JP3216098B2 - イージーピールフィルム、現像剤収納容器及びプロセスカートリッジ - Google Patents

イージーピールフィルム、現像剤収納容器及びプロセスカートリッジ

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JP3216098B2 JP09936393A JP9936393A JP3216098B2 JP 3216098 B2 JP3216098 B2 JP 3216098B2 JP 09936393 A JP09936393 A JP 09936393A JP 9936393 A JP9936393 A JP 9936393A JP 3216098 B2 JP3216098 B2 JP 3216098B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、静電式複写機、プリン
タ等の画像形成装置の現像装置に現像剤を供給するため
の現像剤収納容器、該現像剤収納容器のシール部材であ
るイージーピールフィルム、更には画像形成装置本体に
対して着脱されるプロセスカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真記録装置がプリンタや複
写機等に使用されているが、コンピュータ、ファクシミ
リ、CAD等の情報機器の端末装置のプリンタに使用さ
れるプロセスカートリッジにおいては、当該プロセスカ
ートリッジをプリンタ本体に一度装着すると、これに内
蔵された現像剤を使い切るまで、現像剤撹拌装置を作動
させることによって、該カートリッジ内に設けられた現
像剤収納部から現像剤を徐々に現像スリーブ及び感光ド
ラム側に排出させている。
【0003】一方、複写機等に現像剤を補給する現像剤
供給容器は、内蔵された現像剤の全量を複写機本体内の
現像剤受入容器に一度に供給する所謂補給型容器と、複
写機本体に当該容器を装着した後、そのまま該容器を複
写機本体内に据え置きし、プロセスカートリッジと同様
に現像剤を使い切るまで現像剤撹拌装置を作動させるこ
とで現像剤を徐々に現像器側に排出させていく所謂据え
置き型容器とに大別される。
【0004】ところで、主にプロセスカートリッジをシ
ールし、本体へ現像剤を排出する際には、該シール部材
を外部から引き抜き除去して開封する操作を行なうこと
により、容器内に収納されている現像剤を、開封された
容器開口部から現像器本体内へ流出させて補給するため
に、一般的にイージーオープンフィルムを呼ばれるシー
ル部材が用いられている。
【0005】上記イージーオープンフィルムの特性とし
ては、現像剤収納容器内の現像剤を排出するとき、即
ち、シール部材を開封するときのみ容易に開口し、それ
以外のときには如何なる条件下においても決して開口せ
ず、常に中身を保護できるものでなければならない。
【0006】ところで、イージーオープンの方法として
は、物理的な引き裂き方法、ヒートシールによる方法等
があるが、ヒートシールによる方法は、フィルムの層間
強度を脆弱化させて凝集剥離する方法とフィルム界面で
剥離する方法とに分けられる。
【0007】而して、イージーオープンフィルムを現像
剤収納容器のシール部材として用いる場合、容器内に凝
集剥離後に発生するフィルム屑等が混入すると重大な画
像不良原因になるため、フィルム界面できれいに剥離す
るものとしてイージーピールフィルムが用いられる。
【0008】上記イージーピールフィルムは、操作性の
観点からは開封強度が非常に小さいものでなければなら
ない反面、物流による落下や衝撃、或いは圧力に十分耐
えられるように接着強度が強固なものでなければならな
い。
【0009】ところで、この種のイージーピールフィル
ムとしては、基材として2軸延伸ポリエステルフィルム
や延伸ポリプロピレンフィルム等が用いられ、シーラン
トとしてはエチレン=酢酸ビニル共重合体系のものが用
いられている。
【0010】又、特に容器の開封方向を指示するマーク
をイージーピールフィルムの基材層に印刷できるように
基材を2層に分けた場合、フィルム表面では印刷面が開
封時に摺擦されて異物発生の原因となるため、2層に分
けた内側面に印刷面を施した2層基材フィルムが特に現
像剤収納容器のシール部材として用いられることが多
い。
【0011】従来、上記2層基材フィルムとしては、表
面層に基材強度及び吸水性の低いポリエステルフィル
ム、2層目にフィルムに伸び強度(高靭性)を持たせる
