JP3090838U - 電磁式クラッチ装置で制御する電動カーテン - Google Patents
電磁式クラッチ装置で制御する電動カーテンInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電動方式によりブラインドスラットの昇降お
よび傾斜角度を制御する電磁式クラッチ装置で制御する
電動カーテンを提供する。 【解決手段】 内部に収納スペース111を有するヘッ
ドフレーム11と複数のスラット121を有するスラッ
ト群12とを備えたブラインド構造10と、双凸軸モー
タ21および双凸軸モータ21に連結する電磁式クラッ
チ22、23を備え、電磁式クラッチ22、23が双凸
軸モータ21と連結または分離の状態になる動力トラン
スミッション構造20と、リール軸が双凸軸モータ21
と連結の状態にあってスラット121の高度を上下させ
る昇降ユニット30と、リール軸が電磁式クラッチ2
2、23によって双凸軸モータ21に連結され、電磁式
クラッチ22、23と双凸軸モータ21が連結状態にあ
るときにスラット121の傾斜角度を変化させるラダー
ユニット40とを備えている。
よび傾斜角度を制御する電磁式クラッチ装置で制御する
電動カーテンを提供する。 【解決手段】 内部に収納スペース111を有するヘッ
ドフレーム11と複数のスラット121を有するスラッ
ト群12とを備えたブラインド構造10と、双凸軸モー
タ21および双凸軸モータ21に連結する電磁式クラッ
チ22、23を備え、電磁式クラッチ22、23が双凸
軸モータ21と連結または分離の状態になる動力トラン
スミッション構造20と、リール軸が双凸軸モータ21
と連結の状態にあってスラット121の高度を上下させ
る昇降ユニット30と、リール軸が電磁式クラッチ2
2、23によって双凸軸モータ21に連結され、電磁式
クラッチ22、23と双凸軸モータ21が連結状態にあ
るときにスラット121の傾斜角度を変化させるラダー
ユニット40とを備えている。
Description
【0001】
本考案はブラインドに関し、詳しくは電磁式クラッチ装置制御電動カーテンに 関する。
【0002】
一般的なブラインドは、ヘッドレール、ボトムレール、ヘッドレールとボトム レールの中間にある若干のスラット、ボトムレールの昇降と位置を制御してカー テンの開閉面積を変化させる昇降制御装置、スラットの傾斜角度を制御してカー テンの遮光度を変化させるラダー制御装置を備えている。このうち昇降制御装置 は、通常、カーテンの側面に露出してユーザが使用する際にボトムレールを上下 させるコードを備え、ラダー制御装置は、カーテンの側面に露出してユーザが回 動させることによりスラットの傾斜角度を調整するラダー部材を備えている。
【0003】
しかし、こうした従来のブラインドにおける外部露出型コードは、必ずブライ ンドに近づいて手動で制御しなければならず、使用上非常に不便且つ面倒である ほか、外部露出型コードは、子供がふざけたり操作を誤ると首に巻き付くという 不幸な事故が発生しており、外部露出型コードは、家庭において大きな潜在的危 険要素となっている。
【0004】 このため、多くの業者が外部に露出しないコードを有するブラインド、或いは 電動カーテンを研究開発しており、現状の一般的な電動カーテンブラインドにつ いて言えば、例えば米国特許第5103888号が開示しているように、ヘッド レールまたはボトムレールの中にモータを設置して、リモコンで巻き付けたりカ ーテンコードの昇降を駆動しなければならないが、このモータの作動はブライン ドのスラットの昇降のみに使用され、スラットの傾斜角度を制御することができ ないため、スラットの傾斜角度を調節する場合は、必ずブラインドに近づいて手 動により制御しなければならず、操作の利便性に欠けていた。
【0005】 本考案の主な目的は、電動方式によりブラインドスラットの昇降を制御すると 同時に、電動方式によりブラインドスラットの傾斜角度を制御し、ブラインドの 操作をさらにオートメーション化且つ簡易化できる電磁式クラッチ装置で制御す る電動カーテンを提供することにある。 本考案の次なる目的は、駆動源が1つでよく、そのため全体的な組立て体積が 小さくなり、コストを削減できる電磁式クラッチ装置で制御する電動カーテンを 提供することにある。
【0006】
