JP3163690U - 調理用ふきこぼれ防止具 - Google Patents
調理用ふきこぼれ防止具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3163690U JP3163690U JP2010005673U JP2010005673U JP3163690U JP 3163690 U JP3163690 U JP 3163690U JP 2010005673 U JP2010005673 U JP 2010005673U JP 2010005673 U JP2010005673 U JP 2010005673U JP 3163690 U JP3163690 U JP 3163690U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spilling
- tool
- cooking
- spill
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Cookers (AREA)
Abstract
【課題】ほとんど全てのサイズの鍋に使用出来る、麺類や野菜等を茹でる時におこる、ふきこぼれを防止する器具であり、多目的に利用できる調理用ふきこぼれ防止具を提供する。【解決手段】ふきこぼれ防止具1は底の平らな半球状で、開口部に舌状突起を、その中央に箸立て穴を設け、半球状の胴部に穴2を複数形成する。使用に当っては、ふきこぼれ防止具1を鍋の中央底に開口部が下になる様に裏返して置く。沸騰時には、ふきこぼれ防止具1に空けた穴2により、沸騰水流が内向きに発生するので、ふきこぼれを防止できる。また、該ふきこぼれ防止具1を取り出し、開口部を上面にして置けば、箸立てや、お玉置きにすることができる。【選択図】図3
Description
本考案は、うどん・そば・ラーメン等の麺類や野菜等を茹でる時に鍋から沸騰したお湯がふきこぼれるのを防止する、ふきこぼれ防止具に関するものである。
うどん・そば・ラーメン等の麺類や野菜等を茹でる時に鍋から沸騰したお湯がふきこぼれることがあり、火が消えたり、レンジ周りが汚れたりして、危険であり掃除が面倒でもある。ふきこぼれを防ぐ従来の方法としては、差し水をしたり弱火にしたりして、一時的に温度を下げるか、容量の大きな鍋を使用する等の方法が知られている。
また、下記特許文献1〜3のようなふきこぼれ防止器具が提案されている。しかし、従来の器具はふきこぼれ防止機能のみ、すなわち、単一の目的のみに使用するものであった。
また、下記特許文献1〜3のようなふきこぼれ防止器具が提案されている。しかし、従来の器具はふきこぼれ防止機能のみ、すなわち、単一の目的のみに使用するものであった。
本考案の目的は、ほとんど全てのサイズの鍋に使用できる、麺類や野菜等を茹でる時におこるふきこぼれを防止する器具であり、この器具にお玉置き、箸立てを備えたことにより、多目的に利用できる調理用ふきこぼれ防止具を提供することである。
本考案のふきこぼれ防止具は、底が平らな半球状で、胴部に複数の穴を形成しており、開口部に舌状突起を設けてお玉の先を引っ掛けることでお玉置きとなり、また、舌状突起の中央に穴を開けて箸を差すことで箸立てとなる。
上述の様に、ふきこぼれを防止する事により、ガスや時間の節約になり火災の危険も軽減されて、安全で経済的な面でも役立っている。更に、開口部の一部に舌状突起を設けて、お玉置きや突起中央に穴を開けた箸立ての機能もあり1台3役で便利ものである。
以下、図面に従って一実施例を説明する。
図3のように、麺類や野菜等を茹でる適量の水を鍋に入れて、本考案のふきこぼれ防止具(1)を鍋の中央底に開口部が下になるように裏返して置き、火に掛ける。水が沸いてきたら鍋の蓋を外したままにして、野菜などの食材を入れる。
更に沸騰しても、ふきこぼれ防止具(1)に空けた穴(2)により、沸騰水流が内向きになるので(7)、ふきこぼれを防止できる。
図3のように、麺類や野菜等を茹でる適量の水を鍋に入れて、本考案のふきこぼれ防止具(1)を鍋の中央底に開口部が下になるように裏返して置き、火に掛ける。水が沸いてきたら鍋の蓋を外したままにして、野菜などの食材を入れる。
更に沸騰しても、ふきこぼれ防止具(1)に空けた穴(2)により、沸騰水流が内向きになるので(7)、ふきこぼれを防止できる。
また図4に示すように、舌状突起(3)にお玉(8)の先を引っ掛けることで、ふきこぼれ防止具(1)をお玉置きにすることができる。
更に図5に示すように、舌状突起(3)に空けた箸立て穴(4)に箸(9)を差すことで、ふきこぼれ防止具(1)を箸立てにすることができる。
実際に陶器で本考案を試作してテストをした結果、ふきこぼれを防止している。
ふきこぼれ防止具(1)は、直径12cm〜13cm程度、厚さ約7mm程度、深さ3〜4cm位程度。穴(2)は、直径5〜10mm程度で、8箇所以上必要数設ける。
ガス窯で700〜800℃位で素焼きし、釉薬を掛けて1,240〜1,250℃で本焼成し、冷却後、窯出しして完成。重さは約200gである。
ふきこぼれ防止具(1)は、直径12cm〜13cm程度、厚さ約7mm程度、深さ3〜4cm位程度。穴(2)は、直径5〜10mm程度で、8箇所以上必要数設ける。
ガス窯で700〜800℃位で素焼きし、釉薬を掛けて1,240〜1,250℃で本焼成し、冷却後、窯出しして完成。重さは約200gである。
