JP3458820B2 - ホットプレート - Google Patents

ホットプレート

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JP3458820B2
JP3458820B2 JP2000126065A JP2000126065A JP3458820B2 JP 3458820 B2 JP3458820 B2 JP 3458820B2 JP 2000126065 A JP2000126065 A JP 2000126065A JP 2000126065 A JP2000126065 A JP 2000126065A JP 3458820 B2 JP3458820 B2 JP 3458820B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種焼き物の加熱
調理に用いられるホットプレートに関し、特に二枚以上
の加熱調理プレートを有するホットプレートに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種二枚以上の加熱調理プレー
トを有するホットプレートにおいては、図9に示すよう
に、外装体を形成する本体ケース1と、本体ケース1内
に出し入れ自在に収納される調理プレート2と、調理プ
レート2を加熱する加熱手段としてのヒータ3と、この
ヒータ3の下方に設けた遮熱板10と、プレート2の裏
面に当接されてプレート温度を検知する温度センサを内
蔵した感熱棒4bを有した調理コントロールマスターを
備えた構成のものが知られている。
【0003】そして、例えば、目玉焼き、お好み焼き、
焼きそばなどの加熱調理に使用される平プレートをなす
調理プレート2に対して、使用されない焼肉などの加熱
調理に用いる波型プレートをなす調理プレート2は、調
理棚や流し台などの他の場所に保管するようにしてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この使
用されない調理プレート2は、前記他の場所に保管しな
ければならないため、その調理プレート2だけを保管す
る保管場所が必要となり、また、入れ替え使用する場合
には、その保管場所から取り出す際に手間を要するとい
う問題があった。
【0005】本願発明は、上記の問題点に鑑みてなされ
たもので、使用されない調理プレートの保管や入れ替え
使用が容易で、かつ、この使用されない調理プレートを
遮熱板として活用し得るものの提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の本発明のホットプレートでは、外装体
を形成する本体ケースと、本体ケース内に出し入れ自在
に収納される調理プレートと、調理プレートを加熱する
加熱手段とを備えたホットプレートであって、前記調理
プレートは、少なくとも2枚備え、その内の一枚を調理
に使用し、この使用される調理プレートの下方位置で、
本体ケース内に出し入れ自在に収納される他の調理プレ
ートを前記加熱手段と本体ケースの底壁との間に設置し
て、この調理プレートを前記加熱手段の遮熱板としたこ
とを特徴としている。
【0007】このような構成では、使用される調理プレ
ートの下方位置に本体ケース内に出し入れ自在に収納さ
れる他の調理プレートを設置することができるので、こ
の本体ケースが使用されない調理プレートの保管場所と
なることで、この調理プレートの保管場所を特別に設置
する必要がなく、それによって不使用調理プレートの保
管が容易となり、加熱調理に応じた入れ替え使用も容易
なものとなる。
【0008】それと相俟って、この使用されない調理プ
レートを前記加熱手段の遮熱板とすることで、既存部材
としての遮熱板を設ける必要がなくなり部品点数が削減
されて、組立工程の簡素化と部品構成の簡略化が図られ
る。
【0009】また、請求項2の本発明のホットプレート
では、前記本体ケースに、前記遮熱板とした調理プレー
トがこの本体ケースに収納されていない状態では、加熱
手段に通電されないようにした通電阻止手段を設けたこ
とを特徴としている。
【0010】このような構成では、不使用調理プレート
が、この本体ケースに収納していない状態では、加熱手
段に通電されることがないため、誤って不使用調理プレ
ートが収容されていない状態で、調理プレートを使用し
ょうとした場合でも、その使用が阻止されることにな
