JP6650236B2 - 構造体模擬ユニット - Google Patents

構造体模擬ユニット Download PDF

Info

Publication number
JP6650236B2
JP6650236B2 JP2015190856A JP2015190856A JP6650236B2 JP 6650236 B2 JP6650236 B2 JP 6650236B2 JP 2015190856 A JP2015190856 A JP 2015190856A JP 2015190856 A JP2015190856 A JP 2015190856A JP 6650236 B2 JP6650236 B2 JP 6650236B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
rod
shaped structural
simulated
connecting device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015190856A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017067893A (ja
Inventor
典男 大川原
典男 大川原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Subaru Corp
Original Assignee
Subaru Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Subaru Corp filed Critical Subaru Corp
Priority to JP2015190856A priority Critical patent/JP6650236B2/ja
Publication of JP2017067893A publication Critical patent/JP2017067893A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6650236B2 publication Critical patent/JP6650236B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Instructional Devices (AREA)

Description

本発明の実施形態は、構造体模擬ユニットに関する。
従来、航空機等の構造体の製造に先立って、組立や機械加工等の製造工程における作業に対してテストピース(試験片)を用いた訓練が行われている。より具体的な例として、万力やバイス台に固定されたテストピースを対象として、作業者が穿孔等のトレーニングを行っている。
また、ドリル穴開け練習機のように、実際に機械加工を行わずに作業を疑似的に体験するための装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。
更に、作業対象である車両の車体を模倣した形状の疑似車体をフレームで形成し、車両の組立工程における作業を体験する方法も提案されている(例えば特許文献2参照)。
特開2012−171081号公報 特開2012−255838号公報
しかしながら、万力やバイス台を用いた従来の作業訓練方法では、サイズが大きいテストピースを固定できない、作業空間を模擬できない、作業の種類ごとに段取りが必要となる、といった問題がある。特に航空機構造体の製造時における作業訓練の場合には、狭い作業空間で穿孔、打鋲、艤装等の作業を行うことが必要となるが、実際の作業空間での訓練を行うためには大規模で高額な航空機構造体のモデルが必要になるという問題がある。
そこで、本発明は、より簡易に作業訓練のための作業空間を模擬できるようにすることを目的とする。
本発明の実施形態に係る構造体模擬ユニットは、複数の棒状構造材と、複数のコーナー用連結器具と、模擬部品用連結器具と、組立用連結器具とを備える。複数のコーナー用連結器具は、前記複数の棒状構造材を連結することによって単位構造体を形成するための器具である。模擬部品用連結器具は、模擬対象となる構造体に応じた模擬部品を前記単位構造体に直接的又は間接的に固定するための器具である。組立用連結器具は、前記単位構造体を他の単位構造体と連結することによって前記模擬対象となる構造体を模擬するための器具である
本発明の実施形態に係る構造体模擬ユニットを組合わせて構造体を模擬した例を示す斜視図。 図1に示す第1の構造体模擬ユニットの詳細構造例を示す斜視図。 図1に示す第2の構造体模擬ユニットの詳細構造例を示す斜視図。 図2に示す第1の構造体模擬ユニットを構成する第1の単位構造体の構造例を示す斜視図。 図3に示す第2の構造体模擬ユニットを構成する第2の単位構造体の構造例を示す斜視図。 図2に示す第1の単位構造体に設けられた模擬部品の支持用の棒状構造材を利用して、板状のテストピースを傾斜した状態で第1の単位構造体に固定した例を示す図。 図4及び図5に例示される第1の単位構造体及び第2の単位構造体を他の単位構造体と連結するための組立用連結器具並びに棒状構造材の構造例を示す組立用連結器具の上面図及び棒状構造材の横断面図。 図7に示す組立用連結器具の正面図。 図4及び図5に例示される第1のコーナー用連結器具の構造例を示す上面図。 図9に示す第1のコーナー用連結器具の正面図。 図5に例示される第2のコーナー用連結器具の構造例を示す上面図 図11に示す第2のコーナー用連結器具の正面図。 図2及び図3に例示される模擬部品用連結器具の構造例を示す上面図。 図13に示す模擬部品用連結器具の正面図。 図1に示す第1の構造体模擬ユニットをシーラントの塗布の作業訓練用に用いる場合の例を示す図。 図1に示す第1の構造体模擬ユニットを4つ組合わせて塗装の作業訓練用に用いる場合の例を示す図。 図1に示す第1の構造体模擬ユニットを2つ組合わせて艤装の作業訓練用に用いる場合の例を示す図。
本発明の実施形態に係る構造体模擬ユニット、作業訓練方法及び構造体確認方法について添付図面を参照して説明する。
(構造体模擬ユニットの構造及び機能)
図1は本発明の実施形態に係る構造体模擬ユニットを組合わせて構造体を模擬した例を示す斜視図である。