本考案が提供する電磁式クラッチ装置で制御する電動カーテンは主として、内 部に収納スペースを有するヘッドフレームと複数のスラットを有するスラット群 とを備えたブラインド構造と、モータおよび少なくとも1つの該モータに連結す る電磁式クラッチを備え、該電磁式クラッチが該モータと連結または分離の状態 になる動力トランスミッション構造と、主軸が該モータと連結の状態にあって該 スラットの高度を上下させる昇降ユニットと、主軸が電磁式クラッチによって該 モータに連結され、該電磁式クラッチとモータが連結状態にあるときにスラット の傾斜角度を変化させるラダーユニットとを備えている。
【0007】
審査官各位に本考案の目的、特徴および効果をさらに理解且つ承認していただ くため、以下、実施例を列挙して図面を参照して詳細に説明する。 図1を参照すると、本考案の第1実施例が提供する電磁式クラッチ装置で制御 する電動カーテン100は、主としてブラインド構造10、動力トランスミッシ ョン構造20、昇降ユニット30、ラダーユニット40、昇降感知ユニット50 およびラダー感知ユニット60を備えている。
【0008】 図1に示すように、該ブラインド構造10は、ヘッドフレーム11とスラット 群12を備えている。 該ヘッドフレーム11は窓の上部に固定でき、内部には収納スペース111が あり、該ヘッドフレーム11における底部の両側の所定位置にはそれぞれ該収納 スペース111に連結されるホール112があり、該スラット群12は、複数の スラット121とボトムフレーム123を備え、各スラット121は該ヘッドフ レーム11の該各ホール112の位置に対応し、それぞれスラットホール122 を備えている。
【0009】 該動力トランスミッション構造20は双凸軸モータ21と2つの電磁式クラッ チ22、23、信号送信器24、信号受信器25、電池26を備えている。 図2に示すように、該双凸軸モータ21は駆動力源であり、該ヘッドフレーム 11の収納スペース111中に設置されており、各電磁式クラッチ22、23は 該双凸軸モータ21に連結されていて、動力モータ21により作動される。該信 号送信器24は無線リモコンや有線リモコン等とすることができ、多種の異なる 信号を送信し、信号受信器25により受信される。本実施例においては、該信号 送信器24は無線リモコンであり、無線電波によって信号を送信し、また該信号 受信器25は該双凸軸モータ21および各電磁式クラッチ22、23に電気的に 接続しており、該双凸軸モータ21および各電磁式クラッチ22、23にそれぞ れ信号送信器24が送信する信号を受信させて、該動力モータ21の作動および 各電磁式クラッチ22、23の分離と連結を制御する。該電池26は蓄電池、乾 電池、板状電池、円柱型電池或いは水銀電池等でよく、該収納スペース111中 に設置されるとともに、該双凸軸モータ21に電気的に接続されて、該双凸軸モ ータ21の駆動電力源となる。
【0010】 図2および図3に示すように、該昇降ユニット30はリール軸31と、2つの 受台32と、2つのリールホイール33と、2つの昇降コード34とを備えてお り、該リール軸31は非円形断面の棒であり、本実施例においては四角形の棒で あって、該リール軸31の一端は該動力トランスミッション構造20中の電磁式 クラッチ22と連結し、該受台32はそれぞれヘッドフレーム11の収納スペー ス111中に固定され、該受台32の内部にそれぞれ収納ボックス321があっ て、該収納ボックス321はそれぞれヘッドフレーム11の両側のホール112 に貫入しており、該リールホイール33はそれぞれ該受台32の収納ボックス3 21中に設置され、且つ該リールホイール33の内部には断面形状および大小が 該リール軸31とほぼ同じである軸ホール331があって、該リール軸31を穿 設することにより、該リールホイール33と電磁式クラッチ22とが連動状態に 置かれ、また該リールホイール33の外部には円錐面332と該円錐面332に 連接するリール面333とを定めており、該円錐面332は該ヘッドフレーム1 1のホール112と上下に対応する位置にあり、該昇降コード34はそれぞれ一 端がリールホイール33におけるリール面333の末端(外径の最大位置)に固 設され、他端は該円錐面332に巻き付いた後、該ヘッドフレーム11のホール 112に貫入し、該スラット121のスラットホール122に順次穿設されて、 該ボトムフレーム123に固設され、該昇降コード34の巻付けと開放を通して 、該ボトムフレーム123の昇降と位置決めを達成し、ブラインドの開閉面積を 変化させる。
