JP3161953B2 - ホースを備えたスプレー分岐混合栓 - Google Patents
ホースを備えたスプレー分岐混合栓Info
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Description
どに取り付けられる新規なホースを備えたスプレー分岐
混合栓に関するものである。
を適宜の割合で混合することができる湯水混合栓が用い
られているが、この種の湯水混合栓として、近時例えば
実開昭63ー 66676号公報に示されるように、湯水混合栓
の水路に浄水器を接続することができるようにし、湯水
混合栓と浄水器に対して同時に給水を行えるようにし、
湯水混合栓によって適当な温度の混合湯を得る一方、浄
水器に対して水を供給することができるようにした、い
わゆる、分岐混合栓がある。
路にホースが連通連結されているスプレー混合栓があ
る。このホースは湯水混合栓内を通って、例えば流し台
の上部側に突出し、このホースの下流側端部がスプレー
栓の吐水口に接続されている。なお、このホースには、
その一定位置にストッパが固着されており、このストッ
パの重みによって引き出されたホースを湯水混合栓内に
引き込むことができる。
プレー混合栓に分岐部を設けて浄水器に対して水を供給
することができるようにしたものはなかった。
たもので、その目的とするところは、湯水混合栓と浄水
器等に対して同時に給水を行える、ホースを備えたスプ
レー分岐混合栓を提供することにある。
め、この発明は、湯水混合栓の混合水の導出流路にホー
スを介してスプレー栓を連結し、このスプレー栓のホル
ダーが、湯水混合用のユニットケースを上部に収納した
筒状の湯水混合栓本体の胴部に連設され、この胴部内
に、前記ユニットケース内の水流入口に連通する水流
路、湯流入口に連通する湯流路および混合水流出口に連
通する前記導出流路をそれぞれ備えた水室、湯室および
導出室が隔壁によって区画形成され、更に、少なくとも
水室、湯室および導出室の各室壁と前記胴部との間に環
状の流路を形成し、この環状流路を前記水室に連通させ
るための連通路を前記水室に設ける一方、前記胴部に前
記環状流路に連通させた分岐部を形成してある。
ットケースを上部に収納した湯水混合栓本体を筒状に形
成し、その胴部にホルダーを連設してスプレー栓を保持
するとともに、湯水混合栓の混合水の導出流路にホース
を介してスプレー栓を連結してスプレー栓から混合水を
吐出できるようにする一方、水室、湯室および導出室の
各室壁と胴部との間に環状の流路を形成し、胴部内に区
画形成された水室に環状の流路に連通する連通路を設け
てユニットケース内の水流入口に連通する水流路を分岐
部に分岐させるように構成し、この分岐流路にも給水で
きるようにしたものである。
説明する。図1〜図4において、1は湯水混合栓で、そ
の本体2は筒状で、湯水混合用のユニットケース3を上
部に収納している。この湯水混合栓本体2の胴部Aに
は、スプレー栓4のホルダー5が連設されている。そし
て、スプレー栓4はユニットケース3内に形成される湯
水混合室において適宜の比で混合された混合水(熱湯の
み、適温の混合水、水のみの何れか)を吐水する一方、
混合水の調整並びにその吐水制御はレバー6の左右並び
に回転によって行うことができるようにしてある。
の水Wの流入口aに連通する水流路B、湯Hの流入口に
連通する湯流路Cおよび混合水Mの流出口に連通する導
出流路Dをそれぞれ備えた水室7、湯室8および導出室
9が隔壁10,11(図5〜図8参照)によって区画形
成されている。また、図4,5,6において、12は、
胴部A内における導出室9およびホルダー5間に形成さ
れ、ホース挿通空間を構成するホース挿通室であり、水
室7とは隔壁13で区画され、湯室8とは隔壁14で区
画されており、更に、導出室9とは隔壁15で区画され
ている。
はホース16を介して導出流路Dに連結され、ホース1
6は胴部Aの下方開口17を通って一旦垂れ下がり、更
に、上方に向かってホース挿通室12に至り、ホルダー
5内を通って例えば流し台の上部側に突出し、このホー
ス16の下流側端部がスプレー栓4の吐水口に接続され
ている。なお、このホース16には、その一定位置にス
トッパ18が固着されており、このストッパ18の重み
によって引き出されたホース16を引き込んでスプレー
栓4をホルダー5に保持できる。そして、この実施形態
で用いるスプレー栓4は、スプレー(シャワー)吐水と
整流吐水に切り換えできるように構成されている。
1を介して水室7と接続される浄水器である。また、分
岐部20は、水流路Bから分岐した分岐流路Rにより終
始給水状態にあるので、浄水器19を接続しないときに
は分岐部20の吐水口20aがメクラ栓21によって閉
塞されている。
部20との接続構造について説明する。これらの図にお
いて、22,23,24は、水室7、湯室8および導出
室9の各室壁で、また、25はホース挿通室の室壁であ
り、この室壁22,23,24,25と胴部Aとの間に
環状の流路F(図6参照)が形成してあり、この環状流
路Fは水室7側の室壁22(図5参照)を切欠いて形成
された連通路26を介して水室7と連通するようにして
ある。そして、前述の分岐部20は筒状の胴部Aに開孔
27を形成し、胴部Aの外部に適宜の手段により突設し
てある。すなわち、分岐部20の内部であって、環状流
路F側には環状流路Fに連通した分岐流路Rが形成され
ている。
トケース3には、湯、水の流入側にそれぞれ連通される
湯、水用の弁孔と混合水の吐出側に連通される混合水用