構造体模擬ユニット1は、模擬対象となる構造体を模擬するための構造体である。構造体模擬ユニット1は、同種又は異種の他の構造体模擬ユニット1と組合わせて用いることができる。図1は、多数の構造体模擬ユニット1を連結して航空機構造体を模擬した例を示している。もちろん、複数の構造体模擬ユニット1を互いに連結することによって、船舶、ロケット或いは自動車等の輸送機器に限らず、建築物等の任意の構造体を模擬することができる。また、単一の構造体模擬ユニット1を用いて目的とする構造体を模擬することもできる。以降では、複数の構造体模擬ユニット1を連結して航空機構造体を模擬する場合を例に説明する。
構造体模擬ユニット1は、単純な構造とし、かつ規格化することが製造コストの低減化及び量産の容易化に繋がる。図1に示す例では、立方体のフレーム形状を有する第1の構造体模擬ユニット1Aと、立方体の1つの面の対角線に沿って立方体を半分に切断した三角柱のフレーム形状を有する第2の構造体模擬ユニット1Bが、航空機構造体を模擬するために用いられている。もちろん、模擬対象となる構造体に応じて直方体や平行四辺形の対向する面を有する四角柱のフレーム形状、対向する六角形の辺を有するハニカム形状、多角錐のフレーム形状など、任意の形状で構造体模擬ユニット1を規格化することができる。
図2は図1に示す第1の構造体模擬ユニット1Aの詳細構造例を示す斜視図、図3は図1に示す第2の構造体模擬ユニット1Bの詳細構造例を示す斜視図、図4は図2に示す第1の構造体模擬ユニット1Aを構成する第1の単位構造体3Aの構造例を示す斜視図、図5は図3に示す第2の構造体模擬ユニット1Bを構成する第2の単位構造体3Bの構造例を示す斜視図である。
図2及び図3に例示されるように、第1の構造体模擬ユニット1A及び第2の構造体模擬ユニット1Bは、それぞれ複数の棒状構造材2を連結することによって第1の単位構造体3A及び第2の単位構造体3Bとして製作することができる。複数の棒状構造材2は、図4及び図5に例示されるように、複数のコーナー用連結器具4A、4Bによって連結することができる。第1のコーナー用連結器具4Aは、棒状構造材2を他の棒状構造材2に垂直に連結するためのコネクタである。第2のコーナー用連結器具4Bは、棒状構造材2を他の棒状構造材2に傾斜させて連結するためのコネクタである。
複数の棒状構造材2を、コーナー用連結器具4A、4Bで着脱可能に連結すれば、第1の単位構造体3A及び第2の単位構造体3Bを組立てた後であっても、第1の単位構造体3A及び第2の単位構造体3Bの各辺を構成する棒状構造材2の長さや形状自体を変更することが可能となる。
特に、第1の構造体模擬ユニット1A及び第2の構造体模擬ユニット1Bによって模擬される構造体が航空機構造体である場合には、棒状構造材2の長さを30cm以上50cm以下とすると、実際の航空機構造体を良好に模擬することができる。すなわち、棒状構造材2の長さを30cm以上50cm以下とした第1の単位構造体3A及び第2の単位構造体3Bによって、航空機構造体を良好に模擬することができる。例えば、航空機構造体の製造時又は補修時における作業者の作業空間を適切に模擬することができる。
第1の単位構造体3A及び第2の単位構造体3Bの任意の位置には、それぞれ模擬対象となる構造体に応じた模擬部品を直接的又は間接的に固定することができる。図1、図2及び図3に示す例では、模擬部品として板状のテストピース5が模擬部品用連結器具6によって第1の単位構造体3A及び第2の単位構造体3Bを構成する2本の棒状構造材2間に固定されている。尚、図1、図2及び図3に示す例に限らず、板状の部材を模擬部品用連結器具6の構成要素とし、板状の模擬部品用連結器具6に様々な形状や構造を有する模擬部品を取付けるようにしてもよい。
また、図1、図2及び図4に例示されるように、模擬部品の支持用の棒状構造材7を、第1の単位構造体3Aを構成する棒状構造材2に固定することができる。そうすると、図1及び図2に例示されるように模擬部品として板状のテストピース5が第1の単位構造体3Aに固定される場合において、棒状構造材7でテストピース5を縁以外の部分を支持することが可能となる。このため、テストピース5を棒状構造材7で補強し、テストピース5の湾曲を防止することができる。
或いは、第1の単位構造体3Aの輪郭を構成する棒状構造材2に固定された棒状構造材7を利用して、傾斜した角度で模擬部品を第1の単位構造体3Aに取付けることができる。
図6は、図2に示す第1の単位構造体3Aに設けられた模擬部品の支持用の棒状構造材7を利用して、板状のテストピース5を傾斜した状態で第1の単位構造体3Aに固定した例を示す図である。
図6に例示されるように、板状のテストピース5の縁の部分を支持用の棒状構造材7で支持することもできる。この場合、第1の単位構造体3Aの輪郭を構成する棒状構造材2によって傾斜させることが可能なテストピース5の角度以外の角度でテストピース5を傾斜させることができる。すなわち、立方体形状の輪郭を有する第1の単位構造体3Aに45°以外の角度で傾斜するテストピース5を取付けることができる。
このように、模擬部品として固定される板状のテストピース5等の支持用の棒状構造材7を、第1の単位構造体3Aの輪郭を構成する棒状構造材2に固定することができる。棒状構造材7は、図4に例示されるように、棒状構造材連結器具8によって着脱可能に第1の単位構造体3Aの輪郭を構成する2本の棒状構造材2の間に固定することができる。これは、第2の単位構造体3Bについても同様である。
尚、図4に例示されるように、第1の単位構造体3A及び第2の単位構造体3Bの輪郭を構成する棒状構造材2に棒状構造材が規則的に固定される場合であれば、規則的に固定される棒状構造材も、第1の単位構造体3A及び第2の単位構造体3Bを構成する棒状構造材とみなすことができる。逆に、第1の単位構造体3A及び第2の単位構造体3Bの輪郭を構成する棒状構造材2に棒状構造材が不規則に固定される場合であれば、不規則に固定される棒状構造材を模擬部品用連結器具6の構成要素とみなすこともできる。
