JP3166343B2 - 金属検出機 - Google Patents

金属検出機

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JP3166343B2
JP3166343B2 JP28639192A JP28639192A JP3166343B2 JP 3166343 B2 JP3166343 B2 JP 3166343B2 JP 28639192 A JP28639192 A JP 28639192A JP 28639192 A JP28639192 A JP 28639192A JP 3166343 B2 JP3166343 B2 JP 3166343B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、商品内に混入されてい
る金属を、商品の搬送ラインによる搬送中に検出する金
属検出機に関する。
【0002】
【従来の技術】生鮮食料品等をトレイに収納してストレ
ッチフィルムで包装し、パック詰めしたパック商品をス
ーパーマーケットやコンビニエンスストア等に供給する
パックセンタなどにおいては、従来から、パック商品の
計量および値付を高速かつ大量に処理するために、フル
オートタイプの自動計量値付装置が用いられている。
【0003】この自動計量値付装置は、商品の搬送ライ
ンの上流側に計量コンベアを配置し、下流側上部にラベ
ル印字貼付部を配置したものであり、計量コンベアによ
り商品を搬送中に計量するとともに、その計量値に基づ
いて商品の値段を算出し、その算出した値段や商品の品
名、重量値等をラベルに印字し、この印字したラベルを
エアによる吹き付けにより、搬送中の商品に自動貼付す
るようにしたものである。
【0004】ところで、最近の自動計量値付装置には、
パック商品購入者の安全を確保するために、パック商品
内に混入されている針や釘等の金属を検出する金属検出
機を、上述した商品の搬送ライン中に設けているものが
ある。この金属検出機は、たとえば、搬送ラインの上部
に送信コイルを設けるとともに、搬送ラインの下部の送
信コイルと対向した位置に2個の受信コイルを設けたも
のである。この金属検出機の動作原理は、送信コイルと
2個の受信コイルとによって形成された磁界中を横切る
金属によって発生した誘起電圧の変化分を検出すること
により、パック商品内に混入している金属を検出するも
のである。
【0005】ところで、上述した従来の金属検出機を備
えた自動計量値付装置において、金属検出機は、パック
商品自体がアルミ箔等の金属を備えている場合や、パッ
ク商品内に微小な金属片が混入している場合でも、異物
としてパック商品内に混入している金属のみを検出する
必要があるため、位相および検出感度等の、検出対象で
あるパック商品に応じて調整を必要とする調整データ
を、パック商品の種類毎に適した値に設定しなければな
らない。たとえば、位相の設定が適正でない場合、パッ
ク商品自体に含まれている金属成分(たとえば、食肉等
の血液中の鉄分など)に反応して検出ミス(正常な商品
を不良品として判断してしまう)を起こしてしまう虞が
あり、また、検出感度が適正でない場合、検出感度が高
すぎれば検出ミスを起こし、検出感度が低すぎれば検出
エラー(不良品を検出できない)を起こしてしまう虞が
ある。
【0006】したがって、従来の金属検出機に設けられ
た感度等調整用のスイッチにより、パック商品の種類毎
に調整データを調整する必要があるが、上述した自動計
量値付装置の搬送ラインなどのように、パック商品の種
類が頻繁に変わる装置にこの金属検出機を設けた場合、
頻繁にスイッチを操作する必要があるため、非常に面倒
であるとともに、調整データを誤って設定すると、検出
ミス、検出エラーが生じる等の不都合があった。
【0007】そこで、上述した欠点を解決するために、
本出願人は、先に、値付装置で値付けするパック商品の
識別番号(商品コード)を入力することにより、金属検
出機の調整データをパック商品の種類毎に適正な値に設
定することができる金属検出機を備えた値付装置を提案
した。なお、この技術の詳細については、特願平4−1
73527号の願書に添付した明細書および図面を参照
されたい。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の金属
検出機において、現在の調査段階では、調整データのう
ち、検出信号の位相はパック商品の重量あるいは、断面
積にあまり影響されないようであるが、検出信号のレベ
ルはパック商品の重量が重くなるほどあるいは、断面積
が大きくなるほどレベルが上がる傾向にある。というの
は、重量が重いパック商品や断面積が大きいパック商品
は、パック商品自体が含む金属成分(たとえば、食肉等
の血液中の鉄分など)の量もその重量あるいは、断面積
(通常、同一種類の商品であれば、重量が重いほどその
断面積は大きくなる)に比例して多くなるからである。
【0009】たとえば、ある種類のあるパック商品の重
量が重量W1で、それ自体に含まれている鉄分の重量が
約1gであったとした場合、同一種類の他のパック商品
の重量が重量2W1であれば、単純計算ではそれ自体に
含まれている鉄分の重量が約2gとなるはずである。し
