JP3126845U - 半襟 - Google Patents

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Abstract

【課題】2種類の色や模様を有する半襟を、襦袢又は肌襦袢の襟から取り外さなくても、そのままで2種類の色や模様を使用することができる半襟を提供する。
【解決手段】幅方向の中央部を境に長手方向に延びる半襟10のそれぞれの半分の幅が異なる第1柄部13と第2柄部14を有している半襟10である。
半襟10の長手方向に延びるそれぞれの半分の幅の異なる色又は模様は、半襟に必要な幅と長さを有する異なる色又は模様を有する布を、色又は模様が描かれたそれぞれの面を合わせて中央で縫い合わせ中央縫い線15を形成し、それぞれ異なる色又は模様が表面に出るように、開いて折り曲げた後、同じ色又は模様の布のそれぞれの端部を縫い合わせ手形成したり、プリント印刷で形成する。
【選択図】図1

Description

本考案は、和服の下着である襦袢又は肌襦袢の襟部に取付ける半襟に関するものである。
和服を着る場合、特に女性が和服を着る場合には、下着である襦袢又は肌襦袢を着て、着物を着付けている。そのとき、着物の襟の内側に襦袢又は肌襦袢の襟を重ね合わせた状態で着るが、この着物の襟と襦袢又は肌襦袢の襟の重ね合わせた状態で、着物姿の美しさが一層引き立っている。
このため、着物を着る場合には、襟元を美しく、また汚れが目立たないようにすることが必要である。従って、襟元を美しく、綺麗なデザインとするとともに、汚れを防止するために襦袢又は肌襦袢の襟に半襟を取付けている。
この半襟は、着物のデザインや、好みの色、柄と合わせるために、あるいは、汚れを目立たないようにするために、しばしば他の半襟と交換していた。
しかし、この半襟の取付けは、細長い半襟を襦袢又は肌襦袢の襟に合わせて、幅方向に折り込んで、針と糸により手作業で縫い込んでいた。従って、半襟の交換は、手数を要するものであった。
したがって、この半襟を粘着テープやマジックテープ(登録商標)で取付けているものもある(例えば、特許文献1参照。)。
しかし、この場合は、半襟を襦袢又は肌襦袢に数箇所の部分で取付けても、十分な固定がなされないために、着用中に位置がずれたり、襦袢又は肌襦袢から離れたりする場合があった。また、取付け箇所を多くすれば、取付けに手間がかかり、また、粘着テープやマジックテープ(登録商標)の部分が盛り上がり、見栄えが良くなかった。
さらに、半襟のデザインのバリエーションを多くするために、図7に示すように、細長い半襟の表と裏を別の色や柄を有するようにしたものがある。しかし、この場合は、表面部111と裏面部にそれぞれ別の布を使用し、布の周囲の縁116を縫い付けて、半襟110としていた。この半襟110を襦袢又は肌襦袢の襟に沿って折り曲げて、縫い付けて使用する場合は、布が2枚であるため、襦袢又は肌襦袢の襟の先端では、半襟110の表面部111の布が裏面部の布から浮き上がって、見栄えが良くなかった。また、裏面部の布の色や模様を使用したい場合には、その半襟110をいったん取り外して、再度、半襟110を裏返して付け直す必要があった。
特開2006−70366号公報)
本考案の半襟は、2種類の色や模様を有する半襟を、襦袢又は肌襦袢の襟から取り外さなくても、そのままで2種類の色や模様を使用することができる半襟を提供する。
上記課題を解決するための請求項1の考案は、和装下着に取付ける半襟において、幅方向の中央部を境に長手方向に延びる半襟のそれぞれの半分の幅が異なる色又は模様を有していることを特徴とする半襟である。このため、1本の半襟でそれぞれ半分の幅を、襦袢又は肌襦袢の表面に見えるように取付けて、着物の着付けで襟元に出すことができ、2種類の色又は模様を楽しむことができる。
請求項2の本考案は、半襟の長手方向に延びるそれぞれの半分の幅の異なる色又は模様は、半襟に必要な幅と長さを有する異なる色又は模様を有する布を、色又は模様が描かれたそれぞれの面を合わせて中央で縫い合わせ、それぞれ異なる色又は模様が表面に出るように、開いて折り曲げた後、同じ色又は模様の布のそれぞれの端部を縫い合わせた半襟である。このため、2種類の色又は模様を有する半襟をそれぞれの側で楽しむことができるとともに、この半襟を襦袢又は肌襦袢の襟に取付けたときに、半襟の中央の縫い合わせ部分が、襦袢又は肌襦袢の襟の先端に沿って取付けられるため、半襟が2枚の布から構成されていても、表の布と裏の布が離れることが無く、見栄えが良い。さらに、半襟の表も裏も同様に2種類の色又は模様があるので、表も裏も同じ様に使用することができ、利用価値が高い。
請求項3の本考案は、異なる色又は模様を有する布の中央を直線縫いで縫い合わせ、それぞれ異なる色又は模様が表面に出るように、開いて折り曲げた後、同じ色又は模様の布のそれぞれの端部をロックミシン縫いで縫い合わせた半襟である。このため、布の中央を縫って直線状に固定することができ、着付けた場合に見栄えが良い。また、半襟の周囲の端部を簡単に縫い合わせて閉じることができ、製造が容易である。
請求項4の本考案は、半襟の長手方向に延びるそれぞれの半分の幅の異なる色又は模様は、表面にそれぞれの半分の幅ごとに異なる色又は模様をプリント印刷されて形成された半襟である。このため、一度に半部の幅が異なる色又は模様を布にプリント印刷すればよく、製造が容易である。
請求項5の本考案は、半襟の表面と裏面は、それぞれ同様に、長手方向に延びるそれぞれの半分の幅の異なる色又は模様をプリント印刷されて形成した布の幅方向の中央部と端部を縫い合わせた半襟である。このため、表も裏も同様に使用することができ、利用価値が高い。
請求項6の本考案は、半襟の幅方向の中央部を、肌襦袢又は襦袢の襟部の先端に沿って取付け、衿の内面と外面は、半襟の別々の色又は模様が見えるようにした半襟である。この半襟を着用して襟抜きをした場合に、襟足から別の色又は模様が見えるため、優雅であり、デザイン的に優れている。