り、使用上安全性の高いものとなる。
【0011】また、請求項3の本発明のホットプレート
では、前記本体ケース側部に感熱棒の挿入を伴い嵌め入
れられてヒータに接続されそのON、OFFと加熱調節
を行う温度調節手段をなす調理コントロールマスターを
備え、前記通電阻止手段は、前記遮熱板とした調理プレ
ートが本体ケースに収納されていない状態では、この調
理コントロールマスターの調理プレートの裏面に当接さ
れる感熱棒が本体ケースに設けた挿入阻止部材によりこ
の本体ケースから挿入されずヒータと調理コントロール
マスターとの接続が阻止されるようにしたことを特徴と
している。
【0012】このような構成では、誤って不使用調理プ
レートが収容されていない状態で、調理プレートを使用
しょうとした場合でも、調理コントロールマスターの調
理プレートの裏面に当接される感熱棒が、本体ケースに
設けた挿入阻止部材によりこの本体ケースから挿入され
ることがないため、加熱手段との接続が阻止されること
になって加熱されることがなく使用上安全性の高いもの
となる。
【0013】また、請求項4の本発明のホットプレート
では、前記通電阻止手段は、前記遮熱板とした調理プレ
ートが本体ケースに収納されていない状態では、加熱手
段への通電がOFF状態となるマイクロスイッチを本体
ケースに設けたことを特徴としている。
【0014】このような構成では、誤って不使用調理プ
レートが収容されていない状態で、調理プレートを使用
しょうとした場合でも、加熱手段への通電がOFF状態
となるマイクロスイッチが設けられているので、加熱手
段により加熱されることがなく使用上安全性の高いもの
となる。
【0015】また、請求項5の本発明のホットプレート
では、前記遮熱板とした調理プレートは、本体ケースに
収納されている状態では、裏面側を加熱手段に対向させ
て設置したことを特徴としている。
【0016】このような構成では、不使用調理プレート
の裏面を活用して遮熱板とすることができるので、例え
ば、不使用調理プレートの表面にフッ素加工された加熱
調理面を加熱手段からの加熱から保護され、それに伴い
不使用調理プレートの裏面を活用して反射面とすること
で、加熱手段からの反射効率が向上されて加熱効率の向
上が図られる。
【0017】本発明のそれ以上の目的及び特徴は、以下
の詳細な説明及び図面によって明らかになる。本発明の
各特徴は、可能な限りにおいて、それ単独で、あるいは
種々な組み合わせで複合して用いることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明におけるいくつかの
好適な実施の形態についてその実施例と共に図1〜図8
を参照しながら説明し、本発明の理解に供する。
【0019】ただし、本発明は、以下の実施形態に限定
されず、特に限定的な記載がない限りは、本発明の範囲
をそれらのみに限定する趣旨のものではなく、単なる説
明例にすぎない。
【0020】本実施の形態は、図1〜3図に示すよう
に、外装体を形成する本体ケース1と、本体ケース1内
に出し入れ自在に収納される調理プレート2(2a、2
b)と、調理プレート2(2a、2b)を加熱する加熱
手段としてのヒータ3とを備えている。
【0021】本体ケース1は、合成樹脂製よりなり平面
視において略円形の外周形状にて形成されているが、長
方形、5角形などの方形、楕円形、小判形などの非円形
に形成する構成としてもよい。
【0022】このヒータ3は、調理プレート2(2a、
2b)の裏面に沿って方形に屈曲した線条のインコロイ
ヒータよりなり、この両端子3aがコンマス受け体5に
固定されている。
【0023】このコンマス受け体5に、ON/OFFス
イッチを兼用する加熱温度を調整するダイヤル4aを備
えた調理コントロールマスター4が嵌め入れられて保持
される。調理コントロールマスター4は、このコンマス
受け体5に嵌め入れられるとき、前記コンマス受け体5
の両端子3aに、その接続端子が差し込まれて接続され
ると共に、その嵌め入れ側に調理プレート2(2a、2
b)の裏面に当接されてプレート温度を検知する温度セ
ンサを内蔵した感熱棒4bを設けている。
【0024】この調理コントロールマスター4は、ダイ
ヤル4aをOFFの位置から回転して加熱調理に適合し
た温度設定位置に合わせて加熱調理を開始し、感熱棒4
bからの調理プレート2の温度を検知してダイヤル4a
