JP2000157541A - 音線データ格納方法および超音波診断装置 - Google Patents

音線データ格納方法および超音波診断装置

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JP2000157541A
JP2000157541A JP10335331A JP33533198A JP2000157541A JP 2000157541 A JP2000157541 A JP 2000157541A JP 10335331 A JP10335331 A JP 10335331A JP 33533198 A JP33533198 A JP 33533198A JP 2000157541 A JP2000157541 A JP 2000157541A
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Hiroshi Hashimoto
浩 橋本
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Yokogawa Medical Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 音線データを、シネメモリを経由することな
く、XYZメモリに格納可能とする。 【解決手段】 第1フレームの音線データq1〜qm〜
qMは、XYZメモリ7の予め決めた基準アドレスにそ
れぞれ格納する。第2フレーム以降の音線データは、当
該音線データを取得した空間位置と既格納音線データを
取得した空間位置の位置差をXYZメモリ7上のアドレ
ス差に換算し、それを前記既格納音線データの格納アド
レスに加えたアドレスに格納する。 【効果】 処理を簡単化でき、処理時間を削減でき、リ
アルタイム性を向上できる。さらに、3次元超音波画像
の表示のリアルタイム性も向上できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音線データ格納方
法および超音波診断装置に関し、さらに詳しくは、音線
データを、シネメモリを経由することなく、3次元メモ
リに格納可能とし、3次元超音波画像の表示にリアルタ
イム性が得られるようにした音線データ格納方法および
超音波診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図11に、従来の超音波診断装置の一例
を示す。この超音波診断装置500は、超音波パルスを
被検体内へ送信し被検体内からの超音波エコーを受信す
る超音波探触子1と、その超音波探触子1の位置(姿勢
も含む)を検出する位置センサ2と、被検体の内部を平
面的に走査するように音線方向を変えると共に各音線方
向の音線信号を生成するビームフォーマ3とを具備して
いる。また、この超音波診断装置500は、前記音線信
号の強度に基づいてBモード音線データを生成するBモ
ード処理部4と、前記音線信号のドプラ成分に基づいて
CFM(カラーフローマッピング)音線データを生成す
るCFMモード処理部5と、前記Bモード音線データま
たは前記CFM音線データ(以下、これらを音線データ
という)を時系列に対応したアドレスに格納するシネメ
モリ6とを具備している。なお、このシネメモリ6に
は、音線データと共に該音線データを取得した時の超音
波探触子1の位置データ(前記位置センサ2の出力デー
タ)も格納される。また、この超音波診断装置500
は、前記音線データを実空間位置に対応したアドレスに
格納するXYZメモリ7と、前記シネメモリ6に格納し
た音線データおよび位置データを読み出しその位置デー
タから前記XYZメモリ7に格納すべきアドレスを生成
し該XYZメモリ7のアドレスに前記音線データを格納
する音線データ転送制御部58とを具備している。ま
た、この超音波診断装置500は、所与の視線方向に沿
った空間位置にあるデータの組を前記XYZメモリ7か
ら読み出し所与の3次元演算方式(例えば、サーフェー
スレンダリング,ボリュームレンダリング,Intensity
Projection処理など)の3次元演算を前記データの組に
対して施して3次元超音波画像データを作成する3次元
演算部9と、前記3次元超音波画像データを格納する3
次元画像メモリ10とを具備している。また、この超音
波診断装置500は、前記音線データを画像データに変
換するDSC(デジタルスキャンコンバータ)11と、
そのDSC11を経由した画像データまたは前記3次元
画像メモリ10に格納した3次元超音波画像データに基
づく画像を表示する制御を行う表示制御部12と、前記
画像を表示するCRT13とを具備している。
