JP3165544B2 - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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JP3165544B2
JP3165544B2 JP04486693A JP4486693A JP3165544B2 JP 3165544 B2 JP3165544 B2 JP 3165544B2 JP 04486693 A JP04486693 A JP 04486693A JP 4486693 A JP4486693 A JP 4486693A JP 3165544 B2 JP3165544 B2 JP 3165544B2
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徳人 相馬
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ジーイー横河メディカルシステム株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は超音波診断装置における
フレームレートの改善に関する。
【0002】
【従来の技術】超音波診断装置の二次元イメージの表示
において、カラーフローマッピング(CFM)処理等に
より音響フレームレートが低いような場合、時間軸方向
に滑らかに表示を行うために、音響フレーム間に補間し
て得られたフレームを挿入して表示することが行われて
いる。このような場合に、ディジタルスキャンコンバー
タ(DSC)後段の表示メモリ若しくは音響フレームメ
モリのフレーム数を増加させることで、補間を行うよう
にしている。
【0003】ここで、従来のシネ機能及びフレーム間補
間機能を有する超音波診断装置のDSC周辺の構成を図
4に示す。この図に示す超音波診断装置では、超音波ビ
ームエコー信号の受波アナログ信号は、アナログ信号処
理された後にA/D変換器1でディジタル信号に変換さ
れたBモード音線データ及びCFM部2で演算処理され
た二次元流速データが音響フレームメモリに書き込まれ
る。また、これと同時に、同じ信号がシネ機能のための
シネメモリ3に随時書き込まれ、最新の数十〜数百フレ
ーム分記憶されている。
【0004】ここで、通常のものより1フレーム分大き
い4フレーム分の容量を有する音響フレームメモリ4に
極座標データを順次格納する。ここでは、データのライ
ト/リードのタイミングのために通常3フレーム分の容
量が必要であるとした場合を考え、4フレーム分の容量
を有するものとする。従って、4a〜4dのそれぞれが
1フレーム分の容量を意味する。そして、この音響フレ
ームメモリ4から異なる2フレーム分ずつに同時に読み
出して、フレーム間補間演算器6でフレーム間補間する
ことでフレームレートを向上させるように構成されてい
る。この場合のスイッチ5a,5bの接続は、図5
(a),(b),(c),(d)のように変化する。こ
こで、異なる2フレームの同一音線のデータがフレーム
間補間演算器6に供給されると、2つのフレームの間を
埋めるような補間データが生成される。このようにフレ
ーム間補間が行われたデータ(極座標データ)はDSC
により座標変換されて表示メモリ8に書き込まれる。表
示メモリ8に書き込まれたデータはビデオ信号に合致し
た順序で読み出され、D/A変換されて外部の表示装置
に出力される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、フレームレー
トを向上させるためのフレーム間補間のためだけに、大
容量の音響フレームメモリを1フレーム分余分に必要と
することになり、装置の部品点数の増加、制御の複雑化
等の問題を有していた。
【0006】同様に表示メモリを1フレーム分増設し、
表示メモリの後段にフレーム間補間演算器を付加するこ
とも可能であるが、いずれにしても装置の部品点数の増
加を抑えることはできない。
【0007】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、余分な音響フレームメモリを設けるこ
となくフレーム間補間を行うことが可能な超音波診断装
置を実現することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の課題は、超音波送
受波によって得られた画像表示のためのデータを入力す
る入力手段と、入力されたデータを画像表示する表示手
段と、入力手段から表示手段へデータを送るラインから
データを取り込み多数フレーム分のデータを記憶し、記
憶したデータを順次読み出してデータを前記ラインへ戻
して画像表示を行うシネメモリとを備えた超音波診断装
置において、シネメモリに格納された二次元データの異
なる2フレーム分のデータから同一音線のデータを読み
出す制御手段と、シネメモリから読み出された2フレー
ム分の同一音線のデータを用いてフレーム間補間を行い
補間フレームデータを生成して前記ラインへ戻すフレー
ム間補間演算手段とを備えたことを特徴とする超音波診
断装置により解決される。
【0009】
【作用】シネメモリの未使用期間を利用して、シネメモ
リに格納されているデータを用いて異なる2フレーム分
の同一音線のデータを読み出して補間データを生成する
ことで、音響フレームメモリを増設することなく補間デ
ータを生成してフレームレートを向上させることができ
るようになる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1は本発明の一実施例の超音波診断装置
の概略構成を示す構成図である。
【0011】この図において、既に説明したのもには同
一番号を付してある。この実施例では、制御部12の制
御により、数十〜数百フレーム分を記憶するシネメモリ
3から読み出された最新の異なる2フレームの同一音線
のデータが同期回路10でタイミングが揃えられてフレ
ーム間補間演算器11に供給される。そして、フレーム
間補間演算器11でフレーム間補間されたデータがスイ
ッチ5aを介して音響フレームメモリ4に書き込まれる
ように構成されている。このフレームメモリ4は、デー
タのライト/リードのタイミングのために3フレーム分
の容量で構成されている。
【0012】CFM部2からの出力音線データはシネメ
モリ3にのみ書き込まれる。シネメモリ3は次の音線デ
ータを書き込むまでの間に、その書き込み中のデータの
音響フレームに近接する直前の2つの異なる音響フレー
