JP3499483B2 - 加熱調理器 - Google Patents
加熱調理器Info
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- JP3499483B2 JP3499483B2 JP36278599A JP36278599A JP3499483B2 JP 3499483 B2 JP3499483 B2 JP 3499483B2 JP 36278599 A JP36278599 A JP 36278599A JP 36278599 A JP36278599 A JP 36278599A JP 3499483 B2 JP3499483 B2 JP 3499483B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は平板プレートと焼肉
プレート等複数の調理プレートを使い分けるようにした
加熱調理器に関するもので、特に調理プレート裏面の形
状に応じて、熱源としての発熱体を自動的に上下させ、
加熱効率の向上を図るとともに、調理プレートの軽量化
を図つたホットプレート等の加熱調理器に関するもので
ある。
プレート等複数の調理プレートを使い分けるようにした
加熱調理器に関するもので、特に調理プレート裏面の形
状に応じて、熱源としての発熱体を自動的に上下させ、
加熱効率の向上を図るとともに、調理プレートの軽量化
を図つたホットプレート等の加熱調理器に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般家庭で使用されるホットプレート等
の加熱調理器は、従来、平板プレートー枚で焼肉や野菜
の他、焼きそば、ホットケーキ等の調理を行つていた。
の加熱調理器は、従来、平板プレートー枚で焼肉や野菜
の他、焼きそば、ホットケーキ等の調理を行つていた。
【0003】しかし近年、平板プレートや焼肉専用プレ
ート等、食材や調理の種類に応じて複数の調理プレート
や調理鍋(以下調理具と称す)を択一的に調理器本体に
載置・収容するようにしたホットプレートやグリル鍋等
の加熱調理器が提供されている。これらの加熱調理器に
使用される調理具の内、特に焼肉プレートについては、
食材からにじみ出る肉汁や余分な油脂分等を被調理物か
ら分離して周囲に設けた溝に流す目的で調理面に複数の
凸状部を形成すると共に、調理面全体を湾曲形状や円弧
形状にして隆起部を設けているものが多い。
ート等、食材や調理の種類に応じて複数の調理プレート
や調理鍋(以下調理具と称す)を択一的に調理器本体に
載置・収容するようにしたホットプレートやグリル鍋等
の加熱調理器が提供されている。これらの加熱調理器に
使用される調理具の内、特に焼肉プレートについては、
食材からにじみ出る肉汁や余分な油脂分等を被調理物か
ら分離して周囲に設けた溝に流す目的で調理面に複数の
凸状部を形成すると共に、調理面全体を湾曲形状や円弧
形状にして隆起部を設けているものが多い。
【0004】しかしながら、これらの調理具を加熱する
発熱体は調理器本体側に固定されているため、加熱効率
を上げるためには、設計上、調理具の裏面の形状を発熱
体に当接するように変えざるを得なかった。
発熱体は調理器本体側に固定されているため、加熱効率
を上げるためには、設計上、調理具の裏面の形状を発熱
体に当接するように変えざるを得なかった。
【0005】図11の(a)乃至(c)は、従来の加熱
調理器において使用されていた各種焼肉プレートと調理
器本体側に設置された発熱体との位置関係を示す断面図
で、図11(a)においては、焼肉プレート2bの調理
面に隆起部4が形成され、その上面は複数の凸状部4a
が形成されて凹凸形状を成している。4bは隆起部4の
外周縁部に設けた油溜用の溝である。図に示すように、
焼肉プレート2bの裏面は、調理器本体(図示せず)に
載置した際、調理器本体側において例えば調理器本体の
底面を覆う遮熱板に固定された発熱体7に当接するよう
にプレート調理面の肉厚を厚くして平坦に形成されてい
る。
調理器において使用されていた各種焼肉プレートと調理
器本体側に設置された発熱体との位置関係を示す断面図
で、図11(a)においては、焼肉プレート2bの調理
面に隆起部4が形成され、その上面は複数の凸状部4a
が形成されて凹凸形状を成している。4bは隆起部4の
外周縁部に設けた油溜用の溝である。図に示すように、
焼肉プレート2bの裏面は、調理器本体(図示せず)に
載置した際、調理器本体側において例えば調理器本体の
底面を覆う遮熱板に固定された発熱体7に当接するよう
にプレート調理面の肉厚を厚くして平坦に形成されてい
る。
【0006】また、図11(b)においては、調理面と
して隆起部4の上面に凸状部4aを形成した焼肉プレー
ト2bの裏面は、上面と同様に上方に向かつて湾曲状あ
るいは円弧状に形成されていて、調理器本体に載置した
際、調理器本体側に固定された発熱体7に直接当接しな
い構造になっている。
して隆起部4の上面に凸状部4aを形成した焼肉プレー
ト2bの裏面は、上面と同様に上方に向かつて湾曲状あ
るいは円弧状に形成されていて、調理器本体に載置した
際、調理器本体側に固定された発熱体7に直接当接しな
い構造になっている。
【0007】さらにまた、図11(c)においては、前
記(a)及び(b)の折衷を成すもので、調理面として
隆起部4の上面に凸状部4aを形成した焼肉プレート2
bの裏面は、調理器本体に載置した際、調理器本体側に
固定された発熱体7に当接するように当接部分のみプレ
ートの肉厚を厚くし、他の部分は前記(b)と同様にプ
レートの肉厚を薄くして湾曲状あるいは円弧状に形成さ
れている。
記(a)及び(b)の折衷を成すもので、調理面として
隆起部4の上面に凸状部4aを形成した焼肉プレート2
bの裏面は、調理器本体に載置した際、調理器本体側に
固定された発熱体7に当接するように当接部分のみプレ
ートの肉厚を厚くし、他の部分は前記(b)と同様にプ
レートの肉厚を薄くして湾曲状あるいは円弧状に形成さ
れている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の加熱調理器においては以下のような問題点を有
している。
た従来の加熱調理器においては以下のような問題点を有
している。
【0009】即ち、図11(a)に示す加熱調理器で
は、焼肉プレート調理面の肉厚が厚いためにその重量が
増大し、特に平板プレートと併用する加熱調理器におい
ては加熱調理器全体の重量が増加することになるため、
甚だ持ち運びに不便である。また、焼肉プレートを調理
器本体から取り外して洗浄する際にも、重いプレートは
特に女性や高齢者にとって使い勝手の悪いものとなる。
は、焼肉プレート調理面の肉厚が厚いためにその重量が
増大し、特に平板プレートと併用する加熱調理器におい
ては加熱調理器全体の重量が増加することになるため、
甚だ持ち運びに不便である。また、焼肉プレートを調理
器本体から取り外して洗浄する際にも、重いプレートは
特に女性や高齢者にとって使い勝手の悪いものとなる。
【0010】また、図11(b)に示す加熱調理器で
は、焼肉プレート自体の重量が軽いため、プレート単体
での洗浄や持ち運びにも大変優れているが、加熱調理器
の使用時において、焼肉プレートの裏面が発熱体に直接
当接しないため、幅射と対流による間接加熱しかでき
