JP3167228B2 - Vccテーブルのアクセス方法及びバーチャルチャネル変換装置 - Google Patents

Vccテーブルのアクセス方法及びバーチャルチャネル変換装置

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JP3167228B2
JP3167228B2 JP23346293A JP23346293A JP3167228B2 JP 3167228 B2 JP3167228 B2 JP 3167228B2 JP 23346293 A JP23346293 A JP 23346293A JP 23346293 A JP23346293 A JP 23346293A JP 3167228 B2 JP3167228 B2 JP 3167228B2
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    • H04L12/56Packet switching systems
    • H04L12/5601Transfer mode dependent, e.g. ATM
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    • H04L12/5601Transfer mode dependent, e.g. ATM
    • H04L2012/5619Network Node Interface, e.g. tandem connections, transit switching

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、VCCテーブルのアク
セス方法及びバーチャルチャネル変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ATM交換機のバーチャルチャネル変換
器(VCC:Virtual Channel Converter )は、VCC
テーブルを用いてATMセルの入力側の仮想パス識別子
VPI(Virtual Path Identifier )/仮想チャネル識
別子VCI(Virtual ChannelIdentifier)を、出力側
のVPI/VCIに変換する機能を有している。VCC
テーブルに対するアクセスとしては、パス設定時等のV
CCテーブルへのVPI/VCIデータの書き込み、A
TM交換機に入力するATMセルに付加されているVP
I/VCIデータに対応する出力側のVPI/VCIデ
ータの読み出し及びメンテナンスのためのVPI/VC
Iデータの読み出し等がある。
【0003】ここで、従来のVCCの回路構成を図10
を参照して説明する。アドレスセレクタ11は、ATM
セルに付加されているVPI/VCIと、パス設定時の
VCCテーブルの書き込みアドレス及びメンテナンス時
の読み出しアドレス(VPI/VCI)との一方を選択
して、RAM12に記憶されているVCCテーブルの書
き込み/読み出しアドレスとして出力する回路である。
【0004】このアドレスセレクタ11から出力される
アドレス(入力側のVPI/VCI)が書き込み/読み
出しアドレスとしてVCCテーブルに与えられる。そし
て、読み出しの場合には、VCCテーブルの該当するア
ドレスのデータ、すなわち出力側のVPI/VCIが読
み出され、書き込みの場合には、VCCテーブルの該当
するアドレスに出力側のVPI/VCIが書き込まれ
る。
【0005】ヘッダ変換セレクタ13は、バッファ14
に一時保存されている着信セルのVPI/VCIと、V
CCテーブルから読み出される出力側のVPI/VCI
との一方を選択してセルの他の部分と組み合わせて出力
する回路である。
【0006】着信セルのVPI/VCIを変換する場合
には、ヘッダ変換セレクタ13により着信セルのヘッダ
の入力側のVPI/VCIの代わりにVCCテーブルか
ら読み出される出力側のVPI/VCIが選択されて回
線上に出力される。これによりセルのヘッダの入力側の
VPI/VCIが出力側のVPI/VCIに変換され
る。
【0007】ところでセルの入力側VPI/VCIと出
力側VPI/VCIとを対応づけるVCCテーブルは、
VPI/VCIが全体で28ビットあるので、28ビットの
アドレス長を持ち、かつ28ビットのデータを記憶できる
メモリエリアが必要となる。しかしながら、28ビットの
アドレス長を持ち、かつ28ビットのデータ長をもつメモ
リエリアを各VCC内に設けることは現実的ではないの
で、1つの回線上に同時に存在するVPI/VCIの数
を制限することでVCCテーブルのメモリ容量を抑える
ようにしている。
【0008】図11は、VCCの主要部の他の回路構成
を示す図であり、図12は、図11のレジスタ部の構成
を示す図である。図11のレジスタ部21には32個の
入力側のVPI/VCIデータが記憶でき、RAM22
には入力側のVPI/VCIデータに対応する32個の
出力側のVPI/VCIデータが記憶できるようになっ
ている。このレジスタ部22には、入力側のVPI/V
CIの設定時に32個のレジスタの内の空いているレジ
スタを示すレジスタナンバー(Reg.No.) と、入力側VP
I/VCIとが与えられ、空きレジスタに入力側のVP
I/VCIが書き込まれる。同時にRAM22の該当す
るアドレスに出力側のVPI/VCIデータが書き込ま
れる。
【0009】また、回線上を流れるセルのVPIデータ
はレジスタ23aに記憶され、VCIデータはレジスタ
23bに記憶される。そして、レジスタ23a、23b
に記憶されたVPI/VCIデータはレジスタ部21に
出力され、レジスタ部21に記憶されている入力側のV
PI/VCIデータと一致するか否かが判別される。こ
のとき、回線上を流れるセルのVPI/VCIデータと
レジスタ部21に記憶されている入力側のVPI/VC
Iデータとが一致すると、RAM22の所定のアドレス
が指定され、そのアドレスから出力側のVPI/VCI
データが読み出されヘッダ変換部24に出力される。そ
して、ヘッダ変換部24において、セルの入力側のVP