第1の単位構造体3A及び第2の単位構造体3Bは、図1に例示されるように他の単位構造体3A、3Bと組合わせて使用することができる。従って、第1の単位構造体3A及び第2の単位構造体3Bを連結して使用する場合には、第1の構造体模擬ユニット1A及び第2の構造体模擬ユニット1Bには、複数の棒状構造材2を連結することによって第1の単位構造体3A及び第2の単位構造体3Bを形成するコーナー用連結器具4A、4B、テストピース5等の模擬部品を第1の単位構造体3A及び第2の単位構造体3Bに直接的又は間接的に固定するための模擬部品用連結器具6並びに模擬部品の支持用の棒状構造材7を第1の単位構造体3A及び第2の単位構造体3Bに直接的又は間接的に固定するための棒状構造材連結器具8の他、第1の単位構造体3A及び第2の単位構造体3Bを他の単位構造体3A、3Bと連結することによって航空機構造体等の模擬対象となる構造体を模擬するための組立用連結器具が備えられる。
図7は図4及び図5に例示される第1の単位構造体3A及び第2の単位構造体3Bを他の単位構造体3A、3Bと連結するための組立用連結器具並びに棒状構造材2の構造例を示す組立用連結器具の上面図及び棒状構造材2の横断面図であり、図8は図7に示す組立用連結器具の正面図である。
図7に示すように、第1の単位構造体3A及び第2の単位構造体3Bの輪郭を構成する各棒状構造材2としてパイプ2Aを用いることができる。更に、パイプ2Aには、パイプ2Aの長さ方向に直線的なガイド2Bを設けることができる。実用的な例として、図4、図5及び図7に例示されるようにパイプ2Aの長さ方向に沿った凸部をガイド2Bとして設けることができる。図4、図5及び図7に示す例では、各パイプ2Aに4つのガイド2Bが等間隔に設けられている。すなわち、各パイプ2Aの四方にガイド2Bが設けられている。
パイプ2Aの材質は、剛体とみなせれば任意である。第1の構造体模擬ユニット1A及び第2の構造体模擬ユニット1Bによって航空機構造体を模擬する場合には、模擬部品が複合材或いはアルミニウム合金やマグネシウム合金等の軽量合金で構成される場合が多い。従って、パイプ2Aの材質として安価で加工が容易なアルミニウム合金を用いれば、第1の構造体模擬ユニット1A及び第2の構造体模擬ユニット1Bの製造コストを低減させることができる。
一方、組立用連結器具9は、連結対象となる単位構造体3A、3Bの平行に配置された2本のパイプ2Aの間に配置される。組立用連結器具9は、ガイド2Bの形状に合わせた凹部を両側に設けた構造を有し、ネジを締付けると2本のパイプ2Aの各ガイド2Bを挟み込むように構成されている。具体例として、図7及び図8に例示されるように、横断面がT字状の2つの金具10A、10Bの幅が狭い側同士を突き合わせ、2つの金具10A、10B間の隙間の幅をネジ10Cの締付けによって調節できるようにした止め具を組立用連結器具9として製作することができる。
このため、組立用連結器具9のネジ10Cを締付けると、2本のパイプ2Aの各ガイド2Bを両側で挟み込んだ状態で2本のパイプ2Aの間に組立用連結器具9を固定することができる。これにより、組立用連結器具9を用いて2本のパイプ2Aを連結することができる。一方、組立用連結器具9は、ネジ10Cを緩めればパイプ2Aのガイド2Bに沿ってパイプ2Aの長さ方向に直線的にスライドさせることができる。
このため、パイプ2Aの長さ方向における組立用連結器具9の位置決めを容易に行うことができる。また、ガイド2Bは、各パイプ2Aの四方に形成されているため、パイプ2Aへの組立用連結器具9の連結方向をガイド2Bが形成されたパイプ2Aの四方に限定することができる。つまり、パイプ2Aのガイド2Bによって、棒状構造材2の長さ方向における組立用連結器具9の位置決めを行い、かつ棒状構造材2の長さ方向に垂直な方向への組立用連結器具9の移動を抑止することができる。
このような構造を有するパイプ2Aを組立用連結器具9で連結するようにすれば、極めて簡易な作業で2本のパイプ2Aを平行に連結することができる。しかも、パイプ2Aを挿入するリング状の連結器具等を用いて平行な2本のパイプ2Aを連結する場合に比べて、組立用連結器具9が占有する空間を小さくすることができる。また、2本のパイプ2Aの間の距離も、ネジ10Cの締付けに要する距離に留めることができる。
従って、第1の単位構造体3A及び第2の単位構造体3Bについても非常に簡易に連結することが可能である。しかも、組立用連結器具9のサイズは、ネジ10Cの締付けに要するサイズであるため、第1の単位構造体3A及び第2の単位構造体3Bを近接させた状態で組合わせることが可能である。また、組立用連結器具9の幅及び厚みは、第1の単位構造体3A及び第2の単位構造体3Bの輪郭を構成する棒状構造材2であるパイプ2Aの間に殆ど収まる幅及び厚みであるため、第1の単位構造体3A及び第2の単位構造体3Bの内部及び外部に組立用連結器具9が突出しない。このため、模擬部品等の干渉を回避することもできる。換言すれば、様々な形状を有する模擬部品を第1の単位構造体3A及び第2の単位構造体3Bに組み付けることができる。
第1の単位構造体3A及び第2の単位構造体3Bを構成するための第1のコーナー用連結器具4A及び第2のコーナー用連結器具4Bについても、棒状構造材2として用いられるパイプ2Aのガイド2Bを利用してパイプ2A同士を連結する構造とすることができる。
図9は図4及び図5に例示される第1のコーナー用連結器具4Aの構造例を示す上面図であり、図10は図9に示す第1のコーナー用連結器具4Aの正面図である。
図9及び図10に例示されるように、第1のコーナー用連結器具4Aは、互いに交差する2つの金具20A、20Bをネジ20Cで締付ける構造とすることができる。すなわち、第1のコーナー用連結器具4Aは、ネジ20Cの締付けによって2つの金具20A、20Bの間における空隙の幅が変化するように構成される。
第1のコーナー用連結器具4Aの一端には、2つの金具20A、20Bによってパイプ2Aのガイド2Bに対応する凹部が形成される。そして、ネジ20Cを締付けると2つの金具20A、20Bによってパイプ2Aのガイド2Bが挟み込まれる構造となっている。逆に、ネジ20Cを緩めると、第1のコーナー用連結器具4Aをパイプ2Aのガイド2Bに沿って直線的にスライドさせることができる。
一方、第1のコーナー用連結器具4Aの他端には、2つの金具20A、20Bによってパイプ2Aの内部に挿入可能な概ね円柱状の部分が形成される。2つの金具20A、20Bは互いに交差しているため、ネジ20Cを締付けるとパイプ2Aのガイド2Bに対応する凹部の幅が狭くなるのに対して、円柱状の部分の最大太さが大きくなる。このため、ネジ20Cを締付けると第1のコーナー用連結器具4Aの一端をパイプ2Aに挿入した状態で固定することができる。逆に、ネジ20Cを緩めると、円柱状の部分の最大太さが小さくなる。このため、ネジ20Cを緩めると、第1のコーナー用連結器具4Aの一端をパイプ2Aに挿入したり、逆に第1のコーナー用連結器具4Aの一端をパイプ2Aから引き抜くことができる。
