JPH1161911A - 湯水混合装置 - Google Patents

湯水混合装置

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JPH1161911A
JPH1161911A JP24204397A JP24204397A JPH1161911A JP H1161911 A JPH1161911 A JP H1161911A JP 24204397 A JP24204397 A JP 24204397A JP 24204397 A JP24204397 A JP 24204397A JP H1161911 A JPH1161911 A JP H1161911A
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water
hot
valve
mixing
hot water
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JP24204397A
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Tadahiro Honda
忠洋 本田
Hitoshi Nakao
仁 中尾
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Toto Ltd
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Toto Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 共通する吐水具を用いて混合湯水と水とを明
確に区別して選択的に吐出することができる湯水混合装
置を提供する。 【解決手段】 水と湯を混合するミキシングバルブ33
を備え、ミキシングバルブ33から放出される混合湯水
と水とを選択的に放出可能な湯水混合装置Aであって、
ミキシングバルブ33の水の導入口35と、導入口35
の上流側にあって水をバイパスさせて排出する分岐部3
8との間に水の逆流防止手段40を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水と湯を混合する
ミキシングバルブを備え、ミキシングバルブから放出さ
れる混合湯水と水とを選択的に放出可能な湯水混合装
置、特に、混合湯水と水を共通する吐水具を用いて選択
的に吐水可能な湯水混合装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、共通する吐水具を用いて、水と湯
を所定の割合で混合して生成された適温の混合湯水のみ
ならず、水も吐出することができる湯水混合装置とし
て、図8に示す形態の湯水混合装置Cがある。
【0003】図示するように、温度調節器として用いら
れるミキシングバルブ100の水流入口101と湯流入
口102には、それぞれ、給水配管103と給湯配管1
04が連通連結されている。ミキシングバルブ100の
水流入口101と湯流入口102の近傍をなす給水配管
103と給湯配管104の個所には、それぞれ、第1及
び第2の逆止弁105、106が設けられている。ミキ
シングバルブ100の混合湯水流出口107は混合湯水
供給配管108を介して吐水具109に連通連結されて
いる。また、給水配管103の分岐部110から給水分
岐配管111が分岐されており、給水分岐配管111の
下流側端は混合湯水供給配管108の中途部分112に
連通連結されている。また、混合湯水供給配管108と
給水分岐配管111には、それぞれ、電磁開閉弁11
3、114が取付けられている。
【0004】上記した構成によって、例えば、吐水具1
09が自動水栓の場合、図示しない使用モード切換スイ
ッチを押して混合湯水モードを選択した後、使用者が手
を吐水具109の吐水口の前方かつ下方をなす位置に差
し出すと、センサが検出信号を制御装置に送り、制御装
置からの駆動信号に基づいて電磁開閉弁113の開動作
を行うと、電磁開閉弁114は閉状態にあるので、ミキ
シングバルブ100において給水配管103からの水と
給湯配管104からの湯が混合されて、所定温度に設定
された混合湯水が混合湯水供給配管108を通して吐水
具109に供給され、その吐水口から吐水されることに
なる。
【0005】また、水モードを選択した後、使用者が手
を吐水具109の吐水口の前方かつ下方をなす位置に差
し出すと、センサが検出信号を制御装置に送り、制御装
置からの駆動信号に基づいて電磁開閉弁114の開動作
を行うと、電磁開閉弁113は閉状態にあるので、給水
配管103からの水が給水分岐配管111を通して吐水
具109に供給され、その吐水口から吐水されることに
なる。即ち、共通の吐水具109を用いて、混合湯水と
