JP3162511U - パネル密着用治具 - Google Patents
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【課題】建築物の外観に影響するパネルであっても外観を損ねることなく、良好にパネル同士を密着させることができるパネル密着用治具を提供することを目的とする。【解決手段】パネル密着用治具1は、第2パネルP2の第1パネルとは反対側に配置されるベース部2と、ベース部2に対して支柱M1に直交する方向で移動可能に設けられ、ベース部2との間で支柱M1を挟持可能な固定用ジャッキ部3と、ベース部2に対して支柱M1に沿った方向に移動可能に設けられ、支柱M1に固定されたベース部2から第2パネルP2に向けて前進することで、第2パネルP2の端面P21を第1パネルに向けて押圧する押圧用ジャッキ部4と、を備えている。【選択図】図2
Description
本考案は、屋根パネルや壁パネルなどの建築用の一対のパネル同士を密着させるためのパネル密着用治具に関する。
従来、パネル密着用治具として、一対のパネルのそれぞれに形成される穴に差し込まれる2本の棒状突起と、各棒状突起を互いに近付く方向に引き寄せるためのリンク機構と、リンク機構を作動させる操作レバーとを備えたものが知られている(特許文献1参照)。これによれば、操作レバーの操作で各棒状突起を互いに近付くように移動させることで、一対のパネルの端面同士を密着させた後、ビス等により良好に接合することが可能となっている。
しかしながら、従来の技術では、各パネルに棒状突起を取り付けるための穴を形成する必要があるため、例えば外壁を構成する壁パネルなど、建築物の外観に影響するパネルに使用することはできなかった。
そこで、本考案は、建築物の外観に影響するパネルであっても外観を損ねることなく、良好にパネル同士を密着させることができるパネル密着用治具を提供することを目的とする。
前記課題を解決する本考案は、建築物の骨組みを構成する支柱に固定される第1パネルに対して、前記支柱に沿うように前記第1パネルに隣接される第2パネルを密着させるためのパネル密着用治具であって、前記第2パネルの前記第1パネルとは反対側に配置されるベース部と、前記ベース部に対して前記支柱に直交する方向で移動可能に設けられ、前記ベース部との間で前記支柱を挟持可能な固定用ジャッキ部と、前記ベース部に対して前記支柱に沿った方向に移動可能に設けられ、前記支柱に固定されたベース部から前記第2パネルに向けて前進することで、前記第2パネルの端面を前記第1パネルに向けて押圧する押圧用ジャッキ部と、を備えたことを特徴とする。
本考案によれば、まず、固定用ジャッキ部を用いてベース部を支柱に固定させた後、押圧ジャッキ部を用いて第2パネルの端面を押圧することで、第2パネルを第1パネルに密着させることができる。すなわち、従来のように各パネルに穴を開ける必要がないので、建築物の外観に影響するパネルであっても外観を損ねることなく、良好にパネル同士を密着させることができる。
また、本考案では、前記ベース部が、前記支柱を間に挟んだ状態で互いに対向する一対の対向壁と、各対向壁の端部同士を連結する連結壁とを有し、前記固定用ジャッキ部が、一方の対向壁に形成されたネジ孔に捩じ込まれることで、回転しながらネジ孔の軸方向に進退可能なネジ部を有するジャッキであり、前記押圧用ジャッキ部が、前記連結壁に形成されたネジ孔に捩じ込まれることで、回転しながらネジ孔の軸方向に進退可能なネジ部を有するジャッキであることが望ましい。
これによれば、例えばラック・ピニオン式などのジャッキ構造に比べ、構造を簡易化することができる。
また、本考案では、前記固定用ジャッキ部および前記押圧用ジャッキ部の少なくとも一方のネジ部に、ラチェット機構を介して操作部を一体に設けるのが望ましい。
これによれば、ネジ部にラチェット機構付きの操作部が一体に設けられているので、パネル密着用治具とラチェットレンチが別々に構成される構造に比べ、作業のたびにネジ部にラチェットレンチを着脱させる手間を省くことができる。
また、本考案では、前記操作部が、筒状の操作面を有するとともに、当該筒状の操作面の軸回りに回転操作可能なグリップ部であるのが望ましい。
