JP3165705B2 - 現像剤収納容器及び現像剤収納容器用シール部材 - Google Patents

現像剤収納容器及び現像剤収納容器用シール部材

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真複写機もしく
は同プリンタ、静電印刷(静電記録)装置もしくは同プ
リンタ等の画像形成装置ないしは画像形成方法におい
て、電子写真感光体・静電記録誘電体等の像担持体面に
適宜の方式で形成された潜像(静電荷潜像・電位潜像・
磁気潜像等)を顕画化するための現像剤を有する現像剤
収納容器及びこれに用いるための現像剤収納容器用シー
ル部材に関する。更に詳しくは粉体状の乾式現像剤を有
する現像装置における、現像剤収納容器本体の開口部を
封止するためのシール部材によって、現像剤を有する現
像剤収納容器本体の開口部が封止された現像剤収納容器
及びこれに用いるための現像剤収納容器用シール部材に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来現像装置は現像ローラあるいは現像
スリーブや現像層厚規制ブレードなどが組み込まれた現
像器部と現像剤収納容器から構成されこの現像剤収納容
器は容器本体1の底板を介して現像器部に一体に配置さ
れる。この底板の長手方向には、横長のスリット状の開
口部2が形成されており、この開口部2を介して現像器
部内に連通している。この開口部2はシール部材3で封
止されており現像剤収納容器と現像器部の連通を遮断し
ており現像剤は容器部内に密封収納された状態で維持さ
れ現像装置の物流、保管過程で現像剤の装置外漏れ出
し、飛散防止、防湿がなされている。使用時には上記の
シール部材3を装置外に引き抜いて開口部2を開封し現
像器部に連通させる。シール部材3は柔軟シール部材で
あり現像剤収納容器本体1の底板の開口部3のフランジ
4にヒートシール(熱溶着)、インパルスシール高周波
ウェルダー等の接着手段5によりイージーピール接着さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の現像剤収納容器
一体式のものには下記のような問題点があった。
【0004】(1)シール部材を接着部にて引きはがす
操作に大きな力を要する。
【0005】(2)いわゆるイージーピール接着は接着
強度のコントロ−ルが難しく、引きはがす力を小さくし
ようとすると接着力が不足して物流時にシール部材のは
がれを生みやすく現像剤の漏れを招きやすい。
【0006】(3)シール部材のキズや接着加工時の損
傷等によりシール部材の引きはがし時にシール部材の斜
め切れ、ちぎれ等が発生する場合があった。
【0007】(4)シール部材の接着しろのためシール
部材の開口成形方向に対して直角方向の幅は開口部より
広くなければならず現像器との接着時に折り返し部分を
かみ込んだり接着剤や溶融した樹脂と接触して固着しシ
ール部材が引き抜けないというトラブルが発生すること
もあった。
【0008】(5)シール部材に一軸延伸したポリプロ
ピレンのような方向性を持ったもの又はハーフカットを
施して方向性を付与したものを使い引き裂けやすい方向
を開口成形方向に合わせるような構成をとった場合でも
十分な寸法精度の開口を得ることはできなかった。
【0009】(6)第一フィルム(カバーフィルム)に
イージーピール性の接着層を備え第一フィルムより幅の
狭い第二フィルム(テアーテープ)を溶着し第二フィル
ムの端部を引くことにより第二フィルムの幅に合わせて
第一フィルムを引き裂くという方法が考案され実施され
ているが第一フィルムと第二フィルムを溶着する工程が
必要でありコストアップの要因となっている。
【0010】従って、本発明は、上記の如き問題点を解
決した引き裂き性に優れたシール部材で現像剤収納容器
本体の開口部を封止した現像剤収納容器及びこれに用い
るための現像剤収納容器用シール部材を提供することを
目的とする。
【0011】すなわち、本発明は、小さな力でシール部
