JP3162542B2 - 洗濯機 - Google Patents
洗濯機Info
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- Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)
Description
られた脱水かごをモータにより回転駆動して洗濯物を脱
水する機能を備えた洗濯機に関する。
機は、槽内に洗濯槽兼脱水かご用の回転槽を回転可能に
設けると共に、この回転槽を回転駆動するモータを設
け、槽内の水を排出するための排水口を開閉する排水弁
を設け、そして、槽内の水位を検出する水位センサを設
けて構成されている。この構成において、脱水運転を行
う場合、図5に示すような運転制御を行う。具体的に
は、図5に示すように、脱水運転のスタート時に水位セ
ンサが槽内の水位を検出しているとき、即ち、槽内の水
位が水位センサの検出下限水位よりも高いときには、脱
水運転をスタートさせると、排水弁を開放して槽内の排
水を開始させた後、水位センサがリセットした(槽内の
水位が水位センサの検出下限水位よりも低下した)時点
t1から設定時間として例えば2分30秒が経過した時
点t2でモータを通電開始するようにしている。
は、槽内に水がまだある程度残っており、この状態でモ
ータを通電開始すると、槽内の残水の抵抗により起動不
良が発生するおそれがあるので、この起動不良を防止す
るために、水位センサがリセットした時点t1から2分
30秒が経過するのを待つことにより、残水を確実に排
出させて起動不良が発生しないようにしているためであ
る。即ち、上記2分30秒という時間は、残水脱水防止
用の設定時間である。
ート時に水位センサがリセットしているとき、即ち、槽
内の水位が検出下限水位よりも低いときには、図6に示
すような運転制御を行う。具体的には、図6に示すよう
に、脱水運転をスタートさせると、排水弁を開放して槽
内の排水を開始させた後、例えば7秒が経過した時点t
3でモータを通電開始するようにしている。しかしなが
ら、この図6に示すような運転制御を行う場合、操作の
仕方によっては槽内の残水に起因する起動不良が発生す
ることがあった。具体的な操作例としては、水位センサ
がリセットしていないとき、即ち、槽内の水位が検出下
限水位よりも高いときに、脱水運転をスタートさせて排
水を開始した後、水位センサがリセットした直後に脱水
運転を一時停止させ、その後、脱水運転を再スタートさ
せると、この再スタート時点から7秒が経過した時点で
モータを通電開始しまう。この場合、脱水運転を一時停
止した時点で、排水弁がオフされて閉塞するので、上記
したような操作を行うと、槽内に水がかなり残っている
状態でモータを回転駆動させることになるから、残水に
より起動不良が発生することがあった。
停止させた後、再スタートさせるような操作を行なうこ
とがあっても、槽内の残水により起動不良が発生するこ
とを確実に防止できる洗濯機を提供するにある。
に回転可能に設けられた脱水かごを回転駆動するモータ
と、前記槽内の水を排出するための排水口を開閉する排
水弁と、前記槽内の水位を検出する水位センサとを備え
て成る洗濯機において、脱水運転をスタートさせて前記
排水弁を開放して前記槽内の排水を開始させた後、前記
槽内の水位が前記水位センサの検出下限水位よりも低下
した後であって前記モータを通電開始する前に脱水運転
が一時停止し、その後、再スタートさせたときに、再ス
タート時点から残水脱水防止用の設定時間が経過した時
点で前記モータを通電開始する運転制御手段を備えたと
ころに特徴を有する。
水運転をスタートさせて前記排水弁を開放して前記槽内
の排水を開始させた後、前記槽内の水位が前記水位セン
サの検出下限水位よりも低下した後で脱水運転が一時停
止したときに、前記槽内の水位が前記水位センサの検出
下限水位よりも低下してから脱水運転が一時停止するま
での時間を計時する計時手段を備えると共に、前記脱水
運転が一時停止した後、再スタートさせたときに、再ス
タート時点から、残水脱水防止用の設定時間から前記計
時した時間を減算した時間が経過した時点で前記モータ
を通電開始する運転制御手段を備える構成とすることも
好ましい。
排水弁を開放して槽内の排水を開始させた後、槽内の水
位が水位センサの検出下限水位よりも低下した後で脱水
運転が一時停止し、その後、再スタートさせたときに
は、再スタート時点から残水脱水防止用の設定時間が経
過した時点でモータを通電開始する構成としたので、モ
ータを通電開始するときには、槽内の残水が十分に排出
されており、脱水運転を一時停止させた後、再スタート
させるような操作を行なったとしても、槽内の残水によ
り起動不良が発生することを確実に防止できるようにな
る。
