JP3373943B2 - 加熱調理器 - Google Patents
加熱調理器Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、着脱自在の調理盤を
備えた加熱調理器に関するものである。
備えた加熱調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1、図2に従来の加熱調理器を示し、
図1は加熱調理器本体の断面図を示し、図2は調理盤を
裏側から見た図である。
図1は加熱調理器本体の断面図を示し、図2は調理盤を
裏側から見た図である。
【0003】図において、従来の加熱調理器は、皿形の
本体1の上面に遮蔽板2が固定され該遮蔽板2の上側に
ヒータアングル3を介してヒータ4が取り付けられてい
る。そして、この上方に本体1に対して着脱自在な調理
盤5が載置される。なお、6は自動温度調節器、7はス
ペーサ、8は前記調理盤5の着脱を検出するスイッチで
ある。
本体1の上面に遮蔽板2が固定され該遮蔽板2の上側に
ヒータアングル3を介してヒータ4が取り付けられてい
る。そして、この上方に本体1に対して着脱自在な調理
盤5が載置される。なお、6は自動温度調節器、7はス
ペーサ、8は前記調理盤5の着脱を検出するスイッチで
ある。
【0004】前記調理盤5の裏面には一対の突起からな
る溝9が前記ヒータ4の形状に沿うように一体に形成さ
れ、該調理盤5の前記本体1セット時に、前記溝9内に
前記ヒータ4が嵌合され、前記調理盤5の位置決めがな
されように構成されている。
る溝9が前記ヒータ4の形状に沿うように一体に形成さ
れ、該調理盤5の前記本体1セット時に、前記溝9内に
前記ヒータ4が嵌合され、前記調理盤5の位置決めがな
されように構成されている。
【0005】また、前記スイッチ8は前記調理盤5が本
体1にセットされることによって、前記調理盤5の裏面
が前記スイッチ8を押圧し、これによって前記スイッチ
8の接点がオンとなり、ヒータ4への通電がなされるよ
うに構成されている。
体1にセットされることによって、前記調理盤5の裏面
が前記スイッチ8を押圧し、これによって前記スイッチ
8の接点がオンとなり、ヒータ4への通電がなされるよ
うに構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の加熱調理器によると調理盤5をヒータ4へセ
ッティングする際に、前記溝9があるため使用者はセッ
ティングする際に調理盤5の方向を考えなければならな
い等、煩わしい作業をしなければならなかった。さら
に、前記調理盤の裏面には、前記溝9が設けられている
為、溝9内に汚れが溜ると、汚れが取れにくいという問
題を有していた。また、前記スイッチ8は前記調理盤5
を本体1から取り外すと、使用者によって容易に触れら
れる状態なっているため、誤使用になる心配があった。
うな従来の加熱調理器によると調理盤5をヒータ4へセ
ッティングする際に、前記溝9があるため使用者はセッ
ティングする際に調理盤5の方向を考えなければならな
い等、煩わしい作業をしなければならなかった。さら
に、前記調理盤の裏面には、前記溝9が設けられている
為、溝9内に汚れが溜ると、汚れが取れにくいという問
題を有していた。また、前記スイッチ8は前記調理盤5
を本体1から取り外すと、使用者によって容易に触れら
れる状態なっているため、誤使用になる心配があった。
【0007】この発明は、上記の問題点に鑑みて行った
もので、簡単な構成で調理盤を容易にセッティングで
き、誤使用のない加熱調理器を提供することを目的とす
る。
もので、簡単な構成で調理盤を容易にセッティングで
き、誤使用のない加熱調理器を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、凹所とその凹
所下部に設けた加熱手段とを備えた本体ケ−スと、この
本体ケ−スの凹所に着脱自在に収納し且つ前記加熱手段
により加熱される調理盤とからなるものにおいて、前記
本体ケース側には、前記調理盤を支持する支持片を、凹
所を構成する左右側壁より凹所内に突出して複数個形成
し、前記調理盤側には、左右の下部に、前記調理盤を床
へ載置した時に脚部となり、又調理盤を前記凹所へセッ
トした時に前記支持片側部に当接する突片を複数個設け
たものである。
所下部に設けた加熱手段とを備えた本体ケ−スと、この
本体ケ−スの凹所に着脱自在に収納し且つ前記加熱手段
により加熱される調理盤とからなるものにおいて、前記
