JP3090885U - 電動ブラインドのクラッチ伝動構造 - Google Patents

電動ブラインドのクラッチ伝動構造

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JP3090885U JP2002003785U JP2002003785U JP3090885U JP 3090885 U JP3090885 U JP 3090885U JP 2002003785 U JP2002003785 U JP 2002003785U JP 2002003785 U JP2002003785 U JP 2002003785U JP 3090885 U JP3090885 U JP 3090885U
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優澤 ▲温▼
松河 劉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動方式によりブラインドスラットの昇降お
よび傾斜角度を制御可能である電動ブラインドのクラッ
チ伝動構造を提供する。 【解決手段】 昇降ユニット、ラダーユニットおよびク
ラッチユニットを有するコード巻上げ装置30を備え
る。昇降ユニットは駆動装置20に連結されている昇降
ホイールおよび昇降ホイールとスラット121に連結さ
れている昇降コードを備える。昇降ホイールは駆動装置
20の駆動を受けて回転し、昇降コードを巻付け或いは
開放し、スラット121を上昇或いは下降させる。ラダ
ーユニットはラダーホイールとラダーコードを備え、ラ
ダーホイールはクラッチユニットによって昇降ホイール
と同時に動く状態となる。ラダーコードはラダーホイー
ルとスラット121間に連結され、昇降ホイールの駆動
によりラダーホイールを回転させ、スラット121の傾
斜角度を調整する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は電動ブラインドに関し、詳しくは電動ブラインドのクラッチ伝動構造 に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的なブラインドは、ヘッドボックス、ボトムレール、ヘッドボックスとボ トムレールとの中間にある複数のスラット、ボトムレールの昇降と位置を制御し てカーテンの開閉面積を変化させる昇降制御ユニット、スラットの傾斜角度を制 御してカーテンの遮光度を変化させるラダー制御ユニットを備えている。このう ち、昇降制御ユニットは、通常、カーテンの側面に位置してユーザが使用する際 にボトムレールを上下させる昇降コードを備え、ラダー制御ユニットは、カーテ ンの側面に位置してユーザが回転させることによりスラットの傾斜角度を調整す るラダー部材を備えている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、前記従来のブラインドにおける外部に露出している昇降コードとラダ ー部材は、必ずブラインドに近づいて手動で制御しなければならず、使用上非常 に不便且つ面倒であるほか、外部露出型の昇降コードは、子供がふざけたり操作 を誤ったりすると首を巻き付けるという不幸な事故が発生しているため、外部露 出型のコードは家庭の中で最大の潜在的危険要素となっている。
【0004】 このため、多くの業者が外部に露出しないコードを有するブラインド、或いは 電動カーテンを研究開発している。一般的な電動カーテンブラインドでは、例え ば米国特許第5103888号が開示したように、必ずモータをヘッドボックス 或いはボトムレールの中に設置し、リモコンにより制御してカーテンのコードの 昇降を駆動しなければならないが、このモータの作動は、ブラインドスラットの 昇降のみに使用され、スラットの傾斜角度を制御することができなかったため、 ユーザがスラットの傾斜角度を調節する場合、必ずブラインドに近づいて手動で 制御しなければならず、操作の利便性に問題があった。
【0005】 本考案の主な目的は、電動方式によりブラインドスラットの昇降を制御すると ともに、電動方式によりスラットの傾斜角度を制御し、ブラインドの操作を更に オートメーション化且つ簡易化できる電動ブラインドのクラッチ伝動構造を提供 することにある。 本考案のさらなる目的は、単一の駆動源のみで駆動でき、これにより組立部材 が少なく、体積が小さくなり、コストを削減できる電動ブラインドのクラッチ伝 動構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の請求項記載の電動ブラインドのクラッチ 伝動構造では、駆動装置の駆動によりブラインドスラットを連動させ、上下の昇 降と傾斜角度の調整を行う。それは主として、昇降ユニット、ラダーユニットお よびクラッチユニットを有する少なくとも1つのコード巻上げ装置を備える。該 昇降ユニットは該駆動装置に連結されている昇降ホイールおよび昇降ホイールと スラットに連結されている昇降コードを備える。該昇降ホイールは該駆動装置の 駆動を受けて回転し、該昇降コードを巻付け或いは開放し、スラットを上昇或い は下降させる。該ラダーユニットはラダーホイールとラダーコードを備え、該ラ ダーホイールは該クラッチユニットによって該昇降ホイールと同時に動く状態と なる。該ラダーコードは該ラダーホイールとスラット間に連結され、該昇降ホイ ールの駆動により該ラダーホイールを回転させ、スラットの傾斜角度を調整する 。該クラッチユニットは所定位置において該昇降ホイールと該ラダーホイールを 個別に駆動させ、該クラッチユニットによって該昇降ユニットと該ラダーユニッ トとを連結または分離させることにより、1つの駆動源のみでスラットの昇降と 傾斜を実現させる。
【0007】