たがって、金属検出機の検出感度が1.5gの金属成分
を検出できるような値に固定されて設定されていると、
重量2W1のパック商品では検出ミスを起こし、逆に、
金属検出機の検出感度が2.5gの金属成分を検出でき
るような値に固定されて設定されていると、重量W1
パック商品に異物として約1gの鉄分が混入している場
合では検出エラーを起こしてしまう。すなわち、同一種
類のパック商品でも、重量が重かったり、断面積が大き
い場合には、検出感度を低め、逆に、重量が軽かった
り、断面積が小さい場合には、検出感度を高めように調
整しなければ、誤検出が発生する虞がある。
【0010】しかしながら、上述した自動計量値付装置
や金属検出機を備えた値付装置などにおいて、金属検出
機を連続して通過するパック商品の重量や断面積がパッ
ク商品毎に異なる場合には、パック商品毎に、調整デー
タをマニュアルで調整しなければならないが、操作が非
常に面倒であるとともに、調整データを誤って設定する
と、検出ミス、検出エラーが生じる等の不都合がある。
本発明は、このような背景の下になされたもので、重量
や断面積が異なる商品を連続して処理する場合でも、作
業者に位相や検出感度等の調整データの調整作業等の余
計な負担をかけることなく、調整データをその商品に応
じた適正な値に自動的に設定することができる金属検出
機を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
商品内に混入されている金属を前記商品の搬送中に検出
する金属検出手段と、該金属検出手段の検出感度等の調
整データを前記商品に応じて設定する設定手段と、前記
金属検出手段の上流側に配設され、前記商品の重量を検
出する重量検出手段と、前記設定手段によって設定され
た調整データを、前記重量検出手段の出力に応じて調整
する調整データ調整手段とを具備することを特徴として
いる。
【0012】請求項2記載の発明は、商品内に混入され
ている金属を前記商品の搬送中に検出する金属検出手段
と、該金属検出手段の上流側に配設され、前記商品の重
量を検出する重量検出手段と、前記金属検出手段の検出
感度等の調整データを、前記重量検出手段の出力に応じ
て設定する設定手段とを具備することを特徴としてい
る。請求項3記載の発明は、商品内に混入されている金
属を前記商品の搬送中に検出する金属検出手段と、該金
属検出手段の上流側に配設され、前記商品の重量を検出
する重量検出手段と、該金属検出手段の検出感度等の調
整データを、前記商品の種別および前記重量検出手段の
出力に応じて設定する設定手段とを具備することを特徴
としている。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項1ないし3
いずれかに記載の発明において、前記調整データを、前
記商品の搬送速度に応じてさらに変更することを特徴と
している。請求項5記載の発明は、請求項1または2記
載の発明において、前記重量検出手段は、商品の搬送ラ
インの上流側に配設された計量コンベアを具備し、前記
計量コンベアにより商品を搬送中に計量するとともに、
その計量値に基づいて商品の値段を算出し、その算出し
た値段や搬送される商品の品名、値段等の印字データを
ラベルに印字するとともに、そのラベルを前記商品に貼
付する計量値付装置の前記計量コンベアであることを特
徴としている。
【0014】
【作用】請求項1記載の発明によれば、設定手段により
調整データを商品に応じて設定するとともに、重量検出
手段が商品の重量を検出すると、調整データ調整手段
は、設定手段によって設定された調整データを、重量検
出手段の出力に応じて調整する。請求項2記載の発明に
よれば、設定手段により調整データを重量検出手段の出
力に応じて設定することができる。
【0015】請求項3記載の発明によれば、設定手段に
より調整データを商品の種別および重量検出手段の出力
に応じて設定することができる。請求項4記載の発明に
よれば、請求項1ないし3いずれかに記載の発明におい
て、調整データを、商品の搬送速度に応じてさらに変更
することができる。請求項5記載の発明によれば、請求
項1または2記載の発明において、別個に重量検出手段
を設ける必要がない。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の一実施例に
ついて説明する。図1は本発明の第1の実施例による金
属検出機を適用した計量値付装置1の外観構成を示す概
略正面図である。この図において、2は搬送装置であ
り、商品を搬入する搬入コンベア3と、搬入コンベア3
によって搬送された商品を受け取り、計量する計量コン
ベア4と、計量コンベア4によって搬送された商品を受
け取り、この商品にラベル貼付作業を行うとともに、商
品を搬出する貼付コンベア5とから構成されている。な
お、搬入コンベア3はモータ6によって駆動され、計量
コンベア4はモータ7によって駆動され、貼付コンベア
5はモータ8によって駆動される。
【0017】また、計量コンベア4の上方にコンソール
部9が、下方に計量部10がそれぞれ設けられており、
コンソール部9は、データの入力、計量部10による商
品の計量結果の表示、商品の値段の算出および装置各部
