JP3162995B2 - ショーケース - Google Patents

ショーケース

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JP3162995B2
JP3162995B2 JP04133296A JP4133296A JP3162995B2 JP 3162995 B2 JP3162995 B2 JP 3162995B2 JP 04133296 A JP04133296 A JP 04133296A JP 4133296 A JP4133296 A JP 4133296A JP 3162995 B2 JP3162995 B2 JP 3162995B2
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JP
Japan
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reinforcing plate
panel
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芳朗 石坂
浩二 早瀬
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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  • Freezers Or Refrigerated Showcases (AREA)
  • Packaging Of Machine Parts And Wound Products (AREA)
  • Package Frames And Binding Bands (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はショーケース、特に
その梱包時における利便性を改善したものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より例えば実公昭59−23727
号公報(B65D77/26)に示される如き低温ショ
ーケースは、図6乃至図10に示す如く本体101下部
にコンプレッサなどのユニットを設置する機械室102
が形成されており、この機械室102底面のユニットベ
ース103の前後下面には、鋼板製の補強板(ベース補
強板)104が溶接により取り付けられていた。
【0003】この補強板104は、断面略コ字状を呈し
ており、その開口を前方(図7)或いは後方に向けた状
態で左右に渡って取り付けられている。また、機械室1
02の前面にはパネル106が開閉自在に取り付けられ
ている。この場合、ユニットベース103の前縁は上方
に直角に折曲されてフランジ103Aが形成されてお
り、パネル106の裏面下部には後方に突出した爪部1
07A、107Aを有したヒンジ板107がスポット溶
接されている。そして、このヒンジ板107の爪部10
7A、107Aをユニットベース103のフランジ10
3Aに上から載せるかたちで係合することによりパネル
106下端をユニットベース103に回動可能に取り付
けると共に(図7)、上部は本体101に設けられた図
示しない磁石にて吸着し、保持するものであった。
【0004】次に、図8は係る従来の低温ショーケース
の梱包用底敷111を示している。この底敷111は全
て木材から成り、矩形状の板材112の下面に三本の縦
桟材113・・を固定して構成されている。板材112
の上面前後には更に角材から成る止め板114、114
が左右に取り付けられており、板材112の上面左右に
は短冊状の板材から成る横ずれ防止用の止め板117、
117(本体101下面の図示しないキャスターが当接
する)が前後に取り付けられている。
【0005】そして、低温ショーケースを梱包する際に
は、ユニットベース103を底敷111の止め板11
4、114上に載置する。このとき、前部の補強板10
4は前部の止め板114の前面に位置し(図7)、後部
の補強板104は後部の止め板114の後面に位置す
る。その状態で、図8に示す如くクランク状(或いは階
段状)に屈曲された梱包用金具119、119の上面を
前後の補強板104、104に前後上方から係合し(図
7)、木ネジで板材112に固定することにより、底敷
111に本体101を固定するものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の構
造では低温ショーケースの梱包時、本体101の上下左
右への移動を阻止するために少なくとも二個の梱包用金
具119、119と木ネジ、及び、横ずれ防止用の止め
板117、117が必要であり、コストの高騰を引き起
こすと共に、開梱後の廃棄部品点数が多く、環境上の問
題も大きかった。
【0007】また、パネル106にはヒンジ板107を
溶接しなければならなかったため、パネル106の塗装
面に溶接跡が生じ、外観上も好ましくないものであっ
た。本発明は、係る従来の技術的課題を解決するために
成されたものであり、開梱後の廃棄部品点数を減らすこ
とができるショーケースを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のショーケース
は、本体底面のベース下面に補強板を取り付けて成り、
前記補強板は、下方に開口せる箱状を呈すると共に、こ
の補強板は梱包用底敷に上方から覆い被さるものであっ
て、ベース前方に設けられたパネルと、このパネル下部
に穿設された係合孔と、補強板から前方に突出して形成
された係合爪とを備え、前記係合孔内に前記係合爪を係
合させることにより、前記パネルを前記補強板に回動自
在に枢支させたものである。
【0009】本発明によれば、本体底面のベース下面に
取り付けられた補強板を下方に開口せる箱状とし、梱包
時には梱包用底敷に上方から覆い被さるようにしたの
で、この補強板のみによって本体の前後左右への移動を
阻止することができるようになる。従って、梱包時に必
要とされる固定部品数及び作業工程数を大幅に減少させ
ることが可能となり、コストの低減を図ることができ、
且つ、開梱時の廃棄部品数を削減して環境問題に寄与す
ることができるようになるものである。また、パネルに
別途ヒンジ部品を取り付けること無く、ベース前方にお
いて補強板にパネルを回動自在に枢支させることができ
るようになり、これによっても構造の簡素化と部品点数
の削減によるコストの低減を図ることができると共に、
パネルの外観も向上させることができるようになるもの
である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
形態を詳述する。図1は本発明のショーケースの実施例
としての低温ショーケース1の斜視図、図2は梱包した
