JP3163264B2 - ガスこんろ - Google Patents

ガスこんろ

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JP3163264B2 JP05071497A JP5071497A JP3163264B2 JP 3163264 B2 JP3163264 B2 JP 3163264B2 JP 05071497 A JP05071497 A JP 05071497A JP 5071497 A JP5071497 A JP 5071497A JP 3163264 B2 JP3163264 B2 JP 3163264B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キッチン等のカウ
ンターの開口に落とし込んでガスこんろ本体を取り付け
るようにした所謂ドロップイン式のガスこんろに関し、
詳しくはカウンター開口縁部分の異常な過熱を防止しよ
うとする構造に関するものであるものである。
【0002】
【従来の技術】一般にシステムキッチン等でガスこんろ
を設ける場合、カウンターの開口にガスこんろ本体を落
とし込むようにはめ込んで取り付けている。ガスこんろ
本体のケーシング内にはガスバーナ、グリル等を装着し
てあり、ケーシングの上端の周縁のフランジを開口縁の
上面に載置してある。ガスこんろ本体のトッププレート
は浅鍋状にしてあり、トッププレートがケーシング内の
上部に収めてあり、トッププレートの底面部に設けた穴
部からガスバーナを上に露出させてあり、トッププレー
トの周縁のフランジをケーシングのフランジの上からカ
ウンターの開口縁に載置してある。またトッププレート
の上には五徳を載置してある。
【0003】ところで、上記のような構造でガスこんろ
本体側からカウンターの開口縁に熱が伝わってカウンタ
ーの開口の周縁が高熱になるおそれがあるが、合板のよ
うな木質材や大理石等で形成されているカウンターが高
温になると、熱応力が加わり、経年により亀裂を発生し
たりするおそれがあり、また木質材のカウンターの場合
防火上の問題もある。
【0004】従来、このカウンターの開口縁の温度対策
としては五徳の高さを高くしたり、五徳とトッププレー
トの底面との間の空間を十分に取ったりしてガスこんろ
本体側での放熱を促進してカウンターへの温度影響がな
いようにしているのが現状である。しかしトッププレー
トを覆うような大きい鍋や鉄板の場合、放熱が十分に行
われなくてカウンターが高温になる。これに対しては取
り扱い説明書で上記のような取り扱いに対する注意を喚
起しているだけである。また近年、五徳の上面がカウン
ターの上面と略面一になるように低くすることがよく行
われるようになってきたが、このような場合、放熱性が
一層悪くなり、カウンターへの温度影響が一層生じると
いう問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は叙述の点に鑑
みてなされたものであって、トッププレートを覆うよう
な大きい鍋や鉄板が置かれても、それらをガスバーナの
中心からずらしたような使用がされても、また五徳の上
面がカウンターの上面と略面一程度になるように低くさ
れても、カウンターの開口縁が過熱されるのを防止で
き、熱応力によりカウンターに亀裂が発生したり、防火
性の問題が生じたりするのを防止できるガスこんろを提
供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明のガスこんろは、ガスバーナ1を有するガス
こんろ本体2をカウンター3の開口4にはめ込むと共に
ガスこんろ本体2の周縁をカウンター3の開口4縁に載
置したものにおいて、ガスこんろ本体2のケーシング8
の側板8aとトッププレート13の間に熱伝導板6を配
置して熱伝導板6をケーシング8に取り付け、熱伝導板
6を介してカウンター3の開口4縁の近傍の温度を検出
する温度検出素子5をケーシング8内で熱伝導板6に取
り付け、温度検出素子5で検出した温度によってガスバ
ーナ1を制御するようにして成ることを特徴とする。カ
ウンター3の開口4縁近傍の温度を温度検出素子5で検
出することでカウンター3の温度が高くなったときガス
バーナ1の燃焼を停止したり、ガスバーナ1の火力を小