ようにナイロン層を用いている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、2層基
材フィルムのナイロン層は非常に吸湿、脱湿し易く、現
像剤収納容器が高温・多湿や低温・低湿等の過酷環境下
にある場合、ナイロン層は外側或いは内側にカールし易
く、特に2層基材フィルムをプロセスカートリッジの現
像剤収納容器のシール部材として用いる場合には、感光
ドラム等を搭載したドラム容器との合体の際にナイロン
層のカールが合体作業を阻害し、フィルム噛み込みトラ
ブルが発生する原因となる。特に、従来のポリエステル
フィルム/ナイロン層の組み合わせは特にカールを引き
起し易い。
【0013】このため、カール防止のために新たにフィ
ルム押え工程等が必要となって組み立てコストが余分に
かかってしまう。
【0014】又、従来のイージーピールフィルムにおい
ては、基材の強度不足のために開封時にフィルムが切れ
たり、裂けたりしてしまうことが頻繁に発生している。
この原因は、2層基材フィルムのナイロン層の強度不足
にもある。
【0015】更に、ナイロン層を含むイージーピールフ
ィルムにおいては、フィルムに腰が無いため、容器開口
部にシールする自動化ラインでは、フィルムずれ等が発
生し易く、このために製品の歩留りが低下してしまう。
【0016】又、イージーピールフィルムをシール後、
プロセスカートリッジを組み立てて製品保管を行なって
いる際、高温・高湿等の環境下でイージーピールフィル
ムのシーラント面とドラム容器側のフィルム引き出し部
分に設けられた端部シールとが疑似接着してしまい、開
封力が10Kgf以上と非常に重くなり、ユーザーが開
封できなくなるというトラブルが発生してしまう。
【0017】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、環境変動や経時変化によるカ
ールの変化量が極めて少ないイージーピールフィルムを
提供することにある。
【0018】又、本発明の目的とする処は、フィルム切
れ、自動化によるフィルムずれ等の問題を解決すること
ができ、組み立て時に自動化が可能で、且つ、使用時に
は操作性が良好な現像剤収納容器及びこれを用いたプロ
セスカートリッジを提供することにある。
【0019】更に、本発明の目的とする処は、高温・高
湿等の過酷環境下においても端部シールと疑似接着せ
ず、開封強度の大幅な増大がなく、操作性が良好な現像
剤収納容器及びこれを用いたプロセスカートリッジを提
供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明は、イージーピールフィルムを、厚さ30μm〜5
0μmのポリエステルフィルムと、厚さ10μm〜30
μmのポリエチレン層と、厚さ30μm〜50μmのエ
チレン=酢酸ビニル共重合体を含むシーラント層とで構
成し、或いは厚さ10μm〜30μmのポリエステルフ
ィルムと、厚さ10μm〜30μmのポリエステルフィ
ルムと、厚さ10μm〜30μmのポリエチレン層と、
厚さ30μm〜50μmのエチレン=酢酸ビニル共重合
体を含むシーラント層とで構成し、シーラント層の酢酸
ビニル共重合体成分を10重量%未満とし、且つ、エチ
レン=酢酸ビニル共重合体を、GPCによる分子量分布
の分子量100000未満には極大を有さず、分子量1
00000以上に少なくとも1つの極大を有するものと
したことを特徴とする。
【0021】又、本発明は、内部に現像剤を保有する現
像剤収納容器の開口部を前記イージーピールフィルムで
シールしたことを特徴とする。
【0022】更に、本発明は、少なくとも像担持体と現
像器を含んで構成され、画像形成装置本体に対して着脱
自在なプロセスカートリッジに、前記現像剤収納容器を
設けたことを特徴とする。
【0023】
【作用】本発明に係るイージーピールフィルムは環境変
動や経時変化によるカールの変化量が極めて少なく、従
って、組み立て時に自動化が可能で、且つ、使用時には
操作性が良好な現像剤収納容器及びこれを用いたプロセ
スカートリッジを得ることができる。
【0024】又、本発明に係るイージーピールフィルム
の強度が高いため、開封時にフィルムの裂けの少ない現
像剤収納容器及びこれを用いたプロセスカートリッジを
得ることができる。
【0025】更に、本発明に係るイージーピールフィル
ムの開口部への接着性が高いため、シール接着性の良好
な現像剤収納容器及びこれを用いたプロセスカートリッ
ジを得ることができる。
