JP5852946B2 - 加湿器 - Google Patents

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本発明は、自然気化式の加湿器に関する。
従来、水を張った容器にシート状の加湿エレメントを立て、この加湿エレメントに水を含ませて蒸発させることにより室内を加湿する加湿器が提案されている(特許文献1参照)。
特開2004−271156号公報
しかし、従来の加湿器は、シート状加湿エレメントが平面的形状であったため、デザインのバリエーションに乏しく、インテリア製品として使用するには、装飾性が十分でなかった。また、加湿エレメントが全体に水を吸い上げると、水を含んだ端部が重くなり、しかも、加湿エレメントが湿って剛性が低下するため、加湿エレメントが自重に耐えられず姿勢を保持することができなくなって、折れ曲がって倒れてしまい、十分な加湿ができなくなるという欠点があった。
そこで、本発明は、適度な自然加湿を行って、かつ、装飾体として美しく飾ることのできる加湿器を提供することを目的とする。
本発明に係る加湿器は、水性不織布を上下方向の折れ線で複数回にわたって折畳んで全体が横断面放射形状に形成された立体装飾エレメント備え、該立体装飾エレメントの上部には、上記放射状横断面のラジアル外方側端部の相互間の略等しい間隔をもって上下方向に連通する複数の空気流通路が形成された3次元立体構造の加湿部を有し、かつ、該立体装飾エレメントの下部には、断面形状が上下方向全長にわたって十字状乃至八方放射状に形成された挿入脚部を有し、さらに、上方開口状の差込孔を有する水容器と、上記差込孔に取着される保持蓋とを、備え、該保持蓋に、上記挿入脚部が嵌入可能な十字形状乃至八方放射形状の貫通孔が形成され、使用状態に於て、上記挿入脚部が上記貫通孔に嵌込まれ、該挿入脚部の下部が上記水容器の底面に当接して該挿入脚部の剛性により上記立体装飾エレメントを立姿勢で支えるように構成されているものである。
また、数枚の吸水性不織布を平面視格子状に組立てて構成され立体装飾エレメント備え、該立体装飾エレメントの上部には、複数枚の上記不織布の間隔をもって上下方向に連通する複数の空気流通路が形成された3次元立体構造の加湿部を有し、かつ、該立体装飾エレメントの下部には、断面形状が十字状乃至格子状の挿入脚部が形成され、さらに、上方開口状の差込孔を有する水容器と、上記差込孔に取着される保持蓋とを、備え、該保持蓋に、上記挿入脚部が嵌入可能な十字形状乃至井の字形状の貫通孔が形成され、使用状態に於て、上記挿入脚部が上記貫通孔に嵌込まれ、該挿入脚部の下部が上記水容器の底面に当接して該挿入脚部の剛性により上記立体装飾エレメントを立姿勢で支え、かつ、複数の上記空気流通路が平面視正方形状に形成されているものである。
また、上記立体装飾エレメントは、未使用状態では、断面略一文字状に重ねられるように構成されているものである。
本発明の加湿器によれば、水容器に立体装飾エレメントを安定姿勢で立てて飾ることができる。立体装飾エレメントのデザインのバリエーションが多くなって外観上美しく飾ることができ、かつ、立体装飾エレメントの剛性が向上して確実に立姿勢を保つことができる。立体装飾エレメントが立体的姿勢を保ち、確実に空気に触れて水をよく蒸発させることができる。家庭やオフィスの景観を良くするインテリアとして使用することができ、部屋の湿度に応じて適度な加湿を行うことができる。しかも、水容器が不意に倒れてしまった場合であっても、水がこぼれにくい。
本発明の第1の実施形態を示した斜視図である。 本発明の第2の実施形態を示した斜視図である。 本発明の第3の実施形態を示した斜視図である。 図3の加湿器の使用状態を示す要部断面正面図である。 図3の加湿器の使用状態の平面図である。 図5の立体装飾エレメントの未使用状態の平面図である。 保持蓋の一例を示す平面図である。 他の保持蓋を示す平面図である。 別の保持蓋を示した平面図であり、(a)は貫通孔が長穴状である参考例の保持蓋、(b)は貫通孔が八方放射形状である保持蓋、(c)は貫通孔が井の字形状である保持蓋である。 本発明の他の実施形態を示した斜視図である。 図10の加湿器の使用状態を示す要部拡大断面正面図である。 参考例の保持蓋の平面図である。 加湿器の変形例を示した要部拡大断面正面図である。 さらに他の保持蓋を示す斜視図である。 さらに別の保持蓋を示す断面図である。 さらに別の保持蓋を示す斜視図である。
