JP3166115U - 木造建物の外張り断熱透湿外壁構造 - Google Patents

木造建物の外張り断熱透湿外壁構造 Download PDF

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Abstract

【課題】木造の外張り断熱構造建物に於いて、高断熱で、表面結露も内部結露も抑制出来る外張り断熱透湿外壁構造を提供する。【解決手段】外壁躯体SWには、内表面に内装材6を張着し、内装材6の内側裏面に内側断熱層5を当接配置し、外壁躯体SWの外面には構造用面材4を張設して、内側断熱層5と構造用面材4との間に密閉空気層aを形成し、構造用面材4の外面全面に透湿防水シート3を貼着して透湿防水シート3の外面に外側断熱層2を張設し、外側断熱層2の外面に透湿性外装材1を塗布し、室内Rの湿気が外壁構造を透過して外装材1から屋外に放湿可能とする。【選択図】図1

Description

本考案は、木造建物を外側断熱材で外張りした外張り断熱壁構造に関するものであり、より詳しくは、断熱層を内蔵した外壁躯体の外側に外側断熱層を配置し、外側断熱層の外面に塗り壁仕上げを施工し、室内水蒸気を外壁面から屋外に透過放出する外張り断熱透湿外壁構造に関するものである。
木造建物に於いて、外壁躯体内に断熱層を内蔵し、外壁躯体の外側に外側断熱材を外張りする工法は各種提案されており、典型的には図5に示す従来例1、及び図6に示す従来例2が公知である。
従来例1の図5は、特許文献1の説明図であって、図5(A)は外壁構造の横断面図、図5(B)は外壁構造の一部切欠斜視図である。
即ち、従来例1(図5)は、柱、間柱などの外壁躯体に構造用面材の無垢材を張着し、構造用面材の内面、即ち外壁躯体内に繊維系断熱材(ロックウール)を充填し、構造用面材の外面には、自然素材の木質繊維断熱材を張着し、更に外側断熱材の外側に、直接外装材を配置して高断熱の外壁とするものであり、外側の木質繊維断熱材は透湿性が良く、無垢材の構造用面材の透湿性と相俟って、建物内の水蒸気を、外壁を透過して屋外に排出し、壁結露を阻止するものである。
そして、木質繊維断熱材は、直接外装材の配置が可能で、下地材排除のコストダウンが出来、外壁全体の軽量化を可能としたものである。
また、従来例2(図6)は非特許文献1の説明図であって、図6(A)は外壁の横断面図、図6(B)は外壁の一部切欠斜視図である。
即ち、従来例2(図6)は、柱、間柱などの外壁躯体に構造用面材を介して板状断熱材を張着し、更に、板状断熱材の外側に、上下方向の通気胴縁を配置して、通気胴縁外面に外装材を張着し、木造建物を外断熱被覆すると共に、断熱材と外装材との間隔を通気層とするものであり、外壁躯体内には従来例1(図5)同様、繊維系断熱材(ロックウール)を構造用面材内面に当接配置するもので、外側断熱材及び内側断熱材の熱抵抗比によって壁内結露を阻止するものであり、高断熱化壁体を提案するものである。
特開2001−120799号公報
北海道立北方建築総合研究所、調査研究報告NO.228号、9頁図6−6
従来例1(図5)、即ち特許文献1に開示された外張断熱工法は、外壁躯体の外側に構造用面材として張設する無垢材は、外壁構成部材の中で透湿抵抗が大きく、経年によって腐朽すると共に、当接するロックウールが水を含んで断熱性能が低下する怖れがあり、また、無垢材は小幅なので外壁躯体への張着の作業性が悪く、且つ高価である。
そして、構造用面材(無垢材)の外側に張着する木質繊維断熱材は、断熱性能(熱伝導率:0.033kcal/mh℃)に優れているが、水蒸気を大量に蓄えるので、構造用面材(無垢材)や固定釘の腐朽、腐蝕の問題が経年で発生し、柔軟性も高いので、外装材の木質繊維断熱材への直接仕上げは煩雑であり、耐衝撃性の問題もある。
