JP3168374U - 紙製皿状器 - Google Patents

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Abstract

【課題】本考案は、糸底が脱落せず、かつ、上面に凹凸や皺などが生じない紙製の皿状器の提供を目的とするものである。【解決手段】本考案に係る紙製皿状器1は、皿本体2と皿本体2の裏面に貼着した糸底部材3とからなり、前記皿本体2は、周縁2aから中央底部2bにかけて全体的に緩やかに凹んだ凹曲面状をなし、前記糸底部材3は、皿本体2よりも小さいものであって、前記皿本体2と同一の曲率の凹曲面状をなし、また、その中心部の周りにリング状の凸条部3aを有し、該糸底部材3の凸条部3aが下になるように前記糸底部材3が前記皿本体2の裏面に貼着されていることを特徴とする。【選択図】 図5

Description

本考案は、紙製の皿状をした器に関し、料理をのせる食器皿や取り皿又は菓子をのせる菓子皿として使用する他、茶托等のようにその上に物をのせる台として使用する紙製皿状器に関する。
従来より、紙を使用した皿状の器が種々作成使用されている。一般的には、紙製の器は使い捨てであるため安価に製作する必要上、皿状の器の裏面に糸底を形成していないものが多い。また、樹脂製や陶器製で糸底を形成したものは一般的であるが、紙製の食器に糸底を形成したものは、手数とコストがかかるため、一般には採用されておらず、下記特許文献に示される程度に過ぎない。下記特許文献1に示される紙製食器は、環状の再生紙を切断したリング状の糸底素材を食器素材の裏面中央に接触結合して糸底を形成したものである。下記特許文献2に示される紙製食器は、筒を切断して形成したリング状の支持部を椀の底外面に接着剤で固着して糸底を形成したものである。
また、従来より作成使用されている紙製の皿状器は、水平な底部と底部の周囲から斜めに折り曲げた傾斜側壁部を1枚の紙製シートにて形成するものであり、したがって、円形の場合には、傾斜側壁部には必然的に放射状の凹凸が形成され、矩形の場合には、傾斜側壁部の4つの角部に皺が生じることになる。
特開2001−95668号公報 特開昭63−35399号公報
上記従来の特許文献1及び2に記載の糸底では、接着面積が小さいために容易に脱落するおそれがある。また、円形の場合には周縁部に凹凸ができ、矩形の場合には角に皺が生じるため、図柄などが綺麗に描写できず、見栄えが悪くなる欠点がある。
そこで、本考案は、糸底が脱落せず、かつ、上面に凹凸や皺などが生じない紙製の皿状器を提供することを目的としている。
本考案に係る紙製皿状器は、皿本体と皿本体の裏面に貼着した糸底部材とからなり、前記皿本体は、周縁から中央底部にかけて全体的に緩やかに凹んだ凹曲面状をなし、前記糸底部材は、皿本体よりも小さいものであって、前記皿本体と同一の曲率の凹曲面状をなし、また、その中心部の周りにリング状の凸条部を有し、該糸底部材の凸条部が下になるように前記糸底部材が前記皿本体の裏面に貼着されていることを特徴とする。
また、上記の構成に加えて、皿本体は、その上面に樹脂製皮膜層を有する構成としてもよい。
さらに、上記の構成に加えて、皿本体は、その周縁外方に下向きの折曲部を有する構成としてもよい。
さらにまた、上記の構成に加えて、糸底部材における凸条部は、その内部に詰め物を充填した中実状である構成としてもよい。
上記の構成よりなる紙製皿状器は、糸底部材が、皿本体と同一の曲率の凹曲面状をなすため、皿本体と糸底部材との接着面積が広くなるので、接着強度が向上し、容易に糸底部材が脱落しない効果がある。また、皿本体は、周縁部から中央部にかけて全体的に緩やかに凹んだ凹曲面状をなすため、皿本体の上面全体に凹凸や皺が生じないので、図柄などが綺麗に描写でき、見栄えが良好という利点がある。
また、皿本体は、その上面に樹脂製皮膜層を有する構成とした場合には、皿本体に対する液体の染み込み防止効果があり、皿本体の上面の汚れ防止ともなるので、反復利用ができる利点がある。
さらに、皿本体は、その周縁外方に下向きの折曲部を有する構成とした場合には、周縁の強度が増すため、丈夫で長持ちする利点がある。
さらにまた、糸底部材における凸条部は、その内部に詰め物を充填した中実状である構成とした場合には、凸条部が丈夫になると共に、重心が下方に位置することになるため、引っ繰り返りにくくなる利点があり、紙製であるにも拘わらずどっしりとした感触が得られる。
実施例1の紙製皿状器の上方から見た斜視図である。 実施例1の紙製皿状器の下方から見た斜視図である。 実施例1の紙製皿状器の皿本体のみを下方から見た斜視図である。 実施例1の紙製皿状器の糸底部材のみを上方から見た斜視図である。 実施例1の紙製皿状器の断面図である。 実施例2の紙製皿状器の糸底部材のみを上方から見た斜視図である。 実施例2の紙製皿状器の断面図である。
以下に本考案の好適な実施例を添付の図に基づいて詳細に説明する。