開放して槽内の排水を開始させた後、槽内の水位が水位
センサの検出下限水位よりも低下した後で脱水運転が一
時停止したときに、槽内の水位が水位センサの検出下限
水位よりも低下してから脱水運転が一時停止するまでの
時間を計時すると共に、脱水運転が上記したように一時
停止した後、再スタートさせたときには、再スタート時
点から、残水脱水防止用の設定時間から上記計時した時
間を減算した時間が経過した時点でモータを通電開始す
る構成としたので、再スタート時点からモータの通電開
始時点までに要する時間を極力短縮することが可能にな
る。
いし図3を参照しながら説明する。まず、全自動洗濯機
の全体構成を示す図2において、外箱1内には、槽であ
る水受槽2が弾性吊持されている。水受槽2内には、洗
い槽であると共に脱水かごである回転槽3が回転可能に
設けられている。この回転槽3の内底部には、洗濯用の
撹拌体4が回転可能に配設されている。
用のモータ5が設けられていると共に、機構部6が設け
られている。この機構部6は、洗濯時には、モータ5の
回転を減速して撹拌体4のみに伝えてこれを回転させ、
一方、脱水時には、モータ5の回転を撹拌体4と回転槽
3とに伝えて両者を一体的に高速回転させるように構成
されている。
7には、該排水口7を開閉する排水弁8が設けられてい
ると共に、排水ホース9が接続されている。上記排水口
7の隣接部位には、エアトラップ10が設けられてお
り、このエアトラップ10には水位センサ11(図3参
照)がエアチューブ12を介して接続されている。この
水位センサ11は、例えばメカ式圧力スイッチから構成
されており、エアトラップ10内の圧力即ち水受槽2内
の水位に応じてオンオフする複数の接点機構を有してい
る。この場合、水位センサ11は、水受槽2内の水位が
検出下限水位、洗濯物量検出水位、低水位、中水位及び
高水位等に達したときに、各水位に対応する接点機構が
それぞれオンすることにより、各水位に対応する検出信
号を出力する構成となっている。そして、水受槽2内の
水位が検出下限水位よりも低いときには、水位センサ1
1は複数の接点機構がすべてオフした状態即ちリセット
状態となるように構成されている。
ー13の内部後部に配設されている。この上部カバー1
3の内部後部には、給水弁14(図3参照)が配設され
ている。また、上部カバー13の前部には、図示しない
操作パネルが設けられており、この操作パネルに各種の
スイッチ及び各種の表示器が配設されている。
御回路15は、マイクロコンピュータを含んで構成され
ており、内部のメモリに洗い運転、すすぎ運転及び脱水
運転を制御するための制御プログラムが記憶されてい
る。この制御回路15が運転制御手段としての機能を備
えている。上記制御回路15は、前記水位センサ11か
ら水位検出信号、並びに、操作パネルの各種のスイッチ
を有して成る操作回路16から各種のスイッチ信号を受
けるように構成されている。また、制御回路15は、前
記モータ5、給水弁14及び排水弁8を駆動回路17〜
19を介してそれぞれ駆動制御すると共に、操作パネル
の各種の表示器を有して成る表示回路20を駆動制御す
る構成となっている。更に、制御回路15は、例えばE
EPROMからなる不揮発性メモリ21にデータを書き
込むと共に、該不揮発性メモリ21に記憶されたデータ
を読み出すことが可能になっている。
明する。今、洗い運転又はすすぎ運転が終了すると、引
き続いて脱水運転が開始される。具体的には、図1に示
すように、時刻T0で脱水運転が開始されると、まず、
排水弁8が通電駆動されて開放され、水受槽2内の水が
排水され始める。この場合、時刻T0では、洗い運転又
はすすぎ運転の終了後であるから、水受槽2内に水が貯
留されており、水受槽2内の水位が水位センサ11の検
出下限水位よりも高いため、水位センサ11は水位を検
出しておりリセットされていない。この後、水受槽2内
の排水が進行して、時刻T1で水位が水位センサ11の
検出下限水位よりも低くなると、その時刻T1で水位セ
ンサ11がリセットされる。
た状態で、時刻T2で例えば一時停止スイッチを操作し
て脱水運転を一時停止すると、排水弁8が断電されて閉
塞され、水受槽2の排水が停止する。この後、時刻T3
で運転スタートスイッチを操作して脱水運転を再スター
トすると、排水弁8が再び通電駆動されて開放され、水
受槽2内に残っている水の排水が再開される。この場
合、時刻T3では、水受槽2内の水位が水位センサ11
の検出下限水位よりも低いため、水位センサ11がリセ
ットしている。この後、上記時刻T3から残水脱水防止
用の設定時間である例えば2分30秒が経過すると、そ
の経過時点である時刻T4でモータ5が通電駆動開始さ
れる。この場合、モータ5を通電開始するとき即ち時刻
T4では、水受槽2内の残水が十分に排出されており、