以下、実施の形態を示す図面に基づき本発明を詳説する。
図1と図2には、本発明の第1の実施形態・第2の実施形態を示している。本発明の加湿器は、水容器2と、吸水性不織布を複数回にわたって折畳んで構成された立体装飾エレメント1とを、備えている。
図4に示すように、水容器2は、上方開口状の差込孔4を有し、また、立体装飾エレメント1には、差込孔4に挿入可能な断面放射形状の挿入脚部3aが形成されている。
本発明の加湿器は、水容器2の差込孔4に取着される保持蓋6が設けられ、この保持蓋6には、放射形状の貫通孔6a(図7参照)が形成されている。図1と図2に示す使用状態に於て、保持蓋6の貫通孔6aに挿入脚部3aを挿入して立体装飾エレメント1の姿勢を保つように構成されている。
図1では、立体装飾エレメント1は、吸水性不織布を打ち抜いて動物(図例では馬)を模した形状の複数のデザイン部Zが形成され、中央部(内周側)に谷折り部が集まるように上下方向の折れ線で折り曲げて丸めると、複数のデザイン部Zが全周に等間隔に配設され、メリーゴーランドのように形成される。以下、図1に示す加湿器を、メリーゴーランド型とする。
図2では、立体装飾エレメント1は、中央部(内周側)に谷折り部が集まるように上下方向の折れ線で折り曲げると炎を模した形状となる。図2の立体装飾エレメント1は、赤や青の彩色が付されているのが好ましい。以下、図2に示す加湿器を、フレイム型とする。
メリーゴーランド型、及び、フレイム型の加湿器に於て、立体装飾エレメント1は、全体が横断面放射形状に形成され、立体装飾エレメント1の下部に連設される挿入脚部3aは断面放射形状として形成されている(図示省略)。立体装飾エレメント1は、挿入脚部3aを水に浸けると、毛細管現象によって、水を吸い上げて全体に水を染み込ませるように構成されている。
図4に示すように、水容器2は、水Wを溜めるボトム部8と、ボトム部8の開口部に嵌め込んで取付けられると共に内側に差込孔4を有する円筒部9aを上方に突設する上側部材9とを、有している。
保持蓋6は、貫通孔6aが形成された円盤状本体部15の外周端縁を円筒部9aの上端に載せて、円盤状本体部15の下方に突設した短筒部16を円筒部9aの上端開口部に浅く挿入して、着脱自在に取着されている。なお、保持蓋6は、短筒部16が円筒部9aの上端部を外嵌するように形成されていても良く、あるいは、短筒部16が省略されていても良い。
図3は、本発明の第3の実施形態を示した図である。本発明の加湿器は、上方開口状の差込孔4を有する水容器2と、複数枚の吸水性不織布を平面視格子状に組立てて構成され差込孔4に挿入可能な断面非円形状の挿入脚部3bが形成された立体装飾エレメント1とを、備えている。図3の加湿器には、非円形状の貫通孔6b(図8参照)が形成されると共に差込孔4に取着される保持蓋6を設け、使用状態に於て、保持蓋6の貫通孔6bに挿入脚部3bを挿入して立体装飾エレメント1の姿勢を保つように構成されている。
図3では、立体装飾エレメント1は、所定の形状に打ち抜いた複数枚の吸水性不織布を相互に差し込んで組み立てられ、組立状態で、立体的なハートを模した形状に形成されている。以下、図3に示す加湿器を、ハート型とする。
図5の使用状態に於て、立体装飾エレメント1は、上下方向に連通する複数の空気流通路7が形成されている。立体装飾エレメント1は、全体が平面視格子状に形成され、従って、挿入脚部3bは、十字形状乃至格子状に形成される。保持蓋6には、挿入脚部3bに対応して十字形状の貫通孔6b(図8参照)が形成されている。なお、挿入脚部3bは井の字状であっても良く、これに対応して貫通孔6bが井の字形状に形成されていても良い(図9(c)参照)。
なおかつ、図6に示すように、未使用状態では、断面略一文字状に重ねられるように構成されている。