また、外壁構造は、外壁躯体、構造用面材(無垢材)、木質繊維断熱材と、木材が主となっているため、防火上の問題があり、木造軸組の水平耐力の強さの度合いを示す壁倍率は、構造用面材(無垢材)及び内装材(石膏ボード)によるもので、壁耐力が不足する怖れがあって、解決手段としての筋違いの配置が煩雑である。
非特許文献1に開示された外張断熱工法は、図6に示す如く、外壁躯体の外側に構造用面材(構造用合板)を張着し、構造用面材の外側にプラスチック樹脂製の板状断熱材を張着し、構造用面材の内側に繊維系断熱材を配置し、外側の板状断熱材の外側に、更に通気胴縁を配置して、通気胴縁を固定釘によって断熱材及び構造用面材を貫通して柱、間柱に全て固定し、外装材を通気胴縁に、外装材固定釘によって固定するため、所望断熱機能を備えた通気外壁の構築は、工数が多く、煩雑な作業である。
しかも、長期耐用中に、釘がクリープ変形し、外装下地材(通気胴縁)が垂れ下りを生じ、外装材にひび割れ、剥離、変形を生じ、外壁の損傷を生ずる。
また、タイル等の、自重の大な仕上材を外装材上に配置する場合は、外装材の垂れ下りを防止するために、断熱材と同厚の横桟を適宜間隔で断熱材内に配置するか、或いは、断熱材厚+通気層厚の厚手通気胴縁を採用して、通気胴縁を柱に釘固定する必要があり、断熱材中への、横桟の配置、或いは、厚手通気胴縁の配置、及び固定作業は、熟練を要し、工数も多く、外張断熱壁の施工性が悪い。
しかも、プラスチック系断熱材は、紫外線で表面劣化するため、断熱材の表面を透湿性防水シート等で被覆して、紫外線劣化を抑制することも必要となる。
本考案は、これら従来の、典型的な木造外張り断熱工法の問題点を解決、又は改善する新規な木造建物の外張断熱工法を提供するものであって、軽量で、断熱機能及び結露防止機能に優れ、防火性、耐震性の付与が容易であり、しかも、従来の木造外張断熱工法よりも、遥かに構築が容易で、高性能な、外張り断熱透湿外壁構造を提供するものである。
本考案は、例えば図1(A)に示す如く、木造建物の外壁躯体SWに外側断熱層2を外張りし、外側断熱層2の外面を塗装壁仕上げした外張り断熱透湿外壁構造であって、外壁躯体SWには、内表面に内装材6を張設し、内装材6の内側裏面に内側断熱層5を当接配置し、外壁躯体SWの外面には構造用面材4を張設して内側断熱層5と構造用面材4との間に密閉空気層aを形成し、構造用面材4の外面全面に透湿防水シート3を貼着して透湿防水シート3の外面に外側断熱層2を張設し、外側断熱層2の外面に透湿性外装材1を塗布し、室内Rの湿気が外壁構造を透過して外装材1から屋外に放湿する外張り断熱透湿外壁構造である。
この場合、外壁躯体SWは、慣用の工法で構築すれば良く、典型的には、図3(A)の如く、一辺が105mmの断面正方形の柱7Aを、土台7C及び桁7E間に間隔L2(標準:1820mm)で配置し、柱7A間に、中心間寸法L1(標準:455mm)で、幅45mm、奥行き105mmの断面矩形の間柱7Bを3本立設し、柱7A間には、幅90mm、厚さ45mmの断面矩形の筋違い7Sを配置したものである。
そして、外壁躯体SWの内表面に張設する内装材6は、慣用の12.5mm厚の石膏ボードを採用すれば良い。
また、外壁躯体SW内に配置する内側断熱層5は、内装材6から侵入する湿気(水蒸気)を密閉空気層a内へ透過する断熱材であって、内装材の内側に当接配置出来、且つ密閉空気層aの空間が維持出来れば良く、慣用の、外壁躯体SW内に自立する保形性を備えた板形状材のロックウール、グラスウール等の、JISA9521及びJISA9522の無機質繊維系断熱材を、プラスチックフィルムの被覆で、透湿抵抗が内装材6より小、且つ構造用面材4より大に、透湿係数を調整して採用すれば良く、典型的には、厚さ55mm、熱伝導率0.033kcal/mh℃以下の、JISA9521のマット状ロックウールをポリスチレンフィルムで透湿係数を調整した、慣用の、ニチアス(株)製のホームマット(商品名)である。