の制御等を行う。さらに、貼付コンベア5の、後述する
ラベル印字貼付部12の上流側には、金属検出機11が
配設されており、貼付コンベア5によって搬送される商
品内に混入されている針や釘等の金属を検出する。加え
て、貼付コンベア5の上方であって、金属検出機11よ
り下流側にラベル印字貼付部12が設けられている。こ
のラベル印字貼付部12は、コンソール部9から送信さ
れた品名および計量結果等の印字データをラベルに印字
した後、このラベルを圧縮空気により下方に吹き飛ばし
て貼付コンベア5の上面に載置された商品の所定の位置
に貼付する。
【0018】次に、図2は本発明の第1の実施例による
金属検出機11を適用した計量値付装置1の電気的構成
を示すブロック図であり、この図において、図1の各部
に対応する部分には同一の符号を付け、その説明を省略
する。図2のコンソール部9において、13はコンソー
ル部9内に設けられ、装置各部を制御するCPU(中央
処理装置)、14はCPU13において用いられる制御
プログラムが記憶されROM、15はRAMであり、各
種のフラグやレジスタが確保されたフラグ・レジスタエ
リアと、商品ファイル15aと、集計ファイル15bとか
ら構成されている。
【0019】商品ファイル15aは、図3に示すよう
に、商品番号に応じて、品名や単価、および後述する金
属検出機11内のRAM27に記憶された商品毎の金属
検出部24の位相および検出感度等の調整データを呼び
出すための呼出番号、並びに、その商品が重いのか、軽
いのか、あるいは、普通なのか等の重量ランクW1〜W3
(後述する)の基準となる標準重量W0等のデータを記
憶するように構成されている。また、集計ファイル15
bは、図4に示すように、商品番号に応じて、この計量
値付装置1において処理した商品の、処理数、処理総重
量、処理総金額、および金属検出機11において金属が
検出された商品の数である検出数等の集計データを記憶
するように構成されている。
【0020】また、図2のコンソール部9において、1
6はコンソール部9の前面に配置された表示・操作部で
あり、作業者が操作することにより、単価、品名および
コマーシャルメッセージ等が入力できるとともに、商品
の品名、単価等が表示される。17はCPU13が金属
検出機11とデータの交換等を行う交信用インターフェ
イスである。
【0021】さらに、図2の計量値付装置1において、
18はモータ駆動部であり、CPU13がこのモータ駆
動部18を制御することにより、搬入コンベア3、計量
コンベア4および貼付コンベア5それぞれを駆動するモ
ータ6〜8が回転駆動される。19は図1に示すセンサ
20〜23からなるセンサ部である。図1において、セ
ンサ20は商品が搬入コンベア3の計量コンベア4側の
端部に到達したことを検出し、センサ21は計量コンベ
ア4から商品の搬出が開始されることを検出する。そし
て、これらのセンサ20および21は、商品の計量中に
計量コンベア4に商品が2個以上搬入されないように、
商品の搬送を制御するために設けられている。すなわ
ち、センサ21により計量コンベア4からの商品の搬出
開始が検出された場合、搬入コンベア3を駆動して商品
を1個計量コンベア4へ搬入する。また、センサ21に
より計量コンベア4からの商品の搬出開始が検出される
前にセンサ20により商品が検出された場合には、搬入
コンベア3を停止させる。
【0022】センサ22は計量コンベア4から貼付コン
ベア5へ商品が搬出される直前を検出するセンサ、セン
サ23は商品にラベルを貼付するために商品を検出する
センサである。このセンサ23によって、商品が検出さ
れた後、一定時間経過後ラベル印字貼付部12が商品に
向かってエアを吹き付けてラベルを貼付することによ
り、常に商品の端部から決まった位置にラベルが貼付さ
れる。
【0023】図2の金属検出機11において、24は従
来の技術において説明した構成および動作原理で商品内
の金属を検出する金属検出部、25は金属検出機11内
に設けられ、装置各部を制御するCPU、26はCPU
25において用いられる制御プログラムが記憶されたR
OM、27はRAMであり、上述した呼出番号および重
量ランクW1〜W3に応じた金属検出部24の位相および
検出感度の調整データが記憶される調整データ登録ファ
イル27a(図5参照)などから構成されている。
【0024】ここで、重量ランクW1〜W3とは、商品の
重量Wがそれぞれ上述した標準重量W0に対して以下に
示す関係にあるものをいう。 (1)重量ランクW1:W≦(W0/2)・・・ (2)重量ランクW2:(W0/2)<W<(3W0/2)・・・ (3)重量ランクW3:(3W0/2)≦W・・・
【0025】また、本実施例においては、調整データ登
録ファイル27aの呼出番号は「01」〜「99」の最
大99種が登録可能に構成されている。なお、この調整
データ登録ファイル27aに記憶されている位相および
検出感度は、あらかじめ各呼出番号の商品毎に、その重
量Wが重量ランクW1〜W3である数個のサンプルを実際
に搬送し、その時の最適な値を算出したものである。し
たがって、位相Pn,P’nおよびP’’n(nは任意の
数。以下、同様)並びに検出感度Sn,S’nおよび
S’’nは、それぞれ全く関連のない別々のデータでは
