JP3168354U - 自然気化式加湿器 - Google Patents
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Abstract
【課題】加湿効果が高められ、かつ不純物の堆積を原因とした上部の変色を防止しつつ、堆積した固形物による揚水力の低下を抑制可能な自然気化式加湿器を提供する。【解決手段】加湿片に代えて、加湿部12として複数本のループ体13を採用したので、その先端での水の行き場が無くならず、そのままループ体の他端へ移動できる。その結果、水中のカルシウム、マグネシウム等の不純物がループ体の先端で過度に高濃度化し、不純物が固形物として堆積スピードを大幅に遅らせることができる。これにより、加湿部の先端部の変色を防止し、自然気化式加湿器の外観を損ねるスピードを大幅に遅らせることができる。そして、堆積した固形物による揚水力の低下を抑制することができる。しかも、ループ体としたことで表面積が大きくなり、水の自然気化が促進して加湿効果も高まる。【選択図】図1
Description
本考案は、自然気化式加湿器、詳しくは水の自然蒸発によって加湿する自然気化式加湿器に関する。
従来、紙、不織布などが有する毛細管現象を利用し、加湿容器内の水を自然気化することで、室内や車内の乾燥を防ぐ自然気化式加湿器が知られている(例えば、特許文献1など)。特許文献1の加湿器は、吸水性シートを所定形状に折り曲げて複数の加湿片を形成する。具体的には、特許文献1の図1および図2に示すように、吸水性シートを、その中央折曲げ部を中心に二つに折り曲げ、中央折曲げ部の両端を除いた中間部に中央スリットを形成し、中央折曲げ部に直角方向に平行な複数の区画折曲げ部を中心にしてこれを折り曲げることで、複数の加湿片を形成している。
しかしながら、特許文献1の加湿器はこのように構成されていたため、加湿片として、先端を有する有端シート片が採用されていた。そのため、毛管現象により吸い上げられた水は、加湿片の先端で行き場を無くしていた。しかも、重力による揚水力の低下や加湿片の表面からの水の自然気化も伴い、加湿片の湿潤度が先端へ向かって徐々に減少する「干しあがり」と呼ばれる現象が発生し、水に溶解したカルシウム、マグネシウム等の不純物の濃度がしだいに高まっていた。その結果、不純物が最終的に加湿片の先端を中心にして固形物として堆積し、また不純物が色素となってその先端部を変色させ、加湿片の外観を損ねていた。この変色は、洗剤等で拭いてもほとんど落ちない。さらに、堆積した固形物は揚水力の低下を招いていた。
本考案は、上記問題点に鑑みてなされたもので、加湿効果を高めることができ、かつ不純物の堆積を原因とした上部の変色スピードを大幅に遅らせつつ、堆積した固形物による揚水力の低下を抑制することができる自然気化式加湿器を提供することを目的としている。
本考案は、吸い上げた水を表面から自然気化可能な吸水性素材からなり、上部には複数のループ体からなる加湿部が設けられ、かつ下部には平面視して環状の浸水部が、前記各ループ体と同一素材で一体的に設けられたことを特徴とする自然気化式加湿器である。
また、本考案の自然気化式加湿器は、前記吸水性素材として、紙、不織布、織布、スポンジ、セラミック、木のうち、何れか1つを採用してもよい。
さらに、本考案の自然気化式加湿器は、前記吸水性素材からなる吸水性シートを使用して組み立てるように構成してもよい。
本考案の自然気化式加湿器は、前記吸水性シートが1枚の矩形状のシート体であり、かつ該吸水性シートは、該吸水性シートの長さ方向の両端部に配置された一対の浸水シート片と、前記吸水性シートの両浸水シート片間に配置された前記加湿部に、前記吸水性シートの長さ方向へ延びるスリットを、前記吸水性シート片の幅方向へ所定ピッチで形成することで得られた複数本の帯紐形状の加湿シート片とからなるものとし、前記自然気化式加湿器を組み立てる際には、前記各加湿シート片の長さ方向の中間部を中心にして前記吸水性シートを曲げることで、前記各加湿シート片を前記各ループ体に付形するとともに、前記両浸水シート片を層状に重ね合わせ、その後、重ね合わせた該両浸水シート片を平面視して環状に曲げることで前記浸水部とするように構成してもよい。