【0011】 図4に示すように、該ラダーユニット40はギアユニット41、ラダー軸42 、2つのラダーホイール43および2つのラダーコード44を備えている。 該ギアユニット41はもう一方の電磁式クラッチ23に連接されており、該電 磁式クラッチ23により駆動され、該ラダー軸42は一端が該ギアユニット41 (第1ギア411および第2ギア412)に連接されており、該ギアユニット4 1の駆動を受けて回転することができ、該各ラダーホイール43の内部には該ラ ダー軸42を穿設する穿入ホール431があって、該各ラダーホイール43を該 ラダー軸42と同時に回転させるとともに、該ヘッドフレーム11のホール11 2に対応しており、該ラダーコード44はそれぞれ該ラダーホイール43にしっ かりと巻き付けられ、その両端はそれぞれ該ヘッドフレーム11のホール112 中を貫通し、続けて順次該スラット121およびボトムフレーム123の両側に 固設され、該スラット121が該ラダーコード44の駆動を受けて連動すること により、該スラット121の傾斜角度を制御し、ブラインドの遮光度を変化させ ることができる。
【0012】 該昇降感知ユニット50は該ヘッドフレーム11の収納スペース111中に設 置されるとともに、該昇降ユニット30の2つの受台32の間に位置しており、 図5に示すように、該ブラインドスラット121が極限位置まで上昇或いは下降 したとき、該動力トランスミッション構造20における双凸軸モータ21の作動 を停止させる。該昇降感知ユニット50は固定ボード51、固定ホルダ52、ロ ーラ53、極限スイッチ54、55を備えている。
【0013】 該固定ボード51は該ヘッドフレーム11の収納スペース111の側壁に固定 され、該固定ホルダ52は収納スペース111中に固定され、且つ内部中央には 内部ねじ山521が貫通しており、該ローラ53の内部には該昇降ユニット30 のリール軸31を挿入して固設する挿入ホール531があるため、該ローラ53 は該リール軸31と連動して回転し、また該ローラ53の外部には外部ねじ山5 32があり、該固定ホルダ52の内部ねじ山521と螺接するため、該リール軸 31が回転するとき、同時に該ローラ53を該固定ホルダ52に対して回転させ るとともに、軸方向に直線的に変位させ、該極限スイッチ54、55はそれぞれ 該固定ボード51の両側の所定位置(該所定位置とは、該ブラインドスラットが 極限位置まで上昇或いは下降したとき、該リール軸31が該ローラ53を動かし て直線的に変位させた後の位置である)に設置され、該ローラ53を該極限スイ ッチ54、55の間に位置させ、且つ該極限スイッチ54、55が該双凸軸モー タ21と電気的に接続することにより、該ブラインドスラット121が極限位置 まで上昇或いは下降したとき、該ローラ53が丁度極限スイッチ54と接触する 位置に直線的に変位し、該極限スイッチ54は接触信号を受信して該双凸軸モー タ21の動力を停止させる。
【0014】 図9に示すとおり、該ラダー感知ユニット60はスラットラダーの左右傾斜極 限と水平位置の検査に使用され、主にラダー感知ホイール61、固定枠62、ラ ダー感知器63を備えている。 該ラダー感知ホイール61は、該ラダーユニット40のラダー軸42の他端に 固設されており、該ラダー軸42に連動されて回転し、且つ該ラダー感知ホイー ル61外部の所定位置にそれぞれ左極限感知部材611、水平感知部材612、 右極限感知部材613を凸設し、該固定枠62は該ヘッドフレーム11の収納ス ペース111中に固設され、該ラダー感知器63は該固定枠62の中に固設され 、該動力トランスミッション構造20の双凸軸モータ21と電気的に接続され、 該ラダー感知器63には左極限感知部631、水平感知部分632および右極限 感知部633があり、それぞれラダー感知ホイール61の左極限感知部材611 、水平感知部材612、右極限感知部材613に対応しており、これによって該 双凸軸モータ21が該リール軸31の回転を駆動するとき、同時に該ラダー感知 ホイール61を回転させ、スラット121を左方向に極限位置まで傾斜させると き、該左極限感知部材611が丁度該左極限感知部631に感応することができ 、この感応信号が該双凸軸モータ21に伝達され、該双凸軸モータ21の作動を 直ちに停止させ、また該スラット121を右方向に極限位置まで傾斜させるとき 、該右極限感知部材613が丁度該右極限感知部633に感応することができ、 この感応信号が該双凸軸モータ21に伝送され、該双凸軸モータ21の作動を再 び直ちに停止させる。