なく、商品の重量Wがそれぞれ重量ランクW1〜W3であ
る場合のデータであることを示している。
【0026】また、図2の金属検出機11において、2
8は金属検出機11の前面に配置された表示・操作部で
あり、作業者が操作することにより、商品毎の金属検出
部24の位相および検出感度等の調整データ等が入力で
きるとともに、商品毎の金属検出部24の位相および検
出感度等の調整データ等が表示される。29はCPU2
5がコンソール部9とデータの交換等を行う交信用イン
ターフェイスである。なお、図1および図2には示して
いないが、金属検出機11には、商品内に混入されてい
る金属を検出した場合にその旨を報知するブザーおよび
検出ランプ等が設けられている。
【0027】このような構成において、作業者は、商品
の計量、包装および値付作業を行う前に、まず、コンソ
ール部9の表示・操作部16を操作して今から計量、包
装および値付を行う商品の商品番号を入力する。これに
より、コンソール部9のCPU13は、RAM15の商
品ファイル15aから、入力された商品番号に対応した
データ(品名、単価、風袋、有効日、・・・、呼出番号
および標準重量)を読み出し、RAM15のフラグ・レ
ジスタエリアの各レジスタ、たとえば、品名レジスタ、
単価レジスタ、風袋レジスタ等に記憶するとともに、呼
出番号を交信用インターフェイス17および29を介し
て金属検出機11へ送信する。
【0028】金属検出機11のCPU25は、交信用イ
ンターフェイス17および29を介して送信された呼出
番号を受信すると、RAM27の調整データ登録ファイ
ル27aから、受信した呼出番号に対応した位相および
検出感度の調整データを読み出し、金属検出部24に設
定する。この場合、標準重量W0の重量ランク、すなわ
ち、重量ランクW2がデフォルト値として設定されてお
り、コンソール部9のCPU13から特に指示がない限
り、位相および検出感度の調整データは、重量ランクW
2のものを用いる。
【0029】以上説明した処理終了後、作業者が商品を
搬入コンベア3の上流に載置すると、商品が搬入コンベ
ア3によって搬送されるので、コンソール部9のCPU
13は、以下に示す商品計量値付処理を行う。まず、C
PU13は、計量コンベア4に商品が搬入されたか否か
の判断を、図1に示すセンサ20の検出信号に基づいて
行う。そして、商品が計量コンベア4に搬入されると、
CPU13は、計量コンベア4の下部に設けられた計量
部10によって計量された商品の重量Wに応じた重量デ
ータを読み込み、以下に示す式に基づいて商品の値段
Pを算出する。 値段P=(重量W−風袋)×単価・・・
【0030】次に、CPU13は、重量Wが標準重量W
0の1/2以下(上述した式を満たす)か、あるい
は、3/2以上(上述した式を満たす)であるかを判
断する。そして、重量Wが上述した式を満たす、すな
わち、重量ランクW1である場合、あるいは、重量Wが
上述した式を満たす、すなわち、重量ランクW3であ
る場合には、CPU13は、それぞれその旨を示すデー
タを交信用インターフェイス17および29を介して金
属検出機11へ送信する。
【0031】これにより、金属検出機11のCPU25
は、交信用インターフェイス17および29を介して送
信された重量ランクに関するデータを受信すると、それ
ぞれの重量ランクに対応した位相および検出感度の調整
データを、RAM27の調整データ登録ファイル27a
から読み出し、金属検出部24に設定する。このよう
に、金属検出部24の調整データは商品の種別と重量W
とによって設定される。
【0032】次に、金属検出機11のCPU25は、貼
付コンベア5へ商品が搬出されると、商品に混入されて
いる金属が検出されたか否かを、設定された位相および
検出感度に基づいて、従来の技術において説明した動作
原理で判断する。そして、商品に混入されている金属が
検出された場合には、CPU25は、図示せぬブザーを
鳴らしたり、検出ランプを点灯したりした後、金属が検
出された旨の信号Kを交信用インターフェイス29およ
び17を介して計量値付装置1へ送信する。
【0033】これにより、コンソール部10のCPU1
3は、交信用インターフェイス29および17を介して
送信された信号Kを受信した場合には、商品には金属が
混入されている旨を示すフラグFをセットした後、ラベ
ル印字貼付部12に印字指令および金属が混入されてい
る旨の印字データを送信する。したがって、ラベル印字
貼付部12は、印字指令および印字データを受け取り、
ラベル上にCPU13から送信された印字データに基づ
いて金属が混入されている旨の印字を行う。すなわち、
不良品ラベルを印字する。
【0034】いっぽう、計量コンベア4に搬入された商
品に金属が混入されていないため、フラグFがセットさ
れていない場合には、コンソール部10のCPU13
は、ラベル印字貼付部12に印字指令および品名、値
段、重量、単価、有効期日等の印字データを送信する。
これにより、ラベル印字貼付部12は、印字指令および
印字データを受け取り、ラベル上にCPU13から送信
された印字データに基づいて印字を行う。
【0035】次に、コンソール部10のCPU13は、
商品がラベル印字貼付部12の下方の所定のラベル貼付