図1〜図5は実施例1を示し、各図において、1は円形の紙製皿状器を示し、紙製皿状器1は、円形の皿本体2と皿本体2の裏面に貼着した円形の糸底部材3とから構成される。皿本体2は、その周縁2aから中央底部2bにかけて全体的に緩やかに凹んだ凹曲面状をなしている。皿本体2の凹曲面状は、紙シートを加圧成形することにより形成される。また、皿本体2は、周縁2aの強度を上げるために、その周縁2aの外方に下向きの折曲部2cを有している。
糸底部材3は、皿本体2よりも小径であり、皿本体2の裏面にぴったり貼着できるように皿本体2と同一の曲率の凹曲面状をなしている。糸底部材3の凹曲面状も紙シートを加圧成形することにより形成される。また、糸底部材3は、その中心部の周りに形成されたリング状の凸条部3aを有している。凸条部3aは、糸底部材3の凹曲面状に形成する際に、同時に紙シートを加圧成形することにより形成される。そのため、凸条部3aは、その内部が中空である。
上記の形態をなす皿本体2の裏面、すなわち中央底部2bの裏側である中央裏面部2dに、糸底部材3を、糸底部材3の凸条部3aが下になるように貼着すると、本実施例の紙製皿状器1が完成し、糸底部材3の凸条部3aが糸底となる。
なお、図示は省略するが、本実施例における紙製皿状器1は、反復利用ができる工夫が施されている。すなわち、上記したように紙製皿状器1を構成する皿本体2の周縁2aには、その強度を上げるために折曲部2cが形成されており、それ以外に、皿本体2は、皿本体2に対して液体が染み込むのを防止し、皿本体2の上面が汚れるのを防止するために、その上面に樹脂製皮膜層が形成されている。樹脂製皮膜層を皿本体2の上面に形成するには、コーティング、フィルム積層又は蒸着などの方法による。
上記の構成よりなる本実施例の紙製皿状器1は、糸底部材3が、皿本体2と同一の曲率の凹曲面状をなし、ぴったりと貼着でき、かつ、皿本体2と糸底部材3との接着面積が広くなる。したがって、皿本体2に対する糸底部材3の接着強度が向上し、皿本体2から容易に糸底部材3が脱落しない効果がある。また、皿本体2は、その周縁2aから中央底部2bにかけて全体的に緩やかに凹んだ凹曲面状をなすため、皿本体2の上面全体に凹凸や皺が生じない。したがって、皿本体2の上面全体に図柄などを描写すると、紙製皿状器1が綺麗に仕上がり、見栄えが良好となる。しかも、上述したように、本実施例の紙製皿状器1は、強度があり、かつ、反復利用ができるものである。
なお、実施例1は、円形の紙製皿状器1について説明したが、多角形を含む種々の紙製皿状器が作成可能である。
図6及び図7は実施例2を示し、図6において、23は糸底部材であり、糸底部材23の凸条部23aは、実施例1で説明したように、紙シートを加圧成形することにより形成する結果、その内部は中空となっている。実施例2の糸底部材23は、凸条部23aの内部に詰め物24を充填した中実状のものである。この詰め物24は紙粉等の紙製のものから構成されている。それ以外の構成は実施例1と同様であるので省略する。図7において、21は紙製皿状器、22は皿本体、22aは皿本体22の周縁、22bは皿本体22の中央底部、22cは皿本体22の周縁22aの折曲部、22dは皿本体22の中央裏面部をそれぞれ示す。
本実施例の紙製皿状器21は、凸条部23aの内部に詰め物24を配した結果、凸条部23aが丈夫になると共に、重心が下方に位置することになるため、引っ繰り返りにくくなる利点があり、紙製であるにも拘わらずどっしりとした感触が得られる。
1・・・・紙製皿状器
2・・・・皿本体
2a・・・皿本体の周縁
2b・・・皿本体の中央底部
2c・・・皿本体の周縁の折曲部
2d・・・皿本体の中央裏面部
3・・・・糸底部材
3a・・・糸底部材の凸条部
21・・・・紙製皿状器
22・・・・皿本体
22a・・・皿本体の周縁
22b・・・皿本体の中央底部
22c・・・皿本体の周縁の折曲部
22d・・・皿本体の中央裏面部
23・・・・糸底部材
23a・・・糸底部材の凸条部
24・・・・詰め物

Claims (4)

  1. 皿本体と皿本体の裏面に貼着した糸底部材とからなり、
    前記皿本体は、周縁から中央底部にかけて全体的に緩やかに凹んだ凹曲面状をなし、
    前記糸底部材は、皿本体よりも小さいものであって、前記皿本体と同一の曲率の凹曲面状をなし、また、その中心部の周りにリング状の凸条部を有し、
    前記糸底部材の凸条部が下になるように前記糸底部材が前記皿本体の裏面に貼着されている
    ことを特徴とする紙製皿状器。
  2. 皿本体は、その上面に樹脂製皮膜層を有することを特徴とする請求項1に記載の紙製皿状器。
  3. 皿本体は、その周縁外方に下向きの折曲部を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の紙製皿状器。
  4. 糸底部材における凸条部は、その内部に詰め物を充填した中実状であることを特徴とする請求項1〜3に記載の紙製皿状器。
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