ず、熱伝導による加熱ができないため、大変加熱効率が
悪い。
は、焼肉プレート自体の重量が軽いため、プレート単体
での洗浄や持ち運びにも大変優れているが、加熱調理器
の使用時において、焼肉プレートの裏面が発熱体に直接
当接しないため、幅射と対流による間接加熱しかでき
ず、熱伝導による加熱ができないため、大変加熱効率が
悪い。
【0011】さらにまた、図11(c)に示す加熱調理
器では、焼肉プレート自体の重量は前記(a)より軽
く、(b)より重くなり、加熱調理器の使用時において
は、焼肉プレートの裏面は発熱体に当接する構造となっ
ている。しかしながら、裏面の形状が大変複雑になるた
め生産コストが増大すると共に、デザイン的に見栄えも
悪く、また清掃も容易ではない。
器では、焼肉プレート自体の重量は前記(a)より軽
く、(b)より重くなり、加熱調理器の使用時において
は、焼肉プレートの裏面は発熱体に当接する構造となっ
ている。しかしながら、裏面の形状が大変複雑になるた
め生産コストが増大すると共に、デザイン的に見栄えも
悪く、また清掃も容易ではない。
【0012】本発明は上記のような種々の問題点に鑑み
てなされたもので、平板プレートと焼肉プレート等、複
数の調理プレートや調理鍋からなる調理具の裏面の形状
に応じて発熱体を自動的に上下させ、調理具の軽量化と
加熱効率の向上を図ると共に、使用者にとって使い勝手
の優れた加熱調理器を提供することを目的とする。
てなされたもので、平板プレートと焼肉プレート等、複
数の調理プレートや調理鍋からなる調理具の裏面の形状
に応じて発熱体を自動的に上下させ、調理具の軽量化と
加熱効率の向上を図ると共に、使用者にとって使い勝手
の優れた加熱調理器を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、平板プレートあるいは焼肉用プレート等
複数の調理プレート、調理鍋等の調理具を択一的に収納
あるいは載置するようにした加熱調理器において、前記
調理具の裏面の形状に応じて該調理具を加熱する一又は
二以上の発熱体を上下方向に自在に移動して前記調理具
裏面に当接させるよう前記発熱体を上方向に付勢する付
勢手段を設けたものである。
に、本発明は、平板プレートあるいは焼肉用プレート等
複数の調理プレート、調理鍋等の調理具を択一的に収納
あるいは載置するようにした加熱調理器において、前記
調理具の裏面の形状に応じて該調理具を加熱する一又は
二以上の発熱体を上下方向に自在に移動して前記調理具
裏面に当接させるよう前記発熱体を上方向に付勢する付
勢手段を設けたものである。
【0014】この構成により、平板あるいは焼肉用プレ
ート等、複数の調理具の裏面の形状に応じて前記付勢手
段により上方向に付勢された発熱体を上下動させて前記
調理具の裏面に確実に当接させることができる。
ート等、複数の調理具の裏面の形状に応じて前記付勢手
段により上方向に付勢された発熱体を上下動させて前記
調理具の裏面に確実に当接させることができる。
【0015】 また、本発明は、調理器本体に着脱自在
に収納あるいは載置される調理具と、該調理具を加熱す
る発熱体とを有し、前記調理具の調理面中央に隆起部あ
るいは逆隆起部を形成し、その外側に略平面部を形成し
た加熱調理器において、前記発熱体は調理器本体内に設
けられた第1の発熱体と、第1の発熱体の内側に位置
し、前記隆起部あるいは逆隆起部の裏面に当接させるよ
う付勢手段により上方向に付勢された第2の発熱体とか
らなるものである。
に収納あるいは載置される調理具と、該調理具を加熱す
る発熱体とを有し、前記調理具の調理面中央に隆起部あ
るいは逆隆起部を形成し、その外側に略平面部を形成し
た加熱調理器において、前記発熱体は調理器本体内に設
けられた第1の発熱体と、第1の発熱体の内側に位置
し、前記隆起部あるいは逆隆起部の裏面に当接させるよ
う付勢手段により上方向に付勢された第2の発熱体とか
らなるものである。
【0016】この構成により、調理具プレートを調理器
本体に収納あるいは載置すると、調理器本体内に設けら
れた第1の発熱体は前記略平面部等の裏面に当接すると
共に、付勢手段により上方向に付勢された第2の発熱体
は上下動することにより前記隆起部あるいは逆隆起部の
裏面に確実に当接する。
本体に収納あるいは載置すると、調理器本体内に設けら
れた第1の発熱体は前記略平面部等の裏面に当接すると
共に、付勢手段により上方向に付勢された第2の発熱体
は上下動することにより前記隆起部あるいは逆隆起部の
裏面に確実に当接する。
【0017】 また、上記構成の付勢手段は、少なくと
も前記発熱体あるいは前記第2の発熱体を下方から支持
する支持体と、該支持体を上方に付勢するバネ等の弾性
体と、該弾性体及び前記支持体の一部又は全部を収納す
る筒体とから構成することができる。
も前記発熱体あるいは前記第2の発熱体を下方から支持
する支持体と、該支持体を上方に付勢するバネ等の弾性
体と、該弾性体及び前記支持体の一部又は全部を収納す
る筒体とから構成することができる。
【0018】この構成により、調理器本体に調理具を載
置すると、調理具の重量が前記発熱体あるいは前記第2
の発熱体を上方から押し下げるように力が働くと同時
に、筒体内に収納されたバネ等の弾性体の上方への付勢
力により、前記発熱体あるいは第2の発熱体を下方から
支持する支持体が筒体内を上下方向に摺動してある定め
られた位置で停止するため、発熱体あるいは第2の発熱
体を調理プレートの裏面に確実に当接させることができ
る。
置すると、調理具の重量が前記発熱体あるいは前記第2
の発熱体を上方から押し下げるように力が働くと同時
に、筒体内に収納されたバネ等の弾性体の上方への付勢
力により、前記発熱体あるいは第2の発熱体を下方から
支持する支持体が筒体内を上下方向に摺動してある定め
られた位置で停止するため、発熱体あるいは第2の発熱
体を調理プレートの裏面に確実に当接させることができ
る。
【0019】 また、筒体を、調理器本体に設けられて
調理器本体の少なくとも内底面を覆う遮熱板の下面又は
上面に固定することができる。
調理器本体の少なくとも内底面を覆う遮熱板の下面又は
上面に固定することができる。
【0020】この構成により、弾性体と支持体の一部又
は全部を収納して付勢手段を構成する筒体は、調理器本
体の内底面に固定する場合に比べて付勢手段をより小型
化することができると共に、調理器本体への熱の移動を
低減することができる。
は全部を収納して付勢手段を構成する筒体は、調理器本
体の内底面に固定する場合に比べて付勢手段をより小型
化することができると共に、調理器本体への熱の移動を
低減することができる。
【0021】 なお、支持体をセラミック等の熱伝導率
の低い材料で構成することができる。
の低い材料で構成することができる。
【0022】この構成により、発熱体を下方から支持す
る支持体を通しての伝導による熱損失を低減することが
できる。
る支持体を通しての伝導による熱損失を低減することが
できる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の加熱調理器の実施
の形態を図面を参照しながら説明する。尚、前記従来例
と共通する構成要素については共通の符号を付すことと
する。
の形態を図面を参照しながら説明する。尚、前記従来例