I/VCIが出力側のVPI/VCIに変換される。
【0010】レジスタ部21は、図12に示すように28
ビットの入力側のVPI/VCIデータを記憶する32
個のレジスタ群31-1〜31-32 と、レジスタ群31-1
〜31-32 に記憶されているVPI/VCIデータと回
線上を流れるセルのVPI/VCIデータとの一致を判
別する32個のエクスクルーシブオアゲート(以下、E
XORと呼ぶ)群32-1〜32-32 と、それら32個の
EXOR群32-1〜32-32 の出力をエンコードして5
ビットのRAMアドレスを出力するエンコーダ33とで
構成されている。
【0011】例えば、回線上を流れるセルのVPI/V
CIデータが、1番目のレジスタ31-1に格納されてい
るVPI/VCIデータと一致すると、1番目のEXO
R32-1の2つの入力が一致して出力が「0」となる。
このとき他のEXOR32─2〜32─32の出力は
「1」となっているので、エンコーダ33はEXOR群
32-1〜32-32 の出力値「0111・・1」をエンコ
ードして5ビットのRAMアドレス、例えば「0000
1」を出力する。この結果、RAM22のアドレス「0
0001」に格納されている出力側のVPI/VCIデ
ータが読み出される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図10のV
CCでは、前述した着信セルのVPI/VCIを変換す
るための回線側からのデータの読み出しの他に、VCC
テーブルの正常性の確認、あるいはメンテナンスのため
のVPI/VCIデータの読み出し等が行われる。そし
て、それらの処理は交換機内のソフトウェアの指示によ
り行われるので、着信セルのVPI/VCIの変換とは
非同期に実行される。
【0013】このとき、着信セルのVPI/VCIの変
換は、他のアクセスより優先して実行する必要があるの
で、従来は、VPI/VCIの変換要求が発生した場合
には、VCCテーブルへのデータの書き込み、あるいは
メンテナスのためのデータの読み出しを待たせるように
していた。
【0014】一方、前述した従来のアクセス方法では、
回線上を流れるセルから抽出されるクロック信号を基準
としてVCCテーブルに対するデータの書き込み及びメ
ンテナンスのためのデータの読み出しを行っていた。そ
の為、回線が接続されていないとき、あるいは回線に障
害が発生してクロック信号が抽出できないときには、V
CCテーブルへのVPI/VCIデータの書き込み、あ
るいはメンテナンスのためのデータの読み出しが行えな
いという問題点があった。
【0015】また、図11のVCCでは、交換機のソフ
トウェアからレジスタ部21へのVPI/VCIデータ
の書き込み、あるいは読み出しの指示があった場合、フ
ァームウェアがその指示がパスの設定(新たなデータの
書き込み)か、それとも終話(既存のデータのクリア)
かを判定する必要があった。そして、パスの設定の指示
であったときには、レジスタ部21のどのレジスタが空
いているかを調べ、その空いているレジスタに入力側の
VPI/VCIデータを書き込み、さらにそのレジスタ
に対応するRAM22の該当するアドレスに出力側のV
PI/VCIデータを書き込でいた。また、終話の指示
であったときには、該当するレジスタを探してクリアし
ていた。
【0016】従来はこれらの処理をファームウェアが行
っていたために処理時間がかかり、そのため交換機のソ
フトウェアの交換処理の処理速度も制限されるという問
題点があった。
【0017】本発明の課題は、回線障害等により回線側
のクロック信号を抽出できないときにも、VCCテーブ
ルへのVPI/VCIデータの書き込み、あるいはメン
テナンスのためのVPI/VCIデータの読み出しが行
え、かつ回線側からのVCCテーブルのデータの読み出
しを優先して実行できるようにすることである。また、
他の課題は、VPI/VCIデータの書き込み及び消去
を短時間で行えるようにすることである。
【0018】
【課題を解決するための手段】セルに付加されている入
力側の仮想パス識別子(VPI)/仮想チャネル識別子
(VCI)と出力側のVPI/VCIとを対応づけたV
CCテーブルのアクセス方法において、第1の発明のア
クセス方法は、VCCテーブルに対するVPI/VCI
データの書き込み要求またはメンテナンスのためのVP
I/VCIデータの読み出し要求のみがあった場合に
は、回線上を流れるセルから抽出される第1のクロック
信号と非同期の第2のクロック信号に基づいてVPI/
VCIデータの書き込みまたはメンテナンスのためのV
PI/VCIデータの読み出しを行う。
【0019】VCCテーブルに対するデータの書き込み
要求またはメンテナンスのためのデータの読み出し要求
と同時または前後して回線側からのVCCテーブルに対
する読み出し要求があった場合には、回線側からの読み
出し要求を優先して実行した後、次のセルが到着するま
での期間に第2のクロック信号に基づいてVPI/VC
Iデータ書き込みまたはメンテナンスのためのVPI/
VCIデータの読み出しを行う。
【0020】次に、図1は、第2の発明のバーチャルチ
ャネル変換装置の原理ブロック図である。セルに付加さ
れている入力側の仮想パス識別子(VPI)/仮想チャ
ネル識別子(VCI)を出力側のVPI/VCIに変換
するバーチャルチャネル変換装置において、記憶手段1
は、入力側のVPI/VCIと出力側のVPI/VCI
とを対応づけたVCCテーブルを記憶する。
【0021】クロック信号生成手段2は、回線上を流れ
るセルから抽出される第1のクロック信号と非同期の第
2のクロック信号を生成する。書き込み信号/読み出し
制御信号生成手段3は、VPI/VCIデータの書き込
み要求またはメンテナンスのためのVPI/VCIデー
タの読み出し要求のみがあったときには、第2のクロッ
ク信号に基づいてデータの書き込み信号/読み出し制御
信号を生成し、回線側からVPI/VCIデータの読み
出し要求があった場合には、書き込み信号/読み出し制
御信号の出力を一定期間中止し、回線側からの読み出し
要求を優先して実行させた後、次のセルが到着するまで
