JP3187071U - 加湿器 - Google Patents
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Abstract
【課題】軽量で携帯性に優れ、使用時には安定して蒸発部を保持可能な加湿器を提供する。
【解決手段】水を保持する容器3と、容器に一部が挿入され、他の部位が容器から露出するシート状の蒸発部5と、を具備し、容器は、ストーンペーパーを折り曲げて形成され、蒸発部は不織布で形成され、容器内の水を吸収し、周囲に水を蒸発させる。容器及び蒸発部は、それぞれ折り畳むことが可能である。ストーンペーパーは、石灰石(炭酸カルシウム)粉末が約80%と高密度ポリエチレン樹脂が約20%を原料とするものであり、自然環境添加剤が±5%程度添加してつくられる。ストーンペーパーは、水にも強いため、容器3内に水を保持することができる。
【選択図】図1
【解決手段】水を保持する容器3と、容器に一部が挿入され、他の部位が容器から露出するシート状の蒸発部5と、を具備し、容器は、ストーンペーパーを折り曲げて形成され、蒸発部は不織布で形成され、容器内の水を吸収し、周囲に水を蒸発させる。容器及び蒸発部は、それぞれ折り畳むことが可能である。ストーンペーパーは、石灰石(炭酸カルシウム)粉末が約80%と高密度ポリエチレン樹脂が約20%を原料とするものであり、自然環境添加剤が±5%程度添加してつくられる。ストーンペーパーは、水にも強いため、容器3内に水を保持することができる。
【選択図】図1
Description
本考案は、携帯性に優れ、折り畳んで保持することが可能な加湿器に関するものである。
従来、電気を使用せず、自然蒸発によって空気を加湿する自然蒸発式の加湿器が考案されている。このような加湿器は、部屋に置いておくだけで、水が蒸発して湿度を高めるものである。
このような加湿器としては、例えば、複数の加湿片を形成すると共に前記複数の加湿片を連結したものから成る吸水性を有する加湿エレメントと、前記加湿エレメントを収容する内部空間を有する容器と、その容器に取付けられてその容器を開閉する蓋と、前記加湿エレメントの一方と前記容器とを取付ける第一取付け手段と、前記加湿エレメントの他方と前記蓋とを取付ける第二取付け手段と、前記容器の前記内部空間に備えられるものであって前記蓋の開閉時に前記加湿エレメントの両側を挟んでその挟んだ方向に前記加湿エレメントをガイドする一対のガイド部とを有することを特徴とする自然蒸発式加湿器がある(特許文献1)。
従来の加湿器は、加湿エレメントは布や紙などのシート状であるため、折り畳むことが可能であるが、これを保持し、水を貯留させるための容器は、樹脂や金属などが用いられる。
例えば、特許文献1では、容器と蓋とが開閉可能に取り付けられ、内部に、加湿エレメントが収容される。容器は、通常使用時においては、水を貯留する必要があるため、ある程度の深さが必要である。このため、容器内に加湿エレメントを収容しても、容器の深さ以上には、コンパクトにすることができない。
これに対し、軟質樹脂などの袋体を用いる方法もあるが、内部に水を貯留した状態で、加湿エレメントを立てると、必ずしも安定性が良くなく、また、見た目にも良くない。
本考案は、このような問題に鑑みてなされたもので、軽量で携帯性に優れ、使用時には安定して蒸発部を保持可能な加湿器を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するため、第1の考案は、水を保持する容器と、前記容器に一部が挿入され、他の部位が前記容器から露出するシート状の蒸発部と、を具備し、前記容器は、ストーンペーパーを折り曲げて形成され、前記蒸発部は、前記容器内の水を吸収し、周囲に水を蒸発させることが可能であり、前記容器及び前記蒸発部は、それぞれ折り畳むことが可能であることを特徴とする加湿器である。
前記容器の折り目による変形を防止するため、前記容器の縁部には、補強部材が取り付けられることが望ましい。
前記容器の表面は、樹脂によるラミネート加工が施されてもよい。
本考案によれば、容器がストーンペーパーを折り畳むことで形成される。このため、十分な強度と水保持性を有する。また、容器を折り畳めば、極めて薄くなるため、軽量であり、携帯性にも優れる。また、蒸発部とともに、折り畳むことができるため、全体の厚みが薄く、雑誌などの付録にも適用することができる。
また、折り畳んだ容器を広げて使用する際、折り目が変形する恐れがあるが、保持部材を用いることで、折り目をまっすぐに保持し、容器のつぶれを防止することができる。
また、容器の表面に樹脂のラミネート加工を施すことで、さらに容器の強度が向上し、見た目も良好である。
本考案によれば、軽量で携帯性に優れ、使用時には安定して蒸発部を保持可能な加湿器を提供することができる。
以下、本考案の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本考案の実施の形態にかかる加湿器1を示す分解斜視図、図2は使用状態を示す斜視図である。
加湿器1は、主に、容器3、蒸発部5、クリップ7等から構成される。容器3は、ストーンペーパーによって形成される。ストーンペーパーは、石灰石(炭酸カルシウム)粉末が約80%と高密度ポリエチレン樹脂が約20%を原料とするものであり、自然環境添加剤が±5%程度添加してつくられる。例えば、台湾ロンミン社製のRPD200を使用することができる。
容器3は、ストーンペーパーを容器上に折り曲げて形成される。ストーンペーパーの折り畳み方は後述する。ストーンペーパーは、水にも強いため、容器3内に水を保持することができる。
蒸発部5は、シート状部材であり、例えば不織布によって形成される。蒸発部5の下部(一部)は容器3内に収容され、上部(他の部位)が容器3から露出する。蒸発部5の上部は、例えば植物の形状や、キャラクターの形状など任意の形状で形成することができる。また、蒸発部5は、容器3の収容幅よりも大きく形成され、例えば、丸められたり、複数回に交互に折り返されたり、蛇腹状に折り畳まれて使用される。