さくしたりしてカウンター3が過熱されるのを防止でき
る。また熱伝導板6を介して温度検出素子5を装着する
ことで温度検出素子5をガスこんろ本体2のケーシング
8内の空いたスペースに配置しても熱伝導板6を介して
カウンター3の開口4縁の温度を検出することができ、
カウンター3の開口4縁の近傍の温度を検出するもので
も、温度検出素子5を配置する場所に制約を受けること
がない。
【0007】またケーシング8内の空気をトッププレー
ト12の側壁部13cの内周に流入させるための空気孔
23をトッププレート13の側壁部13cに設けて成る
ことを特徴とすることも好ましい。この場合、ケーシン
グ8内の空気が空気孔23を通ってトッププレート13
の側壁部13cの内周に流入する。
【0008】さらに温度検出素子5でカウンター3の開
口4縁の近傍の温度が所定温度以上の温度になったのを
検出したときガスバーナ1へのガスの供給を遮断するよ
うにして成ることを特徴とすることも好ましい。また温
度検出素子5でカウンター3の開口4縁の近傍の温度を
検出してそれによりガスバーナ1へ供給するガスの流量
を制御するようにして成ることを特徴とすることも好ま
しい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て述べる。システムキッチンは図3に示すように台所用
のキャビネット7の上面にカウンター3が載設されてい
る。台所用のキャビネット7のうち加熱調理器具用のキ
ャビネット7aの上部には前面を開口せるこんろ収納空
間を設けてあり、カウンター3には上下に貫通するよう
に矩形状の開口4を穿設してあり、この開口4がこんろ
収納空間に連通させてある。このキャビネット7aのこ
んろ収納空間の下方には必要に応じてオーブンが収納で
きるようになっている。
【0010】ガスこんろ本体2のケーシング8は両側の
側板8aと、前の前桟材と、後の後桟材と、底板8bに
て上面を開口せる角箱状に形成されており、ケーシング
8内に複数個のガスバーナ1やグリル等を内装してあ
る。ガスバーナ1としては本例の場合、標準火力のガス
バーナ1aと大火力のガスバーナ1bと小火力のガスバ
ーナ1cがある。ガスバーナ1やグリル等を内装したケ
ーシング8はカウンター3の上記開口4からこんろ収納
空間内に落とし込まれてこんろ収納空間内に保持される
ものであり、ケーシング8の上端のフランジ9をカウン
ター3の開口4縁に載置して取り付けてある。フランジ
9の下面には図1に示すように必要に応じて下方に突出
する突起10を設けてあり、フランジ9を開口4縁に載
置したときフランジ9の下面が開口4縁に部分的に接触
するようにしてケーシング8側からカウンター3側への
熱伝導を抑えるようにしてある。ケーシング8の前桟材
には前面板11を取り付けてあり、前面板11がこんろ
収納空間の前面の開口から露出させてある。前面板11
には操作つまみ12を設けてあると共にグリルの前面扉
40を設けてある。
【0011】ガスこんろ本体2のトッププレート13は
図4に示すように角形の浅鍋状に形成されており、上端
の周縁にはフランジ13aを有している。トッププレー
ト13の底板部13bにはガスバーナ1に対応する位置
で夫々ガスバーナ1に応じた穴部14を設けてあり、穴
部14の縁部には上方にやや立ち上がる立ち上がり縁4
5を全周に亙るように設けてある。トッププレート13
の四周の側壁部13cのうち前及び両側の側壁部13c
はフランジ13aの内周側から直接下方に下がるように
設けてあり、後の側壁部13cは傾斜面部15を介して
設けてある。側壁部13cの上端には全周に亙るように
段部16を設けてあり、段部16に適当な間隔で突起1
7を設けてある。トッププレート13の傾斜面部15に
はケーシング8内の排気口に対応する排気用開口46を
設けてある。トッププレート13はカウンター3の上面
の開口4から開口4内に落とし込まれ、フランジ13a
をフランジ9の上からカウンター3の開口4縁に載置す
ることで取り付けられ、トッププレート13の底板部1
3bの穴部14から夫々ガスバーナ1のバーナヘッド1
8が上方に突出させられる。トッププレート13の底板
部3bの穴部14の縁部には必要に応じてガスバーナ1
との間の間を覆うカバーリング19が装着されている。
