JP3122963U - ネクタイ - Google Patents

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Abstract

【課題】慶弔の式事に佩用するネクタイを、家紋・定紋の付いた紋付きの状態と、その家紋・定紋が外された状態とに切り替えて使用できるように構成する。
【解決手段】大剣1と、中継ぎ2と、小剣3とが、一本の細い幅の帯状に連続しているネクタイAにおいて、大剣1には、それの裏面側に設ける小剣3を通す通しバンド状の小剣通し4を目安に、それの上方部位と下方部位とに、該大剣1を表裏に貫通する横方向の切れ目a・bを、上下に一対に対向し、かつ、それぞれ小剣3を挿通可能とする巾に形設し、小剣3には、それの中間部の表側で、大剣1の切れ目aと切れ目bとの間と対応する部位に、家紋cを付設しておく。
【選択図】図5

Description

本考案は、布地・編物・織物により狭い巾の帯状に成形してシャツのカラーの回りに巻いて前で結び垂れ下げて衿飾りとするネクタイにおいて、特に、シャツの前面に垂れ下げて飾りとする大剣部に家紋が表示される形態としたネクタイに関する。
シャツの衿の回りに巻いて結び前に垂れ下げて衿飾りとするネクタイAは、通常狭い巾の帯状の布地・織物・編物により図1に示しているように、巾広の大剣1と、細巾の中継ぎ2と稍細巾の小剣3とが一本の細帯状に連続する形状のものとして作られる。
巾広の大剣1は、シャツの前面に垂れ下げて飾りとする部分で、表面側に、飾りとするための、模様・絵柄・色柄が施される。
中継ぎ2は、シャツの衿の回りに巻き付け、衿の前面に結び目をつくる部分で、細い巾の帯紐状に形成される。
小剣1は、結び目を形成した中継ぎ2の先に連続するネクタイAの端末の部分であるが、着装したときに、大剣1の裏面側にそれと略揃う長さで垂れ下がるよう稍細巾の帯紐状に形成される。そして、この小剣3は、巾広の大剣1の裏面側の上下の中間部に、別の布地で細巾の帯紐状に形成し、両端を縫着してバンド通しのように取り付けておく小剣通し4に、先端側から挿し通して、中間部がこの小剣通し4に保持された状態としておくようにしている。
このような形態のものとして作られるネクタイAは、その殆どが、オーダーメイドではなく、レディーメイドのものでそれの大剣1の前面に施される模様・絵柄・色彩等が、メーカー側において付設されているものであって、慶祝の式事の際に着装する白絹の白地のもの、また葬弔の式事の際に着装するくろぎぬのものは、使用する人が選択して購入し使用するようなっている。
ところで、慶弔の式事に、それに適応する白地、または黒地のネクタイを着けて臨むとき、さらに、家紋・定紋の佩用を望む場合がある。家紋・定紋の佩用は、和服の場合には紋付きの衣服を着れば良いが、洋服の場合には、紋付きの服がないことで、これを別に誂えることになる。しかし、洋服には紋付きを正装とする習慣がないことで、定紋を付けたハッピのようになって、服装の格調を崩し、式事にそぐわないものとする問題がでてくる。
この家紋・定紋を、洋装のときに着装するネクタイの、飾りの主体部となる大剣の部分の一部に着けるようにすれば、家紋・定紋が、飾りの模様・絵柄とになることで、洋装の格式・格調を崩すことなく、家紋・定紋を佩用した機能を果たすことになる。しかし、この紋付きのネクタイは、家紋・定紋の佩用を望まない場合には使えない特殊な柄物のネクタイとなり、通常の慶弔の式事に佩用する白地・黒地のネクタイと別に用意しておかなければならない問題がある。
本考案において解決しようとする課題は、慶弔の式事に佩用するネクタイを、家紋・定紋の付いた紋付きの状態と、その家紋・定紋が外された状態とに切り替えて使用できるように構成することにある。