の弁孔とが互いに隣り合わせで開設されてロアーディス
ク30上に設けられるセラミック製の固定弁体31と、
固定弁体31に摺動自在に重合配置されるセラミック製
の可動ディスク32とこの可動ディスク32上にあって
該可動ディスク32を保持する合成樹脂製のサポート部
材33とから構成される可動弁体34とが内蔵され、可
動ディスク32とサポート部材33とにわたって、前記
湯、水用の弁孔から導入された湯、水を前記混合水用の
弁孔に流出させるための内部流路dが形成され、サポー
ト部材33に係合された単一のレバー35によって可動
弁体が固定弁体上で摺動されてこの内部流路dの前記
湯、水用の弁孔に対する連通量が調整される。
上部に収納した湯水混合栓本体2を筒状に形成し、その
胴部Aにホルダー5を連設してスプレー栓4を保持する
とともに、湯水混合栓1の混合水の導出流路Dにホース
16を介してスプレー栓4を連結してスプレー栓4から
混合水を吐出できる。また、水室7、湯室8、導出室9
およびホース挿通室12の各室壁22,23,24,2
5と胴部Aとの間に環状の流路Fを形成し、胴部A内に
区画形成された水室7に環状の流路Fに連通する連通路
26を設けてユニットケース3内の水流入口aに連通す
る水流路Bを分岐部20に分岐させるように構成したの
で、この分岐流路Rにも給水でき、湯水混合栓2と浄水
器19に対して同時に給水を行える。
るものではなく、例えば上記浄水器19に代えて食器洗
い器などを接続してもよい。
のユニットケースを上部に収納した湯水混合栓本体を筒
状に形成し、その胴部にホルダーを連設してスプレー栓
を保持するとともに、湯水混合栓の混合水の導出流路に
ホースを介してスプレー栓を連結してスプレー栓から混
合水を吐出できるようにする一方、水室、湯室および導
出室の各室壁と胴部との間に環状の流路を形成し、胴部
内に区画形成された水室に環状の流路に連通する連通路
を設けてユニットケース内の水流入口に連通する水流路
を分岐部に分岐させるように構成し、この分岐流路にも
給水できるようにしたので、湯水混合栓と浄水器等に対
して同時に給水を行えるスプレー分岐混合栓を提供でき
る。
る。
である。
説明図である。
ある。
のユニットケース、4…スプレー栓、5…ホルダー、7
…水室、8…湯室、9…混合水導出室、10,11…隔
壁、16…ホース、19…浄水器、20…分岐部、2
2,23,24…室壁、26…連通路、a…水流入口、
B…水流路、C…湯流路、D…混合水導出流路、F…環
状流路、R…分岐流路。
Claims (1)
- 【請求項1】 湯水混合栓の混合水の導出流路にホース
を介してスプレー栓を連結し、このスプレー栓のホルダ
ーが、湯水混合用のユニットケースを上部に収納した筒
状の湯水混合栓本体の胴部に連設され、この胴部内に、
前記ユニットケース内の水流入口に連通する水流路、湯
流入口に連通する湯流路および混合水流出口に連通する
前記導出流路をそれぞれ備えた水室、湯室および導出室
が隔壁によって区画形成され、更に、少なくとも水室、
湯室および導出室の各室壁と前記胴部との間に環状の流
路を形成し、この環状流路を前記水室に連通させるため
の連通路を前記水室に設ける一方、前記胴部に前記環状
流路に連通させた分岐部を形成してあることを特徴とす
るホースを備えたスプレー分岐混合栓。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30390295A JP3161953B2 (ja) | 1995-10-28 | 1995-10-28 | ホースを備えたスプレー分岐混合栓 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30390295A JP3161953B2 (ja) | 1995-10-28 | 1995-10-28 | ホースを備えたスプレー分岐混合栓 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09126328A JPH09126328A (ja) | 1997-05-13 |
JP3161953B2 true JP3161953B2 (ja) | 2001-04-25 |
Family
ID=17926648
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30390295A Expired - Fee Related JP3161953B2 (ja) | 1995-10-28 | 1995-10-28 | ホースを備えたスプレー分岐混合栓 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3161953B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4535476B2 (ja) * | 2000-03-15 | 2010-09-01 | 株式会社ケーブイケー | 単水栓 |
KR102491434B1 (ko) * | 2021-06-07 | 2023-01-26 | 대림통상 주식회사 | 싱크수전용 호스 가이드 |
-
1995
- 1995-10-28 JP JP30390295A patent/JP3161953B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09126328A (ja) | 1997-05-13 |
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