従来構成(図6参照)とは異なり、モータ5が起動不良
を起こすことを確実に防止できる。
するに際して、一時停止スイッチを操作する場合につい
て説明したが、電源スイッチをオフ操作して脱水運転を
一時停止する場合も、上述した制御と同様な制御が行わ
れるように構成されている。この場合、一時停止した脱
水運転を再スタートするには、電源スイッチをオン操作
した後、運転スタートスイッチを操作すれば良い。
する場合も、上述した制御とほぼ同様な制御が行われる
ように構成されている。具体的には、脱水運転の途中
で、例えば水位センサ11がリセットした状態であって
残水脱水防止用の設定時間2分30秒が経過していない
状態で停電が発生すると、停電検出回路により停電を検
出し、停電発生時点の脱水運転の途中状態を示すデータ
を不揮発性メモリ21に書き込んで記憶させる。そし
て、停電が回復すると、不揮発性メモリ21から停電発
生時点の脱水運転の状態を示すデータを読み込む。この
後、脱水運転の再スタート操作が行なわれたときには、
上記読み込んだデータに基づいて脱水運転を継続する、
具体的には、再スタート時点から2分30秒が経過した
時点でモータ5を通電駆動開始する構成となっている。
尚、洗濯機の電源プラグを電源コンセントから引き抜く
ことにより、脱水運転を一時停止させた場合も、上記し
た停電が発生した場合の制御とほぼ同様の制御が行なわ
れるようになっている。
メカ式圧力スイッチから構成したが、これに代えて、圧
力の大きさ即ち水位に応じた検出信号を無段階に出力す
る圧力センサから構成しても良い。このような無段階で
水位を検出する水位センサであっても、検出下限水位が
存在しており、水位が検出下限水位よりも低くなると、
非検出状態即ちリセット状態となる構成となっている。
あり、第1の実施例と異なるところを説明する。この第
2の実施例では、図4に示すように、時刻T10で脱水
運転が開始されると、まず、排水弁8が通電駆動されて
開放され、水受槽2内の水が排水され始める。この場
合、時刻T10では、洗い運転又はすすぎ運転の終了後
であるから、水受槽2内に水が貯留されており、水受槽
2内の水位が水位センサ11の検出下限水位よりも高い
ため、水位センサ11はリセットされていない。この
後、水受槽2内の排水が進行して、時刻T11で水位が
水位センサ11の検出下限水位よりも低くなると、その
時刻T11で水位センサ11がリセットされる。
た状態で、時刻T12で例えば一時停止スイッチを操作
して脱水運転を一時停止すると、排水弁8が断電されて
閉塞され、水受槽2の排水が停止する。このとき、制御
回路15は、内蔵する計時機能により、水受槽2内の水
位が水位センサ11の検出下限水位よりも低下してから
脱水運転が一時停止するまでの時間、具体的には、時刻
T11と時刻T12との間の時間Aを計時して、その計
時時間Aを記憶する。この場合、制御回路14が計時手
段としての機能を備えている。
チを操作して脱水運転を再スタートすると、排水弁8が
再び通電駆動されて開放され、水受槽2内に残っている
水の排水が再開される。この場合、時刻T13では、水
受槽2内の水位が水位センサ11の検出下限水位よりも
低いため、水位センサ11がリセットしている。この
後、時刻T13から、残水脱水防止用の設定時間である
例えば2分30秒から上記計時した時間Aを減算した時
間が経過すると、その経過時点である時刻T14でモー
タ5が通電駆動開始される。この場合、モータ5を通電
開始するとき即ち時刻T14では、水受槽2内の残水が
十分に排出されており、従来構成(図6参照)とは異な
り、モータ5が起動不良を起こすようなことを確実に防
止できる。特に、第2の実施例では、一時停止させた脱
水運転を再スタートさせたときに、再スタート時点(時
刻T13)から、残水脱水防止用の設定時間2分30秒
から上記計時した時間Aを減算した時間が経過した時点
(時刻T14)でモータ5を通電開始する構成としたの
で、再スタート時点からモータ5の通電開始時点までに
要する時間を極力短縮することができ、脱水運転全体に
要する時間を可能な限り短くすることができる。
に、脱水運転をスタートさせて排水弁を開放して槽内の
排水を開始させた後、槽内の水位が水位センサの検出下
限水位よりも低下した後で脱水運転が一時停止し、その
後、再スタートさせたときに、再スタート時点から残水
脱水防止用の設定時間が経過した時点でモータを通電開
始するように運転制御する構成としたので、脱水運転を
一時停止させた後、再スタートさせるような操作を行な
うことがあっても、槽内の残水により起動不良が発生す
ることを確実に防止できるという優れた効果を奏する。
開放して槽内の排水を開始させた後、槽内の水位が水位
センサの検出下限水位よりも低下した後で脱水運転が一