またガスバーナ1のバーナヘッド18の近傍にはガスバ
ーナ1の燃焼を検知するサーモカップル20を設けてあ
り、燃焼を検知したとき熱起電力を発生するようになっ
ている。またバーナヘッド18には鍋底の温度を検知す
る温度検知部21を設けてあり、鍋底の温度が所定温度
以上になったときガスバーナ1へのガスの供給を遮断し
てガスバーナ1の燃焼を停止するようになっている。
【0012】トッププレート13の側壁部13cの内周
に沿って取り付ける遮熱枠部材22は側壁部13cへの
輻射熱の遮断をするものであって、図5に示すように側
壁部13cの内周に沿う矩形枠状に形成されており、遮
熱枠部材22の上端にはフランジ22aを設けてある。
そしてこの遮熱枠部材22は側壁部13cの内側に沿う
ようにはめ込まれ、フランジ22aをトッププレート1
3の段部16に載置することで遮熱枠部材22が取り付
けられる。このとき段部16に突起17が設けられてい
ることでフランジ22aが部分的に接触して、この段部
16とフランジ22aとの間に隙間ができて遮熱枠部材
22からトッププレート13の方への熱伝導が抑えられ
る。遮熱枠部材22を取り付けた状態で遮熱枠部材22
とトッププレート13の側壁部13cの内周との間には
全周に亙るように隙間Sを設けてあり、側壁部13cの
上部には隙間Sに連通する空気孔23を周方向に多数穿
孔してある。またケーシング8の上部にも必要に応じて
空気孔24を設けてある。遮熱枠部材22の上部には断
面略L字状の段部25を周方向の全長に亙って設けてあ
り、段部25の水平面及び垂直面に周方向に適当な間隔
で突部26,27を設けてある。五徳30は五徳枠31
に五徳爪32を一体に設けて形成されている。本例の場
合、五徳30は第1五徳30aと第2五徳30bとで構
成されている。この五徳30は五徳枠31を段部25に
載置してトッププレート13の上面開口に取り付けられ
る。五徳枠31を段部25に載置したとき五徳枠31は
突起26,27にて部分的に接触するだけで五徳30の
からの遮熱枠部材22への熱伝導を少なくできる。トッ
ププレート13の排気用開口46には排気グリル41が
取り付けられる。
【0013】ケーシング8の両側の側板8aとトッププ
レート13との間には図6に示すような熱伝導板6を配
置してあり、この熱伝導板6はアルミニウムのような熱
伝導性のよい金属にて形成してある。この熱伝導板6の
上端の水平片6aをケーシング8のフランジ9の上に重
ねて取り付けてあり、また熱伝導板6の側方の取り付け
片6bをケーシング8に取り付けてある。熱伝導板6の
下端には素子取り付け片33を設けてあり、素子取り付
け片33の下面に温度検出素子5の一例としてのサーモ
スタット5aを装着してある。これによりカウンター3
の開口4縁近傍の熱が熱伝導板6にて伝熱され、素子取
り付け片33の近傍の温度が開口4縁近傍の温度と等し
くなり、サーモスタット5aにて開口4縁の近傍の温度
が検知される。上記のようにすることでケーシング8内
の空いたスペースを利用してサーモスタット5aのよう
な温度検出素子5を取り付けて開口4縁近傍の温度を検
出することができる。本例の場合、熱伝導板6は図6に
示すように幅の広い板であり、輻射熱を反射する防熱板
の作用もする。熱伝導板6には空気の流通を阻害しない
ように空気孔34を複数設けてある。なお、熱伝導板6
は熱を伝達できればよくて細い帯板状のものであっても
よい。
【0014】上記のようにカウンター3にガスこんろ本
体2が設けられるが、図1、図2に示すように五徳爪3
2の上面がカウンター3の上面と略面一もしくは五徳爪
32の上面がカウンター3の上面より僅かに突出する程
度となり、すっきりした外観にて商品価値を高めること
ができ、五徳爪32の上においた鍋等の高さが高くなら
なく、さらにカウンター3の上面との間の移動の段差が
小さいことにより、台所作業の作業性を向上できる。上
記のように五徳爪32の高さを低くすると、ガスバーナ
1の燃焼時の熱にて周囲が過熱されるが、本例の場合、
上記のように遮熱枠部材22が設けてあるためにこの部
材で遮熱してトッププレート13の側壁部13cが過熱
されるのを防止できる。またこのとき燃焼のドラフト作
用にてトッププレート13内の圧力が低くなり、ケーシ