本体ケース側には、前記調理盤を支持する支持片を、凹
所を構成する左右側壁より凹所内に突出して複数個形成
し、前記調理盤側には、左右の下部に、前記調理盤を床
へ載置した時に脚部となり、又調理盤を前記凹所へセッ
トした時に前記支持片側部に当接する突片を複数個設け
たものである。
【0009】また、本発明は前記突片に近接した調理盤
の下部に設けたピンと、前記支持片に形成され、該調理
盤を前記凹所へセットした時に前記ピンが係合される挿
通孔と、該挿通孔に係合されたピンによって作動し前記
調理盤の前記凹所内への着脱の有無を検出する検出手段
とを備えたものである。
の下部に設けたピンと、前記支持片に形成され、該調理
盤を前記凹所へセットした時に前記ピンが係合される挿
通孔と、該挿通孔に係合されたピンによって作動し前記
調理盤の前記凹所内への着脱の有無を検出する検出手段
とを備えたものである。
【0010】また、本発明は前記支持片を前記調理盤の
下方四隅に設けるとともに、前記挿通孔を少なくとも対
角に位置する支持片に設けたものである。
下方四隅に設けるとともに、前記挿通孔を少なくとも対
角に位置する支持片に設けたものである。
【0011】更に、本発明は、前記突片を前記ピンより
も下方へ突出させたものである。
も下方へ突出させたものである。
【0012】
【作用】本発明の調理器の構成によれば、前記本体ケー
スに設けられた凹所内の支持片側部に当接する突片を前
記調理盤に形成することで、前記調理盤の本体へのセッ
ティング作業を確実に行うことができるようになる。
スに設けられた凹所内の支持片側部に当接する突片を前
記調理盤に形成することで、前記調理盤の本体へのセッ
ティング作業を確実に行うことができるようになる。
【0013】また、前記支持片の挿通孔に係合するピン
を前記調理盤に設け、該ピンにて作動する検出手段を設
けることで、前記検出手段の誤操作が生じない。
を前記調理盤に設け、該ピンにて作動する検出手段を設
けることで、前記検出手段の誤操作が生じない。
【0014】また、前記支持片を前記調理盤の下方四隅
に設け、挿通孔を対角に位置する前記支持片に設けるこ
とで、調理盤の取り付け方向が自由になる。
に設け、挿通孔を対角に位置する前記支持片に設けるこ
とで、調理盤の取り付け方向が自由になる。
【0015】更に、前記突片を前記ピンより下方へ突出
させることで、前記調理盤の床面への載置時に前記突片
が床面に接触することがなくなり、前記突片の破損を防
止することができる。
させることで、前記調理盤の床面への載置時に前記突片
が床面に接触することがなくなり、前記突片の破損を防
止することができる。
【0016】
【実施例】以下図3〜図9に示す本発明の実施例につき
詳細に説明する。図3は本発明の加熱調理器を示す斜視
図、図4は調理盤を取り外した状態の上面図を示す。図
において、10は、浅い皿型をした調理盤11(詳細は
後述)を有するいわゆるホットプレートタイプの加熱調
理器を示している。12は中央に前記調理盤11を着脱
自在に収納する凹所13を有する本体ケースで、左右一
対の耐熱性樹脂製把手兼用の本体部材12a、12b
と、夫々の本体部材12a、12bの対向する部分に装
着した遮熱兼用の金属板14と、該夫々の金属板14に
固定され、前記凹所13を構成する皿状の遮熱板15
と、該遮熱板15を収納し前記本体部材12a、12b
間に橋設されたカバー16とから構成されている。
詳細に説明する。図3は本発明の加熱調理器を示す斜視
図、図4は調理盤を取り外した状態の上面図を示す。図
において、10は、浅い皿型をした調理盤11(詳細は
後述)を有するいわゆるホットプレートタイプの加熱調
理器を示している。12は中央に前記調理盤11を着脱
自在に収納する凹所13を有する本体ケースで、左右一
対の耐熱性樹脂製把手兼用の本体部材12a、12b
と、夫々の本体部材12a、12bの対向する部分に装
着した遮熱兼用の金属板14と、該夫々の金属板14に
固定され、前記凹所13を構成する皿状の遮熱板15
と、該遮熱板15を収納し前記本体部材12a、12b
間に橋設されたカバー16とから構成されている。
【0017】17は加熱手段としてのセラミックスパイ
プヒータで、前記凹所13内にあって、両端部をヒータ
アングル18を介して前記遮熱板15に支持され、前記
本体部材12a、12bに並設されると共に、間隔をあ
けて複数本設けられている。
プヒータで、前記凹所13内にあって、両端部をヒータ
アングル18を介して前記遮熱板15に支持され、前記