これによれば、グリップ部の筒状の操作面を軸回りに回転操作することによって素早くジャッキ部を移動させることができる。
また、本考案では、前記ネジ部に、前記グリップ部よりも径方向外側に延びる操作レバーをラチェット機構を介して一体に設けるのが望ましい。具体的に、操作レバーは、例えば、グリップ部のラチェット機構とは別のラチェット機構を介してネジ部に設けられてもよいし、ラチェット機構とグリップ部を介してネジ部に設けられていてもよい。
これによれば、グリップ部によって素早くジャッキ部を目標位置まで移動させた後、操作レバーによって大きな力をジャッキ部に発生させることができる。
また、本考案では、前記押圧用ジャッキ部の前記第2パネルとの接触部が、前記第2パネルの端面に沿った長尺状に形成されるとともに、前記ネジ部の前記第2パネル側の端部に回転可能に支持されているのが望ましい。
これによれば、長尺状の接触部によって押圧用ジャッキ部から第2パネルに局所的に押圧力が加えられることが抑制されるので、第2パネルが変形するのを抑えることができる。また、長尺状の接触部が押圧用ジャッキ部のネジ部の端部に回転可能に支持されるので、ネジ部が回転しながら進退するのに伴って長尺状の接触部が回転してしまうのを抑えることができる。
また、本考案では、前記接触部の両端側に、前記ベース部に向けて突出するガイドピンを設け、前記ベース部に、前記ガイドピンを摺動可能に支持するガイド孔を形成するのが望ましい。
これによれば、ネジ式の押圧用ジャッキが回転しながら進退するのに伴って長尺状の接触部が回転してしまうのを、より抑えることができる。
また、本考案では、前記接触部に、前記第2パネルの外面に沿うように前記第1パネルに向けて延びるパネル保持部を設けるのが望ましい。
これによれば、接触部で第2パネルを押圧する際に、第2パネルが支柱から離れる方向へ倒れるのを、パネル保持部で抑えることができる。
本考案によれば、建築物の外観に影響するパネルであっても外観を損ねることなく、良好にパネル同士を密着させることができる。
次に、本考案の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に示すように、パネル密着用治具1は、家屋やビルなどの建築物Aの骨組みを構成する支柱M1,M2に沿うように、断熱材からなる外壁パネルPを下から順に組み上げていく作業に用いる治具である。具体的に、この作業では、支柱M1,M2に既に固定している外壁パネルP(以下、第1パネルP1ともいう)に対して、まだ固定していない外壁パネルP(以下、第2パネルP2ともいう)を上側に隣接して配置させ、パネル密着用治具1を用いて第2パネルP2を第1パネルP1に密着させた後、第2パネルP2を支柱M1,M2にビスなどによって固定させている。
図1に示すように、パネル密着用治具1は、家屋やビルなどの建築物Aの骨組みを構成する支柱M1,M2に沿うように、断熱材からなる外壁パネルPを下から順に組み上げていく作業に用いる治具である。具体的に、この作業では、支柱M1,M2に既に固定している外壁パネルP(以下、第1パネルP1ともいう)に対して、まだ固定していない外壁パネルP(以下、第2パネルP2ともいう)を上側に隣接して配置させ、パネル密着用治具1を用いて第2パネルP2を第1パネルP1に密着させた後、第2パネルP2を支柱M1,M2にビスなどによって固定させている。
このパネル密着用治具1は、図2に示すように、コ字状のベース部2と、ネジ式の固定用ジャッキ部3および押圧用ジャッキ部4とを備えて構成されている。
ベース部2は、アルミニウムなどの軽量かつ高強度の材料で形成されており、支柱M1を間に挟んだ状態で互いに対向するように配置される一対の対向壁21,22と、各対向壁21,22の一端(外側の端部)同士を連結する連結壁23とによってコ字状に形成されている。なお、このベース部2には、軽量化のために、適宜肉抜き部や面取りを施すのが望ましい。
固定用ジャッキ部3は、図3に示すように、ベース部2の右側の対向壁21に対して左右方向(支柱M1に直交する方向)で移動可能に設けられ、ベース部2の左側の対向壁22との間で支柱M1を挟持可能に構成されている。なお、本実施形態では、固定用ジャッキ部3とベース部2の対向壁22との間隔などを、角パイプである支柱M1に合わせた寸法としたが、本発明はこれに限定されず、例えばC型鋼である支柱M2を左右で挟み込むような寸法としてもよい。
