JP3180133U - ストール類 - Google Patents
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Abstract
【課題】単に、首に巻く又は肩に掛けるだけで、自然と立体形状を作り出すことができ、高い装飾性を得ることができるストール類(例えば、スカーフ、ショール、ネッカチーフ、マフラー、ストール等)を提供する。
【解決手段】ストール類の全体形状について、装着者の首に掛止される、湾曲、もしくは折曲した曲り形帯部2と、該曲り形帯部2から延出して形成される一対の垂れ帯部3とからなる、全体の形状が平面視で略U字形状、略C字形状、略V字形状または馬蹄形状とする。
【選択図】 図1
【解決手段】ストール類の全体形状について、装着者の首に掛止される、湾曲、もしくは折曲した曲り形帯部2と、該曲り形帯部2から延出して形成される一対の垂れ帯部3とからなる、全体の形状が平面視で略U字形状、略C字形状、略V字形状または馬蹄形状とする。
【選択図】 図1
Description
本考案は、身体に装着するストール類に関し、とくに、単に装着するだけで、高い装飾性を得られるストール類に関するものである。
従来、ストール類(例えば、スカーフ、ショール、ネッカチーフ、マフラー、ストール等)は、冬季には防寒具として、夏季には日焼け対策や冷房下での防寒対策として、また首元回りを装飾するファッションとして、装着されている。これらストール類の一般的な形状は、長方形や正方形の単なる矩形状、若しくは単なる三角形状であり、様々な色、柄を付すことで、装飾性を高める工夫がされている。
例えば、幅と素材が異なり、かつ略同じ長さの帯状体をその中央部で縫い合わせたファッションマフラー(特許文献1参照)や、色・柄違いのシングル幅の生地を、その片縁で一体にするか、中心ラインで色・柄分けしたダブル幅の生地を、その中心ライン上で一体にし、あるいは、中心ラインで色・柄分けした少なくとも2枚のダブル幅の生地を、その中心ラインに沿って一体にして、折り畳むことによって幾つかの色・柄の組み合わせをすることができTPOに合わせてファッションを楽しむことができるストール(特許文献2参照)が先に提案されている。これらのマフラーやストールは、装着した際に見える色、柄や生地などの模様によって意匠性を変化させている。
特許文献1や特許文献2に示すようなファッションマフラーやストールは、従来のストール類と同様に形状が単なる矩形状であり、図5に示すように、首の後ろから肩に掛けて装着した際は、帯が直線状に垂れ下がるだけであり、そのままではファッション性に乏しいため、装着者は、例えば首にゆとりをもたせて巻き、ドレープ(自然とできる布のたるみ)を設けて立体形状を出す巻き方や、また例えば裾部を首元で結び合わせた後に裾を垂らして裾部に躍動感を持たせる結び方など、巻く、折る、捻じる、結ぶなど、装着方法を工夫することで立体形状を作り、ファッション性を高めていた。
しかしながら、その装着方法は手順が煩雑なこともあり、装着に技術を要するため、首に巻くなどの単純な装着方法、若しくは一度覚えた装着方法が定常化してしまうという問題があった。
本考案は、上記の問題点に鑑みなされたもので、単に、首に巻く又は肩に掛けるだけで、自然と立体形状が作り出すことができ、高い装飾性を得ることができるストール類を提供することを目的とする。
このため本考案のストール類は、装着者の首に掛止される、湾曲、もしくは折曲した曲り形帯部と、該曲り形帯部から延出して形成される一対の垂れ帯部とからなり、全体の形状が平面視で略U字形状、略C字形状、略V字形状または馬蹄形状であることを第1の特徴とする。また、前記垂れ帯部先端が、前記曲り形帯部に向かって傾斜していることを第2の特徴とする。
本考案のストール類は、以下の優れた効果を有する。
(1)首の後ろから肩に掛けるだけで、左右の肩から垂れ下がる一対の垂れ帯部がひだを形成しつつ垂れ下がるため、垂れ帯部に立体形状を自然と作り出すことができる。
(2)垂れ帯部が体の中心に向かって寄り、垂れ帯部先端は先鋭状に垂れ下がる末広がり形状となるため、垂れ帯部が風により揺れやすくなり、垂れ帯部に躍動感を持たせることができる。