本考案においては、上述の課題を解決するための手段として、
シャツの前面側に垂れ下がる巾広の大剣1と、頸に巻き付け結び目を形成する中継ぎ2と、大剣1の裏面側に重合させて垂れ下がる細い巾の小剣3とが、一本の細い幅の帯状に連続しているネクタイAにおいて、大剣1には、それの裏面側に設ける小剣3を通す通しバンド状の小剣通し4を目安に、それの上方部位と下方部位とに、該大剣1を表裏に貫通する横方向の切れ目a・bを、上下に一対に対向し、かつ、それぞれ小剣3を挿通可能とする巾に形設し、小剣3には、それの中間部の表側で、大剣1の切れ目aと切れ目bとの間と対応する部位に、家紋cを付設したことを特徴とするネクタイ、を提起し、かつ、これに併せて、
小剣3の表側に付設する家紋cを、ネクタイAと別体の布地・織物7に付設し、その別体の布地・織物7を小剣3の長手方向の中間部の表側に縫着したことを特徴とするネクタイ、を提起し、さらに、
上下に一対に対向する切れ目a・bを、大剣1の上下方向における複数個所に設け、小剣3の表面側には、それぞれの切れ目a・bの間隔と対応する部位に、それぞれ家紋cを付設しておくことを特徴とするネクタイ、
を提起するものである。
本考案による家紋付きのネクタイは、シャツの衿の回りに巻き付けて結び目を結び、そこから垂れ下がる小剣の小剣先を、大剣の裏面側に設けてある小剣通し4の上方部位に開設された上位の切れ目aに、その大剣1の裏側から通して、その大剣1の表側に引き出し、次いで、前記小剣通し4の下方の部位に設けた下位の切れ目bに、大剣1の表側から裏側に向けて挿通し、それを引き出して垂下させれば、上位の切れ目aと下位の切れ目bとの間において大剣1の表面側に露出してきた小剣3の中間部が、それに付設した家紋・定紋cを大剣1の表面側に表示するようになって、紋付きのネクタイとなる。
また、結び目から垂れ下がる小剣3を、切れ目a・bに挿通させずに、小剣通し4に通して垂れ下げるようにすれば、小剣3の表側に付設した家紋・定紋cは、大剣1の裏側にかくれ、大剣1の表面側は家紋のない通常のネクタイとなる。従って、家紋付きと、家紋の付かない態様との二様に切り替えて使用できるようになる。
次に、本考案手段の実施の態様を、実施例につき図面に従い詳述する。
図3は本考案を実施せるネクタイの正面図、図4は背面図、図5は同上ネクタイの小剣を大剣に形設した切れ目に挿通して付設した家紋を大剣の表面側に露出させた状態の斜視図、図6は同上状態の側面図、図7は家紋を付設した別布地の正面図である。
図において、1はネクタイAの大剣の部分、2はこの大剣1に連続する頸に巻き付ける中継ぎの部分、3は中継ぎ2の先に連続する小剣の部分、4は小剣通し、5は裏地、6は額縁、7は別体の布地を示す。
ネクタイAは、この例においては、狭い巾の帯状に裁断した布地の両側縁を、その布地の裏面側に芯材として重合した裏地5を包み込むように裏側にそれぞれ折り返して、それら両側縁の端縁を縫い合わせることで、大剣1の部分とシャツの衿の回りに巻き付け前に結び目を結ぶ中継ぎ2の部分と、結び目から大剣1の裏面側に沿い垂れ下げる小剣3の部分とが、一本の細帯状に連続する通常のネクタイの形態に形成してある。ネクタイAは、布地を用いて芯材の裏地を包み込んだ形態のものだけでなく、編物・織物により、ネクタイの形態に編み上げたものであってもよい。
このネクタイAの大剣1の部分には、それの裏面側に付設される小剣通し4が占める位置を目安として、その小剣通し4より少し上方に位置する部位と、少し下方に位置する部位とに、小剣3の挿通を可能とする切れ目a・bを、それぞれ、略小剣3の巾に対応する長さで巾方向に沿うように開設する。これら切れ目a・bは、なるべくは、上位の切れ目aにあっては、下弦の円弧状に開設し、下位の切れ目bにあっては、上弦の円弧状に開設する。
