JP3161439B2 - 弾性表面波フィルタ - Google Patents
弾性表面波フィルタInfo
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Description
タに用いられる弾性表面波フィルタに関し、より詳細に
は、複数の一端子対SAW共振子が梯子型回路構成を有
するように接続されている弾性表面波フィルタに関す
る。
ィルタが広く用いられている。例えば、特公昭56−1
9765号公報には、複数の一端子対弾性表面波共振子
を用いて梯子型回路を構成してなる弾性表面波フィルタ
が開示されている。
を、図11及び図12を参照して説明する。この弾性表
面波フィルタでは、入力端と出力端を結ぶ直列腕と、直
列腕と基準電位とを結ぶ並列腕とが構成されている。直
列腕に、直列腕共振子として一端子対SAW共振子S1
が、並列腕Pに並列腕共振子として一端子対SAW共振
子P1が接続されている。なお、図11では、1個の直
列腕共振子と、1個の並列腕共振子のみが図示されてい
るが、直列腕共振子及び並列腕共振子の数は、目的とす
るフィルタ特性に応じて適宜選ばれる。
す電極構造を有する。すなわち、圧電性基板(図示せ
ず)上に、インターデジタルトランスデューサ(以下、
IDTと略す。)51と、IDTの両側に配置された反
射器52,53とを有する。
びる一対のバスバー54,55を有する。バスバー54
に複数本の電極指56の一端が接続されている。電極指
56は、表面波伝搬方向と直交する方向に、すなわち相
手側のバスバー55側に向かって延ばされている。同様
に、バスバー55には、複数本の電極指57の一端が接
続されており、複数本の電極指57はバスバー54側に
向かって延ばされている。電極指56,57は、互いに
間挿し合うように配置されている。
図11に示した梯子型回路を構成することにより、弾性
表面波フィルタが得られる。この弾性表面波フィルタの
減衰量周波数特性を図13に示す。上記梯子型回路構成
を有する弾性表面波フィルタは、低損失かつ広帯域であ
るため、携帯電話用帯域フィルタなどにおいて幅広く用
いられている。
は、圧電性基板としてLiTaO3 基板を用いた一端子
対SAW共振子において、IDTの電極指交差幅と、一
方のバスバーと他方のバスバーに接続される電極指の先
端との間のギャップの寸法との比をある一定値以上とす
れば、LiTaO3 基板を用いた場合に共振周波数と反
共振周波数との間に表れる特有のリップルの影響を抑制
し得ることが開示されている。
5号公報に開示されているような複数の一端子対SAW
共振子を用いた梯子型回路構成の弾性表面波フィルタで
は、低損失かつ広帯域であるものの、通過帯域内におけ
るフィルタ特性の平坦度が必ずしも十分でないという問
題があった。すなわち、通過帯域中央部において挿入損
失が最も小さく、通過帯域の両肩部における挿入損失が
中央部分における挿入損失に比べて悪くなり、通過帯域
内の平坦度が損なわれるという問題があった。
aO3 基板を用いて構成した場合、上述したLiTaO
3 基板を用いた場合に共振周波数と反共振周波数との間
に発生するリップルの影響により、梯子型回路構成の弾
性表面波フィルタのフィルタ特性において所望でないリ
ップルが表れるという問題もあった。
振子を構成した場合のインピーダンス−周波数特性を図
14に示す。図14に矢印Aで示すように、共振周波数
と反共振周波数との間にリップルが発生している。
数の上記一端子対SAW共振子を組み合わせることによ
り所望のフィルタ特性を得ている。従って、一端子対S
AW共振子において上記リップルが存在すると、得られ
た弾性表面波フィルタのフィルタ特性において、上記リ
ップルに対応した周波数位置にやはりリップルが発生す
る。
タの減衰量周波数特性において、矢印Bで示すように、
リップルが発生する。このリップルは、弾性表面波フィ
ルタの通過帯域内に存在するため、通過帯域内の平坦度
が低下していることがわかる。すなわち、通過帯域内の
低域側においてリップルの存在により、挿入損失が大き
くなり、通過帯域内の平坦度が低下していることがわか
る。
記載の弾性表面波フィルタでは、本来的に通過帯域中央
部の挿入損失が最も小さく、通過帯域の両肩部における
挿入損失が中央部に比べて悪いだけでなく、LiTaO
3 基板を圧電性基板として用いた場合には、上記リップ
ルの存在によっても通過帯域内における平坦度が低下し
がちであった。
を解消し、複数の一端子対SAW共振子を用いて梯子型
回路を構成してなる弾性表面波フィルタであって、通過
帯域内におけるフィルタ特性の平坦度に優れた弾性表面
波フィルタを提供することにある。
ルタは、LiTaO 3 からなる圧電基板と、前記圧電基
板上に形成されており、かつそれぞれが一端子対弾性表
面波共振子を構成する複数のインターデジタルトランス