時停止したときに、槽内の水位が水位センサの検出下限
水位よりも低下してから脱水運転が一時停止するまでの
時間を計時すると共に、脱水運転が上記したように一時
停止した後、再スタートさせたときに、再スタート時点
から、残水脱水防止用の設定時間から上記計時した時間
を減算した時間が経過した時点でモータを通電開始する
ように運転制御する構成としたので、脱水運転の再スタ
ート後に槽内の残水により起動不良が発生することを確
実に防止でき、しかも、再スタート時点からモータの通
電開始時点までに要する時間を極力短縮することができ
る。
チャート
チャート
ート
モータ、7は排水口、8は排水弁、10はエアトラッ
プ、11は水位センサ、15は制御回路(運転制御手
段、計時手段)、21は不揮発性メモリを示す。
Claims (2)
- 【請求項1】 槽内に回転可能に設けられた脱水かごを
回転駆動するモータと、前記槽内の水を排出するための
排水口を開閉する排水弁と、前記槽内の水位を検出する
水位センサとを備えて成る洗濯機において、 脱水運転をスタートさせて前記排水弁を開放して前記槽
内の排水を開始させた後、前記槽内の水位が前記水位セ
ンサの検出下限水位よりも低下した後であって前記モー
タを通電開始する前に脱水運転が一時停止し、その後、
再スタートさせたときに、再スタート時点から残水脱水
防止用の設定時間が経過した時点で前記モータを通電開
始する運転制御手段を備えたことを特徴とする洗濯機。 - 【請求項2】 槽内に回転可能に設けられた脱水かごを
回転駆動するモータと、前記槽内の水を排出するための
排水口を開閉する排水弁と、前記槽内の水位を検出する
水位センサとを備えて成る洗濯機において、 脱水運転をスタートさせて前記排水弁を開放して前記槽
内の排水を開始させた後、前記槽内の水位が前記水位セ
ンサの検出下限水位よりも低下した後で脱水運転が一時
停止したときに、前記槽内の水位が前記水位センサの検
出下限水位よりも低下してから脱水運転が一時停止する
までの時間を計時する計時手段と、 前記脱水運転が一時停止した後、再スタートさせたとき
に、再スタート時点から、残水脱水防止用の設定時間か
ら前記計時した時間を減算した時間が経過した時点で前
記モータを通電開始する運転制御手段とを備えたことを
特徴とする洗濯機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12729393A JP3162542B2 (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | 洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12729393A JP3162542B2 (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | 洗濯機 |
Publications (2)
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JPH06335589A JPH06335589A (ja) | 1994-12-06 |
JP3162542B2 true JP3162542B2 (ja) | 2001-05-08 |
Family
ID=14956383
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12729393A Expired - Fee Related JP3162542B2 (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | 洗濯機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3162542B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6528082B2 (ja) * | 2015-10-08 | 2019-06-12 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 洗濯機 |
CN109853187B (zh) * | 2017-11-30 | 2023-01-06 | 青岛海尔洗衣机有限公司 | 用于衣物处理设备的控制方法和衣物处理设备 |
-
1993
- 1993-05-28 JP JP12729393A patent/JP3162542B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH06335589A (ja) | 1994-12-06 |
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