本考案は、半襟の長手方向に延びるそれぞれの半分の幅が異なる模様を有しているため、1本の半襟でそれぞれ半分の幅を着物の着付けで襟元に出すことができ、2種類の色又は模様を楽しむことができる。
本考案の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1は、本考案の半襟10の表面を示す長手方向に延びる部分を一部切り欠いた正面図であり、図2はそれを反転した裏面図である。
本考案の半襟10は、第1柄部13と第2柄部14を構成する2枚の布から形成され、その表面部11は、幅方向の中央部から一方の側、図1では、上半分が第1柄部13となり、他方の側である下半分が第2柄部14となっている。表面部11を幅方向に反転させた裏面部12では、逆に上半分が第2柄部14となり下半分が第1柄部13となっている。このため、半襟10においては、第1柄部13部の裏面は第1柄部13部であり、第2柄部14部の裏面は第2柄部14部であるように、同じ柄が背中合わせに形成されている。
半襟10の幅方向の中央に、長手方向に延びる中央縫い線15がある。中央縫い線15で、第1柄部13の布と第2柄部14の布が縫い付けられている。中央縫い線15は、本実施の形態では、ミシンによる直線縫いであるが、2枚の布を固定する他の縫い方を使用しても良い。
半襟10の周囲の縁部16においては、第1柄部13と第2柄部14は、それぞれ同様にロックミシン縫いでとめられている。このため、周囲から布がほつれることが無い。なお、本実施の形態では、ロックミシン縫いであるが、布の縁を縫い付ける他の方法を使用することもできる。
ミシンによる直線縫いとロックミシン縫いを使用したため、手作業が少なく、製造が容易であり、コストを下げることができる。
第1柄部13と第2柄部14は別々の色又は模様、即ち、別々の柄を有する布を使用するため、半襟10の2種類の布を自由に組み合わせることができ、1本の半襟で2種類の柄を楽しむことができる。
なお、本実施の形態では、第1柄部13と第2柄部14は別々の布を使用したが、1枚の布に中央縫い線15を境に別々の色又は柄をプリント印刷で形成したものを使用することもできる。プリント印刷で製造すると、異なる布を縫い合わせて使用することなく、製造が容易である。
次に、本実施の形態の半襟10の製造方法を図3〜図5に基づき説明する。
まず、第1柄部13と第2柄部14を構成する半襟10を製造するに必要な大きさの長手方向に延びた布を用意する。
図3に示すように、第1柄部13と第2柄部14の布をそれぞれ柄が向き合うように合わせる。そして、その幅方向の中央部を長手方向に沿ってミシンで直線縫いを行う。この縫い目が中央縫い線15となる。
その後、図4に示すように、中央縫い線15を中心に、第1柄部13と第2柄部14の布を折り返す。そうすると、第1柄部13と第2柄部14のそれぞれの柄が表面に出て、柄の無い裏面同士が合わされることとなり、表面部11と裏面部12には、長手方向に延びた半分の幅で、それぞれ第1柄部13と第2柄部14が形成され、第1柄部13と第2柄部14は、表面部11と裏面部12で背中合わせに形成される。
そして、図5に示すように、第1柄部13と第2柄部14のそれぞれの縁部16をロックミシン縫いすることにより、本考案の半襟10を製造することができる。
なお、上記のプリント印刷により製造した布を1枚のみ使用するときは、縁部16のみをロックミシン縫いとすることで製造することができる。
また、プリント印刷により製造した布を表面部11と裏面部12に2枚使用するときは、第1柄部13と第2柄部14の境目を直線縫いで縫い合わせることが、着付けたときに、布が浮き上がらないので好ましい。
次に、本考案の使用方法を図6に基づき説明する。図6は肌襦袢20の正面図である。
上記の半襟10を肌襦袢20の襟21に通常の方法で取付ける。そのとき、襟21の先端22の線に沿って、中央縫い線15を合わせて取付ける。そうすると、襟21の表面には第1柄部13のみが見えて、襟21の裏面には第2柄部14が存在することとなる。
このとき、表面部11と裏面部12は、中央縫い線15で折り曲げて取付けられており、中央縫い線15で縫い付けられているため、襟21の先端22において、表面部11が裏面部12から浮き上がることが無く、好ましい。
この半襟10を付けた肌襦袢20を使用して、着物を着付けると、正面からは、襟元で第1柄部13のみが見えて、美しく着付けることができる。この場合に、衿抜きをして着た場合には、襟足から第2柄部14が少し見えて、2つの柄を組み合わせることができ、より一層優雅に着ることができる。
また、この半襟10を付けた肌襦袢20を反転して着て、着物を着付けた場合には、正面からは、襟元で第2柄部14のみが見えて、美しく着付けることができる。この場合に、衿抜きをして着た場合には、襟足から第1柄部13が少し見えて、着ることができる。このため、肌襦袢20をリバーシブルに使用することができるとともに、2つの柄の半襟10を、肌襦袢20から付け替えることなく楽しむことができる。
さらに、この半襟10は、表面部11も裏面部12も同じ柄を有しているため、たとえ表面部11が汚れても、裏面部12も同様に2種類の柄を楽しむことができ、きわめて実用的である。
本考案の半襟の一部を切り欠きした正面図である。 本考案の半襟の一部を切り欠きした正面図である。 本考案の半襟の製造過程を示す図であり、2枚の布を合わせたときの正面図である。 本考案の半襟の製造過程を示す図であり、2枚の布の中央を縫い合わせた後反転した状態を示す断面図である。 本考案の半襟の製造過程を示す図であり、2枚の布の縁を縫い合わせた状態を示す斜視図である。 本考案の半襟を肌襦袢に取付けた状態を示す、肌襦袢の正面図である。 従来の半襟の一部切り欠きした正面図である。
符号の説明
10 半襟
11 表面部
12 裏面部
13 第1柄部
14 第2柄部
15 中央縫い線