材を引き裂いて容器本体の開口部を開放することの出来
る引き裂き性に優れたシール部材で現像剤収納容器本体
の開口部を封止した現像剤収納容器及びこれに用いるた
めの現像剤収納容器用シール部材を提供することを目的
とする。
【0012】また、本発明は、容器本体の開口部を封止
しているシール部材の開封時にシール部材の斜め切れ、
或いはちぎれ等の発生することのない引き裂き性に優れ
たシール部材で現像剤収納容器本体の開口部を封止した
現像剤収納容器及びこれに用いるための現像剤収納容器
用シール部材を提供することを目的とする。
【0013】さらに、本発明は、十分な寸法精度の開口
部の得られる引き裂き性に優れたシール部材で現像剤収
納容器本体の開口部を封止した現像剤収納容器及びこれ
に用いるための現像剤収納容器用シール部材を提供する
ことを目的とする。
【0014】さらに、本発明は、工程数の増加にともな
うコストアップの生じることのない引き裂き性に優れた
シール部材で現像剤収納容器本体の開口部を封止した現
像剤収納容器及びこれに用いるための現像剤収納容器用
シール部材を提供することを目的とする。
【0015】また、本発明は、上記の目的の積層体を用
いて粉末状の乾式現像剤を収納する容器本体の開口部を
封止した現像剤収納容器現像剤収納容器及びこれに用い
るための現像剤収納容器用シール部材を提供することを
目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段及び作用】上記目的は、以
下の本発明の構成により達成される。すなわち、本発明
は、粉末状の乾式現像剤を収納する容器本体及び該容器
本体の開口部を封止するシール部材を有する現像剤収納
容器において、該シール部材は、(i)積層体を有し、
該積層体は、積層体の中間層に、縦糸及び横糸の少なく
ともいずれか一方にレーヨン,ポリエステル,ナイロ
ン,ポリプロピレン及びポリエチレンのグループから選
択される材料製の糸を一種または二種以上組み合わせて
用い、該縦糸及び横糸を用いて平織りされた基材を有し
ており、且つ(ii)該平織りされた基材の縦糸又は横
糸の内、引き裂き方向に対して交差する側の糸は、引き
裂き方向に対して略平行方向の糸よりも切断強度が小さ
くなるように、該開口部に設けられている(但し、少な
くとも表層と、該表層に積層されている第2層とから成
り、前記表層は一軸延伸された熱可塑性高分子フィルム
であり、前記第2の層は、縦または横のいずれか一方に
引き裂き性を有するポリオレフィン製フラットヤーンク
ロスであり、前記ポリオレフィン製フラットヤーンクロ
スに、ポリオレフィン系ホットメルト接着剤がラミネー
トされている場合を除く)ことを特徴とする現像剤収納
容器に関する。さらに、本発明は、粉末状の乾式現像剤
を収納する容器本体及び該容器本体の開口部を封止する
シール部材を有する現像剤収納容器に用いるための現像
剤収納容器用シール部材において、該シール部材は、
(i)積層体を有し、該積層体は、積層体の中間層に、
縦糸及び横糸の少なくともいずれか一方にレーヨン,ポ
リエステル,ナイロン,ポリプロピレン及びポリエチレ
ンのグループから選択される材料製の糸を一種または二
種以上組み合わせて用い、該縦糸及び横糸を用いて平織
りされた基材を有しており、且つ(ii)該平織りされ
た基材の縦糸又は横糸の内、引き裂き方向に対して交差
する側の糸は、引き裂き方向に対して略平行方向の糸よ
りも切断強度が小さくなるように、該開口部に設けられ
るものである(但し、少なくとも表層と、該表層に積層
されている第2層とから成り、前記表層は一軸延伸され
た熱可塑性高分子フィルムであり、前記第2の層は、縦
または横のいずれか一方に引き裂き性を有するポリオレ
フィン製フラットヤーンクロスであり、前記ポリオレフ
ィン製フラットヤーンクロスに、ポリオレフィン系ホッ
トメルト接着剤がラミネートされている場合を除く)こ
とを特徴とする現像剤収納容器用シール部材に関する。
【0017】本発明の現像剤収納容器は、粉末状の乾式