このような構造を有する第1のコーナー用連結器具4Aを用いれば、ネジ20Cを緩めた状態で、一端に形成された円柱状の部分を第1のパイプ2Aの内部に差し込み、他端に形成された凹部を第2のパイプ2Aのガイド2Bに沿って直線的にスライドさせることができる。そして、第1のパイプ2Aと第2のパイプ2Aとの相対位置が適切となった状態で、ネジ20Cを締付けることによって第1のパイプ2Aと第2のパイプ2Aとを適切な位置及び向きで強固に固定することができる。具体的には、第1のパイプ2Aと第2のパイプ2Aとを互いに垂直に連結することができる。
図11は図5に例示される第2のコーナー用連結器具4Bの構造例を示す上面図であり、図12は図11に示す第2のコーナー用連結器具4Bの正面図である。
図11及び図12に例示されるように、第2のコーナー用連結器具4Bについても、互いに交差する2つの金具30A、30Bをネジ30Cで締付ける構造とすることができる。すなわち、第2のコーナー用連結器具4Bも、ネジ30Cの締付けによって2つの金具30A、30Bの間における空隙の幅が変化するように構成される。第2のコーナー用連結器具4Bは、第1のパイプ2Aと第2のパイプ2Aとを互いに45°の角度で連結する器具であるため、パイプ2Aの内部に挿入するための一端の円柱状の部分がパイプ2Aのガイド2Bに対応する他端の凹部に対して45°傾斜している点を除けば実質的に第1のコーナー用連結器具4Aと同様な構造を有している。
このような構造を有する第1のコーナー用連結器具4A及び第2のコーナー用連結器具4Bを用いれば、複数のパイプ2Aを用いて極めて簡易に第1の単位構造体3A及び第2の単位構造体3Bを組立てることができる。しかも、第1のコーナー用連結器具4A及び第2のコーナー用連結器具4Bの厚みはパイプ2Aの太さ程度であるため、模擬部品等との干渉を回避することができる。また、第1のコーナー用連結器具4A及び第2のコーナー用連結器具4Bは、パイプ2Aのガイド2Bを挟み込む構造であるため、一方のパイプ2Aのガイド2Bが形成される方向にのみ他方のパイプ2Aを直角又は45°傾斜させて固定することができる。
従って、第1の構造体模擬ユニット1A及び第2の構造体模擬ユニット1Bを組立てるための組立用連結器具9を取付けるために使用されるパイプ2Aのガイド2Bの向きも常に同じ方向に向けることができる。その結果、第1の構造体模擬ユニット1A及び第2の構造体模擬ユニット1Bを極めて容易に整列配置することが可能となる。
もちろん、模擬部品の支持用の棒状構造材7についても、第1の単位構造体3A及び第2の単位構造体3Bの輪郭を構成する棒状構造材2と同様な構造とすることができる。すなわち、図4に例示されるように、棒状構造材7をパイプ7Aで構成し、パイプ7Aの長さ方向に直線的なガイド7Bを形成することができる。
従って、第1の単位構造体3A及び第2の単位構造体3Bの輪郭を構成する棒状構造材2に、模擬部品の支持用の棒状構造材7を固定するための棒状構造材連結器具8についても、第1の単位構造体3A及び第2の単位構造体3Bの輪郭を構成する棒状構造材2として用いられるパイプ2Aのガイド2Bに沿ってスライドさせることが可能な構造とすることができる。
具体的には、棒状構造材連結器具8の構造を、図9及び図10に例示される第1のコーナー用連結器具4Aと同様な構造とすることができる。或いは、棒状構造材連結器具8の構造を、図11及び図12に例示されるような第2のコーナー用連結器具4Bと同様な構造とすれば、棒状構造材連結器具8を傾斜させて第1の単位構造体3A及び第2の単位構造体3Bの輪郭を構成する棒状構造材2に取付けることもできる。
そうすると、模擬部品の支持用の棒状構造材7を、第1の単位構造体3A及び第2の単位構造体3Bの輪郭を構成する棒状構造材2として用いられるパイプ2Aのガイド2Bに沿って直線的にスライドさせることができる。すなわち、模擬部品の支持用の棒状構造材7の位置決めを簡易に行うことができる。逆に言えば、第1の単位構造体3A及び第2の単位構造体3Bの輪郭を構成する棒状構造材2として、棒状構造材2の長さ方向における棒状構造材連結器具8の位置決めを行い、かつ棒状構造材2の長さ方向に垂直な方向への棒状構造材連結器具8の移動を抑止するガイド2Bを有するパイプ2Aを用いることができる。
これにより、模擬部品の取付け位置を極めて容易に調節することが可能となる。例えば、図6に例示されるようにテストピース5の縁を棒状構造材7で支持することによって棒状構造材7を傾斜させる場合であれば、テストピース5の傾斜角度を自在に変更することができる。或いは、図2及び図3に例示されるように、テストピース5の背面を棒状構造材7で支持する場合であれば、テストピース5の形状に合わせて適切な位置に棒状構造材7をスライドさせることができる。
また、棒状構造材連結器具8の構造を、図9及び図10に例示される第1のコーナー用連結器具4Aと同様な構造或いは図11及び図12に例示されるような第2のコーナー用連結器具4Bと同様な構造とすれば、第1の単位構造体3A及び第2の単位構造体3Bに棒状構造材7を容易に着脱することができる。従って、図2及び図3に例示されるように、テストピース5の背面を棒状構造材7で支持する場合であれば、テストピース5の位置及び形状に合わせて適切な数の棒状構造材7を適切な位置に取付けることもできる。
テストピース5等の模擬部品を第1の単位構造体3A及び第2の単位構造体3Bに固定するための模擬部品用連結器具6についても、第1の単位構造体3A及び第2の単位構造体3Bの輪郭を構成する棒状構造材2として用いられるパイプ2Aのガイド2B並びに模擬部品の支持用の棒状構造材7として用いられるパイプ7Aのガイド7Bを利用して模擬部品を第1の単位構造体3A及び第2の単位構造体3Bに固定できるような構造とすることができる。
図13は図2及び図3に例示される模擬部品用連結器具6の構造例を示す上面図であり、図14は図13に示す模擬部品用連結器具6の正面図である。
図13及び図14に例示されるように、模擬部品用連結器具6は、金具40とネジ41を用いて構成することができる。金具40の横断面の形状は、2つのC字状の形状をそれぞれの内部が外向きとなるように連結した形状を有する。換言すれば、金具40は、両側にフランジをそれぞれ有する2つのウェブを隙間を空けてフランジの無い側で連結した構造を有する。そして、ネジ41が2つのウェブを貫通して締付けられる。