【0026】更に又、本発明によれば、耐圧強度の高い
現像剤収納容器及びこれを用いたプロセスカートリッジ
を得ることができ、現像剤収納容器の開口幅が広い場合
には特に有効である。
【0027】又、本発明に係るイージーピールフィルム
のシーラント層は高温・高圧等の過酷環境下においても
端部シールと疑似接着しないため、開封時にユーザーが
トナーシールを開封できないというトラブルが発生する
ことがなく、操作性の良好な現像剤収納容器及びこれを
用いたプロセスカートリッジを得ることができる。
【0028】
【実施例】以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
【0029】図1は本発明に係るイージーピールフィル
ムの断面図である。
【0030】図1に示すイージーピールフィルムXは、
第1基材Aと第2基材B、クッション層C及びシーラン
ト層Dで構成される多層構造を有している。
【0031】上記第1基材Aとしては、強度の大きな2
軸延伸ポリエステルフィルムが用いられている。尚、従
来は延伸ポリプロピレンフィルム等が用いられていた
が、フィルム切れ等の不良が発生していた。
【0032】又、第2基材Bとしては、第1基材Aと同
様に2軸延伸ポリエステルフィルムが用いられている。
尚、従来はフィルムに伸び強度(高靭性)を持たせるよ
うにナイロン層を用いていたが、ナイロンは非常に吸湿
し易く、従って、カールし易い。
【0033】ところで、第2基材Bには、後述の現像剤
収納容器Y(図4及び図5参照)を開封する方向等をユ
ーザーに的確に指示するように矢印等の印刷を施しても
良い。
【0034】而して、上記印刷を施さなくても良い場合
には、図2に示すように、図1に示す第1基材Aと第2
基材Bを1層基材Eとして用いても良い。この場合、1
層基材Eとしては、第1基材A及び第2基材Bを合わせ
た膜厚の2軸延伸ポリエステルフィルムを用いる。尚、
このように基材が1層の場合の方がシール接着性が良
く、印刷も鮮明である。
【0035】一方、図1に示す第2基材Bに印刷を施し
た後、第1基材Aと第2基材Bはラミネート処理され、
1枚の基材となる。尚、このラミネート処理によって接
着される第1基材Aと第2基材Bの層間接着力は、シー
ラント層Dと現像剤収納容器Yとの接着力よりも強力で
ある必要があり、さもなくば、開封時に第1基材Aと第
2基材Bとが層間剥離してしまう。このため、非常に強
固な接着法(例えば、フィルム基材と同様なバインダー
を使用したポリエステル系接着剤を使用する方法等)が
用いられる。又、ラミネート処理では、第1基材Aと第
2基材Bにシワが入らないように十分留意し、ラミネー
ト部に気泡等が混入しないようにする必要がある。
【0036】ところで、前記クッション層Cとしては、
ポリエチレン層が用いられるが、ヒートシール時のクッ
ション効果を大きくするために、分子量が10000程
度の低分子量のものが好ましく用いられる。
【0037】又、前記シーラント層Dは、主にエチレン
=酢酸ビニル共重合体から成り、これには他に粘着付与
剤やスリップ剤等が添加され、イージーピール性がバラ
ンス良く調整されている。
【0038】更に、端部シールM(図12参照)とシー
ラント層Dとが高温・高湿下等で疑似接着してしまうト
ラブルの発生を防ぐため、シーラント層Dの酢酸ビニル
共重合体成分は10重量%未満とし、且つ、エチレン=
酢酸ビニル共重合体は、GPCによる分子量分布の分子
量100000未満には極大を有さず、分子量1000
00以上に少なくとも1つの極大を有するものとした。
【0039】ところで、イージーピールの機能として
は、JISで規定されている通り、15m/m幅、30
m/mの引っ張り速度で剥した場合、引き剥し強度が約
1kg/15mm〜3kg/15mm程度である必要が
あるが、この引き剥し強度は主にポリエチレン等の平板
にシール圧力を出来るだけ低下させてヒートシールした
シールフィルムを180°方向にピールした場合の値で
ある。
【0040】実際に現像剤収納容器Yとのヒートシール
条件によってクッション層C及びシーラント層Dがどの
程度潰されるか、或いは現像剤収納容器Yのシール面が
ヒートシールの熱及び圧力によってどの程度変形(押し
込み)するかによって、シール接着力及び開封力が変化
する。
【0041】以上の4層構成から成るイージーピールフ
ィルムXの各層A,B,C,Dの膜厚は、シール接着力
及び開封力のバランスから、以下のようになる。