現像剤を収納する容器本体及び該容器本体の開口部を封
止するシール部材を有する現像剤収納容器において、該
シール部材は、積層体を有し、該積層体は、積層体の中
間層に、縦糸及び横糸の少なくともいずれか一方にレー
ヨン,ポリエステル,ナイロン,ポリプロピレン及びポ
リエチレンのグループから選択される材料製の糸を一種
または二種以上組み合わせて用い、該縦糸及び横糸を用
いて平織りされた基材を有することにより、前記目的を
達成する。
【0018】本発明に用いる積層体の中間層は、縦糸ま
たは横糸の少なくともいずれか一方にレーヨン,ポリエ
ステル,ナイロン,ポリプロピレン及びポリエチレンの
グループから選択される材料製の糸を一種又は二種以上
組み合わせて用い、該縦糸または横糸を用いて平織りし
た基材である。これらの縦糸または横糸としては好まし
くは、50〜200デニールより好ましくは100デニ
ールの太さの糸を10〜100本束ねたものを一本の縦
糸又は横糸として用いるのが良い。また、これらの縦糸
又は横糸と交差する方向の糸には同じ様な太さの糸を5
〜50本用いて、引き裂き方向に対して交差する方向の
糸の方が引き裂き方向に対して略平行方向の糸よりも細
くすることが引き裂き性の点で好ましい。これらの基材
には、ポリオレフィン系ホットメルト接着剤を押し出し
ラミネートし、基材の目止めと同時に基材の表面に接着
剤層を形成し、ヒートシールによる接着機能を与えるこ
とが好ましい。ここで基材は目止めされたことにより縦
又は横方向にほぼ直線に引き裂くことが可能となる。特
に縦糸又は横糸に対して略直交方向の糸を細くした場合
には、この細いほうの糸に対して略直交方向の力を加え
ることで直線的に引き裂くことをより確実に行うことが
できる。しかしながらこのままの状態でヒートシールす
ることはポリオレフィン系ホットメルト接着剤が流れて
しまい易く難しいため、一方側の表層に一軸延伸された
熱可塑性高分子フィルムを貼りあわせヒートシール時の
熱と圧力をこのフィルムを介して接着剤に伝えるように
することが好ましい。ここで用いる一軸延伸フィルムと
してはポリプロピレン又はポリエチレンテレフタレート
が耐熱性の面で優れているため好ましい。
【0019】又これらのフィルムは一軸延伸されている
ので一方向に引き裂くことが可能である。一軸延伸フィ
ルムだけでは引き裂いた時の方向性が安定しずらいが本
発明では引き裂き方向の非常に安定した基材(中間層)
と組み合わせることにより積層体のすべてを安定して引
き裂くことができる。このときには、基材の引き裂き方
向と一軸延伸フィルムの延伸方向を合せることが必要で
ある。
【0020】一方本発明の積層体に用いられるポリオレ
フィン系ホットメルト接着剤は積層体の引き裂き強度よ
り強く被着体に接着していることが必要である。ラミネ
ートの厚さは、積層体の引き裂き強度に影響を与えない
厚さでなければならず、その時の厚さは約20〜100
ミクロンが好ましい。
【0021】本発明で用いる基材の引き裂き強度が30
0〜600gである場合、一軸延伸されたポリプロピレ
又はポリエチレンテレフタレートフィルムの引き裂き強
度は50g以下と非常に軽いため、かなり広範囲より上
記ポリオレフィン系ホットメルト接着剤を選ぶことがで
きる。
【0022】本発明に係るシール部材としての積層体
は、ポリオレフィン系ホットメルト接着剤15を介し
て、粉末状の乾式現像剤を収納する容器本体11の開口
部12のフランジ14に接着されることにより、現像剤
収納容器を形成する。このとき積層体は開口させたい幅
Wだけ先端部に折り返し部16を残して、該折り返し部
16を180度折り返して引き裂くことにより、容器本
体11の開口部12を開封する。
【0023】この場合積層体13のA及びC部の剥離強
度はポリオレフィン系ホットメルト接着剤と被着体によ
り決まりB部は積層体自身の引き裂き強度のため軽くし
かも一定の力でまっすぐな開口部を得られる。
【0024】上記の如く、本発明の積層体は引き裂き性
に優れているため、開封作業を容易に行なうことがで
