JP2588026Y2 - 可動照明装置 - Google Patents

可動照明装置

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JP2588026Y2
JP2588026Y2 JP1992063809U JP6380992U JP2588026Y2 JP 2588026 Y2 JP2588026 Y2 JP 2588026Y2 JP 1992063809 U JP1992063809 U JP 1992063809U JP 6380992 U JP6380992 U JP 6380992U JP 2588026 Y2 JP2588026 Y2 JP 2588026Y2
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lifting
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lighting fixture
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泰史 山口
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、昇降機能を有する可動
照明装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の可動照明装置の全体構成を図4
に示す。天井の下面には照明器具本体2が配設されてお
り、この照明器具本体2の下面から昇降灯具本体3が昇
降可能に設けられている。すなわち、照明器具本体2内
にはモータに連動した巻取りドラム4にワイヤー5が張
設されていて、プーリー6を介してワイヤー5により昇
降灯具本体3が上下に昇降可能となっている。
【0003】昇降灯具本体3には灯具7が配設されてお
り、また、昇降灯具本体3の昇降をリモコン8で操作で
きるようになっている。このリモコン8からの信号を受
信する受信機9が照明器具本体2の下面に設置されてい
る。尚、10は電源コードである。モータを駆動し、巻
取りドラム4でワイヤー5を巻取り、巻き戻しを行うこ
とで、昇降灯具本体3を任意の位置まで上下させて、所
望の位置で停止させることができる。そして、停止のた
めの保持は、モータに内蔵されたギアと電磁ブレーキに
よって実現させている。
【0004】以上の操作は上記リモコン8で操作される
ようになっており、このリモコン8の斜視図を図6に示
す。リモコン8のパネル上には、灯具7をオンさせるオ
ンキー11、オフさせるオフキー12、昇降灯具本体3
を上昇させるアップキー13、下降させるダウンキー1
5、昇降を停止させるストップキー14等が設けてあ
る。
【0005】上記リモコン8のアップキー13やダウン
キー15を押せば、モータをその方向へ回転させ、スト
ップキー14を押せば停止する。図5は、照明器具本体
2内に設けられている制御装置のブロック図を示し、制
御部のCPU21、モータ23を駆動するドライバ2
2、受信機9内のリモコン信号受信部24、昇降灯具本
体3の上限、下限を検知する上限,下限センサー25等
で構成されている。
【0006】装置には、安全のため、最上点(昇降灯具
本体3を収納した状態)や、最下点(ワイヤー5をすべ
て出し切った状態)を検出できる上記の上限,下限セン
サー25が設けられている。通常、これらの上限,下限
センサー25は、リミットスイッチで構成され、CPU
21に信号として入力される(これは、回路をスイッチ
で遮断するものもある)。
【0007】制御の中心となる上記CPU21は、リモ
コン信号を解釈し、それによってモータ23をアップ、
ダウン回転させるか、停止させるかを処理する。回転中
は、昇降範囲以外にならないように、最上点、最下点を
上限,下限センサー25から読み取り、それ以上に昇降
させないように制御している。上記の動作を示すのが、
図7に示すフローチャートである。図8は割り込み処理
の場合のフローチャートを示し、リモコン信号は割り込
みで判断される。
【0008】すなわち、図8に示すように、一定時間毎
にリモコン信号を入力チェックし、パルス幅はチェック
する。パルスは、リーダーパルス、トレーラパルス、及
び0,1のデータビットパルスからなるので、これらを
判別し、それぞれ処理する。リーダー(初期)パルスが
来た時は、フラグ等のデータをクリアする初期化の処理
を行う。0,1の時は、これらのビットデータを順に蓄
えていく。トレーラ(終了)パルスが来た時は、蓄えら
れたビットデータが正しい(例えば、パリティビットの
チェックや、リーダーパルスがあったこと等)を判断
し、そのデータのうち処理別(すなわち、キーに対応し
た番号)データを作りだし、リモコンデータがあったこ
とを示すリモコンデータ有フラグをたてる。
【0009】通常処理では、このフラグを確認し、フラ
グがあれば、それに応じて処理を行う。例えば、図7に
示すように、アップキー13又はダウンキー15が押さ
れていると判断すれば、その昇降に応じて回転法にドラ
イバ22を通じてモータ23を駆動する処理を行う。ス
トップキー14はモータ23を停止させる処理をする。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】ところで、本装置で
は、最大のワイヤーを数mとしているが、機種によって
は、ワイヤー長を変える必要がある。また、昇降灯具本
体3の下方に当初は何もなくても、室内のレイアウト変
更で、テーブルや台を昇降灯具本体3の下方に置くこと
がある。
【0011】このような場合、最下点の検出だけでは、
安全上問題がある。本考案は上述の点に鑑みて提供した
ものであって、昇降灯具本体の最下点の位置を任意に設
定でき、長めのワイヤーを用意しておくことで、設置高
さや室内のテーブル等の位置に関係なく昇降灯具本体の
下限の設定ができることを目的とした可動照明装置を提
供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本考案は、天井の下面に
設置される照明器具本体と、この照明器具本体にワイヤ
ー等で吊設され昇降自在な昇降灯具本体とからなり、ス
イッチの操作により上記昇降灯具本体を昇降制御する制
御部を備えた可動照明装置において、昇降灯具本体を下
降させて任意の位置で停止させ、その停止位置を昇降灯
具本体の最下点として、昇降灯具本体を該最下点より下
降させないようにした制御手段を設けたものである。
【0013】
【作用】而して、昇降灯具本体の最下点の位置を任意に
設定できるものであり、そのため、長めのワイヤーを用
意しておくことで、設置高さや室内のテーブル等の位置
に関係なく昇降灯具本体の下限の設定ができ、装置の標
準化を図ることができる。
【0014】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本装置のブロック図を示し、従来と異なる
所は、記憶部26と、昇降灯具本体3の昇降長を測定す
る昇降長センサー27、スイッチSW1 ,SW2 を新た
に設けた点である。尚、他の構成は従来と同様なので、
説明は省略し、本考案の要旨の部分について詳述する。
【0015】本考案の動作は、まず、操作スイッチSW
1 によって下限変更モードにする(これは、操作スイッ
チSW1 だけでなく、リモコン8から送信することも可
能である。)。この状態で昇降用のアップキー13,ダ
ウンキー15を押し、任意に位置で昇降灯具本体3を停
止させる。その後、下限位置記憶スイッチSW2 (同じ
くリモコン8から送信可能である)を押し、現在の昇降
長を昇降長センサー27から検出し、記憶部26にて記
憶する。尚、記憶部26は、例えば、EEPROMを用
い、電気的書込みが可能で、電源オフ後もそのデータが
保持されるようになっている。
【0016】記憶後は、通常状態へ自動的に戻り、以
降、その設定した下限位置を越えて動作しないようにな
る。これを動作フローで示すと図2のようになる。尚、
上記の制御はCPU21で行っている。すなわち、昇降
灯具本体3の下限位置を変更する場合には、上述のよう
に操作スイッチSW1 を操作して、変更モードの下限位
置記憶スイッチSW2 を操作して、昇降灯具本体3の下
限を記憶設定し、その後は、通常モードに戻る。
【0017】そして、アップキー13、ダウンキー15
の操作により、上限と下限の範囲内で昇降灯具本体3の
昇降が可能となり、また、その範囲外では、モータを強
制的に停止させるようになっている。尚、ここで、割り
込み処理は従来例と同じであるが、図3に示すように、
最後に、昇降長センサー27によって、昇降長を読み取
る処理が追加される。この昇降長センサー27は、例え
ば、他回転式のポテンショメータや、ロータリーエンコ
ーダ等により構成されている。
【0018】また、上記スイッチSW1 ,SW2 をユー
ザーに分からないように、隠しスイッチとすることで、
製造時に種々の昇降長の装置を製造する必要がなくな
る。また、上記スイッチSW1 ,SW2 をユーザーに利
用できるようにした時は、室内のレイアウトを変えても
初期値以下に下がらず、安全である。
【0019】
【考案の効果】本考案は上述のように、天井の下面に設
置される照明器具本体と、この照明器具本体にワイヤー
等で吊設され昇降自在な昇降灯具本体とからなり、スイ
ッチの操作により上記昇降灯具本体を昇降制御する制御
部を備えた可動照明装置において、昇降灯具本体を下降
させて任意の位置で停止させ、その停止位置を昇降灯具
本体の最下点として、昇降灯具本体を該最下点より下降
させないようにした制御手段を設けたものであるから、
昇降灯具本体の最下点の位置を任意に設定できるもので
あり、そのため、長めのワイヤーを用意しておくこと
で、設置高さや室内のテーブル等の位置に関係なく昇降
灯具本体の下限の設定ができ、装置の標準化を図ること
ができる効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の装置のブロック図である。
【図2】同上のメイン処理を示すフロー図である。
【図3】同上の割り込み処理の場合のフロー図である。
【図4】本装置の構成図である。
【図5】従来例の装置のブロック図である。
【図6】同上のリモコンの斜視図である。
【図7】同上のメイン処理を示すフロー図である。
【図8】同上の割り込み処理の場合のフロー図である。
【符号の説明】
2 照明器具本体 3 昇降灯具本体 5 ワイヤー