【0042】 第1基材A:10μm〜30μm 第2基材B:10μm〜30μm クッション層C:10μm〜30μm シーラント層D:30μm〜50μm 更に好ましくは、 第1基材A:10μm〜20μm 第2基材B:20μm〜30μm クッション層C:20μm〜30μm シーラント層D:40μm〜50μm 以上のイージーピールフィルムXは、第1基材Aと第2
基材Bをラミネート処理した後、両基材A,Bとシーラ
ント層Dを、溶融されたクッション層Cによって接着
し、その後、冷却して巻き取ることによって作製され
る。
【0043】以上のように作製された本発明に係るイー
ジーピールフィルムXは、図3及び図4に示すように、
現像剤収納容器Yのフランジ部Fに設けられたシール面
Sにヒートシールされる。この際、シール面Sのシール
幅、即ち、シールホーン100のシールバー101の幅
は、図6に示すような現像剤収納容器Yの内部の現像剤
tが落下や衝撃、或いは圧力に対して十分にシールされ
るよう、或る程度の大きさが必要であり、具体的には2
mm〜4mm程度が望ましい。
【0044】然るに、現像剤収納容器Yが組み立て完成
後にドラム容器と超音波溶着等と合体されねばならず、
このため超音波接着部が必要であり、更に、図9に示す
プロセスカートリッジZが完成し、これを画像形成装置
本体にセットする際に出来るだけフランジ部F等の出張
りが本体への挿入に邪魔にならないようにしなくてはな
らないため、ヒートシール幅は或る値以下に制限され
る。このため、狭いシール幅でもシール接着強度は強く
なくてはならず、本発明に係るイージーピールフィルム
Xのシーラント層Dは、それ自体の接着力の向上を図る
ことは勿論、フィルムXが厚くなってその腰が強くな
り、そのために図5に示すように開封する際に、開封強
度が大幅に上がらない程度までシーラント層Dを厚くす
る必要がある。
【0045】シーラント層Dとして通常のEVA系のシ
ーラントを用いる場合は、酢酸ビニル共重合体の含有率
を上げ、更に低分子量成分を多くすることで、シール接
着力を上げることは可能であるが、シーラントのガラス
転移点が低下する。そして、その弊害としてシートラン
ト層Dが特に高温・多湿等の環境下にあるプロセスカー
トリッジZ内で他の部品に疑似接着してしまうことがあ
るため、バランスの良い調整が必要となる。
【0046】又、図7に示すように、本発明に係るイー
ジーピールフィルムXを現像剤収納容器Yにヒートシー
ルした後、該フィルムXを開封する際、現像剤収納容器
Yのシール剥離面S’にシーラント残りが起きないよう
にする必要がある。因に、シーラント残りが発生する
と、現像剤収納容器Y内の現像剤tにシーラントが混入
し、白スジ等の画像不良の原因となってしまう。
【0047】従って、前記シーラント層Dの材質及び膜
厚のバランス調整の他、図8に示すシールバー101の
シール圧力及び熱の調整が非常に重要となる。
【0048】例えば、シール圧力及び熱が過多の場合、
現像剤収納容器Yのシール面Sの押し込み量が通常は
0.1mm〜0.5mm程度であるが、1mm程度まで
押し込み量がある場合、シーラント層Dがシールバー1
01のエッジよりはみ出し、シーラント溜まりとなって
開封時のシーラント残りの原因となってしまうため、シ
ール条件の設定は押し込み過ぎない程度にバランス良く
調整を行なう必要がある。
【0049】次に、図9に示すようなプロセスカートリ
ッジZ及び画像形成装置について説明する。
【0050】図9に示す画像形成装置においては、先
ず、不図示のコントローラから送られるビデオ信号はレ
ーザ走査光学系ユニット45に入力される。尚、レーザ
走査光学系ユニット45は半導体レーザ、コリメータレ
ンズ、ポリゴンミラー、f−θレンズ、倒れ補正レンズ
等から構成されている。
【0051】そして、ビデオ信号は半導体レーザに印加
され、その発散するレーザ光はコリメータレンズで平行
光とされ、平行光は高速で回転するポリゴンミラーに照
射され、レーザ光が反射ミラー46を介して像担持体で
ある感光ドラム30の露光部31に走査される。このと
き、半導体レーザが感光ドラム30の感光面を走査する
タイミング、即ち、ビデオ信号の送出タイミングを検知
するため、レーザ光の感光ドラム30の感光面走査前の
所定位置にレーザ光を検出する不図示のビームディテク
タが配置されており、生成されたBD信号に同期してビ
デオ信号が送られる。
【0052】ところで、プロセスカートリッジZは、前
記感光ドラム30と、これの周囲に配される帯電ローラ