【0003】図12は、3次元表示を行うためのスキャ
ニングの例示図である。超音波探触子1を用いて被検体
Kの内部を平面的に走査しながら、超音波探触子1を移
動し、第1フレームF1〜第NフレームFNの音線デー
タを取得する。超音波探触子1の移動方向Mdは、走査
平面に略直交する方向である。
【0004】図13は、第1フレームF1〜第Nフレー
ムFNに対応する実空間位置の例示図である。この例で
は、走査平面をxy平面とし、それに直交する方向をz
方向としている。また、超音波探触子1の移動方向Md
は、略z方向である。一つのフレーム上の多数の音線デ
ータd1〜dMは、実空間では放射状に配列された音線
上のデータである。
【0005】図14は、シネメモリ6の模式図である。
シネメモリ6には、時系列に対応したアドレス(エコー
時間と音線番号とフレーム番号とに対応したアドレス)
に、音線データd1〜dMを格納する。但し、メモリ容
量が有限であるため、一杯まで格納すると、古いデータ
の上に新しいデータを上書きする。例えば、フレーム番
号(N+1)の音線データは、フレーム番号1の音線デ
ータの領域に上書きされる。
【0006】図15は、XYZメモリ7の概念図であ
る。各フレームF1〜FNの音線データq1〜qMを、
データ取得時の実空間位置に対応したアドレスに格納す
る。従って、XYZメモリ7のデータは、ボリュームデ
ータを構成している。
【0007】図16は、3次元超音波画像データP
(T)の概念図である。3次元超音波画像データP
(T)は、与えられた視線方向Tに沿ってXYZメモリ
7(ボリュームデータ)を貫くようなアドレス(空間位
置)上にあるデータの組に対して3次元演算を施して得
られたデータである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の超音波診断
装置500では、シネメモリ6に格納した音線データを
読み出して、アドレス変換しながら、XYZメモリ7に
転送している。しかし、かかる方法では、XYZメモリ
7上に音線データを得るまでの処理が煩雑で時間がかか
る問題点がある。また、3次元超音波画像データを算出
するまでに時間がかかるため、3次元超音波画像の表示
にリアルタイム性が得られない問題点がある。そこで、
本発明の目的は、音線データを、シネメモリを経由する
ことなく、3次元記憶手段(XYZメモリ)に格納可能
とし、3次元超音波画像の表示にリアルタイム性が得ら
れるようにした音線データ格納方法および超音波診断装
置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の観点では、本発明
は、データ取得点の実空間位置に対応したアドレスにデ
ータを格納する3次元記憶手段に、超音波探触子により
得た第1フレームおよび第2フレーム以降の音線データ
を格納する方法であって、第1フレームの第1音線デー
タまたは全音線データを格納するときは3次元記憶手段
の予め定めた基準アドレスに格納し、前記以外の音線デ
ータを格納するときは当該音線データ取得時の音線位置
と既格納音線データ取得時の音線位置の位置差および該
既格納音線データの格納アドレスに基づいて算出したア
ドレスに格納することを特徴とする音線データ格納方法
を提供する。上記第1の観点の音線データ格納方法で
は、第1のフレームの第1音線データまたは全音線デー
タは、3次元記憶手段の予め定めた基準アドレスに格納
する。この基準アドレスは、音線番号とエコー時間を3
次元記憶手段上のアドレスに予め換算したものである。
従って、第1フレームの第1音線データまたは全音線デ
ータは、データ取得点の実空間の位置に相対的に対応し
たアドレスに格納される。次に、基準アドレスに格納さ
れる音線データ以外の音線データは、当該音線データを
取得した空間位置と既格納音線データを取得した空間位
置の位置差を3次元記憶手段上のアドレス差に換算し、
それを前記既格納音線データの格納アドレスに加えたア
ドレスに格納する。従って、該音線データも、データ取
得点の実空間の位置に相対的に対応したアドレスに格納
されることになる。よって、シネメモリを経由すること
なく、音線データを3次元記憶手段に格納できる。そし
て、音線データを3次元記憶手段にリアルタイムに格納
できるから、3次元超音波画像の表示のリアルタイム性
も向上することが出来る。
【0010】なお、超音波探触子の位置は、操作者が超
音波探触子の移動方向と移動速度とを入力し、これから
算出するようにしてもよいし、超音波探触子の位置を検
出する手段を設けて自動検出するようにしてもよい。
【0011】また、新たな音線データを格納するとき
に、領域を確保するために、既格納の音線データを3次
