JP3167583B2 - メモリ回路用冗長スキーム - Google Patents

メモリ回路用冗長スキーム

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  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)
  • Dram (AREA)
  • Static Random-Access Memory (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に集積回路メモリ
に関し、特にメモリ回路に用いられる改善された冗長ス
キームに関する。
【0002】
【従来の技術】製造コストを低減するために、集積回路
の製造業者は、生産量(力)を改善しかつ欠陥個別(個
体)部分(defective individual parts)に対する不合格
率(除去割合い)(rejection rate)を低減するための方
法を模索している。不合格率を低減する一つの方法は、
集積回路に冗長または補助回路構成素子(redundant ora
uxiliary circuit components) を供給することであ
る。この方法は、試験が欠陥構成要素を見付け出すこと
ができ、かつ冗長同等物(redundant equivalent)を欠陥
構成素子に代用するために回路が容易に再構成できる場
合に実用的である。この方法は、ランダム・アクセス・
メモリのような集積回路メモリ配列に広く用いられてい
る。メモリ回路は、多数のメモリ・セルの正則反復(reg
ular repetition)によって特徴付けられる。各メモリ・
セルの位置は、メモリ・マトリックス配列における特定
の行及び列(row and column)を一般に識別する独自のア
ドレスによって規定されている。メモリ回路は、メモリ
回路へのアドレス入力で信号の異なる組合せをデコード
(復号)する行及び列デコーダを含む。メモリ回路は、
欠陥メモリ・セルを有しているあらゆる行及び列を置き
換えるために多数のメモリ・セルの複製(duplicate) 行
及び/又は列を同じ回路に含むことにより冗長性を提供
する。可融リンク(fusible links) のようなプログラミ
ング素子を用いてプログラム可能である冗長行及び列に
対して個別のデコーダが供給される。一度集積回路が検
査されかつ欠陥メモリ・セルが決定されたならば、プロ
グラム可能な冗長性デコーダは、欠陥セルを有する行ま
たは列に対応するそれらのアドレスをデコードすべくプ
ログラムされる。欠陥行または列は、次に抑止される(d
isabled)。この方法では、欠陥行または列がアドレスさ
れるたびに、その代わりに冗長同等物が選ばれる。
【0003】欠陥行または列を無能にするために、既存
のメモリ回路は、一般にレーザ溶断ヒューズ(laser blo
wn fuses) を用いて欠陥素子を物理的に切断するか、ま
たは欠陥行または列を論理的にディセレクト(deselect)
する(はずす)。これらの方法の両方に関連した問題が
存在する。欠陥行または列を物理的に切断することは、
列または行のピッチで間隔をあけられるヒューズ素子の
レーザ・ザッピング(laser zapping) を必要とする。ヒ
ューズ素子間の密間隔(close spacing) は、それら(ヒ
ューズ素子)をヒットすることが非常に難しい目標物
(ターゲット)にするとともにレーザ・ザッピングにお
いて大いなる正確性を必要とする。ヒューズ素子は、集
積回路のサイズ及びコストを増す大きなシリコン領域を
とる傾向もある。欠陥素子の論理的ディセレクション(l
ogical deselection) は、抑止入力(disable input) を
主デコーダに加えることを必要とする。この入力は、冗
長行または列が選択されるときに、出力がアサートさ
れ、主デコーダを論理的に抑止するようにプログラム可
能な冗長デコーダの出力によって駆動される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ア
プローチは、メモリ・アクセス時間を増すことによって
装置をスローダウンする。冗長素子が選択される時間と
主デコーダが抑止される時間の間で2〜3のゲートが遅
延するので、主デコーダが欠陥素子を選択し、かつ冗長
デコーダがスペア行または列を選択する間に、短い間隔
が存在する。従って、アクセスは、データを読取る前に
欠陥素子がクリアされるまで遅延されなければならな
い。従って、メモリ回路で用いる改善された冗長スキー
ムのニーズが存在する。本発明の目的は、欠陥素子の物
理的切断または論理的ディセレクションの必要を排除す
るメモリ回路用冗長スキームを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記本発明の目的は、
(a)欠陥素子の位置を決定すべく回路を検査し、
(b)欠陥素子がアドレスされるときに対応冗長素子を