また、密閉空気層aは、外壁躯体SWの構築によって、上下方向は土台7C及び桁7Eで密閉し、左右方向は柱7Aと間柱7Bで密閉しておけば、前後面は、構造用面材4及び内側断熱層5で密閉形態と出来る。
また、外壁躯体SWの外側に当接配置する構造用面材4は、外側躯体SWへの、地震力、風圧力による水平力に抵抗出来る板状材であって、内側断熱層5からの湿気を屋外側へ透過出来るものであれば良く、硅酸カルシウム板、構造用合板、構造用パネル等の薄剛板の使用が可能である。
また、外側断熱層2は、断熱層2より透湿性の大な外装材1が外表面に配置出来、且つ構造用面材4からの透過湿気を屋外側へ透過出来るものであれば良く、マット状のロックウール補強板や、ビーズ法ポリスチレンフォーム、押出法ポリスチレンフォーム、硬質ウレタンフォーム等の、JISA9511の発泡プラスチック系断熱板を採用すれば良く、典型的には、厚さ40mm、熱伝導率0.037kcal/mh℃以下、透湿係数0.14g/mhmmHg/g以下のJISA9511のビーズ法ポリスチレンフォーム板である。
従って、本考案の外張り断熱透湿外壁構造にあっては、室内側より屋外に向かって、透湿抵抗が順次低下する形態に外壁構成材を配置したため、冬季にあっては、室内側の湿気(水蒸気)は、内装材6→内側断熱層5→密閉空気層a→構造用面材4→透湿防水シート3→外側断熱層2→外装材1→屋外、の経路で放湿し、夏季にあっては、屋外側から室内側へ、透湿抵抗が順次増大する外壁構造であるため、水蒸気圧の、大きな屋外から小さな室内への湿気の侵入を阻止し、冬季でも夏季でも、外壁の表面結露、内部結露を抑制して、ダニ、カビの発生システム内衛生的な外壁構造を提供する。
そして、外壁内の内側断熱層5も外側断熱層2も、水蒸気(湿気)を放湿するため、湿潤による断熱機能低下は抑制出来て、経年耐用にも、設計値どおりの断熱機能を発揮する。
しかも、構造用面材4と内側断熱層5との間に介在する空気層aは、密閉空気層となって、熱伝導率が0.0207kcal/mh℃の空気断熱層として断熱機能を発揮し、外側断熱層2の断熱作用、プラス、密閉空気層aの断熱作用、プラス、内側断熱層5の断熱作用により、高断熱外壁を提供する。
また、本考案の外壁構造にあっては、内側断熱層5は、マット状に成形加工した無機質繊維系断熱材を、図3(D)に示す如く、透湿抵抗が大で四周に取付用突出部5Eを備えた後面フィルム5Bと、透湿抵抗が小の、前面フィルム5F及び側面フィルム5Sとで被覆し、密閉空気層aは、上下左右を、外壁躯体SWの、桁7E、土台7C、柱7A、間柱7B等の構造材で閉止し、後面は内側断熱層5の前面フィルム5Fで、前面は構造用面材4の後面で密閉しているのが好ましい。
この場合、フィルムで被覆した内側断熱層5としては、後面のフィルム5Bが幅40mmの取付用突出部5Eを備えた、慣用の、ニチアス(株)製のホームマット(商品名)を採用し、内側断熱層5の透湿性の調整は、設計透湿値となるように、前面フィルム5F及び後面フィルム5Sへの気孔hの散在によって実施すれば良い。
従って、密閉空気層aは、外壁躯体SWの構築によって、上下、左右が密閉区画出来、前面区画と後面区画とは、構造用面材4及び内側断熱層5の適正な配置固定で実施出来るため、密閉空気流aの空気断熱層化は容易に実施出来、外壁躯体SW内での、内側断熱層5と密閉空気層aとの2層形態の高断熱化及び水蒸気(湿気)の、内装材6→構造用面材4の放湿ルートの形成が簡単に実施出来る。
また、内側断熱層5は、図1に示す如く、外壁躯体SWの土台7C及び桁7E上に延出した床用合板6Cで下端面を支承し、上側及び両側突出部5Eは、柱7A、間柱7B、桁7Eの内表面に空密止着し、後面フィルム5Bの下側突出部5Eは、床用合板6C上で後方へ延出して床材6Bで挟着空密固定するのが好ましい。
