JPH0675412U - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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Publication number
JPH0675412U
JPH0675412U JP1613393U JP1613393U JPH0675412U JP H0675412 U JPH0675412 U JP H0675412U JP 1613393 U JP1613393 U JP 1613393U JP 1613393 U JP1613393 U JP 1613393U JP H0675412 U JPH0675412 U JP H0675412U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sound ray
data
ultrasonic diagnostic
ray data
memory
Prior art date
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Pending
Application number
JP1613393U
Other languages
English (en)
Inventor
浩 橋本
Original Assignee
ジーイー横河メディカルシステム株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by ジーイー横河メディカルシステム株式会社 filed Critical ジーイー横河メディカルシステム株式会社
Priority to JP1613393U priority Critical patent/JPH0675412U/ja
Publication of JPH0675412U publication Critical patent/JPH0675412U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 サンプリング時刻の差に起因する画像の歪み
を抑えることが可能な超音波診断装置を実現することで
ある。 【構成】 複数の音線データにより1フレームの画像デ
ータが構成される超音波診断装置において、2フレーム
分の音線データを格納するメモリ8a,8bと、このメ
モリ8a,8bから読み出された2フレーム分の同一音
線についての音線データに対して、各音線データの時刻
に応じて重み付けされた加重平均を行い、1フレームを
構成する全ての音線データが同一時刻に相当するものと
なるような演算を行う演算手段9とを備えたことを特徴
とする超音波診断装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は超音波診断装置におけるデータの取り込み時刻の改善に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4は一般的な超音波診断装置の概略構成を示す構成図である。この図におい て、プローブ1はビームフォーマ2からの送波用信号を超音波に変換して被検体 に対して送波し、被検体内の反射体からの反射波をプローブ1が受波して検出信 号に変換してビームフォーマ2に供給する。ビームフォーマ2の出力はメモリ3 に供給される。ビデオプロセッサ4はメモリ3に格納されたデータ(極座標デー タ)を座標変換及び補間してビデオ信号として表示装置5に出力する。尚、コン トローラ6は各部の動作を制御するためのものである。
【0003】 例えば、1/30秒で1枚の画像(1フレーム)を構成すると共に、128音 線で1フレームを構成しているフェーズドアレイ方式の場合、1音線の送受信に (1/30)×(1/128)秒の時間がかかっている。
【0004】 そして、全音線分の音線データ(極座標データ)をメモリに蓄えて、DSC等 を有するビデオプロセッサ4により補間等の処理を行ないつつ座標変換してビデ オ信号としてCRT表示装置5に出力する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
以上のような場合、サンプリングデータの取得は図5に示すように1/30秒 毎に1フレーム分が得られるように行われる。
【0006】 このため、同じフレーム内の音線番号1のサンプリングデータと音線番号12 8のサンプリングデータとでは、(1/30)×(127/128)秒の時間差 が生じている。
【0007】 従って、動きの速い臓器を観察する場合に、1フレーム内のサンプリングデー タの時刻差により、画像の左右で異なるタイミングの画像が表示されることにな る。例えば、速い動きで伸縮運動をしている臓器などでは、サンプリング時刻の 違いに起因して歪みが生じることになる。
【0008】 本考案は上記の点に鑑みてなされたもので、その目的は、サンプリング時刻の 差に起因する画像の歪みを抑えることが可能な超音波診断装置を実現することで ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記の課題は、複数の音線データにより1フレームの画像データが構成される 超音波診断装置において、 2フレーム分の音線データを格納するメモリと、 このメモリから読み出された2フレーム分の同一音線についての音線データに 対して、各音線データの時刻に応じて重み付けされた加重平均を行い、1フレー ムを構成する全ての音線データが同一時刻に相当するものとなるような演算を行 う演算手段とを備えたことを特徴とする超音波診断装置により解決される。
【0010】
【作用】
2フレーム分の同一音線についての音線データに対して、各音線データの時刻 に応じて重み付けされた加重平均が行われ、1フレームを構成する全ての音線デ ータが同一時刻に相当するものとなるような演算が行われる。
【0011】
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の実施例を詳細に説明する。 図1は本考案の一実施例の超音波診断装置の概略構成を示す構成図である。
【0012】 この図において、プローブ1はビームフォーマ2からの送波用信号を超音波に 変換して被検体に対して送波し、被検体内の反射体からの反射波をプローブ1が 受波して検出信号に変換してビームフォーマ2に供給する。ビームフォーマ2の 出力は切り替えスイッチ7を介して、2フレーム分の容量を有するメモリ8に供 給される。演算部9はメモリ8から読み出された2フレーム分のデータ(極座標 データ)について重み付け加重平均を行うことでサンプリング時刻の均一化を行 った後にBモード処理等を行う。ビデオプロセッサ4は演算部9で処理されたデ ータ(極座標データ)を座標変換及び補間してビデオ信号として表示装置5に出 力する。尚、コントローラ6は各部の動作を制御するためのものである。
