JPH0245046A - 超音波診断装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　要〕 デュアル表示が可能な機能を有し、画像の実時間表示お
よび静止画表示が可能な構成の超音波診断装置に関し、 静止画表示モードにおいて、デュアル表示の各画面に連
続する時相（異なる時相）の画像を表示させることがで
きることを目的とし、 複数の記憶領域をもつ画像データ記憶部と、各記憶領域
に応じて書き込みを行なう書き込み制御部と、所定の操
作に応じて各記憶領域から読み出しを行なう読み出し制
御部と、表示部の各分割画面に対応し、読み出された画
像データが表示状態で格納される複数のフレームメモリ
と、実時間表示および所定の静止画表示の設定を行なう
表示モード設定部とを備えた超音波診断装置において、
読み出し制御部は、静止画表示モードの設定に応・して
読み出し記憶領域を所定のタイミングで連続指定する手
段を含み、静止画表示モードの設定に応じて、続けて読
み出される画像データを各フレームメモリ部へ順次書き
込むフレームメモリ書き込み制御手段を備えて構成する
。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、二分割した表示画面のそれぞれの分割画面に
デュアル表示が可能な機能を有し、画像の実時間表示お
よび静止画表示が可能な構成の超音波診断装置に関する
。

特に、静止画表示モードで、デュアル表示の各画面に連
続する時相（異なる時相）の画像を表示させることがで
きる超音波診断装置に関する。

〔従来の技術〕

超音波診断装置は、超音波を体表より体内へ放射し、反
射や透過する超音波を再び体表で受波して体内の情報を
取り出し、疾患の検査・診断を行なうための装置である
。

この超音波診断装置は、受波した超音波を電気信号に変
換し、さらに所定の信号処理により、表示用ブラウン管
の輝度変調信号に変換して表示する構成になっている。

通常、Ｂモード画像として表示される画像は、受波した
超音波の強弱を表示画面上の輝度の差で示したものであ
り、超音波ビームを走査させることにより、輝度の差で
生体の断層像が表示されるようになっている。

また、その表示モードには、処理された画像を実時間で
表示する実時間表示モード（リアルモード）と、所定の
時相に対応する静止画を表示する静止画表示モード（フ
リーズモード）があるが、最近の超音波診断装置では、
実時間表示モードで推移していった画像の再表示が可能
な構成になっている。

すなわち、静止画表示モードにおいて、連続する時相の
静止画のコマ送り表示（以下、この表示操作を「シネル
ープ操作Ｊという。）を可能にし、任意の時相の静止画
表示ができるように、画像データ記憶部をバンク構成に
して複数の画面に対応する画像データを記憶させ、任意
のバンクの画像データの読み出しが可能な構成になって
いる。

また、表示画面を二分割し、それぞれの分割画面にデュ
アル表示が可能な構成の超音波診断装置では、一方の分
割画面の表示モードを実時間表示モードに、他方の分割
画面の表示モードを静止画表示モードに設定し、それぞ
れのＢモード画像（分割画面の大きさの制約から一部欠
落）を表示させることが可能になっている。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところで、シネループ操作により、連続する時相のＢモ
ード画像を静止画として順次表示させることができるが
、それは表示画面が切り替わって各時相の画像が表示さ
れるものである。

したがって、連続する時相（異なる時相）のＢモード画
像を比較検討したい場合には、このシネループ操作によ
りその都度画面を切り替える必要があり、操作性が悪い
とともに、それらの比較画面を同時に見る二七ができな
いためにＭｅ　Ｄ性がよくなかった。

本発明は、このような従来の問題点を解決するもので、
静止画表示モードでシネループ操作を行なうときに、表
示画面がデュアル表示に設定された場合には、各画面に
連続する時相（異なる時相）の画像を表示させることが
可能な超音波診断装置を提供することを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

第１図は、本発明の原理ブロック図である。

図において、画像データ記憶部１０１は、超音波走査に
より得られた画像データが連続して記憶される画面対応
の複数の記憶領域をもつ構成である。

書き込み制御部１０３は、画面対応の各記憶領域に応じ
て各画像データの書き込みを行なう構成である。

読み出し制御部１０５は、所定の操作に応じて、画面対
応の各記憶領域から画像データの読み出しを行なう構成
である。

複数のフレームメモリ１０７．１０９は、表示部の各分
割画面に対応し、読み出された画像データが表示状態で
格納される構成である。

表示モード設定部１１１は、各制御部１０３．１０５に
対して、表示部に表示される画像の実時間表示あるいは
所定の静止画表示の設定を行なう構成である。

このような構成において、読み出し制御部１０５は、静
止画表示モードの設定に応じて読み出し記憶領域を所定
のタイミングで連続指定する手段を含む。

フレームメモリ書き込み制御手段１１３は、静止画表示
モードの設定に応して、続けて読み出される画像データ
を各フレームメモリ部１０７．１０９へ順次書き込む構
成である。