【考案の実施の形態】 審査官各位に本考案の目的、特徴および効果を更に理解且つ承認していただく ため、ここに以下の実施例を挙げて、詳細に説明する。 図1〜図9は、本考案の第1実施例が提供する電動ブラインドのクラッチ伝動 構造100であり、該クラッチ伝動構造100のほか、図1に示すように、更に ブラインド構造10および駆動装置20を備えている。
【0008】 図1に示すように、ブラインド構造10は、ヘッドボックス11およびスラッ ト群12を有している。 該ヘッドボックス11は窓の上部に固定することができ、内部には収納スペー ス111があり、該ヘッドボックス11における底部両側の所定位置にはそれぞ れ収納スペース111に連通する穴112がある。
【0009】 該スラット群12は、複数のスラット121と1つのボトムレール123を備 えており、該スラット121は該ヘッドボックス11の該穴112に対応すると ともに、それぞれ1つのスラット穴122を備えている。 該駆動装置20は、動力モータ21、伝動軸22、信号送信器23、信号受信 器24、電池25を備え、該動力モータ21は駆動力源であり、該ヘッドボック ス11の収納スペース111中に設置される。該伝動軸22は非円形断面の棒体 であり、一端が該動力モータ21に連結されて該動力モータ21の連動を受けて 回転する。該信号送信器23は無線リモコンや有線リモコン等とすることができ 、多種多様な信号を送信し、該信号受信器24により受信される(本実施例では 、該信号送信器23は無線リモコンである)。該信号受信器24は該動力モータ 21と電気的に接続し、該信号送信器23が送信する信号を受信することにより 、該動力モータ21の作動を制御する。該電池25は蓄電池、乾電池、板状電池 、円柱体型電池或いは水銀電池等とすることができ、該収納スペース111の中 に設置され、該動力モータ21と電気的に接続されることにより該動力モータ2 1の駆動電力源となることができる。 上記ブラインド構造10と駆動装置20は、公知技術に属するため、ここでは 詳述しない。
【0010】 次に、図1〜図4に示すように、該クラッチ伝動構造100は2つのコード巻 上げ装置30を備え、該ヘッドボックス11の収納スペース111中に設置され るとともに、それぞれ該ヘッドボックス11の両側の穴112に対応しており、 該コード巻上げ装置30は、それぞれ昇降ユニット31、ラダーユニット32お よびクラッチユニット33を備えている。
【0011】 図2、3、4に示すように、該昇降ユニット31は昇降ホイール311と昇降 コード312を備え、該昇降ホイール311は長軸方向の円柱体であり、該昇降 ホイール311の内部には2つの相対する軸端面に貫通している非円形の軸穴3 11aがあり、該駆動装置20の伝動軸22を挿入し、該昇降ホイール311と 該伝動軸22を連動状態にし、該昇降ホイール311の外部は、ヘッダー部31 1b、外径が該ヘッダー部311bより小さいボディ部311c、錐体部311 dおよびテール部311eに順次分かれており、そのうち、錐体部311dには 該ボディ部311c方向に傾斜する錐面が環状に配設され、該ヘッドボックス1 1の穴112と上下で対応する位置にあり、該ヘッダー部311bには該ボディ 部311cに隣接する位置から該ヘッダー部311bの長軸方向に延伸した溝3 11fを設置している。図3に示すように、該昇降コード312の一端は昇降ホ イール311の固定点311gに固定的に連結され、他端は該ヘッドボックス1 1の穴112を突き出て、対応するスラット群12のスラット穴122を貫通し た後、ボトムレール123に固設される。
【0012】 該ラダーユニット32はラダーホイール321とラダーコード322を備え、 該ラダーホイール321の外部にはボディ321aとヘッド321bがあり、該 ボディ321a上には凹溝321cが設置され、該ヘッド321bの外径は該ボ ディ321aの外径より大きいほか、該ラダーユニット32の内部には軸方向に 沿って丸穴321dがあり、昇降ホイール311のボディ部311cが挿入され 、該ボディ321aは該昇降ホイール311のヘッダー部311bに対向し、該 ラダーコード322の一端は該ラダーホイール321に固定的に連結され、他端 は該ヘッドボックス11の該穴112を突き出て、スラット群12のスラット1 21およびボトムレール123に固設される。
【0013】 該クラッチユニット33は、受台331、スプリング332、止めブロック3 33、連動部材334および制限部材335を備え、該受台331は該ヘッドボ ックス11の収納スペース111中に固定され、2つの相対する端はそれぞれ所 定距離まで内部に延伸し、相互に連通している挿入穴331aと凹穴331bを 形成し、該挿入穴331aの内径は該昇降ユニット31の昇降ホイール311の 外径よりもやや小さく、該凹穴331bの内径は該昇降ホイール311のヘッダ ー部311bの外径に等しいか、或いはやや小さくなっているため、該ヘッダー 部311bを該凹穴331bの中に挿入させて、該昇降ホイール311の位置を 制限することができる。該スプリング332は該昇降ユニット31における該昇 降ホイール311の溝311f中に設置され、一端が該溝311fの底部に接触 し、止めブロック333は該受台331に形成される凹穴331bの端面に固定 され、半円形の切込333aを有しており、該切込333aの両側からそれぞれ 下方向と凹穴331b方向に傾斜する斜面333b、333cを同時に形成する 。該連動部材334はブロック体であり、該昇降ホイール311の溝311f中 に設置され、一端が該スプリング332の他端に接続し、該連動部材334は該 スプリング332の弾力によって押され、一部が該ラダーホイール321の凹溝 321c中に嵌め込まれ、該連動部材334を連結して該昇降ホイール311と 該ラダーホイール321との間を連動状態にする。該制限部材335は該受台3 31上にしっかりと固定され、該ラダーホイール321は該制限部材335に制 限されるため、該昇降ホイール311上から脱落することがない。