デューサとを備え、各インターデジタルトランスデュー
サが一対のバスバーと、バスバーに一端が接続されてお
り、他端が他方のバスバーに向かって延ばされている複
数本の電極指とを有し、複数の一端子対弾性表面波共振
子が直列腕と少なくとも2つの並列腕とを有する梯子型
回路構成を有するように接続されている弾性表面波フィ
ルタにおいて、少なくとも1つの並列腕に接続されてい
る一端子対弾性表面波共振子のインターデジタルトラン
スデューサにおける、前記バスバーと、該バスバーとは
反対側のバスバーに接続されている電極指の先端との間
のギャップが、他の並列腕に接続されている一端子対弾
性表面波共振子における対応のギャップと異ならされる
ことにより、前記弾性表面波フィルタの通過帯域内に前
記各並列腕に接続されている一端子対弾性表面波共振子
のリップルが分散されている。
に係る弾性表面波フィルタの回路構成を示す図であり、
図1(b)は、本実施例において用いられる1つの一端
子対SAW共振子の電極構造を示す平面図である。
表面波フィルタは、梯子型回路構成を有する。すなわ
ち、入力端INと、出力端OUTとの間に直列腕が構成
されており、該直列腕と基準電位との間に複数の並列腕
が構成されている。
対SAW共振子S1,S2が接続されている。また、各
並列腕には、並列腕共振子として、個々の一端子対弾性
表面波共振子P1,P2が接続されている。また、入力
端INから出力端OUTに向かって、図示のように、並
列腕共振子と直列腕共振子とが交互に配置されている。
子及び並列腕共振子の数は図示の例には限定されない。
すなわち、直列腕共振子は1個のみ用いられてもよく、
3以上用いられてもよい。また、並列腕共振子について
は、少なくとも2個以上の並列腕が構成されている限
り、並列腕共振子の数についても限定されるものではな
い。
2,P1,P2の電極構造を、図1(b)を参照して説
明する。一端子対SAW共振子では、IDT1の表面波
伝搬方向両側に反射器2,3が配置されている。
された一対のバスバー4,5を有する。バスバー4には
複数本の電極指6の一端が接続されており、バスバー5
には複数本の電極指7の一端が接続されている。電極指
6,7は、相手方のバスバー5,4に向かって延ばされ
ており、かつ互いに間挿し合うように配置されている。
両端を短絡してなるグレーティング反射器により構成さ
れている。一端子対SAW共振子では、交流電圧が電極
指6,7間に印加された場合、IDT1が励振され、表
面波が発生する。この表面波が反射器2,3間に閉じ込
められ、該表面波に基づく共振特性が取り出される。
AW共振子を用いて梯子型回路を構成してなる弾性表面
波フィルタにおいて、少なくとも1つの並列腕に接続さ
れている一端子対SAW共振子のIDTのバスバーと、
該バスバーとは反対側のバスバーに接続されている電極
指の先端との間のギャップW2が、他の並列腕に接続さ
れる一端子対SAW共振子の対応のギャップと異ならさ
れており、それによって通過帯域内におけるフィルタ特
性の平坦度が高められる。これを、以下において説明す
る。
は、LiTaO3 基板からなる圧電基板を用いた一端子
対SAW共振子における共振周波数と反共振周波数との
間に存在するリップルAを低減する方法が開示されてい
る。この先行技術に記載の一端子対SAW共振子の電極
構造を図16に示す。なお、図16では、IDT51の
一方側に配置された反射器52は図示されているが、他
方側に配置されている反射器については図示を省略して
あることを指摘しておく。
極指56,57の交差幅W1と、バスバー54,55
と、相手側のバスバーに接続されている電極指57,5
6の先端との間のギャップ長W2との比をある一定の値
以上とすれば、上記リップルAの影響を抑制することが
示されている。すなわち、ギャップ長W2を交差幅W1
に比べて狭くすることにより、SSBWの発生を抑制す
ることができ、それによって上記リップルの影響を抑制
することが可能とされているものである。
SSBWの発生は弾性表面波共振子においては特性を劣
化させるため好ましくないと考えられており、上記ギャ
ップ長W2は出来るだけ狭くすればよいと考えられてい
た。
が発生するリップルが積極的に利用され、それによって
フィルタ特性の向上が図られている。すなわち、本発明
は、可能な限り抑圧することが必要であると考えられて
いたSSBWによるリップルを、SSBWが発生する周
波数を分散させることにより積極的に利用し、それによ
ってフィルタ特性の向上が図られている。
いて、交差幅W1を一定とし、上記ギャップ長W2のみ
を変化させることにより、リップルの周波数を自由に制
御し得ることを、実験的に見出した。これを図2を参照
して説明する。
記ギャップ長W2の寸法と、上記共振周波数と反共振周
波数との間に発生するリップルの周波数位置との関係を
示す。なお、縦軸の周波数は、リップルが発生する周波