元記憶手段内で全体的に移動してもよい。
【0012】音線データとしては、Bモードまたはカラ
ーフローマッピングにより得られる流速,パワーまたは
セカンドハーモモックから得られる流速,パワーのいず
れか又はそれらの複合が挙げられる。
【0013】第2の観点では、本発明は、データ取得点
の実空間位置に対応したアドレスに該データを格納する
3次元記憶手段と、超音波探触子により得た第1フレー
ムおよび第2フレーム以降の音線データを前記3次元記
憶手段に格納するとき前記第1フレームの第1音線デー
タまたは全音線データは予め定めた基準アドレスに格納
し且つ前記以外の音線データは当該音線データ取得時の
音線位置と既格納音線データ取得時の音線位置の位置差
および該既格納音線データの格納アドレスに基づいて算
出したアドレスに格納するようにデータ格納アドレスを
制御するアドレス制御手段とを具備したことを特徴とす
る超音波診断装置を提供する。上記第2の観点の超音波
診断装置では、上記第1の観点の音線データ格納方法を
好適に実施できる。よって、3次元超音波画像の表示の
リアルタイム性を向上できる。
【0014】第3の観点では、本発明は、上記第2の観
点の超音波診断装置において、超音波探触子の位置(姿
勢を含む)を検出する位置検出手段を具備したことを特
徴とする超音波診断装置を提供する。上記第3の観点の
超音波診断装置では、超音波探触子の位置を位置検出手
段で検出できるため、操作者が超音波探触子を自由に動
かしても、それに追従して音線位置を検出できる。前記
位置検出手段としては、磁気式6軸センサやアーム式セ
ンサが挙げられる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図に示す実施の形態により
本発明をさらに詳細に説明する。なお、これにより本発
明が限定されるものではない。
【0016】−第1の実施形態− 図1に、本発明の第1の実施形態の超音波診断装置を示
す。この超音波診断装置100は、超音波パルスを被検
体内へ送信し被検体内からの超音波エコーを受信する超
音波探触子1と、その超音波探触子1の位置(姿勢も含
む)を検出する位置センサ2と、被検体の内部を平面的
に走査するように音線方向を変えると共に各音線方向の
音線信号を生成するビームフォーマ3とを具備してい
る。また、この超音波診断装置100は、前記音線信号
の強度に基づいてBモード音線データを生成するBモー
ド処理部4と、前記音線信号のドプラ成分に基づいてC
FM(カラーフローマッピング)音線データを生成する
CFMモード処理部5と、前記Bモード音線データまた
は前記CFM音線データ(以下、これらを音線データと
いう)を時系列に対応したアドレスに格納するシネメモ
リ6とを具備している。また、この超音波診断装置10
0は、前記音線データを実空間位置に対応したアドレス
に格納するXYZメモリ7(3次元記憶手段)と、前記
超音波探触子1により得た第1フレーム1,第2フレー
ム,…の音線データを前記XYZメモリ7に格納すると
き前記第1フレームは予め定めた基準アドレスに格納し
且つ第2フレーム以降は当該フレーム取得時の超音波探
触子1の位置と第1フレーム取得時の超音波探触子1の
位置の位置差および前記基準アドレスから算出したアド
レスに格納するようにデータ格納アドレスを制御するア
ドレス制御部8(アドレス制御手段)とを具備している
(アドレス制御部8については後で詳述する)。また、
この超音波診断装置100は、所与の視線方向に沿った
空間位置にあるデータの組を前記XYZメモリ7から読
み出し所与の3次元演算方式(例えば、サーフェースレ
ンダリング,ボリュームレンダリング,Intensity Proj
ection処理など)の3次元演算を前記データの組に対し
て施して3次元超音波画像データを作成する3次元演算
部9と、前記3次元超音波画像データを格納する3次元
画像メモリ10とを具備している。また、この超音波診
断装置100は、前記音線データを画像データに変換す
るDSC(デジタルスキャンコンバータ)11と、その
DSC11を経由した画像データまたは前記3次元画像
メモリ10に格納した3次元超音波画像データに基づく
画像を表示する制御を行う表示制御部12と、前記画像
を表示するCRT13とを具備している。
【0017】図2は、前記アドレス制御部8のブロック
図である。アドレス制御部8は、音線数をカウントして
音線番号を差分アドレス生成部87および基準アドレス
生成部88に入力すると共に1フレームの区切りをフレ
ームカウンタ82に入力する音線カウンタ81と、第1
フレームではスイッチ83,84を破線に切り替えると
共に第2フレーム以降ではスイッチ83,84を実線に