位置に到達したか否かの判断を、図1に示すセンサ23
の検出信号に基づいて行う。そして、商品が所定のラベ
ル貼付位置に到達すると、CPU13は、ラベル印字貼
付部12にラベル貼付指令を送信する。これにより、ラ
ベル印字貼付部12は、商品に向かってエアを吹き付け
てラベルを貼付する。
【0036】なお、上述した第1の実施例においては、
調整データ登録ファイル27aに位相および検出感度の
両方を重量ランクW1〜W3毎に設定記憶する例を示した
が、従来の技術において述べたように、現在の調査段階
では、位相は商品の重量にあまり影響されないようであ
るので、図6に示すように、位相は標準重量W0の重量
ランクW2に対応してのみ調整データ登録ファイル27a
に設定記憶し、検出感度は重量ランクW1〜W3毎に調整
データ登録ファイル27aに設定記憶するようにしても
よい。
【0037】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。この第2の実施例においては、計量値付装置1の
外観構成、電気的構成、商品ファイル15aおよび集計
ファイル15bの構成は、上述した第1の実施例と同様
であるが、調整データ登録ファイル27aには、図7に
示すように、呼出番号毎に、標準重量W0の重量ランク
2に応じた金属検出部24の位相および検出感度の調
整データが記憶されている。なお、位相および検出感度
は、調整可能範囲を複数、たとえば、「20」に区分
し、各区分を指定する番号(ステップ数)で設定されて
いる。
【0038】すなわち、位相の場合、ステップ1は最も
位相が遅れており、ステップ20は逆に最も位相が進ん
でいる。また、検出感度の場合、ステップ1が最も感度
が低く(鈍感)、ステップ20が最も感度が高い(敏
感)。なお、この調整データ登録ファイル27aには、
上述した第1の実施例と同様、あらかじめ、各呼出番号
の商品毎に、その重量Wが標準重量W0である数個のサ
ンプルを実際に搬送し、その時の最適な位相および検出
感度を算出し、その算出した値に対応したステップ1〜
ステップ20のいずれが記憶されている。
【0039】このような構成において、調整データ登録
ファイル27aに、呼出番号02の標準重量W0の商品に
対する金属検出部24の位相P2がステップ5に、検出
感度S2がステップ7にそれぞれ設定されている場合に
ついて説明する。作業者は、商品の計量、包装および値
付作業を行う前に、まず、コンソール部9の表示・操作
部16を操作して今から計量、包装および値付を行う商
品の商品番号を入力する。
【0040】これにより、コンソール部9のCPU13
は、RAM15の商品ファイル15aから、入力された
商品番号に対応したデータを読み出し、RAM15のフ
ラグ・レジスタエリアの各レジスタに記憶するととも
に、呼出番号02を交信用インターフェイス17および
29を介して金属検出機9へ送信する。金属検出機9の
CPU25は、交信用インターフェイス17および29
を介して送信された呼出番号02を受信すると、RAM
27の調整データ登録ファイル27aから、受信した呼
出番号02に対応した位相および検出感度の調整データ
(位相:ステップ5、検出感度:ステップ7)を読み出
し、金属検出部24に設定する。
【0041】以上説明した処理終了後、作業者は商品を
搬入コンベア3の上流に載置する。これにより、商品が
搬入コンベア3を経て計量コンベア4に搬入されるの
で、コンソール部9のCPU13は、計量コンベア4の
計量部10によって計量された商品の重量Wに応じた重
量データを読み込み、上述した式に基づいて商品の値
段Pを算出する。
【0042】次に、CPU13は、重量Wが標準重量W
0の1/2以下かあるいは、3/2以上であるかを判断
する。そして、重量Wが重量ランクW1である場合、あ
るいは、重量ランクW3である場合には、CPU13は
それぞれその旨を示すデータを交信用インターフェイス
17および29を介して金属検出機11へ送信する。
【0043】これにより、金属検出機11のCPU25
は、交信用インターフェイス17および29を介して送
信された重量ランクに関するデータを受信し、重量ラン
クに関するデータが重量ランクW3に対応したデータで
ある場合は、CPU25は、読み出された位相のステッ
プ値、今の場合、ステップ5から1を引いたステップ4
を金属検出部24に設定するとともに、読み出された検
出感度のステップ値、今の場合、ステップ7から1を引
いたステップ6を金属検出部24に設定する。
【0044】いっぽう、重量ランクに関するデータが重
量ランクW1に対応したデータである場合は、CPU2
5は、読み出された位相のステップ値、今の場合、ステ
ップ5に1を加えたステップ6を金属検出部24に設定
するとともに、読み出された検出感度のステップ値、今
の場合、ステップ7に1を加えたステップ8を金属検出
部24に設定する。すなわち、この第2の実施例におい
ては、読み出された調整データを商品の重量Wに応じて
調整するのである。なお、その後の動作については、上
述した第1の実施例と同様であるので、その説明を省略
する。
【0045】また、上述した第2の実施例においては、
商品の重量が調整データに与える影響として、重量が重