き、今までの様にヒートシールパターンにより開封強度
が左右されることも少なく、スムーズな開封を得ようと
ヒートシール条件を甘くしその為に内容物が漏れてしま
うといった心配は一切なくなる。
【0025】又テアテープとカバーフィルムの様に二つ
の部材を溶着する必要がないので工程を簡略化できる。
【0026】
【実施例】
(実施例1)縦糸に100デニールのレーヨン製の糸を
50本を束ねた糸を用い、横糸に100デニールのポリ
エステル製の糸を10本束ねた糸を用い、両者を平織り
し中間層として図3に示すような110ミクロンの基材
を得た。次いで図4に示す層構成となるようにこの基材
bの片方の面にポリオレフィン系ホットメルト接着剤
(EVA20%)を50ミクロンに厚さになるよう押し
出しラミネートし接着剤層cを形成した。更にもう一方
の面に一軸延伸されたポリプロピレンフィルム(20ミ
クロン)をドライラミネートにより積層し、表層aを形
成した。
【0027】次いでこの積層体を図1の如く切断し、ポ
リフェニレンオキサイド(PPO)を射出成型して得ら
れた現像剤収納容器本体のフランジ部にヒートシール
し、図5に示すような現像剤収納容器を得た。
【0028】充分冷却した後先端部を180度折り返し
て速度200mm/minで剥離試験を行った。
【0029】(実施例2)縦糸に100デニールのナイ
ロン製の糸を30本束ねた糸を用い横糸には100デニ
ールのポリエステル製の糸を10本束ねた糸を用い両者
を平織りし中間層となる基材を得た。
【0030】次いで一方の面にポリオレフィン系ホット
メルト接着剤(EVA20%)を塗布し接着剤層cを形
成しもう一方の面に一軸延されたポリプロピレンフィル
ム(20ミクロン)をドライラミネートし表面aを形成
し、積層体を得た。以下実施例1同様に現像剤収納容器
を得、同様の試験を実施した。
【0031】(比較例1)一軸延伸されたポリプロピレ
ンフィルム(25ミクロン)にポリオレフィン系ホット
メルト接着剤(EVA含有量20%)を押し出しラミネ
ートし接着剤層を形成した積層体を作成し、実施例と同
様に現像剤収納容器を得、同様の試験を実施した。
【0032】(比較例2)二軸延伸ポリエチレンテレフ
タレートフィルム(12ミクロン)とナイロンフィルム
(30u)を貼り合わせたものにポリオレフィン系ホッ
トメルト接着剤(EVA含有量20%)を押し出しラミ
ネートし接着剤層を形成し積層体を得た。
【0033】開口幅が60mmの容器に先端と後端が2
0mmとなる様なシールヘッドを用いてヒートシールを
行ない図6に示すような現像剤収納容器を得、実施例と
同様の試験を行った。
【0034】上記実施例1乃至2及び比較例1乃至2の
結果を表1に示す。
【0035】
【表1】
【0036】
【発明の効果】本発明の現像剤収納容器用シール部材
は、特定の材料製の糸によって平織りされた基材を中間
層として有するため、以下の効果を有する。
【0037】・少さな力でシール部材を引き裂いて容器
本体の開口部を開封することができる。
【0038】・容器本体の開口部を封止しているシール
部材の開封時にシール部材の斜め切れ、或いは、ちぎれ
等の発生することが少ない。
【0039】・十分な寸法精度の開口部が得られる。
【0040】・工程数の増加にともなうコストアップが
生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の積層体をシール部材として用いた現像剤
収納容器を示す説明図である。
【図2】本発明の積層体をシール部材として用いた現像
剤の収納容器を示す説明図である。
【図3】本発明の積層体の中間層である基材の説明図で
ある。
【図4】本発明の積層体の一具体例を示す説明図であ
る。
【図5】本発明に係る実施例1乃至2及び比較例1で実
施した現像剤収納容器を示す図である。
【図6】本発明に係る比較例2で実施した現像剤収納容
器を示す図である。
【符号の説明】
11 容器本体 12 開口部 13 シール部材 14 フランジ部 15 接着剤 16 折り返し部 a 表層 b 中間層 c 接着剤層