【0014】 上記は本考案の第1実施例によるクラッチ伝動構造100における各部材と組 立方法を説明したものであり、以下その作動方法を説明する。図5〜図13を参 照されたい。 昇降制御に関して、ブラインドのスラットをアップするとき、駆動装置20の 信号送信器23がアップ信号を送信し、信号受信器24は該信号を受信して動力 モータ21に伝達し、該動力モータ21は電池25の電力によって回転を開始す るとともに、伝動軸22を連動させて同時に回転させ、該昇降ユニット31にお ける昇降ホイール311の軸穴311aと伝動軸22との間が非円形で緊密に結 合しているため、該昇降ホイール311は該伝動軸22の連動を受けて同時に回 転するとともに、固設された昇降コード312を昇降ホイール311に巻き付け 、且つ該昇降コード312の巻上げ時には、先ず錐体部311dの錐面に巻き付 いた後、徐々に平坦にテール部311eに滑り込むため(図5、図6参照)、該 昇降コード312の巻上げによってボトムレール123が引き上げられ、同時に 該ボトムレール123が該各スラット121を順次引き上げて、該スラット12 1の上下位置の調整を実現する。
【0015】 このとき、該昇降ホイール311と該ラダーホイール321が、該クラッチユ ニット33の連動部材334によって連結されて連動状態にあるため、該昇降ホ イール311が回転を始めると該ラダーホイール321の回転が駆動され(図7 および図11参照)、該ラダーコード322を上下に移動させるとともに、固設 されたスラット121を連動させて傾斜角度を変化させ、且つ該ラダーホイール 321が連動を受けて所定位置(即ち、該連動部材334と該止めブロック33 3の斜面333b接触)まで回転するとき(図8および図12参照)、該連動部 材334と該止めブロック333の斜面333bが接触し、徐々に該斜面333 bに沿って該受台331の凹孔331b内へ移動し(図9参照)、該スプリング 332を押え付けて圧縮量を発生させ、該連動部材334が該斜面333bの中 から制限を受けて、該ラダーホイール321の凹溝321c中から離脱し(図1 0参照)、該ラダーホイール321と該昇降ホイール311との間が分離されて 不連動状態となるため、該ラダーホイール321がこの角度まで回転すると、該 昇降ホイール311と連動しなくなって該位置上で停止するため、該スラット1 21の傾斜角度を一定角度まで回転させてから固定させることができ、また該昇 降ホイール311は該伝動軸22によって引き続き連動されて回転を続け、該昇 降コード312を持続的に巻き付けて、スラットのアップを実現する。
【0016】 さらに、昇降制御に関して、スラットをダウンするときの作動方法は次のとお りである。 先ず、該信号送信器23がダウン信号を送信し、該信号受信器24がこの信号 を受信して該動力モータ21に伝達し、該動力モータ21が回転を開始し(アッ プ状態時と逆向きに回転する)、同時に該伝動軸22と該昇降ホイール311が 連動されて回転し、該昇降ホイール311の回転により該昇降コード312が該 昇降ホイール311から徐々に開放され、該ボトムレール123と該スラット1 21が連動されて下に移動し、ブラインドが下がった状態になる。該昇降ホイー ル311の回転開始時には、該ラダーホイール321は依然として止めブロック 333斜面333bの作用を受け該昇降ホイール311と分離して連動しないが 、該昇降ホイール311の連動部材334が更に該斜面333bの位置まで反転 すると、該連動部材334が圧縮されて弾力が生じたスプリング332によって 押し付けられるため、該連動部材334が該ラダーホイール321の凹溝321 c側まで回転すると、該スプリング332の弾力が作用して該凹溝321c中に 推し入れられ、該ラダーホイール321と該昇降ホイール311との間が再度該 連動部材334によって連結されて連動状態に置かれ、このとき該ラダーホイー ル321が該昇降ホイール311とともに回転して、該ボトムレール123と該 スラット121が連動して傾斜角度を変化させ、該連動部材334がさらに別の 斜面333cまで回転すると、再度該斜面333cに遮られて該ラダーホイール 321と分離し(図13参照)、該ラダーホイール321が該昇降ホイール31 1と連動せずにこの位置に停止するため、該スラット121の傾斜角度が一定角 度まで回転して固定し、該昇降ホイール311は該伝動軸22に連動されて回転 を続け、該昇降コード312を持続的に開放して該スラット121のダウンを実 現する。
【0017】 次に、ラダー制御に関して、スラット傾斜角度の制御方法について説明する。 先ず、該信号送信器23がスラット121を制御する信号を送信し、該信号受 信器24がこの信号を受信し動力モータ21に伝達し、該動力モータ21が回転 を開始する。このとき、該昇降ホイール311が該伝動軸22の連動を受けて回 転し、該連動部材334が同時に該昇降ホイール311と該ラダーホイール32 1に連動する位置まで回転すると、該ラダーホイール321が連動されて回転し 、該ラダーコード322が連動されて巻付けと開放を始めることにより各スラッ ト121の傾斜角度が制御される。該スラット121の傾斜角度は大きな角度を 必要としないため、該ラダーホイール321の設計において、回転角度の範囲を 大きくする必要がなく、本考案の第1実施例においては該ラダーホイール321 が該昇降ホイール311と同時に回転する範囲は、該受台331周囲の該止めブ ロック333が設置されていない角度(約180度)に限っている。該スラット 121が適度な角度まで回転すると、該動力モータ21の駆動が停止され、該ス ラット121の傾斜角度の調整を実現する(上記の操作時には、該昇降ホイール 311が回転によってボトムレール11を昇降させる程度が極めて小さいため、 操作の信頼性に影響することはない)。