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井の下面に設置される照明器具本体
    と、この照明器具本体にワイヤー等で吊設され昇降自在
    な昇降灯具本体とからなり、スイッチの操作により上記
    昇降灯具本体を昇降制御する制御部を備えた可動照明装
    置において、昇降灯具本体を下降させて任意の位置で停
    止させ、その停止位置を昇降灯具本体の最下点として、
    昇降灯具本体を該最下点より下降させないようにした制
    御手段を設けたことを特徴とする可動照明装置。
JP1992063809U 1992-09-14 1992-09-14 可動照明装置 Expired - Lifetime JP2588026Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1992063809U JP2588026Y2 (ja) 1992-09-14 1992-09-14 可動照明装置

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JP1992063809U JP2588026Y2 (ja) 1992-09-14 1992-09-14 可動照明装置

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Publication Number Publication Date
JPH0628932U JPH0628932U (ja) 1994-04-15
JP2588026Y2 true JP2588026Y2 (ja) 1999-01-06

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ID=13240078

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JP5173231B2 (ja) * 2007-04-03 2013-04-03 株式会社Isa 三次元演出方法およびシステム
JP5490213B2 (ja) * 2012-12-27 2014-05-14 株式会社Isa 演出装置

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JPH0628932U (ja) 1994-04-15

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