本体部材12a、12bに並設されると共に、間隔をあ
けて複数本設けられている。
【0018】11は銅やアルミニウム等の金属製の厚肉
体で形成された調理盤で、図5に示すように、中央部に
方形をした調理用凹部19を有し、その周縁部には一段
上方に突出したリブ状の防油堤20が一体に形成されい
る。そして、前記調理盤11の左右両端部には、該調理
盤11の着脱時に使用する把手21、後述する湾曲部を
収納するひさし部22及び、後述する突片23とが一体
に設けられた側板24がビス25によって固定されてい
る。そして、この調理盤11を前記凹所13内に収納し
たとき、前記セラミックスパイプヒータ17と所定の間
隔を有するようになっている。
体で形成された調理盤で、図5に示すように、中央部に
方形をした調理用凹部19を有し、その周縁部には一段
上方に突出したリブ状の防油堤20が一体に形成されい
る。そして、前記調理盤11の左右両端部には、該調理
盤11の着脱時に使用する把手21、後述する湾曲部を
収納するひさし部22及び、後述する突片23とが一体
に設けられた側板24がビス25によって固定されてい
る。そして、この調理盤11を前記凹所13内に収納し
たとき、前記セラミックスパイプヒータ17と所定の間
隔を有するようになっている。
【0019】図6は図4のC−C断面を示す要部断面図
で、前記側板24は図に示すように、前記調理盤11の
縁部に設けられた防油堤20に上方から覆いかぶさるよ
うに設けられ、前記防油堤20を内設する空洞26を有
し、該空洞26の前記凹部19側の内壁と前記防油堤2
0との間に隙間Dを設けてある。これによって、前記調
理盤11と前記側板24の接合面に調理物からの油脂分
が侵入した場合でも、侵入した油脂類が毛細管現象で前
記防油堤20を乗り越えることがなくなり、油脂類が前
記調理盤11の外部に滴下することを防止することがで
きる。
で、前記側板24は図に示すように、前記調理盤11の
縁部に設けられた防油堤20に上方から覆いかぶさるよ
うに設けられ、前記防油堤20を内設する空洞26を有
し、該空洞26の前記凹部19側の内壁と前記防油堤2
0との間に隙間Dを設けてある。これによって、前記調
理盤11と前記側板24の接合面に調理物からの油脂分
が侵入した場合でも、侵入した油脂類が毛細管現象で前
記防油堤20を乗り越えることがなくなり、油脂類が前
記調理盤11の外部に滴下することを防止することがで
きる。
【0020】27は前記遮熱板15内の中央に配置さ
れ、前記調理盤11の凹所13設置時に前記調理盤11
の裏面に当接する自動温度調節器で、該自動温度調節器
によって前記調理盤11の温度コントロールが行われ
る。
れ、前記調理盤11の凹所13設置時に前記調理盤11
の裏面に当接する自動温度調節器で、該自動温度調節器
によって前記調理盤11の温度コントロールが行われ
る。
【0021】前記調理盤11の側部に隣接する一方の本
体部材12aには、後述する検出手段28や前記自動温
度調節器27の検出温度をもとに前記セラミックスパイ
プヒータ17のオン、オフや温度調節等を行う図示しな
い制御部が配置されている。そして、前記本体部材12
aの上面には、設定温度ボタン等を備えた操作パネル部
29が設けられている。
体部材12aには、後述する検出手段28や前記自動温
度調節器27の検出温度をもとに前記セラミックスパイ
プヒータ17のオン、オフや温度調節等を行う図示しな
い制御部が配置されている。そして、前記本体部材12
aの上面には、設定温度ボタン等を備えた操作パネル部
29が設けられている。
【0022】30はヒータガードで、前記セラミックス
パイプヒータ17と調理盤11の間に配置されている。
該ヒータガード30は、前記ヒータアングル18に橋設
され、前記セラミックスパイプヒータ17と並設された
金属製の第1線材30aと、該第1線材30aの上部に
溶接固定され、前記セラミックスパイプヒータ17と略
直交する第2線材30bとで略網目状に形成されてい
る。そして、該第2線材30bの本体部材12a、12
b側の端部は、前記金属板14に沿って立ち上げられ、
上端部を前記本体部材12a、12bの上端から上方に
突出させて略U字状に湾曲させるとともに、該湾曲部3
1を前記調理盤11のセット時に前記側板24の前記ひ
さし部22内に対向するように設けられてる。
パイプヒータ17と調理盤11の間に配置されている。
該ヒータガード30は、前記ヒータアングル18に橋設