【0013】 このように構成した本実施例装置の動作を図2のタイムチャート及び図3のフ ローチャートも参照しつつ説明する。ここでは、128音線を1フレームとして 、かつ1フレームを1/30秒とするサンプリングが行われるものを例にとり説 明する。
【0014】 超音波の送受(図3ステップ)により時刻0から1/30秒までに得られた 第1フレームの128音線のサンプリングデータはスイッチ7を介してメモリ8 aに格納される。そして、1/30秒から2/30秒までに得られた第2フレー ムの128音線のサンプリングデータはスイッチ7を介してメモリ8bに格納さ れる(図3ステップ)。
【0015】 このようにして2フレーム分のサンプリングデータがメモリ8に格納されると (図3ステップ)、これらのサンプリングデータは、コントローラ6からの指 示によりそれぞれ同一の音線番号のもの同士がメモリ8から同時に音線番号順に 読み出され、演算部9に供給される。
【0016】 ここで、ある音線番号についての第1フレームのサンプリングデータをa、第 2フレームのサンプリングデータをb、時刻0からaのサンプリング迄の時間を t2 、aのサンプリングから1/30秒迄の時間をt1 とすると、演算部9では これらの2データを元に以下の演算を行う(図3ステップ)。
【0017】 ((t2 a+t1 b)/(t1 +t2 ))… この式の演算を1から128迄の全てのサンプリングデータについて行い、 例えば2/30秒のタイミングでビデオプロセッサ5に出力する(図3ステップ )。
【0018】 この式のように、t1 ,t2 で重み付けを行なって加重平均を行うことで、 全ての音線のサンプリングデータが同一時刻にサンプリングされたものと等しい 状態になる。従って、速い速度で伸縮を繰り返すような臓器を観測するような場 合であっても、画面の左右で歪むようなことはなくなる。
【0019】 そして、次の1フレームの期間では、メモリ8bに格納されたデータはそのま まにしておき、新たなサンプリングデータはメモリ8aに上書きするようにして 上記と同様な演算を行うことで、同一時刻に相当する歪みの生じないサンプリン グデータが得られる。
【0020】 以上の説明では、メモリ8を2フレーム分の容量としたが、メモリ8から読み 出しを行なっているタイミングで次のフレームのサンプリング,データ書き込み を行うのであれば、メモリ8の容量を3フレーム分にすると良い。尚、デュアル ポートメモリを使用することで、読み出し,書き込みを同時に行うようなことも 可能である。
【0021】
【考案の効果】
以上詳細に説明したように2フレーム分のサンプリングデータのそれぞれの音 線についてのサンプリング時刻に基づいた加重平均を行なうことにより、サンプ リング時刻の差に起因する画像の歪みを抑えることが可能な超音波診断装置を実 現することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の装置の構成を示す構成図で
ある。
【図2】本考案の一実施例の動作タイミングを示すタイ
ムチャートである。
【図3】本考案の一実施例の動作を示すフローチャート
である。
【図4】従来の装置の構成を示す構成図である。
【図5】従来の装置の主要部の動作を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 プローブ 2 ビームフォーマ 4 ビデオプロセッサ 5 表示装置 6 コントローラ 7 スイッチ 8 メモリ 9 演算部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の音線データにより1フレームの画
    像データが構成される超音波診断装置において、 2フレーム分の音線データを格納するメモリ(8a,8
    b)と、 このメモリ(8a,8b)から読み出された2フレーム
    分の同一音線についての音線データに対して、各音線デ
    ータの時刻に応じて重み付けされた加重平均を行い、1
    フレームを構成する全ての音線データが同一時刻に相当
    するものとなるような演算を行う演算手段(9)とを備
    えたことを特徴とする超音波診断装置。
JP1613393U 1993-04-01 1993-04-01 超音波診断装置 Pending JPH0675412U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1613393U JPH0675412U (ja) 1993-04-01 1993-04-01 超音波診断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1613393U JPH0675412U (ja) 1993-04-01 1993-04-01 超音波診断装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0675412U true JPH0675412U (ja) 1994-10-25

Family

ID=11907999

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1613393U Pending JPH0675412U (ja) 1993-04-01 1993-04-01 超音波診断装置

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Country Link
JP (1) JPH0675412U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000232980A (ja) * 1999-02-09 2000-08-29 Medison Co Ltd Rf超音波パルスエコー信号の貯蔵方法及び超音波映像装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000232980A (ja) * 1999-02-09 2000-08-29 Medison Co Ltd Rf超音波パルスエコー信号の貯蔵方法及び超音波映像装置

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