ部材を巻上げて、吸込グ
リルを収納する。なお、上記吸込グリルまたは天井パネ
ルの上昇途中または下降途中のいずれか一方のみ所定期
間停止させてもよいし、吸込グリルまたは天井パネルの
昇降を停止させる位置を複数設けて、吊り下げ部材の巻
上げ巻下げの停止を複数回繰り返してもよい。したがっ
て、上記吸込グリルまたは天井パネルを所定の箇所に確
実に収容できると共に、吸込グリルまたは天井パネルを
安全に昇降できる。
【0010】また、上記吊り下げ部材を巻上げまたは巻
下げて、上記吸込グリル(または天井パネル)を昇降させ
て停止したとき、上記吸込グリルが揺れて、上記センサ
が吸込グリルが揺れていると検出している間は停止状態
を継続し、吸込グリルの揺れが十分に収まって、センサ
が吸込グリルの揺れを検出しなくなると、吊り下げ部材
の巻上げまたは巻下げを再開する。したがって、上記セ
ンサにより吸込グリルまたは天井パネルの揺れが確実に
収束したことを確認した後、吸込グリルまたは天井パネ
ルの昇降を行う。
【0011】また、請求項の空気調和機は、請求項
または2の空気調和機において、上記吊り下げ部材に設
けられた揺れ検出用マーカーを備えて、上記センサは、
上記揺れ検出用マーカーの揺れを検出することを特徴と
している。
【0012】上記請求項の空気調和機によれば、上記
吊り下げ部材を巻上げまたは巻き下げて、上記吸込グリ
ル(または天井パネル)を昇降させて停止したとき、上記
吊り下げ部材に設けられた揺れ検出用マーカーの揺れを
上記センサにより検出する。このとき、上記吸込グリル
が振り子のように揺れた場合、揺れ検出用マーカーも同
様に揺れるから、上記センサにより揺れ検出用マーカー
の揺れを検出することによって、吸込グリルの揺れが検
出することが可能となる。したがって、簡単な構成で上
記吸込グリルまたは上記天井パネルの揺れを容易に検出
できる。
【0013】また、請求項の空気調和機は、請求項
の空気調和機において、上記昇降一時停止部は、上記吊
り下げ部材の巻上げまたは巻下げを停止させた後、上記
センサが上記吸込グリルまたは上記天井パネルの揺れを
一定時間検出しないとき、上記吊り下げ部材の巻上げま
たは巻下げを行うことを特徴としている。
【0014】上記請求項の空気調和機によれば、上記
センサにより上記吸込グリルまたは天井パネルの揺れを
一定時間検出しないとき、揺れが十分に収まったものと
判別することによって、例えば長い周期の揺れであるた
めに誤って揺れが収まったと判別して、吸込グリルまた
は天井パネルを揺れたまま昇降させるということがな
い。したがって、上記吸込グリルまたは天井パネルをよ
り安全に昇降させることができる
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の空気調和機を図
示の実施の形態により詳細に説明する。
【0016】(第1実施形態) 図1(A),(B)はこの発明の第1実施形態の空気調和機の
要部斜視図であり、1は図示しない天井内に埋め込まれ
た本体、2は上記本体1の下側に取り付けられ、略正方
形状に開口する収納部2aを有する略正方形状の天井パ
ネル、3は上記天井パネル2の収納部2aに収納される
吸込グリルである。上記天井パネル2の4辺近傍に外縁
に沿って略長方形状の吹出口2bを夫々設けている。
【0017】上記吸込グリル3を吊り下げ部材としての
ワイヤ4,4の一端に吊り下げ、ワイヤ4,4の他端をプ
ーリー(図示せず)により巻上げ/巻下げすることによっ
て、吸込グリル3を昇降させる。上記ワイヤ4,4の一
方には、所定の間隔を開けてマーカー5を取り付けてい
る。
【0018】図2は上記マーカー5が取り付けられたワ
イヤ4の要部拡大図であり、ワイヤ4は、円筒形状の支
持ガイド6により案内されている。そして、上記支持ガ
イド6の下側近傍に上記ワイヤ4にワイヤ長さ検出用お
よび揺れ検出用のセンサ7を設けている。上記センサ7
は、ワイヤ4のマーカー5が略同一の水平面上に位置す
ると、ワイヤ長さ検出用検出信号を出力する一方、マー
カー5の位置に係わらずワイヤ4とセンサ7との距離の
変化に基づいて、ワイヤ4の揺れの有無を表す揺れ検出
信号を出力する。
【0019】また、図3は上記空気調和機の要部ブロッ
ク図を示している。上記空気調和機は、上記センサ7か