33、現像器34、転写ローラ35及びクリーナ36を
一体に組み込んでユニットとして構成され、これは画像
形成装置本体100に対して着脱自在とされる。
【0053】而して、カセット37に積載された転写材
は、不図示のCPUからの信号によって駆動される給紙
ローラ38により給紙され、レジストローラ39により
転写部への搬送のタイミングを制御されて感光ドラム3
0上の現像剤画像を転写され、搬送ガイド40を介して
定着ローラ41により定着され、搬送ガイド42、排紙
ローラ43を経て排紙部44に排紙される。
【0054】以上のような画像形成方法にて画像形成を
行なうプロセスカートリッジZについて更に詳しく説明
する。
【0055】図10に示すように、プロセスカートリッ
ジZの現像剤収納容器Yは、撹拌板1、撹拌軸2及び撹
拌アーム4から成る現像剤撹拌部材と、充填口10と、
現像剤排出部12と、撹拌軸稼動部7と、撹拌軸2の先
端部の軸摺動部2’と、軸受部5で構成されている。そ
して、該現像剤収納容器Yは、図11に示すように、当
該現像剤収納容器Yに撹拌部材を組み込んだ後に封止す
るT蓋13と現像剤排出部12を封止するイージーピー
ルフィルムXにて完全に封止される。
【0056】この後、感光ドラム30等を搭載したドラ
ム容器と超音波溶着等により合体されることによって、
プロセスカートリッジZが作製される。
【0057】而して、プロセスカートリッジZを画像形
成装置本体100に装着した後、現像剤tを感光ドラム
30側に排出できるように、本発明に係るイージーピー
ルフィルムXを開封する。この際、図12に示すよう
に、現像剤収納容器YのイージーピールフィルムXの引
き出し部Hには、開封後にトナー漏れを防止するように
ドラム容器の先端部200と現像剤収納容器Yの先端部
300との間のドラム容器側に発泡ポリウレタン等から
成る端部シールMを貼着する。尚、この端部シールM
は、通常、2mm〜5mm程度の厚さから、ドラム容器
を合体後には約1/2〜1/3程度に圧縮され、これに
より開封後のトナー漏れを防いでいる。
【0058】しかし、上記端部シールMによって開封時
に必要なピーリング力が上昇するばかりか、イージーピ
ールフィルムXのシーラント層Dが高温・多湿等の環境
下では端部シールMに疑似接着してしまい、開封ができ
なくなるトラブルが発生することがある。
【0059】従って、本実施例では、シーラント層Dの
酢酸ビニル共重合体成分は10重量%未満とし、且つ、
エチレン=酢酸ビニル共重合体は、GPCによる分子量
分布の分子量100000未満には極大を有さず、分子
量100000以上に少なくとも1つの極大を有するも
のとした。
【0060】以上のように作製されたプロセスカートリ
ッジZにイージーピールフィルムXを使用し、該イージ
ーピールフィルムXのカール性及びピーリング時の破れ
の有無、ピーリング強度、更にシール接着強度、耐圧強
度を実際に測定した。 <実施例1>本発明に係るイージーピールフィルムXと
して、第1基材Aが2軸延伸ポリエステルフィルム(以
下、PETと称す)、第2基材BもPETを使用したも
ののカール性を、図13に示すようにシーラント層Dを
下側にした場合にカールした角度θを各環境条件下にて
測定することによって評価した。
【0061】測定温度・湿度環境は30℃・80%と1
5℃・10%の2モードとした。又、同時に比較例とし
て別構成のフィルムについても同様に測定した。尚、サ
ンプルとして使用するフィルムの幅は全て35m/m幅
とした。
【0062】フィルムの各構成は次の通りであるが、各
クッション層C、シーラント層Dはそれぞれポリエチレ
ン、EVA系シーラントの同材質で、膜厚はそれぞれ2
0μm、30μmで各種類とも同じ膜厚のものとした。
【0063】シーラント層Dの酢酸ビニル共重合体成分
は10重量%未満とし、且つ、エチレン=酢酸ビニル共
重合体は、GPCによる分子量分布の分子量10000
0未満には極大を有さず、分子量100000以上に少
なくとも1つの極大を有するものとした。
【0064】
【表1】 結果は図14及び図15に示す通りである。
【0065】更に、本実施例1のイージーピールフィル
ムX及び比較例1〜3のフィルムを現像剤収納容器Yに
ヒートシールした後、ドラム容器と超音波溶着にて合体
する場合に15℃・10%での作業性を確認したとこ
ろ、本実施例品は問題なく合体が可能であったが、比較
例品の3種類は全てフィルムのカールが激しく、非常に
合体しずらく、フィルムの噛み込みのトラブルが多発し