この場合、内側断熱層5の、左右の取付用突出部5Eは、図4(B)の如く、柱7A及び間柱7Bの内表面に当接して釘5Nで固定すれば良く、上側取付用突出部5Eは、図4(A)の如く、桁7Eの内表面に釘5Nで固定すれば良い。
従って、剛性の大な床用合板(標準厚:24mm)6Cは、土台7C、桁7E、及び梁7F上に載置して釘6Nでの固定となるため、釘6Nのサイズ、配置間隔を、標準長さ75mmの釘6Nを、周縁を100mm、中央を200mm間隔のように、適正に選択すれば、床の剛性が高まって強度が3倍(標準)となり、外壁は、水平(床)及び垂直(壁)のダイヤフラム構造と成って、水平力は、床、壁で分散されて、基礎8や下階の耐力壁に伝達され、耐震構造となる。
その上、内側断熱層5の下側突出部5Eが床用合板6Cと床材6Bとで挟着され、内側断熱層5の非通気性の後面フィルム5Bが、全周の突出部5Eでの周辺支持体との密接止着となって、外壁躯体SWの室内側面の気密性が確保出来、耐震性、断熱性に優れた外壁構造と出来る。
また、本考案の外壁構造にあっては、構造用面材4は、初期剛性及び最大荷重が大で、不燃性で、気密性及び遮音性に優れた硅酸カルシウム板であり、透湿防水シート3を、硅酸カルシウム板の構造用面材4の接続部を含む外面全体に張設するのが好ましい。
この場合、硅酸カルシウム板としては、三菱マテリアル建材(株)製のモイス(商品名)の厚さ9.5mm板を採用すれば、熱伝導率0.206kcal/mk、透湿抵抗5.29mhmmHg/g、曲げ強度13N/mmであって、不燃材料で遮音性、耐腐蝕性、気密性に優れ、透湿抵抗が相対温度によって変化して結露がしにくく、壁倍率も高い(木造軸組み工法では2.7倍:枠組壁工法では4倍)ので好ましい。
尚、三菱マテリアル建材(株)製のモイス(商品名)は、和紙を漉くように製造したものであるため、小口(切り口)の吸水によって、層間剥離や凍結融解による破損を生ずる問題があり、雨水が接触する部位では適用不可物であり、従って、現状では、外装材としては不適で、壁倍率の大きい構造用内装面材として使用されているものであるが、本考案では、モイス(商品名)の外側に透湿防水シート3を全面被覆して防止措置を施し、且つ、外側に外側断熱層2を当接した外張り断熱構造としているため、モイス(商品名)は、耐水性の弱点を克服して凍結を阻止することが出来るようになり、外壁躯体SWの外側での構造用面材としての適用を可能とした。
そして、硅酸カルシウム板(商品名:モイス)を外壁躯体SWの外側に構造用面材として配置したために;
(イ)初期剛性、最大荷重、粘り強さが強く、耐震性を発揮する(在来木造軸組工法での壁倍率:2.7倍)。
(ロ)不燃材料であるため、防火構造、準耐火構造となる。
(ハ)透湿抵抗は、内部結露を生ずるような高い相対湿度の環境では、透湿抵抗が低くない結露が抑制出来る。
(ニ)気密性が高く、熱が逃げない。
(ホ)遮音性が高い(遮音性は石膏ボードの2倍)。
(ヘ)白蟻による食害も無く、カビも生えにくく、耐候性、耐蝕性に優れた高耐久な材料であるが、天然素材製であるため、ライフサイクル終了後のリサイクルも可能である;
等の、木造建物の外壁建材としての好ましい機能を発揮する。
そのため、本考案の外壁構造にあっては、外壁躯体SW内の筋違いを省略することも可能となり、筋違いを硅酸カルシウム外壁板と併用すれば、高耐力の耐力壁が構築出来る。
そして、外壁躯体SWの内表面の内装材に、石膏ボード(不燃材)を採用し、内側断熱層5にロックウール(不燃材)を適用し、外壁躯体SWの外側に硅酸カルシウム板(不燃材)を構造用面材として配置し、外側断熱層2として典型的な、自己消火性に優れた発泡プラスチック断熱板を採用することにより、外壁は防火構造、準耐火構造と出来る。