らの検出信号を受ける昇降一時停止部としての制御装置
11と、上記制御装置11からの制御信号を受けて、駆
動信号を出力するモータドライバ12と、上記モータド
ライバ12からの駆動信号により回転駆動する昇降モー
タ13とを備えている。上記昇降モータ13により図示
しないプーリーを回転させて、そのプーリーによりワイ
ヤ4,4の巻上げ/巻下げを行う。
【0020】上記構成の空気調和機において、上記吸込
グリル3を下降位置から収納位置に向かって上昇させる
とき、図1(B)に示すように、吸込グリル3を吊り下げ
るワイヤ4,4の巻上げを収納部2a近傍の揺れ防止停止
位置で一定時間停止させた後、ワイヤ4,4を巻き上げ
て、吸込グリル3を天井パネル2の収納部2aに収納す
る。上記吸込グリル3を揺れ防止停止位置で一定時間停
止することによって、吸込グリル3の揺れを抑える。
【0021】図4は上記制御装置11の動作を説明する
フローチャートである。
【0022】以下、図4に従って制御装置11の動作を
説明する。
【0023】まず、処理がスタートすると、ステップS
1で図示しないリモートコントローラからの上昇動作を
指令する上昇信号の有無を判別して、上昇信号有りと判
別すると、ステップS2に進む一方、上昇信号無しと判
別すると、ステップS1を繰り返す。
【0024】次に、ステップS2で昇降モータ13をオ
ンして、プーリー(図示せず)を巻上げ方向に回転させ
て、ワイヤ4,4を巻上げる。次に、ステップS3に進
み、センサ7からの検出信号に基づいて、ワイヤ長さを
カウントする。
【0025】次に、ステップS4に進み、上記吸込グリ
ル3が揺れ防止停止位置か否かを判別して、揺れ防止停
止位置であると判別すると、ステップS5に進む一方、
揺れ防止停止位置でないと判別すると、ステップS4を
繰り返し、ワイヤ4,4の巻上げを継続する。
【0026】次に、ステップS5に進み、昇降モータ1
3をオフして、ワイヤ4,4の巻上げを停止する。そし
て、ステップS6に進み、一定時間経過したか否かを判
別して、一定時間経過したと判別すると、ステップS7
に進む一方、一定時間経過していないと判別すると、ス
テップS6を繰り返す。
【0027】次に、ステップS7で昇降モータ13をオ
ンして、ワイヤ4,4を巻上げる。そうして、ステップ
S8に進み、収納制御を行う。すなわち、図示しないリ
ミットスイッチ等を用いて、吸込グリル3が収納部2a
に収納されたか否かを検出し、収納されたことを検出す
ると、ワイヤ4,4の巻上げを終了するのである。上記
吸込グリル3が収納部2aに収納されると、この処理を
終了する。
【0028】このように、上記吸込グリル3を一時停止
させることによって、吸込グリル3を所定の収納部2a
に確実に収容することができる。
【0029】また、上記本体1近傍すなわち収納部2a
直前の揺れ防止停止位置で吸込グリル3の揺れが十分に
収まった後、ワイヤ4,4を巻き上げて、吸込グリル3
を収納部2aに収納することによって、収納時の吸込グ
リル3の揺れをできるだけ少なくして、吸込グリル3を
より確実に収納することができる。
【0030】なお、上記第1実施形態では、センサ7に
よりマーカー5をカウントすることによって、ワイヤ長
さを求めたが、ワイヤ長さはワイヤの巻上げ量等によっ
て求めてもよい。
【0031】(第2実施形態) 図5はこの発明の第2実施形態の空気調和機の制御装置
の動作を示している。この空気調和機は、第1実施形態
と同様の構成をしており、図1,図2および図3を援用
する。なお、この空気調和機の制御装置11の処理は、
第1実施形態の空気調和機と異なり、ワイヤ長さを検出
しながら吸込グリルの揺れを検出する。
【0032】以下、図5のフローチャートに従って制御
装置11の動作を説明する。
【0033】まず、処理がスタートすると、ステップS
11でワイヤ長さの設定を行う。すなわち、揺れ防止停
止位置までのワイヤ長さに相当するマーカー5のカウン
ト数を設定値とするのである。
【0034】次に、ステップS12に進み、昇降信号の
有無を判別して、昇降信号有りと判別すると、ステップ
S13に進む一方、昇降信号無しと判別すると、ステッ
プS12を繰り返す。
【0035】次に、ステップS13で昇降モータ13