と共通する構成要素については共通の符号を付すことと
する。
【0024】本発明の加熱調理器の第1の実施形態は、
図1乃至図3に示す如く構成されている。図1は本発明
の第1の実施の形態に係る加熱調理器を示す分離斜視図
であり、この加熱調理器は、調理器本体1と、少なくと
も調理器本体1に着脱自在かつ択一的に載置される平板
プレート2aと焼肉プレート2bとから構成されてい
る。
図1乃至図3に示す如く構成されている。図1は本発明
の第1の実施の形態に係る加熱調理器を示す分離斜視図
であり、この加熱調理器は、調理器本体1と、少なくと
も調理器本体1に着脱自在かつ択一的に載置される平板
プレート2aと焼肉プレート2bとから構成されてい
る。
【0025】調理器本体1は、図2及び図3に示す如
く、上面が開口され、この開口部に臨んで納められた遮
熱板11が、スペーサ13により調理器本体の底部から
一定間隔を保持して固定されている。遮熱板11の上方
には後述する付勢手段により上方に付勢されたシーズヒ
ータ等からなる発熱体7が設けられ、その両端部は遮熱
板11の底部の開孔11aを貫通して設置されている。
発熱体7の両端部にはリード線7cが接続され、図示し
ない接続プラグを介して温度調節器12に接続される。
遮熱板11は発熱体7から調理器本体1への熱の移動を
遮断するために設置されるもので、調理器本体の少なく
とも内底面を覆うように設ければ良いが、調理器本体の
側面部方向への熱の移動も遮断するためには、図示の通
り、側壁を有する鍋状のものが望ましい。
く、上面が開口され、この開口部に臨んで納められた遮
熱板11が、スペーサ13により調理器本体の底部から
一定間隔を保持して固定されている。遮熱板11の上方
には後述する付勢手段により上方に付勢されたシーズヒ
ータ等からなる発熱体7が設けられ、その両端部は遮熱
板11の底部の開孔11aを貫通して設置されている。
発熱体7の両端部にはリード線7cが接続され、図示し
ない接続プラグを介して温度調節器12に接続される。
遮熱板11は発熱体7から調理器本体1への熱の移動を
遮断するために設置されるもので、調理器本体の少なく
とも内底面を覆うように設ければ良いが、調理器本体の
側面部方向への熱の移動も遮断するためには、図示の通
り、側壁を有する鍋状のものが望ましい。
【0026】調理器本体1の側面には温度調節器挿入口
1aに温度調節器12が挿入され、その先端の感熱棒1
2aは遮熱板11を貫通し、調理プレート2の裏面に当
接してプレート温度を感知するよう構成されている。従
つて、使用者は温度調節器12の温度調整つまみ12b
を操作して温度設定を行い、プレートの温度検知と図示
しないサーモスタットにより発熱体7の通電を制御して
調理プレート2の温度の調整を行うことができる。
1aに温度調節器12が挿入され、その先端の感熱棒1
2aは遮熱板11を貫通し、調理プレート2の裏面に当
接してプレート温度を感知するよう構成されている。従
つて、使用者は温度調節器12の温度調整つまみ12b
を操作して温度設定を行い、プレートの温度検知と図示
しないサーモスタットにより発熱体7の通電を制御して
調理プレート2の温度の調整を行うことができる。
【0027】焼肉プレート2bの調理面は、図1及び図
2に示すように、中央に向かってなだらかな球面状に隆
起する隆起部4が形成され、その上面には凸状部4aが
中央部から外周方向へ複数形成されて凹凸模様を成して
いる。4bは隆起部4の外周縁に設けられた油溜用の溝
である。また、焼肉プレート2bの裏面は調理面の隆起
部4に対応してなだらかな球面状に形成されている。こ
のように調理面に複数の凹凸部が形成された焼肉プレー
ト2bは、焼肉料理の他、焼き鳥やハンバーグ、ステー
キ等の焼肉全般の調理に使用される。
2に示すように、中央に向かってなだらかな球面状に隆
起する隆起部4が形成され、その上面には凸状部4aが
中央部から外周方向へ複数形成されて凹凸模様を成して
いる。4bは隆起部4の外周縁に設けられた油溜用の溝
である。また、焼肉プレート2bの裏面は調理面の隆起
部4に対応してなだらかな球面状に形成されている。こ
のように調理面に複数の凹凸部が形成された焼肉プレー
ト2bは、焼肉料理の他、焼き鳥やハンバーグ、ステー
キ等の焼肉全般の調理に使用される。
【0028】また、平板プレート2aは、図1及び図3
に示すように、その調理面が平坦に形成されているの
で、焼きそばやお好み焼き、ホットケーキ等の調理に使
用され、その裏面もまた平坦に形成されている。
に示すように、その調理面が平坦に形成されているの
で、焼きそばやお好み焼き、ホットケーキ等の調理に使
用され、その裏面もまた平坦に形成されている。
【0029】使用者は上記平板プレート2aと焼肉プレ
ート2bを食材や調理の種類に応じて択一的に調理器本
体1に載置し加熱調理を行うが、本発明の実施の形態で
は、両調理プレートの裏面の形状が前者が平坦であるの
に対し、後者が球面状となつていて異なるため、図2及
び図3に示す如く、調理器本体側に設けた環状の発熱体
7自体を上下方向に自在に移動して形状の異なる調理プ
レートの裏面に確実に当接させるよう発熱体7を上方向
に付勢する付勢手段Aを設けている。
ート2bを食材や調理の種類に応じて択一的に調理器本
体1に載置し加熱調理を行うが、本発明の実施の形態で
は、両調理プレートの裏面の形状が前者が平坦であるの
に対し、後者が球面状となつていて異なるため、図2及
び図3に示す如く、調理器本体側に設けた環状の発熱体
7自体を上下方向に自在に移動して形状の異なる調理プ
レートの裏面に確実に当接させるよう発熱体7を上方向
に付勢する付勢手段Aを設けている。
【0030】発熱体7を弾性的に上方に付勢する付勢手
段Aは、図9にその一例を示す如く、発熱体7を下方か
ら支持する支持体8と、支持体8を上方に付勢する渦巻
状のコイルバネ等の弾性体9と、弾性体9及び支持体8
の一部又は全部を収納する筒体10とから構成されてい
る。支持体8の上端には発熱体7を下方から支持するた
め凹部8aが形成され、下端部には弾性体9の一例とし
ての渦巻状コイルバネが巻装され、その上端を凸部8b
の下面で係止している。弾性体9の付勢力により支持体
8とともに発熱体7が上方に付勢されるが、上下方向で
の動作時における横ぶれを防止するため、筒体10内に
弾性体9及び支持体8の一部又は全部を収納すると共
に、凸部8bの外径を筒体10の内径よりわずかに小さ
くして筒体10内を上下方向に摺動させる際の摺動ガイ
ドとしている。
段Aは、図9にその一例を示す如く、発熱体7を下方か
ら支持する支持体8と、支持体8を上方に付勢する渦巻
状のコイルバネ等の弾性体9と、弾性体9及び支持体8
の一部又は全部を収納する筒体10とから構成されてい
る。支持体8の上端には発熱体7を下方から支持するた
め凹部8aが形成され、下端部には弾性体9の一例とし
ての渦巻状コイルバネが巻装され、その上端を凸部8b
の下面で係止している。弾性体9の付勢力により支持体
8とともに発熱体7が上方に付勢されるが、上下方向で
の動作時における横ぶれを防止するため、筒体10内に
弾性体9及び支持体8の一部又は全部を収納すると共
に、凸部8bの外径を筒体10の内径よりわずかに小さ
くして筒体10内を上下方向に摺動させる際の摺動ガイ
ドとしている。
【0031】さらにまた、本発明の実施の形態では、筒