金具40の2つのウェブの同じ側に形成されるフランジの間には、パイプ2A、7Aのガイド2B、7Bを挟み込む凹部が形成される。従って、金具40の凹部にパイプ2A、7Aのガイド2B、7Bを挟み込んだ状態でネジ41を締付けると、ウェブの隙間とともに凹部の幅が狭くなって金具40をパイプ2A、7Aのガイド2B、7Bに固定することができる。更に、ネジ41の先には、テストピース5等の模擬部品を取付け、ナット42で締付けて固定することができる。或いは、金具40を締付けるためのネジ41とは別にテストピース5等の模擬部品を金具40に取付けるための締付け具を用いるようにしてもよい。
逆に、ネジ41を緩めると、金具40をパイプ2A、7Aのガイド2B、7Bに沿って直線的にスライドさせることができる。このため、テストピース5等の模擬部品の取付け位置を極めて容易に調節することが可能である。すなわち、テストピース5等の模擬部品を第1の単位構造体3A及び第2の単位構造体3Bの任意の位置に容易に固定することができる。
しかも、模擬部品用連結器具6の構造を、パイプ2A、7Aのガイド2B、7Bを挟み込む構造とすれば、テストピース5等の模擬部品を強固に第1の単位構造体3A及び第2の単位構造体3Bに固定することができる。その結果、模擬部品に大きな衝撃や振動が与えられるような場合であっても、模擬部品を確実かつ安定的に第1の単位構造体3A及び第2の単位構造体3Bに保持することができる。
実際にシャコ万力でテストピース5を第1の単位構造体3Aに固定してテストピース5の穿孔を行おうとした結果、テストピース5が振動して第1の単位構造体3Aから落下してしまうことが確認された。また、パイプ2A、7Aのガイド2B、7Bを利用せずに、テストピース5を市販のファスナと単純な金具のみで固定して穿孔を行おうとした場合には、振動でファスナが緩んでしまうことも確認された。
これに対して、図13及び図14に例示される模擬部品用連結器具6を用いてテストピース5を第1の単位構造体3Aに固定した場合には、安定的にテストピース5を穿孔できることが確認された。従って、模擬部品を穿孔する場合のように、模擬部品に振動や衝撃が負荷される場合には、図13及び図14に例示されるようなパイプ2A、7Aの長手方向に沿った凸状のガイド2B、7Bを挟み込むことによって模擬部品を第1の単位構造体3A又は第2の単位構造体3Bに固定する構造を有する模擬部品用連結器具6を用いることが有効である。
図13及び図14に例示されるようにパイプ2A、7Aのガイド2B、7Bに沿ってスライドする模擬部品用連結器具6を用いる場合には、パイプ2A、7Aのガイド2B、7Bは、棒状構造材2、7の長さ方向における模擬部品用連結器具6の位置決めを行い、かつ棒状構造材2、7の長さ方向に垂直な方向への模擬部品用連結器具6の移動を抑止する役割を担うことになる。
以上のような構造体模擬ユニット1は、テストピース5等の模擬部品を取付け可能な立方体や三角柱等の規格化された単純な構造体を組合わせて様々な構造体を模擬できるようにしたものである。
(構造体模擬ユニットを用いた作業訓練方法及び構造体確認方法)
上述した構造体模擬ユニット1は、様々な構造体を模擬するために使用することができる。例えば、構造体模擬ユニット1を少なくとも1つ用いて模擬対象となる構造体の製造時又は補修時における作業者の作業訓練を行うことができる。作業訓練の対象となる作業の例としては、穿孔、打鋲、リベットの取外し、塗装、艤装及びシーラントの塗布が挙げられる。従って、少なくとも1つの構造体模擬ユニット1を用いて穿孔、打鋲、リベットの取外し、塗装、艤装及びシーラントの塗布の少なくとも1つの作業訓練を行うことができる。
特に、模擬対象となる構造体が航空機構造体である場合には、狭い作業空間を模擬することが作業訓練の効果を向上させる観点から重要である。従って、少なくとも1つの構造体模擬ユニット1を用いて航空機構造体の製造時又は補修時における作業者の作業空間を模擬することができる。具体的には、上述したように長さを30cm以上50cm以下とした棒状構造材2、7を用いて構造体模擬ユニット1を構成することによって実際の航空機構造体の作業空間に近い作業空間を模擬することができる。この場合、棒状構造材2、7の一部は、艤装品や組立品等の障害物を模擬することになる。
航空機構造体のように狭い作業空間で必要となる特長的な作業としては、コーナードリルでの穿孔作業、アングルドリルでの穿孔作業、上向きの穿孔作業、上向きの打鋲、上向きのリベットの取外し、傾斜面への穿孔作業、傾斜面への打鋲又は傾斜面からのリベットの取外しが挙げられる。そこで、少なくとも1つの構造体模擬ユニット1を用いて、コーナードリルでの穿孔作業、アングルドリルでの穿孔作業、上向きの穿孔作業、上向きの打鋲、上向きのリベットの取外し、傾斜面への穿孔作業、傾斜面への打鋲又は傾斜面からのリベットの取外しが必要となる作業空間を模擬することができる。
構造体模擬ユニット1を用いて穿孔又は打鋲等の作業訓練を行う場合には、穿孔又は打鋲等の対象として板状のテストピース5を用いることができる。航空機構造体の構造組立における穿孔の場合には、穿孔台を用いたエア式のハンドドリルでの穿孔が行われる場合が多い。従って、穿孔台を用いた穿孔の訓練を行う場合には、板状のテストピース5に穿孔台が設置される。
板状のテストピース5に穿孔又は打鋲を行う場合には、テストピース5が湾曲する恐れがある。そこで、図1、図2及び図4を参照して説明したように、板状のテストピース5を、テストピース5の裏側に少なくとも1本の棒状構造材2、7を配置して第1の単位構造体3A及び第2の単位構造体3Bの少なくとも一方に取付けることができる。そして、棒状構造材2、7で補強した状態で取付けられたテストピース5を対象として、穿孔又は打鋲等の作業訓練を行うことができる。
逆に、航空機構造体の実際のパネルを模擬するために、板状のテストピース5を意図的に湾曲させてもよい。或いは、テストピース5の板厚を変化させてテストピース5の表面を曲面としてもよい。この場合、航空機構造体を模擬した曲面を対象とする穿孔や打鋲の作業訓練を行うことができる。その場合においても、曲面を有する板状のテストピース5が変形しないように、棒状構造材2、7やその他の支持材でテストピース5の背面を支持することが好適である。