ング8内の空気が空気孔23を通って遮熱枠部材22と
トッププレート13の側壁部13cの内周との間の隙間
Sに流入し、隙間Sからトッププレート13内に流入す
る。この空気の流入にてこの部分が冷却されると共にこ
の空気が燃焼用二次空気としてスムーズに供給される。
このときケーシング8の空気孔24からも空気が導入さ
れる。
【0015】また上記のようにしてガスバーナ1を燃焼
させて調理しているとき、熱伝導板6を介してカウンタ
ー3の開口4縁の近傍(本例の場合、フランジ9)の温
度が温度検出素子5で検出される。図1や図7の例の場
合、温度検出素子5としてサーモスタット5aを設けて
あり、検出する温度が所定温度以上(例えば100℃以
上)になるとサーモスタット5aのスイッチがオンにな
るようになっている。ガスバーナ1のバーナヘッド18
の近傍にはサーモカップル20を配置してあり、サーモ
カップル20と器具栓35の電磁弁のような安全弁36
とをリード線37にて接続してある。そしてガスバーナ
1が燃焼しているときは燃焼熱にてサーモカップル20
の起電力にて安全弁36が開かれ、ガスを供給して燃焼
を続けるようになっている。上記サーモスタット5aの
リード線42はサーモカップル20のリード線37に並
列に接続してあり、サーモスタット5aが所定温度以上
になってスイッチがオンになったときサーモカップル2
0の起電力が短絡して安全弁36に通電されることな
く、安全弁36が遮断されてガスの供給が遮断されて燃
焼が停止されるようになっている。
【0016】図8の例の場合、温度検出素子5としてサ
ーミスター5bを用いており、サーミスター5bで温度
を検出して検出した温度を制御部38に入力できるよう
になっている。そして制御部38で器具栓の流量制御弁
39を制御できるようになっている。かかるサーミスタ
ー5bは熱伝導板6に取り付けて伝熱される温度を検出
するようにしても、開口4近傍の雰囲気温度を測定する
ようにしてもよい。しかして例えば、図9(a)のよう
にカウンター3の開口4の温度が所定の温度になると、
火力を絞ってカウンター3の開口4の温度が一定になる
ようにし、火力を絞っても尚温度が上がるとガスの供給
を完全に遮断するように制御する。また図9(b)に示
すようにカウンター3の温度が所定温度になると、火力
を小に絞り、所定温度より低くなると火力を大にするこ
とを繰り返すように制御することもできる。
【0017】また所定温度を検出すると、火力が小さく
なるようにガス量を絞る制御をし、このときの時刻を基
準時刻として基準時刻からある時間(このある時間とは
基準時刻までの温度上昇勾配により決定される時間で上
記温度上昇勾配により異なる時間である)経過後の温度
を検出し、基準時刻のときからの温度上昇が殆どないと
きは燃焼を続行させ、温度上昇が大きいときはガスを遮
断して燃焼を停止し、温度が下降していれば火力を元に
戻すように制御することもできる。
【0018】なお、上記実施の形態では、標準火力のガ
スバーナ1aの側方(図2の左側)に温度検出素子5を
配置したものを図示して述べたが、大火力のガスバーナ
1bの側方(図2の右側)にも上記と同様に温度検出素
子5が設けられるものである。また小火力のガスバーナ
1cの側方にも温度検出素子5を設けてもよい。
【0019】
【発明の効果】本発明の請求項1の発明は、カウンター
の開口縁の近傍の温度を検出する温度検出素子をガスこ
んろ本体に設け、温度検出素子で検出した温度によって
ガスバーナを制御するようにしているので、カウンター
の開口縁近傍の温度を温度検出素子で検出することでカ
ウンターの温度が高くなったときガスバーナの燃焼を停
止したり、ガスバーナの火力を小さくしたりしてカウン
ターが過熱されるのを防止できるものであり、従ってト
ッププレートを覆うような大きい鍋や鉄板が置かれて
も、それらをガスバーナの中心からずらしたような使用
がされても、また五徳の上面がカウンターの上面と略面
一程度になるように低くされても、カウンターの開口縁
が過熱されるのを防止でき、熱応力によりカウンターに
亀裂が発生したり、防火性の問題が生じたりするのを防
止できるものである。また熱伝導板を介して温度検出素
子を装着しているので、温度検出素子をガスこんろ本体
のケーシング内の空いたスペースに配置しても熱伝導板