水とを、それぞれ、独立して吐水することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の湯水混合装置Cは、未だ、以下の解決すべき課題を有
していた。即ち、図8に示すように、湯水混合装置Cに
おいては、水モードの場合、給湯配管104からミキシ
ングバルブ100を通して給水配管103に向けて逆行
する経路ができ、湯が給水配管103及び給水分岐配管
111に向けて流出し、給水配管103及び給水分岐配
管111側の水温度が上がる可能性がある。このため、
水と混合湯水を選択しても、あまり温度差がないという
ことが起こりうる。
【0007】本発明は、このような事情に鑑みなされた
ものであり、共通する吐水具を用いて混合湯水と水とを
明確に区別して選択的に吐出することができる湯水混合
装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の湯水混合装置は、水と湯を混合するミキシングバ
ルブを備え、該ミキシングバルブから放出される混合湯
水と前記水とを選択的に放出可能な湯水混合装置であっ
て、前記ミキシングバルブの水の導入口と、該導入口の
上流側にあって前記水をバイパスさせて排出する分岐部
との間に前記湯の逆流防止手段を設けたことを特徴とす
る。請求項2記載の湯水混合装置は、請求項1記載の湯
水混合装置において、前記逆流防止手段は逆止弁からな
る。請求項3記載の湯水混合装置は、請求項2記載の湯
水混合装置において、前記逆止弁は、前記湯水混合装置
の給水側に一体的に組み込まれている。
【0009】請求項4記載の湯水混合装置は、請求項1
記載の湯水混合装置において、前記逆流防止手段は、前
記水の導入口と、前記分岐部との圧力差を検知し、該圧
力差が一定以上になった場合に閉じる開閉弁である。請
求項5記載の湯水混合装置は、請求項1記載の湯水混合
装置において、前記逆流防止手段が、前記水の導入口か
ら逆流した前記湯の物理的状態を検知するセンサの出力
によって作動する開閉弁を備えている。ここで、物理的
状態とは、温度変化や、流量変化等をいう。請求項6記
載の湯水混合装置は、請求項1記載の湯水混合装置にお
いて、前記逆流防止手段が、前記ミキシングバルブまで
の湯の流路又は前記水の導入口から前記分岐部の間まで
に設けられて、バイパス流路に設けられた第1の開閉弁
の開信号に応じて閉じる第2の開閉弁を備える。
【0010】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。図1〜図4を参照して、本発明の一
実施の形態に係る湯水混合装置Aの構成について説明す
る。
【0011】図示するように、洗面ボウルBを取付けた
カウンター10の下方空間11には湯水混合栓12が配
設されている。一方、カウンター10上には、湯水混合
栓12と、後述する混合湯水供給配管41と給水分岐配
管48を介して連通連結される吐水具の一例である水栓
43が配設されている。図1及び図2に示すように、湯
水混合栓12は横長矩形の箱体構造を有しており、その
具体的構成が図3に示されている。図3に示すように、
平面視において、湯水混合栓12のバルブケーシング1
3の内部には、複数の隔壁14〜18等によって、第1
及び第2の水流入室19、20、湯流入室21、弁作動
室22、23、及び混合湯水室24とが、それぞれ、区
画形成されている。
【0012】図3に示すように、第1の水流入室19の
給水配管接続口25と湯流入室21の給湯配管接続口2
6には、それぞれ、逆止弁27、28が取付けられてい
る。また、図1及び図2に示すように、給水配管接続口
25と給湯配管接続口26は、それぞれ、給水配管29
と給湯配管30に連通連結されており、給水配管29と
給湯配管30の中途には止水栓31、32が取付けられ
ている。
【0013】図3に示すように、弁作動室22、23を
貫通する状態で、サーモスタット式のミキシングバルブ
33が取付けられている。そして、このミキシングバル
ブ33の筒状弁体34の両端には、水の導入口の一例で
ある水流入口35と、湯の導入口の一例である湯流入口
36とが形成されており、水流入口35と湯流入口36
の開口面積比率は、温度調節ハンドル37の操作によっ
て反比例的に変えることができる、また、水流入口35
と湯流入口36とは、それぞれ、第2の水流入室20と
湯流入室21に連通している。従って、温度調節ハンド
ル37を操作して湯水の混合比率を変えることによって
適温の混合湯水を得ることができる。
【0014】図2及び図3に示すように、バルブケーシ
ング13の上部には、第1の水流入室19と混合湯水室
24にそれぞれ連通連結する水流出口38と混合湯水流
出口39とが設けられている。ここで、水流出口38は
給水配管29との分岐部を形成する。また、図3に示す
ように、逆流防止手段の一例である逆止弁40が第1及