くなるほど、位相を進み位相方向へ、また、感度を低感
度方向へ調整する必要があることを前提して説明した
が、この前提には限定されない。上述した説明は、調整
の一手法を説明したものであり、説明の都合上、上述し
た前提を仮定して説明したに過ぎない。上述したよう
に、現在、通常用いられている金属検出機においては、
位相は商品の重量によってほとんど影響されないようで
あり、この場合には、感度についてのみ調整を行えば充
分である。
【0046】さらに、商品の重量により受ける影響の傾
向と程度が商品毎に異なるのであれば、その傾向(重量
が重くなった場合、ステップ数をアップさせるのか、あ
るいは、ダウンさせるのか)および補正値(アップある
いは、ダウンさせる数値)を商品毎にあらかじめ調整デ
ータ登録ファイル27a等に記憶しておき、この記憶さ
れた傾向および補正値を用いて感度等の調整データの調
整を行うことも考えられる。
【0047】また、上述した第1および第2の実施例に
おいては、計量値付装置1に金属検出機11を組み込ん
で一体化し、計量コンベア4を重量検出手段として利用
した例を示したが、これに限定されない。たとえば、上
流側に専用の計量コンベアを配設するとともに、上述し
た調整データ登録ファイル27aを備えた金属検出機単
体において、呼出番号を入力設定するように構成しても
よい。ただし、この場合、重量ランクW1〜W3を判断す
るための標準重量W0は、呼出番号毎に、例えば、調整
データ登録ファイル27aにあらかじめ記憶しておく
か、あるいは、作業者が入力設定する必要がある。
【0048】また、金属検出機単体の場合、上流側に専
用の計量コンベアを配設するのではなく、図8に示すよ
うに、単なる計量装置、例えば、電子秤装置を金属検出
機の上流側に配設してもよい。図8において、30は金
属検出機、31は搬入コンベア、32は金属検出コンベ
ア、33は搬出コンベア、34は電子秤装置、35は作
業者である。このような構成において、作業者35が商
品を電子秤装置34を用いて計量した後、その商品を搬
入コンベア31に載置する。ただし、商品の重量データ
は、電子秤装置34から金属検出機30へ送信されるよ
うに構成しておく。さらに、上述した第1および第2の
実施例においては、金属検出機11をラベル印字貼付部
12の上流側に配設した例を示したが、これに限定され
ず、ラベル印字貼付部12の下流側に配設してもよい。
【0049】次に、本発明の第3の実施例について説明
する。図9は本発明の第3の実施例による金属検出装置
36の外観構成を示す概略正面図である。この図におい
て、37は搬送装置であり、商品を搬入するとともに、
計量する計量コンベア38と、金属検出コンベア39
と、金属検出コンベア39によって搬送された商品を受
け取り、この商品を搬出する搬出コンベア40とから構
成されている。なお、計量コンベア38はモータ41に
よって駆動され、金属検出コンベア39はモータ42に
よって駆動され、搬出コンベア40はモータ43によっ
て駆動される。
【0050】また、計量コンベア38の下方に計量部1
0が、金属検出コンベア39の中央部にコンソール部4
4がそれぞれ設けられており、コンソール部44は、金
属検出コンベア39によって搬送される商品内に混入さ
れている針や釘等の金属を検出するとともに、データの
入力や表示、計量部45による商品の計量結果の表示お
よび装置各部の制御等を行う。
【0051】次に、図10は本発明の第3の実施例によ
る金属検出装置36の電気的構成を示すブロック図であ
り、46はコンソール部44内に設けられ、従来の技術
において説明した構成および動作原理で商品内の金属を
検出する金属検出部、47はコンソール部44内に設け
られ、装置各部を制御するCPU、48はコンソール部
44の前面に配置された表示・操作部である。操作部
は、設定位相および設定検出感度をそれぞれ位相P1
Nおよび検出感度S1〜SNのN段階に切り換え可能な
位相設定スイッチおよび感度設定スイッチを備え、商品
に応じた位相および検出感度の設定が行える。また、操
作部を作業者が操作することにより、商品の標準重量を
設定することができる。
【0052】また、49はCPU47において用いられ
る制御プログラムが記憶されROM、50はRAMであ
り、各種のフラグやレジスタが確保されたフラグ・レジ
スタエリアや、感度設定スイッチの設定値および重量ラ
ンクに応じた感度データが記憶される感度データファイ
ル50a(図11参照)などから構成されている。本実
施例においては、感度データファイル50aには、図1
1に示すように、表示・操作部41の感度設定スイッチ
の設定値S1〜SNおよび3種類の重量ランクW1〜W3
対応して、感度データD1〜DN+2が記憶されるように構
成されている。なお、図11に示す感度データファイル
50aにおいて、各重量ランクW1〜W3の段には、それ
ぞれ感度データの値が1ステップずつずれた値が記憶さ
れているが、これは、上述した、商品の重量が重くなる
ほど検出信号のレベルが上がる傾向を考慮したためであ
る。
【0053】なお、位相については、商品の重量にあま
り影響されないので、感度データファイル50aのよう
に、重量ランクW1〜W3に応じて値を記憶する必要がな
