JPH08317922A - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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JPH08317922A
JPH08317922A JP12811095A JP12811095A JPH08317922A JP H08317922 A JPH08317922 A JP H08317922A JP 12811095 A JP12811095 A JP 12811095A JP 12811095 A JP12811095 A JP 12811095A JP H08317922 A JPH08317922 A JP H08317922A
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JP
Japan
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Pending
Application number
JP12811095A
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English (en)
Inventor
Yutaka Shimizu
豊 清水
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Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】信号処理時間の短縮化と、表示画像の精度向
上。 【構成】超音波の送受波に際して、画像表示サイズに応
じて送受波時のビーム間隔を拡縮させるビーム間隔制御
手段8を備えることで、ビームデータの書き込みに無駄
を無くした超音波診断装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超音波診断装置に係
り、特に、Bモード表示に用いる超音波診断装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、Bモード表示に用いる超音波
診断装置として、図4に示すものがある。この超音波診
断装置50は次のように構成されている。すなわち、ビ
ーム送受回路51によって探触子52から送波された送
波信号は対象物(図示省略)で反射したのち、探触子5
2で受波される。探触子52で受波されたアナログ受波
信号はビーム送波回路51からA/D変換部53に送ら
れてここでデジタル受波信号に変換される。デジタル化
された受波信号は信号処理部54で各種信号処理が施さ
れた後、画像メモリ55に書き込まれる。画像メモリ5
5に書き込まれる画像データは、図示しない後段の画像
表示部によって表示される。
【0003】また、ビーム送受回路51による超音波信
号の送受波のタイミングはビームライン制御部56によ
って制御される。一方、画像メモリ55への受波信号の
書き込みタイミングは書き込み制御部57によって制御
され、この書き込み制御部57による書き込みタイミン
グ制御は、ビームライン制御部56の送受波タイミング
に同期して行われる。
【0004】超音波診断装置50では、表示の際、画像
サイズを診断箇所等に応じて変化させる機能を有してい
る。例えば、診断箇所が深部である場合などでは、表示
画面上に1フレームの画面全体を画像表示部に表示でき
るように画像表示サイズを小さくしている。
【0005】このような画像サイズの変動は、受波信号
を構成する各ビーム(超音波1ライン分の超音波信号)
1〜nを書き込む際の各ビームの離間間隔を表示サイズ
に応じて変更することで対応していた。すなわち、画像
メモリ55には各ビームB1〜nを記憶する複数のメモリ
領域A1〜mがアドレス番地を設定したうえで設けられて
おり、各ビームB1〜nのデータは所定の離間間隔を空け
た画像メモリA1〜mに飛び飛びに書き込まれるようにな
っている。そして、表示サイズを大きくする場合には、
書き込み時の各ビームB1〜nの離間間隔を拡大し、例え
ば、図2(a)の例では、ビームB1のデータをメモリ
領域A1に書き込み、次のビームB2のデータを番地2つ
分空けたメモリ領域A4に書き込み、更に次のビームB3
のデータを、番地2つ分空けたメモリ領域A7に書き込
むといった番地指定順に書き込んでいた。
【0006】一方、表示サイズを小さくする場合には、
書き込み時のビーム離間間隔を縮小し、例えば、図2
(b)の例では、ビームB1のデータをメモリ領域A1
書き込み、次のビームB2のデータを隣のメモリ領域A2
に書き込み、更に次のビームB3のデータをメモリ領域
3に書き込むといった番地指定順に書き込んでいた。
【0007】そして、書き込みの時のビーム離間間隔の
拡大による画素密度の粗雑化は補間処理により補われて
いた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに構成された従来の超音波診断装置には、次のような
問題があった。すなわち、表示サイズの縮小化により書
き込み時のビーム離間間隔がある程度以上、具体的に
は、図2(b)に示す状態以上に縮小した場合には、一
つのメモリ領域A1〜mに対して一つ以上のビームB1〜n
が対応することになって、複数のビームBx,Bx+1,…の
データが書き込まれるメモリ領域1〜mを生じさせてしま
う。図3に示す例では、メモリ領域A2,A4,…に対し
て二つのビーム(B2,B3),(B5,B6),…が対応
することになって、これらのメモリ領域A2、A4…に複