クリップ7は、必要に応じて使用されるものであり、必ずしも必要ではない。クリップ7は、容器3の形状を保持するための保持部材である。容器3の折り方にもよるが、容器3の縁部11に折り目9があると、容器3を箱型に形成した際に、折り目9が変形して、箱型が変形する恐れがある。クリップ7を折り目9のある縁部11に設けることで、縁部11がまっすぐに保持され、容器3の形態が保持される。このため、安定性に優れ、見た目にも良い。なお、クリップ7は、樹脂製、紙製、金属製などいずれでもよいが、収納性を考慮すると、薄い樹脂製であることが望ましい。
なお、蒸発部5は、複数枚の不織布を用いてもよい。また、蒸発部5および容器3は、様々な色や模様を構成してもよい。容器3に模様などを付す場合には、通常の印刷によって容易に形成することができる。
次に、容器3の形成方法について説明する。図3は、容器3を形成するための容器素材13を示す図である。前述の通り、容器素材13は、シート状のストーンペーパーからなる。容器素材13は、折り線15a〜15eの各折り線を折り曲げて形成される。なお、図中点線は山折り、一点鎖線は谷折りである。また、容器素材13は左右対称の形状である。
容器素材13は、型によって形成される。この際、各折り線の位置には、折り目が形成される。また、折り畳んだ状態で表面に出る面には、所定の位置に、印刷を施すことが望ましい。
まず、図4に示すように、折り線15aを山折り、折り線15b谷折りする。この際、両側の折り線15a同士が略接触する。また、折り線15cと折り線15dは重なり合う。
次に、図5に示すように、折り線15c(15d)を折り曲げる。なお、折り線15c(15d)を折り曲げた際の端部は、折り線15aで折り曲げられた舌片の下部に挿入される。
この状態から、折り線15eを折り曲げて、折り線15aが縁部となるように、容器素材13を開く。図6(a)は、このようにして形成された容器3の平面図、図6(b)は、容器3の正面図である。以上により、容器3が形成される。なお、容器3の側面において、折り線15c(15d)に対応する位置には、折り目9が形成される。折り目9は、容器3の縁部11まで連続する。したがって、容器3の開口部(縁部11)が完全な矩形とならず、つぶれる恐れがある。この場合には、前述したクリップ7を用いればよい。
容器3が完成後、内部に所定量の水を入れ、蒸発部5を差し込むことで、水が蒸発部5に吸収されつつ、蒸発部5の表面から空気へ、水の蒸発が進行する。これにより、室内を加湿することができる。
以上説明したように、本実施の形態にかかる加湿器1によれば、容器3がストーンペーパーからなるため、容易に折り畳むことができる。したがって、折り畳んだ状態では、略平坦(例えば折り畳むことで重なり合う素材の厚みの総厚程度の厚みに)になる。
また、蒸発部5も、シート状部材からなるため、容器3及び蒸発部5を折り畳んで重ねることで、極めて厚みを薄くすることができる。
このため、軽量であり、携帯が容易である。また、厚みが薄いため、例えば雑誌に挟み込んでも、厚みが厚くならず、雑誌の付録としても好適である。
また、クリップ7を用いれば、使用時の容器3の形態を確実に保持することができる。なお、折り目9による変形を防止することが可能であれば、保持部材の態様は問わず、クリップ以外を適用することもできる。
なお、容器3は、ストーンペーパー製であるため、水がしみ出すことはないが、より高い強度や装飾性のために、ストーンペーパーにさらに樹脂(ポリプロピレンなど)をラミネート加工してもよい。
以上、添付図を参照しながら、本考案の実施の形態を説明したが、本考案の技術的範囲は、前述した実施の形態に左右されない。当業者であれば、実用新案登録請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本考案の技術的範囲に属するものと了解される。
1………加湿器
3………容器
5………蒸発部
7………クリップ
9………折り目
11………縁部
13………容器素材
15a、15b、15c、15d、15e………折り線
3………容器
5………蒸発部
7………クリップ
9………折り目
11………縁部
13………容器素材
15a、15b、15c、15d、15e………折り線
Claims (3)
- 水を保持する容器と、
前記容器に一部が挿入され、他の部位が前記容器から露出するシート状の蒸発部と、
を具備し、
前記容器は、ストーンペーパーを折り曲げて形成され、
前記蒸発部は、前記容器内の水を吸収し、周囲に水を蒸発させることが可能であり、
前記容器及び前記蒸発部は、それぞれ折り畳むことが可能であることを特徴とする加湿器。 - 前記容器の折り目による変形を防止するため、前記容器の縁部には、補強部材が取り付けられることを特徴とする請求項1記載の加湿器。
- 前記容器の表面は、樹脂によるラミネート加工が施されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の加湿器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013004976U JP3187071U (ja) | 2013-08-28 | 2013-08-28 | 加湿器 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2013004976U JP3187071U (ja) | 2013-08-28 | 2013-08-28 | 加湿器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016017669A (ja) * | 2014-07-07 | 2016-02-01 | 富士電機株式会社 | 自動販売機のドレン水処理装置 |
-
2013
- 2013-08-28 JP JP2013004976U patent/JP3187071U/ja not_active Expired - Fee Related
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