本考案の自然気化式加湿器は、前記各浸水シート片の長さ方向の一端部に第1の係合部が設けられ、かつ長さ方向の他端部に前記第1の係合部とする第2の係合部が設けられるように構成してもよい。なお、浸水シート片の長さ方向は、吸水性シートの幅方向と同方向を指す。
本考案の自然気化式加湿器は、前記第1の係合部が雄型ハトメで、前記第2の係合部が雌型ハトメであるように構成してもよい。
本考案の自然気化式加湿器は、前記第1の係合部が前記浸水シート片に一体形成された掛止突起で、前記第2の係合部が前記浸水シート片に形成され、前記掛止突起が挿入される掛止用のスリットであるように構成してもよい。
本考案の自然気化式加湿器は、前記各ループ体は、折り目が存在するリング形状または該折り目が存在しないリング形状であるように構成してもよい。
本考案の自然気化式加湿器は、前記各ループ体を、平面視して内外方向へ重なる花弁状に配置されるように構成してもよい。
本考案の自然気化式加湿器は、前記自然気化式加湿器用の加湿容器として、水を貯留でき、前記自然気化式加湿器の浸水部を設置可能な加湿容器を採用してもよい。さらに、本考案の自然気化式加湿器は、前記加湿容器と組み合わせることができる。
本考案の自然気化式加湿器は、前記自然気化式加湿器用の加湿容器として、前記自然気化式加湿器が差し込まれる開口部が上蓋に形成されたものを採用してもよい。
吸水性シートが矩形状とは、通常、4つの角が全て等しく、かつ一方の対辺が他方の対辺より長い四角形が、正方形でもよい。正方形の場合、吸水性シートの長さ方向は一辺と平行な方向、吸水性シートの幅方向はこの一辺と直交する辺と平行な方向と読み替えるものとする。
吸水性シートが矩形状とは、通常、4つの角が全て等しく、かつ一方の対辺が他方の対辺より長い四角形が、正方形でもよい。正方形の場合、吸水性シートの長さ方向は一辺と平行な方向、吸水性シートの幅方向はこの一辺と直交する辺と平行な方向と読み替えるものとする。
ここで、吸水性素材とは、毛細管現象により、水を継続的に揚水できる素材を示し、例えばセラミックス、木などの剛体の他、剛性フィルムなどの軟体を採用することができる。
また、吸水性シートとは、毛細管現象により、水を継続的に揚水できるシートを示し、例えば紙、布帛(織布、不織布、編布)、スポンジなどを採用することができる。具体的には、ポリエステル繊維、ポリオレフィン系繊維、芯―鞘型あるいはサイド・バイ・サイド型の熱接着性複合繊維などからなる乾式不織布にカレンダー加工、エンボス加工あるいは樹脂加工を施した剛性のある厚手のシートなどを好適に採用することができる。吸水性シートには、水を吸着したままでも雑菌やカビ等が発生しないように抗菌カビ剤を不織布繊維に混合することが望ましい。シートの繊維構造は、不織布に限定されるものではなく、例えば織物に樹脂加工を施した吸水性のシートであってもよく、いずれにせよ、毛細管現象により、水を継続的に揚水できるものであれば限定されない。
また、吸水性シートとは、毛細管現象により、水を継続的に揚水できるシートを示し、例えば紙、布帛(織布、不織布、編布)、スポンジなどを採用することができる。具体的には、ポリエステル繊維、ポリオレフィン系繊維、芯―鞘型あるいはサイド・バイ・サイド型の熱接着性複合繊維などからなる乾式不織布にカレンダー加工、エンボス加工あるいは樹脂加工を施した剛性のある厚手のシートなどを好適に採用することができる。吸水性シートには、水を吸着したままでも雑菌やカビ等が発生しないように抗菌カビ剤を不織布繊維に混合することが望ましい。シートの繊維構造は、不織布に限定されるものではなく、例えば織物に樹脂加工を施した吸水性のシートであってもよく、いずれにせよ、毛細管現象により、水を継続的に揚水できるものであれば限定されない。
本考案によれば、水に浸漬された吸水性素材からなる浸水部から毛管現象により吸い上げられた水は、水面上に露出した同じく吸水性素材からなるループ体の表面から自然気化する。
このとき、ループ体の一端から吸い上げられた水は、この自然気化や重力による揚水力の低下を原因として加湿部の湿潤度を下げながらも、ループ体の先端へ徐々に上昇して行く。従来品の場合には、この部分に有端加湿片が配置されていたため、加湿片の先端で水が行き場を無くし、不純物の固形物化及び、これに伴う変色が生じていた。また、堆積した固形物による揚水力の低下も生じていた。