され、前記セラミックスパイプヒータ17と並設された
金属製の第1線材30aと、該第1線材30aの上部に
溶接固定され、前記セラミックスパイプヒータ17と略
直交する第2線材30bとで略網目状に形成されてい
る。そして、該第2線材30bの本体部材12a、12
b側の端部は、前記金属板14に沿って立ち上げられ、
上端部を前記本体部材12a、12bの上端から上方に
突出させて略U字状に湾曲させるとともに、該湾曲部3
1を前記調理盤11のセット時に前記側板24の前記ひ
さし部22内に対向するように設けられてる。
【0023】これらヒータガード30により、使用者が
誤って前記調理盤11を前記セラミックスパイプヒータ
17上に落下させた場合でも、前記ヒータガード30
が、前記調理盤11が前記セラミックスパイプヒータ1
7へ直接衝突することから保護するよう働くと同時に、
前記第1線材30aを前記セラミックスパイプヒータ1
7の直上方に並設させることで、前記セラミックスパイ
プヒータ17から放射される赤外線が、前記セラミック
スパイプヒータ17の真上面に集中して照射されること
を防ぎ、赤外線を分散させることによって前記調理盤1
1の温度分布を均一化する働きをする。
誤って前記調理盤11を前記セラミックスパイプヒータ
17上に落下させた場合でも、前記ヒータガード30
が、前記調理盤11が前記セラミックスパイプヒータ1
7へ直接衝突することから保護するよう働くと同時に、
前記第1線材30aを前記セラミックスパイプヒータ1
7の直上方に並設させることで、前記セラミックスパイ
プヒータ17から放射される赤外線が、前記セラミック
スパイプヒータ17の真上面に集中して照射されること
を防ぎ、赤外線を分散させることによって前記調理盤1
1の温度分布を均一化する働きをする。
【0024】また、前記湾曲部31は前記本体部材12
a、12bより上方に突出させることで、使用者が誤っ
て前記調理盤11を前記本体部材12a、12b上に載
置しても、前記湾曲部31が前記調理盤11の前記本体
部材12a、12b上部への接触を防ぐようになり、前
記本体部材12a、12bの熱による変形や、衝突によ
る破損から保護する。
a、12bより上方に突出させることで、使用者が誤っ
て前記調理盤11を前記本体部材12a、12b上に載
置しても、前記湾曲部31が前記調理盤11の前記本体
部材12a、12b上部への接触を防ぐようになり、前
記本体部材12a、12bの熱による変形や、衝突によ
る破損から保護する。
【0025】次に、図7〜図9は前記調理盤11の前記
凹所13へのセット状態を示す要部拡大図を示し、32
a,32b・・は前記金属板14の一部を略水平に前記
凹所13側へ切り起こした支持片で、前記調理盤11の
凹所13内へのセット時に前記調理盤11の四隅を下方
から支持するように構成されている。23は突片で前記
側板24の下部に突出して一体に形成されている。前記
突片23は、前記調理盤11の下方四隅に位置し、前記
本体ケース12の凹所13内に設置した際に、前記支持
片32a,32b・・の側部に当接するように構成され
ている、これによって、前記調理盤11を床へ載置する
際には前記突片23が脚となり、前記凹所13内にセッ
トした時には前記突片23が前記支持片32a,32b
・・に当接し、前記調理盤11の位置決めとして前後方
向への移動を制限するように作用する また、前記側板24の前記突片23に近接した下部には
該突片23よりも若干短いピン33が前記調理盤11の
下面より下方に突出して一体に設けられ、該ピン33に
対応する前記本体部材12a側の支持片32b、及び、
前記支持片32bと対角の位置にある支持片32cに
は、該ピン33が挿通される挿通孔34が設けられてい
る。そして、前記支持片32bの下方には、前記ピン3
3の前記挿通孔34への挿通によって作動し、前記調理
盤11の前記凹所13内への着脱の有無を検出する検出
手段28が設けられている。該検出手段28はマイクロ
スイッチからなり、作動片35を介して操作されるよう
に構成されている、そして、該作動片35の一端を前記
支持片32bの挿通孔34の下部に設置し、前記調理盤
11が前記支持片32a,32b・・に載置されること
により前記ピン33によって作動片35が下方に押圧さ
れ、これによって前記検出手段28がオン状態となり、
前記セラミックスパイプヒータ17への通電がなされ
る。前記調理盤11が前記凹所13から取り出された際
は、前記ピン33が前記挿通孔34から引き抜かれるこ