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉末状の乾式現像剤を収納する容器本体
    及び該容器本体の開口部を封止するシール部材を有する
    現像剤収納容器において、 該シール部材は、(i)積層体を有し、該積層体は、積
    層体の中間層に、縦糸及び横糸の少なくともいずれか一
    方にレーヨン,ポリエステル,ナイロン,ポリプロピレ
    ン及びポリエチレンのグループから選択される材料製の
    糸を一種または二種以上組み合わせて用い、該縦糸及び
    横糸を用いて平織りされた基材を有しており、且つ(i
    i)該平織りされた基材の縦糸又は横糸の内、引き裂き
    方向に対して交差する側の糸は、引き裂き方向に対して
    略平行方向の糸よりも切断強度が小さくなるように、該
    開口部に設けられている(但し、少なくとも表層と、該
    表層に積層されている第2層とから成り、前記表層は一
    軸延伸された熱可塑性高分子フィルムであり、前記第2
    の層は、縦または横のいずれか一方に引き裂き性を有す
    るポリオレフィン製フラットヤーンクロスであり、前記
    ポリオレフィン製フラットヤーンクロスに、ポリオレフ
    ィン系ホットメルト接着剤がラミネートされている場合
    を除く)ことを特徴とする現像剤収納容器。
  2. 【請求項2】 該積層体の表層に一軸延伸された熱可塑
    性高分子フィルムを有することを特徴とする請求項1記
    載の現像剤収納容器。
  3. 【請求項3】 現像剤を収納する容器本体の開口部のフ
    ランジには、該シール部材がポリオレフィン系ホットメ
    ルト接着剤により接着されて開口部が封止されているこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の現像剤収納容器。
  4. 【請求項4】 粉末状の乾式現像剤を収納する容器本体
    及び該容器本体の開口部を封止するシール部材を有する
    現像剤収納容器に用いるための現像剤収納容器用シール
    部材において、 該シール部材は、(i)積層体を有し、該積層体は、積
    層体の中間層に、縦糸及び横糸の少なくともいずれか一
    方にレーヨン,ポリエステル,ナイロン,ポリプロピレ
    ン及びポリエチレンのグループから選択される材料製の
    糸を一種または二種以上組み合わせて用い、該縦糸及び
    横糸を用いて平織りされた基材を有しており、且つ(i
    i)該平織りされた基材の縦糸又は横糸の内、引き裂き
    方向に対して交差する側の糸は、引き裂き方向に対して
    略平行方向の糸よりも切断強度が小さくなるように、該
    開口部に設けられるものである(但し、少なくとも表層
    と、該表層に積層されている第2層とから成り、前記表
    層は一軸延伸された熱可塑性高分子フィルムであり、前
    記第2の層は、縦または横のいずれか一方に引き裂き性
    を有するポリオレフィン製フラットヤーンクロスであ
    り、前記ポリオレフィン製フラットヤーンクロスに、ポ
    リオレフィン系ホットメルト接着剤がラミネートされて
    いる場合を除く)ことを特徴とする現像剤収納容器用シ
    ール部材。
  5. 【請求項5】 該積層体の表層に一軸延伸された熱可塑
    性高分子フィルムを有することを特徴とする請求項4記
    載の現像剤収納容器用シール部材。
  6. 【請求項6】 現像剤を収納する容器本体の開口部のフ
    ランジには、該シール部材がポリオレフィン系ホットメ
    ルト接着剤により接着されて開口部が封止されているこ
    とを特徴とする請求項4又は5記載の現像剤収納容器用
    シール部材。
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