JP3167943U - 付け替え衿 - Google Patents

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Abstract

【課題】柄等の気に入った手拭いやハンカチなどを半衿として用いることが可能な付け替え衿を提供する。【解決手段】後付けによって衣服の衿に取り付けられる付け替え衿10は、衿芯を有する長尺の衿心及び一端が衿1の中央部にT字型を成すように取り付けられた衣紋抜き2を備える。衿1には手拭い5が巻き付けられる。衿1は、幅方向の一方の側部と衿芯との間に名代及び他方の側部と衣紋抜き2の付け根部との間に折りしろを有する。手拭い5は、衿1の幅方向における両側が衿1の一方の面(外側)から他方の面の内側に向けた折り返し部分を有するようにして衣紋抜き2の取り付け位置を中心にして衿1に巻き付けられる。【選択図】図1

Description

本考案は、長襦袢、半襦袢、ランジェリーなどの着物の衿に使用される付け替え衿に関し、特に、専用の半衿のみならず、好みの絵柄の手拭いやハンカチを半衿として使用可能な付け替え衿に関する。
従来より、衿元を綺麗にするために、例えば、特許文献1〜4に示すような衿が提供されていた。これらの特許文献に示された衿は、長尺状の衿と、この衿の中央部にT字状となるようにしてその一端が取り付けられた帯状の衿抜き用布と、衿の両側に取り付けられた二本の引き紐とを備えて構成されている。そして、この衿は、着用したときに露出する部分が利用者の好みで選択できるように、無色(白色)、色物(例えば赤色)、柄物、さらには刺繍などを施したものなどが製造・販売元から市販されており、利用者は好みの柄を購入して着用するものであった。
実開昭53−44508号公報 実開昭54−154108号公報 実開昭63−24206号公報 実開昭63−24207号公報
しかし、従来の衿によると、その柄を少しは利用者によって購入時には適宜選択できるが、製造・販売元から提供されていないものは当然ながら着用することはできない。つまり、利用者が手拭い、ハンカチ、スカーフなどの柄が気に入り、そのような柄(デザイン)の衿にしたいと思っても、その柄が提供されていなければ着用することはできないものであった。一方で、そのような手拭いやハンカチなどの布片を利用者が自分で衿に取り付けようとしても、従来の衿はそのような布片を後から取り付けることは想定されていなかったため、衿抜き用布や型崩れ防止のために衿の内部に内装されている衿芯が邪魔になって布片を容易に取り付けることができなかった。
そこで、本考案の目的は、利用者が気に入った柄の手拭いやハンカチなどの布片を半衿として容易に取り付けることができるようにした付け替え衿を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の本考案は、内部に衿芯が一体に内装された衿と、衿に対してT字状に取り付けられた長尺の衣紋抜きを備え、衿に所望の布地からなる半衿を巻き付けることにより好みの衿を楽しむことができる付け替え衿において、衣紋抜きを衿の幅方向における中央部近傍に取り付けることにより当該衣紋抜きの取り付け部から衿の縁部までの間に半衿を折り込み可能な折りしろを設けたことを特徴とする。
上記目的を達成するため、請求項2に記載の本考案は、請求項1に記載の付け替え衿において、衿芯を衿の長手方向に連続する端縁部よりも内側に配置することにより衿に折り込まれた半衿を縫着するための縫いしろを衿の縁部に形成したことを特徴とする。
上記目的を達成するため、請求項3に記載の本考案は、請求項1又は2に記載の付け替え衿において、半衿は、手拭い、ハンカチのいずれかであることを特徴とする。
本考案の付け替え衿によれば、柄などの気に入った手拭いやハンカチなどの布片を衿に容易に縫着することを可能としたので、利用者が自分の好みの柄の衿を半衿として利用することができるという効果がある。
本考案に係る付け替え衿の一実施形態を示す正面展開図である。 半衿を衿に取り付ける前の状態を示す付け替え衿の正面展開図である。 本考案に係る付け替え衿の第一の使用手順を示す説明図である。 図3の手順に続く手順を示す説明図である。 本考案に係る付け替え衿の第二の使用手順における正面展開図である。
[付け替え衿の構成]