切り替えるフレームカウンタ82と、破線状態では位置
センサ2からの位置信号を基準位置レジスタ85に導く
と共に実線状態では位置信号を第2スイッチ84へ導く
第1スイッチ83と、破線状態では基準位置レジスタ8
5に保持した基準位置を位置差算出86に導くと共に実
線状態では位置センサ2からの位置信号を位置差算出8
6に導く第2スイッチ84と、基準位置レジスタ85に
保持した基準位置と第2スイッチ84から入力される位
置の差すなわち位置差を算出して出力する位置差算出部
86と、前記位置差および前記音線番号から差分アドレ
スを生成する差分アドレス生成部87と、第1フレーム
の音線データを格納するための基準アドレスを生成する
基準アドレス生成部88と、前記基準アドレスと前記差
分アドレスを加算してXYZメモリ書込アドレスを出力
するアドレス加算部89とを具備している。
【0018】図3は、基準アドレスの説明図である。A
1は第1フレームの第1音線データ(q1)を格納する
基準アドレスであり、Anは第1フレームの第m音線デ
ータ(qm)を格納する基準アドレスであり、AMは第
1フレームの第M音線データ(qM)を格納する基準ア
ドレスである。なお、図3の例では基準アドレスをXY
Zメモリ7の開始部に割り当てたが、任意であり、例え
ばXYZメモリ7の中央部を割り当ててもよい。
【0019】図4に示すように、第1フレームF1の音
線データを取得したとき、図2のアドレス制御部8のス
イッチ83,84は破線状態になるから、位置差分は
“0”であり、差分アドレスも“0”であり、基準アド
レスがXYZメモリ用書込アドレスとなる。したがっ
て、図5に示すように、第1フレームF1の音線データ
q1〜qm〜qMは、それぞれ基準アドレスA1〜Am
〜AMに格納される。
【0020】図6に示すように、第nフレームFnの音
線データを取得したとき、図2のアドレス制御部8のス
イッチ83,84は実線状態になるから、位置差分は第
1フレームF1の取得位置と第nフレームの取得位置の
位置差であり、差分アドレスも位置差に応じた値とな
り、“基準アドレス+差分アドレス”がXYZメモリ用
書込アドレスとなる。したがって、図7に示すように、
第nフレームFnの音線データq1〜qm〜qMは、そ
れぞれ基準アドレスから差分アドレスだけずれたアドレ
スに格納される。
【0021】図8に示すように、第NフレームFNの音
線データを取得したとき、図2のアドレス制御部8のス
イッチ83,84は実線状態であるから、位置差分は第
1フレームF1の取得位置と第Nフレームの取得位置の
位置差であり、差分アドレスも位置差に応じた値とな
り、“基準アドレス+差分アドレス”がXYZメモリ用
書込アドレスとなる。したがって、図9に示すように、
第NフレームFNの音線データq1〜qm〜qMは、そ
れぞれ基準アドレスから差分アドレスだけずれたアドレ
スに格納される。
【0022】なお、新たなフレームの音線データを格納
するときに、XYZメモリ7に領域が不足するときは、
既格納のフレームの音線データをXYZメモリ7内で全
体的に移動して領域を確保する。それでも不足するとき
は、不足する部分の音線データを捨てる。また、時間的
に許せば、取得した音線データ間の補間を、アドレス制
御部8または3次元演算部9が行うようにするのが好ま
しい。
【0023】以上のように、上記超音波診断装置100
では、リアルタイムに取得した音線データが、シネメモ
リ6を経由せずに、直接的に、XYZメモリ7に格納さ
れる。よって、リアルタイムにボリュームデータを得る
ことが出来る。従って、XYZメモリ7に格納された3
次元超音波画像の表示のリアルタイム性も向上する。特
に、XYZメモリ7に音線データが格納されていく途中
でも3次元超音波画像を作成し表示すれば、よりリアル
タイム性が得られる。
【0024】−第2の実施形態− 前記アドレス制御部8を、図10に示すアドレス制御処
理を実行するソフトウエアとして構成してもよい。図1
0に示すアドレス制御処理は、1フレーム取り込む毎に
(又は1音線取り込む毎に)実行される。ステップS1
では、取り込んだフレーム(又は音線)が第1フレーム
(又は第1フレームの第1音線)ならステップS2へ進
み、そうでないならステップS3へ進む。ステップS2
では、取り込んだフレーム(又は音線)を基準アドレス
に書き込む。そして、処理を終了する。ステップS3で
は、第1フレーム(又は第1フレームの第1音線)に対
する差分アドレスを求め、それを基準アドレスに加えた
アドレスに書き込む。そして、処理を終了する。
【0025】−他の実施形態− 前記実施形態では、第n(>1)フレームの音線データ
の格納アドレスを、常に基準アドレスに基づいて算出し