【0015】 上記は、本実施例の電磁式に昇降とラダーを制御する電動カーテン構造100 における各部材および組立方法であり、続けて、その作動方法を説明する。 ブラインドスラットをアップさせる場合、手動で動力トランスミッション構造 20における信号送信器24のアップ信号を送信するとき、該信号受信器25が この信号を受信し、これを該双凸軸モータ21に伝送し、該昇降ユニット30に 連結した電磁式クラッチ22を結合状態にさせることにより、該双凸軸モータ2 1と連動させ、もう一つの電磁式クラッチ23が該ラダーユニット40を離脱状 態にさせるため、該双凸軸モータ21と連動しなくなり、このとき、該双凸軸モ ータ21の動力は該昇降ユニット30の該リール軸31に伝達することができ、 該リール軸31が該リールホイール33の回転を駆動し、固設された昇降コード 34が該リールホイール33に巻き戻り、該昇降コード34が巻き戻ると同時に 、先ず該円錐面332に巻き付けられ、その後徐々に該リール面333上へ滑ら かに取り込まれるため、該昇降コード34の巻き付けにより該ボトムフレーム1 23をアップさせることができ、同時に、該ボトムフレーム123が各スラット 121を順次アップさせ、ブラインドスラット121の昇降高度を調整でき、ま た該昇降感知ユニット50の作用により、スラット121が極限位置までアップ される(最小体積の状態になる)と、該双凸軸モータ21を直ちに停止させるの で、部材の破損を回避できる。
【0016】 ブラインドスラットをダウンする場合、手動で動力トランスミッション構造2 0における信号送信器24のダウン信号を送信するとき、その作動方法は上記ア ップ時の状態とほぼ同様であるが、該双凸軸モータ21が反転状態(アップする ときの回転方向と逆になる)にあり、該リールホイール33の反転を駆動し、該 昇降コード34を該リールホイール33から緩めることにより、該スラット12 1をダウンさせる機能を実現し、同時に該スラット121が極限位置(スラット が最大面積の状態)までダウンされたとき、同様に該昇降感知ユニット50の作 動により(図6、図7、図8参照)、該双凸軸モータ21を停止させるので、部 材の破損を回避できる。
【0017】 さらに、ラダーの制御に関して、スラット121の傾斜角度の作動方法を以下 に説明する。 手動で動力トランスミッション構造20における信号送信器24の角度傾斜信 号を送信させると、該信号受信器25がこの信号を受信し、これを該双凸軸モー タ21に伝送し、該昇降ユニット30と連結した電磁式クラッチ22を離脱状態 にさせることにより、該双凸軸モータ21と連動できなくなる。もう一つの電磁 式クラッチ23は該ラダーユニット40を連結状態にさせるため、該双凸軸モー タ21と連動し、このとき、該双凸軸モータ21の動力は該ラダーユニット40 の該ギアユニット41に伝達され、該ギアユニット41が該ラダー軸42の回転 を駆動するとともに、該ラダーホイール43の回転を駆動し、該ラダーホイール 43が固設されたラダーコード44の両端を駆動して、それぞれ上昇、下降する ことにより、該スラット121を連動し傾斜角度を変化させ、該スラット121 の傾斜角度を調整する効果を実現する。また該ラダー感知ユニット60の作用に より、該スラット121が左または右の極限位置まで傾くと、該左極限感知部材 611または該右極限感知部材612に感応し、該双凸軸モータ21の作動を停 止させ、部材間における不必要な作動のために発生する破損を回避することがで きる。
【0018】 このほか、特に説明すべきであるのは、スラット121がアップとダウンの動 作を行うとき、該信号受信器25が先ず該ラダーユニット40に連結する電磁式 クラッチ23に連結し、該スラット121が自動的に水平位置へ回転してから( 水平感知部材613と水平感知部633のペア動作により、相互に感応し合った 後に該双凸軸モータ21を停止させる)、続けて電磁式クラッチ23を離脱させ 、また該電磁式クラッチ22を連結させて、ブラインドスラット121の調整を 実現する。
【0019】 図10は上記の説明に基づき本考案の実施例を簡単に示したものであるが、こ のうち該双凸軸モータ21は双方向にそれぞれ電磁式クラッチ22、23によっ て該昇降ユニット30と該ラダーユニット40に連結され、単一の駆動源により それぞれ該昇降ユニット30と該ラダーユニット40を駆動することができる。