〔作　用〕

本発明は、静止画表示モードに設定されたときに、読み
出し制御部１０５が画像データ記憶部１０１の記憶領域
を所定のタイミングで連続指定し、続けて読み出された
画像データをフレームメモリ書き込み制御手段１１３が
、各フレームメモリ１０７．１０９へ順次書き込むこと
により、各フレームメモリにはそれぞれ連続する時相の
画像データが格納される。

したがって、デュアル表示の各画面に、各フレームメモ
リに格納された画像をそれぞれ表示させることにより、
連続した時相の画像を同時に表示させることができる。

すなわち、静止画表示モードでデュアル表示を行なう場
合には、常に連続した二つの画像を見ることが可能にな
る。

〔実施例〕

以下、図面に基づいて本発明の実施例について詳細に説
明する。

第２図は、Ｂモード画像表示処理系の本発明にかかわる
部分の実施例構成を示すブロック図である。

図において、Ｂモード画像の画像データは、データバス
を介して書き込みバンクセレクタ２０１に入力され、書
き込みバンク制御部２０３の制御により、ｎ個のバンク
（＃０〜＃ｎ−１）により構成されている画像データ記
憶部２０５に順次書き込まれる。書き込まれた画像デー
タは、読み出しバンク制御部２０７の制御により読み出
しバンクセレクタ２０９を介して読み出され、さらにア
ドレス変換部２１１を介してフレームメモリ２１３．２
１５に送出される。フレームメモリ２１３．２１５では
、画像データは表示状態で格納され、続いてＣＲＴその
他の表示部（図外）に送出される。なお、フレームメモ
リ２１３，２１５の読み出し制御系については図面では
省略されているが、シングル表示およびデュアル表示に
対応できる構成になっている。

このような構成において、実時間表示モードにおける読
み出しバンクの指定は、通常、書き込みバンクの一つ前
のバンクに対して行なわれ、連続した画像の表示が実時
間で行なわれる。また、静止画表示モードでは、画像デ
ータ記憶部２０５に対する画像データの書き込みが禁止
されるとともに、操作パネルからの指示に応じて、対応
するバンクからの読み出しが制御される。すなわち、画
像の順送りあるいは逆送りを指定するシネループ操作に
より、読み出しバンクが順次指定される。

ここで、本発明の特徴とするところは、本実施例では、
第１図に示すフレームメモリ書き込み制御手段１１３に
対応して、フレームメモリ２１３．２１５への書き込み
を制御するスイッチ（通常はオン状態）２２３．２２５
と、このスイッチの切替え制御を行なうフレームメモリ
書き込み制御部２２７とを備え、読み出しバンク制御部
２０７には、静止画表示モードで読み出しバンクの連続
指定を所定のタイミングで自動的に行なう機能を付加し
、その連続指定のタイミングに対応させてスイッチ２２
３．２２５のオンオフ制御を行なう構成にある。

なお、書き込みバンク制御部２０３、読み出しバンク制
御部２０７およびフレームメモリ書き込み制御部２２７
は、操作パネル２３１からの指示に応じた処理を行なう
上位の制御装置２３３により制御される。

以上の構成に基づいて、本実施例の動作について説明す
る。

第３図は、静止画表示モードにおける静止画のシングル
表示およびデュアル表示の各表示形態の一例を示す図で
ある。

静止画表示モードに設定されたときのシングル表示画面
は、従来と同様の所定のパネル操作（シネループ操作）
で読み出しバンクを指定することにより、それぞれ対応
するバンクに格納されている異なる時相のＢモード画像
３０１．３０３を表示させることができる。

ここで、所定のパネル操作によりデュアル表示の指定が
行なわれると、現在読み出し指定されているバンクの画
像データは、フレームメモリ２１３．２１５に格納済で
あるので、まずフレームメモリ書き込み制御部２２７に
よりスイッチ２２３をオフにする。続いて、画像データ
記憶部２０５の読み出しバンクの指定が一つ更新（＋１
あるいは−１）され、読み出された画像データはスイッ
チ２２５を介してフレームメモリ２１５に書き込まれ、
その後スイッチ２２５をオフにする。