このとき、ループ体の一端から吸い上げられた水は、この自然気化や重力による揚水力の低下を原因として加湿部の湿潤度を下げながらも、ループ体の先端へ徐々に上昇して行く。従来品の場合には、この部分に有端加湿片が配置されていたため、加湿片の先端で水が行き場を無くし、不純物の固形物化及び、これに伴う変色が生じていた。また、堆積した固形物による揚水力の低下も生じていた。
しかしながら、本考案の場合では、加湿片に代えて無端のループ体を採用したことで、その先端で水が行き場を無くすことがなくなり、そのままループ体の他端へ向かって移動することができる。
これにより、水に溶解したカルシウム、マグネシウム等の不純物がループ体の先端で過度に高濃度化し、不純物がここを中心にして固形物として堆積するスピードを大幅に遅らせることができる。その結果、堆積した不純物によりループ体の先端部を変色させ、加湿片の外観を損ねるスピードを大幅に遅らせることができる。そして、堆積した固形物による揚水力の低下を抑制することができる。しかも、ループ体は従来品の有端加湿片に比べて表面積が大きく、水の自然気化が促進されて加湿効果を高めることができる。
これにより、水に溶解したカルシウム、マグネシウム等の不純物がループ体の先端で過度に高濃度化し、不純物がここを中心にして固形物として堆積するスピードを大幅に遅らせることができる。その結果、堆積した不純物によりループ体の先端部を変色させ、加湿片の外観を損ねるスピードを大幅に遅らせることができる。そして、堆積した固形物による揚水力の低下を抑制することができる。しかも、ループ体は従来品の有端加湿片に比べて表面積が大きく、水の自然気化が促進されて加湿効果を高めることができる。
特に、自然気化式加湿器として、吸水性素材からなる吸水性シートから組み立てるようにした場合には、自然気化式加湿器の軽量化および低コスト化を図ることができる。
また、吸水性シートとして、一対の浸水シート片と、加湿部を構成する複数本の加湿シート片とからなるものを採用した場合には、各加湿シート片の長さ方向の中間部を中心にして吸水性シートを曲げることで、各加湿シート片が各ループ体に付形されるとともに、両浸水シート片が層状に重ね合わされる。その後、両浸水シート片を平面視して環状に曲げることで浸水部とする。これにより、自然気化式加湿器を簡単に組み立てることができる。
また、スリットが、幅が狭い部分と幅が広い部分とが、シート長さ方向へ千鳥足形状に配置された多数本のスリットである場合には、各ループ体を平面視して内外方向へ重なる花弁状に配置することを容易にできる。より詳細には、吸水性シートを曲げた際に、最も頂点に近い幅が狭い部分に折り目をつけることにより、平面視して内方向及び外方向へ相互に配置することもできる。
さらに、第1の係合部と第2の係合部とを係合して浸水部を組み立てるように構成した場合には、簡単に浸水部を組み立てることができる。
さらにまた、雄型ハトメと雌型ハトメとを係合することで、または、掛止突起をスリットの形成部分に掛止するようにした場合には、それぞれワンタッチで簡単に浸水部を組み立てることができる。
また、各ループ体を、平面視して内外方向へ重なる花弁状に配置するように構成した場合には、水が自然気化する部位(各ループ体)を広げて離すことができるため、各ループ体が一定方向に配置されているときと比べ、水の自然気化量を多くすることができる。そのため、より加湿効果を高めることができる。さらに、シート状加湿器のデザイン性を高めることができる。
また、少なくとも1つ以上の前記ループ体は、掛止可能に、左右に隣接する2つのループ体と接触している場合には、以下(1)〜(3)の作用がある。そして、これらの作用により、前記花弁状態や美観を維持し、加湿効果を持続させる効果を有する。
(1)使用開始時は、ループ体は直立方向に位置するが、1つのループ体は、左右に隣接する2つの他のループ体に接触することにより、花弁状(平面視して内方向又は外方向)に掛止される。
(2)使用後は、ループ体は吸い上げられた水で軟らかくなり、その水の重量で、特に外方向へ倒れる場合があるが、1つのループ体は、左右に隣接する2つの他のループ体に接触することにより、花弁状(平面視して内方向又は外方向)に掛止される。
(3)使用時に、人の手や物により、ある程度の力でループ体を上部より押さえたりして、ループ体が一時的に潰れた場合であっても、1つのループ体は、左右に隣接する2つの他のループ体に接触することにより、花弁状(平面視して内方向又は外方向)に掛止されているので、弾力性があり、自然に花弁状へ元に戻り易くなる。