選択すべく回路をプログラムし、(c)アドレスされた
ときに欠陥素子に、データ・ラインに欠陥情報を供給さ
せ、(d)欠陥情報を対応冗長素子によってデータ・ラ
インに供給された正しい情報でオーバーライドする段階
を具備する集積回路メモリに冗長を供給する方法によっ
て達成される。また、本発明の上記目的は、それぞれが
行及び列の交差に配置される複数の主メモリ素子と、ア
ドレス入力情報の受け取りに対する入力を有し、アドレ
ス入力に応じてデコード・ラインをアサートすることに
よって主メモリ素子を選択するアドレス・デコーダと、
冗長メモリ素子と、冗長メモリ素子に結合され、所定の
アドレス入力情報に応じて冗長デコード・ラインをアサ
ートすることによって冗長メモリ素子の一つを選択する
プログラム可能冗長デコーダと、対応デコード・ライン
及び冗長デコード・ラインに応じて複数の主メモリ素子
の選択されたもの及び冗長メモリ素子の対応するものを
データ・ラインに結合する選択回路と、データ・ライン
に結合された入力を有し、アクセスされたメモリ素子の
内容を検出するセンス回路と、データ・ラインに結合さ
れ、冗長素子が選択されるときに欠陥信号よりも強力な
冗長信号をデータ・ライン上に発生する手段とを備え、
強力な冗長信号は、欠陥信号をオーバーライドして、欠
陥素子を抑止する必要を排除するメモリ回路によっても
達成される。
【0006】本発明では、発生手段は、データ・ライン
の第1のセグメントをデータ・ラインの第2のセグメン
トに結合する抵抗素子であり、主メモリ素子は、第1の
セグメントに結合しかつ冗長メモリ素子は、第2のセグ
メント及びセンス回路に結合するように構成してもよ
い。本発明では、冗長素子が選択されるときに、抵抗素
子にわたる電圧降下は、冗長信号が欠陥信号よりも強力
になる原因となるように構成してもよい。本発明では、
負荷素子がデータ・ラインの第1のセグメントを基準電
圧に結合するように構成してもよい。本発明では、発生
手段は、対応する主メモリ素子よりも大きい冗長メモリ
素子であってもよい。本発明では、大きい冗長メモリ素
子は、主メモリ・セル記憶コンデンサよりも大きい冗長
メモリ・セル記憶コンデンサであってもよい。本発明で
は、大きい冗長メモリ素子は、主メモリ・セル・アクセ
ス・トランジスタよりも大きい冗長メモリ・セル・アク
セス・トランジスタであってもよい。本発明では、大き
い冗長メモリ素子は、主メモリ素子をデータ・ラインに
結合する選択回路と比較すると、冗長メモリ素子をデー
タ・ラインに結合する、より大きい選択回路であっても
よい。
【0007】更に、本発明の目的は、ダイナミック・ラ
ンダム・アクセス・メモリ回路における、コラム冗長回
路であって、主コラム・ラインをデータ・ラインの第1
のセグメントに結合するコラム選択トランジスタと、前
記データ・ラインの前記第1のセグメントを該データ・
ラインの第2のセグメントに結合する抵抗素子と、前記
データ・ラインの前記第2のセグメントに結合されたデ
ータ・センス・アンプと、冗長コラム・ラインを前記デ
ータ・ラインの前記第2のセグメントに結合する冗長コ
ラム選択トランジスタとを備え、前記抵抗素子にわたる
電圧降下は、冗長コラムが選択されるときに前記冗長コ
ラム・ラインからのデータが前記主コラム・ラインから
のデータをオーバーライドする原因となるコラム冗長回
路によっても達成される。また、上記本発明の目的は、
ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ回路におけ
る、コラム冗長回路であって、コラム・ラインをデータ
・ラインの第1のセグメントに結合するコラム選択トラ
ンジスタと、データ・ラインの第1のセグメントをデー
タ・ラインの第2のセグメントに結合する抵抗素子と、
データ・ラインの第2のセグメントに結合されたデータ
・センス・アンプと、冗長コラム・ラインをデータ・ラ
インの第2のセグメントに結合する冗長コラム選択トラ
ンジスタとを備え、冗長コラムが選択されるときだけか
つそれに応じて、データ・ラインの大きな電圧降下に作
用するために抵抗素子を通って電流が流れるコラム冗長
回路によっても達成される。
【0008】更に、本発明の上記目的は、ダイナミック
・ランダム・アクセス・メモリ回路における、ロー冗長
回路であって、コラム・ラインをデータ・ラインに結合
する主メモリ・コラム選択トランジスタと、データ・ラ
インに結合されたデータ・センス・アンプと、冗長コラ
ム・ラインをデータ・ラインに結合する冗長コラム選択
トランジスタとを備え、冗長コラム選択トランジスタ
は、主メモリ・コラム選択トランジスタよりもサイズが
大きいコラム冗長回路によっても達成される。上述した
本発明の目的は、ダイナミック・ランダム・アクセス・
メモリ回路における、ロー冗長回路であって、それぞれ
が記憶コンデンサをビット・ラインに結合するアクセス
・トランジスタを含んでいる複数の主メモリ・セルと、
複数のアクセス・トランジスタのゲート端子に結合して