体10を、図9に示す如く、調理器本体1の少なくとも
内底面を覆う遮熱板11の底板に開けられた開口部1l
bの下面外側にネジ等(図示せず)を使用して固定して
いる。開口部11bは、遮熱板11の底板の少なくとも
3箇所に設けられ、各開口部11bの下面外側に筒体1
0を固定している。発熱体7を下方から支持する支持体
8の頂部は弾性体9の付勢力により開口部11bより上
方に突出するが、突部8bの上端が遮熱板11に当接す
ることにより、それ以上の突出を防止するストッパーの
役目を果たしている。
体10を、図9に示す如く、調理器本体1の少なくとも
内底面を覆う遮熱板11の底板に開けられた開口部1l
bの下面外側にネジ等(図示せず)を使用して固定して
いる。開口部11bは、遮熱板11の底板の少なくとも
3箇所に設けられ、各開口部11bの下面外側に筒体1
0を固定している。発熱体7を下方から支持する支持体
8の頂部は弾性体9の付勢力により開口部11bより上
方に突出するが、突部8bの上端が遮熱板11に当接す
ることにより、それ以上の突出を防止するストッパーの
役目を果たしている。
【0032】この構成により、各支持体8は載置される
調理プレート2の裏面の形状に応じて弾性体9の付勢力
により、遮熱板11の開口部11bから突出して筒体1
0内を上下方向に摺動し、環状の発熱体7を各調理プレ
ート2の裏面に確実に当接させることができる。また、
筒体10を調理器本体1の内底面に固定する場合に比べ
て、付勢手段Aを小型化することができると共に、調理
器本体1への熱の移動を低減することができる。
調理プレート2の裏面の形状に応じて弾性体9の付勢力
により、遮熱板11の開口部11bから突出して筒体1
0内を上下方向に摺動し、環状の発熱体7を各調理プレ
ート2の裏面に確実に当接させることができる。また、
筒体10を調理器本体1の内底面に固定する場合に比べ
て、付勢手段Aを小型化することができると共に、調理
器本体1への熱の移動を低減することができる。
【0033】なお、本発明の実施の形態では、筒体10
を遮熱板11の下面に固定したが、付勢手段Aをより小
型化して、遮熱板11の上面に固定しても何ら差し支え
はない。さらに、支持体8は発熱体7を下方から支持し
ていることから熱を伝えにくい材料であることが望まし
く、従来の固定型発熱体の場合、ステンレス等の金属製
受具で遮熱板に固定していたが、本発明の実施の形態で
は、さらにこれをセラミック等の熱伝導率の低い材料で
構成している。この構成により発熱体7を下方から支持
する支持体8を通しての伝導による熱損失を著しく低減
することができる。
を遮熱板11の下面に固定したが、付勢手段Aをより小
型化して、遮熱板11の上面に固定しても何ら差し支え
はない。さらに、支持体8は発熱体7を下方から支持し
ていることから熱を伝えにくい材料であることが望まし
く、従来の固定型発熱体の場合、ステンレス等の金属製
受具で遮熱板に固定していたが、本発明の実施の形態で
は、さらにこれをセラミック等の熱伝導率の低い材料で
構成している。この構成により発熱体7を下方から支持
する支持体8を通しての伝導による熱損失を著しく低減
することができる。
【0034】次に本発明の第1の実施の形態で示した付
勢手段Aの動作について説明する。調理器本体1に焼肉
プレート2bが載置されると、図2に示すように、焼肉
プレート2bの裏面は調理面の隆起部4に対応してなだ
らかな球面状に形成されているので、弾性体9の付勢力
により上方に付勢されていた環状の発熱体7は焼肉プレ
ート2bの裏面に当接してプレート重量により押圧さ
れ、発熱体7を支持する支持体8と共にわずかに下方に
変位して停止する。但し、設計により下方への変位を0
にすることも可能である。このとき、温度調節器12の
感熱棒12aの上面が焼肉プレート2bの裏面端部に当
接すると共に、環状の発熱体7の上面は焼肉プレート2
bの裏面に確実に当接する。
勢手段Aの動作について説明する。調理器本体1に焼肉
プレート2bが載置されると、図2に示すように、焼肉
プレート2bの裏面は調理面の隆起部4に対応してなだ
らかな球面状に形成されているので、弾性体9の付勢力
により上方に付勢されていた環状の発熱体7は焼肉プレ
ート2bの裏面に当接してプレート重量により押圧さ
れ、発熱体7を支持する支持体8と共にわずかに下方に
変位して停止する。但し、設計により下方への変位を0
にすることも可能である。このとき、温度調節器12の
感熱棒12aの上面が焼肉プレート2bの裏面端部に当
接すると共に、環状の発熱体7の上面は焼肉プレート2
bの裏面に確実に当接する。
【0035】一方、調理器本体1に平板プレート2aが
載置されると、図3に示すように、平板プレート2aの
裏面は調理面と同様に平坦に形成されているので、弾性
体9の付勢力により上方に付勢されていた環状の発熱体
7は平板プレート2aの裏面に当接した状態でプレート
重量により押圧され、発熱体7を下方から支持する支持
体8も押し下げられ、筒体10内を横ぶれすることなく
下方向に摺動変位して停止する。このとき、温度調節器
12の感熱棒12aの上面が平板プレート2aの裏面端
部に当接すると共に、環状の発熱体7の上面は平板プレ
ート2aの裏面に確実に当接する。
載置されると、図3に示すように、平板プレート2aの
裏面は調理面と同様に平坦に形成されているので、弾性
体9の付勢力により上方に付勢されていた環状の発熱体
7は平板プレート2aの裏面に当接した状態でプレート
重量により押圧され、発熱体7を下方から支持する支持
体8も押し下げられ、筒体10内を横ぶれすることなく
下方向に摺動変位して停止する。このとき、温度調節器
12の感熱棒12aの上面が平板プレート2aの裏面端
部に当接すると共に、環状の発熱体7の上面は平板プレ
ート2aの裏面に確実に当接する。
【0036】次に上記付勢手段Aの構成とは異なる付勢
手段Bについて図10に従って説明する。図10におい
て、発熱体7を弾性的に上方に付勢する付勢手段Bは、
少なくとも発熱体7を下方から支持する支持体8と、支
持体8の中間軸部に嵌装され支持体8を上方に付勢する
コイルバネ等の弾性体9と、弾性体9の上端を係止する
ストッパー14とから構成されている。
手段Bについて図10に従って説明する。図10におい
て、発熱体7を弾性的に上方に付勢する付勢手段Bは、
少なくとも発熱体7を下方から支持する支持体8と、支
持体8の中間軸部に嵌装され支持体8を上方に付勢する
コイルバネ等の弾性体9と、弾性体9の上端を係止する
ストッパー14とから構成されている。
【0037】ストッパー14は支持体8の中間軸部に形
成された貫通孔8cにおいて両端を支持体8から突出し
た状態で挿入されている。支持体8の上端には発熱体7
を下方から支持する凹部8aが形成され、下端には凸部
8bが一体的に形成されている。発熱体7を上方に付勢
する弾性体9として使用したコイルバネは、遮熱板11
を介して支持体8の凸部8bとストッパー14との間に
嵌装されている。
成された貫通孔8cにおいて両端を支持体8から突出し
た状態で挿入されている。支持体8の上端には発熱体7
を下方から支持する凹部8aが形成され、下端には凸部
8bが一体的に形成されている。発熱体7を上方に付勢
する弾性体9として使用したコイルバネは、遮熱板11
を介して支持体8の凸部8bとストッパー14との間に