そして、冬季は、居室からの水蒸気が多くなると、構造用面材4→透湿防水シート3→外側断熱層2→外装材1、と水蒸気を屋外に排出し、夏季は、外側断熱層2、透湿防水シート3、構造用面材4の積層一体化層が屋外からの外壁躯体SW内への水蒸気の侵入を阻止し、結露を抑制した外壁を提供する。
また、本考案の外壁構造にあっては、外側断熱層2は、発泡プラスチック系断熱板であり、外側断熱層2の外表面には、水性アクリル系のポリマー樹脂モルタルのベースコート1bを塗布し、グラスファイバー製のメッシュ1cを配置して、メッシュ1cの外側に再度ベースコート1bを塗布し、ベースコート1bの表面に撥水製のフィニッシュコート1aを塗布して透湿性外装材1を形成するのが好ましい。
この場合、発泡プラスチック系断熱板としては、透湿防水シート3を表面に備えた構造用面材より透湿性が大で、外装材1より透湿性が小であれば良く、典型的には、厚さ40mm、透湿係数0.14g/mhmmHg/g以下の、ビーズ法ポリスチレン板である。
そして、外側断熱層2の配置は、図1(B)に示す如く、自重が水切具8Cを介して基礎立上り部8に伝達されるように配置するのが好ましい。
従って、外側断熱層2は、必要な熱伝導率(標準:0.037kcal/mh℃)を備えた保形性板材であるため、構造用面材4上への配置作業が容易であると共に、表面への外装材1の直接塗布形成が簡便に実施出来る。
そして、得られる外壁構造にあっては、断熱機能は設計値厚さ(標準:40mm)で付与出来、且つ透湿性も保証の下に、外張り断熱透湿外壁の構築が簡便に実施出来る。
本考案の外張り断熱外壁構造は、外壁躯体SWを構成する内表面の内装材6からの外壁躯体SWの外側に積層配置する各構成材が、室内側から屋外側へと、透湿抵抗を大から小へと順次序列配置しているため、冬季は、水蒸気圧が室内から外壁外表面の仕上材へと透過して屋外に排出し、夏季は、水蒸気圧の大な屋外から室内への水蒸気の侵入を阻止し、外壁の表面結露も内部結露も抑制して、カビやダニの発生も無い、健康的な外壁構造となる。
また、断熱機能も、内側断熱層5と構造用面材4との間の空隙を、密閉空気層aとして断熱空気層としたため、外壁は、外側断熱層2の断熱機能と、密閉空気層aの断熱機能と、内側断熱層5の断熱機能との総和として断熱機能を具備したものとなり、高断熱外壁となって、従来の同厚の外壁より密閉空気層の断熱機能だけ、断熱性能が向上した断熱外壁となる。
また、構造用面材4を透湿防水シート3で保護する形態で配置するため、構造用面材4としては、小口からの吸水によって損傷するような材料の使用も可能となり、外壁の構築に際しての構造用面材の採用の自由度も向上する。
本考案の外壁構造の縦断面図であって、(A)は全体略示図、(B)は(A)の部分拡大図である。 本考案の外壁の説明図であって、(A)は横断面図、(B)は斜視図である。 本考案の部分説明図であって、(A)は外壁躯体の正面図、(B)は外壁の拡大横断面図、(C)は外壁の部分縦断面図、(D)は内側断熱層の斜視図である。 本考案の施工説明図であって、(A)は部分縦断面図、(B)は部分横断面図、(C)は外側断熱層の取付状態図である。 従来例1の説明図であって、(A)は横断面図、(B)は斜視図である。 従来例2の説明図であって、(A)は横断面図、(B)は斜視図である。
〔木造躯体の構築(図1)〕
図1に示す如く、コンクリート基礎立上り部8の敷モルタル8B上の幅中央に、断面矩形状の木材の土台7Cを延展配置し、慣用の手段で、土台7Cを基礎立上り部8上に固定する。
そして、慣用の手段で、土台7C上に1階の柱7Aを立設し、柱7A上に桁7Eを配置し、桁7E上に2階の柱7Aを立設し、2階の柱7A上に桁7Eを配置し、次いで、上下の、土台7Cと桁7E間、桁7Eと桁7E間に、間柱7Bを配置し、並列する柱7A間に、柱7Aの前面の切込みを介して、筋違い7Sを、図3(A)の如く、たすき掛けで配置して、2階建木造建物の外壁躯体SWを形成する。