【0020】 さらに図11は本考案の第2実施例を示したものであり、このうち上記の実施 例とは、該双凸軸モータ21が直接昇降ユニット30と連結している点で異なっ ており、スラットをアップするときは、該電磁式クラッチ23が離脱し、スラッ トの角度を制御するときは、該電磁式クラッチ23が連結することにより該ラダ ーユニット40を駆動でき、このとき、該昇降ユニット30はわずかに連動する が、該ラダーユニット40の回転範囲が小さい範囲に過ぎないため、該昇降ユニ ット30の連動範囲は非常に小さくなり、該ボトムレールの上昇或いは下降は狭 い距離に限られ、操作の信頼性には影響しない。
【0021】 図12は本考案の第3実施例を示したものであるが、このうち、第1実施例と はモータ21´が単凸軸モータである点で異なっており、その単凸軸によってギ アユニット41と回転可能に接続し、さらにギアユニット41によってそれぞれ 該電磁式クラッチ22、23および昇降、ラダー機構30、40に回転可能に接 続している。
【0022】 さらに図13は本考案の第4実施例であり、第3実施例とは単凸軸モータ21 ´が該ギアユニット41によって直接昇降ユニットと連結する点で異なっている 。 図14は本考案の第5実施例であり、このうち単凸軸モータ21´が直接昇降 ユニット30と連結しており、さらにギアユニット41と連結した後、もう一つ の軸が電磁式クラッチ23およびラダーユニット40に連結している。
【0023】 上記は本考案の実施例による電磁式クラッチ装置で制御する電動カーテンにお ける各部材の組立およびその使用方法であり、以下、本考案の実施例の長所を逐 一説明する。 一、ブラインドスラットの高度の上昇と下降およびスラットの角度傾斜という 二つの効果を持つ電動調整機能を備えている。 スラットの上昇と下降を制御する昇降ユニットとスラットの傾斜角度を制御す るラダーユニットは、それぞれ単独の電磁式クラッチにより離脱効果の制御を実 現し、共にモータによって駆動されるため、それぞれ電動調整効果を達成するこ とができ、従来の技術においてスラットの上昇と下降に対してのみ単純な電動調 整を行っていたという欠点が解消された。
【0024】 二、単一の駆動源であるため、部材が少なく、体積が小さい。 昇降とラダーにおいて電磁式クラッチを効果的に利用し、クラッチ効果の制御 を実現しているため、単一の駆動源のみで2つの負荷を稼働させることができ、 コストが低減され、部材が少なく、ブラインドのヘッドフレームが占有する空間 体積を大幅に減少させた。
【0025】 三、構造の破損率が減少した。 本考案の実施例が有する昇降感知ユニットとラダー感知ユニットは、それぞれ ブラインドスラットが極限位置まで上昇、下降、または傾斜角度を変化させたと き、双凸軸モータの作動を停止させるため、構造間における不必要な摩擦破損と 動力の浪費を減少させ、構造の使用寿命が延長した。 上記からわかるように、本考案の実施例は確実に実用新案登録要件に合致して おり、考案者の権利を保護するため、実用新案登録出願の範囲に記載されている 内容に基づく同等効果を有する実施は、すべて本考案の考案主旨とみなすべきで ある。
【図1】本考案の第1実施例による電磁式クラッチ装置
で制御する電動カーテンを示す斜視図である。
で制御する電動カーテンを示す斜視図である。
【図2】本考案の第1実施例による電磁式クラッチ装置
で制御する電動カーテンの一部を示す側面図である。
で制御する電動カーテンの一部を示す側面図である。
【図3】本考案の第1実施例による電磁式クラッチ装置
で制御する電動カーテンの昇降ユニットを示す斜視図で
ある。
で制御する電動カーテンの昇降ユニットを示す斜視図で
ある。
【図4】本考案の第1実施例による電磁式クラッチ装置
で制御する電動カーテンのラダーユニットを示す斜視図
である。
で制御する電動カーテンのラダーユニットを示す斜視図
である。
【図5】本考案の第1実施例による電磁式クラッチ装置
で制御する電動カーテンの昇降感知ユニットを示す斜視
図である。
で制御する電動カーテンの昇降感知ユニットを示す斜視
図である。
【図6】本考案の第1実施例による昇降感知ユニットの
作動を示す側面図である。
作動を示す側面図である。
【図7】本考案の第1実施例による昇降感知ユニットの
作動を示す側面図である。
作動を示す側面図である。
【図8】本考案の第1実施例による昇降感知ユニットの
作動を示す側面図である。
作動を示す側面図である。
【図9】本考案の第1実施例によるラダー感知ユニット