【0018】 さらに、図1および図14〜図17を参照すると、本考案の第1実施例には更 に、該駆動装置20の伝動軸22の中段位置に設置される感知装置40が備わっ ており(図1および図14参照)、該感知装置40は該ブラインドスラット12 1が極限位置まで上昇或いは下降したときに、該駆動装置20の動力モータ21 を停止させる。該感知装置40は、固定ボード41、固定ホルダ42、ローラ4 3および極限スイッチ44、45を有している。
【0019】 図14に示すように、該固定ボード41は該ヘッドボックス11の収納スペー ス111側壁に固定され、該固定ホルダ42も該収納スペース111中に固定さ れ、またその中央には内部ねじ山421が穿設され、該ローラ43は該伝動軸2 2に連結していて該伝動軸22の連動を受け、またその外部には外部ねじ山43 1があって、該固定ホルダ42の内部ねじ山421と螺旋接続するため、該伝動 軸22が回転するとき、該ローラ43が該固定ホルダ42に対応して回転すると ともに、軸方向に沿って線性移動し、各極限スイッチ44、45がそれぞれ該固 定ボード41の両側の所定位置に設置され(該所定位置は、スラット121が極 限位置まで上昇或いは下降するとき、該伝動軸22に連動されて該ローラ43が 線性移動した後の位置である)、該ローラ43が該極限スイッチ44、45の間 に位置し(図14および図15参照)、該各極限スイッチ44、45と該動力モ ータ21が電気的に接続しているため、スラット121が極限位置まで上昇する と、該ローラ43が極限スイッチ44と接触する位置まで線性移動し(図16参 照)、該スラット121が極限位置まで下降すると、該ローラ43がもう一つの 極限スイッチ45と接触するため(図17参照)、該極限スイッチ44、45が それぞれ接触信号を受信した後、直ちに該動力モータ21を制御して動力の発生 を停止させる。
【0020】 上記は本考案の第1実施例が提供する電動ブラインドのクラッチ伝動構造10 0における各部材の組立および使用方法であり、次に本考案の実施例の長所を逐 一説明する。 一、ブラインドスラットの上下の昇降高度およびスラットの傾斜角度という二 重の電動調整機能を備えている。
【0021】 スラットの上昇と下降を制御する昇降ユニットと、スラットの傾斜角度を制御 するラダーユニットは、クラッチにより離合効果が実現されるため、昇降であれ ラダーであれ、いずれも動力源に駆動されて電動調整を達成でき、従来技術のよ うなスラットの上昇と下降に対してのみ単純な電動調整を行うという欠点が解消 された。
【0022】 二、単一の駆動源であり、部材が少なく、体積が小さい。 本考案の実施例は昇降とラダーのクラッチ要素としてクラッチユニットを効果 的に利用しているため、単一の駆動源のみで2つの負荷を稼働させることができ 、コストを削減でき、部材が少なく、ブラインドのヘッドボックスが占有する体 積を大幅に減少した。
【0023】 三、構造の破損の可能性を減少させた。 本考案の実施例では感知装置を有しているため、スラットが極限位置に上昇或 いは下降したとき、速やかに動力モータの作動停止を制御することができ、機械 間の不必要な動力浪費を減少させ、部材間の摩擦破損の可能性を減少させた。
【0024】 図18〜図22は、本考案の第2実施例が提供する電動ブラインドのクラッチ 伝動構造200であり、該クラッチ伝動構造200のほか、第1実施例同様、図 中にはブラインド構造10、駆動装置20および感知装置40がある。図18に 示すように、該クラッチ伝動構造200は2つのコード巻上げ装置50を備えて おり、該各コード巻上げ装置50はそれぞれ昇降ユニット51、ラダーユニット 52およびクラッチユニット53を備えているが、第1実施例との主な相違点は 以下のとおりである。
【0025】 図19〜図22に示すように、該昇降ユニット51の昇降ホイール511の外 部表面には外部ねじ山511aと長軸方向に沿った溝511bが配設されている 。 該ラダーユニット52のラダーホイール521のボディ521a上には凹溝5 21bが備わっている。
【0026】 該クラッチユニット53は、受台531、スプリング532、圧力リング53 3、止めブロック534、連動部材535および制限部材536を備えており、 該受台531は挿入穴531aおよび凹穴531bを形成し、該挿入穴531a の内壁面には内部ねじ山531cが配設され、該内部ねじ山531cと該昇降ホ イール511の外部ねじ山511aが相互に螺旋接続する。該スプリング532 が該昇降ユニット51の昇降ホイール511上に嵌め込まれ、該受台531の凹 穴531b中に設置されるとともに、一端が該凹穴531bと該挿入穴531a との間の壁面に接触している。該圧力リング533は該昇降ホイール311上に 嵌め込まれるとともに、一端が該スプリング532のもう一方の端に接触する。 該止めブロック534は該受台531上にしっかりと固定され、切込534aお よび斜面534b、534cを有しており、且つ該圧力リング533の他端にき つく接触するため、該スプリング532と該圧力リング533は該受台531の 凹穴531b中でのみ制限される。該連動部材535はL字型キーであり、該昇 降ホイール511の溝511bに嵌合される。該ラダーユニット52のラダーホ イール521を軸方向に貫通した丸穴により該昇降ホイール511上に嵌め込み 、該連動部材535の一部を該凹溝521bに嵌め込むとともに、他の部分を該 溝511bに嵌め込んで、該昇降ホイール511と該ラダーホイール521との 間が該連動部材535によって連結されて同時に動く状態を形成することができ る。該制限部材536は該受台531上にしっかりと固定され、該ラダーホイー ル521が該制限部材536によって制限されるので、該昇降ホイール511上 から脱落することがない。