い。したがって、位相設定スイッチの設定値P1〜PN
に、標準重量W0の重量ランクW2に対応した値をRAM
50(またはROM49)の図示せぬ位相データファイ
ルにあらかじめ記憶しておく。
【0054】さらに、図10において、51はモータ駆
動部であり、CPU47がこのモータ駆動部51を制御
することにより、計量コンベア38、金属検出コンベア
39および搬出コンベア40それぞれを駆動するモータ
41〜43が回転駆動される。52は図9に示すセンサ
53および54からなるセンサ部である。図9におい
て、センサ53は金属検出コンベア39への商品の搬入
が開始されたことを検出し、センサ54は金属検出コン
ベア39から商品の搬出が開始されることを検出する。
そして、これらのセンサ53および54は、商品内の金
属混入を検出中に金属検出コンベア39に商品が2個以
上搬入されないように、商品の搬送を制御するために設
けられている。すなわち、センサ54により金属検出コ
ンベア39から商品の搬出開始が検出された場合、搬入
コンベア38を駆動して商品を1個金属検出コンベア3
9へ搬入する。なお、図9および図10には示していな
いが、コンソール部44には、商品内に混入されている
金属を検出した場合にその旨を報知するブザーおよび検
出ランプ等が設けられている。
【0055】このような構成において、作業者は、ま
ず、コンソール部44の表示・操作部48を操作して、
標準重量W0を設定するとともに、感度設定スイッチを
操作して、標準重量W0における、今から金属の混入の
有無を検出する商品に対応した金属検出部46の検出感
度を設定する(設定値S1〜SNの中から1つを選択す
る)。これにより、CPU47は、RAM50の感度デ
ータファイル50aから、操作された感度設定スイッチ
の設定値Skと、重量ランクW2に対応した感度データD
とを読み出し、金属検出部46に設定するとともに、R
AM50の図示せぬ位相データファイルから、操作され
た位相設定スイッチの設定値Pkに対応した位相データ
を読み出し、金属検出部46に設定する。
【0056】以上説明した処理終了後、作業者は商品を
計量コンベア38の上流に載置する。これにより、コン
ソール部44のCPU47は、計量コンベア38の計量
部45によって計量された商品の重量Wに応じた重量デ
ータを読み込み、上述した式に基づいて商品の値段P
を算出する。次に、CPU47は、重量Wが重量ランク
1〜W3のいずれにあるかを判断し、重量Wが重量ラン
クW2以外の場合には、それぞれの重量ランクに対応し
た感度データDを、RAM50の感度データファイル5
aから読み出し、金属検出部46に設定する。そし
て、CPU47は、商品に混入されている金属が検出さ
れたか否かを、設定された検出感度Dおよび位相に基づ
いて、従来の技術において説明した動作原理で判断す
る。そして、商品に混入されている金属が検出された場
合には、CPU40は、図示せぬブザーを鳴らしたり、
検出ランプを点灯したりする。この第3の実施例におい
ては、感度設定スイッチの設定位置が同じであっても、
装置内部において設定される感度データが商品の重量に
応じて変化している。このため、商品と感度設定スイッ
チの対応関係は、商品および重量ランクが変わっても変
化しない。
【0057】次に、本発明の第4の実施例について説明
する。上述した第3の実施例において、取り扱う商品が
1種類に決まっており、商品に応じて検出感度等の調整
データを調整する必要がない場合には、調整データは、
商品の重量Wのみで決定される。たとえば、第3の実施
例において、感度の設定値がS3の商品のみを処理する
場合には、商品の重量Wが100g以下である場合に
は、検出感度は感度データD5に設定され、商品の重量
Wが100gより重く、200gより軽い場合には、検
出感度は感度データD4に設定され、商品の重量Wが2
00g以上である場合には、検出感度は感度データD3
に設定されるなどである。
【0058】最後に、本発明の第5の実施例について説
明する。上述した第1〜第4の実施例においては、いず
れの場合も、商品の重量Wあるいは、重量Wと商品の種
別等によって調整データを決定し、設定する例であっ
た。ところで、上述した計量値付装置などのように、金
属検出機を、パック商品内に混入されている金属を検出
するために用いる場合には、金属検出機の上流側あるい
は、下流側に配設されている包装機や値付装置の商品の
搬送速度とマッチングした搬送速度でパック商品を搬送
しつつ金属を検出する必要が生じてくる。というのは、
包装機や値付装置は、パック商品の種類、あるいは、サ
イズによって処理時間(たとえば、計量コンベアから出
力される重量信号の安定時間や包装時間)が異なるの
で、それに応じた搬送速度が採用されるからである。
【0059】そして、金属検出機において、パック商品
の種類毎、あるいは、同一種類のパック商品でもサイズ
毎に搬送速度を変更した場合、現在の段階においては、
調整データのうち、検出信号の位相は搬送速度にあまり
影響されないようであるが、検出信号のレベルは搬送速
度が速くなるほどレベルが下がる傾向にある。したがっ
て、搬送速度が速くなった場合には、検出感度を高め、
逆に、搬送速度が遅くなった場合には、検出感度を低め