び第2の水流入室19、20とを連絡する流路に配設さ
れており、後述するように、湯水混合栓12に給湯配管
30を通して供給される湯が給水分岐配管48に流入す
るのを防止することができる。
【0015】図1及び図2に示すように、混合湯水流出
口39には混合湯水供給配管41の上流側端(下端)が
連通連結されており、混合湯水供給配管41の下流側は
カウンター10に設けた開口42を通してカウンター1
0の上面に立設されている水栓43に連通連結されてい
る。図1及び図2に示すように、水栓43は、カウンタ
ー10上に固定載置される筒状の水栓本体44と、基部
が水栓本体44の頂部に取付けられると共に先部に吐水
口45を具備するU字管からなる吐水管46と、水栓本
体44内に配設され、洗面ボウルBの前部に向けて指向
軸を有する手感知センサ47とを具備する。
【0016】一方、図2に示すように、バルブケーシン
グ13の上部に設けた水流出口38には給水分岐配管4
8の上流側端が連通連結されており、給水分岐配管48
の下流側端は混合湯水供給配管41の合流部49に連通
連結されている。なお、混合湯水供給配管41を主流路
とした場合、給水分岐配管48によってバイパス流路が
形成されることになる。
【0017】図2に示すように、混合湯水供給配管41
と給水分岐配管48には、開閉弁の一例である第1及び
第2の電磁開閉弁50、51が取付けられている。
【0018】また、本実施の形態では、図1及び図2に
示すように、水栓43から洗面ボウルBへの混合湯水又
は水の安定した吐出を図るため、湯水混合栓12の混合
湯水流出口39と第1の電磁開閉弁50との間をなす混
合湯水供給配管41の部分、及び、水流出口38と第2
の電磁開閉弁51との間をなす給水分岐配管48の部分
に、それぞれ、第1及び第2の定流量弁52、53が取
付けられている。ここで、第1及び第2の定流量弁5
2、53は、それらの上流側の水圧が変動した場合で
も、水栓43から洗面ボウルBへ吐出される混合湯水又
は水の吐水量を一定に保持するために用いられるもので
ある。
【0019】図示の実施の形態における湯水混合装置A
のその他の構成について簡単に説明すると、カウンター
10上には基台54を介して水栓43が載置されてお
り、基台54の内部には、制御基板からなる制御装置5
5が水密状態に内蔵されている。また、制御装置55の
上部には操作部56が配設されており、操作部56は、
吐水モード切換スイッチ57と、手動吐水スイッチ58
とを具備する。また、カウンター10の下方空間11に
は、第1及び第2の電磁開閉弁50、51を駆動するた
めの電力や、手感知センサ47や制御装置55に制御電
力を供給するためのアダプター59が配設されている。
【0020】次に、上記した構成を有する湯水混合装置
Aの作動について、図1〜図3、及び、湯水混合装置A
をブロック図で示した図4を参照して説明する。吐水モ
ード切換スイッチ57を押して混合湯水モードを選択し
た後、使用者が手を吐水管46の吐水口45の略直下に
差し出すと、手感知センサ47が手を検出してその検出
信号を制御装置55に送り、制御装置55からの駆動信
号に基づいて第1の電磁開閉弁50の開動作を行うと、
第2の電磁開閉弁51は閉状態にあるので、湯水混合栓
12において給水配管29からの水と給湯配管30から
の湯が混合されて、所定温度に設定された混合湯水が混
合湯水供給配管41を通して吐水管46に供給され、吐
水口45から洗面ボウルBに向けて吐水されることにな
る。
【0021】また、吐水モード切換スイッチ57を押し
て水モードを選択した後、使用者が手を吐水管46の吐
水口45の略直下に差し出すと、手感知センサ47が手
を検出してその検出信号を制御装置55に送り、制御装
置55からの駆動信号に基づいて第2の電磁開閉弁51
の開動作を行うと、第1の電磁開閉弁50は閉状態にあ
るので、給水配管29からの水が給水分岐配管48を通
して吐水管46に供給され、吐水口45から洗面ボウル
Bに向けて吐水されることになる。このように、共通の
吐水管46を用いて、混合湯水と水とを、それぞれ、独
立して吐水することができる。
【0022】ところで、本実施の形態では、図3に示す
ように、湯水混合栓12の内部に形成された第2の水流
入室20は、弁作動室22、23内に配設したミキシン
グバルブ33を介して湯流入室21と連通状態にあるの
で、そのままでは、給水配管29と給湯配管30の内圧
の相違等に起因して、給水配管29側の圧力が給湯配管
30側の圧力より低くなると、給湯配管30内の湯の一
部がミキシングバルブ33を通して給水配管29や給水
分岐配管48に流入するおそれがある。この場合、給水
配管29からの水をそのまま得ることができなくなるお
それがある。
【0023】しかし、本実施の形態では、図3に示すよ
うに、湯水混合栓12内において、水流入口35と連通