の期間に第2のクロック信号に基づく書き込み信号/読
み出し制御信号を出力する。
【0022】次に、図2は、第3の発明のバーチャルチ
ャネル変換装置の原理ブロック図である。セルに付加さ
れている入力側の仮想パス識別子(VPI)/仮想チャ
ネル識別子(VCI)を出力側のVPI/VCIに変換
するバーチャルチャネル変換装置において、記憶手段5
は、入力側のVPI/VCIと出力側のVPI/VCI
とを対応づけて記憶する複数のVPI/VCI記憶部5
aを有する。
【0023】このVPI/VCI記憶部5aは、例え
ば、セルに付加されている入力側のVPI/VCIを記
憶する複数のレジスタ86-1〜86-32 と、変換すべき
出力側のVPI/VCIを記憶するRAMとで構成され
ており、レジスタ86-1〜86-32 の内容によりRAM
のアドレスが指定されるようになっている。
【0024】使用中/未使用情報記憶手段6は、記憶手
段5の各VPI/VCI記憶部5aが使用中か、あるい
は未使用かを示す情報を各VPI/VCI記憶部5aに
対応させて記憶する複数の使用中/未使用情報記憶部6
aを有する。
【0025】制御手段7は、VPI/VCIデータの書
き込み要求があったときには、未使用であること示す情
報が記憶されている使用中/未使用情報記憶部6aに対
応するVPI/VCI記憶部5aを書き込み可能とし、
VPI/VCIデータの無効化要求があったときには、
無効化すべきVPI/VCIデータと一致するデータが
記憶されているVPI/VCI記憶部5aを判定し、そ
のVPI/VCI記憶部5aに対応する使用中/未使用
情報記憶部6aの情報を未使用であることを示す情報に
書き換える。
【0026】
【作用】第1及び第2の発明では、回線上を流れるセル
から抽出される第1のクロック信号と非同期の第2のク
ロック信号に基づいてVCCテーブルに対するVPI/
VCIデータの書き込みまたはメンテナンスのためのV
PI/VCIデータの読み出しを行うようにしている。
【0027】従って、回線が接続されていないとき、あ
るいは回線に障害が発生して第1のクロック信号が抽出
できない場合でも、VCCテーブルに対してデータの書
き込み/読み出しを行ってVCCテーブルの正常性を確
認することができる。また、メンテナンスのためにVP
I/VCIデータを読み出すことができる。
【0028】さらに、データの書き込み要求、あるいは
メンテナンスのためのデータの読み出し要求と、入力側
のVPI/VCIを出力側のVPI/VCIに変換する
ための回線側からの読み出し要求とが同時に発生した場
合には、回線側からの読み出し要求を優先して実行さ
せ、回線側からの読み出しが終了した後、次のセルが到
着するまでの期間にデータの書き込み、あるいはメンテ
ナンスのためのデータの読み出しを行うようにしたの
で、回線側からのVPI/VCIの変換要求を待たせる
ことがない。
【0029】第3の発明は、VPI/VCIデータを記
憶する各VPI/VCI記憶部5aが使用中か、それと
も未使用かを示す使用中/未使用情報記憶部6aを設
け、パス設定時等にVPI/VCI記憶部5aにVPI
/VCIデータを書き込むときには、使用中/未使用情
報記憶部6aの情報が未使用となっているVPI/VC
I記憶部5aにVPI/VCIデータを書き込むように
している。また、通話が終了してVPI/VCIデータ
を無効化する場合には、無効化すべきVPI/VCIデ
ータと一致するデータを記憶しているVPI/VCI記
憶部5aに対応する使用中/未使用情報記憶部6aの情
報を未使用であることを示す情報に書き換えるようにし
ている。
【0030】このように、使用中/未使用情報記憶部6
aを設けることで、未使用のVPI/VCI記憶部5a
を探し、そのVPI/VCI記憶部5aにデータを書き
込むまでの処理をハードウェアで実現できるので、デー
タの書き込みが終了するまでの時間を大幅に短縮でき
る。また、終話時にVPI/VCIデータを無効化する
時間も短縮できる。
【0031】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図3は、本発明の第1実施例のバーチャルチ
ャネル変換装置VCCの主要部の回路ブロック図であ
る。以下、図10の従来のVCCと異なる部分について
説明する。
【0032】図3において、フリップフロップ41は、
メンテナンス時にRAM12のVCCテーブルから読み
出されるVPI/VCIをラッチするレジスタである。
タイミング信号生成回路(TG)42は、アドレスセレ
クタ11が回線上のセルのVPI/VCIと、書き込み
/メンテナンス用読み出しアドレスとの何れを選択する
かを指定する選択信号と、ヘッダ変換セレクタ13が回
線上を流れるセルと、RAM12から読み出される出力
側のVPI/VCIとの何れを選択するかを指定する選
択信号を出力する。また、TG42は、RAM12の書
き込み信号WE(信号B)と、フリップフロップ41が
VPI/VCIをラッチするタイミングを決める信号A
(読み出し制御信号)を供給する。
【0033】次に、図4はTG42の回路ブロック図で
ある。5ビットのシフトレジスタ51には、回線上を流
れるデータから抽出されるクロック信号CK1(9MHz
程度の信号)とセルフレーム同期信号CF(図5参照)
が入力しており、セルフレーム同期信号CFがクロック
信号CK1に同期して順にシフトされ5ビットの出力端
子に出力される。シフトレジスタ51の2ビット目から
4ビット目の出力信号は3入力アンドゲート52に入力
し、3ビット目から5ビット目の出力信号は3入力アン
ドゲート53に入力している。
【0034】この3入力アンドゲート52の出力信号e
は、アドレスセレクタ11が回線側のセルのVPI/V
CIと、書き込み/メンテナンス用読み出しアドレスと
の何れを選択するかを決める選択信号としてアドレスセ
レクタ11へ出力されている。さらに、その3入力アン
ドゲート52の出力信号eは、RSフリップフロップ7
1のセット端子Sに出力されている。
【0035】3入力アンドゲートト53の出力信号は、
ヘッダ変換セレクタ13が回線側のセルのVPI/VC
Iと、RAM12から読み出される出力側のVPI/V
CIとの何れを選択するかを決める選択信号として、ア
ンドゲート54を介してヘッダ変換セレクタ13へ出力
されている。アンドゲート54の他の入力端子には、図
5に示すようにデータが有効となる間ローレベルとなる
イネーブル信号ENが入力している。
【0036】上記のシフトレジスタ51、3入力アンド
ゲート52、53及びアンドゲート54からなる回路に
おいて、ローレベルのセルフレーム同期信号CFが入力
すると、3入力アンドゲート52からクロック信号CK
1の3クロックの間、回線側のデータを選択するローレ
ベルの選択信号eがアドレスセレクタ11に出力され
る。この結果、回線上を流れるセルのVPI/VCIが
読み出しアドレスとしてRAM12に出力され、RAM
12のVCCテーブルからセルのVPI/VCIに対応
する出力側のVPI/VCIが読み出される。次に、1
クロック遅れて3クロックの間、RAM12から読み出
されるデータを選択する選択信号がヘッダ変換セレクタ
13に出力される。これにより、VCCテーブルから読
み出される出力側のVPI/VCIが回線側に出力さ
れ、セルのVPI/VCIの変換が行われる。
【0037】RSフリップフロップ55は、データの書
き込み時またはメンテナスのためのデータの読み出し時
に「1」となるフラグFLGをラッチする回路であり、
このRSフリップフロップ55の出力信号aは、Dフリ
ップフロップ56及びシフトレジスタ57へ出力され
る。
【0038】Dフリップフロップ56のクロック端子C
Kには、クロック信号CK1と非同期のクロック信号C
K2が供給されており、そのクロック信号CK2に同期
したタイミングで信号aをラッチし、ラッチした信号を
信号bとして次段のDフリップフロップ58とアンドゲ
ート59に出力している。Dフリップフロップ58は、
その信号bをクロック信号CK2に同期したタイミング
でラッチし、ラッチした信号の反転出力信号cをアンド
ゲート59の他方の入力端子に供給する。
【0039】このDフリップフロップ56、58のリセ
ット端子Rには、上述したRSフリップフロップ71の
反転出力信号mが入力している。従って、3入力アンド
ゲート52の出力信号eが「0」となると、RSフリッ
プフロップ71がセット状態となり、Dフリップフロッ
プ56、58にリセット信号が出力されて、Dフリップ
フロップ56、58はリセット状態となる。
【0040】アンドゲート59の出力信号dは、ノアゲ
ート60とDフリップフロップ61とに出力されてい
る。このノアゲート60の出力信号はオアゲート62、
63の一方の入力端子へ出力されている。そして、オア
ゲート63の他方の入力端子には、レジスタ65に保持
され、読み出し時に「1」、書き込み時に「0」となる
読み出し/書き込み指示信号R/Wが与えられている。
また、オアゲート62の他方の入力端子にはその読み出
し/書き込み指示信号R/Wをインバータ64で反転し
た信号が与えられている。
【0041】オアゲート62の出力信号Bはライトイネ
ーブル信号WEとしてRAM12に出力され、オアゲー
ト63の出力信号A(読み出し制御信号)はVCCテー
ブルから読み出される出力側のVPI/VCIデータを
ラッチするときのクロック信号としてフリップフロップ
41へ出力される。
【0042】なお、上述したDフリップフロップ56、
58、シフトレジスタ57及び後述するDフリップフロ
ップ61、66等のクロック端子CKに供給されるクロ
ック信号CK2は、回線上を流れるセルから抽出される
クロック信号CK1と独立に生成される非同期のクロッ
ク信号であり4MHz程度の周波数の信号である。
【0043】ここで、初期状態、すなわちフラグFLG
がセットされていないときの上述した回路の状態を説明
する。フラグFLGがセットされていなときには、フリ
ップフロップ55の出力信号aは「0」となっており、
その信号aがクロック信号CK2に同期したタイミング
でDフリップフロップ56にラッチされ、Dフリップフ
ロップ56の出力信号bは「0」となっている。
【0044】Dフリップフロップ56の出力信号bは、
クロック信号CK2に同期したタイミングで次段のDフ
リップフロップ58にラッチされ、Dフリップフロップ
58の反転出力信号cは「1」となっている。
【0045】従って、アンドゲート59の一方の入力信
号が「0」となるので、アンドゲート59の出力信号d
は「0」となる。この結果、ノアゲート60の一方の入
力信号は「0」となり、このとき、ノアゲート60の他
方の入力信号も「0」となっているので、ノアゲート6
0の出力信号は「1」となる。よって、オアゲート6
2、63の出力信号A、Bは共に「1」となる。
【0046】すなわち、フラグFLGがセットされてい
ないときには、VCCテーブルから読み出されるデータ
をラッチするフリップフロップ41のクロック信号A
と、RAM12にデータを書き込む為のライトイネーブ
ル信号WEは共に「1」となっている。
【0047】一方、4ビットのシフトレジスタ57に入
力されたRSフリップフロップ55の出力信号aは、ク
ロック信号CK2に同期して順にシフトされ、4ビット
目の出力信号がDフリップフロップ66に出力される。
Dフリップフロップ66は、クロック信号CK2に同期
したタイミングで4ビット目の出力信号をラッチし、ラ
ッチした信号を信号fとして次段のDフリップフロップ
67及びアンドゲート68へ出力する。Dフリップフロ
ップ67は、その信号fをクロック信号CK2に同期し
たタイミングでラッチし、ラッチした信号の反転出力信
号gを上記アンドゲート68の他方の入力端子に出力す
る。
【0048】フラグFLGがセットされていないときに
は、RSフリップフロップ55の出力信号aは「0」と
なっており、シフトレジスタ57の出力も全て「0」と
なっている。従って、Dフリップフロップ66の出力信
号fは「0」、そのDフリップフロップ66の出力信号
をラッチするDフリップフロップ67の反転出力信号g
は「1」となっており、アンドゲート68の出力信号h
は「0」となっている。
【0049】アンドゲート68の出力信号hは、Dフリ