を介してカウンターの開口縁の近傍の温度を検出するこ
とができ、カウンターの開口縁の近傍の温度を検出する
ものでも、温度検出素子を配置する場所に制約を受ける
ことがなく、温度検出素子を容易に設けることができる
ものである。
【0020】また本発明の請求項2の発明にあっては、
ケーシング内の空気をトッププレートの側壁部の内周に
流入させるための空気孔をトッププレートの側壁部に設
けたので、ケーシング内の空気が空気孔を通ってトップ
プレートの側壁部の内周に流入するものである。
【0021】さらに本発明の請求項3の発明にあって
は、温度検出素子でカウンターの開口縁の近傍の温度が
所定温度以上の温度になったのを検出したときバスバー
ナへのガスの供給を遮断するようにしているので、カウ
ンターの温度が高くなったとき燃焼を停止してカウンタ
ーを保護できるものである。さらにまた本発明の請求項
4の発明にあっては、温度検出素子でカウンターの開口
縁の近傍の温度の温度を検出してそれによりガスバーナ
へ供給するガスの流量を制御するようにしているので、
ガスバーナの燃焼を停止させることなくカウンターの過
熱を防止してカウンターを保護できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示す要部を拡大せ
る断面図である。
【図2】同上の一部省略した全体の断面図である。
【図3】同上のシステムキッチンに組み込んだ状態を示
し、(a)は一部切欠平面図、(b)は一部切欠正面図
である。
【図4】同上のトッププレートを示し、(a)は平面
図、(b)は正面図、(c)は側面図である。
【図5】同上の遮熱枠部材を示し、(a)は平面図、
(b)は正面から見た断面図、(c)は側面から見た断
面図である。
【図6】同上の熱伝導板の斜視図である。
【図7】同上の電気系統を説明する模式図である。
【図8】同上の電気系統の他例を説明する模式図であ
る。
【図9】(a)(b)は同上の制御を説明する説明図で
ある。
【符号の説明】
1 ガスバーナ 2 ガスこんろ本体 3 カウンター 4 開口 5 温度検出素子 6 熱伝導板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 澤村 昌尚 大阪市港区南市岡1丁目1番52号株式会 社ハーマン内 (56)参考文献 特開 平4−103922(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24C 3/12 F24C 15/34 F24C 15/08

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスバーナを有するガスこんろ本体をカ
    ウンターの開口にはめ込むと共にガスこんろ本体の周縁
    をカウンターの開口縁に載置したガスこんろにおいて、
    ガスこんろ本体のケーシングの側板とトッププレートの
    間に熱伝導板を配置して熱伝導板をケーシングに取り付
    け、熱伝導板を介してカウンターの開口縁の近傍の温度
    を検出する温度検出素子をケーシング内で熱伝導板に取
    り付け、温度検出素子で検出した温度によってガスバー
    ナを制御するようにして成ることを特徴とするガスこん
    ろ。
  2. 【請求項2】 ケーシング内の空気をトッププレートの
    側壁部の内周に流入させるための空気孔をトッププレー
    トの側壁部に設けて成ることを特徴とする請求項1記載
    のガスこんろ。
  3. 【請求項3】 温度検出素子でカウンターの開口縁の近
    傍の温度が所定温度以上の温度になったのを検出したと
    きガスバーナへのガスの供給を遮断するようにして成る
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載のガスこ
    んろ。
  4. 【請求項4】 温度検出素子でカウンターの開口縁の近
    傍の温度を検出してそれによりガスバーナへ供給するガ
    スの流量を制御するようにして成ることを特徴とする請
    求項1または請求項2記載のガスこんろ。
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