この場合、柱7Aはk、一辺が105mmの断面正方形材を、間隔L2が1820mmで配置し、柱7A間に、中心間寸法L1が455mmで、幅45mm、厚さ(奥行き)105mmの間柱7Bを3本立設配置し、間柱7B間は410mm、柱7Aと間柱7B間は380mmとなって、各柱7A、間柱7B間の上下端は、桁7E、土台7Cが全幅を閉止する空間となり、筋違い7S後面に、間柱間には、幅425mm、厚さ55mmの内側断熱層5を、柱7Aと間柱7B間には、幅395mm、厚さ55mmの内側断熱層5の配置が可能となる。
次いで、慣用の手法で、対面する柱7A間に梁7Fを配置し、梁7F間に、直交する梁7F´、大引7Dを配置し、梁7Fに小屋束7Tを立設し、小屋束7T上に棟木、母屋7Jを、棟木、母屋7Jに小屋垂木7Kを配置して屋根躯体SRを形成する。
そして、1階床では、土台7Cと大引7D間に床断熱材10Bを、屋根躯体SRでは、梁7F上に天井断熱材10Aを敷設し、1階床では、土台7Cと大引7D上に、2階床では桁7Eと梁7F,7F´上に厚さ24mmの床用合板6Cを長さ75mmの鉄製釘6Nを用いて、周縁部は100mm間隔で、中央部は200mm間隔で固定し、剛性の高い1階床及び2階床を形成する。
〔外側外壁Woの形成(図1、図2)〕
図1は本考案を適用した2階建木造住宅の説明図であって、(A)は全体概略縦断面図、(B)は(A)の部分拡大図である。
外側外壁Woの形成は、図1に示す如く、外壁躯体SWの外側に、厚さ9.5mmの硅酸カルシウム板の構造用面材4(三菱マテリアル建材(株)製、モイス(商品名))を、長さ50mmの鉄製釘4Nを用いて、周縁部は100mm間隔、中央部は200mm間隔で、土台7C下端から小屋垂木7Kの下端まで、柱7A及び間柱7Bの前面に固定する。
この場合、構造用面材4の下端は、図1(B)に示す如く、基礎立上り部8上の敷モルタル8B表面とは隙間a3(標準:10mm)を保ち、構造用面材4(モイス)の下端の小口の、敷モルタル8Bからの吸水を抑制しておく。
そして、構造用面材4の外側全面に、それ自体慣用の、例えば、ニチハ(株)製、JF2500(商品名)の透湿防水シート3を張着し、透湿防水シート3の外側に、厚さ40mmのビーズ法ポリスチレンフォーム板の外側断熱層2を、図4(C)に示す如く、プラスチック製ワッシャー2Wをねじ2Nで締着して、ワッシャー2Wを外側断熱層2に埋設形態で、柱7A及び間柱7Bに取付ける。
この場合、構造用面材4の下端外側には、図1(B)に示す如く、慣用の水切具8Cを突出形態で配置し、基礎立上り部8の外側にモルタル8A塗布仕上げし、外側断熱層2の下端を水切具8Cに載置形態とし、外側断熱層2の上部は、小屋垂木7K下面に当接し、外側断熱層2から突出する小屋垂木7K下側には、軒天野縁9Dを配置して軒天材9Eを張着し、小屋垂木7K先端には鼻隠し9B、淀9Cを配置し、小屋垂木7K上面には屋根用合板9A及び屋根材9を配置する。
そして、水切具8C上面から軒天材9Eまでの外側断熱層2の外側に、アクリル系の透湿ベースコート1bを塗布し、メッシュ1cを埋設して更にベースコート1bを塗布して、塗厚3mmのベースコート1b層を付与し、ベースコート1bの乾燥後に、撥水性の透湿フニッシュコート1aを2mm厚塗布して、外側断熱層2の外面に、透湿性外装材1を直接塗布形成する。
従って、外側外壁Woは、外側断熱層2を水切具8C上に載置して柱7A及び間柱7Bに釘固定したため、経年による垂れ下りが阻止出来、屋外からの雨水の浸入を防ぎながら室内Rの水蒸気を屋外に排出する、耐久性断熱透湿外壁となる。
〔外壁躯体内施工(図3、図4)〕
図3(A)は外壁躯体SWの正面図であり、図3(B)は外壁構造の横断面図、図3(C)は外壁構造の縦断面図、図3(D)は内側断熱層5の斜視図、図4(A)は内側断熱層5の施工説明縦断面図、図4(B)は内側断熱層5の施工横断説明図である。