ムの同一音線データを時分割で読み出す。シネメモリ3
から時分割で読み出された2つの異なる音響フレームの
同一音線データは、同期回路10でラッチされて時相を
合わせたタイミングでフレーム間補間演算器11に送ら
れる。フレーム間補間演算器11では、入力された2音
響フレームの同一音線データを補間(重み付け)係数C
nで補間したデータを音響フレームメモリ4に対して出
力する。
【0013】ここで、図2及び図3のタイムチャートも
参照して本実施例装置の動作を詳細に説明する。CFM
部2からCFM処理されたデータがシネメモリ3に伝送
されるのは、カラードプラ処理のために数回の超音波送
受信のうちの一回のみであり、その他の期間は未使用に
なっている。そこで、この未使用期間を利用してシネメ
モリから最新の異なる2音響フレームにおける同一音線
データを制御部12の制御により読み出して、補間デー
タを生成するようにしている。
【0014】図2ではk音響フレームのi音線〜i+1
音線について超音波送受信を行なっているときの各部の
タイミングを示している(図2(a)(b))。ここ
で、k音響フレームのi音線の超音波の送受信を行なっ
ている期間に、CFM部2ではi−1音線のカラードプ
ラ処理を行なっている(図2(d))。この期間の最初
の部分で、CFM部2からシネメモリ3にはk音響フレ
ームのi−2音線データが格納される。そして、このi
−1音線のカラードプラ処理を行なっている残余の期間
(未使用期間)で、直前の最新の異なる2音響フレーム
(k−1フレーム,k−2フレーム)におけるj,j+
1,j+2のそれぞれについての同一音線データ((k
−1,j)と(k−2,j),(k−1,j+1)と
(k−2,j+1),(k−1,j+2)と(k−2,
j+2))が時分割で読み出される。このように時分割
で読み出された音線データは、同期回路10でタイミン
グを合わされた状態でフレーム間補間演算器11に供給
される。そして、このフレーム間補間演算器11で、重
み付け加算平均等により補間データが生成される。この
図2では、未使用期間内に3回の読み出し,補間が行わ
れ、3補間データが生成され、音響フレームメモリ4に
書き込まれる(図2(f)(g)(h))。ここでは、
未使用期間に3補間データを生成するようにしているの
で、音線データの読み出し及びそれらの補間演算がそれ
ぞれ3回行われるようになっている。尚、未使用期間の
長さやデータの処理速度に応じて、この補間データの生
成レートを変更することは自由である。
【0015】そして、次のi+1音線の超音波送受信期
間(i音線のカラードプラ処理期間)には、この期間の
最初の部分で、CFM部2からシネメモリ3にはk音響
フレームのi−1音線データが格納される。そして、こ
のi音線のカラードプラ処理を行なっている残余の期間
(未使用期間)で、直前の最新の2音響フレーム(k−
1フレーム,k−2フレーム)における同一音線データ
が時分割で読み出される。このように時分割で読み出さ
れた音線データは、同期回路10でタイミングを合わさ
れた状態でフレーム間補間演算器11に供給される。そ
して、このフレーム間補間演算器11で補間データを生
成する。
【0016】図3は上記の図2の説明を更に長い時間で
見た場合のタイムチャートである。上記の説明では未使
用期間に3補間データを生成するようにしていた。この
ため、1音響フレーム期間の1/3の時間で1音響フレ
ームに相当する補間データを生成することができる。そ
こで、補間の際の補間係数CnをC0 , C1 , C2
というように3段階に変化させて補間データを生成する
ことにより、1音響フレーム期間内に3フレーム分のデ
ータを生成でき、フレームレートを向上させることがで
きる。
【0017】以上のように、シネメモリの未使用期間を
利用してシネメモリに格納されているデータを用いて補
間データを生成することで、音響フレームメモリを増設
することなく補間データを生成してフレームレートを向
上させることができるようになる。
【0018】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、シネメモリの未使用期間を利用して、シネメモリか
ら読み出した複数フレームのデータから補間データを生
成することで、音響フレームメモリを増設することなく
補間データを生成してフレームレートを向上させること
が可能な超音波診断装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の装置の構成を示す構成図で
ある。
【図2】本発明の一実施例の動作タイミングを示すタイ
ムチャートである。
【図3】本発明の一実施例の動作タイミングを示すタイ
ムチャートである。
【図4】従来の装置の構成を示す構成図である。
【図5】従来の装置の主要部の動作を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 A/D変換器 2 CFM部 3 シネメモリ 4 音響フレームメモリ 5 スイッチ 7 DSC(ディジタルスキャンコンバータ) 8 表示メモリ 9 D/A変換器 10 同期回路 11 フレーム間補間演算器 12 制御部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波送受波によって得られた被検体に
    関するデータを画像表示する超音波診断装置であって、 超音波送受波によって得られたデータに対してカラード
    プラ処理を行うカラードプラ処理手段と、 前記カラードプラ処理手段からのデータを記憶するシネ
    メモリと、 前記シネメモリから2つのフレームのデータを受け取っ
    てフレーム間補間演算を行う演算手段と、 前記演算手段で補間されたデータを画像表示する表示手
    段と、 前記カラードプラ処理手段がカラードプラ処理を行って
    いるときのフレーム番号がK+2、音線番号がI+1で
    ある期間において(但しK,Iは自然数)、前記カラー
    ドプラ処理手段がカラードプラ処理を行ったフレーム番
    号K+2、音線番号Iのデータを前記シネメモリにライ
    トするとともに、既に記憶されているフレーム番号K及
    びフレーム番号K+1の2つのフレームのデータを前記
    シネメモリからリードして前記演算手段に送るように制
    御する制御手段とを備えたことを特徴とする超音波診断
    装置。
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