する第2の水流入室20と第1の水流入室19との間に
逆流防止手段の一例として逆止弁40を取付けているの
で、このような湯の逆流を確実に防止することができ
る。従って、湯によって加温されない水を、選択的に、
吐水管46から吐水することができる。また、上記した
実施の形態に係る湯水混合装置Aにおいては、逆流防止
手段を逆止弁40によって構成したが、図5及び図6に
示す変形例に係る湯水混合装置A1、A2のような構成
とすることもできる。
【0024】即ち、図5に示す湯水混合装置A1では、
湯水混合栓12a内のミキシングバルブ33の水流入口
35の近傍に第1の圧力センサ60が取付けられると共
に、給水分岐配管48の分岐部である水流出口38の近
傍に第2の圧力センサ61が取付けられており、第1及
び第2の圧力センサ60、61は制御装置55aに接続
されている。また、ミキシングバルブ33の水流入口3
5と給水分岐配管48の分岐部である水流出口38との
間の流路には開閉弁の一例である電磁開閉弁63が取付
けられており、電磁開閉弁63も制御装置55aに接続
されている。
【0025】従って、第1及び第2の圧力センサ60、
61で検出した水圧間の差圧が設定差圧以上になった場
合は、制御装置55aを介して電磁開閉弁63を閉じる
ことによって、ミキシングバルブ33を通して湯が逆流
するのを確実に防止することができ、湯によって加温さ
れない水を、選択的に、吐水管46から吐水することが
できる。
【0026】また、図6に示す湯水混合装置A2では、
湯の物理的状態を検知するセンサの一例として、給水分
岐配管48の分岐部である水流出口38の近傍の水の温
度を測定する温度センサ64が取付けられており、温度
センサ64は制御装置55bに接続されている。また、
ミキシングバルブ33の水流入口35と給水分岐配管4
8の分岐部である水流出口38との間の流路には開閉弁
の一例である電磁開閉弁65が取付けられており、電磁
開閉弁65も制御装置55bに接続されている。なお、
図6において、12bは湯水混合栓を示す。
【0027】従って、温度センサ64で検出した温度が
設定温度以上になった場合は、制御装置55bを介して
電磁開閉弁65を閉じることによって、ミキシングバル
ブ33を通して湯が逆流するのを確実に防止することが
でき、湯によって加温されない水を、選択的に、吐水管
46から吐水することができる。また、図7に示す湯水
混合装置A3では、湯水混合栓12c内のミキシングバ
ルブ33までの給水配管29、又は、ミキシングバルブ
33の水流入口35と分岐部である水流出口38との間
をなす個所に電磁開閉弁66を設けて、第2の開閉弁と
して使用すると共に、バイパス流路を形成する給水分岐
配管48に設けた第2の電磁開閉弁51を第1の開閉弁
として用い、制御装置55cによって、第2の電磁開閉
弁51の開動作(開信号)に連動して電磁開閉弁66を
閉じるようにすることもできる。この場合も、ミキシン
グバルブ33を通して湯が逆流するのを確実に防止する
ことができ、湯によって加温されない水を、選択的に、
吐水管46から吐水することができる。なお、電磁開閉
弁66は給湯配管30に取付けることもできる。
【0028】以上、本発明を、一実施の形態を参照して
説明してきたが、本発明は何ら上記した実施の形態に記
載の構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に
記載されている事項の範囲内で考えられるその他の実施
の形態や変形例も含むものである。
【0029】
【発明の効果】請求項1〜6記載の湯水混合装置におい
ては、水と湯を混合するミキシングバルブを備え、ミキ
シングバルブから放出される混合湯水と水とを選択的に
放出可能とすると共に、ミキシングバルブに設けた水の
導入口と、この導入口の上流側にあって水をバイパスさ
せて排出する分岐部との間に湯の逆流防止手段を設けて
いる。従って、湯がミキシングバルブを通して分岐部に
至り水に部分的に混入するのを確実に防止することがで
き、適温の混合湯水のみならず、給水配管を通して直接
供給される水を放出することができる。
【0030】請求項2記載の湯水混合装置においては、
逆流防止手段を逆止弁から形成することによって、湯が
水に部分的に混入するのを確実に防止することができる
と共に、逆流防止手段を安価に製作できる。請求項3記
載の湯水混合装置においては、逆止弁は、湯水混合装置
の給水側に一体的に組み込まれているので、逆流防止手
段を有する湯水混合装置の構造をコンパクトな構造とす
ることができる。
【0031】請求項4記載の湯水混合装置においては、
逆流防止手段は、水の導入口と、水を単独で放出するた
めの分岐部との圧力差を検知し、圧力差が一定以上にな
った場合に閉じる開閉弁を用いているので、同様に逆流
防止手段を安価に製作することができる。請求項5記載