(図3に示す)をオンして、プーリー(図示せず)を巻上げ
方向に回転させて、ワイヤ4,4(図1に示す)を巻上げ
る。次に、ステップS14に進み、ワイヤ長さをカウン
トする。上記ワイヤ4に設けられたマーカー5の間隔と
センサ7(図3に示す)によるマーカー5(図1,図3に示
す)のカウント数が巻上げられたワイヤ長さに相当す
る。
【0036】次に、ステップS15に進み、ステップS
14でカウントされたワイヤ長さ(カウント数)が設定値
以上か否かを判別して、ワイヤ長さが設定値以上と判別
すると、吸込グリル3が揺れ防止停止位置であるとし
て、ステップS16に進む一方、ワイヤ長さが設定値未
満と判別すると、ステップS17に進む。
【0037】次に、ステップS16で昇降モータ13を
オフして、処理を終了する。
【0038】次に、ステップS17で吸込グリル3の揺
れの有無を判別して、揺れ有りと判別すると、ステップ
S18に進み、昇降モータ13をオフして、ワイヤ4,
4を巻上げを停止し、ステップS17に戻る。一方、ス
テップS17で揺れ無しと判別すると、ステップS13
に戻り、再び昇降モータ13をオンして、ワイヤ4,4
を巻上げる。
【0039】また、図6は上記吸込グリル3を収納時の
各部の信号を示すタイミング図を示している。図6に示
すように、上記昇降モータ13がオンすなわち駆動する
と(図6(a))、ワイヤ4が巻上げられて、マーカー5が
センサ7の検出領域を横切り、センサ7のワイヤ長さカ
ウント用検出信号はオンオフを繰り返す(図6(c))。そ
して、上記制御装置11は、ワイヤ長さに相当するマー
カー5をカウントする。このとき、上記吸込グリル3が
振り子のように揺れて、センサ7からワイヤ4までの距
離が近づいたり離れたりして、所定距離以上になって領
域Aから領域Bになると、センサ7の揺れ検出信号が揺
れ無しから揺れ有りに代わる(図6(b),(d))。上記セン
サ7の揺れ検出信号が揺れ無しから揺れ有りに代わる
と、制御装置11は、昇降モータ13をオフする(図6
(a),(b))。そうして、上記ワイヤ4の巻上げを停止した
後、吸込グリル3の揺れが収まって、センサ7からワイ
ヤ4までの距離が徐々に近づいて、所定距離未満になっ
て領域Aになると、センサ7の揺れ検出信号が揺れ有り
から揺れ無しに代わる(図6(b),(d))。上記揺れ検出信
号が揺れ有りから揺れ無しに代わると、制御装置11
は、昇降モータ13をオンして、ワイヤの巻上げを再開
する。上記吸込グリル3が上昇すると、センサ7の検出
信号は、再びオンオフを繰り返す(図6(c))。
【0040】したがって、上記空気調和機は、第1実施
形態の空気調和機と同様の作用,効果を有すると共に、
上記センサ7によって吸込グリル3が揺れていることを
検出している間、ワイヤ4の巻上げを停止して、吸込グ
リル3の揺れが確実に収束したと判別した後、ワイヤ4
を巻上げることによって、吸込グリル3を確実に収容す
ることができる。
【0041】(第3実施形態) 図7(A),(B)はこの発明の第3実施形態の空気調和機の
要部斜視図であり、21は本体、22は上記本体21の
下側に取り付けられた略正方形状の天井パネル、23は
上記天井パネル22に設けられた略正方形状に開口する
収納部22aに取り付けられる吸込グリルである。上記
天井パネル22の4辺近傍に外縁に沿って略長方形状の
吹出口22bを夫々設けている。上記吸込グリル23を
吊り下げ部材としてのワイヤ24,24の一端に吊り下
げ、ワイヤ24,24の他端をプーリー(図示せず)によ
り巻上げ/巻下げすることによって、吸込グリル23を
昇降させる。上記ワイヤ24,24の一方には、所定の
位置に1つのマーカー25を取り付けている。
【0042】図8は上記マーカー25が取り付けられた
ワイヤ24の要部拡大図であり、ワイヤ24は、円筒形
状の支持ガイド26により案内されている。そして、上
記支持ガイド26の下側近傍に揺れ検出用センサ27を
設けている。上記揺れ検出用センサ27とマーカー25
が同一水平面上に位置するとき、すなわち、吸込グリル
23が揺れ防止停止位置のとき、揺れ検出用センサ27
によりマーカー25の揺れを検出する。
【0043】上記空気調和機は、マーカー25とそれに
係わる部分を除いて第1実施形態の空気調和機と同一の
構成をしており、図3に示す制御装置11,モータドラ