更に、近年の航空機構造体の素材としては、アルミニウム合金やマグネシウム合金等の軽量合金の他、複合材又は複合材と金属を重ね合わせた素材が多用される。そこで、複合材又は複合材と金属を重ね合わせた素材を模擬部品として第1の単位構造体3A及び第2の単位構造体3Bの少なくとも一方に取付け、複合材又は複合材と金属を重ね合わせた素材を対象とする作業訓練を行うこともできる。この場合には、複合材又は複合材と金属を重ね合わせた素材でテストピース5が製作されることになる。もちろん、アルミニウム合金やマグネシウム合金等の金属を対象とする作業訓練を行う場合には、対応する金属でテストピース5を製作すればよい。
穿孔、打鋲及びリベットの取外し以外の作業訓練を行う場合には、作業訓練に応じた模擬部品を第1の単位構造体3A及び第2の単位構造体3Bの少なくとも一方に取付けることができる。
図15は、図1に示す第1の構造体模擬ユニット1Aをシーラントの塗布の作業訓練用に用いる場合の例を示す図である。
図15に例示されるように2つのブロックを段差を設けて接合した構造体50を第1の単位構造体3Aに取付ければ、シーラントの塗布装置51を用いて段差にフィレット52を形成するシーラントの塗布作業の訓練を行うことができる。同様に、適切な構造を有するブロックや板材を第1の単位構造体3A及び第2の単位構造体3Bの少なくとも一方に取付けることによって、エッジに対するシーラントの塗布作業の訓練を行うこともできる。
シーラントの塗布作業の訓練を行う場合には、図15に例示されるようにシーラントの塗布位置を上向きとすることによってシーラントが重力で垂れることを想定した作業訓練が可能となる。
図16は、図1に示す第1の構造体模擬ユニット1Aを4つ組合わせて塗装の作業訓練用に用いる場合の例を示す図である。
航空機構造体を始めとする大型の構造体の塗装は、大型のパネルに対して実施される場合が多い。そこで、図16に例示されるように、複数の構造体模擬ユニット1を組合わせて大型のパネルを模擬した板材60を取付けることができる。図16に示す例では、4つの第1の単位構造体3Aに1枚の板材60が取付けられている。このような構造体模擬ユニット1を準備することによってスプレー61等を用いた大型のパネルに対する塗装訓練を行うことができる。
図17は、図1に示す第1の構造体模擬ユニット1Aを2つ組合わせて艤装の作業訓練用に用いる場合の例を示す図である。
図17に示すように、連結対象となる複数の配管70を第1の単位構造体3A及び第2の単位構造体3Bの少なくとも一方に取付けることもできる。図17に示す例では、2つの第1の単位構造体3Aに連結対象となる2組の配管70が取付けられている。このため、狭い作業空間でスパナ等の工具71を用いて連結器具72で配管70を連結する艤装組立の作業訓練を行うことができる。もちろん、配線の接合等の様々な艤装の作業訓練を行うこともできる。
上述したような作業訓練の他、構造体模擬ユニット1は、模擬対象となる構造体の設計時における干渉チェックや模擬対象となる構造体の製造可能性のチェックにも用いることができる。特に模擬対象となる構造体が航空機構造体である場合には、航空機構造体の設計時においてダクト等の干渉チェックを十分に行うことが課題となる。加えて、航空機構造体の作業空間は狭いため、作業者が部品の艤装作業を行うことができることを設計段階で十分に確認しておくことが重要である。
そこで、構造体模擬ユニット1を少なくとも1つ用いて航空機構造体の設計時における部品の干渉チェック及び航空機構造体の製造可能性のチェックの少なくとも一方を行うことができる。具体例として、構造体模擬ユニット1を用いてダクトを設計位置に対応する位置に実際に取付け、設計したダクトの取付位置において干渉が無いことを確認することができる。また、実際に作業者がダクトを設計位置に取付けることができるが否かについても、ダクトの取付位置の設計時において確認することができる。
(効果)
以上のような構造体模擬ユニット1によれば、様々な長さのフレームを組合わせることなく、単位長さのフレームを組立てることによって様々な構造体を模擬することができる。しかも、複数の構造体模擬ユニット1を極めて簡易に組合わせることができる。このため、航空機構造体のような大型の構造体であっても容易に模擬することができる。例えば、大型のパネルを取付けた構造体模擬ユニット1を準備することもできる。
その結果、構造体模擬ユニット1を作業訓練に用いる場合であれば、穿孔、塗装或いは艤装等の作業の種類に関わらず、簡易な段取りで実際の作業環境を模擬することができる。例えば、穿孔用のテストピース5を第1の単位構造体3A又は第2の単位構造体3Bの表面又は内側に取付ければ、穿孔作業の訓練を、実際の作業環境に近い環境で行うことができる。すなわち、従来のような万力等を利用した制約の無い机上の訓練ではなく、実際の作業空間を模擬した狭い空間で、所定の向きへの穿孔作業の訓練を行うことができる。
以上、特定の実施形態について記載したが、記載された実施形態は一例に過ぎず、発明の範囲を限定するものではない。ここに記載された新規な方法及び装置は、様々な他の様式で具現化することができる。また、ここに記載された方法及び装置の様式において、発明の要旨から逸脱しない範囲で、種々の省略、置換及び変更を行うことができる。添付された請求の範囲及びその均等物は、発明の範囲及び要旨に包含されているものとして、そのような種々の様式及び変形例を含んでいる。
1...構造体模擬ユニット、1A...第1の構造体模擬ユニット、1B...第2の構造体模擬ユニット、2...棒状構造材、2A...パイプ、2B...ガイド、3A...第1の単位構造体、3B...第2の単位構造体、4A...第1のコーナー用連結器具、4B...第2のコーナー用連結器具、5...テストピース、6...模擬部品用連結器具、7...棒状構造材、7A...パイプ、7B...ガイド、8...棒状構造材連結器具、9...組立用連結器具、10A,10B...金具、10C...ネジ、20A,20B...金具、20C...ネジ、30A,30B...金具、30C...ネジ、40...金具、41...ネジ、42...ナット、50...構造体、51...塗布装置、52...フィレット、60...板材、61...スプレー、70...配管、71...工具、72...連結器具。