立体装飾エレメント1は、複数枚の吸水性不織布が係合し合うことによって、水を含んだ状態でも姿勢を保持できる程度の剛性を有し、自立した状態を維持している。また、平面視で格子状となり複数の空気流通路7が形成されることで、複数枚の吸水性不織布が相互に間隔を保って、空気に触れる面積を広くし、挿入脚部3bから毛細管現象によって吸い上げた水を自然に蒸発させて、周囲の空気を加湿している。
さらに、未使用状態では、空気流通路7を菱形に変形させるようにして複数枚の吸水性不織布を重ね合わせ、薄い積層体として携帯が可能であり、流通経路における梱包を容易とし、取り扱いが便利となる。
上述した本発明の加湿器の使用方法(作用)について説明する。
図1〜図3に示すように、水Wを入れた水容器2に、立体装飾エレメント1を立てて飾りつける。本発明の加湿器は、立体装飾エレメント1が3次元立体構造に形成され、デザイン性が高く、室内空間を飾るインテリアとして、例えば、自宅のリビングや、オフィス、美術館・博物館・展示会場等に設置して使用できる。立体装飾エレメント1は、挿入脚部3a(3b)を保持蓋6の貫通孔6a(6b)に挿入して差込孔4に差込まれ、安定して立姿勢を保つ。この際、図1のメリーゴーランド型、及び、図2のフレイム型の加湿器では、放射形状の挿入脚部3aが貫通孔6aに嵌込まれて、立体装飾エレメント1の外周側の山折り状端部が、等しく間隔を開けて立体的姿勢を保持する。立体装飾エレメント1は、挿入脚部3a(3b)の下部を水に浸けて、毛細管現象によって、全体に水を吸い上げる。立体装飾エレメント1の山折り状端部の相互間には、上下方向の空気流通路7が形成され、流れを遮ることなくスムーズに空気を流通させて、周囲の空気の湿度に応じて吸い上げた水を蒸発させる。
また、図3のハート型の加湿器に於ては、十字状乃至格子状の挿入脚部3が貫通孔6に嵌込まれて、空気流通路7を平面視正方形状として立体装飾エレメント1の姿勢を(平面視格子状に)保持する(図5参照)。格子状に保持された立体装飾エレメント1には、上下方向に連通状の空気流通路7が形成され、流れを遮ることなくスムーズに空気を流通させて、周囲の空気の湿度に応じて吸い上げた水を蒸発させる。
なお、本発明の加湿器は、立体装飾エレメント1に含ませた水を自然蒸発させるため、周囲の空気が乾燥している時は、立体装飾エレメント1に染み込んだ水が多く蒸発し、周囲の空気が湿度が高くジメジメしている時は、立体装飾エレメント1から水はほとんど蒸発しない。即ち、周囲の空気の湿度に応じて、自然加湿を行って、室内空間に良好な環境を作り出す。このようにして、本発明の加湿器は、ウィルスの拡散抑制や、ドライアイの防止、絵画、美術品、陶器・磁器、骨董品、木製品を乾燥から保護するのに役立つ。しかも、保持蓋6が差込孔4に取付けられているため、水容器2が不意に倒れてしまった場合であっても、水が外部に溢れにくく、オフィスでパソコンや重要書類の近くに置いた際、又は、貴重な絵画や美術品等の近くに設置した場合であっても、安心して使用することができる。
なお、図9に示すように、保持蓋6は、貫通孔6a(6b)が八方放射形状に形成されていても良い。あるいは、挿入脚部3bが井の字状である場合には、これに対応して貫通孔6bが井の字形状に形成されていても良い。
このように、保持蓋6は、予め、複数種類のものが用意され、使用する立体装飾エレメント1の挿入脚部3a(3b)の形状に応じて、交換自在に付け替えて使用することが可能である。この構成によれば、保持蓋6は、形状の異なる挿入脚部3a(3b)を有する2種以上の立体装飾エレメント1に対応させることが可能であり、設置する場所の雰囲気や、使用者の気分によって複数種類の中から好きなデザインの立体装飾エレメント1を選択して使用することができる。
次に、本発明の加湿器の他の実施形態について説明する。
図10では、飲料容器としてのペットボトルを再利用して水容器2とし、飲み口を差込孔4として、保持蓋6を取り付けている。図10に示す使用状態では、立体装飾エレメント1の挿入脚部3bを、保持蓋6に形成された非円形状の貫通孔6bに挿入して、挿入脚部3bの下部を水Wに浸けて、毛細管現象によって、水を吸い上げている。保持蓋6の貫通孔6bに挿入脚部3bが挿入されて、立体装飾エレメント1の姿勢が保たれている。