数のデータが書き込まれることになる。
【0009】このような場合には後書き込みのビームB
3,B6等のデータが前書き込みのビームB2,B5等の記
憶内容を更新して書き込まれることになる。しかしなが
ら、そうすると、書き込まれるデータに無駄が生じてビ
ームデータの書き込みに時間がかかってしまう、すなわ
ち、信号処理時間が長くなるというという問題があっ
た。データ書き込みに無駄が生じる結果、画像メモリ5
5に書き込まれる画面1フレーム分のビームB1〜nのデ
ータの中でも、時間的不一致、すなわち、タイムラグを
生じさせてしまう。このようなビームB1〜n間のタイム
ラグは表示画像をぎくしゃくしたた感じにしてしまうた
め都合の悪いものであった。
【0010】したがって、本発明においては、信号処理
時間の短縮化と、表示画像の精度を上げることを目的と
している。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明においては、超音波受波信号を構成する各ビ
ームのデータが所定の間隔を開けて書き込まれる画像メ
モリと、前記間隔を画像表示サイズに応じて拡縮させる
書き込み制御部とを備えた超音波診断装置において、超
音波の送受波時、画像表示サイズに応じて送受波信号の
ビーム間隔を拡縮させるビーム間隔制御手段を備えてい
ることに特徴を有している。
【0012】
【作用】受波信号の各ビームを書き込む際のビーム間隔
が画像表示サイズの縮小に伴って狭くなっていき、一つ
のメモリ領域に対して一つ以上のビームが対応するよう
になると、同一のメモリ領域に複数のビームのデータが
書き込まれないように、ビーム間隔制御手段が送受波時
の送受波信号のビーム間隔を拡大させる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して詳
細に説明する。
【0014】この超音波診断装置1の基本的な構成は従
来のものと同様である。すなわち、超音波診断装置1
は、探触子2と、探触子2によって超音波信号の送受波
を行うビーム送受回路3と、ビーム送受回路3で受波さ
れたアナログ受波信号をデジタル受波信号に変換するA
/D変換部4と、画像表示に適するように各種信号処理
をデジタル受波信号に施す信号処理部5と、信号処理さ
れたデジタル受波信号を記憶する画像メモリ6と、画像
メモリ55への受波信号の書き込みタイミングを制御す
る書き込み制御部7とを備えている。画像メモリ6に書
き込まれた画像データは、図示しない後段の画像表示部
によって表示される。
【0015】この超音波診断装置1はビーム間隔制御手
段8を有していることに特徴がある。ビーム間隔制御手
段8は画像表示サイズに応じて送受波時のビーム間隔を
演算するビーム間隔演算部9と、ビーム間隔演算部9に
よる演算結果に基づいて超音波送受波信号のビーム間隔
および送受波タイミングを制御するビームライン制御部
10とを備えている。
【0016】ビーム間隔制御手段8によるビーム間隔制
御は、超音波1ライン分のビームB1〜nの集合体である
超音波信号の中から、一定比率(間引き率)でビームB
1〜nを間引くことによって行われる。
【0017】次に、超音波診断装置1による超音波診断
操作を説明する。
【0018】表示の際の画像サイズを比較的大きく設定
する場合 この場合、画像メモリ6に対する各ビームB1〜nのデー
タの書き込みは、書き込み制御部7によって次のように
制御される。すなわち、各ビームB1〜nを書き込む際の
ビーム離間間隔を拡大し、図2(a)に示す場合では、
ビームB1のデータをメモリ領域A1に書き込み、次の受
信データB2をメモリ領域2つ分空けたメモリ領域A4
書き込み、更に次のビームB3のデータを、メモリ領域
2つ分空けたメモリ領域A7に書き込むといった番地指
定順に書き込む。また、図2(b)に示す場合では、ビ
ームB1のデータをメモリ領域A1に書き込み、次のビー
ムB2のデータを隣のメモリ領域A2に書き込み、更に次
のビームB3のデータをメモリ領域A3に書き込むといっ
た番地指定順に書き込む。
【0019】このように、書き込みの際のビーム離間間
隔を図2(a),(b)に示す状態にした場合では、各
ビームA1〜mに対して1対1に対応するメモリ領域A
1〜mが存在している。そのため、ビーム間隔制御手段8
では、送受波時のビーム間隔制御を行う、すなわち、ビ
ームを間引くことをしない。
【0020】表示の際の画像サイズを小さく設定する場
この場合、画像メモリ6に対する各受信データB1〜n
書き込みは、書き込み制御部7によって次のように制御
される。すなわち、各ビームB1〜nを書き込む際のビー
ム離間間隔を縮小していく。すると、最後には、書き込
み時のビーム理離間隔が隣接する一対のメモリ領域
x,Ax+1の離間間隔より狭くなってしまう。これは、
メモリ領域A1〜mに対してその数より多くのビーム1〜n
が対応するまで、書き込み時のビーム離間間隔を縮小す
ることを意味している。図3の場合では、メモリ領域A
2,A4,…に対して二つの受信データ(B2,B3),
(B5,B6)…が対応するまで、書き込み時のビーム離
間間隔が縮小される。
【0021】このとき、ビーム間隔制御手段8は次のよ
うなビーム間隔制御を行う。すなわち、超音波の送受波
を各信号データを何ら間引くことなく行うと、一つのメ
モリ領域Axに複数のビームBx,Bx+1,…のデータが書
き込まれることになる。図3の例では、メモリ領域A2
やメモリ領域A4に二つのビームB2,B3、ないしビーム
5,B6のデータが書き込まれることになる。
【0022】そこで、ビーム間隔演算部9は、表示サイ
ズの変化情報等を基にして、送受波時のビーム離間間隔
を演算する。送受波時のビーム離間間隔は、送受波時の
ビームの間引き率として演算される。図3の例では、ビ
ーム3ライン毎に1ラインを間引けば、各ビームB1〜n
に対してメモリ領域A1〜mが1対1に対応することにな
る。
【0023】このような演算結果をビームライン制御部
10に出力する。ビームライン制御部10では、ビーム
間隔演算部9の演算結果に基づいた間引き率でビームB
1〜nを間引いた状態で超音波信号の送受信の制御を行
う。
【0024】この時の超音波送受信のタイミング情報
は、ビームライン制御部10から書き込み制御部9に出
力される。書き込み制御部7では、入力されたタイミン
グ情報に同期して画像メモリ6の書き込みタイミング制
御を行う。したがって、各メモリ領域A1〜mへのビーム
1〜nのデータの書き込み時、書き込まれるビームのデ
ータと各メモリ領域A1〜mとが1対1に対応することに
なり、書き込みの無駄がなくなって信号処理時間が短縮
化される。さらには、画像1フレーム分のビームB1〜n
の中でタイムラグが発生しにくくなって表示画像の精度
が向上する。
【0025】ビーム間隔演算部10が演算するビームB
1〜nの間引き率は、表示サイズによって変動する。すな
わち、表示サイズがさらに小さくなる、つまり、書き込
み時のビーム離間間隔がさらに小さくなると、一つのメ
モリ領域Axに対応するビーム数の比率が増加するの
で、送受波時のビーム間引き率はさらに大きくする。一
方、表示サイズが大きくなる、つまり、書き込み時のビ
ーム離間間隔が大きくなっていると、一つのメモリ領域
xに対応するビーム数の比率が1対1に近づくので、
送受波時のビームの間引き率は可及的に0に近づくこと
になる。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、画像表示
サイズに拘わらず、同一のメモリ領域に複数のビームの
データが書き込まれることがなくなった。そのため、デ
ータのの書き込み時間が短くなり、その分処理時間の短
縮化が図れた。
【0027】また、画像メモリに書き込まれる画面1フ
レーム分のビームのデータの中でも、時間的不一致、す
なわち、タイムラグが生じにくくなって、その分、表示
画像にぎくしゃくした感じがなくなって、表示精度が向
上した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る超音波診断装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】画像メモリの書き込み状態をそれぞれ示す図で
ある。
【図3】画像メモリの書き込み状態を示す図である。
【図4】従来例の超音波診断装置の構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
6 画像メモリ 7 書き込み制御部 8 ビーム間隔制御手段 9 ビーム間隔演算部 10 ビームライン制御部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波受波信号を構成する各ビームのデ
    ータが所定の間隔を開けて書き込まれる画像メモリと、
    前記間隔を画像表示サイズに応じて拡縮させる書き込み
    制御部とを備えた超音波診断装置において、 超音波の送受波時、画像表示サイズに応じて送受波信号
    のビーム間隔を拡縮させるビーム間隔制御手段を備えて
    いることを特徴とする超音波診断装置。
JP12811095A 1995-05-26 1995-05-26 超音波診断装置 Pending JPH08317922A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12811095A JPH08317922A (ja) 1995-05-26 1995-05-26 超音波診断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12811095A JPH08317922A (ja) 1995-05-26 1995-05-26 超音波診断装置

Publications (1)

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JPH08317922A true JPH08317922A (ja) 1996-12-03

Family

ID=14976638

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12811095A Pending JPH08317922A (ja) 1995-05-26 1995-05-26 超音波診断装置

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JP (1) JPH08317922A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11221217A (ja) * 1998-02-10 1999-08-17 Toshiba Corp 超音波診断装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11221217A (ja) * 1998-02-10 1999-08-17 Toshiba Corp 超音波診断装置

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