いる主メモリ・ロー・ラインと、それぞれが冗長記憶コ
ンデンサをビット・ラインに結合する冗長アクセス・ト
ランジスタを含んでいる複数の冗長メモリ・セルと、複
数の冗長アクセス・トランジスタのゲート端子に結合し
ている冗長ロー・ラインとを備え、冗長メモリ・セルの
冗長記憶コンデンサは、主メモリ・セルの記憶コンデン
サよりもサイズが大きいロー冗長回路によっても達成さ
れる。
【0009】本発明の上記目的は、スタティック・ラン
ダム・アクセス・メモリ回路における、ロー冗長回路で
あって、記憶ラッチ及び記憶ラッチを相補対のビット・
ラインの第1のセグメントにそれぞれ結合する一対のア
クセス・トランジスタを含んでいる主メモリ・セルと、
相補対のビット・ラインの第1のセグメントを相補対の
ビット・ラインの第2のセグメントに結合する抵抗素子
と、冗長記憶ラッチ及び冗長記憶ラッチを相補対の第2
のセグメントにそれぞれ結合するアクセス・トランジス
タの冗長対を含んでいる冗長メモリ・セルと、相補対の
ビット・ラインの第2のセグメントに結合された入力を
有しているセンス回路とを備え、抵抗素子にわたる電圧
降下は、冗長メモリ・セルがアクセスされるときに冗長
メモリ・セルの内容が主メモリ・セルの内容をオーバー
ライドする原因となるロー冗長回路によっても達成され
る。また、上述した本発明の目的は、スタティック・ラ
ンダム・アクセス・メモリ回路における、ロー冗長回路
であって、記憶ラッチ及び記憶ラッチを相補対のビット
・ラインの第1のセグメントにそれぞれ結合する一対の
アクセス・トランジスタを含んでいる主メモリ・セル
と、相補対のビット・ラインの第1のセグメントを相補
対のビット・ラインの第2のセグメントに結合する抵抗
素子と、冗長記憶ラッチ及び冗長記憶ラッチを相補対の
ビット・ラインの第2のセグメントにそれぞれ結合する
アクセス・トランジスタの冗長対を含んでいる冗長メモ
リ・セルと、相補対のビット・ラインの第2のセグメン
トに結合された入力を有しているセンス回路とを備え、
冗長メモリ・セルがアクセスされるときだけかつそれに
応じて、相補対のビット・ラインの第2のセグメントに
大きな電圧降下に作用するために、抵抗素子を通って電
流が流れるロー冗長回路によっても達成される。
【0010】
【作用】本発明は、可融リンクまたは論理的ディセレク
ションのいずれかを伴うディセレクションの必要性を除
去する、冗長方法、及びその方法を実行する回路を提供
する。本発明の冗長方法は、選択同等冗長素子(selecte
d equivalent redundantelement) の内容に選択欠陥素
子(selected defective element)の内容をオーバーライ
ドさせる。欠陥素子は、抑止される必要がなく、かつ不
良データを発生することを許容される。従って、回路
は、コラム・ライン(column line) のピッチでのヒュー
ズ素子のレーザ・ザッピングを必要としないし、論理的
ディセレクション回路素子によってもたらされた遅延で
損害を被ることもない。一実施例では、本発明は、欠陥
素子の位置を決定すべく回路を検査し、欠陥素子がアド
レスされるときに対応冗長素子を選択すべく回路をプロ
グラムし、アドレスされたときに欠陥素子に欠陥情報を
発生させ、そして対応冗長素子によって発生された情報
により欠陥情報をオーバーライドする段階を含んでいる
集積回路メモリに冗長を供給する方法を提供する。本発
明の方法をを実行する回路の一実施例は、それぞれが列
と行の交点に配置された複数のメモリ・セルを有するメ
モリ回路と、アドレス入力に応じて大域デコード・ライ
ンをアサートすることによってメモリ・セルを選択する
アドレス・デコーダとを含む。メモリ回路は、冗長メモ
リ素子と、冗長デコード・ラインをアサートすることに
よって冗長メモリ素子を選択するプログラム可能冗長デ
コータとを更に含む。回路は、大域デコード・ライン及
び冗長デコード・ラインに応じて選択されたビット・ラ
インをデータ・ラインに結合するトランジスタも含む。
データ・ラインは、所定電圧に抵抗性があるように結合
され(resistively coupled) かつアクセスされたメモリ
・セルの内容を検出する電圧センシング手段(voltage s
ensing means) に抵抗手段を通して結合する。電流は、
冗長素子の選択によってのみ抵抗手段を通して流れる。
結果として、冗長デコード・ラインがアサートされると
きにセンシング手段への入力に大きな電圧降下が発生す
る。電圧センシング手段の入力で、通常電圧降下と比較
して、データ・ラインに冗長素子の選択によってもたら
されたより大きな電圧降下は、データ・ラインの欠陥メ
モリ・セルのインパクト(衝撃)を効果的にオーバーラ
イドする。それゆえに、冗長メモリの内容は、欠陥メモ
リ素子を切断またはディセレクトする必要なく欠陥メモ
リの内容をオーバーライドする。
【0011】別の実施例では、本発明は、一次素子(pri
mary elements)で用いられるそれらよりも大きいサイズ