Claims (6)

  1. 和装下着に取付ける半襟において、前記半襟の幅方向の中央部を境に長手方向に延びるそれぞれの半分の幅が異なる色又は模様を有していることを特徴とする半襟。
  2. 前記半襟の前記長手方向に延びるそれぞれの半分の幅の異なる色又は模様は、前記半襟に必要な幅と長さを有する異なる色又は模様を有する布を、前記色又は模様が描かれたそれぞれの面を合わせて中央で縫い合わせ、それぞれ異なる前記色又は模様が表面に出るように、開いて折り曲げた後、同じ色又は模様の布のそれぞれの端部を縫い合わせた請求項1に記載の半襟。
  3. 異なる色又は模様を有する布の中央を直線縫いで縫い合わせ、それぞれ異なる前記色又は模様が表面に出るように、開いて折り曲げた後、同じ色又は模様の布のそれぞれの端部をロックミシン縫いで縫い合わせた請求項1又は請求項2に記載の半襟。
  4. 前記半襟の前記長手方向に延びるそれぞれの半分の幅の異なる色又は模様は、表面にそれぞれの半分の幅ごとに異なる色又は模様をプリント印刷されて形成された請求項1に記載の半襟。
  5. 前記半襟の表面と裏面は、それぞれ同様に、前記長手方向に延びるそれぞれの半分の幅の異なる色又は模様をプリント印刷されて形成した布の幅方向の中央部と端部を縫い合わせた請求項4に記載の半襟。
  6. 前記半襟の幅方向の中央部を、肌襦袢又は襦袢の襟部の先端に沿って取付け、前記衿の内面と外面は、半襟の別々の色又は模様が見えるようにした請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の半襟。
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