嵌装されている。
【0038】遮熱板11の開口部11bの外周近傍には
段差部11cが設けられ、その内径はコイルバネの下端
のリングの外形に略等しくしている。また遮熱板開口部
11bの内径は凸部8bを除く支持体8の外径より若干
大きくして支持体8の上下方向への移動を可能にしてい
る。
段差部11cが設けられ、その内径はコイルバネの下端
のリングの外形に略等しくしている。また遮熱板開口部
11bの内径は凸部8bを除く支持体8の外径より若干
大きくして支持体8の上下方向への移動を可能にしてい
る。
【0039】調理器本体1に平板プレート2aを載置し
たときには、その裏面の平坦形状によって発熱体7を支
持する支持体8が弾性体9の付勢力に抗して下方に押し
下げられ、図中の一点鎖線で示した状態となる。
たときには、その裏面の平坦形状によって発熱体7を支
持する支持体8が弾性体9の付勢力に抗して下方に押し
下げられ、図中の一点鎖線で示した状態となる。
【0040】このような構成に係る付勢手段Bは、前記
付勢手段Aで使用した筒体10を必要とすることなく、
また、ネジ等を使用して固定する必要もなく、遮熱板1
1の開口部11bに嵌め込む形で嵌装して取り付けられ
る。
付勢手段Aで使用した筒体10を必要とすることなく、
また、ネジ等を使用して固定する必要もなく、遮熱板1
1の開口部11bに嵌め込む形で嵌装して取り付けられ
る。
【0041】以下にその取付方法を説明すると、支持体
8を遮熱板11の開口部11bの下方から遊嵌状態で嵌
め込み、支持体8の凸部8bの上面が段差部11cの裏
面に当接した状態で弾性体9としての渦巻き状のコイル
バネを支持体8の上部から嵌めこむ。このとき、コイル
バネの下端のリングが遮熱板11の段差部11cの上面
の周縁角部に圧接して仮固定される。
8を遮熱板11の開口部11bの下方から遊嵌状態で嵌
め込み、支持体8の凸部8bの上面が段差部11cの裏
面に当接した状態で弾性体9としての渦巻き状のコイル
バネを支持体8の上部から嵌めこむ。このとき、コイル
バネの下端のリングが遮熱板11の段差部11cの上面
の周縁角部に圧接して仮固定される。
【0042】この状態でコイルバネの上端を支持体8の
貫通孔8cの下端の位置まで少し押し下げ、ストッパー
14を貫通孔8cに挿入すれば、コイルバネを遮熱板1
1の段差部11cとストッパー14との間で保持するこ
とができる。
貫通孔8cの下端の位置まで少し押し下げ、ストッパー
14を貫通孔8cに挿入すれば、コイルバネを遮熱板1
1の段差部11cとストッパー14との間で保持するこ
とができる。
【0043】この構成により、支持体8は、載置される
調理プレート2の裏面の形状に応じて弾性体9の付勢力
により、遮熱板11の開口部11bを通して上下方向に
自在に移動し、発熱体7を各調理プレート2の裏面に確
実に当接させることが可能になる。
調理プレート2の裏面の形状に応じて弾性体9の付勢力
により、遮熱板11の開口部11bを通して上下方向に
自在に移動し、発熱体7を各調理プレート2の裏面に確
実に当接させることが可能になる。
【0044】なお、本例では、支持体8と凸部8bを一
体的に形成し、ストッパー14を別部品としたが、逆に
ストッパー14を支持体8と一体に形成し、凸部8bを
別部品にして支持体8の下方からネジで螺合する等の構
造にしても何ら差し支えはない。
体的に形成し、ストッパー14を別部品としたが、逆に
ストッパー14を支持体8と一体に形成し、凸部8bを
別部品にして支持体8の下方からネジで螺合する等の構
造にしても何ら差し支えはない。
【0045】次に本発明の第2の実施の形態に係る加熱
調理器を図4乃至図8を用いて説明する。本実施形態に
おける加熱調理器の基本構成は、調理プレートの一部の
形状や発熱体の構成を除き、上記第1の実施の形態と略
同一であるので、異なる部分のみを説明する。本例の加
熱調理器は、図4に示すように、調理器本体1と調理器
本体1に着脱自在かつ択一的に載置される平板プレート
2aと焼肉・野菜兼用プレート2cとから構成されてい
る。
調理器を図4乃至図8を用いて説明する。本実施形態に
おける加熱調理器の基本構成は、調理プレートの一部の
形状や発熱体の構成を除き、上記第1の実施の形態と略
同一であるので、異なる部分のみを説明する。本例の加
熱調理器は、図4に示すように、調理器本体1と調理器
本体1に着脱自在かつ択一的に載置される平板プレート
2aと焼肉・野菜兼用プレート2cとから構成されてい
る。
【0046】調理器本体1は図4及び図5に示すよう
に、遮熱板11の上面に第1の発熱体7aが図示しない
受具により固定され、その内側には、前記第1の実施の
形態と同様に、付勢手段により上方に付勢された環状の
第2の発熱体7bが遮熱板11上に設けられており、そ
の両端部は遮熱板11の底部の開孔11aを貫通してい
る。
に、遮熱板11の上面に第1の発熱体7aが図示しない
受具により固定され、その内側には、前記第1の実施の
形態と同様に、付勢手段により上方に付勢された環状の
第2の発熱体7bが遮熱板11上に設けられており、そ
の両端部は遮熱板11の底部の開孔11aを貫通してい
る。
【0047】焼肉・野菜兼用プレート2cは、図4に示
すように略長方形状で、その調理面は中央に環状の隆起
部4が形成され、その外側に略平面部6が形成されてい
る。3は該調理プレート2cの両側に取り付けられた取
手である。隆起部4は、中央に向かつてなだらかな球面
状に隆起する隆起面に中央部から外周方向ヘ凸状部4a
が複数形成されて凹凸模様を成している。4bは隆起部
4の外周縁に設けられた油溜用の溝で、隆起部4での焼
肉調理時に生じる油分等が周辺の略平面部6に流れ込ま
ないようにしたものである。また、焼肉・野菜兼用プレ
ート2cの裏面の構造は調理面に対応して略平面部6の
裏面は平坦に、隆起部4の裏面はなだらかな球面状に形
成されている。
すように略長方形状で、その調理面は中央に環状の隆起
部4が形成され、その外側に略平面部6が形成されてい
る。3は該調理プレート2cの両側に取り付けられた取
手である。隆起部4は、中央に向かつてなだらかな球面
状に隆起する隆起面に中央部から外周方向ヘ凸状部4a
が複数形成されて凹凸模様を成している。4bは隆起部
4の外周縁に設けられた油溜用の溝で、隆起部4での焼
肉調理時に生じる油分等が周辺の略平面部6に流れ込ま
ないようにしたものである。また、焼肉・野菜兼用プレ
ート2cの裏面の構造は調理面に対応して略平面部6の
裏面は平坦に、隆起部4の裏面はなだらかな球面状に形
成されている。
【0048】従つて、焼肉・野菜兼用プレート2cは、
調理面に複数の凹凸部が交互に形成された隆起部4は焼
肉、焼き鳥、ハンバーグ、ステーキ等の焼肉調理面とし
ての利用に適し、略平面部6は野菜等調理面としての利
用に適するので、肉と野菜等を一つの調理プレート上で
同時に分けて調理することができる。平板プレート2a
は前記第1の実施の形態で説明した平板プレートとほぼ
同様の構造なので説明を省略する。
調理面に複数の凹凸部が交互に形成された隆起部4は焼
肉、焼き鳥、ハンバーグ、ステーキ等の焼肉調理面とし
ての利用に適し、略平面部6は野菜等調理面としての利
用に適するので、肉と野菜等を一つの調理プレート上で
同時に分けて調理することができる。平板プレート2a
は前記第1の実施の形態で説明した平板プレートとほぼ