のメモリ・セルを含むメモリ回路に冗長素子を提供す
る。冗長メモリ・セルは、一次DRAMメモリ・セルに
おける記憶コンデンサのサイズよりも大きい記憶コンデ
ンサ、または一次SRAMメモリ・セルで用いられるア
クセス・トランジスタと比較して大きさがより大きいメ
モリ・セル・アクセス・トランジスタのいずれかを有す
ることができる。より大きな冗長メモリ・セルは、並列
に動作している二つの通常サイズ・メモリ・セルによっ
て構成されうる。本実施例によるより大きなメモリ・セ
ルは、より小さな一次欠陥セルの出力を抑制することが
できる、より強力な信号を発生する。それゆえに、欠陥
素子は、切断またはディセレクトされる必要がない。本
発明の冗長回路の特質及び利点の更なる理解は、詳細の
説明及び添付した図面を参照することによってなされう
る。
【0012】
【実施例】本発明の冗長スキームは、冗長行及び/また
は列を用いるスタティック及びダイナミック・ランダム
・アクセス・メモリ(RAM)回路の両方に採り入れる
ことができる。図1は、本発明によるコラム(列)冗長
スキームを示しているダイナミックRAM(DRAM)
の部分の例示的回路概略である。主メモリ配列における
複数のコラム・ライン100のそれぞれは、所定電圧に
予めチャージされた(precharged)BIT及びバーBIT
・ラインを含む。ここで、バーは、それに続く文字列ま
たは記号(ここではBIT)上に付された線を表わすも
のとする。また、バーは、その後に続く文字列または記
号のコンプリメンタリー(相補)を意味するものである
(以下、本明細書中において任意の文字列または記号の
前にバーと記載されている場合も同様とする)。BIT
及びバーBITは、複数のメモリ・セル(図示省略)に
接続する。一度メモリ・セルがアクセスされると、アク
セスされたメモリ・セルの内容に応じてBITとバーB
ITの間に電位差(voltage differential)が発生する。
センス・アンプ(sense amplifier) 104は、各コラム
・ライン100に接続しかつBITとバーBITの間の
電位差を検出する。センス・アンプ104は、BITと
バーBITで完全相補論理レベル(full complementary
logic levels) を発生すべく差分電位(differential vo
ltage)を増幅する。一対の選択トランジスタ108及び
110のソース/ドレイン端子は、各コラム100のB
IT及びバーBIT・ラインを、一対の相補入力/出力
(I/O)ラインにそれぞれ接続する。大域コラム・デ
コード・ライン106は、各コラム100の選択トラン
ジスタ108及び110のゲート端子に接続して、アサ
ートされたときに、選択されたBIT及びバーBIT
は、I/O及びバーI/O・ラインに接続する。I/O
及びバーI/Oは、PMOSトランジスタ112及び1
14をそれぞれ介して正電源(positive supply) に接続
される。トランジスタ112及び114の長さ及び幅
は、例えば、400オームの実効(有効)ソース−ドレ
イン抵抗を得るために選択される。メモリ読取りサイク
ル中に、PMOSトランジスタ112及び114のゲー
ト端子は、負電源電圧(negative power supply voltag
e) VSSである。I/O及びバーI/Oは、一対の抵
抗(器)116及び118を通してそれぞれ差分I/O
センス・アンプ120の差分入力に接続する。
【0013】大域コラム・デコーダがアサートされると
きに、一対のビット・ラインは、I/Oラインに接続
し、電位差がI/Oライン間に発生する。コラム100
iのメモリ・セルをアクセスすることで、BITi及び
バーBITiは、正電源VDD及び負電源VSSにそれ
ぞれ移動する。VDDで大域コラム・デコーダ・ライン
106iを伴い、NMOS選択トランジスタ110は、
大きなゲート−ソース電圧を有する。それにより、選択
トランジスタ110は、オンになりかつその導電チャネ
ルは、バーI/OをバーBITiに接続する。電流は、
VDDから、PMOSトランジスタ114及び選択トラ
ンジスタ110を通り、そしてセンス・アンプ104i
を通ってVSSへ流れ始める。この電流の量は、固定さ
れかつ選択トランジスタ110の飽和電流によって制限
される。トランジスタ114に対して、例えば、1mA
の飽和電流及び400オームの実効抵抗値を仮定する
と、バーI/Oの電圧は、VDDからVDD−0.4v
に降下する。I/Oの電圧は、VDDで変化せずに保持
される。冗長コラム・デコードが選択されないならば、
I/Oセンス・アンプ120の入力がゼロ電流を引き出
す(即ち、電流が流れない)ので、抵抗116及び11
8間で電圧降下が存在しない。それゆえに、0.4の電
位差がI/Oセンス・アンプ120の入力で発生する。
その正入力(positive input)と比較してI/Oセンス・
アンプ120の負入力(negative input)にて0.4ボル
ト低い電圧であり、I/Oセンス・アンプ120の出力