とによって前記作動片35が前記検出手段28のバネ力
より初期位置にもどり、前記検出手段28の接点をオフ
させる。これによって、前記セラミックスパイプヒータ
17への通電が遮断され、使用者の安全が保たれるよう
になっている。
凹所13へのセット状態を示す要部拡大図を示し、32
a,32b・・は前記金属板14の一部を略水平に前記
凹所13側へ切り起こした支持片で、前記調理盤11の
凹所13内へのセット時に前記調理盤11の四隅を下方
から支持するように構成されている。23は突片で前記
側板24の下部に突出して一体に形成されている。前記
突片23は、前記調理盤11の下方四隅に位置し、前記
本体ケース12の凹所13内に設置した際に、前記支持
片32a,32b・・の側部に当接するように構成され
ている、これによって、前記調理盤11を床へ載置する
際には前記突片23が脚となり、前記凹所13内にセッ
トした時には前記突片23が前記支持片32a,32b
・・に当接し、前記調理盤11の位置決めとして前後方
向への移動を制限するように作用する また、前記側板24の前記突片23に近接した下部には
該突片23よりも若干短いピン33が前記調理盤11の
下面より下方に突出して一体に設けられ、該ピン33に
対応する前記本体部材12a側の支持片32b、及び、
前記支持片32bと対角の位置にある支持片32cに
は、該ピン33が挿通される挿通孔34が設けられてい
る。そして、前記支持片32bの下方には、前記ピン3
3の前記挿通孔34への挿通によって作動し、前記調理
盤11の前記凹所13内への着脱の有無を検出する検出
手段28が設けられている。該検出手段28はマイクロ
スイッチからなり、作動片35を介して操作されるよう
に構成されている、そして、該作動片35の一端を前記
支持片32bの挿通孔34の下部に設置し、前記調理盤
11が前記支持片32a,32b・・に載置されること
により前記ピン33によって作動片35が下方に押圧さ
れ、これによって前記検出手段28がオン状態となり、
前記セラミックスパイプヒータ17への通電がなされ
る。前記調理盤11が前記凹所13から取り出された際
は、前記ピン33が前記挿通孔34から引き抜かれるこ
とによって前記作動片35が前記検出手段28のバネ力
より初期位置にもどり、前記検出手段28の接点をオフ
させる。これによって、前記セラミックスパイプヒータ
17への通電が遮断され、使用者の安全が保たれるよう
になっている。
【0026】上述のように、検出手段の作動片を前記支
持片に形成された挿通孔の下方に位置させることで、外
部から容易に作動片が操作できないようになり、使用者
による誤使用を防止することができる。
持片に形成された挿通孔の下方に位置させることで、外
部から容易に作動片が操作できないようになり、使用者
による誤使用を防止することができる。
【0027】また、前記突片を前記ピンよりも突出させ
ることで、前記調理盤を床に設置したときに、前記ピン
が床面に接触することを防止でき、これによって前記ピ
ンの破損を防ぐことができ、前記検出手段の作動不良が
なくなる。
ることで、前記調理盤を床に設置したときに、前記ピン
が床面に接触することを防止でき、これによって前記ピ
ンの破損を防ぐことができ、前記検出手段の作動不良が
なくなる。
【0028】
【発明の効果】この発明によれば、前記本体ケースに設
けられた凹所内の支持片側部に当接する突片を前記調理
盤に形成することで、前記調理盤の本体へのセッティン
グ作業を確実に行うことができるようになる。
けられた凹所内の支持片側部に当接する突片を前記調理
盤に形成することで、前記調理盤の本体へのセッティン
グ作業を確実に行うことができるようになる。
【0029】また、前記支持片の挿通孔に係合するピン
を前記調理盤に設け、該ピンにて作動する検出手段を設
けることで、前記検出手段の誤操作が生じない。
を前記調理盤に設け、該ピンにて作動する検出手段を設
けることで、前記検出手段の誤操作が生じない。
【0030】また、前記支持片を前記調理盤の下方四隅
に設け、挿通孔を対角に位置する前記支持片に設けるこ
とで、調理盤の取り付け方向が自由になり、使用者にと
って操作性が格段に良好になる。
に設け、挿通孔を対角に位置する前記支持片に設けるこ
とで、調理盤の取り付け方向が自由になり、使用者にと
って操作性が格段に良好になる。
【0031】更に、前記突片を前記ピンより下方へ突出
させることで、前記調理盤の床面への載置時に前記突片
が床面に接触することがなくなり、前記突片の破損を防