たが、例えば第(n−1)フレームの音線データの格納
アドレスに基づいて算出するようにしてもよい。
【0026】また、前記実施形態では、第1フレームF
1の全音線データを基準アドレスに格納したが、第1フ
レームF1の第1音線データq1のみを基準アドレスに
格納し、他の音線データは、当該音線データ取得時の音
線位置と既格納音線データ取得時の音線位置の位置差
(超音波探触子1の位置差および音線番号差から求めう
る)および該既格納音線データの格納アドレスに基づい
て算出したアドレスに格納するようにしてもよい。
【0027】
【発明の効果】本発明の音線データ格納方法および超音
波診断装置によれば、音線データを、シネメモリを経由
することなく、3次元記憶手段に格納可能となる。従っ
て、音線データを一旦シネメモリに格納しアドレス変換
を行いながら3次元記憶手段に転送する場合に比べて、
処理を簡単化でき、処理時間を削減でき、リアルタイム
性を向上できる。さらに、3次元超音波画像の表示のリ
アルタイム性も向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態にかかる超音波診断装
置のブロック図である。
【図2】アドレス制御部のブロック図である。
【図3】基準アドレスの説明図である。
【図4】第1フレームの取得状態の説明図である。
【図5】第1フレームの格納状態の説明図である。
【図6】第nフレームの取得状態の説明図である。
【図7】第nフレームの格納状態の説明図である。
【図8】第Nフレームの取得状態の説明図である。
【図9】第Nフレームの格納状態の説明図である。
【図10】本発明の第2の実施形態にかかるアドレス制
御処理のフロー図である。
【図11】従来の超音波診断装置の一例のブロック図で
ある。
【図12】3次元表示を行うためのスキャニングの説明
図である。
【図13】複数のフレームに対応する空間位置の概念図
である。
【図14】シネメモリの構成概念図である。
【図15】XYZメモリの構成概念図である。
【図16】ボリュームデータに対する3次元演算と3次
元超音波画像データの概念図である。
【符号の説明】
100 超音波診断装置 1 超音波探触子 2 位置センサ 6 シネメモリ 7 XYZメモリ 8 アドレス制御部
フロントページの続き Fターム(参考) 4C301 BB13 BB28 BB34 CC02 DD01 EE10 EE20 GD02 GD03 HH60 JB50 JC13 KK02 KK17 KK22 LL03 LL04 5B047 AA07 AA17 AA30 AB10 EA07 EB12

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ取得点の実空間位置に対応したア
    ドレスにデータを格納する3次元記憶手段に、超音波探
    触子により得た第1フレームおよび第2フレーム以降の
    音線データを格納する方法であって、第1フレームの第
    1音線データまたは全音線データを格納するときは3次
    元記憶手段の予め定めた基準アドレスに格納し、前記以
    外の音線データを格納するときは当該音線データ取得時
    の音線位置と既格納音線データ取得時の音線位置の位置
    差および該既格納音線データの格納アドレスに基づいて
    算出したアドレスに格納することを特徴とする音線デー
    タ格納方法。
  2. 【請求項2】 データ取得点の実空間位置に対応したア
    ドレスに該データを格納する3次元記憶手段と、超音波
    探触子により得た第1フレームおよび第2フレーム以降
    の音線データを前記3次元記憶手段に格納するとき前記
    第1フレームの第1音線データまたは全音線データは予
    め定めた基準アドレスに格納し且つ前記以外の音線デー
    タは当該音線データ取得時の音線位置と既格納音線デー
    タ取得時の音線位置の位置差および該既格納音線データ
    の格納アドレスに基づいて算出したアドレスに格納する
    ようにデータ格納アドレスを制御するアドレス制御手段
    とを具備したことを特徴とする超音波診断装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の超音波診断装置におい
    て、超音波探触子の位置(姿勢を含む)を検出する位置
    検出手段を具備したことを特徴とする超音波診断装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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