で設定した温度に維持するように加熱制御する。
【0025】調理プレート2(2a、2b)は、アルミ
ニウム合金等のダイキャスト成形よりなり、本体ケース
1の開口縁12の形状に相似した略円形の外周形状にて
形成されている。本実施形態1における調理プレート2
(2a)は、本体ケース2の開口縁12から嵌め入れら
れ、ヒータ3に取り外し自在に載置され、この載置状態
で前記調理コントロールマスター4の感熱棒4bに当接
されて設定温度にて加熱される。
【0026】なお、調理プレート2(2a、2b)は、
図3および図4に示すように、感熱棒4bが当接される
裏面から突出したに受熱部2cを形成して、この受熱部
2cに感熱棒4bを当接させる構成としてもよい。この
受熱部2cの形成により感熱棒4bとの接触位置の寸法
調整と調理プレート2(2a、2b)からの受熱温度の
管理調整を図るようにしている。
【0027】調理プレート2(2a、2b)は、開口縁
21に外鍔22を形成し、直径線上に相対向する外鍔2
2に固定金具23を介して合成樹脂製の把手24設けて
いる。この外鍔22の外周端22aは、本体ケース1の
開口縁12よりも内側の下方に位置させて加熱調理物が
本体ケース1外に飛び散るのを防止するようにしてい
る。
【0028】この調理プレート2(2a、2b)は、例
えば、焼肉などの加熱調理に用いる波型プレートをなす
調理プレート2(2a)と、目玉焼き、お好み焼き、焼
きそばなどの加熱調理に使用される平プレートをなす調
理プレート2(2b)の少なくとも2枚備えている。こ
の実施の形態では、上記2枚の調理プレート2を使用し
ているが、この2枚以外に同種のプレートやたこ焼きプ
レート、ワッフルプレートなどの複数枚使用する構成と
してもよい。
【0029】この場合は、使用されない複数の調理プレ
ートを重ね合わせて本体ケース1内に収納して、最上位
置の調理プレートを遮熱板に利用する。
【0030】図1に示す場合においては、その内の波型
プレートをなす調理プレート2(2a)の一枚を調理に
使用し、この使用される波型プレートをなす調理プレー
ト2(2a)の下方位置に本体ケース内に出し入れ自在
に収納される他の平プレートをなす調理プレート2(2
b)を設置して、この不使用の平プレートをなす調理プ
レート2(2b)をヒータ3の遮熱板としている。
【0031】この不使用の平プレートをなす調理プレー
ト2(2b)は、本体ケース1の底壁をなす底板14と
ヒータ3との間に形成される所定底部空間6に底板14
にビス15により固定された支持金具7を介して支持さ
れている。この支持金具7は、筒状に形成され側部に複
数の開口7aを形成して,載置される調理プレート2
(2a)からの熱伝導を抑制するようにしている。
【0032】このような構成では、使用される調理プレ
ート2(2a)の下方位置に本体ケース1内に出し入れ
自在に収納される他の調理プレート2(2b)を設置す
ることができるので、この本体ケース1が使用されない
調理プレート2(2b)の保管場所となることで、この
調理プレート2の保管場所を特別に設置する必要がな
く、それによって不使用調理プレート2(2b)の保管
が容易となり、加熱調理に応じた入れ替え使用も容易な
ものとなる。
【0033】それと相俟って、この使用されない調理プ
レート2(2b)を、前記従来例(図9)に示す加熱手
段の遮熱板10とすることで、既存部材としての遮熱板
を設ける必要がなくなり部品点数が削減されて、組立工
程の簡素化と部品構成の簡略化が図られる。
【0034】一方、本体ケース1は、開口縁12に調理
プレート2(2a、2b)の保護枠としての外鍔1aを
形成して、合成樹脂製よりなり平面視で略円形の外周形
状にて形成され、脚部14aを一体形成した底部13の
底板14から上方に立ち上がる側壁11を有している。
【0035】この本体ケース1の直径線上に相対向する
底部13の両側壁11に外鍔を一体形成して、この外鍔
を本体ケース1の持ち手部16とし、この持ち手部16
の上面から相対向して立ち上がり両側壁11に対して直
角方向に外方に突出した両ガイド板17を一体形成して
いる。この両ガイド板17は、両側壁11における持ち
手部16,16のそれぞれから形成しているが、いずれ
か一方の側壁11のみ形成するようにしてもよい。
【0036】この本体ケース1の側壁11上方の開口縁
12は、前記調理プレート2(2a、2b)の保護枠と