(1)使用開始時は、ループ体は直立方向に位置するが、1つのループ体は、左右に隣接する2つの他のループ体に接触することにより、花弁状(平面視して内方向又は外方向)に掛止される。
(2)使用後は、ループ体は吸い上げられた水で軟らかくなり、その水の重量で、特に外方向へ倒れる場合があるが、1つのループ体は、左右に隣接する2つの他のループ体に接触することにより、花弁状(平面視して内方向又は外方向)に掛止される。
(3)使用時に、人の手や物により、ある程度の力でループ体を上部より押さえたりして、ループ体が一時的に潰れた場合であっても、1つのループ体は、左右に隣接する2つの他のループ体に接触することにより、花弁状(平面視して内方向又は外方向)に掛止されているので、弾力性があり、自然に花弁状へ元に戻り易くなる。
さらに、加湿容器として、自然気化式加湿器が差し込まれる開口部が上蓋に形成されたものを採用した場合には、上蓋の開口部を通して自然気化式加湿器を加湿容器に差し込むだけで、浸水部を加湿容器内の水に浸漬し、かつループ体が水面上に露出した状態で自然気化式加湿器を保持することができる。これにより、前記第1の係合部および前記第2の係合部は必ずしも必要はない。
また、吸い上げた水が、芳香剤、消臭剤、抗菌剤、防カビ剤からなる群から選ばれた少なくとも1種を含むものである場合には、加湿効果と共に、リラクゼーション効果、消臭・抗菌・防カビ効果を付加することができる。
以下、図1〜図6を参照して、本考案の実施例に係る自然気化式加湿器を説明する。
図1および図2において、10は本考案の実施例1に係る自然気化式加湿器(以下、加湿器)である。この加湿器10は、表裏面がエンボス加工されたポリエステル繊維不織布(吸水性素材)製の矩形状の吸水性シート11からなり、上部に加湿部12を構成する複数のループ体13が設けられ、かつ下部に平面視して円環状の浸水部14が、各ループ体13と同一素材で一体的に設けられたものである。浸水部は平面視して環状であればよく、三角や四角などの形状でもよい。
吸水性シート11の長さ方向の両端部には、シート幅方向へ長い矩形状の第1の浸水シート片15と第2の浸水シート片16とが配置されている。このうち、第1の浸水シート片15は、浸水部14の外輪部分の組み立て用の部材である。また、第2の浸水シート片16は、浸水部14の外輪部分より小径な内輪部分の組み立て用の部材である。別の態様として、第1の浸水シート片15と第2の浸水シート片16のシート幅を全く同じにすることも可能である。
図1および図2において、10は本考案の実施例1に係る自然気化式加湿器(以下、加湿器)である。この加湿器10は、表裏面がエンボス加工されたポリエステル繊維不織布(吸水性素材)製の矩形状の吸水性シート11からなり、上部に加湿部12を構成する複数のループ体13が設けられ、かつ下部に平面視して円環状の浸水部14が、各ループ体13と同一素材で一体的に設けられたものである。浸水部は平面視して環状であればよく、三角や四角などの形状でもよい。
吸水性シート11の長さ方向の両端部には、シート幅方向へ長い矩形状の第1の浸水シート片15と第2の浸水シート片16とが配置されている。このうち、第1の浸水シート片15は、浸水部14の外輪部分の組み立て用の部材である。また、第2の浸水シート片16は、浸水部14の外輪部分より小径な内輪部分の組み立て用の部材である。別の態様として、第1の浸水シート片15と第2の浸水シート片16のシート幅を全く同じにすることも可能である。
吸水性シート11のうち、両浸水シート片15,16間は前記加湿部12を構成している。加湿部12は、両浸水シート片15,16同士を連結する多数本の帯紐形状の加湿シート片17が、吸水性シート11の幅方向へ所定ピッチで並列に配置されている。各加湿シート片17は、前記外輪および内輪の直径を考慮して、第1の浸水シート片15側に比べて第2の浸水シート片16側の方が徐々に幅狭に形成されている。これらの加湿シート片17は、幅が狭い部分と幅が広い部分とが、シート長さ方向へ千鳥足形状に配置された多数本のスリットSを、シート幅方向へ所定ピッチで入れることで形成されている。加湿シート片17には、その長さ方向の略中間部に折り目を形成しても、入れなくてもよい。