止することができる。
させることで、前記調理盤の床面への載置時に前記突片
が床面に接触することがなくなり、前記突片の破損を防
止することができる。
【図1】従来の加熱調理器を示す断面図。
【図2】図1の調理盤の裏面から見た図。
【図3】本発明の一実施例の加熱調理器を示す斜視図。
【図4】図3の調理盤を取り外した上面図。
【図5】調理盤の分解斜視図。
【図6】図4のC−C断面を示す要部断面図。
【図7】支持片の要部拡大図。
【図8】検出手段の拡大図。
【図9】調理盤をセットした状態を示す要部拡大図。
11 調理盤
12 本体ケース
13 凹所
17 加熱手段(セラミックスパイプヒータ)
14 側壁
23 突片
28 検出手段
32a,32b, 支持片
33 ピン
34 挿通孔
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平3−63422(JP,A)
実開 昭58−169826(JP,U)
実開 昭62−146431(JP,U)
実開 昭64−43840(JP,U)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
A47J 37/06
F24C 7/04
Claims (4)
- 【請求項1】凹所とその凹所下部に設けた加熱手段とを
備えた本体ケ−スと、この本体ケ−スの凹所に着脱自在
に収納し且つ前記加熱手段により加熱される調理盤とか
らなるものにおいて、前記本体ケース側には、前記調理
盤を支持する支持片を、凹所を構成する左右側壁より凹
所内に突出して複数個形成し、前記調理盤側には、左右
の下部に、前記調理盤を床へ載置した時に脚部となり、
又調理盤を前記凹所へセットした時に前記支持片側部に
当接する突片を複数個設けたことを特徴とする加熱調理
器。 - 【請求項2】前記突片に近接した調理盤の下部に設けた
ピンと、前記支持片に形成され、該調理盤を前記凹所へ
セットした時に前記ピンが係合される挿通孔と、該挿通
孔に係合されたピンによって作動し前記調理盤の前記凹
所内への着脱の有無を検出する検出手段とを備えたこと
を特徴とする請求項1記載の加熱調理器。 - 【請求項3】前記支持片を前記調理盤の下方四隅に設け
るとともに、前記挿通孔を少なくとも対角に位置する支
持片に設けたことを特徴とする請求項2記載の加熱調理
器。 - 【請求項4】前記突片を前記ピンよりも下方へ突出させ
たことを特徴とする請求項2記載の調理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18827394A JP3373943B2 (ja) | 1994-08-10 | 1994-08-10 | 加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18827394A JP3373943B2 (ja) | 1994-08-10 | 1994-08-10 | 加熱調理器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0852075A JPH0852075A (ja) | 1996-02-27 |
JP3373943B2 true JP3373943B2 (ja) | 2003-02-04 |
Family
ID=16220785
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18827394A Expired - Fee Related JP3373943B2 (ja) | 1994-08-10 | 1994-08-10 | 加熱調理器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3373943B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5812667B2 (ja) * | 2011-04-26 | 2015-11-17 | 株式会社アイホー | 加熱調理装置 |
-
1994
- 1994-08-10 JP JP18827394A patent/JP3373943B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0852075A (ja) | 1996-02-27 |
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