イバ12およびモータ13を備え、上記揺れ検出用セン
サ27からの検出信号を受けて、制御装置11はモータ
ドライバ12に制御信号を出力する。なお、この空気調
和機の制御装置11の処理は、第1実施形態の空気調和
機と異なる。
【0044】上記構成の空気調和機において、昇降モー
タ13を回転させて、プーリー(図示せず)によりワイヤ
24,24を巻上げ/巻下げして、吸込グリル23を昇
降させる。上記ワイヤ24,24を巻き上げて、吸込グ
リル23を収納部22aに収納するとき、吸込グリル2
3を揺れ防止停止位置でワイヤ24,24の巻上げを停
止することによって、吸込グリル23の揺れを抑える。
【0045】図9は上記制御装置11の動作を説明する
フローチャートである。
【0046】以下、図9に従って制御装置11の動作を
説明する。
【0047】まず、処理がスタートすると、ステップS
21で昇降モータ13をオンして、プーリー(図示せず)
を巻上げ方向に回転させて、ワイヤ24,24を巻上げ
る。
【0048】次に、ステップS22に進み、マーカー2
5がセンサ27により揺れ検出位置か否かを判別して、
揺れ検出位置であると判別すると、ステップS23に進
む一方、揺れ検出位置でないと判別すると、ステップS
21に戻る。
【0049】次に、ステップS23で昇降モータ13を
オフして、ワイヤ24,24の巻上げを停止する。次
に、ステップS24に進み、揺れ検出タイマ(図示せず)
をスタートし、揺れ検出タイマは一定時間を計時する。
【0050】次に、ステップS25に進み、センサ27
の検出信号に変化があったか否かを判別して、変化があ
ると判別すると、ステップS24に戻る一方、変化がな
いと判別すると、ステップS26に進む。
【0051】次に、ステップS26で揺れ検出タイマの
計時が終了したか否かを判別して、揺れ検出タイマの計
時が終了したと判別すると、ステップS27に進む一
方、揺れ検出タイマの計時が終了していないと判別する
と、ステップS25に戻る。
【0052】次に、ステップS27で昇降モータ13を
オンして、再びワイヤ24,24を巻上げる。
【0053】次に、ステップS28で吸込グリル23の
収納を検出したか否かを判別して、収納を検出したと判
別すると、ステップS29に進む一方、収納を検出して
いないと判別すると、ステップS28を繰り返す。
【0054】そして、ステップS29で昇降モータ13
をオフし、ワイヤ24,24の巻上げを停止して、この
処理を終了する。
【0055】このように、上記空気調和機では、上記揺
れ検出タイマが一定時間計時する間、センサ27により
吸込グリル23の揺れを検出しないとき、吸込グリル2
3の揺れが確実に収まったと判別するので、例えば長い
周期の揺れである場合に、誤って揺れが収まったと判別
して、吸込グリル23を揺れたまま収納することがな
い。したがって、上記吸込グリル23を所定の収納部2
2aにより確実に収容することができる。
【0056】上記第1〜第3実施形態では、吸込グリル
3,23を昇降させたが、吸込グリルが取り付けられた
天井パネルを昇降させてもよい。
【0057】また、上記第1〜第3実施形態では、天井
埋込型の空気調和機について説明したが、天井吊り下げ
型の空気調和機にこの発明を適用してもよい。
【0058】また、上記第1〜第3実施形態では、吊り
下げ部材としてワイヤ4,24を用いたが、吊り下げ部
材は紐や帯等でもよい。
【0059】さらに、上記第1〜第3実施形態では、上
記吸込グリル3,23を本体1,21近傍の揺れ防止停止
位置で一回停止させる収納動作について説明したが、吸
込グリルまたは天井パネルの停止位置や停止回数はこれ
に限らないのは勿論である。昇降時に適宜な停止位置お
よび停止回数で揺れを収束させることによって、吸込グ
リルまたは天井パネルの揺れを防いで、吸込グリルまた
は天井パネルを安全に昇降させることができる。
【0060】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の発
明の空気調和機は、吸込グリルまたは天井パネルを吊り
下げ部材で吊り下げ、上記吊り下げ部材を巻上げ巻下げ
することによって、吸込グリルまたは天井パネルを昇降
させる空気調和機において、上記吸込グリルまたは天井