しての外鍔1aが形成されていると共に、ヒータ3に載
置された調理プレート2(2a)より上方に位置するよ
うに形成して、この側壁11を形成することで、ヒータ
3からの熱を遮熱する遮熱効果の作用と前記外鍔1aの
形成と共に調理プレート2(2a)への保護枠としての
作用を兼ねるようにしている。
【0037】そいて、前記使用されない調理プレート2
(2b)を本体ケース1内に収納する場合は、使用され
る調理プレート2(2a)とヒータ3およびこのヒータ
3の両端子3aを固定したコンマス受け体5のそれぞれ
を取り外した状態で、この使用されない調理プレート2
(2b)をこの本体ケース1の開口縁12から嵌め込む
と共に、この調理プレート2(2b)の把手24を、前
記側壁11に形成された両ガイド板17間に嵌め入れる
ことでガイドされ、前記本体ケース1内の底部13の支
持金具7に支持された状態で収納される。
【0038】その後、同様にヒータ3およびこのヒータ
3の両端子3aを固定したコンマス受け体5も、本体ケ
ース1の開口縁12から嵌め込むと共に、このヒータ3
のコンマス受け体5を、前記側壁11に形成された両ガ
イド板17間に嵌め入れることでガイドされ、コンマス
受け体5がこの両ガイド板17間に形成された支持部
(図示省略)に支持された状態でヒータ3が収納され
る。
【0039】一方ヒータ3は、図6に示されるように、
前記コンマス受け体5と相対向する部分位置に支持金具
18を取り付けて、この支持金具18の支持端18aを
支持体19に固定している。この支持体19は、前記コ
ンマス受け体5と同様に、他方の側壁11に形成された
両ガイド板17間に嵌め入れることでガイドされ、この
支持体19がこの両ガイド板17間に形成された支持部
(図示省略)に支持されてヒータ3が本体ケース1内で
保持される。
【0040】そして、このヒータ3が本体ケース1に保
持された状態で、使用される調理プレート2(2a)
を、前記使用されない調理プレート2(2b)と同様
に、本体ケース1の開口縁12から嵌め込むと共に、こ
の調理プレート2(2b)の把手24を、前記側壁11
に形成された両ガイド板17間に嵌め入れることでガイ
ドされ、ヒータ3に載置された状態で本体ケース1内に
収納される。
【0041】このように、使用される調理プレート2
(2a)、ヒータ3および使用されない調理プレート2
(2b)のそれぞれいずれも本体ケース1に形成した両
ガイド板17に嵌め入れることでガイドされ簡単に収納
することができ、それに伴い取り外しも容易となって、
洗浄作業、調理プレートの相互取り替え、収納に対して
取り扱いの便利なものとなる。
【0042】この場合に、本体ケース1の底板14を開
放して、この開放した開口から前記使用されない調理プ
レート2(2b)を本体ケース1内の底部空間6に嵌め
入れて遮熱板とする構成としてもよく、その使用されな
い調理プレート2(2b)の収納構成は任意である。
【0043】そして本体ケース1には、前記遮熱板とし
た調理プレート2(2b)がこの本体ケース1に収納さ
れていない状態では、加熱手段をなすヒータ3に通電さ
れないようにした通電阻止手段20を設けている。
【0044】この通電阻止手段20は、図3〜図5に示
されているように、本体ケース1に設けられた前記コン
マス受け体5に、前記遮熱板とした調理プレート2(2
b)が本体ケースに収納されていない状態では、調理コ
ントロールマスター4の感熱棒4bがこのコンマス受け
体5から挿入されないようにした挿入阻止部材20aを
設けて構成される。
【0045】コンマス受け体5には、嵌め入れられる調
理コントロールマスター4の感熱棒4bが挿入される挿
入孔25が形成された当接板5aを形成して、この当接
板5aに調理コントロールマスター4の前壁4cが当接
されて嵌め入れ位置決めされる。この当接板5aは、内
外2重に設けられて、この内外2重間に前記挿入阻止部
材20aが上下摺動自在に嵌め入れられている。この挿
入阻止部材20aには、調理コントロールマスター4の
感熱棒4bが挿入される今一つの第2挿入孔26が形成
され、前記遮熱板とした調理プレートが本体ケース1に
収納されていない状態では、図4および図5(a)に示
されているように、その自重により落下して前記当接板
5aの挿入孔25から外れ位置に第2挿入孔26が位置
されて、調理コントロールマスター4の感熱棒4bがこ