状態の低温ショーケース1下部の側面図である。実施例
の低温ショーケース1は、例えば缶飲料などの商品を冷
却しながら陳列保存するものであり、図示しない冷却
器、送風機などを収納した断熱壁から成る本体2の上方
に、透明ガラス壁3・・及び前面の透明ガラス扉4、4
にて囲繞された陳列室6を形成している。
【0011】この陳列室6内には複数段の棚7・・が架
設されており、係る陳列室6内に冷却器と熱交換した冷
気を送風機により下方から吐出循環させて所定の温度に
冷却するものである。前記本体2内の断熱壁下方には前
記冷却器などと共に冷凍サイクルを構成するコンプレッ
サやコンデンサなどを設置する機械室8が形成されてお
り、その前面はパネル9にて開閉自在に閉塞されてい
る。尚、11・・は本体2の下面四隅に取り付けられた
キャスターである。
【0012】この機械室8の底面には上記機器が取り付
けられるベースとしてのユニットベース12が設けら
れ、前記パネル9はこのユニットベース12前方に位置
している。このユニットベース12の前後下面には、鋼
板製の補強板(ベース補強板)13と前述同様の補強板
104がそれぞれ溶接により取り付けられていた。尚、
後部の補強板104に関しては前述同様であるので説明
を省略する。
【0013】ユニットベース12前部の補強板13は、
図3及び図5に示す如く下方に開口せる左右に長い矩形
箱状を呈しており、その前壁下端左右からは、前方に突
出した後上方に屈曲された係合爪14、14が一体に形
成されている。他方パネル9の下端は後方に直角に折曲
されてそこにフランジ9Aが形成されており、更にこの
フランジ9Aの左右には長孔から成る係合孔16、16
が穿設されている。
【0014】そして、この係合孔16、16内に補強板
13の係合爪14、14を下から挿入して係合させるこ
とにより、パネル9下端を補強板13に回動自在に枢支
させる。尚、パネル9上部は本体2に設けられた図示し
ない磁石にて吸着し、保持するものである。係る構造に
よりパネル9に従来の如くヒンジ板などの部品を溶接す
る必要が無くなると共に、ユニットベース12前縁を加
工することも不要となる。
【0015】次に、図4は係る低温ショーケース1の梱
包用底敷21を示している。この底敷21は全て木材か
ら成り、前後に渡る二枚の板材22、22と、これら板
材22、22の前後下面に取り付けられた左右に渡る板
材23、23と、これら板材23、23の下面間に渡っ
て取り付けられた三本の縦桟材24、24、24とから
構成されている。また、板材22、22の上面前後には
更に角材から成る止め板26、26が左右に渡って取り
付けられている。
【0016】そして、低温ショーケース1を梱包する際
には、前部においては補強板13を底敷21前部の止め
板26に上方から覆い被せると共に、後部においてはユ
ニットベース12を底敷21後部の止め板26上に載置
する。このとき、補強板13の開口寸法は止め板26を
略キッチリと収容できる寸法とされており(図3)、後
部の補強板104は従来同様に後部の止め板26の後面
に位置する。
【0017】従って、この状態では補強板13のみによ
り、本体2の前後左右への移動は阻止されるかたちとな
り、従来の横ずれ防止用板材は不要となる。その後、図
4に示す如くクランク状(或いは階段状)に屈曲された
従来同様の梱包用金具119の上面を後部補強板104
に後上方から係合し(図4)、木ネジで板材23に固定
することにより、底敷21に本体2を固定する。即ち、
一つの梱包用金具119と木ネジによって、本体2の上
方への移動も阻止され、本体2は底敷21に強固に取り
付けられるようになる。
【0018】尚、このように本体2を底敷21に固定し
た後は、段ボール製の梱包材が上から被せられるので、
上記後部の梱包用金具119は削除しても差し支えな
い。また、実施例では透明ガラスで囲繞された低温ショ
ーケースを例にとり説明したが、それに限らず、オープ
ンショーケースや温蔵ケースなどにも本発明は有効であ
る。
【0019】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、本体
底面のベース下面に取り付けられた補強板を下方に開口
せる箱状とし、梱包時には梱包用底敷に上方から覆い被
さるようにしたので、この補強板のみによって本体の前
後左右への移動を阻止することができるようになる。従
って、梱包時に必要とされる固定部品数及び作業工程数
を大幅に減少させることが可能となり、コストの低減を
図ることができ、且つ、開梱時の廃棄部品数を削減して
環境問題に寄与することができるようになるものであ
る。
【0020】また、パネルに別途ヒンジ部品を取り付け
ること無く、ベース前方において補強板にパネルを回動
自在に枢支させることができるようになり、これによっ
ても構造の簡素化と部品点数の削減によるコストの低減
を図ることができると共に、パネルの外観も向上させる
ことができるようになるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のショーケースの実施例としての低温シ
ョーケースの斜視図である。
【図2】梱包した状態の低温ショーケース下部の側面図
である。
【図3】図2の円A部分の拡大図である。
【図4】低温ショーケースを梱包する底敷の斜視図であ
る。
【図5】パネルと補強板の斜視図である。
【図6】従来の低温ショーケース下部の側面図である。
【図7】図6の円A部分の拡大図である。
【図8】従来の低温ショーケースを梱包する底敷の斜視
図である。
【図9】従来のパネルの斜視図である。
【図10】従来の補強板の斜視図である。
【符号の説明】
1 低温ショーケース 9 パネル 12 ユニットベース 13 補強板 14 係合爪 16 係合孔 21 底敷 26 板材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25D 23/00 A47F 3/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体底面のベース下面に補強板を取り付
    けて成り、前記補強板は、下方に開口せる箱状を呈する
    と共に、この補強板は梱包用底敷に上方から覆い被さる
    ショーケースにおいて、ベース前方に設けられたパネル
    と、このパネル下部に穿設された係合孔と、補強板から
    前方に突出して形成された係合爪とを備え、前記係合孔
    内に前記係合爪を係合させることにより、前記パネルを
    前記補強板に回動自在に枢支させたことを特徴とするシ
    ョーケース。
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