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図10】本考案の第1実施例の模式図である。
【図11】本考案の第2実施例の模式図である。
【図12】本考案の第3実施例の模式図である。
【図13】本考案の第4実施例の模式図である。
【図14】本考案の第5実施例の模式図である
10 ブラインド構造 11 ヘッドフレーム 12 スラット群 20 動力トランスミッション構造 21 双凸軸モータ 22、23 電磁式クラッチ 30 昇降ユニット 31 リール軸 40 ラダーユニット 100 電磁式クラッチ装置で制御する電動カ
ーテン 111 収納スペース 121 スラット
ーテン 111 収納スペース 121 スラット
Claims (13)
- 【請求項1】 内部に収納スペースを有するヘッドフレ
ームと複数のスラットを有するスラット群とを備えたブ
ラインド構造と、 モータと少なくとも1つの該モータに連結する電磁式ク
ラッチとを備え、該電磁式クラッチが該モータと連結ま
たは分離できる状態にある動力トランスミッション構造
と、 主軸が該モータと連結する状態にあってスラットの高度
を上下するための昇降ユニットと、 主軸が該電磁式クラッチによって該モータに連結し、該
電磁式クラッチが該モータと連結状態にあるときに該ス
ラットの傾斜角度を変化させるためのラダーユニットと
を備えていることを特徴とする電磁式クラッチ装置で制
御する電動カーテン。 - 【請求項2】 該モータが単凸軸モータであることを特
徴とする請求項1記載の電磁式クラッチ装置で制御する
電動カーテン。 - 【請求項3】 該モータが双凸軸モータであることを特
徴とする請求項1記載の電磁式クラッチ装置で制御する
電動カーテン。 - 【請求項4】 該昇降ユニットの主軸が電磁式クラッチ
によってモータに連結されることを特徴とする請求項1
記載の電磁式クラッチ装置で制御する電動カーテン。 - 【請求項5】 該昇降ユニットの主軸がギアユニットに
よって該モータに連結されることを特徴とする請求項1
記載の電磁式クラッチ装置で制御する電動カーテン。 - 【請求項6】 該ヘッドフレームの収納スペース中に設
置され、該スラットが極限位置まで上昇或いは下降する
とき、該モータの作動を停止させる昇降感知ユニットを
備えることを特徴とする請求項1記載の電磁式クラッチ
装置で制御する電動カーテン。 - 【請求項7】 該昇降感知ユニットが固定ホルダ、ロー
ラおよび2つの極限スイッチを備え、該固定ホルダが収
納スペース中に固定され、その内部中央には内部ねじ山
が貫通し、該ローラの内部には該昇降ユニットの主軸を
挿入して固設するための挿入ホールがあって、該ローラ
は該昇降ユニットに連動して回転可能であり、該ローラ
の外部には外部ねじ山があり、該外部ねじ山は固定ホル
ダの内部ねじ山と螺接しており、該ローラを動かす際に
該固定ホルダに相対して回転するとともに、軸方向に直
線的に変位し、該各極限スイッチがそれぞれ収納スペー
ス中の所定位置に設置され、該モータと電気的に接続す
ることにより、該ローラが極限スイッチと接触する位置
まで直線的に変位するとき、該モータの動力停止を制御
できることを特徴とする請求項6記載の電磁式クラッチ
装置で制御する電動カーテン。 - 【請求項8】 該ヘッドフレームの収納スペースに設置
され、該スラットが極限位置まで傾斜するとき、該モー
タの作動を停止させるラダー感知ユニットを備えること
を特徴とする請求項1記載の電磁式クラッチ装置で制御
する電動カーテン。 - 【請求項9】 該ラダー感知ユニットが主としてラダー
感知ホイールおよびラダー感知器を備えており、該ラダ
ー感知ホイールが該ラダーユニットの主軸上に固設され
て連動し、該ラダー感知ホイール上に左極限感知部材、
水平感知部材、右極限感知部材を設置し、該ラダー感知
器が該ヘッドフレームの収納スペース中に固定され、該
モータと電気的に接続されて、該ラダー感知器上に左極
限感知部、水平感知部、右極限感知部が形成され、それ
ぞれ該ラダー感知ホイールの左極限感知部材、水平感知
部材、右極限感知部材に対応しており、これにより該ス
ラットを左方向の極限位置まで傾斜させるとき、該左極
限感知部材が該左極限感知部に感応し、モータの作動を
直ちに停止させ、また該スラットを右方向の極限位置ま
で傾斜させるとき、該右極限感知部材が該右極限感知部
に感応することで、モータの作動を直ちに停止させ、該
スラットが水平位置に到するとき、該水平感知部材が該