同様の構造なので説明を省略する。
【0049】使用者は上記平板プレート2aと焼肉・野
菜兼用プレート2cを食材や調理の種類に応じて択一的
に調理器本体1に載置し加熱調理を行う。しかしなが
ら、両調理プレートの裏面の形状が前者は平坦であるの
に対し、後者は中央部が球面状でその外周部が平坦とな
っていて異なるため、図6乃び図7に示す如く、調理器
本体内の外側に設けた第1の発熱体7aを固定すると共
に、中央側に設けた第2の発熱体7bを上下方向に自在
に移動して形状の異なる調理プレートの裏面に当接させ
るよう発熱体7bに上方向に付勢する付勢手段を設けて
いる。
菜兼用プレート2cを食材や調理の種類に応じて択一的
に調理器本体1に載置し加熱調理を行う。しかしなが
ら、両調理プレートの裏面の形状が前者は平坦であるの
に対し、後者は中央部が球面状でその外周部が平坦とな
っていて異なるため、図6乃び図7に示す如く、調理器
本体内の外側に設けた第1の発熱体7aを固定すると共
に、中央側に設けた第2の発熱体7bを上下方向に自在
に移動して形状の異なる調理プレートの裏面に当接させ
るよう発熱体7bに上方向に付勢する付勢手段を設けて
いる。
【0050】上記第2の発熱体7bに設けられた付勢手
段の具体的な構成は、前記第1の実施の形態に係る加熱
調理器の項で説明した付勢手段A又は付勢手段Bの構成
と同一であるので説明を省略する。
段の具体的な構成は、前記第1の実施の形態に係る加熱
調理器の項で説明した付勢手段A又は付勢手段Bの構成
と同一であるので説明を省略する。
【0051】次に本発明の第2の実施の形態に係る加熱
調理器の付勢手段等の動作について前記第1の実施の形
態と異なる部分のみを説明する。
調理器の付勢手段等の動作について前記第1の実施の形
態と異なる部分のみを説明する。
【0052】調理器本体1に焼肉・野菜兼用プレート2
cが載置されると、図6に示すように、該プレートの裏
面の形状は調理面の形状に対応して中央部が球面状でそ
の外周部が平坦となっているので、遮熱板11上に設置
された第1の発熱体7aの上面は略平面部6の裏面に当
接すると共に、第1の発熱体7aと同一高さに位置する
温度調節器12の感熱棒12aの上面も同平坦面に当接
する。このとき、第1の発熱体7aの内側に位置し、付
勢手段Aにより上方に付勢された環状の第2の発熱体7
bの上面は、球面状となつた隆起部4の裏面に当接して
プレート重量により押圧され、弾性体9の付勢力に抗し
て支持体8と共にわずかに下方に変位して停止する。但
し、この場合も、設計により下方への変位を0にするこ
とも可能である。結果として、このように調理プレート
の裏面の形状が部分的に異なる場合でも、両発熱体7
a、7bは確実に異なる形状の裏面に当接するので、伝
導加熱により加熱効率が向上するうえ、焼肉調理面とな
る隆起部のみ高温加熱することも可能になる。
cが載置されると、図6に示すように、該プレートの裏
面の形状は調理面の形状に対応して中央部が球面状でそ
の外周部が平坦となっているので、遮熱板11上に設置
された第1の発熱体7aの上面は略平面部6の裏面に当
接すると共に、第1の発熱体7aと同一高さに位置する
温度調節器12の感熱棒12aの上面も同平坦面に当接
する。このとき、第1の発熱体7aの内側に位置し、付
勢手段Aにより上方に付勢された環状の第2の発熱体7
bの上面は、球面状となつた隆起部4の裏面に当接して
プレート重量により押圧され、弾性体9の付勢力に抗し
て支持体8と共にわずかに下方に変位して停止する。但
し、この場合も、設計により下方への変位を0にするこ
とも可能である。結果として、このように調理プレート
の裏面の形状が部分的に異なる場合でも、両発熱体7
a、7bは確実に異なる形状の裏面に当接するので、伝
導加熱により加熱効率が向上するうえ、焼肉調理面とな
る隆起部のみ高温加熱することも可能になる。
【0053】また、調理器本体1に平板プレート2aが
載置されると、図7に示すように、平板プレート2aの
裏面は調理面と同様に平坦に形成されているので、付勢
手段Aにより上方に付勢された環状の第2の発熱体7b
の上面は、プレート裏面に当接した状態でプレート重量
により押圧され、弾性体9の付勢力に抗して発熱体7b
を支持する支持体8と共に下方に変位し、プレート裏面
が第1の発熱体7aの上面に当接する位置で停止する。
このとき、温度調節器12の感熱棒12aの上面も同平
坦面に当接するので、三者が同一の高さで平板プレート
2aの裏面に確実に当接する。結果として、前者同様、
直接伝導加熱により加熱効率が向上するうえ、発熱体が
複数あるため、発熱体の使い分けにより部分加熱が可能
になる。
載置されると、図7に示すように、平板プレート2aの
裏面は調理面と同様に平坦に形成されているので、付勢
手段Aにより上方に付勢された環状の第2の発熱体7b
の上面は、プレート裏面に当接した状態でプレート重量
により押圧され、弾性体9の付勢力に抗して発熱体7b
を支持する支持体8と共に下方に変位し、プレート裏面
が第1の発熱体7aの上面に当接する位置で停止する。
このとき、温度調節器12の感熱棒12aの上面も同平
坦面に当接するので、三者が同一の高さで平板プレート
2aの裏面に確実に当接する。結果として、前者同様、
直接伝導加熱により加熱効率が向上するうえ、発熱体が
複数あるため、発熱体の使い分けにより部分加熱が可能
になる。
【0054】さらにまた、図8には調理器本体1に前記
焼肉・野菜兼用プレート2cとは異なる他の焼肉・野菜
兼用プレート2dを載置した場合の動作状態が示されて
いる。該調理プレート2dは、調理面中央に中央底部に
向かつて下方傾斜する略すり鉢状等の逆隆起部5が形成
され、その外側には略平面部6が形成されている。逆隆
起部5の傾斜面には中央底部に向かつて略直線状の凸状
部5aが複数形成され、中央底部には油溜部5bが設け
られている。従つて、逆隆起部5は前記調理プレート2
cの隆起部4と同様に焼肉調理面として利用され、略平
面部6は野菜等調理面として利用される。
焼肉・野菜兼用プレート2cとは異なる他の焼肉・野菜
兼用プレート2dを載置した場合の動作状態が示されて
いる。該調理プレート2dは、調理面中央に中央底部に
向かつて下方傾斜する略すり鉢状等の逆隆起部5が形成
され、その外側には略平面部6が形成されている。逆隆
起部5の傾斜面には中央底部に向かつて略直線状の凸状
部5aが複数形成され、中央底部には油溜部5bが設け
られている。従つて、逆隆起部5は前記調理プレート2
cの隆起部4と同様に焼肉調理面として利用され、略平
面部6は野菜等調理面として利用される。
【0055】調理器本体1にこの焼肉・野菜兼用プレー
ト2dが載置されると、図8に示すように、該プレート
の裏面の形状は、調理面の形状に対応して中央部が略す
り鉢状に下方に突出し、その外周部が平坦となつている
ので、付勢手段Aにより上方に付勢された環状の第2の
発熱体7bの上面は略すり鉢状となった逆隆起部5の裏
面に当接してプレート重量により押圧され、弾性体9の
付勢力に抗して第2の発熱体7bを支持する支持体8と
共に、下方に大きく変位し、プレート裏面の平坦面が第
1の発熱体7aの上面に当接する位置で停止する。この
とき、温度調節器12の感熱棒12aの上面も同平坦面
に当接する。
ト2dが載置されると、図8に示すように、該プレート