Claims (5)

  1. 複数の棒状構造材と、
    前記複数の棒状構造材を連結することによって単位構造体を形成する複数のコーナー用連結器具と、
    模擬対象となる構造体に応じた模擬部品を前記単位構造体に直接的又は間接的に固定するための模擬部品用連結器具と、
    前記単位構造体を他の単位構造体と連結することによって前記模擬対象となる構造体を模擬するための組立用連結器具と、
    を備える構造体模擬ユニット。
  2. 前記棒状構造材として、前記棒状構造材の長さ方向における前記組立用連結器具の位置決めを行い、かつ前記棒状構造材の長さ方向に垂直な方向への前記組立用連結器具の移動を抑止するガイドを有するパイプを用いた請求項1記載の構造体模擬ユニット。
  3. 4つの前記ガイドを前記パイプに等間隔に設けた請求項2記載の構造体模擬ユニット。
  4. 前記複数の棒状構造材の長さを30cm以上50cm以下として航空機構造体を模擬するための単位構造体を形成した請求項1乃至3のいずれか1項に記載の構造体模擬ユニット。
  5. 前記模擬部品として固定される板状のテストピースの支持用の棒状構造材を前記単位構造体を構成する前記棒状構造材に着脱可能に固定できるようにした請求項1乃至4のいずれか1項に記載の構造体模擬ユニット。
JP2015190856A 2015-09-29 2015-09-29 構造体模擬ユニット Active JP6650236B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015190856A JP6650236B2 (ja) 2015-09-29 2015-09-29 構造体模擬ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015190856A JP6650236B2 (ja) 2015-09-29 2015-09-29 構造体模擬ユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017067893A JP2017067893A (ja) 2017-04-06
JP6650236B2 true JP6650236B2 (ja) 2020-02-19