(3)首の前から肩に掛けて巻くことで、首当て部が首元にたっぷりとした膨らみ、いわゆるドレープが自ずと形成されるため、装飾性が高まる。
(1)首の後ろから肩に掛けるだけで、左右の肩から垂れ下がる一対の垂れ帯部がひだを形成しつつ垂れ下がるため、垂れ帯部に立体形状を自然と作り出すことができる。
(2)垂れ帯部が体の中心に向かって寄り、垂れ帯部先端は先鋭状に垂れ下がる末広がり形状となるため、垂れ帯部が風により揺れやすくなり、垂れ帯部に躍動感を持たせることができる。
(3)首の前から肩に掛けて巻くことで、首当て部が首元にたっぷりとした膨らみ、いわゆるドレープが自ずと形成されるため、装飾性が高まる。
本考案のストール類とは、スカーフ、ショール、ネッカチーフ、マフラー、ストール並びにこれらに代用できる服飾品(例えば、バンダナ、パレオ、ひざ掛け等)を意味している。本考案に用いる生地は、絹、綿、麻、カシミア、モヘア等の天然繊維、又はポリエステル、ナイロン、レーヨン等の合成繊維からなる織物及び編み物や、天然皮革や合成皮革のように、服飾類に通常用いられる生地であれば使用可能である。また、生地にどのような模様を描出しても良く、特に制限なく用いることができる。例えば、単なる無地の色彩のみの模様、2色以上の色彩が形成する模様、文字や字紋のみの模様、又は線や図形で形成される図案などを使用することができる。
以下、本考案を実施するための最良の形態を、図面に示す実施例に基づいて説明する。図1は本考案に係るストール類の一実施例を示す平面図であり、図2は図1のストールを肩に掛けて装着した状態を説明する模式図であり、図3は図1のストールを首に巻いて装着した状態を説明する模式図である。
図1に示すように、本考案の実施例1は、半円状に湾曲した曲り形帯部2とその曲り形帯部2から伸びた一対の垂れ帯部3とからなり、全体の形状が平面視でU字形状に形成されているストール本体1である。ストール本体1は、型紙を作成する工程、型紙に合わせて生地を裁断する工程、縫製処理工程、及び染色工程を経て製作される。この工程に沿って、本考案の実施例1について説明する。
まず、図1に示すようなU字形状の型紙を作成する。この型紙は、生地を裁断するために用いられ、縫製処理後の仕上がりサイズを考慮して作成される。生地のサイズは、例えば60cm、90cm、100cm、又は110cm幅の生地が用いられる。帯幅wは、曲り形帯部2と垂れ帯部3とで略同じ幅となるよう形成され、例えば帯幅wの仕上がりサイズが10cm〜50cmの寸法となるよう作成される。また、一対の垂れ帯部3同士の離間幅Lは、例えばその仕上がりサイズが8cm〜15cmの寸法となるよう作成される。この帯幅wと離間幅Lを組み合わせることで、サイズが異なる複数のストールを製作し、装着者は、その複数のストールから体形に合うストールを選ぶことが可能となる。次に型紙に沿って生地が裁断されるが、生地に用いられる素材は、服飾類に通常用いられる生地であれば使用可能である。本実施例では、生地に100cm幅の絹を用い、仕上がりサイズの帯幅wが45cm、離間幅Lが10cmとなるよう型紙を作成した。次いで、裁断された絹の端部を、ほつれないようミシンにより三つ折り縫製し、図1に示すように、U字形状のストール本体1が形成される。さらに本実施例では、このストール本体1を草木染めにて染色した。
次に、本考案のストール本体1を装着した状態について説明する。ストール本体1を肩に掛けて装着すると、図2に示すように、垂れ帯部3は、ひだを形成し肩から垂下すると共に、垂れ帯部3の先端が装着者の身体中心に寄り、その先端は装着者の首に向かって先鋭状に傾斜した状態となる。そのため、自ずと形成されたひだにより立体形状が自然と生じる。また、図3に示すように、曲り形帯部2を首の下側に当て、垂れ帯部3を首に巻くと、曲り形帯部2はドレープを形成し、ストール本体1は首元にボリューム感のある立体形状を自然と生じる。
次に本考案に係る他の実施例について、図4を参照しながら説明する。便宜上、実施例1と同一の構成要件には同一の符号を付し、以下では実施例1との相違点を主に説明する。