は、高く、論理“1”の信号を送る。
【0014】ここで、コラム100iが欠陥コラムであ
ると仮定すると、冗長コラム・デコーダは、コラム10
0iがアドレスされるときに冗長コラム102を選択す
べくプログラムされる。それゆえに、大域コラム・デコ
ード・ライン1061がアサートされるときに、冗長コ
ラム・デコード122もアサートされる。冗長選択トラ
ンジスタ124及び126は、冗長コラム102のBI
T及びバーBIT・ラインをI/O及びバーI/Oにそ
れぞれ接続する。接続は、冗長選択トランジスタが抵抗
116及び118の他の側面(サイド)で(即ち、差分
I/Oセンス・アンプ120への入力で直接的に)冗長
BIT及びバーBIT・ラインをI/O及に接続するこ
とを除いて主コラム・ラインに類似する。即ち、全ての
主コラム・ライン100がノード128及び130でI
/Oラインに接続すると同時に、冗長コラム・ライン1
02は、ノード132及び134でI/Oラインに接続
する。アクセスされた冗長メモリ・セルの正しいデータ
は、コラム100iのメモリ・セルでアクセスされたデ
ータに対して極性が反対であると想定する。コラム10
0iが選択されるときに、欠陥コラム100iからPM
OSトランジスタ114を通って流れる1mAの電流に
加えて、VDDから流れて、PMOSトランジスタ11
2及び抵抗116を通り、冗長コラム・選択トランジス
タ124を通って、冗長センス・アンプ136を介して
VSSに流れる1mAのが存在する。抵抗116に対す
る抵抗の値も400オームならば、トランジスタ124
を通る1mAは、400オーム抵抗116にわたり0.
4vの電圧降下及び400オームのPMOSトランジス
タ112にわたり第2の0.4vの電圧降下をもたら
す。それゆえに、ノード132での電圧は、VDD−
0.8ボルトに等しい。結果として、差分I/Oセンス
・アンプ120の正入力での電圧は、その負入力での電
圧よりも0.4ボルト小さい。従って、データ・アウト
(出力)は、誤り論理“1”の代わりに論理“0”の信
号を出力する。それゆえに、冗長コラム102の内容
は、欠陥コラム100iの内容をオーバーライドして、
欠陥コラム100iを切断またはディセレクトする必要
を排除する。ノード132及び134での寄生キャパシ
タンスの量が最小(量)なので、抵抗116及び118
の追加によりもたらされた遅延は、無視してよい(取る
に足らない)。ノード132及び134での寄生キャパ
シタンスの量について、例えば0.05pFの一般的な
値を与えると、ノード132または134を駆動してい
る抵抗116または118のRC時間定数によってもた
らされた遅延は、おおよそ400Ω×0.05pF=
0.02nsである。
【0015】上記実施例に対する非常に類似したアプロ
ーチは、サイクル間でPMOSトランジスタ112及び
114をオンにし、かつ読取りサイクルの始めでそれら
をオフにすることによってI/OラインをVDDにプリ
チャージする。PMOSトランジスタ112及び114
は、選択トランジスタ108及び110がオンにされる
と実質的に同時にオフにされる。VDDからI/Oライ
ンを切断することによって、I/Oラインの電圧がVD
D−0.4ボルトの最小値まで指数関数的に減少する、
上記実施例とは異なり、本実施例の回路は、十分な時間
が許されるならば、I/Oラインの電圧をVSSまでラ
ンプ(傾斜)させることを除いて、動作の基本的原理
は、同じである。しかし、選択トランジスタ108、1
10、124、及び126は、これが発生するかなり前
にディセレクトされる。しかしながら、両方の実施例で
は、冗長素子が選択されるときに、抵抗116または1
18を通る電流がI/Oラインにわたる卓越している電
圧降下をもたらす。それゆえに、本発明の冗長回路は、
欠陥素子の動作を邪魔せず、かつ欠陥素子に不良データ
を発生させる。しかしながら、図1に示すような一対の
小さな抵抗を追加することによって、冗長素子からのデ
ータは、不良データを簡単にオーバーライドする。従っ
て、この回路は、コラムのピッチのヒューズの必要性、
または論理的ディセレクションに対する追加の回路素子
を排除する。
【0016】同じ原理に基づく本発明の代替実施例は、
冗長選択トランジスタ124及び126のサイズを増大
し、かつ抵抗116及び118の必要性を排除する。よ
り大きい冗長選択トランジスタは、通常選択トランジス
タ108及び110の飽和電流と比較してトランジスタ
124または126を通って流れる飽和電流の量を増加
する。それゆえに、冗長コラム102が選択されるとき
に、それは、(欠陥)通常コラムによってもたらされた
それよりも多くの電流がPMOSトランジスタ112ま
たは114の一つを通って流れることをもたらす。これ
は、次には通常コラムによってもたらされたそれよりも
大きな電圧降下をPMOSトランジスタ112または1
14にわたりもたらす。冗長コラムが選択されたとき
に、より大きな電圧降下は、欠陥コラムからの不良デー