たため、専用の押え治具及び押え工程が必要であった。
【0066】以上のように、本実施例に係るイージーピ
ールフィルムX以外は第2基材Bにナイロンを用いてい
るため、環境変化、特に湿度変化に対して非常に敏感で
カール量が大きく、プロセスカートリッジZを作製する
場合にドラム容器と現像剤収納容器Yと合体する際に作
業上問題であり、組み立てコストがアップしてしまっ
た。 <実施例2>実施例1と同様に、本発明に係るイージー
ピールフィルムXとして、第1基材Aが2軸延伸ポリエ
ステルフィルム(以下、PETと称す)、第2基材Bも
PETを使用したものを用いて作成したプロセスカート
リッジZを高温・高湿及び低温・低湿の環境条件下で開
封する際、図16に示すように、通常の開封方向より厳
しい角度を付けた場合、フィルム切れが発生しないか否
かを各方向で5点ずつ確認した。
【0067】上記角度を付けて開封するテストは、全て
のユーザーがマニュアル通りの方向に開封するとは限ら
ないため、通常カートリッジの開封テストとしてメーカ
ーが実施しているテストである。
【0068】測定環境は40℃・95%と−20℃・0
%の2モードとした。又、同時に比較例として別構成の
フィルムについても同様に測定した。
【0069】フィルムの各構成は下表の通りであるが、
各クッション層C、シーラント層Dはそれぞれポリエチ
レン、EVA系シーラントの同材質で、膜厚はそれぞれ
20μm、30μmで各種類とも同じ膜厚のものとし
た。
【0070】
【表2】 結果は図17及び図18に示されるが、本実施例2に係
るイージーピールフィルムX及び第1基材AにPETを
用いた比較例4,5は2モード共にフィルム切れが発生
しなかった。
【0071】又、比較例6の第1基材Aに延伸ポリプロ
ピレンを用いたフィルムは40℃・95%では問題なか
ったが、−20℃・0%ではフィルム切れが発生した。
これは、第1基材Aとして、PETよりフィルム強度が
弱い延伸ポリプロピレンを使用しているためである。
【0072】従って、第1基材Aに延伸ポリプロピレン
を用いたフィルムは低温にてフィルム切れの可能性があ
るため、実際に製品としては使用できない。 <実施例3>実施例1と同様な各環境条件下で、次のよ
うな3層構成のフィルムのカール性を測定した。
【0073】基材B/クッション層C/シーラント層D
=PET40μm/20μm/30μm このフィルムのクッション層C及びシーラント層Dは実
施例1で使用したものと同材質とした。
【0074】結果は図14及び図15に示す通りであ
り、ドラム容器との合体時にも作業上の問題はなかっ
た。従って、基材層を1層のPETとしても、カール性
は作業上問題ないことが判明した。 <実施例4>実施例2と同様な環境条件下でフィルム切
れの開封テストを行なった。
【0075】開封方向は実施例1と同様に45°の角度
を付けて開封を行なった。
【0076】使用したフィルムは実施例3と同様に3層
構造のイージーピールフィルムとした。
【0077】結果は図17及び図18に示される通り、
フィルム切れは発生しなかった。従って、基材層を1層
のPETとしても開封時のフィルム切れは起きないこと
が判明した。 <実施例5,6>実施例1及び実施例3で使用した本発
明品2種及び比較例1〜3で使用したイージーピールフ
ィルムを用いて実際に現像剤収納容器にヒートシールを
行ない、180°方向のピーリング強度を測定した。
【0078】ヒートシール条件は145℃、5kgf/
cm2 、1.5秒とし、開封速度は500mm/分とし
た。
【0079】結果は図19に示す通り、本発明に係るイ
ージーピールフィルムXは従来品である比較例の開封強
度より低い開封強度を示した。従って、第2基材をPE
Tにしたもの、若しくは基材をPET1層としたフィル
ムは特に開封強度が従来より低く、操作性が向上したこ
とが確認された。
【0080】更に、上記の各フィルムをヒートシールす
る際にシール自動化ラインでのフィルムの横方向へのず
れを確認した結果、本発明品2種は横方向のずれが±
0.5mm程度であったが、比較例3種のずれは±3〜
4mm程度と大きく、フィルム巻き出し装置のテンショ
ンコントロールを調整しても到底ずれは緩和されず、シ
ール面に正確にシールできない不良品が多発した。従っ
て、第2基材にナイロンを用いたフィルムは、ヒートシ
ールの自動化ラインでのシールずれ不良による歩留り低
下が激しく、使用できない。 <実施例7,8>実施例1及び実施例3で使用した本発