の裏面の形状は、調理面の形状に対応して中央部が略す
り鉢状に下方に突出し、その外周部が平坦となつている
ので、付勢手段Aにより上方に付勢された環状の第2の
発熱体7bの上面は略すり鉢状となった逆隆起部5の裏
面に当接してプレート重量により押圧され、弾性体9の
付勢力に抗して第2の発熱体7bを支持する支持体8と
共に、下方に大きく変位し、プレート裏面の平坦面が第
1の発熱体7aの上面に当接する位置で停止する。この
とき、温度調節器12の感熱棒12aの上面も同平坦面
に当接する。
【0056】結果として、このように調理プレートの裏
面の形状が部分的に異なる場合でも、両発熱体7a,7
bは確実に異なる形状の裏面に当接するので、伝導加熱
により加熱効率が向上するうえ、焼肉調理面となる逆隆
起部のみ高温加熱することも可能になる。
面の形状が部分的に異なる場合でも、両発熱体7a,7
bは確実に異なる形状の裏面に当接するので、伝導加熱
により加熱効率が向上するうえ、焼肉調理面となる逆隆
起部のみ高温加熱することも可能になる。
【0057】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の範囲内で上記実施の形態に多
くの修正及び変更を加え得ることは勿論である。例え
ば、第1の実施の形態において、発熱体は環状のものを
1個使用したが、調理プレートの裏面の形状に応じて複
数使用してもよく、また、それらの形状を変えてもよ
い。さらには、1又は2以上の発熱体に付勢手段を設け
ることも自由である。
るものではなく、本発明の範囲内で上記実施の形態に多
くの修正及び変更を加え得ることは勿論である。例え
ば、第1の実施の形態において、発熱体は環状のものを
1個使用したが、調理プレートの裏面の形状に応じて複
数使用してもよく、また、それらの形状を変えてもよ
い。さらには、1又は2以上の発熱体に付勢手段を設け
ることも自由である。
【0058】また、第2の実施の形態において、第2の
発熱体は環状のものを使用したが、調理プレートの隆起
部あるいは逆隆起部の裏面の形状に合わせて第2の発熱
体の形状を変えることも何ら支障はない。
発熱体は環状のものを使用したが、調理プレートの隆起
部あるいは逆隆起部の裏面の形状に合わせて第2の発熱
体の形状を変えることも何ら支障はない。
【0059】また、上記実施の形態においては調理具と
して各種調理プレートについて図示して説明したが、調
理鍋についても同様に適用可能である。
して各種調理プレートについて図示して説明したが、調
理鍋についても同様に適用可能である。
【0060】さらにまた、第1及び第2の実施の形態に
おいて、付勢手段の弾性体としてコイルバネを使用した
が、特にこれに限定するものではなく、発熱体を上方に
付勢できるものならジングルバネや板バネ等を使用して
もよい。
おいて、付勢手段の弾性体としてコイルバネを使用した
が、特にこれに限定するものではなく、発熱体を上方に
付勢できるものならジングルバネや板バネ等を使用して
もよい。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
平板あるいは焼肉用調理プレート等、種類や裏面の形状
の異なる調理具を載置しても発熱体を上下動させること
により確実にプレート裏面に当接させることができるの
で、調理具裏面の形状をシンプルにすることができ、調
理具の軽量化とコスト低減を図り得るほか、加熱効率を
向上することができる。
平板あるいは焼肉用調理プレート等、種類や裏面の形状
の異なる調理具を載置しても発熱体を上下動させること
により確実にプレート裏面に当接させることができるの
で、調理具裏面の形状をシンプルにすることができ、調
理具の軽量化とコスト低減を図り得るほか、加熱効率を
向上することができる。
【0062】 また、調理面中央に隆起部あるいは逆隆
起部を形成し、その外側に略平面部を形成した調理具を
載置した場合でも第1及び第2の発熱体を確実に調理プ
レート裏面に当接させることができるので、従来のよう
な隆起部裏面の肉厚増や、発熱体に当接させるためのリ
ブを形成する等の複雑な構造が不要になり、調理具裏面
の形状をシンプルにでき、調理具の軽量化とコスト低減
を図り得るほか、加熱効率を向上することができる。さ
らにまた、発熱体を二つに分離したので焼肉調理面とな
る隆起部あるいは逆隆起部のみを高温加熱することも可
能になる。
起部を形成し、その外側に略平面部を形成した調理具を
載置した場合でも第1及び第2の発熱体を確実に調理プ
レート裏面に当接させることができるので、従来のよう
な隆起部裏面の肉厚増や、発熱体に当接させるためのリ
ブを形成する等の複雑な構造が不要になり、調理具裏面
の形状をシンプルにでき、調理具の軽量化とコスト低減
を図り得るほか、加熱効率を向上することができる。さ
らにまた、発熱体を二つに分離したので焼肉調理面とな
る隆起部あるいは逆隆起部のみを高温加熱することも可
能になる。
【0063】 さらに、本発明によれば、極めて簡単な
構成で付勢手段を構成することにより、前記発熱体ある
いは前記第2の発熱体を調理具の裏面の形状に応じて、
横振れなしに上下動させて調理具裏面に確実に当接させ
ることのできる信頼性の高い付勢手段が得られる。
構成で付勢手段を構成することにより、前記発熱体ある
いは前記第2の発熱体を調理具の裏面の形状に応じて、
横振れなしに上下動させて調理具裏面に確実に当接させ
ることのできる信頼性の高い付勢手段が得られる。
【0064】 また、本発明によれば、弾性体と支持体
の一部または全部を収納して付勢手段を構成する前記筒
体を遮熱板の下面に固定したことにより、調理器本体の
内底面に固定する場合に比べて、付勢手段をより小型化
することができると共に、遮熱効果も向上する。
の一部または全部を収納して付勢手段を構成する前記筒
体を遮熱板の下面に固定したことにより、調理器本体の
内底面に固定する場合に比べて、付勢手段をより小型化
することができると共に、遮熱効果も向上する。
【0065】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る加熱調理器を示
す分離斜視図。
す分離斜視図。
【図2】同加熱調理器において焼肉プレート載置時の概
略縦断面図。
略縦断面図。
【図3】同加熱調理器において平板プレート載置時の概
略縦断面図。
略縦断面図。
【図4】本発明の第2の実施形態に係る加熱調理器を示
す分離斜視図。
す分離斜視図。
【図5】同加熱調理器本体に温度調節器を挿入した状態
におけるす概略平面図。
におけるす概略平面図。
【図6】同加熱調理器において焼肉・野菜兼用プレート
載置時の概略縦断面図。
載置時の概略縦断面図。
【図7】同加熱調理器において平板プレート載置時の概
略縦断面図。
略縦断面図。
【図8】同加熱調理器において他の焼肉・野菜兼用プレ
ート載置時の概略縦断面図。
ート載置時の概略縦断面図。
【図9】本発明の付勢手段の一例を示す要部拡大縦断面
図。
図。
【図10】本発明の付勢手段の他の例を示す要部拡大縦
断面図。
断面図。
【図11】従来の加熱調理器の焼肉プレートと発熱体の
位置関係を示す縦断面図で、(a)はプレート調理面の
肉厚を厚くした焼肉プレートと発熱体の位置関係を示
す。(b)はプレート裏面を湾曲状あるいは円弧状に形