外壁躯体SW内施工は、柱7A及び間柱7Bで構築された幅TW(標準:105mm)の外壁躯体SWの幅内への内側断熱層5の充填と、内装材6による内側断熱層5の密閉保持であり、内側断熱層5は、図3(D)に示す如く、厚さが55mm、長さが1360mmで、間柱7B間用には、幅425mm、柱7Aと間柱7B間用には幅395mmの、マット状ロックウール5Rを、厚さ0.02mmのポリエチレンフィルムで被覆したものである。
そして、内側断熱層5は、後面、即ち室内側から前面、即ち屋外側への一方向透湿性を付与するために、後面フィルム5Bは無孔であって、四周に取付用の突出部5Eを40mm幅で延出したフィルムを、前面フィルム5F及び側面フィルム5Sには透湿用の気孔hを散在したものである。
また、内側断熱層5は、外側躯体SWの上下の土台7C、桁7E間、及び左右の柱7A、間柱7B間の空間の後半全面を気密閉止形態で充填するものであり、階高に応じて、長さ1360mm物を上下二段重ねで、適寸に切断継ぎ足し形態で実施する。
内側断熱層5の配置は、上下方向にあっては、図4(A)に示す如く、上端を適寸に切落とした内側断熱層5の上に、上側断熱層5を継ぎ足して、上側断熱層5の下側突出部5Eを下側断熱層5の後面フィルム5B上に接着し、下側断熱層5の下側突出部5Eは、床用合板6C上に折曲延展して、床材6Bで挟着可能とし、上側断熱層5の上側突出部5Eは桁7Eの内表面に釘5Nで止着する。
また、左右方向にあっては、図4(B)に示す如く、後面フィルム5Bの両側突出部5Eは、柱7A、間柱7Bの内表面に接着して、釘5Nで止着する。
そして、厚さ12mm化粧フロアー合板の床材6Bを床用合板6C上に、内側断熱層5の下側突出部5Eを挟着した形態で、柱7A、間柱7Bの内表面に当接して釘で固定し、次いで、木製の、慣用の幅木6A及び厚さ12.5mmの石膏ボードの内装材6を、柱7A、間柱7Bの内表面に釘で張着する。
この場合、内装材6の上端縁は、内側断熱層5の突出部5Eを隠蔽して桁7Eに張着し、内装材6の釘打ちの間隔は、周縁が100mm、中央が150mmとする。
従って、ポリエチレンフィルム突出部5Eは、内装材6、床材6Bと、柱7A、間柱7B等に当接形態となるため、外壁躯体SW内の気密性は確保され、内側断熱層5の後面フィルム5Bは室内の水蒸気の外壁内への移動に対する防湿層となり、外壁躯体SW内は、外側の構造用面材4と内側断熱層5の後面フィルム5Bとで密閉されて、内側断熱層5の前面の筋違い7Sの存在する空間は密閉空気層aとなる。
〔完成外壁(図1)〕
得られた外壁構造にあっては、外壁躯体SW内の空気層aは、上下方向は土台7C及び桁7E面で密閉し、左右方向は柱7A、間柱7B面で密閉し、前後方向は、前面では非通気性の構造用面材4及び透湿防水シート3で密閉し、後面では内側断熱層5の非通気性後面フィルム5B及び内装材6で密閉したため、空気層aが断熱空気層の機能を奏し、外壁構造は、高気密、高断熱外壁となり、次世代省エネルギー基準(平成11年告示)の一番厳しいI地区基準を上回る省エネルギー性外壁となった。
また、剛性に優る床構造と、壁倍率に優る壁構造との組合せとなり、あたかも、鉄筋コンクリート構造のダイヤフラム構造の如く、耐震性、耐風圧性に優れた木造壁構造となって、建物の倒壊及び損傷の無い、且つ不燃材の、構造用面材4及び内側断熱層5によって、防火性に優れた準耐火構造となった。
〔その他〕
本考案は、請求項1の考案の範囲内で、外側断熱層2として、不燃材のマット状ロックウールの採用も可能であり、この場合、ロックウールの外表面に金網を当接して、金網とロックウールとを一体として、金網の表面から、例えば先端に金網保持棒を備えた長尺釘の如き、押え片を備えた保持金具を柱7A、間柱7Bの適所に打込んで構造用面材4の表面に確保し、金網表面に透湿性の外装材1を塗布形成すれば良い。