図4(a)に示すように、半円状に湾曲した曲り形帯部2とその曲り形帯部2から伸びた一対の垂れ帯部3とからなり、その垂れ帯部3の帯幅が末広がりとし、ストール本体1の全体形状が平面視で略U字形状に形成されている。
図4(b)に示すように、多角形状に折曲した曲り形帯部2とその曲り形帯部2から伸びた一対の垂れ帯部3とからなり、ストール本体1の全体形状が平面視で略U字形状に形成されている。
図4(c)に示すように、直角状に折曲した曲り形帯部2とその曲り形帯部2から伸びた一対の垂れ帯部3とからなり、ストール本体1の全体形状が平面視で略U字形状に形成されている。
図4(d)に示すように、半円状に湾曲した曲り形帯部2とその曲り形帯部2からさらに湾曲して伸びた一対の垂れ帯部3とからなり、ストール本体1の全体形状が平面視で略C字形状に形成されている。
図4(e)に示すように、湾曲した曲り形帯部2とその曲り形帯部2から伸びた一対の垂れ帯部3とからなり、ストール本体1の全体形状が平面視で略V字形状に形成されている。
図4(f)に示すように、湾曲した曲り形帯部2とその曲り形帯部2から直線状に伸びた一対の垂れ帯部3とからなり、ストール本体1の全体形状が平面視で馬蹄形状に形成されている。
このように曲り形帯部2が、装着者の首を周回し湾曲、もしくは折曲した形状であり、その曲り形帯部2から延出して形成される一対の垂れ帯部3から形成される全体形状であれば、上述した装着状態と同様の効果が得られる。
尚、本考案の要旨は、ストール類が装着者の首に掛止される、湾曲、もしくは折曲した曲り形帯部と、該曲り形帯部から延出して形成される一対の垂れ帯部とから構成されていることであり、本実施例では、例えば一対の垂れ帯部3にボタン、クリップ、ピン、またはファスナーなどを設けて一対の垂れ帯部3同士を突き合わせて閉じても良い。また、例えば垂れ帯部3の先端にフリンジを設けても良く、このように本考案の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは言うまでもない。
1 ストール本体
2 曲り形帯部
3 垂れ帯部
4 従来のストール類
w 帯幅
L 垂れ帯部の離間幅
2 曲り形帯部
3 垂れ帯部
4 従来のストール類
w 帯幅
L 垂れ帯部の離間幅
Claims (2)
- 装着者の首に掛止される、湾曲、もしくは折曲した曲り形帯部と、該曲り形帯部から延出して形成される一対の垂れ帯部とからなり、全体の形状が平面視で略U字形状、略C字形状、略V字形状または馬蹄形状であることを特徴とするストール類。
- 前記垂れ帯部先端が、前記曲り形帯部に向かって傾斜していることを特徴とする請求項1に記載のストール類。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012005771U JP3180133U (ja) | 2012-09-21 | 2012-09-21 | ストール類 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012005771U JP3180133U (ja) | 2012-09-21 | 2012-09-21 | ストール類 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3180133U true JP3180133U (ja) | 2012-12-06 |
Family
ID=48006728
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012005771U Expired - Fee Related JP3180133U (ja) | 2012-09-21 | 2012-09-21 | ストール類 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3180133U (ja) |
-
2012
- 2012-09-21 JP JP2012005771U patent/JP3180133U/ja not_active Expired - Fee Related
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