明品3種及び比較例1〜3で使用したイージーピールフ
ィルムを用いて実際に現像剤収納容器にヒートシールを
行ない、耐圧強度を測定した。尚、現像剤収納容器の開
口幅は50cmとした。
【0081】ヒートシール条件は145℃、5kgf/
cm2 、1.5秒とし、耐圧は0.05kgf/cm2
毎に昇圧・5秒間保持にてシールが剥がれて内圧にてパ
ンクするまでの耐圧を測定した。。
【0082】結果は図20に示す通り、本発明に係るイ
ージーピールフィルムXは従来品である比較例の開封強
度より高い耐圧強度を示した。
【0083】従って、第2基材をPETにしたもの、若
しくは基材をPET1層としたフィルムは特に耐圧強度
に優れ、落下・衝撃、又は圧力に起因するシール剥がれ
による現像剤漏れを招きにくいことが確認された。
【0084】以上、実施例5〜8の結果より、シール接
着性及び耐圧強度が良好な本発明に係るイージーピール
フィルムXを使用する場合、現像剤収納容器の開口幅が
従来30cm程度までであったのに対し、最近の傾向で
ある現像剤収納容器の大容量化に伴い、開口幅が40〜
50cm以上と広くなった場合に特に有効であることが
確認された。 <実施例9,10>実施例1及び実施例3で使用した本
発明品2種及び比較例9として実施例1のシーラント層
Dの成分のみ異なるイージーピールフィルムを用いて実
際に実施例5と同様なヒートシール条件にて現像剤収納
容器Yにヒートシールを行ない、更にドラム容器等を溶
着し、プロセスカートリッジZを作製した。
【0085】尚、比較例9のシーラント層Dは実施例1
及び実施例3と同様にEVA系シーラントとするが、該
シーラント層Dはその酢酸ビニル共重合体成分が15重
量%であり、且つ、EVAのゲルパーミエーション(G
PC)による分子量分布の極大ピークが分子量1000
0程度及び分子量80000程度に極大を持つ2ピーク
タイプのシーラントとされた。
【0086】この3つのプロセスカートリッジZを45
℃・95%の過酷環境に保存し、経時的な開封強度の変
化を測定した。
【0087】又、発泡ポリウレタンから成る端部シール
Mとしては、プロセスカートリッジZを開封後に本体に
セットし、紙詰まり等のトラブル発生時に該カートリッ
ジZを取り出したりする際、開封済みカートリッジZの
引き出し部Hからのトナー漏れを防ぎ、且つ、開封強度
とのバランスをとるため3m/m厚のものと4m/m厚
のものを用いた。
【0088】結果を図21及び図22に示す。
【0089】結果より明らかなように、本実施例2種を
用いたプロセスカートリッジZの開封強度は、過酷保管
においても殆んど増大せず、操作性は良好であった。
【0090】しかし、比較例においては、過酷保管によ
り経時的な開封強度の増大が著しく、特に端部シールM
の厚みが4m/mのものは一般のユーザーが開封できな
いレベルである10Kgf程度まで増大してしまった。
この原因は、比較例のシーラント層Dに分子量が100
00程度の低分子量成分が多く混入していることと、酢
酸ビニル共重合体の含有量が多いために端部シールMと
疑似接着してしまい、開封強度が増大することにあり、
このことは端部シールMに付着する酢酸ビニル共重合体
成分の増加をFT−IRにて測定して確認することによ
って明らかとなった。
【0091】つまり、過酷保管によってシーラント層D
中の酢酸ビニル共重合体がシーラント層Dの表面に徐々
に現出し、それがシーラント層D中の低分子量成分が多
いことによって更に移動・現出し易くなるというメカニ
ズムによって前記現象が生ずる。
【0092】従って、本実施例に係るシーラント層Dを
用いたイージーピールフィルムによらなければ、実際の
物流時の過酷保管における端部シールMとの疑似接着及
びそれによる開封不能となるトラブルを回避できない。
【0093】
【発明の効果】以上の説明で明らかな如く、本発明によ
れば、環境変動や経時変化によるカールの変化量が極め
て少ないイージーピールフィルムを得ることができると
ともに、フィルム切れ、自動化によるフィルムずれ等の
問題を解決することができ、組み立て時に自動化が可能
で、且つ、使用時には操作性が良好な現像剤収納容器及
びこれを用いたプロセスカートリッジを得ることができ
る。
【0094】又、本発明に係るイージーピールフィルム
のシーラント層は高温・高圧等の過酷環境下においても
端部シールと疑似接着しないため、開封時にユーザーが
トナーシールを開封できないというトラブルが発生する
ことがなく、操作性の良好な現像剤収納容器及びこれを