なければならない。そこで、本実施例においては、商品
の重量Wに加えて搬送速度に応じても検出感度等の調整
データを設定する。この場合、搬送速度は、作業者が設
定しても、速度センサ等により検出して自動的に設定す
るようにしてもよい。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
商品の重量が商品毎に異なる場合でも商品の検出感度等
の調整データがその商品の重量に応じて最適な値に自動
的に調整されるので、検出ミス、検出エラーを起こす虞
がないという効果がある。また、調整データの調整は、
自動的に行われるので、作業者は商品の重量に応じてそ
の都度、調整データの調整操作を行う必要がない。した
がって、操作性が向上する。さらに、請求項5記載の発
明によれば、別個に重量検出手段を設ける必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による金属検出機9を適
用した計量値付装置1の外観構成を示す概略正面図であ
る。
【図2】本発明の第1の実施例による金属検出機9を適
用した計量値付装置1の電気的構成を示すブロック図で
ある。
【図3】商品ファイル15aの構成の一例を示す図であ
る。
【図4】集計ファイル15bの構成の一例を示す図であ
る。
【図5】調整データ登録ファイル27aの構成の一例を
示す図である。
【図6】調整データ登録ファイル27aの構成の他の例
を示す図である。
【図7】本発明の第2の実施例における調整データ登録
ファイル27aの構成の一例を示す図である。
【図8】本発明の第1および第2のの実施例による金属
検出機30と電子秤装置34とを組み合わせた外観構成
を示す概略正面図である。
【図9】本発明の第3の実施例による金属検出装置36
の外観構成を示す概略正面図である。
【図10】本発明の第3の実施例による金属検出装置3
6の電気的構成を示すブロック図である。
【図11】感度データファイル50aの構成の一例を示
す図である。
【符号の説明】
1 計量値付装置 2,37 搬送装置 3,31 搬入コンベア 4,38 計量コンベア 5 貼付コンベア 6〜8,41〜43 モータ 9,44 コンソール部 11,30 金属検出機 10,45 計量部 12 ラベル印字貼付部 13,25,47 CPU 14,26,49 ROM 15,27,50 RAM 15a 商品ファイル 15b 集計ファイル 16,28,48 表示・操作部 17,29 交信用インターフェイス 18,51 モータ駆動部 19,52 センサ部 20〜23,53,54 センサ 24,46 金属検出部 27a 調整データ登録ファイル 32,39 金属検出コンベア 33,40 搬出コンベア 34 電子秤装置 35 作業者 36 金属検出装置 50a 感度データファイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01V 3/10 B65B 57/10 B65C 9/40

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品内に混入されている金属を前記商品
    の搬送中に検出する金属検出手段と、 該金属検出手段の検出感度等の調整データを前記商品に
    応じて設定する設定手段と、 前記金属検出手段の上流側に配設され、前記商品の重量
    を検出する重量検出手段と、 前記設定手段によって設定された調整データを、前記重
    量検出手段の出力に応じて調整する調整データ調整手段
    とを具備することを特徴とする金属検出機。
  2. 【請求項2】 商品内に混入されている金属を前記商品
    の搬送中に検出する金属検出手段と、 該金属検出手段の上流側に配設され、前記商品の重量を
    検出する重量検出手段と、 前記金属検出手段の検出感度等の調整データを、前記重
    量検出手段の出力に応じて設定する設定手段とを具備す
    ることを特徴とする金属検出機。
  3. 【請求項3】 商品内に混入されている金属を前記商品
    の搬送中に検出する金属検出手段と、該金属検出手段の上流側に配設され、前記商品の重量を
    検出する重量検出手段と、 該金属検出手段の検出感度等の調整データを、前記商品
    の種別および前記重量検出手段の出力に応じて設定する
    設定手段とを具備することを特徴とする金属検出機。
  4. 【請求項4】 前記調整データを、前記商品の搬送速度
    に応じてさらに変更することを特徴とする請求項1ない
    し3いずれかに記載の金属検出機。
  5. 【請求項5】 前記重量検出手段は、商品の搬送ライン
    の上流側に配設された計量コンベアを具備し、前記計量
    コンベアにより商品を搬送中に計量するとともに、その
    計量値に基づいて商品の値段を算出し、その算出した値
    段や搬送される商品の品名、値段等の印字データをラベ
    ルに印字するとともに、そのラベルを前記商品に貼付す
    る計量値付装置の前記計量コンベアであることを特徴と
    する請求項1または2記載の金属検出機。
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