の湯水混合装置においては、逆流防止手段が、水の導入
口から逆流した湯の物理的状態を検知するセンサと、水
の導入口から分岐部の間に設けられて、センサの出力に
よって作動する開閉弁を備えている。このように、セン
サによって、湯の物理的状態を検知することによって、
直接的に、湯の逆流を検知でき、確実な逆流防止を図る
ことができる。
【0032】請求項6記載の湯水混合装置においては、
逆流防止手段が、ミキシングバルブまでの湯の流路又は
水の導入口から分岐部の間までに設けられて、バイパス
流路に設けられた第1の開閉弁の開信号に応じて閉じる
第2の開閉弁を備える。従って、水を放出する際には、
湯の供給流路がただちに遮断されるので、逆流を確実に
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る湯水混合装置の側
断面図である。
【図2】同部分正断面図である。
【図3】図2のI−I線による断面図である。
【図4】同ブロック図である。
【図5】本発明の変形例に係る湯水混合装置の構成を示
すブロック図である。
【図6】本発明の変形例に係る湯水混合装置の構成を示
すブロック図である。
【図7】本発明の変形例に係る湯水混合装置の構成を示
すブロック図である。
【図8】従来の湯水混合装置の構成を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
A 湯水混合装置 A1 湯水混合
装置 A2 湯水混合装置 A3 湯水混合
装置 B 洗面ボウル 10 カウンタ
ー 11 下方空間 12 湯水混合
栓 12a 湯水混合栓 12b 湯水混
合栓 12c 湯水混合栓 13 バルブケ
ーシング 14 隔壁 15 隔壁 16 隔壁 17 隔壁 18 隔壁 19 第1の水
流入室 20 第2の水流入室 21 湯流入室 22 弁作動室 23 弁作動室 24 混合湯水室 25 給水配管
接続口 26 給湯配管接続口 27 逆止弁 28 逆止弁 29 給水配管 30 給湯配管 31 止水栓 32 止水栓 33 ミキシン
グバルブ 34 筒状弁体 35 水流入口
(導入口) 36 湯流入口(導入口) 37 温度調節
ハンドル 38 水流出口(分岐部) 39 混合湯水
流出口 40 逆止弁(逆流防止手段) 41 混合湯水
供給配管 42 開口 43 水栓(吐
水具) 44 水栓本体 45 吐水口 46 吐水管 47 手感知セ
ンサ 48 給水分岐配管 49 合流部 50 第1の電磁開閉弁(開閉弁) 51 第2の電
磁開閉弁(開閉弁) 52 第1の定流量弁 53 第2の定
流量弁 54 基台 55 制御装置 55a 制御装置 55b 制御装
置 55c 制御装置 56 操作部 57 吐水モード切換スイッチ 58 手動吐水
スイッチ 59 アダプター 60 第1の圧
力センサ 61 第2の圧力センサ 63 電磁開閉
弁(開閉弁) 64 温度センサ 65 電磁開閉
弁(開閉弁) 66 電磁開閉弁(第2の開閉弁)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水と湯を混合するミキシングバルブを備
    え、該ミキシングバルブから放出される混合湯水と前記
    水とを選択的に放出可能な湯水混合装置であって、前記
    ミキシングバルブの水の導入口と、該導入口の上流側に
    あって前記水をバイパスさせて排出する分岐部との間に
    前記湯の逆流防止手段を設けたことを特徴とする湯水混
    合装置。
  2. 【請求項2】 前記逆流防止手段は逆止弁からなる請求
    項1記載の湯水混合装置。
  3. 【請求項3】 前記逆止弁は、前記湯水混合装置の給水
    側に一体的に組み込まれている請求項2記載の湯水混合
    装置。
  4. 【請求項4】 前記逆流防止手段は、前記水の導入口
    と、前記分岐部との圧力差を検知し、該圧力差が一定以
    上になった場合に閉じる開閉弁である請求項1記載の湯
    水混合装置。
  5. 【請求項5】 前記逆流防止手段が、前記水の導入口か
    ら逆流した前記湯の物理的状態を検知するセンサの出力
    によって作動する開閉弁を備えている請求項1記載の湯
    水混合装置。
  6. 【請求項6】 前記逆流防止手段が、前記ミキシングバ
    ルブまでの湯の流路又は前記水の導入口から前記分岐部
    の間までに設けられて、バイパス流路に設けられた第1
    の開閉弁の開信号に応じて閉じる第2の開閉弁を備える
    請求項1記載の湯水混合装置。
JP24204397A 1997-08-21 1997-08-21 湯水混合装置 Pending JPH1161911A (ja)

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