パネルの上昇途中または下降途中の少なくとも一方で、
上記吸込グリルまたは上記天井パネルの揺れを検出する
センサが上記吸込グリルまたは上記天井パネルが揺れた
ことを検出したとき、吊り下げ部材の巻上げまたは巻下
げを停止するものである。
【0061】したがって、請求項1の発明の空気調和機
によれば、収納時や下降時に吸込グリルまたは天井パネ
ルが振り子のように揺れても、その揺れを上記センサに
より 検出することにより上記吊り下げ部材の巻上げ巻下
げを停止することによって、揺れが十分に収まった後、
再び吊り下げ部材を巻上げ巻下げて、吸込グリルを昇降
させる。したがって、上記吸込グリルまたは天井パネル
が揺れることなく昇降するので、吸込グリルまたは天井
パネルを所定の箇所に確実に収容できると共に、吸込グ
リルまたは天井パネルを安全に昇降できる。
【0062】また、請求項の発明の空気調和機は、吸
込グリルまたは天井パネルを吊り下げ部材で吊り下げ、
上記吊り下げ部材を巻上げ巻下げすることによって、上
記吸込グリルまたは天井パネルを昇降させる空気調和機
において、上記吸込グリルまたは天井パネルの上昇途中
または下降途中の少なくとも一方で、昇降一時停止部に
より吊り下げ部材の巻上げまたは巻下げを所定期間停止
するものであって、上記吸込グリルまたは上記天井パネ
ルの揺れを検出するセンサが、吸込グリルまたは天井パ
ネルが揺れていることを検出している間、上記昇降一時
停止部は、吊り下げ部材の巻上げまたは巻下げを停止す
るものである。
【0063】したがって、請求項の発明の空気調和機
によれば、収納時や下降時に吸込グリルまたは天井パネ
ルが振り子のように揺れても、上記昇降一時停止部によ
り吊り下げ部材の巻上げ巻下げを所定期間停止すること
によって、揺れが十分に収まった後、再び吊り下げ部材
を巻上げ巻下げて、吸込グリルを昇降させる。したがっ
て、上記吸込グリルまたは天井パネルが揺れることなく
昇降するので、吸込グリルまたは天井パネルを所定の箇
所に確実に収容できると共に、吸込グリルまたは天井パ
ネルを安全に昇降できる。
【0064】また、上記センサが吸込グリルまたは天井
パネルが揺れていることを検出している間、昇降一時停
止部により吊り下げ部材の巻上げまたは巻下げを停止す
るので、吸込グリルの揺れが十分に収束して、センサが
吸込グリルの揺れを検出しなくなった後、吊り下げ部材
の巻上げまたは巻下げを再開する。したがって、上記セ
ンサによって吸込グリルまたは天井パネルの揺れが確実
に収束した後、吸込グリルまたは天井パネルの昇降を行
うことができる。
【0065】また、請求項の発明の空気調和機は、請
求項1または2の空気調和機において、上記吊り下げ部
材に設けられた揺れ検出用マーカーの揺れを上記センサ
により検出するので、昇降時に上記吸込グリルまたは天
井パネルが振り子のように揺れた場合、揺れ検出用マー
カーも同様に揺れて、センサが揺れ検出用マーカーの揺
れを検出することによって、吸込グリルまたは天井パネ
ルの揺れを検出できる。したがって、簡単な構成で吸込
グリルまたは天井パネルの揺れを容易に検出することが
できる。
【0066】また、請求項の発明の空気調和機は、請
求項の空気調和機において、上記昇降一時停止部は、
上記吊り下げ部材の巻上げまたは巻下げを停止させた
後、上記センサが吸込グリルまたは天井パネルの揺れを
一定時間検出しないとき、上記吊り下げ部材の巻上げま
たは巻下げを行うので、上記センサにより吸込グリルま
たは天井パネルの揺れを一定時間検出しないとき、揺れ
が確実に収まったものとするので、例えば長い周期の揺
れであるために誤って揺れが収まったと判別して、吸込
グリルまたは天井パネルを揺れたまま昇降させることが
なく、吸込グリルを所定の箇所に確実に収納できると共
に、吸込グリルまたは天井パネルをより安全に昇降させ
ることができる
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1(A),(B)はこの発明の第1実施形態の空
気調和機の要部斜視図である。
【図2】 図2は上記空気調和機のワイヤの要部拡大図
である。
【図3】 図3は上記空気調和機の要部ブロック図であ
る。
【図4】 図4は上記空気調和機の制御装置の動作を説