ップフロップ69と前述したノアゲート60とへ出力さ
れている。Dフリップフロップ69は、その信号hをク
ロック信号CK2に同期したタイミングでラッチし、ラ
ッチした信号をノアゲート70に出力する。このノアゲ
ート70の他方の入力には、上述したDフリップフロッ
プ61の出力信号iが入力しており、ノアゲート70の
出力信号kは、上述したRSフリップフロップ55、7
1及びシフトレジスタ57のリセット端子に出力されて
いる。
【0050】データの書き込みまたはメンテナンスのた
めのデータの読み出し時にフラグFLGがセットされる
と、アンドゲート59の出力信号dまたはアンドゲート
68の出力信号hの何れか一方の信号が「1」となり、
次のクロック信号CK2の立ち上がりでノアゲート70
の出力信号kが「0」となる。そして、この信号kによ
りRSフリップフロップ55、71及びシフトレジスタ
57がリセットされる。
【0051】次に、以上のような構成の制御信号発生部
TG42の動作を、図6及び図7のタイムチャートを参
照して説明する。先ず、回線からのアクセスが無い場合
の動作を図6のタイムチャートを参照して説明する。V
CCテーブルへのデータの書き込みあるいはメンテンナ
スのためのデータの読み出しを行う場合には、書き込み
/読み出しアドレスをセットした後、フラグFLGを
「1」にする。
【0052】フラグFLGが「1」となると、RSフリ
ップフロップ55がセットされ出力信号aが「1」とな
る。すると、クロック信号CK2の立ち上がりに同期し
てDフリップフロップ56の出力信号bが「1」とな
る。このとき次段のDフリップフロップ58の反転出力
信号cは「1」であるので、アンドゲート59の入力信
号がともに「1」となり出力信号dが「1」となる。
【0053】このときのVCCテーブルに対するアクセ
スがデータの書き込みであれば、R/W信号が「0」と
なっているので、オアゲート62の出力信号Aは「1」
のまま変化せず、オアゲート63の出力信号B、すなわ
ちライトイネーブル信号WEが「1」から「0」に変化
する(図6参照)。これによりRAM12に対するデー
タの書き込みが開始される。
【0054】そして、次のクロック信号CK2の立ち上
がりに同期してDフリップフロップ58の出力信号cが
「0」となると、アンドゲート59の出力信号dが
「0」となって、オアゲート63の出力信号Bが「0」
から「1」に変化する。すなわち、クロック信号CK2
の1周期の間、ライトイネーブル信号WEがアクティブ
となり、RAM12へのデータの書き込みが行われる。
【0055】また、アンドゲート59の出力信号dが
「0」から「1」に変化した後の次のクロック信号CK
2の立ち上がりに同期してDフリップフロップ61の出
力信号iが「1」となる。これにより、RSフリップフ
ロップ55にリセット信号が供給され、RSフリップフ
ロップ55の出力信号aが「0」となる(図6参照)。
【0056】また、このときのVCCテーブルに対する
アクセスが、メンテナンスのためのVPI/VCIデー
タの読み出しであれば、R/W信号は「1」となってい
るので、オアゲート63の出力信号Bは「1」のまま変
化せず、代わりにクロック信号CK2の1周期の間オア
ゲート62の出力信号Aが「1」から「0」に変化す
る。そして、信号Aの立ち上がりに同期してRAM12
から読み出される出力側のVPI/VCIデータがフリ
ップフロップ41にラッチされる。
【0057】次に、回線側のVCCテーブルのアクセス
と、書き込みまたはメンテナンスの為の読み出しとが重
なった場合の図4の回路の動作を、図7のタイムチャー
トを参照して説明する。
【0058】回線上を流れるセルのセルフレーム同期信
号CFが抽出されると、信号eが「0」となり、その信
号eによりRSフリップフロップ71がセット状態とな
る。RSフリップフロップ71がセット状態となると、
その反転出力信号mは「0」となり、Dフリップフロッ
プ56、58はリセット状態となる。
【0059】従って、アンドゲート59の出力信号dは
「0」のまま変化せず、フラグFLGが「1」にセット
されてもオアゲート62、63の出力信号A、Bは
「1」のまま変化しない。
【0060】一方、フラグFLGが「1」となリ、RS
フリップフロップ55の出力信号aが「1」となると、
その信号aはシフトレジスタ57においてクロック信号
CK2に同期して順にシフトされ、クロック信号CK2
の4クロック目にシフトレジスタ57の4ビット目の出
力端子が「1」となる。シフトレジスタ57の4ビット
目の出力端子が「1」となると、次のクロック信号CK
2の立ち上がり、すなわちクロック信号CK2の5クロ
ック目の立ち上がりに同期してDフリップフロップ66
の出力信号fが「1」となる。Dフリップフロップ66
の出力信号fが「1」となると、アンドゲート68の両
入力が「1」となり、アンドゲート68の出力信号hは
「1」となる。この結果、ノアゲート60の出力信号が
「0」となり、このときR/W信号が「0」でデータの
書き込みであれば、オアゲート63の出力信号B、すな
わちライトイネーブル信号WEが「0」となってRAM
12へのVPI/VCIデータの書き込みが可能となる
(図7参照)。また、R/W信号が「1」で、このとき
のアクセス要求がメンテナンスのためのデータの読み出
しであれば、オアゲート62の出力信号Aが「0」とな
り、次に信号Aが「1」となるとき、RAM12から読
み出されるVPI/VCIデータがフリップフロップ4
1へラッチされる。
【0061】また、アンドゲート68の出力信号hが
「1」となると、次のクロック信号CK2の立ち上がり
に同期してDフリップフロップ69の出力信号jが
「1」となり、ノアゲート70からRSフリップフロッ
プ55、71へリセット信号kが出力される(図7参
照)。
【0062】すなわち、シフトレジスタ57、Dフリッ
プフロップ66、67及びアンドゲート68は、回線か
らのVCCテーブルの読み出し要求と、VCCテーブル
へのデータの書き込み要求またはメンテナンスのための
データの読み出し要求とが同時または前後して発生した
場合に、回線側のアクセスが終了するまでの一定期間