以下、本考案に係る付け替え衿について、好ましい一実施形態に基づいて詳細に説明する。図1は本考案に係る付け替え衿の好ましい一実施形態を示す正面展開図、図2は半衿(例えば、手拭い)を衿に取り付ける前の状態を示す正面展開図である。図示された付け替え衿10は、図2に示すように、絹、縮緬、木綿、ポリエステルなどの素材によって長尺状に形成された衿1と、この衿1の中央部近傍にT字状となるようにしてその一端側の縁部が縫着された長尺の衣紋抜き2と、衿1の両端にその一端が縫着された所定長さの一対の引き紐3A,3Bを備えて構成されている。また、衿1の内部には、衿1の中央部の上側に沿って形崩れ防止のための衿芯11が内装されている。
衿芯11は、図2の丸囲みに示すように、衿1の長手方向に連続する端縁部よりも幅方向における内側に配置することにより衿1の端縁部に衿芯11が位置しない部分が形成されている。この部分が、後述するように、衿1を巻き付けるようにして折り込まれた半衿を縫着するための縫いしろとなる。この縫いしろtは、例えば、幅が約3mmとされている。
また、衣紋抜き2は、衿1への取り付け側端(上端)が衿1の幅方向における中央部近傍に縫着されて取り付けられている。そして、この取り付け部分から衿1の側端縁部までの間が、後述するように、衿1に巻き付けた半衿を折り込むための折りしろとなる。このように、折りしろs及び縫いしろtを設けることにより、半衿である、例えば、手拭い5の両側を内面(図2の正面)に向けて図1に示すように容易に折り返すことができると共に、衿1に容易に縫い付けることが可能となる。
また、衿1には、図2に示すように、緩いカーブを持ったプレス線1aが設けられており、このプレス線1aに沿って衿1の片側(図2の配置では上側)が折り曲げられることで衿1の綺麗なラインが形成されるようになっている。また、衿1の両端には後述する引き紐3A,3Bを通すための紐通し孔1b,1cが長手方向に沿って設けられている。本実施形態では、衿1は、折り返し前の幅が約11cmであり、露出する部分の幅が5〜6cmとなるようにして折り返される。一方、衣紋抜き2には、引き紐3A,3Bを通すための後紐通し孔2aが中央部に設けられており、着物の着用時に後紐通し孔2aに引き紐3A,3Bを互いに逆方向から挿通した後、結んで固定する。
また、衿1には、着脱可能な細い二本の合びき紐4A,4Bが付属する。この合びき紐4A,4Bは、長襦袢などに使用する際、衿合わせを利用者の体に固定するために自身のみぞおちの辺りで結ぶものである。そして、利用者が自己の体型に合わせて取り付け位置を選択できるように、合びき紐4A,4Bは付け替え衿10には未装着になっており、市販時は添付されるのみとなっている。
「付け替え衿の第一の使用方法」
次に、上述した付け替え衿10の第一の使用方法について説明する。図3は付け替え衿10の使用手順を示す説明図、図4は図3の(e)の手順に続く手順を示す説明図である。初めに、図3(a)に示すように、利用者は半衿とする好みの手拭い5の幅方向の中心を衿1の幅方向の中心に合わせ、かつ、手拭い5の長手方向の中心を衿1の長手方向の中心に合わせる。この状態で手拭い5の幅方向の両側を折り返して手拭い5を衿1に巻き付ける。具体的には、手拭い5の両端側を約3cm衿1の内側へ折り込む。このとき手拭い5の折り返し部分の最大幅は図3(c)に示した折りしろsとなる。半衿として利用可能な手拭い5のサイズは、引き紐3A,3Bとの間に収まるサイズであれば良く、特に限定されるものではないが、例えば、長さが96cm以内、幅が18cm以内であることが好ましい。また、手拭い5はできるだけ薄手のものが望ましい。
次に、図3(b)に示すように、折り返した面に当て布8を介在させながらアイロン6によりアイロンがけをする。次に、マチ針によって手拭い5の折り返し面の片側を背中心BCから両側に向けて所定間隔で仮止めする。そして、図3(c)に示すように、手拭い5の折り返された側を縫っていく。さらに、反対側も同様の手順で衿1に縫着する。次に、図3(d)に示すように、手拭い5が縫い着けられた衿1をプレス線1aに沿って内側に折り曲げると図3(e)示すような衿1となる。これにより、図4(a)に示すような付け替え衿10が完成する。
最後に、図4(b)に示すように、合びき紐4A,4Bを手拭い5を巻き付け済みの衿1に取り付ける。合びき紐4A,4Bの取り付け位置は背中心BCから両側へ衿1に沿って約44cmの位置を目安とし、利用者の体型に合わせて取り付け位置を適宜に調整する。このようにして完成した付け替え衿10は長襦袢などの衿に取り付けられる。その取り付け方法は周知であるので、ここでは説明を省略する。