加湿シート片17のスリットSが、幅が狭い部分と幅が広い部分とが、シート長さ方向へ千鳥足形状に配置された多数本のスリットである場合には、各ループ体を平面視して内外方向へ重なる花弁状に配置することを容易にできる。より詳細には、吸水性シートを曲げた際に、最も頂点に近い部分に位置する幅が狭い部分に折り目をつけることにより、平面視して内方向及び外方向へ相互に配置することもできる。
加湿シート片17のスリットSが、幅が狭い部分と幅が広い部分とが、シート長さ方向へ千鳥足形状に配置された多数本のスリットである場合には、各ループ体を平面視して内外方向へ重なる花弁状に配置することを容易にできる。より詳細には、吸水性シートを曲げた際に、最も頂点に近い部分に位置する幅が狭い部分に折り目をつけることにより、平面視して内方向及び外方向へ相互に配置することもできる。
図1〜図4に示すように、加湿器10の組み立て時には、まず第2の浸水シート片16を円環形状に湾曲させて浸水部14の内輪部分を付形する。次に、吸水性シート11を長さ方向の中間部を中心にして折り目を付けないように2つ折り状態に曲げる。これにより、各加湿シート片17が曲げられて多数のループ体13が形成される。その後、前記内輪部分を外方から被うように第1の浸水シート片15を円環形状に湾曲させて外輪部分を付形し、浸水部14を設ける。こうして、加湿器10が組み立てられる。なお、加湿器10の組み立て方法はこの方法に限定されない。例えば、両浸水シート片15,16が重なるように吸水性シート11を折り曲げた後、両浸水シート片15,16を一体的に平面視して円環形状に湾曲させてもよい。
なお、この内輪部分と外輪部分との付形状態は、両浸水シート片15,16の長さ方向の両端部に互いに係合可能な一方の係合部と他方の係合部を配設し、これらを係合して保持するように構成すれば、簡単な作業を行うだけで、浸水部14を組み立てることができる。別の態様として、ステープラで固定したり、接着剤で固着したりすることもできる。後述する加湿容器を用いる場合には、加湿器の浸水部を開口部に差し込み、嵌合することができるので、両浸水シート片は前記第1の係合部および第2の係合部により係合しなくてよい。
具体的には、両浸水シート片15,16の長さ方向の一端部に雄型ハトメ(第1の係合部)18をそれぞれ設ける一方、その長さ方向の他端部に雌型ハトメ(第2の係合部)19をそれぞれ設ける(図3参照)。このように構成すれば、対応する両ハトメ18,19を嵌め合わせることで、平面視して円環形状に湾曲させた両浸水シート15,16片の両端部を、ワンタッチで係合することができる。
その他、雄型ハトメ18に代えて、両浸水シート片15,16の長さ方向の一端部に一体形成された掛止突起20を採用し、雌型ハトメ19に代えて、両浸水シート片15,16の長さ方向の他端部に一体形成された掛止用のスリット21を採用してもよい。この場合も、対応する掛止突起20をスリット21に掛止するだけで、両浸水シート片15,16の形状保持をワンタッチで行うことができる(図4参照)。別の態様として、掛止突起は、浸水シート片の長さ方向の端部より、長さ方向に延長して形成することもできる。
その他、雄型ハトメ18に代えて、両浸水シート片15,16の長さ方向の一端部に一体形成された掛止突起20を採用し、雌型ハトメ19に代えて、両浸水シート片15,16の長さ方向の他端部に一体形成された掛止用のスリット21を採用してもよい。この場合も、対応する掛止突起20をスリット21に掛止するだけで、両浸水シート片15,16の形状保持をワンタッチで行うことができる(図4参照)。別の態様として、掛止突起は、浸水シート片の長さ方向の端部より、長さ方向に延長して形成することもできる。
次に、例えば図1のように、上蓋22に円形の開口部22aが形成され、かつ水が入った平面視して正方形の加湿容器23を用意する。また、上蓋22の開口部22aの形状も、例えば図5に示す楕円形22bの他、長方形、三角形または五角形以上の多角形などの任意形状に変更してもよい。
図1の加湿器10の浸水部は、平面視して円環状であるが、その他の加湿器としては、例えば図5に示す平面視して長方形の加湿器23Aを採用することができる。さらに、図示しない平面視して楕円形、長方形、三角形または五角形以上の多角形などの任意形状の加湿器を採用することができる。なお、必要に応じて、吸水性シート11に代えて、ストレートな加湿シート片17Aを採用してもよい(図5および図6)。