(実施例ではクロック信号CK2の4クロックの期
間)、書き込み信号WEまたはメンテナンスのための読
み出し制御信号Aを出力させないようにするための回路
であり、RSフリップフロップ71はその間Dフリップ
フロップ56、58をリセット状態に保つための回路で
ある。
【0063】以上の回路動作をまとめると、VCCテー
ブルに対するデータの書き込みまたはメンテナンスのた
めのデータの読み出しが指示されフラグFLGが「1」
にセットされた場合でも、回線側からの読み出し要求が
発生したときには、VCCテーブルへのデータの書き込
み、あるいはメンテナンスのためのデータの読み出しは
一時中止され、回線側からのアクセスが優先して実行さ
れる。そして、回線側からのアクセスが終了する一定期
間(実施例では、シフトレジスタ57において4ビット
のデータのシフトが終了する4クロックの期間)経過し
た後、書き込み信号WEまたはメンテナンスのための読
み出し制御信号Aが出力される。
【0064】この実施例では、回線を流れるセルから抽
出されるクロック信号CK1と非同期の別のクロック信
号CK2に基づいてVCCテーブルへのデータの書き込
み及びメンテンナンス時のVCCテーブルからのデータ
の読み出しを行うようにしたので、回線が未実装あるい
は回線に障害が発生している場合でも、VCCテーブル
の正常性の確認及びメンテナンスのためのデータの読み
出しを行うことができる。
【0065】このように回線を流れるセルから抽出され
るクロック信号CK1と非同期のクロック信号CK2を
用いてVCCテーブルへのデータの書き込み、読み出し
を行うようにすると、VCCテーブルに対するこれらの
アクセス要求と、着信セルのVPI/VCIの変換の為
の回線側のアクセス要求とが同時に発生する可能性があ
る。
【0066】その場合でも、本実施例では、回線側から
のVCCテーブルのアクセスを優先させ、一定のアクセ
スタイムが経過して、次のセルを受信するまでの間にV
CCテーブルへのデータの書き込み、あるいはメンテナ
ンスのためのデータの読み出しを行うようにしたので、
交換処理のためのVPI/VCIの変換を待たせ接続時
間の遅延等を生じさせることがない。
【0067】次に、本発明の第2実施例を図8のVPI
/VCIデータの書き込み回路及び図9のレジスタを無
効化する回路を参照して説明する。この実施例は、従来
ファームウェアで行っていたパス設定時のレジスタ部2
1(図11参照)へのVPI/VCIデータの書き込み
及び終話の際のレジスタ部21のVPI/VCIデータ
を消去する処理を、レジスタ部21の個々のレジスタが
使用中か、それとも未使用かを示す使用中、未使用表示
レジスタ群(使用中/未使用情報記憶部6aに対応す
る)85-1〜85-32 を設けることで、ハードウェアに
より直接空きレジスタにVPI/VCIデータの書き込
み、あるいは不要となったVPI/VCIデータの無効
化を行えるようにしたものである。
【0068】図8において、5ビットのカウンタ81
は、クロック信号CKに同期して順次カクントアップさ
れるカウンタであり、カウント結果をセレクタ82に出
力する。32ビットのセレクタ82は、カウンタ81か
ら出力されるカウントデータに基づいて32個の出力の
内の1つの出力を選択する回路であり、選択した出力端
子に「1」の信号を、非選択の出力端子に「0」の信号
を出力する。このセレクタ82の出力信号は、32個の
アンドゲート群83-1〜83-32 及び32個のアンドゲ
ート群84-1〜84-32 へ出力されている。
【0069】アンドゲート群83-1〜83-32 の他方の
入力端子には、データの書き込み信号が入力しており、
その出力信号は使用中、未使用表示レジスタ群85-1〜
85-32 に出力されている。使用中、未使用表示レジス
タ群85-1〜85-32 は、セルの入力側のVPI/VC
Iデータを記憶する28ビットのレジスタ群(VPI/
VCI記憶部5aに対応する)86-1〜86-32 の中の
対応するレジスタが使用中か、それとも未使用かを示す
1ビットのデータを記憶するレジスタであり、対応する
レジスタが使用されているときには「0」が、未使用の
ときには「1」が記憶される。
【0070】この使用中、未使用表示レジスタ群85-1
〜85-32 の出力信号は、32個のアンドゲート群84
-1〜84-32 へそれぞれ出力されている。このアンドゲ
ート群84-1〜84-32 の出力信号は、32本の入力端
子を有するノアゲート87及び図12のエクスクルーシ
ブオアゲート群32-1〜32-32 等からなる判定部へ出
力されている。そして、ノアゲート87の出力信号はカ
ウンタ81のカウント動作を制御する制御端子Gに出力
されている。
【0071】ここで、パス設定時等にレジスタ群86-1
〜86-32 へVPI/VCIデータを書き込む場合の動
作を説明する。カウンタ81は、常時0〜31までの値
を更新するカウント動作を行っており、そのカウンタ8
1のカウント値に応じてセレクタ82の32個の出力信
号の内の1つが「1」となる。
【0072】セレクタ82の32ビットの出力信号の内
の1つが「1」となると、アンドゲート群84-1〜84
-32 の中の該当するアンドゲート84-iの一方の入力信
号が「1」となる。そして、このとき、アンドゲート8
4-iの他方の入力端子に入力している使用中、未使用表
示レジスタ85-iの値が「0」、すなわちレジスタ86
-iが使用中であれば、そのアンドゲート84-iの出力信
号は「0」となり、ノアゲート87の出力信号は「1」
となる。
【0073】ノアゲート87の出力信号が「1」のとき
は、カウンタ81はカウント動作を継続し、カウント値
を+1した値をセレクタ82に出力する。これにより、
セレクタ82から次のアンドゲート84-i+1の入力を
「1」にする信号が出力される。以下、上述した回路動
作が繰り返されて、使用中、未使用表示レジスタ85-i
の値が「1」のレジスタが検出されるまでカウンタ81
のカウント動作が行われる。
【0074】今、k番目のレジスタ86-kが未使用であ
るとすると、k番目の使用中、未使用表示レジスタ85