具体的に、固定用ジャッキ部3は、一方の対向壁21に形成されたネジ孔21aに捩じ込まれることで、回転しながらネジ孔21aの軸方向に進退可能なネジ式のジャッキであり、主に、ネジ部31と、ジャッキベース32と、ラチェット機構および操作部の一例としてのグリップラチェット33と、操作レバー34とを備えて構成されている。
ジャッキベース32は、ベース部2の左側の対向壁22との間で支柱M1を挟み込む部品であり、ネジ部31の左右方向内側の端部に回転可能に設けられている。これにより、ネジ部31にかかるトルクがジャッキベース32に伝達されにくいので、支柱M1に不要なモーメントがかかることが防止される。
グリップラチェット33は、内部に公知のラチェット機構を有するとともに、このラチェット機構を介してネジ部31の左右方向外側の端部に一体に設けられるグリップ部33Aを有している。このように、ネジ部31にラチェット機構を介してグリップ部33Aが一体に設けられることにより、例えばパネル密着用治具とグリップラチェットが別々に構成される構造に比べ、作業のたびにネジ部にグリップラチェットを着脱させる手間を省くことができる。
また、グリップ部33Aは、円筒面状(筒状)に形成された操作面33aを有し、この円筒面状の操作面33aの軸回りに回転操作可能となっている。これにより、作業者はグリップ部33Aを素早く回転させることが可能となっている。
また、グリップ部33Aの操作面33aには、複数の凹凸が形成されている。これにより、作業者の指がグリップ部33Aから滑ることが防止されている。なお、操作面は、円筒面状でなくてもよく、例えば多角形状の筒状であってもよい。
操作レバー34は、グリップ部33Aの左右方向外側の端面に固定され、グリップ部33Aから径方向外側に延びるように形成されている。すなわち、操作レバー34は、ネジ部31に対して、ラチェット機構およびグリップ部33Aを介して一体に設けられている。そのため、グリップラチェット33をある程度回転操作することで、ジャッキベース32を素早く支柱M1に当接させて仮止めした後、操作レバー34の操作により大きな力で支柱M1をジャッキベース32と対向壁22との間で挟み込むことが可能となっている。
図4に示すように、押圧用ジャッキ部4は、ベース部2の連結壁23に対して上下方向(支柱M1に沿った方向)に移動可能に設けられている。具体的に、押圧用ジャッキ部4は、ベース部2の連結壁23に形成されたネジ孔23aに捩じ込まれることで、回転しながらネジ孔23aの軸方向に進退可能なネジ式のジャッキであり、主に、ネジ部41と、ジャッキベース42と、ラチェット機構および操作部の一例としてのラチェットハンドル43とを備えて構成されている。
ジャッキベース42は、左右方向で長尺となる板状部材であり、図5に示すように、接触部42aとパネル保持部42bとによって断面視略L字状に形成されている。
接触部42aは、第2パネルP2の端面P21(図1参照)に沿って延びる長尺の板状に形成されている。これにより、接触部42aから第2パネルP2に対して局所的に押圧力が加えられることが防止されるので、第2パネルP2の変形を抑えることが可能となっている。
また、接触部42aは、図4に示すように、その左右方向の中央部がネジ部41の下端部に回転可能に支持されている。これにより、ネジ部41の回転に伴って長尺状のジャッキベース42が一緒に回転することが抑制されている。
さらに、接触部42aの両端側には、ベース部2に向けて突出するガイドピン44が1つずつ設けられている。各ガイドピン44は、ベース部2の連結壁23にネジ孔23aを挟むように形成された一対のガイド孔23bによって、摺動可能に支持されている。これにより、ネジ部41の回転に伴って長尺状のジャッキベース42が回転してしまうのを、より抑えることが可能となっている。