図1の加湿器10の浸水部は、平面視して円環状であるが、その他の加湿器としては、例えば図5に示す平面視して長方形の加湿器23Aを採用することができる。さらに、図示しない平面視して楕円形、長方形、三角形または五角形以上の多角形などの任意形状の加湿器を採用することができる。なお、必要に応じて、吸水性シート11に代えて、ストレートな加湿シート片17Aを採用してもよい(図5および図6)。
その後、上述したように組み立てられた加湿器10を、上蓋22の開口部22aから加湿容器23内に挿入し、浸水部14を水中に浸漬させるとともに、各ループ体13を開口部の上方から露出させる(図1)。このとき、各ループ体13は、平面視して内外方向へ重なる花弁状に配置して加湿器10とした場合には、水が自然気化する部位を広げて離すことができるため、各ループ体が一定方向に配置されているときと比べ、水の自然気化量を多くすることができる。そのため、より加湿効果を高めることができる。さらに、加湿器のデザイン性を高めることができる。
水面下の浸水部14から毛管現象によって吸い上げられた水は、水面上に露出したループ体13の表面から自然気化する。このとき、ループ体13の一端から吸い上げられた水は、この自然気化や重力による揚水力の低下によってその湿潤度を下げながら、ループ体13の先端へ向かって徐々に上昇して行く。従来品の場合、このループ体13分に有端加湿片が採用されていたため、この加湿片の先端で水が行き場を無くし、不純物の固形物化が生じていた。
水面下の浸水部14から毛管現象によって吸い上げられた水は、水面上に露出したループ体13の表面から自然気化する。このとき、ループ体13の一端から吸い上げられた水は、この自然気化や重力による揚水力の低下によってその湿潤度を下げながら、ループ体13の先端へ向かって徐々に上昇して行く。従来品の場合、このループ体13分に有端加湿片が採用されていたため、この加湿片の先端で水が行き場を無くし、不純物の固形物化が生じていた。
しかしながら、実施例1では有端加湿片に代えて無端のループ体13を採用しため、加湿器10の先端で水が行き場を無くすことがなくなり、そのままループ体13の他端へ向かって移動(行き来)することができる。これにより、水に溶解したカルシウム、マグネシウム等の不純物がループ体13の先端で過度に高濃度化し、不純物がここを中心にして固形物として堆積スピードを大幅に遅らせることができる。その結果、堆積した不純物によりループ体13の先端部を変色させ、加湿器10の外観を損ねるスピードを大幅に遅らせることができる。そして、堆積した固形物による揚水力の低下を抑制することができる。しかも、ループ体13は従来品の有端加湿片に比べて表面積が大きく、水の自然気化が促進されて加湿効果を高めることができる。
また、少なくとも1つ以上の前記ループ体は、掛止可能に、左右に隣接する2つのループ体に接触している場合には、ある1つのループ体の幅が広い部分が、左右に隣接する2つの他のループ体の幅が広い部分によって引っかかる(接触する)ため、ある一つのループ体を所定の位置(平面視して内方向又は外方向)に掛止できる。そのため、以下(1)〜(3)の作用があり、これらの作用により、美観を維持し、加湿効果を持続させる効果を有する。
(1)使用開始時は、ループ体は直立方向に位置するが、花弁状(平面視して内方向又は外方向)に係る所定の位置に掛止・維持される。
(2)使用後は、ループ体は吸い上げられた水の重量で、特に外方向へ倒れる場合があるが、花弁状(平面視して内方向又は外方向)に係る所定の位置に掛止・維持される。
(3)使用時に、人の手や物により、ある程度の力でループ体を上部より押さえたりして、ループ体が一時的に潰れた場合であっても、ループ体は、その弾力性により、自然に花弁状(平面視して内方向又は外方向)に係る所定の位置に戻り易くなる。この作用は、加湿部が複数のループ体であることにも起因する。
(1)使用開始時は、ループ体は直立方向に位置するが、花弁状(平面視して内方向又は外方向)に係る所定の位置に掛止・維持される。
(2)使用後は、ループ体は吸い上げられた水の重量で、特に外方向へ倒れる場合があるが、花弁状(平面視して内方向又は外方向)に係る所定の位置に掛止・維持される。