の第2挿入孔26から挿入が阻止されるようにしてい
る。
【0046】一方前記遮熱板とした調理プレート2(2
b)が本体ケース1に収納されている場合は、図3およ
び図5(b)に示されているように、前記ヒータ3のコ
ンマス受け体5を本体ケース1の側壁11に形成された
両ガイド板17間に嵌め入れて支持された状態で、コン
マス受け体5の内外2重の当接板5a間に、この調理プ
レート2(2b)の把手24の上面に一体形成された突
起27が挿入されて、この内外2重間に上下摺動自在に
嵌め入れられている挿入阻止部材20aを押し上げて、
前記当接板5aの挿入孔25と挿入阻止部材20aに形
成された第2挿入孔26とが同じ位置に合わされて、調
理コントロールマスター4の感熱棒4bがこの第2挿入
孔26から挿入することができるようにしている。
【0047】この把手24に形成された突起27は、調
理プレート2(2b)の相対向するいずれの把手24に
も形成して、調理プレート2(2b)が本体ケース1内
に左右いずれの方向から収納されても、前記挿入阻止部
材20aを押し上げるようにして、一層の安全性を確保
している。
【0048】このような構成では、誤って不使用調理プ
レート2(2b)が収容されていない状態で、調理プレ
ート2(2a)を使用しょうとした場合でも、調理コン
トロールマスター4の調理プレート2(2a)の裏面に
当接される感熱棒4bが、本体ケース1に設けた挿入阻
止部材20aによりこの本体ケース1から挿入すること
ができないため、加熱手段をなすヒータ3との接続が阻
止されることになって加熱されることがなく使用上安全
性の高いものとなる。
【0049】また、通電阻止手段20は、図8に示すよ
うに、前記遮熱板とした調理プレート2が本体ケース1
に収納されていない状態では、加熱手段への通電がOF
F状態となるマイクロスイッチ20bを本体ケース1に
設けている。
【0050】この通電阻止手段20をなすマイクロスイ
ッチ20bは、本体ケース1内の底板14の上面に形成
した取り付け台31に取り付けられ、そのスイッチ32
を上方に臨ましている。
【0051】前記遮熱板とした調理プレート2(2b)
が本体ケース1に収納されている状態では、調理プレー
ト2の裏面がマイクロスイッチ20bのスイッチ32を
押し下げて加熱手段としてのヒータ3への通電をON状
態となるようにしている。
【0052】このような構成では、誤って不使用調理プ
レート2(2b)が収容されていない状態で、調理プレ
ートを使用しょうとした場合でも、前記挿入阻止部材2
0aと同様に、加熱手段への通電がOFF状態となり使
用上安全性の高いものとなる。
【0053】このように通電阻止手段20は、機械的に
構成される挿入阻止部材20a若しくは電気的に構成さ
れるマイクロスイッチ20bのいずれの構成でもよく、
前記遮熱板とした調理プレート2(2b)が本体ケース
1に収納されていない状態で、通電が阻止される構成で
あればその構成は任意である。
【0054】なお、本実施の形態においては、インコロ
イヒータ3を加熱手段としているが、このヒータ構成に
限定するものではなく、ヒータ鋳込み構造、熱板構造若
しくはIH方式の加熱手段であってもよい。
【0055】この図8に示す構成において、本体ケース
1は、その肩部上面33の上面に、操作パネルユニット
40を内方に嵌め込んで取り付けている。
【0056】この操作パネルユニット40は、 加熱温
度を調節操作しまたその操作を表示する操作パネル34
を設け、この操作パネル34の下には前記操作および表
示に対応する信号の授受および動作を行うマイコン操作
基盤35と調理プレート2(2a、2b)の裏面に当接
されてプレート温度を検知する温度センサを内蔵した感
熱棒4bを設けて、この感熱棒4bからの温度検知によ
り前記操作パネル34にて操作された加熱温度にて加熱
制御するようにしている。
【0057】この構成において、本体ケース1の開口縁
12の下方側壁に形成された内鍔に環状溝36を形成し
て、この環状溝36に調理プレート2(2a)の外鍔2
2の外周縁22aを臨ませて、この開口縁12から溢れ
た調理物汁などを受け止めて、前記感熱棒4bなどが設
けられる本体ケース1内への浸入を防止するようにして
いる。
【0058】また、図6に示されているように、遮熱板
とした調理プレート2(2b)は、本体ケース2に収納
されている状態では、裏面側を加熱手段をなすヒータ3