タによるI/Oライン上のより小さい電圧降下を単にオ
ーバーライドする。冗長センス・アンプ136の安定性
要求に基づいて、このアプローチは、同様に、冗長セン
ス・アンプ136のトランジスタ・サイズを増大するこ
とを必要としうる。同じ原理に基づく本発明の別の実施
例は、ロー(行)冗長に対して用いることができる。図
2は、本実施例によるDRAMに対するロー冗長回路を
示す。DRAMメモリ・セル200は、記憶コンデンサ
204をビット・ラインに接続するアクセス・トランジ
スタ202を含む。所与の配列内のロー・ライン206
は、複数のメモリ・セル200のアクセス・トランジス
タのゲート端子に接続する。特定のロー・ライン206
iが選択されるときに、ロー・ラインに接続している全
てのアクセス・トランジスタ202は、オンになって、
電荷共有(charge sharing)をビット・ライン寄生キャパ
シタンス210とメモリ・セル記憶コンデンサ204の
間で発生させる。センス・アンプは、メモリ・セルから
のビット・ライン電圧における増加または減少を検出し
かつメモリ・セルに記憶されたオリジナル(開始)電圧
に基づいて相補ビット・ラインを完全論理レベル(VS
S及びVDD)まで駆動する。選択されたコラム・デコ
ード・ラインは、図1に関連して記述したように、ビッ
ト・ラインの選択された対をI/Oラインに接続する。
回路は、冗長ロー208を選択するプログラム可能な冗
長ロー・デコーダ(図示省略)を更に含む。ロー206
が欠陥であることが見出されたときに、冗長ロー・デコ
ーダは、欠陥ローがアドレスされるときに、冗長ロー2
08も選択されるようにプログラムされる。
【0017】欠陥ロー206を抑止する必要を排除する
ために、冗長メモリ・セル212の記憶コンデンサ21
4は、より大きく、例えば、主メモリ・セル200の記
憶コンデンサ204のサイズの2倍に、作られる。代替
的に、同じ結果を達成するために二つの通常サイズ冗長
セルが通常セルと一緒に同時に選択されうる。欠陥ロー
206が選択されるとき、ビット・ライン上の電荷の量
は、記憶コンデンサ204及び冗長記憶コンデンサ21
4の両方により影響される。しかしながら、冗長記憶コ
ンデンサ214によってもたらされたΔvは、記憶コン
デンサ204のそれの2倍の大きさでありうる。従っ
て、冗長メモリ・セル212は、ビット・ライン上の電
荷共有処理を抑制しかつ欠陥メモリ・セルのインパクト
を効果的にオーバーライドする。再度、ヒューズも論理
的ディセレクションも必要とされない。より大きい冗長
記憶コンデンサ214は、冗長メモリ・セル212のサ
イズを増加する。しかしながら、冗長メモリ・セル21
2の数が制限されるので、集積回路チップのサイズにお
ける総インパクトは、あまり意味がない。これらの技術
に対する同等物は、スタティックRAM(SRAM)回
路に適用することができる。例えば、本発明の原理に基
づいてSRAMsにロー冗長を供給する少なくとも二つ
の方法が存在する。第1の実施例では、主冗長ロー(dom
inant redundant rows) は、抵抗の他のサイドに接続し
ているSRAM冗長ローを有するBIT及びバーBIT
・ラインに一対の抵抗を含むことによって取得できる。
図4を参照すると、メモリ・セル400及び冗長メモリ
・セル402が示されている。抵抗408及び410の
他のサイドで、冗長メモリ・セルがノード422及び4
24でBIT及びバーBITに接続すると同時に、主メ
モリ・セルがノード418及び420でBIT及びバー
BITに接続することを除いて、二つのメモリ・セル
は、類似に構築される。本実施例の動作は、図1に示し
たコラム冗長回路に類似する。欠陥ロー424が選択さ
れるときに、対応する冗長ロー426も選択される。各
ロー(400及び426)からの一つのメモリ・セルが
BIT及びバーBIT・ラインの選択された対に接続す
る。図1に関連して記述したコラム冗長回路に類似し
て、冗長メモリ・セル402が選択されたときにだけ抵
抗408または410を通って電流が流れる。これは、
BIT及びバーBIT上の欠陥メモリ・セルのインパク
トをオーバーライドするより大きな電圧降下を発生す
る。ノード422及び424に接続している差分センス
・アンプ416は、それゆえに、冗長メモリ・セル40
2の内容に対応する。この回路は、欠陥ローを抑止する
必要を排除しかつ正しい出力データに欠陥ローに包含さ
れた不良データを卓越させる。
【0018】第2の実施例では、一般的なSRAMセル
に対する全てのNMOSトランジスタは、主メモリ配列
におけるそれらよりも冗長ローにおいて幅広に作られ
る。図3は、一般的なSRAMセル300及び冗長セル
302を示す。メモリ・セル300は、セルをBIT及
びバーBITにそれぞれ接続するアクセス・トランジス
タ304及び306を含む。BIT及びバーBITは、
抵抗(またはPMOSトランジスタ)326及び328
によって、それぞれVDDにチャージ(帯電・充電)さ
れる。アクセス・トランジスタ304及び306のゲー