-kの値が「1」となっている。このとき、セレクタ82
のk番目の出力信号が「1」となると、k番目のアンド
ゲート84-kの出力信号が「1」となる。アンドゲート
84-kの出力信号が「1」となると、ノアゲート87の
出力信号が「0」となり、カウンタ81のカウント動作
が停止される。
【0075】この結果、セレクタ82からは、アンドゲ
ート群83-1〜83-32 のk番目のアンドゲート83-k
を選択する選択信号が継続して出力され、そのとき書き
込み信号が与えられると、そのとき与えれているVPI
/VCIデータがk番目のレジスタ86-kに書き込まれ
る。同時にk番目の使用中、未使用表示レジスタ85-k
が「1」から「0」に書き替えられる。
【0076】なお、上記の回路では、全てのレジスタが
使用中の場合、カウント動作が繰り返されて空きレジス
タを探す動作が繰り返されてしまう。この問題を解決す
るためには、例えば、使用中、未詳表示レジスタ群85
-1〜85-32 の出力信号のアンドを取り、レジスタが全て
使用中のときは、VPI/VCIデータの書き込みを制
限する回路を設ければよい。
【0077】以上のように、本実施例では、VPI/V
CIデータを記憶するレジスタ群86-1〜86-32 に対
応させて、それぞれのレジスタが使用中か、それとも未
使用かを示すデータを記憶する使用中、未使用表示レジ
スタ群85-1〜85-32 を設け、その使用中、未使用表
示レジスタ群85-1〜85-32 が未使用となっているレ
ジスタをハードウェアにより検出し、検出したレジスタ
にVPI/VCIデータを書き込むようにしている。
【0078】従って、従来のようにレジスタ群86-1〜
86-32 の内容を順に調べて空きレジスタを探す必要が
ないので、VPI/VCIデータの書き込み時間を短縮
することができる。
【0079】次に、通話が終了してレジスタに設定され
ているVPI/VCIデータを無効にする回路を、図9
を参照して説明する。なお、同図の使用中、未使用表示
レジスタ群85-1〜85-32 及びレジスタ群86-1〜8
6-32 は、図8に示したものと同一であり、図9の回路
と図8の回路で1つの回路を構成している。
【0080】図9において、エクスクルーシブオアゲー
ト群(EXOR)91-1〜91-32の一方の入力端子に
は、レジスタ群86-1〜86-32 に記憶されている28
ビットのVPI/VCIデータが入力され、他方の入力
端子には、無効化すべきVPI/VCIデータが入力さ
れる。このEXOR群91-1〜91-32 は、無効化すべ
きVPI/VCIデータと、レジスタ群86-1〜86-3
2 に記憶されているVPI/VCIデータとの一致を検
出する回路であり、入力データが一致したとき出力信号
は「0」となり、不一致のとき「1」となる。
【0081】EXOR群91-1〜91-32 の出力信号
は、オアゲート群92-1〜92-32 の一方の入力端子に
出力され、オアゲート群92-1〜92-32 の他方の入力
端子には、VPI/VCIデータを無効化するとき
「0」となる無効化指示信号が入力される。このオアゲ
ート群92-1〜92-32 の出力信号は上述した使用中、
未使用表示レジスタ群85-1〜85-32 に出力されてい
る。このオアゲート群92-1〜92-32 の出力信号が
「0」となると、使用中、未使用表示レジスタ群85-1
〜85-32 の内容が「1」に書き替えられる。
【0082】通話が終了してその通話に割り当てられて
いたVPI/VCIをVCCテーブルから消去するとき
には、割り当てられていたVPI/VCIが無効化すべ
きVPI/VCIデータとして出力される。すると、E
XOR群91-1〜91-32 により、その無効化すべきV
PI/VCIデータとレジスタ群86-1〜86-32 に記
憶されているVPI/VCIデータとが一致するか否か
が判別される。
【0083】例えば、k番目のEXOR91-kの両入力
が一致したとすると、その出力信号が「0」となる。こ
のとき無効化指示信号も「0」となっているので、オア
ゲート92-kの出力信号が「0」となる。この結果、k
番目の使用中、未使用表示レジスタ85-kの内容が
「0」から「1」に書き替えられ、k番目のレジスタ8
6-kが書き込み可能となる。
【0084】上記の回路によれば、通話が終了してレジ
スタ群86-1〜86-32 に設定してあるVPI/VCI
データを無効化する場合、無効化すべきVPI/VCI
データを指定するだけで、該当する使用中、未使用表示
レジスタ85-iの内容が未使用であることを示すデータ
に書き換えられ、該当するレジスタ86-iが書き込み可
能となる。従って、従来のようにレジスタの内容を順に
調べて無効化すべきデータと一致するレジスタの内容を
クリアする必要が無く、不要なVPI/VCIデータを
消去するための時間を短縮できる。
【0085】以上のように上記第2実施例によれば、使
用中、未使用表示レジスタ群85-1〜85-32 を設ける
ことで、空きレジスタ及び無効化すべきデータが記憶さ
れているレジスタをハードウェアにより検出できるの
で、VPI/VCIデータをレジスタに書き込むための
時間及びデータを消去するための時間を従来より短縮す
ることができる。
【0086】さらに、本実施例はファームウェアによる
方法ではないので、プログラム用ROM、RAM等が不
要となりコスト的にも安くなる。なお、本発明は、上述
した実施例の回路構成に限らず他の構成の回路でも実現
できる。
【0087】
【発明の効果】本発明では、回線上を流れるセルから抽
出されるクロック信号と非同期の別のクロック信号に基
づいてVCCテーブルへのVPI/VCIデータの書き
込み及びメンテナンスのためのVPI/VCIデータの
読み出しを行うようにしたので、回線が接続されていな
いとき、あるいは回線障害が発生したときにもVCCテ
ーブルの正常性の確認及びメンテナンスのためのVPI
/VCIデータの読み出しを行うことができる。また、
回線側のVCCテーブルの読み出し要求と重なったとき
には、回線側のVCCテーブルの読み出しを優先して実
行し、次のセルが到着するまでの期間にVCCテーブル