明するフローチャートである。
【図5】 図5はこの発明の第2実施形態の空気調和機
の制御装置の動作を説明するフローチャートである。
【図6】 図6は上記空気調和機の各部の信号を示すタ
イミング図である。
【図7】 図7(A),(B)はこの発明の第3実施形態の空
気調和機の要部斜視図である。
【図8】 図8は上記空気調和機のワイヤの要部拡大図
である。
【図9】 図9は上記空気調和機の制御装置の動作を説
明するフローチャートである。
【図10】 図10は従来の空気調和機の要部断面図で
ある。
【符号の説明】
1…本体、2…天井パネル、3…吸込グリル、 4…ワイヤ、5…マーカー、6…支持ガイド、 7…センサ、11…制御装置、 12…モータドライバ、13…昇降モータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 曽我部 正晴 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工 業株式会社堺製作所金岡工場内 (72)発明者 夏目 守邦 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工 業株式会社堺製作所金岡工場内 (72)発明者 ▲吉▼坂 圭一 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工 業株式会社堺製作所金岡工場内 (56)参考文献 特開 平10−122592(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 1/00 401

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸込グリル(3)または天井パネルを吊り
    下げ部材(4)で吊り下げ、上記吊り下げ部材(4)を巻上
    げ巻下げすることによって、上記吸込グリル(3)または
    上記天井パネルを昇降させる空気調和機において、 上記吸込グリル(3)または上記天井パネルの上昇途中ま
    たは下降途中の少なくとも一方で、上記吸込グリルまた
    は上記天井パネルの揺れを検出するセンサが上記吸込グ
    リル(3)または上記天井パネルが揺れたことを検出した
    とき、上記吊り下げ部材(4)の巻上げまたは巻下げを停
    止することを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 吸込グリル(3)または天井パネルを吊り
    下げ部材(4)で吊り下げ、上記吊り下げ部材(4)を巻上
    げ巻下げすることによって、上記吸込グリル(3)または
    上記天井パネルを昇降させる空気調和機において、 上記吸込グリル(3)または上記天井パネルの上昇途中ま
    たは下降途中の少なくとも一方で、上記吊り下げ部材
    (4)の巻上げまたは巻下げを所定期間停止する昇降一時
    停止部(11)と、 上記吸込グリル(3)または上記天井パネルの揺れを検出
    するセンサ(7)を備えて、 上記昇降一時停止部(11)は、上記センサ(7)が上記吸
    込グリル(3)または上記天井パネルが揺れていることを
    検出している間、上記吊り下げ部材(4)の巻上げまたは
    巻下げを停止することを特徴とする空気調和機。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の空気調和機に
    おいて、 上記吊り下げ部材(4)に設けられた揺れ検出用マーカー
    (25)を備えて、 上記センサ(7)は、上記揺れ検出用マーカー(5)の揺れ
    を検出することを特徴とする空気調和機。
  4. 【請求項4】 請求項に記載の空気調和機において、 上記昇降一時停止部(11)は、上記吊り下げ部材(24)
    の巻上げまたは巻下げを停止させた後、上記センサ(2
    7)が上記吸込グリル(23)または上記天井パネルの揺
    れを一定時間検出しないとき、上記吊り下げ部材(24)
    の巻上げまたは巻下げを行うことを特徴とする空気調和
    機。
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