図5に示すように、パネル保持部42bは、接触部42aの外側の端部から下方(第2パネルP2の外面P22に沿う方向であり、かつ、第2パネルP2から第1パネルP1に向かう方向;図1参照)に向けて延びる板状に形成されている。これにより、接触部42aで第2パネルP2を押圧する際に、第2パネルP2が支柱M1から離れる方向へ倒れるのを、パネル保持部42bで抑えることが可能となっている。
ラチェットハンドル43は、内部に公知のラチェット機構を有するとともに、このラチェット機構を介してネジ部41の上端部に一体に設けられる操作部の一例としての操作ハンドル43aを有している。このように、ネジ部41にラチェット機構を介して操作ハンドル43aが一体に設けられることにより、例えばパネル密着用治具とラチェットレンチが別々に構成される構造に比べ、作業のたびにネジ部にラチェットレンチを着脱させる手間を省くことが可能となっている。
次に、パネル密着用治具1を用いた外壁パネルPの組立方法について説明する。
図1に示すように、まず、作業者は、既に支柱M1,M2に対して固定した第1パネルP1の上側に第2パネルP2をセットした後、第2パネルP2の上側(第1パネルP1とは反対側)にパネル密着用治具1のベース部2を配置させる。詳しくは、コ字状のベース部2の溝内に支柱M1が入り込むとともに、L字状のジャッキベース42のパネル保持部42bが第2パネルP2と前後方向で重なるような位置に、ベース部2を配置させる。
図1に示すように、まず、作業者は、既に支柱M1,M2に対して固定した第1パネルP1の上側に第2パネルP2をセットした後、第2パネルP2の上側(第1パネルP1とは反対側)にパネル密着用治具1のベース部2を配置させる。詳しくは、コ字状のベース部2の溝内に支柱M1が入り込むとともに、L字状のジャッキベース42のパネル保持部42bが第2パネルP2と前後方向で重なるような位置に、ベース部2を配置させる。
その後、作業者は、図2に示すように、グリップラチェット33によって素早くジャッキベース32(図3参照)を支柱M1に当接させて、パネル密着用治具1を支柱M1に仮固定させる。続いて、作業者は、操作レバー34によって、パネル密着用治具1を支柱M1に強固に固定させる。
次に、作業者は、ラチェットハンドル43を操作することで、支柱M1に固定されたベース部2から第2パネルP2に向けてジャッキベース42を前進させ、このジャッキベース42で第2パネルP2の端面P21を第1パネルP1に向けて押圧する。これにより、例えば第1パネルP1と第2パネルP2の間にパッキンを設けても、押圧用ジャッキ部4からの強い力によって、各パネルP1,P2を良好に密着させることができる。
また、ジャッキベース42で第2パネルP2の端面P21を押すように構成することで、従来のように各パネルに穴を開ける必要がないので、建築物Aの外観に影響する外壁パネルPであっても外観を損ねることなく、良好にパネル同士を密着させることができる。
そして、第1パネルP1に第2パネルP2を密着させた後は、作業者は、第2パネルP2をビス等により支柱M1,M2に固定する。第2パネルP2の固定作業が完了した後は、作業者は、固定用ジャッキ部3のラチェット機構の公知の回転方向切替レバーを操作することで、ラチェット機構の回転方向(力の伝達方向)を切り替えてから、操作レバー34やグリップラチェット33を逆向きに回転させる。
これにより、固定用ジャッキ部3を支柱M1から退避させて、パネル密着用治具1を支柱M1から取り外すことができる。なお、押圧用ジャッキ部4については、支柱M1からパネル密着用治具1を取り外した後で、公知の回転方向切替レバーやラチェットハンドル43を前述と同様に操作することで、初期状態に戻せばよい。
なお、本考案は前記実施形態に限定されることなく、以下に例示するように様々な形態で利用できる。
前記実施形態では、支柱に固定するパネルとして外壁パネルPを採用したが、本発明はこれに限定されず、例えば屋根パネルなどであってもよい。
前記実施形態では、支柱に固定するパネルとして外壁パネルPを採用したが、本発明はこれに限定されず、例えば屋根パネルなどであってもよい。
前記実施形態では、ネジ式の固定用ジャッキ部3および押圧用ジャッキ部4を採用したが、本発明はこれに限定されず、例えばラック・ピニオン式のジャッキ部などを採用してもよい。ただし、実施形態のようにジャッキ部をネジ式とすると、構造を簡易化することができ、コストを抑えることができる。