また、上位の切れ目aと下位の切れ目bとの間隔は、小剣3の表面側に付設しておく家紋cの上下の巾に対応する間隔に設定する。この間隔は大剣1の裏側から、上位の切れ目aに小剣3の剣先を通し下位の切れ目bから大剣1の裏側に戻して、小剣3を大剣1の裏側に垂れ下げた状態とすることで、小剣3の表側に付設した家紋cを切れ目aと切れ目bとの間において大剣1の前面側に露出させたときに、その家紋cがそっくり表れてくる間隔にする。
この切れ目a・bを開設するときに、その位置を設定する基準とした小剣通し4は、その小剣通し4が、大剣1の上下の略中間の位置に設けられていることから、大剣1の前面側の略上下の中間位置に家紋cを表出させるときの目安としているもので、小剣通し4を装備していないネクタイ、または、家紋cを、大剣1の上方に寄せた衿に近い部位に付設しようとする場合にあっては、この小剣通し4と無関係の位置に切れ目a・bを設けるようにしてよい。
また、この上下に一対の切れ目a・bは、一個所にだけでなく、例えば、大剣1の上下の中間部と、衿に近い部位との二個所に設けておいて、衿に近い部分と中間部位とに、それぞれ家紋cが表出されるようにしてもよい。
小剣3の上下の中間部の表面側に付設する家紋cは、家紋を表すようになっていればよく、家紋をあしらった絵柄としてもよい。また、家紋cは、図7に示しているように、ネクタイAとは別体の布地・織物7に織り込むか、捺染しておいて、この別布地・織物7を小剣3の表面側の所定の個所に縫着することで、付設するようにしてよく、ネクタイAの小剣3に直接・刺繍等で付設するようにしてもよい。
ネクタイの正面図である。 同上ネクタイの背面図である。 本考案を実施せるネクタイの正面図である。 同上ネクタイの背面図である。 同上ネクタイの小剣を大剣に形設した切れ目に挿通して小剣に付設した家紋を大剣の前面に表出させた状態の斜視図である。 同上ネクタイの同上状態の側面図である。 同上ネクタイに付設する家紋を付けた別生地の正面図である。
符号の説明
A…ネクタイ、a・b…切れ目、c…家紋、1…大剣、2…中継ぎ、3…小剣、4…小剣通し、5…裏地、6…額縁、7…別体の布地・織物。

Claims (3)

  1. シャツの前面側に垂れ下がる巾広の大剣1と、頸に巻き付け結び目を形成する中継ぎ2と、大剣1の裏面側に重合させて垂れ下がる細い巾の小剣3とが、一本の細い幅の帯状に連続しているネクタイAにおいて、大剣1には、それの裏面側に設ける小剣3を通す通しバンド状の小剣通し4を目安に、それの上方部位と下方部位とに、該大剣1を表裏に貫通する横方向の切れ目a・bを、上下に一対に対向し、かつ、それぞれ小剣3を挿通可能とする巾に形設し、小剣3には、それの中間部の表側で、大剣1の切れ目aと切れ目bとの間と対応する部位に、家紋cを付設したことを特徴とするネクタイ。
  2. 小剣3の表側に付設する家紋cを、ネクタイAと別体の布地・織物7に付設し、その別体の布地・織物7を小剣3の長手方向の中間部の表側に縫着したことを特徴とする請求項1記載のネクタイ。
  3. 上下に一対に対向する切れ目a・bを、大剣1の上下方向における複数個所に設け、小剣3の表面側には、それぞれの切れ目a・bの間隔と対応する部位に、それぞれ家紋cを付設しておくことを特徴とする請求項1記載のネクタイ。
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