ト端子は、ロー・デコード・ライン316に接続する。
メモリ・セル300は、トランジスタ308及び31
0、並びに負荷装置312及び314のクロス結合対(c
ross-coupledpair)から構成される記憶ラッチ(storage
latch) も含む。トランジスタ・サイズを除いて、冗長
メモリ・セル302は、それをBIT及びバーBITに
それぞれ接続している冗長アクセス・トランジスタ31
8及び320を伴う、メモリ・セル300と同じ構造を
有する。アクセス・トランジスタ318及び320のゲ
ート端子は、冗長ロー330に接続する。しかしなが
ら、冗長セル302のクロス結合トランジスタ322及
び324並びにアクセス・トランジスタ318及び32
0の幅は、メモリ・セル300のそれらの対照物よりも
大きく作られる。それゆえに、欠陥ローが選択されると
き、抵抗326または328を通って流れている読取り
電流(read current)は、欠陥セルに対する読取り電流よ
りも冗長セル302に対して大きい。従って、冗長メモ
リ・セル302は、その内容に欠陥セルの内容をオーバ
ーライドさせるより大きい電圧降下をもたらす。欠陥ロ
ーを抑止するためにヒューズも論理的ディセレクション
も必要ない。この場合には、冗長SRAMセル302の
クロス結合対のトランジスタ322及び324のサイズ
も、ラッチの安定性を確実にするために増加されなけれ
ばならない。
【0019】結論として、本発明は、欠陥素子の物理的
切断または論理的ディセレクションの必要を排除するメ
モリ回路に対する冗長スキームを提供する。欠陥素子
は、動作しかつ不良データを発生することを許容され
る。本発明の冗長回路は、欠陥素子のインパクトをオー
バーライドするための冗長素子に対する機構(メカニズ
ム)を提供する。集積回路メモリに関する主冗長素子を
提供するための複数の異なる手段が記述された。上記
は、本発明の特定な実施例の完全なる記述であるが、種
々の変更、変化、及び代替が用いられうる。従って、本
発明の範疇は、記述された実施例に限定されるべきでな
く、その代わりに、特許請求の範囲によって規定され
る。
【0020】
【発明の効果】本発明の冗長回路は、欠陥素子の動作を
邪魔せず、かつ欠陥素子に不良データを発生させる。し
かしながら、図1に示すような一対の小さな抵抗を追加
することによって、冗長素子からのデータは、不良デー
タを簡単にオーバーライドする。従って、この回路は、
コラムのピッチのヒューズの必要性、または論理的ディ
セレクションに対する追加の回路素子を排除する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるコラム冗長を示しているダイナミ
ックRAM回路の部分の回路概略図である。
【図2】本発明によるダイナミックRAM回路に対する
ロー冗長スキームを示す図である。
【図3】本発明によるスタティックRAM回路での使用
に対するロー冗長スキームを示す図である。
【図4】本発明によるスタティックRAM回路における
ロー冗長スキームに対する別の実施例を示す図である。
【符号の説明】
100 コラム・ライン 102 冗長コラム 104,104i センス・アンプ 106,106i 大域コラム・デコード・ライン 108,110 選択トランジスタ 112,114 PMOSトランジスタ 116,118 抵抗 120 I/Oセンス・アンプ 122 冗長コラム・デコード 124,126 冗長選択トランジスタ 128,130,132,134 ノード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−36592(JP,A) 特開 昭62−219298(JP,A) ”DIRECT−MEMORY RE DUNDANCY”、IBM Tech nical Disclosure B ulletin、p.271−273 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11C 29/00 G11C 11/401 - 11/4099 WPI(DIALOG)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれが行及び列の交差に配置される
    複数の主メモリ素子と、アドレス入力情報の受け取りに
    対する入力を有し、該アドレス入力に応じて主メモリ素
    子を選択するアドレス・デコーダと、冗長メモリ素子
    と、前記冗長メモリ素子に結合され、所定のアドレス入
    力情報に応じて該冗長メモリ素子の一つを選択するプロ
    グラム可能冗長デコーダと、前記選択された主メモリ素
    子及び冗長メモリ素子をデータ・ラインに結合する手段
    と、前記データ・ラインに結合された入力を有し、アク
    セスされたメモリ素子の内容を検出するセンス回路と、
    前記データ・ラインに結合され、冗長素子が選択される
    ときに欠陥信号よりも強力な冗長信号を前記データ・ラ