【0027】 上記により、該連動部材535によって、該昇降ホイール511と該ラダーホ イール521との間を連動させて同時に動く状態にすることができ、また該連動 部材535と該止めブロック534の斜面534b、534cとの間の作用を通 して、該昇降ホイール511と該ラダーホイール521とを分離させて不連動状 態にすることもできるため、上記の実施例と同様に1つの動力源によりブライン ドスラットを駆動させ、昇降とラダーの二重機能を実現することができる。また 、該昇降ホイール511と該受台531とを螺旋接続の状態にして、該昇降ホイ ール511が口径方向に回転するときに、同時に該受台531との螺旋接続によ り軸方向の線性移動を形成させて、該昇降コード512が該外部ねじ山511a のリード上に平坦に整った巻付けを行うことができる(図22参照)。
【0028】 図23〜図29は、本考案の第3実施例が提供する電動ブラインドのクラッチ 伝動構造300であり、該クラッチ伝動構造300のほかに、図中にはブライン ド構造10、駆動装置20および感知装置40がある。図23に示すように、該 クラッチ伝動構造300は、2つのコード巻上げ装置60を備えており、各コー ド巻上げ装置60はそれぞれ昇降ユニット61、ラダーユニット62およびクラ ッチユニット63を備え、該昇降ユニット61は昇降ホイール611と昇降コー ド612を備えており、第1実施例との主な相違点は次のとおりである。
【0029】 図24〜図26に示すように、該昇降ホイール611は長軸方向の円柱体61 3、リールホイール614および結合部材615で構成され、該円柱体613の 内部には2つの軸方向の端面を貫通して該駆動装置20の伝動軸22断面と同じ 形状(非円形断面)の軸穴613aが形成され、該駆動装置20の伝動軸22を 挿入して連動状態に置き、また該円柱体613の外部は、順次嵌合部613b、 止め部613cおよび結合部613dに分かれており、該止め部613cは該嵌 合部613bと該結合部613dの間に環状に凸設され、該結合部613d上に は所定形態の凹溝613eがあって、該結合部615は該凹溝613e中に設置 され、その一部が該凹溝613eの外に突伸している。該リールホイール614 の内部には、2つの相対する軸方向の端面からそれぞれ内側に延伸して相互に連 通している第1内孔614aと第2内孔614bが形成され、該第1内孔614 aの口径は該円柱体613の結合部613dの外径とほぼ同じであり、該第2内 孔614bの口径は結合部613dの外径よりも大きく、該第2内孔614bの 内壁面上に凸塊614cを凸設し、該第1内孔614aを該円柱体613の結合 部613d上に嵌め込むことができ、該第2内孔614bを該凹溝613eに対 応する位置におき、該第2内孔614bと結合部613dとを接触しない状態に して、該凸塊614cを収容する隙間を形成し、該円柱体613と該リールホイ ール614との間は、該結合部615と該凸塊614cが相互に接触するとき連 動状態に置かれることになり、該リールホイール614外部の一側面に錐面61 4dを形成させる。該昇降コード612は一端が該リールホイール614の一部 に固接されるため、該リールホイール614が該昇降コード612を巻き付ける とき、該錐面614dの作用を通して該昇降コード612を平坦に整った状態で 巻き付けることができる。
【0030】 該ラダーユニット62は、ラダーホイール621とラダーコード622を備え ており、該ラダーホイール621外部の一端面に凸部621aを設置し、その内 部には軸方向に沿って貫通した第3内孔621bがあり、該円柱体613の嵌合 部613bを挿入する。
【0031】 該クラッチユニット63は、受台631、スプリング632および制限部材6 33を備えており、該受台631の2つの端面にはそれぞれ内側に延伸した、口 径が異なり且つ相互に連通した挿入穴631aと凹穴631bが形成され、且つ 該受台631に形成された凹穴631bの端面両側にはそれぞれショルダー部6 31c、631dがあるため、該ラダーホイール621の凸部621aが受台6 31に形成されたショルダー部631c、631dの端面に対向し、該スプリン グ632は該受台631の該凹穴631b中に設置されるとともに、その一端が 該凹穴631bと該挿入穴631aとの間の壁面に接触し、他端が該ラダーホイ ール621に接触して、該ラダーホイール621と該円柱体613のショルダー 部631cとを接触させる。該制限部材633は該受台631上にしっかりと固 定され、該ラダーホイール621は該制限部材633に制限されるので、該昇降 ホイール611上から脱落することがない。
【0032】 上記により、該スプリング632が生じる弾力を通して、該ラダーホイール6 21に対して推力を生じさせ、該ラダーホイール621と該昇降ホイール611 の止め部613cとの間を、その摩擦力によって緊密に接触させて連動状態にす るとともに、該ラダーホイール621上の凸部621aと該受台631のショル ダー部631c、631dの接触作用において、該接触における反作用力が該ラ ダーホイール621と該昇降ホイール611の止め部613cとの間の摩擦力よ り大きくなるため、該ラダーホイール621が該接触位置で停止した後も、該昇 降ホイール611は回転を続け、該ラダーホイール621と該昇降ホイール61 1との間が分離して不連動の状態になるため、前記実施例と同様、1つの駆動源 でブラインドスラットの昇降またはラダーの駆動機能を達成できる。