用いたプロセスカートリッジを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るイージーピールフィルムの部分断
面図である。
【図2】本発明の別実施例に係るイージーピールフィル
ムの部分断面図である。
【図3】イージーピールフィルムと現像剤収納容器の接
着を示す断面図である。
【図4】ヒートシールの一実施例を示す図である。
【図5】イージーピールフィルムの開封を示す斜視図で
ある。
【図6】イージーピールフィルムに内圧がかかった状態
を示す断面図である。
【図7】イージーピールフィルムのシール面を示す上面
図である。
【図8】ヒートシールの一実施例を示す図である。
【図9】画像形成装置の縦断面図である。
【図10】本発明に係る現像剤収納容器の斜視図であ
る。
【図11】本発明に係る現像剤収納容器の断面図であ
る。
【図12】フィルム引き出し部の断面図である。
【図13】イージーピールフィルムのカールを示す図で
ある。
【図14】30℃・80%の環境下におけるイージーピ
ールフィルムのカール量の経時変化を示す図である。
【図15】15℃・10%の環境下におけるイージーピ
ールフィルムのカール量の経時変化を示す図である。
【図16】イージーピールフィルムの引き出し方向を示
す図である。
【図17】フィルム切れを測定した結果を示す図であ
る。
【図18】フィルム切れを測定した結果を示す図であ
る。
【図19】フィルムの開封力についての測定結果を示す
図である。
【図20】フィルムの耐圧強度についての測定結果を示
す図である。
【図21】開封強度の経時的な変化の測定結果を示す図
である。
【図22】開封強度の経時的な変化の測定結果を示す図
である。
【符号の説明】
A 第1基材層 B 第2基材層 C クッション層 D シーラント層 E 1層基材 F フランジ部 M 端部シール S シール面 S’ シール剥離面 t 現像剤 X イージーピールフィルム Y 現像剤収納容器 Z プロセスカートリッジ 30 感光ドラム(担持体) 34 現像器 100 画像形成装置本体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−134810(JP,A) 実開 昭57−88547(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B32B 1/00 - 35/00 B65D 53/00 G03G 15/08 112

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 厚さ30μm〜50μmのポリエステル
    フィルムと、厚さ10μm〜30μmのポリエチレン層
    と、厚さ30μm〜50μmのエチレン=酢酸ビニル共
    重合体を含むシーラント層とで構成され、該シーラント
    層の酢酸ビニル共重合体成分は10重量%未満であっ
    て、且つ、エチレン=酢酸ビニル共重合体はGPCによ
    る分子量分布の分子量100000未満には極大を有さ
    ず、分子量100000以上に少なくとも1つの極大を
    有することを特徴とするイージーピールフィルム。
  2. 【請求項2】 厚さ10μm〜30μmのポリエステル
    フィルムと、厚さ10μm〜30μmのポリエステルフ
    ィルムと、厚さ10μm〜30μmのポリエチレン層
    と、厚さ30μm〜50μmのエチレン=酢酸ビニル共
    重合体を含むシーラント層とで構成され、該シーラント
    層の酢酸ビニル共重合体成分は10重量%未満であっ
    て、且つ、エチレン=酢酸ビニル共重合体はGPCによ
    る分子量分布の分子量100000未満には極大を有さ
    ず、分子量100000以上に少なくとも1つの極大を
    有することを特徴とするイージーピールフィルム。
  3. 【請求項3】 内部に現像剤を保有する容器であって、
    その開口部が請求項1又は2記載のイージーピールフィ
    ルムでシールされることを特徴とする現像剤収納容器。
  4. 【請求項4】 少なくとも像担持体と現像器を含んで構
    成され、画像形成装置本体に対して着脱自在なプロセス
    カートリッジにおいて、請求項3記載の現像剤収納容器
    を有して成ることを特徴とするプロセスカートリッジ。
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