この場合、外壁構造は、耐火性となり、且つ断熱透湿外壁となる。
1 外装材
1a フィニッシュコート
1b ベースコート
1c メッシュ
2 外側断熱層
2N ねじ
2W ワッシャー
3 透湿防水シート
4 構造用面材
4N,5N,6N 釘
5 内側断熱層
5B 後面フィルム
5E 取付用突出部(突出部)
5F 前面フィルム
5R ロックウール
5S 側面フィルム
6 内装材
6A 幅木
6B 床材
6C 床用合板
7A 柱
7B 間柱
7C 土台
7D 大引
7E 桁
7F,7F´ 梁
7J 母屋
7K 小屋垂木
7M 野縁
7S 筋違い
7T 小屋束
8 基礎立上り部
8A モルタル
8B 敷モルタル
8C 水切具
9 屋根材
9A 屋根用合板
9B 鼻隠し
9C 淀
9D 軒天野縁
9E 軒天材
10A 天井断熱材
10B 床断熱材
a 空気層(密閉空気層)
h 気孔
R 室内
SR 屋根躯体
SW 外壁躯体
Wo 外側外壁

Claims (5)

  1. 木造建物の外壁躯体(SW)に外側断熱層(2)を外張りし、外側断熱層(2)の外面を塗装壁仕上げした外張り断熱透湿外壁構造であって、外壁躯体(SW)には、内表面に内装材(6)を張設し、内装材(6)の内側裏面に内側断熱層(5)を当接配置し、外壁躯体(SW)の外面には構造用面材(4)を張設して内側断熱層(5)と構造用面材(4)との間に密閉空気層(a)を形成し、構造用面材(4)の外面全面に透湿防水シート(3)を貼着して透湿防水シート(3)の外面に外側断熱層(2)を張設し、外側断熱層(2)の外面に透湿性外装材(1)を塗布し、室内(R)の湿気が外壁構造を透過して外装材(1)から屋外に放湿する、外張り断熱透湿外壁構造。
  2. 内側断熱層(5)は、マット状に成形加工した無機質繊維系断熱材を、透湿抵抗が大で四周に取付用突出部(5E)を備えた後面フィルム(5B)と、透湿抵抗が小の、前面フィルム(5F)及び側面フィルム(5S)とで被覆し、密閉空気層(a)は、上下左右を、外壁躯体(SW)の、桁(7E)、土台(7C)、柱(7A)、間柱(7B)等の構造材で閉止し、後面は内側断熱層(5)の前面フィルム(5F)で、前面は構造用面材(4)の後面で密閉している、請求項1に記載の外壁構造。
  3. 内側断熱層(5)は、外壁躯体(SW)の土台(7C)及び桁(7E)上に延出した床用合板(6C)で下端面を支承し、上側及び両側突出部(5E)は、柱(7A)、間柱(7B)、桁(7E)の内表面に空密止着し、後面フィルム(5B)の下側突出部(5E)は、床用合板(6C)上で後方へ延出して床材(6B)で挟着空密固定した、請求項2に記載の外壁構造。
  4. 構造用面材(4)は、初期剛性及び最大荷重が大で、不燃性で、気密性及び遮音性に優れた硅酸カルシウム板であり、透湿防水シート(3)を、硅酸カルシウム板の構造用面材(4)の接続部を含む外面全体に張設した、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の外壁構造。
  5. 外側断熱層(2)は、発泡プラスチック系断熱板であり、外側断熱層(2)の外表面には、水性アクリル系のポリマー樹脂モルタルのベースコート(1b)を塗布し、グラスファイバー製のメッシュ(1c)を配置して、メッシュ(1c)の外側に再度ベースコート(1b)を塗布し、ベースコート(1b)の表面に撥水製のフィニッシュコート(1a)を塗布して透湿性外装材(1)を形成した、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の外壁構造。
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