【0033】 図27および図29に示すように、該円柱体613が該伝動軸22に連動され て回転を始めるときには、該リールホイール614の凸塊614cが結合部材6 15と接触しないため(図27参照)、該円柱体613と該リールホイール61 4との間に空回り状態が形成され、該円柱体613に連動して該リールホイール 614を回転させることができなくなり、該円柱体613上の結合部材615が 該リールホイール614の凸塊614cに接触してはじめて(図28または図2 9参照)、該リールホイール614は該結合部材615と凸塊614cの接触を 通して連動状態に置かれる。該円柱体613と該リールホイール614との間の 空回り時間により、スラットが傾斜動作を行うときには、該リールホイール61 4は該円柱体613と連動することがないため、該スラットとボトムレールを昇 降させることがない。スラットの角度傾斜時には、該スラットの高度は如何なる 影響も受けず変化しないため、操作時の信頼性が優れている。 上記からわかるように、本考案は確かに実用新案登録要件に合致しており、考 案者の権利を保護するため、実用新案登録申請の範囲に記載されている内容に基 づく同等効果を有する実施は、すべて本考案とみなすべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例による電動ブラインドのク
ラッチ伝動構造を示す斜視図である。
【図2】本考案の第1実施例によるコード巻き上げ装置
を示す分解図である。
【図3】本考案の第1実施例によるコード巻き上げ装置
を示す斜視図である。
【図4】本考案の第1実施例によるコード巻き上げ装置
を示す断面図である。
【図5】本考案の第1実施例において、コードを収容す
る作動を示す模式図である。
【図6】本考案の第1実施例において、コードを収容す
る作動を示す模式図である。
【図7】本考案の第1実施例において、昇降ユニット、
ラダーユニット、クラッチユニット間の作動を示す側面
図である。
【図8】本考案の第1実施例において、昇降ユニット、
ラダーユニット、クラッチユニット間の作動を示す側面
図である。
【図9】本考案の第1実施例において、昇降ユニット、
ラダーユニット、クラッチユニット間の作動を示す側面
図である。
【図10】本考案の第1実施例において、昇降ユニッ
ト、ラダーユニット、クラッチユニット間の作動を示す
側面図である。
【図11】本考案の第1実施例において、昇降ユニッ
ト、ラダーユニット、クラッチユニット間の作動を示す
断面図である。
【図12】本考案の第1実施例において、昇降ユニッ
ト、ラダーユニット、クラッチユニット間の作動を示す
断面図である。
【図13】本考案の第1実施例において、昇降ユニッ
ト、ラダーユニット、クラッチユニット間の作動を示す
断面図である。
【図14】本考案の第1実施例による感知装置を示す斜
視図である。
【図15】本考案の第1実施例による感知装置の作動を
示す側面図である。
【図16】本考案の第1実施例による感知装置の作動を
示す側面図である。
【図17】本考案の第1実施例による感知装置の作動を
示す側面図である。
【図18】本考案の第2実施例による電動ブラインドの
クラッチ伝動構造を示す斜視図である。
【図19】本考案の第2実施例のコード巻き上げ装置を
示す分解図である。
【図20】本考案の第2実施例のコード巻き上げ装置を
示す斜視図である。
【図21】本考案の第2実施例によるコード巻き上げ装
置を示す断面図である。
【図22】本考案の第2実施例において、コードを収容
した状態を示す模式図である。
【図23】本考案の第3実施例による電動ブラインドの
クラッチ伝動構造を示す斜視図である。
【図24】本考案の第3実施例によるコード巻き上げ装
置を示す分解図である。
【図25】本考案の第3実施例によるコード巻き上げ装
置を示す斜視図である。
【図26】本考案の第3実施例によるコード巻き上げ装
置を示す断面図である。
【図27】本考案の第3実施例によるコード巻き上げ装
置の作動を示す断面図である。
【図28】本考案の第3実施例によるコード巻き上げ装
置の作動を示す断面図である。
【図29】本考案の第3実施例によるコード巻き上げ装
置の作動を示す断面図である。
【符号の説明】
20 駆動装置 30、50、60 コード巻上げ装置 31、51、61 昇降ユニット 32、52、62 ラダーユニット 33、53、63 クラッチユニット 100、200、300 電動ブラインドのクラッチ伝
動構造 121 スラット 311、511、611 昇降ホイール 312、512、612 昇降コード 321、521、621 ラダーホイール 322、622 ラダーコード

Claims (24)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動装置の駆動によりブラインドスラッ
    トを連動させ上下の昇降および傾斜角度の調整を行う電
    動ブラインドのクラッチ伝動構造において、 昇降ユニット、ラダーユニットおよびクラッチユニット
    を有する少なくとも1つのコード巻上げ装置を備え、該
    昇降ユニットは該駆動装置に連結されている昇降ホイー
    ルおよび該昇降ホイールとスラットに連結されている昇
    降コードが備わり、該昇降ホイールは駆動装置の駆動を
    受けて回転し、該昇降コードを巻付けまたは開放して、
    スラットを上昇または下降させ、該ラダーユニットはラ
    ダーホイールおよびラダーコードが備わり、該ラダーホ
    イールは該クラッチユニットによって該昇降ホイールと
    同時に動く状態になり、該ラダーコードは該ラダーホイ
    ールおよびスラット間において連結され、該昇降ホイー
    ルの駆動により該ラダーホイールを回転させて、スラッ
    トの傾斜角度を調整し、また該クラッチユニットは所定
    位置において該昇降ホイールと該ラダーホイールを個別
    に駆動させることが可能であることを特徴とする電動ブ
    ラインドのクラッチ伝動構造。
  2. 【請求項2】 スラットが極限位置まで上昇または下降
    したときに、該駆動装置の動作を停止させる感知装置を