したがって、フレームメモリ２１３．２１５には、連続
した時相の画像データが格納されることになり、例えば
第３図に示すように、デュアル表示の各画面３１３．３
１５には、フレームメモリ２１３．２１５の各格納デー
タに対応して、連続した時相のＢモード画像３２３．３
２５を同時に表示させることが可能になる。

なお、この読み出しバンクの指定更新値の外部設定を可
能にすれば、それに応じた所定の周期（異なる時相）の
二つの画像を同時に表示させることも可能である。

以後、デュアル表示によるＢモード画像のコマ送りは、
スイッチ２２３をオンにしてフレームメモリ２１５に書
き込まれた画像データをフレームメモリ２１３にも書き
込み、続いて、スイッチ２２３をオフにし、読み出しバ
ンクの指定を更新してスイッチ２２５をオンにし、次の
時相のＢモード画像に対応する画像データをフレームメ
モリ２１５に書き込む。すなわち、画面上ではＢモード
画像３２５が隣の画面３１３に移り、それに続く新たな
りモード画像が画面３１５に表示され、連続した時相（
異なる時相）のＢモード画像が順次表示される。

表示方法としては、画面３１３．３１５の順に時間的に
後の画像が表示されるようにすれば、Ｂモード画像の順
送りの場合には上述したように、画像が画面３１５から
画面３１３に左方向に移動し、逆送りの場合には反対に
画面３１３から画面３１５にＢモード画像が右方向に移
動する。

なお、分割された画面に表示されるＢモード画像はその
一部が欠落するが、それはフレームメモリの読み出しア
ドレスの範囲を指定することにより、Ｂモード画像の表
示範囲を決定して行なわれる構成になっている。

また、各フレームメモリ２２３．２２５への画像データ
の書き込み処理は、２：１インタレース走査を行なって
いる表示装置では、２垂直向期間（ＮＴＳＣで約３０　
ｍ　５ｅｃ）の時間で行なう必要があるが、特に支障は
ない。

〔発明の効果〕

上述したように、本発明によれば、静止画表示モードで
デュアル表示を行なう場合には、各画面に連続した時相
（異なる時相）のＢモード画像を同時に表示させること
ができるので、その比較検討が容易になって診断性が向
上し、実用的には極めて有用である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理ブロック図、 第２図はＢモード画像表示処理系の本発明にかかわる部
分の実施例構成を示すブロック図、第３図は静止画のシ
ングル表示およびデュアル表示の各表示形態の一例を示
す図である。 図において、 １０１は画像データ記憶部、 ｌＯ３は書き込み制御部、 １０５Ｌよ読み出し制御部、 １０７．１０９はフレームメモリ、 １１１は表示モード設定部、 １１３はフレームメモリ書き込み制御手段、２０１は書
き込みバンクセレクタ、 ２０３は書き込みバンク制御部、 ２０５は画像データ記憶部、 ２０７は読み出しバンク制御部、 ２０９は読み出しバンクセレクタ、 ２１１はアドレス変換部、 ２１３．２１５はフレームメモリ、 ２２３．２２５はスイッチ、 ２２７はフレームメモリ書き込み制御部、２３１は操作
パネル、 ２３３は制御装置である。 突施例 第２図 ＋ｌＩニーｅ目　’ｋＷ　７’ｌＵ、、、　フｌ”ａ第
１図 ＮＬｌ−偽　λ（、ネイト３遜の　−イづ−Δ第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）超音波走査により得られた画像データが連続して
   記憶される画面対応の複数の記憶領域をもつ画像データ
   記憶部（１０１）と、 画面対応の各記憶領域に応じて各画像データの書き込み
   を行なう書き込み制御部（１０３）と、所定の操作に応
   じて、画面対応の各記憶領域から画像データの読み出し
   を行なう読み出し制御部（１０５）と、 表示部の各分割画面に対応し、読み出された画像データ
   が表示状態で格納される複数のフレームメモリ（１０７
   、１０９）と、 前記各制御部に対して、表示部に表示される画像の実時
   間表示あるいは所定の静止画表示の設定を行なう表示モ
   ード設定部（１１１）と を備えた超音波診断装置において、 前記読み出し制御部（１０５）は、静止画表示モードの
   設定に応じて読み出し記憶領域を所定のタイミングで連
   続指定する手段を含み、 静止画表示モードの設定に応じて、続けて読み出される
   画像データを各フレームメモリ部（１０７、１０９）へ
   順次書き込むフレームメモリ書き込み制御手段（１１３
   ）を備えたことを特徴とする超音波診断装置。