(3)使用時に、人の手や物により、ある程度の力でループ体を上部より押さえたりして、ループ体が一時的に潰れた場合であっても、ループ体は、その弾力性により、自然に花弁状(平面視して内方向又は外方向)に係る所定の位置に戻り易くなる。この作用は、加湿部が複数のループ体であることにも起因する。
また、加湿器10として、1枚の吸水性シート11を用いて組み立てるように構成したので、加湿器10の軽量化および低コスト化を図ることができる。
さらに、吸水性シート11として、一対の浸水シート片15,16と、複数枚の加湿シート片17とからなるものを採用したので、吸水性シート11を所定形状に折り曲げることで、加湿器10を簡単に組み立てることができる。さらに、開口部が上蓋22に形成されたものを採用した場合、加湿器の浸水部を開口部に差し込み、嵌合することができるので、両浸水シート片は前記第1の係合部および第2の係合部により係合しなくてよい。もちろん、両浸水シート片を係合した加湿器を、上記加湿容器に使用することもできる。
さらに、吸水性シート11として、一対の浸水シート片15,16と、複数枚の加湿シート片17とからなるものを採用したので、吸水性シート11を所定形状に折り曲げることで、加湿器10を簡単に組み立てることができる。さらに、開口部が上蓋22に形成されたものを採用した場合、加湿器の浸水部を開口部に差し込み、嵌合することができるので、両浸水シート片は前記第1の係合部および第2の係合部により係合しなくてよい。もちろん、両浸水シート片を係合した加湿器を、上記加湿容器に使用することもできる。
なお、吸水性シート11の素材は、軽量で摩擦に強いポリエステル繊維不織布に限らず、例えば、ポリオレフィン系繊維やフェノール樹脂等の吸水性のある合成樹脂繊維からなるものを採用してもよい。
また、吸水性シート11の素材には、水を吸着したままでも雑菌やカビ等が発生しないように、抗菌・防カビ剤を混合した方がよい。その他の吸水性シート11の素材としては、紙、不織布、織布、スポンジなどを採用することができる。
さらに、加湿器10は、吸水性シート11による組み立て方式のものではなく、例えばセラミックス、木などの吸水性素材からなる剛体としてもよい。
また、吸水性シート11の素材には、水を吸着したままでも雑菌やカビ等が発生しないように、抗菌・防カビ剤を混合した方がよい。その他の吸水性シート11の素材としては、紙、不織布、織布、スポンジなどを採用することができる。
さらに、加湿器10は、吸水性シート11による組み立て方式のものではなく、例えばセラミックス、木などの吸水性素材からなる剛体としてもよい。
さらにまた、加湿容器23の水にアロマオイルなどの芳香剤を添加することで、室内の加湿だけでなく、所望の香りを室内に漂わせ、リラクゼーションを楽しむことができる。
さらにまた、加湿容器23の水に消臭剤や抗菌剤・防カビ剤などを添加することで、室内の加湿だけでなく、室内の不快なにおいの抑制、雑菌の繁殖、カビの発生を行うことができる。例えば、抗菌目的で、水の中に銀の塊を入れる等である。これらの添加剤は、吸水性シート11の素材に抗菌・防カビ剤が混合されているか否かに関わらず、使用することができる。
本考案は、ホテルの客室や楽器の保管場所などの空間を加湿するための自然気化式加湿器として有用である。
10,10A 自然気化式加湿器
11,11A 吸水性シート
12 加湿部
13,13A ループ体
14 浸水部
15 第1の浸水シート片(浸水シート片)
16 第2の浸水シート片(浸水シート片)
17,17A 加湿シート片
18 雄型ハトメ(第1の係合部)
19 雌型ハトメ(第2の係合部)
20 掛止突起(第1の係合部)
21 スリット(第2の係合部)
22,22A 上蓋
22a,22b 開口部
23,23A 加湿容器
S スリット
11,11A 吸水性シート
12 加湿部
13,13A ループ体
14 浸水部
15 第1の浸水シート片(浸水シート片)
16 第2の浸水シート片(浸水シート片)
17,17A 加湿シート片
18 雄型ハトメ(第1の係合部)
19 雌型ハトメ(第2の係合部)
20 掛止突起(第1の係合部)
21 スリット(第2の係合部)
22,22A 上蓋
22a,22b 開口部
23,23A 加湿容器
S スリット
Claims (14)
- 吸い上げた水を表面から自然気化可能な吸水性素材からなり、