    さらに備えることを特徴とする請求項1記載の電動ブラ
    インドのクラッチ伝動構造。
  3. 【請求項3】 該感知装置が固定ボード、固定ホルダ、
    ローラおよび2つの極限スイッチを備え、該固定ホルダ
    の内部には内部ねじ山が形成され、該ローラは該駆動装
    置に連結されて連動し、その外部に外部ねじ山が形成さ
    れて、該固定ホルダの内部ねじ山と螺旋接続することに
    より、該固定ホルダに対応して軸方向に線性移動可能で
    あり、該極限スイッチがそれぞれ該固定ボードの両側に
    設置されるとともに、該ローラが該極限スイッチの間に
    位置し、該極限スイッチが該駆動装置と電気的に接続し
    ているため、ブラインドスラットが極限位置まで上昇す
    ると、該ローラが軸方向に極限スイッチの一つと接触す
    る位置まで移動して、駆動装置を停止させ、またブライ
    ンドスラットが極限位置まで下降すると、該ローラが軸
    方向にもう1つの極限スイッチに接触する位置まで移動
    して、駆動装置を停止させることを特徴とする請求項2
    記載の電動ブラインドのクラッチ伝動構造。
  4. 【請求項4】 該昇降ホイールは円柱体であり、該昇降
    ホイールの内部には、該駆動装置に連結して連動させる
    ための2つの相対する軸端面を貫通する非円形の軸穴が
    あることを特徴とする請求項1記載の電動ブラインドの
    クラッチ伝動構造。
  5. 【請求項5】 該昇降ホイールが錐面とテール部を備
    え、該昇降コードを該昇降ホイールに巻き付けるとき
    に、該錐面上に巻き付けた後、徐々に該テール部上に平
    坦に整って滑り込ませるため、該昇降コードの巻付けが
    平坦に行われることを特徴とする請求項1記載の電動ブ
    ラインドのクラッチ伝動構造。
  6. 【請求項6】 該クラッチユニットが受台を備え、該受
    台はその一端面に内側に延伸する凹穴を有し、該昇降ホ
    イールをその中に挿入可能であり、該昇降ホイールの位
    置を限定することを特徴とする請求項1記載の電動ブラ
    インドのクラッチ伝動構造。
  7. 【請求項7】 該ラダーホイールの内部には、該昇降ホ
    イールの外側に嵌め込むための丸穴を設置し、該クラッ
    チユニットにはさらに該受台に固定された制限部材が備
    わり、該ラダーホイールが該制限部材に制限されて、該
    昇降ホイールから脱落しないことを特徴とする請求項6
    記載の電動ブラインドのクラッチ伝動構造。
  8. 【請求項8】 該昇降ホイールが該受台の凹穴中に位置
    する溝を備え、該ラダーホイールが凹溝を備えており、
    該クラッチユニットはさらにスプリングと連動部材を有
    し、該スプリングが昇降ホイールの溝中に設置されると
    ともに、その一端が該溝の底部に接触し、該連動部材が
    該昇降ホイールの溝中に設置されるとともに、その一端
    が該スプリングの他端に接触することにより、該連動部
    材が該スプリングの弾力によって押され、その一部をラ
    ダーホイールの凹溝中に位置させることで、該昇降ホイ
    ールと該ラダーホイールとを該連動部材によって連結さ
    せて同時に動く状態にすることを特徴とする請求項6記
    載の電動ブラインドのクラッチ伝動構造。
  9. 【請求項9】 該クラッチユニットがさらに該受台に形
    成された凹穴の端面に固定された半円形の切込を有する
    止めブロックを備え、該切込の両側端からそれぞれ下方
    向および該凹穴方向に傾斜する斜面を形成して、該連動
    部材が該斜面と接触するときに、該斜面に制限されて該
    ラダーホイールと分離し、該ラダーホイールと該昇降ホ
    イールの間が不連動状態になることを特徴とする請求項
    8記載の電動ブラインドのクラッチ伝動構造。
  10. 【請求項10】 該所定位置は該連動部材と該止めブロ
    ックの斜面が接触するときの位置であることを特徴とす
    る請求項9記載の電動ブラインドのクラッチ伝動構造。
  11. 【請求項11】 該昇降ホイールの外部表面に外部ねじ
    山を配設し、該クラッチユニットがさらに受台を備え、
    該受台の内部に挿入穴があり、該挿入穴の内壁面に内部
    ねじ山があり、該内部ねじ山と該昇降ホイールの外部ね
    じ山を相互に螺旋接続させて、該昇降ホイールを該受台
    に対して直径方向に回転させるとともに軸方向に線性移
    動させ、また該昇降コードを該外部ねじ山のリード上に
    平坦に巻き付けることを特徴とする請求項1記載の電動
    ブラインドのクラッチ伝動構造。
  12. 【請求項12】 該昇降ホイール上にさらに溝を設置
    し、該ラダーホイール上に凹溝を設置し、該ラダーホイ
    ールが軸方向に貫通した丸穴によって該昇降ホイール上
    に嵌め込まれ、該クラッチユニットはさらに連動部材を
    備え、該連動部材が該昇降ホイールの溝と該ラダーホイ
    ールの凹溝中に設置され、該昇降ホイールと該ラダーホ
    イールが該連動部材に連結されることにより同時に動く
    状態になることを特徴とする請求項11記載の電動ブラ
    インドのクラッチ伝動構造。
  13. 【請求項13】 該受台がさらに該挿入穴と連通する凹
    穴を備え、該クラッチユニットがさらにスプリングと圧
    力リングとを備え、該スプリングが該昇降ユニットの昇
    降ホイール上に嵌め込まれ、該受台の凹穴中に設置され
    るとともに、その一端が該凹穴と該挿入穴との間の壁面
    に接触し、該圧力リングが該昇降ホイール上に嵌め込ま
    れるとともに、その一端が該スプリングの他端に接触し