    イン上に発生する手段とを備え、 前記強力な冗長信号は、前記欠陥信号を無効化して、前
    記欠陥素子の無能化の必要性を解消するようになってお
    り、前記発生手段が、前記データ・ラインの第1のセグ
    メントを該データ・ラインの第2のセグメントに結合す
    る抵抗素子であり、前記主メモリ素子は、該第1のセグ
    メントに結合しかつ前記冗長メモリ素子は、該第2のセ
    グメント及び前記センス回路に結合するようになってい
    ことを特徴とするメモリ回路。
  2. 【請求項2】 冗長素子が選択されるときに、前記抵抗
    素子の電圧降下が前記冗長信号を前記欠陥信号よりも大
    きくすることを特徴とする請求項1に記載のメモリ回
    路。
  3. 【請求項3】 負荷素子が前記データ・ラインの前記第
    1のセグメントを基準電圧に結合することを特徴とする
    請求項1に記載のメモリ回路。
  4. 【請求項4】 ダイナミック・ランダム・アクセス・メ
    モリ回路における、コラム冗長回路であって、主コラム
    ・ラインをデータ・ラインの第1のセグメントに結合す
    るコラム選択トランジスタと、前記データ・ラインの前
    記第1のセグメントを該データ・ラインの第2のセグメ
    ントに結合する抵抗素子と、前記データ・ラインの前記
    第2のセグメントに結合されたデータ・センス・アンプ
    と、冗長コラム・ラインを前記データ・ラインの前記第
    2のセグメントに結合する冗長コラム選択トランジスタ
    とを備え、冗長コラムが選択されるときに前記抵抗素子
    の電圧降下によって前記冗長コラム・ラインからのデー
    タが前記主コラム・ラインからのデータを無効化するこ
    とを特徴とするコラム冗長回路。
  5. 【請求項5】 ダイナミック・ランダム・アクセス・メ
    モリ回路における、コラム冗長回路であって、コラム・
    ラインをデータ・ラインの第1のセグメントに結合する
    コラム選択トランジスタと、前記データ・ラインの前記
    第1のセグメントを該データ・ラインの第2のセグメン
    トに結合する抵抗素子と、前記データ・ラインの前記第
    2のセグメントに結合されたデータ・センス・アンプ
    と、冗長コラム・ラインを前記データ・ラインの前記第
    2のセグメントに結合する冗長コラム選択トランジスタ
    とを備え、冗長コラムが選択されるときだけかつそれに
    応じて、前記データ・ラインの大きな電圧降下を与える
    ように前記抵抗素子を通って電流が流れることを特徴と
    するコラム冗長回路。
  6. 【請求項6】 スタティック・ランダム・アクセス・メ
    モリ回路における、ロー冗長回路であって、記憶ラッチ
    及び当該記憶ラッチを相補対のビット・ラインの第1の
    セグメントにそれぞれ結合する一対のアクセス・トラン
    ジスタを含んでいる主メモリ・セルと、前記相補対のビ
    ット・ラインの前記第1のセグメントを該相補対のビッ
    ト・ラインの第2のセグメントに結合する抵抗素子と、
    冗長記憶ラッチ及び当該冗長記憶ラッチを前記相補対の
    前記第2のセグメントにそれぞれ結合するアクセス・ト
    ランジスタの冗長対を含んでいる冗長メモリ・セルと、
    前記相補対のビット・ラインの前記第2のセグメントに
    結合された入力を有しているセンス回路とを備え、冗長
    メモリ・セルがアクセスされるときに前記抵抗素子の電
    圧降下によって前記冗長メモリ・セルから出力される信
    号が前記主メモリ・セルから出力される信号を無効化す
    ることを特徴とするロー冗長回路。
  7. 【請求項7】 スタティック・ランダム・アクセス・メ
    モリ回路における、ロー冗長回路であって、記憶ラッチ
    及び当該記憶ラッチを相補対のビット・ラインの第1の
    セグメントにそれぞれ結合する一対のアクセス・トラン
    ジスタを含んでいる主メモリ・セルと、前記相補対のビ
    ット・ラインの前記第1のセグメントを該相補対のビッ
    ト・ラインの第2のセグメントに結合する抵抗素子と、
    冗長記憶ラッチ及び当該冗長記憶ラッチを前記相補対の
    ビット・ラインの前記第2のセグメントにそれぞれ結合
    するアクセス・トランジスタの冗長対を含んでいる冗長
    メモリ・セルと、前記相補対のビット・ラインの前記第
    2のセグメントに結合された入力を有しているセンス回
    路とを備え、前記冗長メモリ・セルがアクセスされると
    きだけかつそれに応じて、前記相補対のビット・ライン
    の前記第2のセグメントに大きな電圧降下を与えるよう
    に前記抵抗素子を通って電流が流れることを特徴とする
    ロー冗長回路。
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