本考案のふきこぼれ防止具の素材は陶器に限定せず、磁器や耐熱粘土及び鉄、銅、アルミニウム、ステンレス、アルミ合金、耐熱ガラス等でプレス成型や鋳型を用いた鋳込み成型及び石膏型で作る事が出来る。但し、気泡を含む沸騰水流で動かない程度の重さ(約200〜300g位)は必要である。
1:ふきこぼれ防止具 2:穴 3:舌状突起
4:箸立て穴 5:鍋 6:火
7:沸騰水流の流れ方 8:お玉 9:箸
4:箸立て穴 5:鍋 6:火
7:沸騰水流の流れ方 8:お玉 9:箸
Claims (1)
- 鍋の中央底に開口部を下に設置して使用する、底が平らな半球状の形状であり、開口部の一部に舌状突起を水平に設けて、お玉の先を掛けて立てておけるお玉置きを設け、その舌状突起の中央に箸立て用の穴を開けてあって、半球状の胴部に複数の穴を有することを特徴とする調理用ふきこぼれ防止具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010005673U JP3163690U (ja) | 2010-08-06 | 2010-08-06 | 調理用ふきこぼれ防止具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010005673U JP3163690U (ja) | 2010-08-06 | 2010-08-06 | 調理用ふきこぼれ防止具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3163690U true JP3163690U (ja) | 2010-10-28 |
Family
ID=54875170
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010005673U Expired - Fee Related JP3163690U (ja) | 2010-08-06 | 2010-08-06 | 調理用ふきこぼれ防止具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3163690U (ja) |
-
2010
- 2010-08-06 JP JP2010005673U patent/JP3163690U/ja not_active Expired - Fee Related
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
ATE429839T1 (de) | Kessel zum kochen eines getränks, elektrischer heizkessel und schnurloser elektrischer heizkessel zum kochen eines getränks | |
JPH0668641U (ja) | 油料理鍋の水切りリング | |
CN107847070A (zh) | 烹饪飞溅保护装置和方法 | |
JP3212370U (ja) | 中国茶用蓋碗及びその碗体の構造 | |
KR100698796B1 (ko) | 국물 넘침 방지용 냄비 뚜껑 | |
JP3163690U (ja) | 調理用ふきこぼれ防止具 | |
NO20171043A1 (no) | Beholder for varmeberedning av næringsmiddel og fremgangsmåte til koking/trekking av ris ved anvendelse av beholderen | |
JP5075667B2 (ja) | 電子レンジ用容器 | |
JP3160440U (ja) | 電磁調理器用土鍋 | |
JP2995549B2 (ja) | だし取り釜 | |
KR200413925Y1 (ko) | 라면 전용 냄비 | |
KR200279277Y1 (ko) | 개량된 찜기 | |
JP3193755U (ja) | 急須 | |
CN108771469A (zh) | 一种多功能组合式炊具 | |
JP3131714U (ja) | スパゲティも快適・安全にゆでることができる小型片手鍋 | |
TWM560266U (zh) | 節能導熱器 | |
CN201019499Y (zh) | 安全节能锅 | |
CN210581961U (zh) | 一种不锈钢卫生餐具 | |
KR200308595Y1 (ko) | 끓어 넘친 국물을 증발시켜 제거하는 냄비와 가마솥 | |
CN108158398A (zh) | 多功能防溢锅 | |
JP2011115518A (ja) | 分離操作式調理容器 | |
JP3237380U (ja) | 多機能鍋蓋 | |
JP2010042100A (ja) | 吹きこぼれ防止具およびそれを利用した調理容器支持具 | |
KR20170138369A (ko) | 조리 용기용 거치대 | |
JP3134390U (ja) | 蓋の落下防止手段を備えた容器具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131006 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |