JPS6399843A - 超音波診断装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、超音波診断装置の特にデータ記ｉ＆機能及
び表示機能に関するものである。

（従来技術） 従来の超音波診断装置においては、被検体の診断直後の
画像データと、その被検体の過去の画像データを比較す
る場合、例えば特開昭６０−２０７６４７に示されるよ
うに、外部記録装置からデータをＡ／Ｄ　（アナログ／
デジタル）変換してメモリに取り込んだものと、診断時
のデータをデジタル化し、メモリに取り込んだものを同
時に表示させて比較できるようにしたものが提案されて
いる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、この場合診断時のデータをメモリに取り
込む場合に、デジタルの画像データのため多量なデータ
であるので、かなりの時間を費やし、その間画像を静止
させなければならず診断の妨げとなる問題が生じていた
。

この発明は上記のような事情に鑑みてなされたもので、
画像データを記録する際に、診断の妨げとならない超音
波診断装置を提供することを目的とする。

〔問題点を解決する手段および作用〕

この発明は被検体に超音波を送波し反射波を受波する超
音波送受波手段と、受波された反射波のデータを記憶す
る複数のメモリと、この複数のメモリに接続される表示
装置および記録装置と、複数のメモリのうちの少なくと
も１つが上記記ｔ５装置に選択接続され、データの伝送
を行なっている時に他のメモリを上記表示装置に選択接
続しデータの伝送を行なうようにした制御手段を設け、
画像データの記録の際にも、表示装置に反射波のデータ
を表示できるようにしたものである。

〔実施例〕

以下、図面を参照してこの発明の一実施例を説明する。

第１図に示すように超音波診断装置は被検体１に接触さ
せる例えば電子セクタ走査型の探触子２が設けられてい
る。この探触子２は、裔周波パルス発振器３に接続され
ている。

この高周波パルス発振器は探触子２に高周波パルスを与
える機能を持っている。高周波パルス発振器３はディジ
タル可変遅延パルス発生器４に接続されている。このデ
ィジタル可変遅延パルス発生器４は、探触子２における
複数の振動子の各々の駆動のタイミングを変えるための
パルスを発生する機能を持っている。ディジタル可変遅
延パルス発生器４は、ディジタスキャンコンバータ５内
の同期制御器６から与えられる同期側′ａ信号により駆
動されるようになっている。このようにして超音波発生
器が形成される。

また、探触子２はアナログ可変遅延加算器７に接続され
ている。このアナログ可変遅延加算器７はアナログ可変
遅延器と加算器から構成されている。アナログ可変遅延
加算器７の出力は受信器８に供給されるようになってい
る。この受信器８はＡ／Ｄ　（アナログ／ディジタル）
変換器を含んでいる。このようにして超音波信号受信器
８が形成されている。

受信器日の出力データはディジタルスキャンコンバータ
５内のデータセレクタ９に接続されている。このデータ
セレクタ９は第１及び第２のフレームメモリ１０．１１
に接続されている。この第１及び第２のフレームメモリ
１０．１１の出力はデータセレクタ１２に接続されてい
る。そしてこのデータセレクタ１２はＣＲＴ等の表示装
置１３に接続されている。

同期制御器６は、ディジタル可変遅延パルス発生器４、
キーボード等の入力装置１４、データセレクタ９、第１
及び第２のフレームメモリ１０゜１１、データセレクタ
１２、フロッピー磁気ディスク装置等の記録装置１５に
接続されており、機器全体の制′４１を行なう機能を持
っている。

次に上記実施例の動作を説明する。第２図は超音波パル
ス発生から受信及び表示に至る動作を説明するフローチ
ャートであり、第３図は表示装置１３に表示されている
画像を記録装置１５に記録する際の動作を説明するフロ
ーチャートである。同期制御器６より同期パルスに同期
して、パルス発生器４からパルスを発生させる。このパ
ルスに同期して高周波パルス発振器３から送信パルスが
発生される。この送信パルスにより探触子２の振動子を
振動させ、超音波を発生させる。この超音波は被検体１
に当ってエコーとなり探触子２によって受波されアナロ
グ可変遅延加算器７に送られる。アナログ可変遅延加算
器７の出力信号は受信器８に送られ、輝度変調信号デー
タとされ、データセレクタ９に送られる。データセレク
タ９は、同期制御器６からの書き込み禁止の命令がない
限り、第１及び第２のフレームメモＩＪＩ０，１１の両
方にデータを書き込む、また、データセレクタ１２は、
同期制御器６から命令がない限り第１のフレームメモリ
１０からの出力データを選択して表示装置１３に診断像
を表示する。

このようにして表示された診断像を、記録装置に取り込
む際には、キーボード等の入力装置１４を操作し、同期
制御器６からフリーズ信号（静止信号）を発生させる。

この信号を受けて、データセレクタ９は、第１のフレー
ムメモリ１０に対するデータの書き込みを禁止させ、表
示装置１３において表示されている像を静止させる。

ここで、表示装置１４上に表示されている静止画像を記
録装置１５に取り込むには、入力装置１４から同期側’
＋Ｍ器６に信号を送る。すると、同期制御器６はフリー
ズのかかっている第１のフレームメモリ１１をＩＵ　ｍ
し、第１のフレームメモ１Ｊ１１の内容を記録装置１５
へ転送する。なお、この画像の記録の間中にも、画面上
で診断を継続したい場合には、入力装置１４からフリー
ズ解除の信号を同期制御器６へ送る。同期制御器８は、
データセレクタ９により、第２のフレームメモリ１１を
選択させる。そして、受信器８を介して送られてくるデ
ータは、第２のフレームメモＩＪＩＩに書き込まれるこ
とになる。フリーズ解除の信号によりデータセレクタ１
２は第２のフレームメモリ１１側を選択するように同期
制御器８により制御されているので、第２のフレームメ
モ１Ｊ１１の内容が表示装置１３に表示されるようにな
る。

このようにして、記録しておきたい診断像を記録してい
る間でも、診断像がリアルタイムに表示されており、診
断の中断をしないでよい。また第１のフレームメモリ１
０のデータ内容が記録装置１５への記録が終了すると、
第１のフレームメモリ１０には再びデータの書き込みが
行なわれる。そして、再び画像を記録する際には、上記
の動作と同様にして記録が行なわれる。なお、上記実施
例では記録したい像を取り込む際にフリーズをかけ一旦
静止させるようにしたが、その際すぐに第２のフレーム
メモリｌｌ側が選択されるようにしておけば、表示画面
上の像は全く静止させなくてよくなるものである。

〔発明の効果〕

以上述べたようにこの発明によれば、画像データを記録
する際に診断の妨げとなることがない超音波診断装置を
提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第２図
及び第３図は同実施例の動作を示すフローチャートを示
す図である。 ２−・−・−・−探触子、　　９　、１２−　・−・・
データセレクタ、１０−・・−・−・−・第１のフレー
ムメモリ、１１−・−・・・−・・第２のフレームメモ
リ、１３−・・・・−・表示装置、　１５・−・−・−
・記録装置。 第２図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 被検体に超音波を送波し反射波を受波する超音波送受波
   手段と、上記受波された反射波のデータを記憶する複数
   のメモリと、この複数のメモリに接続される表示装置と
   、上記複数のメモリに接続される記録装置と、上記複数
   のメモリのうちの少なくとも１つが上記記録装置に選択
   接続され、データの伝送を行なってる時に他のメモリを
   上記表示装置に選択接続しデータの伝送を行なう制御手
   段とを有することを特徴とする超音波診断装置。