成した焼肉プレートと発熱体の位置関係を示す。(c)
は部分的にプレート裏面の肉厚を厚くした焼肉プレート
と発熱体の位置関係を示す。
位置関係を示す縦断面図で、(a)はプレート調理面の
肉厚を厚くした焼肉プレートと発熱体の位置関係を示
す。(b)はプレート裏面を湾曲状あるいは円弧状に形
成した焼肉プレートと発熱体の位置関係を示す。(c)
は部分的にプレート裏面の肉厚を厚くした焼肉プレート
と発熱体の位置関係を示す。
1……調理器本体 2……調理プレート 2a…平
板プレート 2b…焼肉プレート 2c…焼肉・野菜兼用プレート 2d…他の焼肉・野菜兼用プレート A……付勢手段 B……他の付勢手段 4……隆起
部 4a…凸状部 5……逆隆起部 6……略平面部 7……発熱体 7a…第1の発熱体 7b…第2の
発熱体 8……支持体 8a…凹部 8b…凸部 9……
弾性体 10…筒体 11…遮熱板
板プレート 2b…焼肉プレート 2c…焼肉・野菜兼用プレート 2d…他の焼肉・野菜兼用プレート A……付勢手段 B……他の付勢手段 4……隆起
部 4a…凸状部 5……逆隆起部 6……略平面部 7……発熱体 7a…第1の発熱体 7b…第2の
発熱体 8……支持体 8a…凹部 8b…凸部 9……
弾性体 10…筒体 11…遮熱板
─────────────────────────────────────────────────────
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(56)参考文献 特開 平11−253320(JP,A)
特開 平6−22861(JP,A)
特開 平6−154096(JP,A)
実開 昭52−166664(JP,U)
実公 昭59−31137(JP,Y1)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
A47J 37/06
Claims (6)
- 【請求項1】 調理器本体に、複数の調理具を択一的に
収納あるいは載置するようにした加熱調理器において、
調理器本体内に設置された遮熱板と、該遮熱板の上方に
配された発熱体と、該発熱体を前記調理具の裏面の形状
に応じて上下方向に自在に移動して前記調理具裏面に当
接させるよう前記発熱体を上方向に付勢する付勢手段と
が設けられ、前記発熱体の両端部が遮熱板の底部の開孔
を貫通し、両端部にリード線が接続されたことを特徴と
する加熱調理器。 - 【請求項2】 平板状の調理具と、調理面中央に隆起部
あるいは逆隆起部が形成されその外側に略平面部が形成
された調理具とを択一的に載置するようにした加熱調理
器において、調理器本体内に設置された遮熱板と、該遮
熱板の上面に固定された第1の発熱体と、第1の発熱体
の内側に位置し遮熱板の上方に配された第2の発熱体
と、第2の発熱体を上下方向に移動して前記調理具の裏
面に当接させるよう第2の発熱体を上方に付勢する付勢
手段とが設けられ、第2の発熱体の両端部が遮熱板の底
部の開孔を貫通し、両端部にリード線が接続されたこと
を特徴とする加熱調理器。 - 【請求項3】 前記付勢手段は、遮熱板に設けられた開
口部より上方に突出し上下動自在な発熱体を下方から支
持する支持体と、該支持体を上方に付勢するバネ等の弾
性体と、該弾性体及び前記支持体の一部又は全部を収納
する筒体とからなり、前記筒体は、前記遮熱板の下面に
固定されたことを特徴とする請求項1又は2に記載の加
熱調理器。 - 【請求項4】 前記付勢手段は、遮熱板に設けられた開
口部より上方に突出し上下動自在な発熱体を下方から支
持する支持体と、該支持体を上方に付勢するバネ等の弾
性体と、支持体から突出して弾性体の上端を係止するス
トッパーとからなり、前記弾性体は、遮熱板とストッパ
ーとの間に保持されたことを特徴とする請求項1又は2
に記載の加熱調理器。 - 【請求項5】 前記弾性体は、渦巻状コイルバネとされ
たことを特徴とする請求項3又は4に記載の加熱調理
器。 - 【請求項6】 調理面が平坦に形成された第一の調理具
と、調理面中央部に隆起部あるいは逆隆起部が形成さ
れ、この隆起部あるいは逆隆起部の周辺に略平坦部が形
成された第2の調理具とを択一的に収納あるいは載置す
るようにした加熱調理器において、前記第1の調理具裏
面または前記第2の調理具裏面の略平坦部に当接する第
1の発熱体が固定されて設けられ、前記第1の発熱体の
内側に位置し、かつ前記第2の調理具の隆起部あるいは
逆隆起部の裏面に当接する位置に一又は二以上の第2の
発熱体が設けられ、 前記第1の調理具裏面に前記第2の
発熱体が当接した場合には、前記第2の発熱体を下方向
に移動して停止させ、前記第2の調理具の隆起部あるい
は逆隆起部の裏面に前記第2の発熱体が当接した場合に
は、前記第2の調理具の隆起部あるいは逆隆起部の裏面
の形状に応じて前記第2の発熱体を上下方向に自在に移
動させて、前記第2の調理具の隆起部あるいは逆隆起部
の裏面の形状に応じて当接するように前記第2の発熱体
を上方向に付勢する付勢手段を設けてなることを特徴と
する加熱調理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36278599A JP3499483B2 (ja) | 1999-12-21 | 1999-12-21 | 加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36278599A JP3499483B2 (ja) | 1999-12-21 | 1999-12-21 | 加熱調理器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001169926A JP2001169926A (ja) | 2001-06-26 |
JP3499483B2 true JP3499483B2 (ja) | 2004-02-23 |
Family
ID=18477724
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36278599A Expired - Fee Related JP3499483B2 (ja) | 1999-12-21 | 1999-12-21 | 加熱調理器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3499483B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5458844B2 (ja) * | 2009-12-04 | 2014-04-02 | タイガー魔法瓶株式会社 | 加熱調理器 |
CN107049055A (zh) * | 2017-05-22 | 2017-08-18 | 江门市新会区恒隆塑料制品有限公司 | 一种烤盘悬浮组件 |
JP7099266B2 (ja) * | 2018-11-12 | 2022-07-12 | 三菱電機株式会社 | 加熱調理器 |
-
1999
- 1999-12-21 JP JP36278599A patent/JP3499483B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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