このように、本考案に係る付け替え衿によれば、衿1に巻き付けるようにして折り返した半衿(手拭い5)を衿1に縫い止められるように縫いしろt及び折りしろsを設けたので、デザインや色彩など利用者が気に入った手拭いを半衿として利用することができるという効果がある。このように、本考案に係る付け替え衿は半衿の選択の幅を大いに拡げることができるという効果がある。
また、これまで半衿の取り付けや付け替えには多大な時間や労力を必要であったが、本考案に係る付け替え衿によれば、利用者はこのような大変面倒な作業から解放され、気軽に半衿の交換を行うことができるので、これまで以上に着物を楽しむことができるという効果がある。
[付け替え衿の第二の使用方法]
次に、付け替え衿の第二の使用方法について説明する。図5は本考案に係る第二の使用手順における付け替え衿の正面展開図である。ここでは図1に示した手拭い5に代えて大判(例えば、一辺が50cm)のハンカチ7を半衿に用いたものである。この場合、ハンカチ7は布目のバイアスを生かして斜めにして用いる。具体的には、ハンカチ7の対角線の一つを衿1の長手方向の中心に合わせ、そして、他の対角線の一つを衣紋抜き2の幅方向の中心に合わせる。そして、図5に示すように、衣紋抜き2を一旦使用状態側とは反対側へ位置させた状態でハンカチ7を数回に分けて折り曲げて衿1を包み込む。次に、衣紋抜き2を使用状態側へ戻し、先に折り曲げた側とは反対側のハンカチ7のコーナを衣紋抜き2に巻き付ける。これにより、ハンカチ7を半衿として使用することができる。
このように、本考案に係る付け替え衿によれば、衿の縁部に折りしろsを設けたのでハンカチ7のような方形の布片であっても衣紋抜き2に邪魔されることなく半衿として使用できるという効果がある。このように、ハンカチ7のような方形状の布片を半衿として使用できるので利用者の選択の幅はさらに拡がり、自分好みのデザインや色彩などを半衿として楽しむことができるとういう効果がある。
[他の使用方法]
上述した使用法の他、さらに次のように使用することもできる。すなわち、第一の使用法では、半衿を糸で縫着していたが、これを、例えば、両面テープやピンなどを用いて衿1に留めることもできる。この方法によれば、さらに、簡単、且つ、短時間で好みの柄(デザイン)や色彩の半衿とすることができる。
以上のように、本考案の好ましい実施形態について詳述したが、本考案は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載された本考案の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能であることはいうまでもない。
例えば、本考案に係る衿用として提供される半衿や、上記した手拭い5やハンカチ7に代えて、スカーフ、不要になった和服や洋服、さらには各種カバーなど(例えば、ふとんカバー)から切り出した切れ端などを半衿として用いることができる。また、本考案に係る付け替え衿10は、上記した長襦袢、半襦袢、ランジェリーのほか、着物本体の衿を汚したくない衣服に対しても利用することができる。
1 衿
1a プレス線
1b 紐通し孔
1c 紐通し孔
2 衣紋抜き
2a 後紐通し孔
3A 引き紐
3B 引き紐
4A 合びき紐
4B 合びき紐
5 手拭い(半衿)
6 アイロン
7 ハンカチ(半衿)
8 当て布
10 付け替え衿
11 衿芯
BC 背中心
t 縫いしろ
s 折りしろ

Claims (3)

  1. 内部に衿芯が一体に内装された衿と、前記衿に対してT字状に取り付けられた長尺の衣紋抜きを備え、前記衿に所望の布地からなる半衿を巻き付けることにより好みの衿を楽しむことができる付け替え衿において、
    前記衣紋抜きを前記衿の幅方向における中央部近傍に取り付けることにより当該衣紋抜きの取り付け部から前記衿の縁部までの間に前記半衿を折り込み可能な折りしろを設けたことを特徴とする付け替え衿。
  2. 請求項1に記載の付け替え衿において、
    前記衿芯を前記衿の長手方向に連続する端縁部よりも内側に配置することにより前記衿に折り込まれた前記半衿を縫着するための縫いしろを前記衿の縁部に形成したことを特徴とする付け替え衿。
  3. 請求項1又は2に記載の付け替え衿において、
    前記半衿は、手拭い、ハンカチのいずれかであることを特徴とする付け替え衿。
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