水平感知部に感応して、モータの作動を直ちに停止させ
ることを特徴とする請求項8記載の電磁式クラッチ装置
で制御する電動カーテン。 - 【請求項10】 該動力トランスミッション構造にはさ
らに、信号送信器、信号受信器および電池が備わり、該
信号送信器が多種の異なる信号を送信し、該信号受信器
により受信され、該信号受信器が該モータおよび該電磁
式クラッチに電気的に接続されていて、異なる信号を受
信して該モータの作動および該電磁式クラッチの分離と
連結を制御し、該電池が該モータの駆動電力源となるこ
とを特徴とする請求項1記載の電磁式クラッチ装置で制
御する電動カーテン。 - 【請求項11】 該昇降ユニットが2つの受台、2つの
リールホイールおよび2つの昇降コードを備え、その主
軸が非円形断面のリール軸であり、該リール軸の一端は
モータと連結し、該各リールホイールはそれぞれ各受台
の中に設置され、その内部には断面形状および大小が該
リール軸とほぼ同じである軸ホールがあり、該リール軸
を挿入して連動状態に置き、該各昇降コードをそれぞれ
該リールホイールと該ヘッドフレームの間に固設し、該
モータの作動により該各昇降コードの巻き付けと開放を
実現し、ボトムフレームの昇降と位置決めを完成し、ブ
ラインドの開閉面積を変化させることを特徴とする請求
項1記載の電磁式クラッチ装置で制御する電動カーテ
ン。 - 【請求項12】 該リールホイールの外部には円錐面を
定め、該昇降コードを巻き付けるとき、徐々に滑らかに
巻き付けることができることを特徴とする請求項11記
載の電磁式クラッチ装置で制御する電動カーテン。 - 【請求項13】 該ラダーユニットにはギアユニット、
2つのラダーホイールおよび2つのラダーコードが備わ
り、該ギアユニットが該電磁式クラッチに連結され、該
ラダーユニットの主軸がラダー軸であり、該ラダー軸が
該ギアユニットと連結し、該各ラダーホイールの内部に
は該ラダー軸を挿入する挿入ホールがあって、該ラダー
軸を連動させ、該ラダーコードがそれぞれ該ラダーホイ
ールと該スラットに固定され、該スラットが該ラダーコ
ードの作動を受けて連動することにより、該スラットの
傾斜角度を制御し、ブラインドの遮光度を変化させるこ
とを特徴とする請求項1記載の電磁式クラッチ装置で制
御する電動カーテン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002003729U JP3090838U (ja) | 2002-06-19 | 2002-06-19 | 電磁式クラッチ装置で制御する電動カーテン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002003729U JP3090838U (ja) | 2002-06-19 | 2002-06-19 | 電磁式クラッチ装置で制御する電動カーテン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3090838U true JP3090838U (ja) | 2002-12-26 |
Family
ID=43242033
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002003729U Expired - Lifetime JP3090838U (ja) | 2002-06-19 | 2002-06-19 | 電磁式クラッチ装置で制御する電動カーテン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3090838U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110463479A (zh) * | 2019-08-09 | 2019-11-19 | 沈阳农业大学 | 一种日光温室分段卷帘式内保温收放装置 |
-
2002
- 2002-06-19 JP JP2002003729U patent/JP3090838U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110463479A (zh) * | 2019-08-09 | 2019-11-19 | 沈阳农业大学 | 一种日光温室分段卷帘式内保温收放装置 |
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