に対向させて設置している。
【0059】このような構成では、不使用調理プレート
2(2b)の裏面を活用して遮熱板とすることができる
ので、例えば、不使用調理プレート2(2b)の表面に
フッ素加工された加熱調理面を加熱手段からの加熱から
保護され、それに伴い不使用調理プレート2(2b)の
裏面を活用して反射面とすることで、加熱手段からの反
射効率が向上されて加熱効率の向上を図ることができ
る。
【0060】この調理プレート2(2a、2b)は、そ
の裏面を電解研磨、金属鍍金などにより鏡面処理仕上げ
することで、ヒータ3からの反射効率をより一層向上さ
せるようにしてもよい。
【0061】この構成において、不使用調理プレート2
(2b)は、裏面側を向けて収納される関係で、前記図
1〜図4に示す把手24の上面に形成された突起27を
把手24の裏面側に形成して、この裏面側に形成された
突起27により前記挿入阻止部材20aを押し上げる構
成としている。
【0062】また、図7に示すように、焼肉などを調理
する波型プレートをなす調理プレート2(2a)に、そ
の波型プレート2aの凸条37間に形成される凹溝38
に、焼肉など各種焼き物の加熱調理汁を滴下する汁落し
口39を複数形成して、加熱調理中に滲み出た脂を含ん
だ加熱調理汁をこの汁落し口39を利用して滴下するこ
とで、調理プレート2(2a)上にて加熱される加熱調
理物汁からの脂による油煙の発生を抑制するようにして
いる。
【0063】この構成においては、前記実施の態様と同
様に、この汁落し口39を形成した波型プレートをなす
調理プレート2(2a)の下方に位置される不使用の平
プレートをなす調理プレート2(2b)を前記使用され
る波型プレートをなす調理プレート2(2a)の遮熱板
とすると共に、前記汁落し口39から滴下される脂を含
んだ加熱調理汁の汁受け皿としも利用することができ、
汁受け皿を特別に設ける必要がなく油煙の発生を抑制す
る構成によるも部品点数が削減されて、組立工程の簡素
化と部品構成の簡略化が図られる。
【0064】他の構造および奏する作用効果は前記実施
形態の場合と特に変わるところはなく、重複する図示お
よび説明は省略する。
【0065】
【発明の効果】上記の目的を達成するために、本発明の
ホットプレートでは、調理プレートは、少なくとも2枚
備え、その内の一枚を調理に使用し、この使用される調
理プレートの下方位置に本体ケース内に出し入れ自在に
収納される他の調理プレートを設置することができるの
で、この本体ケースが使用されない調理プレートの保管
場所となることで、この調理プレートの保管場所を特別
に設置する必要がなく、それによって不使用調理プレー
トの保管が容易となり、加熱調理に応じた入れ替え使用
も容易なものとなる。
【0066】それと相俟って、この使用されない調理プ
レートを前記加熱手段の遮熱板とすることで、既存部材
としての遮熱板を設ける必要がなくなり部品点数が削減
されて、組立工程の簡素化と部品構成の簡略化が図られ
る。
【0067】また、本発明の他のホットプレートでは、
前記本体ケースに、前記遮熱板とした調理プレートがこ
の本体ケースに収納されていない状態では、加熱手段に
通電されないようにした通電阻止手段を設けたので、不
使用調理プレートが、この本体ケースに収納していない
状態では、加熱手段に通電されることがないため、誤っ
て不使用調理プレートが収容されていない状態で、調理
プレートを使用しょうとした場合でも、その使用が阻止
されることになり、使用上安全性の高いものとなる。
【0068】また、前記通電阻止手段は、遮熱板とした
調理プレートが本体ケースに収納されていない状態で
は、この調理コントロールマスターの調理プレートの裏
面に当接される感熱棒が本体ケースに設けた挿入阻止部
材によりこの本体ケースから挿入されないようにしたの
で、誤って不使用調理プレートが収容されていない状態
で、調理プレートを使用しょうとした場合でも、調理コ
ントロールマスターの調理プレートの裏面に当接される
感熱棒が、本体ケースに設けた挿入阻止部材によりこの
本体ケースから挿入されることがないため、加熱手段と
の接続が阻止されることになって加熱されることがなく
より一層使用上安全性の高いものとなる。
【0069】また、前記通電阻止手段は、前記遮熱板と
した調理プレートが本体ケースに収納されていない状態
では、加熱手段への通電がOFF状態となるマイクロス