Family

ID=58494591

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015190856A Active JP6650236B2 (ja) 2015-09-29 2015-09-29 構造体模擬ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6650236B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6413169B1 (ja) * 2017-06-06 2018-10-31 三菱重工業株式会社 模擬シーラント剤、およびシール作業教育用テストピース

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS502413B1 (ja) * 1969-02-17 1975-01-25
JPH1124551A (ja) * 1997-07-04 1999-01-29 Honda Motor Co Ltd ねじ締結作業の訓練方法及びねじ締結作業の訓練装置
JP2001170369A (ja) * 1999-12-21 2001-06-26 Pigeon Corp 組立玩具
JP2002273070A (ja) * 2001-03-21 2002-09-24 Bandai Co Ltd 連結装置
JP3977171B2 (ja) * 2002-07-03 2007-09-19 古河電気工業株式会社 配索線状体の設計方法及び配索検討装置
JP4543990B2 (ja) * 2005-03-25 2010-09-15 日産自動車株式会社 車両用電子電装システムの評価装置および評価方法
JP2008245918A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Tomy Co Ltd 走行玩具
JP5745343B2 (ja) * 2011-06-07 2015-07-08 本田技研工業株式会社 作業体験方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017067893A (ja) 2017-04-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10273677B2 (en) Self-supporting and load bearing structural joint
US9409220B2 (en) Exercise equipment, connector or anchor, and method of making same
US9156510B2 (en) Clamp mounting system
US20190257071A1 (en) Self-supporting and load bearing structural joint
US20180066691A1 (en) Frame assembly body and casing
TW201531615A (zh) 具有檢視窗孔的斜撐裝置
JP6650236B2 (ja) 構造体模擬ユニット
JP4925754B2 (ja) 鋼構造物の補強工法
CN105171321A (zh) Ft15导弹发射架整体组焊工装
US20150128394A1 (en) Positioning System for Electromagnetic Riveting
JP5241425B2 (ja) 木造軸組の接合構造および接合金物
TWI567274B (zh) An energy dissipation bracing device with a viewing window
US9212770B2 (en) Method and apparatus for attaching flange portions to ducts
TW500890B (en) Method for manufacturing a structural element having a metallic wall of tubular overall shape, and structural element
US9849963B2 (en) Beam flange clamp, structural beam joint with beam flange clamps and method for forming a structural beam joint
JP4528177B2 (ja) 床形成方法および床形成構造
JP5140754B2 (ja) 鋼構造物の補強工法
JP5993556B2 (ja) 型枠パネルの隅部構造及びコンクリート型枠の構築方法
JP6168036B2 (ja) 鉄骨構造物の梁用金物および梁接合部
CN220943861U (zh) 一种工件焊接用定位工装
JP2006226046A (ja) 柱材と梁材を繋ぐ接合体及びその接合構造
JP5322540B2 (ja) フレーム
JP3186256U (ja) トンネル内装板取付け部の補修部材
KR102089627B1 (ko) 캠핑 트레일러 및 그 제작방법
CN118298707A (en) General supporting framework of automobile local model

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180607

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190626

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190718

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191226

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200120

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6650236

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250