前記実施形態では、グリップ部33Aの端面に操作レバー34を直接固定したが、本発明はこれに限定されず、グリップ部の端面と操作レバーとの間に新たなラチェット機構を設けてもよいし、また、グリップ部のラチェット機構とは別のラチェット機構を介して操作レバーをネジ部に一体に設けてもよい。この場合には、グリップ部の操作のときに操作レバーを押さえておけば、操作レバーが回転することなくグリップ部のみを回転操作することができる。
1 パネル密着用治具
2 ベース部
3 固定用ジャッキ部
4 押圧用ジャッキ部
A 建築物
M1 支柱
P1 第1パネル
P2 第2パネル
P21 端面
2 ベース部
3 固定用ジャッキ部
4 押圧用ジャッキ部
A 建築物
M1 支柱
P1 第1パネル
P2 第2パネル
P21 端面
Claims (8)
- 建築物の骨組みを構成する支柱に固定される第1パネルに対して、前記支柱に沿うように前記第1パネルに隣接される第2パネルを密着させるためのパネル密着用治具であって、
前記第2パネルの前記第1パネルとは反対側に配置されるベース部と、
前記ベース部に対して前記支柱に直交する方向で移動可能に設けられ、前記ベース部との間で前記支柱を挟持可能な固定用ジャッキ部と、
前記ベース部に対して前記支柱に沿った方向に移動可能に設けられ、前記支柱に固定されたベース部から前記第2パネルに向けて前進することで、前記第2パネルの端面を前記第1パネルに向けて押圧する押圧用ジャッキ部と、を備えたことを特徴とするパネル密着用治具。 - 前記ベース部は、前記支柱を間に挟んだ状態で互いに対向する一対の対向壁と、各対向壁の端部同士を連結する連結壁とを有し、
前記固定用ジャッキ部は、一方の対向壁に形成されたネジ孔に捩じ込まれることで、回転しながらネジ孔の軸方向に進退可能なネジ部を有するジャッキであり、
前記押圧用ジャッキ部は、前記連結壁に形成されたネジ孔に捩じ込まれることで、回転しながらネジ孔の軸方向に進退可能なネジ部を有するジャッキであることを特徴とする請求項1に記載のパネル密着用治具。 - 前記固定用ジャッキ部および前記押圧用ジャッキ部の少なくとも一方のネジ部には、ラチェット機構を介して操作部が一体に設けられていることを特徴とする請求項2に記載のパネル密着用治具。
- 前記操作部は、筒状の操作面を有するとともに、当該筒状の操作面の軸回りに回転操作可能なグリップ部であることを特徴とする請求項3に記載のパネル密着用治具。
- 前記ネジ部には、前記グリップ部よりも径方向外側に延びる操作レバーがラチェット機構を介して一体に設けられていることを特徴とする請求項4に記載のパネル密着用治具。
- 前記押圧用ジャッキ部の前記第2パネルとの接触部が、前記第2パネルの端面に沿った長尺状に形成されるとともに、前記ネジ部の前記第2パネル側の端部に回転可能に支持されていることを特徴とする請求項2〜請求項5のいずれか1項に記載のパネル密着用治具。
- 前記接触部の両端側には、前記ベース部に向けて突出するガイドピンが設けられ、
前記ベース部には、前記ガイドピンを摺動可能に支持するガイド孔が形成されていることを特徴とする請求項6に記載のパネル密着用治具。 - 前記接触部には、前記第2パネルの外面に沿うように前記第1パネルに向けて延びるパネル保持部が設けられていることを特徴とする請求項6または請求項7に記載のパネル密着用治具。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016061129A (ja) * | 2014-09-22 | 2016-04-25 | 保線機器整備株式会社 | 軌間整正器 |
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-
2010
- 2010-06-24 JP JP2010004290U patent/JP3162511U/ja not_active Expired - Lifetime
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