イッチを本体ケースに設けたので、誤って不使用調理プ
レートが収容されていない状態で、調理プレートを使用
しょうとした場合でも、加熱手段への通電がOFF状態
となるマイクロスイッチが設けられているので、加熱手
段により加熱されることがなくより一層使用上安全性の
高いものとなる。
【0070】また、本発明の他のホットプレートでは、
前記遮熱板とした調理プレートは、本体ケースに収納さ
れている状態では、裏面側を加熱手段に対向させて設置
したので、不使用調理プレートの裏面を活用して遮熱板
とすることができ、例えば、不使用調理プレートの表面
にフッ素加工された加熱調理面を加熱手段からの加熱か
ら保護され、それに伴い不使用調理プレートの裏面を活
用して反射面とすることで、加熱手段からの反射効率が
向上されて加熱効率の向上が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るホットプレートの断
面図である。
【図2】図1におけるホットプレートの上半部平面図で
ある。
【図3】図1におけるホットプレートの一部拡大断面図
である。
【図4】図1において遮熱板をなす調理プレートが収納
されていない状態の一部拡大断面図である。
【図5】図1においてホットプレートの通電阻止手段の
一部拡大側面図(a)、(b)である。
【図6】本発明の実施の形態に係る他の例を示すホット
プレートの断面図である。
【図7】本発明の実施の形態に係る他の例を示すホット
プレートの断面図である。
【図8】本発明の実施の形態に係る他の例を示すホット
プレートの断面図である。
【図9】従来例を示すホットプレートの断面図である。
【符号の説明】
1 本体ケース 2(2a、2b) 調理プレート 3 ヒータ 4 調理コントロールマスター 4a ダイヤル 4b 感熱棒 6 空間 5 コンマス受け体 5a 当接板 16 持ち手部 17 ガイド板 20a 挿入阻止部材 20b マイクロスイッチ 24 把手 25 挿入孔 26 第2挿入孔 27 突起

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外装体を形成する本体ケースと、本体ケ
    ース内に出し入れ自在に収納される調理プレートと、調
    理プレートを加熱する加熱手段とを備えたホットプレー
    トであって、前記調理プレートは、少なくとも2枚備
    え、その内の一枚を調理に使用し、この使用される調理
    プレートの下方位置で、本体ケース内に出し入れ自在に
    収納される他の調理プレートを前記加熱手段と本体ケー
    スの底壁との間に設置して、この調理プレートを前記加
    熱手段の遮熱板としたことを特徴とするホットプレー
    ト。
  2. 【請求項2】 前記本体ケースに、前記遮熱板とした調
    理プレートがこの本体ケースに収納されていない状態で
    は、加熱手段に通電されないようにした通電阻止手段を
    設けたことを特徴とする請求項1記載のホットプレー
    ト。
  3. 【請求項3】 前記本体ケース側部に感熱棒の挿入を伴
    い嵌め入れられてヒータに接続されそのON、OFFと
    加熱調節を行う温度調節手段をなす調理コントロールマ
    スターを備え、前記通電阻止手段は、前記遮熱板とした
    調理プレートが本体ケースに収納されていない状態で
    は、この調理コントロールマスターの調理プレートの裏
    面に当接される感熱棒が本体ケースに設けた挿入阻止部
    材によりこの本体ケースから挿入されずヒータと調理コ
    ントロールマスターとの接続が阻止されるようにしたこ
    とを特徴とする請求項2記載のホットプレート。
  4. 【請求項4】 前記通電阻止手段は、前記遮熱板とした
    調理プレートが本体ケースに収納されていない状態で
    は、加熱手段への通電がOFF状態となるマイクロスイ
    ッチを本体ケースに設けたことを特徴とする請求項2記
    載のホットプレート。
  5. 【請求項5】 前記遮熱板とした調理プレートは、本体
    ケースに収納されている状態では、裏面側を加熱手段に
    対向させて設置したことを特徴とする請求項1〜4記載
    のホットプレート。
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