図10では、立体装飾エレメント1は、所定の形状に打ち抜いた複数枚の吸水性不織布を相互に差し込んで組み立てると立体的な動物を模した形状に形成される。以下、図10に示す加湿器を、アニマル型とする。なお、立体装飾エレメント1は、平面視格子状に形成されている。水容器2として飲料容器としての役目を終えたペットボトルを再利用すれば、石油資源を節約でき、かつ、環境保全にも貢献できる。
図11に示すように、保持蓋6は、上方突出状の凸部19をもって非円形状の貫通孔6bを形成し、かつ、内周面に複数の小突起12,12,12を突設している。小突起12,12,12は、水容器2(ペットボトル)の差込孔4の外周面に形成されたキャップ用の螺旋溝14に係合し、保持蓋6を水容器2に固着している。なお、小突起12は、保持蓋6の内周面の4箇所に突設するのが好ましい。
図12の平面図では、保持蓋6の貫通孔6bが長穴状に形成されている参考例を示している。なお、保持蓋6の貫通孔6bは、放射形状、十字形状、又は、井の字形状であって良いものとする。
また、図13に示すように、保持蓋6は、下方陥没状の凹部20をもって非円形状の貫通孔6bを形成したものであって良い。保持蓋6は、内周面に複数の小突起12,12,12を突設し、水容器2(ペットボトル)の差込孔4の外周面に形成されたキャップ用の螺旋溝14に係合して固着されている。
図14では、保持蓋6に、形状の異なる貫通孔6bを有する2種以上のプレート21,21を、交換自在に取着するように構成している。この構成によれば、形状の異なる挿入脚部3bを有する2種以上の立体装飾エレメント1に、保持蓋6の貫通孔6bを容易に対応させて、設置する場所の雰囲気や、使用者の気分によって複数種類の中から好きなデザインの立体装飾エレメント1を選択して使用することができる。
また、図15と図16に示すように、保持蓋6に対し、貫通孔6bを有する嵌め込みプレート22を嵌着可能とするも好ましい。嵌め込みプレート22は、外周縁部の2箇所に羽根部22A,22Aが形成され、保持蓋6に、羽根部22A,22Aが嵌め込まれる嵌着孔18,18が形成されている。嵌め込みプレート22は、保持蓋6に上方から押し込むと、羽根部22A,22Aが弾性変形しつつ嵌着孔18,18にパチンと音を立てて嵌着され、逆に、上方から押し上げると、(パチンと)容易に取り外すことが可能である。
なお、本発明の加湿器に於て、立体装飾エレメント1は、図1〜図3、及び図10に示した4つの実施形態の他、任意の設計変更が可能であって、例えば、動物・人物・植物・建物等を模した3次元立体構造に形成するも望ましい。また、水容器2は、コップやマグカップを利用しても良い。
以上のように、本発明に係る加湿器は、上方開口状の差込孔4を有する水容器2と、吸水性不織布を複数回にわたって折畳んで構成され差込孔4に挿入可能な断面放射形状の挿入脚部3aが形成された立体装飾エレメント1とを、備え、放射形状の貫通孔6aが形成されると共に差込孔4に取着される保持蓋6を設け、使用状態に於て、保持蓋6の貫通孔6aに挿入脚部3aを挿入して立体装飾エレメント1の姿勢を保つように構成されたので、水容器2に立体装飾エレメント1を安定姿勢で立てて飾ることができる。立体装飾エレメント1のデザインのバリエーションが多くなって外観上美しく飾ることができ、かつ、立体装飾エレメント1の剛性が向上して確実に立姿勢を保つことができる。立体装飾エレメント1の山折り状端部が等しく間隔を空けて立体的姿勢を保ち、確実に空気に触れて水をよく蒸発させることができる。家庭やオフィスの景観を良くするインテリアとして使用することができ、部屋の湿度に応じて適度な加湿を行うことができる。しかも、水容器2が倒れてしまった場合であっても、水がこぼれにくい。電源が不要であるため、電気エネルギーを節約でき、環境保全に貢献できる。家庭やオフィスに設置すれば、肌の乾燥を防止すると共にウィルスの拡散を抑制し、かつ、ドライアイを予防でき、また、美術館・博物館・展示会場等に於て、絵画、美術品、陶器・磁器、骨董品、木製品を乾燥から保護すると共に、適度な湿度を保つことができる。