上部には複数のループ体からなる加湿部が設けられ、かつ下部には平面視して環状の浸水部が、前記各ループ体と同一素材で一体的に設けられたことを特徴とする自然気化式加湿器。 - 前記吸水性素材は、紙、不織布、織布、スポンジ、セラミック、木のうち、何れか1つである請求項1に記載の自然気化式加湿器。
- 前記吸水性素材からなる吸水性シートを使用して組み立てられた請求項1に記載の自然気化式加湿器。
- 前記吸水性シートは、
1枚の矩形状のシート体であり、かつ該吸水性シートの長さ方向の両端部に配置された一対の浸水シート片と、前記吸水性シートの両浸水シート片間に配置された前記加湿部に、前記吸水性シートの長さ方向へ延びるスリットを、前記吸水性シートの幅方向へ所定ピッチで形成して得られた複数本の帯紐形状の加湿シート片とからなり、
前記自然気化式加湿器を組み立てる際には、
前記各加湿シート片の長さ方向の中間部を中心にして前記吸水性シートを曲げることで、前記各加湿シート片を前記各ループ体に付形するとともに、前記両浸水シート片を層状に重ね合わせ、その後、重ね合わせた該両浸水シート片を平面視して環状に曲げることで前記浸水部とした請求項3に記載の自然気化式加湿器。 - 前記スリットが、幅が狭い部分と幅が広い部分とが、シート長さ方向へ千鳥足形状に配置された多数本のスリットである請求項4に記載の自然気化式加湿器。
- 前記各浸水シート片の長さ方向の一端部に第1の係合部が設けられ、かつ長さ方向の他端部に前記第1の係合部とする第2の係合部が設けられた請求項4に記載の自然気化式加湿器。
- 前記第1の係合部が雄型ハトメで、前記第2の係合部が雌型ハトメである請求項6に記載の自然気化式加湿器。
- 前記第1の係合部が前記浸水シート片に一体形成された掛止突起で、前記第2の係合部が前記浸水シート片に形成され、前記掛止突起が挿入される掛止用のスリットである請求項6に記載の自然気化式加湿器。
- 前記各ループ体は、折り目が存在するリング形状または該折り目が存在しないリング形状である請求項1〜請求項8のうち、何れか1項に記載の自然気化式加湿器。
- 前記各ループ体は、平面視して内外方向へ重なる花弁状に配置された請求項1〜請求項9のうち、何れか1項に記載の自然気化式加湿器。
- 少なくとも1つ以上の前記ループ体は、掛止可能に、左右に隣接する2つのループ体と接触している請求項1〜請求項10のうち、何れか1項に記載の自然気化式加湿器。
- 吸い上げた水が、芳香剤、消臭剤、抗菌剤、防カビ剤からなる群から選ばれた少なくとも1種を含むものであり、請求項1〜請求項11のうち、何れか1項に記載の自然気化式加湿器。
- 請求項1〜請求項12のうち、何れか1項に記載の自然気化式加湿器と、水を貯留でき、前記自然気化式加湿器の浸水部を設置可能な加湿容器との組み合わせである自然気化式加湿器セット。
- 前記加湿容器が、前記自然気化式加湿器の浸水部が差し込まれる開口部が上蓋に形成されたものである請求項13に記載の自然気化式加湿器セット。
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JP2011001683U JP3168354U (ja) | 2011-03-28 | 2011-03-28 | 自然気化式加湿器 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014115073A (ja) * | 2012-11-15 | 2014-06-26 | Taisei Shiki Insatsu Kk | ペーパー加湿器 |
WO2014115564A1 (ja) * | 2013-01-28 | 2014-07-31 | パナソニック株式会社 | 加湿装置 |
CN110595048A (zh) * | 2019-10-15 | 2019-12-20 | 宁波奥克斯电气股份有限公司 | 一种顶盖结构及空调器 |
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2011
- 2011-03-28 JP JP2011001683U patent/JP3168354U/ja not_active Expired - Fee Related
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