へのデータの書き込みまたはメンテナンスのためのデー
タの読み出しを行うようにしたので、回線側からのVP
I/VCIの変換要求を待たせることもない。さらに、
VPI/VCIデータを記憶するVPI/VCI記憶部
が使用中か、未使用かを示す使用中/未使用情報記憶部
を設け、空いているVPI/VCI記憶部の検出及び終
話により不要となったVPI/VCIデータを記憶して
いるVPI/VCI記憶部を無効化する処理をハードウ
ェアで実現することで、VPI/VCIデータの書き込
み時間及びVPI/VCIデータの消去時間を短縮でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1及び第2の発明の原理ブロック図である。
【図2】第3の発明の原理ブロック図である。
【図3】第1実施例のVCCの主要部の回路ブロック図
である。
【図4】TGの回路ブロック図である。
【図5】セルフレーム同期信号及びイネーブル信号のタ
イムチャートである。
【図6】回線側からのアクセスが無い場合のタイムチャ
ートである。
【図7】回線側からのアクセスと書き込みまたはメンテ
ナンスのための読み出しとが両方発生した場合のタイム
チャートである。
【図8】VPI/VCIデータの書き込み回路の構成図
である。
【図9】レジスタを無効化する回路の構成図である。
【図10】従来のVCCの主要部の回路ブロック図であ
る。
【図11】従来のVCCの主要部の他の回路構成を示す
図である。
【図12】レジスタ部の構成を示す図である。
【符号の説明】
1、5 記憶手段 2 クロック信号生成手段 3 書き込み信号/読み出し制御信号生成手段 5a VPI/VCI記憶部 6 使用中/未使用情報記憶手段 6a 使用中/未使用情報記憶部 7 制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 瓜生 士郎 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 星野 正志 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/28 H04L 12/56

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セルに付加されている入力側の仮想パス
    識別子(VPI)/仮想チャネル識別子(VCI)と出
    力側のVPI/VCIとを対応づけたVCCテーブルの
    アクセス方法において、 前記VCCテーブルに対するVPI/VCIデータの書
    き込み要求またはメンテナンスのためのVPI/VCI
    データの読み出し要求のみがあった場合には、回線上を
    流れるセルから抽出される第1のクロック信号と非同期
    の第2のクロック信号に基づいて該VCCテーブルに対
    するVPI/VCIデータの書き込みまたはメンテナン
    スのためのVPI/VCIデータの読み出しを行い、 前記VCCテーブルに対するデータの書き込みまたはメ
    ンテナンスのためのデータの読み出し要求と同時または
    前後して回線側からの該VCCテーブルに対する読み出
    し要求があった場合には、回線側からの読み出し要求を
    優先して実行した後、次のセルが到着するまでの期間に
    前記第2のクロック信号に基づいてVPI/VCIデー
    タの書き込みまたはメンテナンスのためのVPI/VC
    Iデータの読み出しを行うことを特徴とするVCCテー
    ブルのアクセス方法。
  2. 【請求項2】 セルに付加されている入力側の仮想パス
    識別子(VPI)/仮想チャネル識別子(VCI)を出
    力側のVPI/VCIに変換するバーチャルチャネル変
    換装置において、 入力側のVPI/VCIデータと出力側のVPI/VC
    Iデータとを対応づけたVCCテーブルを記憶する記憶
    手段と、 回線上を流れるセルから抽出される第1のクロック信号
    と非同期の第2のクロック信号を生成するクロック信号
    生成手段と、 回線側からの読み出し要求が無く、かつ前記VCCテー
    ブルに対するVPI/VCIデータの書き込みまたはメ
    ンテナンスのためのVPI/VCIデータの読み出し要
    求があったときには、前記第2のクロック信号に基づい
    て書き込み信号/読み出し制御信号を生成し、回線側か
    らの読み出し要求があった場合には、該書き込み信号/
    読み出し制御信号の出力を一定期間中止し、回線側から
    のVCCテーブルの読み出し要求を優先して実行させた
    後、次のセルが到着するまでの期間に第2のクロック信
    号に基づく書き込み信号/読み出し制御信号を出力する
    書き込み信号/読み出し制御信号生成手段とを備えるこ
    とを特徴とするバーチャルチャネル変換装置。
  3. 【請求項3】 前記書き込み信号/読み出し制御信号生
    成手段は、セルフレーム同期信号を検出して回線側から
    の読み出し要求の有無を検出する検出回路と、該検出回
    路の検出結果に基づいて一定期間書き込み信号/読み出
    し制御信号の出力を禁止する禁止回路とを有することを
    特徴とする請求項2記載のバーチャルチャネル変換装
    置。
  4. 【請求項4】 前記書き込み信号/読み出し制御信号生
    成手段は、セルフレーム同期信号を検出して回線側から
    の読み出し要求の有無を検出する検出回路と、書き込み
    またはメンテナンスのための読み出し要求信号をラッチ
    するラッチ回路と、前記ラッチ回路にラッチされた書き
    込みまたはメンテナンスのための読み出し要求信号を入
    力信号とし、前記第2のクロック信号を所定クロック数
    分シフトさせた後、書き込み信号/読み出し制御信号を
    出力するシフトレジスタ回路とを有することを特徴とす
    る請求項2記載のバーチャルチャネル変換装置。
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