    て、該圧力リングの他端が該連動部材と接触し、スプリ
    ングの弾力により該圧力リングを押し出して該連動部材
    上に押し付け、該連動部材が圧力を受けて、その一部分
    を該昇降ホイールの溝に嵌め込むとともに、他部分を該
    ラダーホイールの凹溝に嵌め込むことを特徴とする請求
    項12記載の電動ブラインドのクラッチ伝動構造。
  14. 【請求項14】 該クラッチユニットがさらに、該受台
    にしっかりと固定されて2つの斜面を形成する止めブロ
    ックを備え、該連動部材を該斜面と接触する位置まで回
    転させたときに、該連動部材が該ラダーホイールの凹溝
    から離脱し、該昇降ホイールと該ラダーホイールとの間
    が該連動部材によって連結されず、分離して不連動状態
    になることを特徴とする請求項11記載の電動ブライン
    ドのクラッチ伝動構造。
  15. 【請求項15】 該昇降ホイールは、円柱体、リールホ
    イールおよび結合部材で構成され、該円柱体は該駆動装
    置に連結されて連動状態を形成し、該円柱体の外部には
    凹溝があり、該結合部材は該凹溝中に設置されて一部が
    該凹溝の外に突出しており、該リールホイールの内部に
    は、第1内孔と口径が該第1内孔より大きい第2内孔が
    あって、該第2内孔の内壁面上に凸塊を突設し、該第1
    内孔が該円柱体上に嵌め込まれ、該第2内孔を該凹溝の
    位置に対応させ、該凸塊と該結合部材が互いに接触する
    とき、該円柱体と該リールホイールが同時に動く状態に
    なることを特徴とする請求項1記載の電動ブラインドの
    クラッチ伝動構造。
  16. 【請求項16】 該円柱体が非円形断面の軸穴を備え、
    該駆動装置間に挿入して連動状態にすることを特徴とす
    る請求項15記載の電動ブラインドのクラッチ伝動構
    造。
  17. 【請求項17】 該リールホイールの第2内孔と該円柱
    体の間に隙間があり、この隙間により該リールホイール
    の凸塊と該円柱体上の結合部材とに非接触の空回り時間
    をもたせ、該円柱体と該リールホイールとの間を不連動
    状態に置かせることを特徴とする請求項15記載の電動
    ブラインドのクラッチ伝動構造。
  18. 【請求項18】 該リールホイールの外部の一端に錐面
    があり、該錐面の作用により該昇降コードを平坦に該リ
    ールホイールに巻き付けることを特徴とする請求項15
    記載の電動ブラインドのクラッチ伝動構造。
  19. 【請求項19】 該円柱体の外部に結合部を定め、該リ
    ールホイールの第1内孔の口径は該結合部の外径にほぼ
    等しく、該第1内孔は該結合部上に嵌め込まれ、該リー
    ルホイールが緩まないようにすることを特徴とする請求
    項15記載の電動ブラインドのクラッチ伝動構造。
  20. 【請求項20】 該円柱体の外部に嵌合部と止め部を定
    め、該止め部が該嵌合部と該結合部の間に環状に凸設さ
    れ、該ラダーホイールの内部に第3内孔が貫通し、該円
    柱体の嵌合部に嵌め込まれ、該ラダーホイールを止め部
    と接触させて摩擦力を発生させることを特徴とする請求
    項19記載の電動ブラインドのクラッチ伝動構造。
  21. 【請求項21】 該クラッチユニットは受台、スプリン
    グおよび制限部材を備え、該受台の2つの端面がそれぞ
    れ内側に延伸して、口径が異なり且つ相互に貫通した挿
    入穴と凹穴を形成し、該スプリングは該受台の凹穴内に
    設置され、その一端が該凹穴と該挿入穴との間の壁面と
    接触し、他端が該ラダーホイールに接触して、該ラダー
    ホイールを該円柱体の止め部と接触させ、該スプリング
    が生じる弾力によって、該ラダーホイールに対して推力
    が発生し、該ラダーホイールと該昇降ホイールの止め部
    との間が摩擦力により緊密に接触する連動状態に置かれ
    ることを特徴とする請求項20記載の電動ブラインドの
    クラッチ伝動構造。
  22. 【請求項22】 該クラッチユニットはさらに、該受台
    に固定された制限部材を備え、該ラダーホイールは該制
    限部材に制限されて、該昇降ホイールから脱落しないこ
    とを特徴とする請求項21記載の電動ブラインドのクラ
    ッチ伝動構造。
  23. 【請求項23】 該ラダーホイールの一端面に凸部を設
    置し、該受台に形成された凹穴の端面両側にそれぞれシ
    ョルダー部を備え、該ラダーホイールの凸部を該受台に
    形成されたショルダー部の端面に対向させ、該ラダーホ
    イール上の凸部と該受台のショルダー部との間の接触作
    用によって、該ラダーホイールを接触位置に停止させ、
    該ラダーホイールと該昇降ホイールとの間を分離させて
    不連動状態にすることを特徴とする請求項21記載の電
    動ブラインドのクラッチ伝動構造。
  24. 【請求項24】 該凸部と受台の接触における反作用力
    が、該ラダーホイールと該昇降ホイールの止め部との間
    の摩擦力より大きいことを特徴とする請求項23記載の
    電動ブラインドのクラッチ伝動構造。
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KR100728938B1 (ko) * 2005-05-20 2007-06-14 송명호 블라인드
JP2020051035A (ja) * 2018-09-25 2020-04-02 文化シヤッター株式会社 シャッター装置の電動と手動の切替装置

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