また、上方開口状の差込孔4を有する水容器2と、複数枚の吸水性不織布を平面視格子状に組立てて構成され差込孔4に挿入可能な断面非円形状の挿入脚部3bが形成された立体装飾エレメント1とを、備え、非円形状の貫通孔6bが形成されると共に差込孔4に取着される保持蓋6を設け、使用状態に於て、保持蓋6の貫通孔6bに挿入脚部3bを挿入して立体装飾エレメント1の姿勢を保つように構成されたので、水容器2に立体装飾エレメント1を安定姿勢で立てて飾ることができる。立体装飾エレメント1のデザインのバリエーションが多くなって外観上美しく飾ることができ、かつ、立体装飾エレメント1の剛性が向上して確実に立姿勢を保つことができる。立体装飾エレメント1が立体的姿勢を保ち、確実に空気に触れて水をよく蒸発させることができる。家庭やオフィスの景観を良くするインテリアとして使用することができ、部屋の湿度に応じて適度な加湿を行うことができる。しかも、水容器が倒れてしまった場合であっても、水がこぼれにくい。電源が不要であるため、電気エネルギーを節約でき、環境保全に貢献できる。家庭やオフィスに設置すれば、肌の乾燥を防止すると共にウィルスの拡散を抑制し、かつ、ドライアイを予防でき、また、美術館・博物館・展示会場等に於て、絵画、美術品、陶器・磁器、骨董品、木製品を乾燥から保護すると共に、適度な湿度を保つことができる。
また、立体装飾エレメント1は、使用状態に於て、上下方向に連通する複数の空気流通路7が形成され、かつ、未使用状態では、断面略一文字状に重ねられるように構成されているので、立体装飾エレメント1が空気に触れる面積を広くし、吸い上げた水を確実に蒸発させて、周囲の空気を適度に加湿することができ、かつ、未使用時には薄い積層体として携帯でき、流通経路における梱包が容易である。
1 立体装飾エレメント
2 水容器
3a,3b 挿入脚部
4 差込孔
6 保持蓋
6a,6b 貫通孔
7 空気流通路

Claims (3)

  1. 水性不織布を上下方向の折れ線で複数回にわたって折畳んで全体が横断面放射形状に形成された立体装飾エレメント(1)を備え、該立体装飾エレメント(1)の上部には、上記放射状横断面のラジアル外方側端部の相互間の略等しい間隔をもって上下方向に連通する複数の空気流通路(7)が形成された3次元立体構造の加湿部を有し、かつ、該立体装飾エレメント(1)の下部には、断面形状が上下方向全長にわたって十字状乃至八方放射状に形成された挿入脚部(3a)を有し、
    さらに、上方開口状の差込孔(4)を有する水容器(2)と、上記差込孔(4)に取着される保持蓋(6)とを、備え、該保持蓋(6)に、上記挿入脚部(3a)が嵌入可能な十字形状乃至八方放射形状の貫通孔(6a)が形成され、
    使用状態に於て、上記挿入脚部(3a)が上記貫通孔(6a)に嵌込まれ、該挿入脚部(3a)の下部が上記水容器(2)の底面に当接して該挿入脚部(3a)の剛性により上記立体装飾エレメント(1)を立姿勢で支えるように構成されていることを特徴とする加湿器。
  2. 数枚の吸水性不織布を平面視格子状に組立てて構成され立体装飾エレメント(1)備え、該立体装飾エレメント(1)の上部には、複数枚の上記不織布の間隔をもって上下方向に連通する複数の空気流通路(7)が形成された3次元立体構造の加湿部を有し、かつ、該立体装飾エレメント(1)の下部には、断面形状が十字状乃至格子状の挿入脚部(3b)が形成され、
    さらに、上方開口状の差込孔(4)を有する水容器(2)と、上記差込孔(4)に取着される保持蓋(6)とを、備え、該保持蓋(6)に、上記挿入脚部(3b)が嵌入可能な十字形状乃至井の字形状の貫通孔(6b)が形成され、
    使用状態に於て、上記挿入脚部(3b)が上記貫通孔(6b)に嵌込まれ、該挿入脚部(3b)の下部が上記水容器(2)の底面に当接して該挿入脚部(3b)の剛性により上記立体装飾エレメント(1)を立姿勢で支え、かつ、複数の上記空気流通路(7)が平面視正方形状に形成されていることを特徴とする加湿器。
  3. 上記立体装飾エレメント(1)は、未使用状態では、断面略一文字状に重ねられるように構成されている請求項1又は2記載の加湿器。
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