数と、弾性表面波共振子の共振周波数との間の間隔をΔ
f、共振周波数をf0とした場合の規格化された周波数
Δf/f0である。図2から明らかなように、ギャップ
長W2を変えることにより、リップルが発生する周波数
がギャップ長W2の大きさに応じて変化していることが
わかる。
フィルタは、複数の一端子対SAW共振子を組み合わせ
ることにより所望のフィルタ特性を得ている。従って、
上記ギャップ長W2を各共振子において異ならせれば、
リップルの発生位置を分散させることができ、フィルタ
特性を改善することができる。従って、少なくとも1つ
の並列腕に接続されている一端子対SAW共振子におい
て、上記ギャップ長W2を、他の並列腕に接続されてい
る一端子対SAW共振子における対応のギャップ長と異
ならせることにより、弾性表面波フィルタのフィルタ特
性において表れる上記リップルの周波数位置を分散させ
ることができ、通過帯域内の平坦度を高めることができ
る。
上とすれば、該ギャップ長W2が1.0λ以上とされた
共振子により生じるリップルの周波数位置がさらに高く
なり、通過帯域の中央部に位置するようになる。この場
合、リップルが発生する周波数位置における挿入損失は
局部的に低下するが、上記梯子型回路構成の弾性表面波
フィルタのフィルタ特性では、通過帯域中央において挿
入損失が両肩部に比べて小さいため、上記のように中央
部にリップルを移動させれば、通過帯域内におけるフィ
ルタ特性の平坦度をより一層効果的に高め得る。
る一端子対SAW共振子の上記ギャップ長W2が大きく
なりすぎると、リップルの入る周波数以外の周波数で挿
入損失の劣化が生じることがある。従って、挿入損失の
劣化が生じないような条件とするためには、上記ギャッ
プ長W2は、5.0λ以下とすることが望ましい。よっ
て、好ましくは、1.0λ〜5.0λの範囲とされる。
具体的な実験例につき説明する。 (実施例1)36°YカットX伝搬のLiTaO3 基板
を圧電性基板として用いた。この圧電性基板上に、図1
(a)に示す回路構成を実現するように、個々の一端子
対SAW共振子と、これらの一端子対SAW共振子を接
続する電極とをAlを用いて形成した。
振子S1,S2及び並列腕共振子を構成している一端子
対SAW共振子P1,P2は、それぞれ、以下のように
して形成した。
子)…電極指の対数40対、電極指交差幅80μm(2
0λ)、IDTにおけるギャップ長W2=0.25λ、
反射器の電極指の本数=100。
子)…電極指の対数40対、電極指交差幅160μm
(40λ)、ギャップ長W2=1.5λ、反射器の電極
指の本数=100。
子)…電極指の対数80対、電極指交差幅40μm(1
0.5λ)、反射器の電極指の本数=100。 一端子対SAW共振子S2(直列腕共振子)…電極指
の対数80対、電極指交差幅80μm(21λ)、反射
器の電極指の本数=100。
共振子P1,P2(並列腕共振子)のインピーダンス−
周波数特性を、それぞれ、図3,図4に示す。一端子対
SAW共振子P1のインピーダンス−周波数特性(図
3)におけるリップルA1 の位置と、図4に示す一端子
対SAW共振子P2(並列腕共振子)のインピーダンス
特性において表れる矢印A2 で示すリップルの位置とが
異なっている。従って、弾性表面波フィルタのフィルタ
特性では、リップルの発生する位置が分散され、結果と
して通過帯域内の平坦度が高められる。
表面波フィルタの減衰量周波数特性を実線で示す。ま
た、比較のために、一端子対SAW共振子P1,P2に
おけるギャップ長W2を、共に1.0λとしたことを除
いては、上記実施例と同様にして構成された弾性表面波
フィルタのフィルタ特性を図5に破線で示す。
ば、一端子対SAW共振子P1,P2におけるギャップ
長W2が異なっており、かつ少なくとも一方の一端子対
SAW共振子P2のギャップ長W2が1.5λと1.0
λ以上とされているため、通過帯域内の平坦度が高めら
れているだけでなく、通過帯域の左肩部分におけるフィ
ルタ特性の急峻性が高められている。なお、本願発明者
の実験によれば、36°Yカット以外のカット角のLi
TaO3 基板を用いた場合においても、同様の効果の得
られることが確認された。
列腕共振子として一端子対SAW共振子S1,S2と、
3個の並列腕共振子として一端子対SAW共振子P1〜
P3とを有する梯子型回路構成の弾性表面波フィルタを
作製した。すなわち、36°YカットX伝搬のLiTa
O3 基板上に、以下の5個の一端子対SAW共振子を上
記直列腕共振子及び並列腕共振子として作製したことを
除いては、実施例1と同様にして弾性表面波フィルタを
得た。
子)…電極指の対数40対、電極指交差幅80μm(2
0λ)、ギャップ長W2=1.0λ、反射器の電極指の
本数=100。
子)…電極指の対数80対、電極指交差幅200μm
(50λ)、ギャップ長W2=1.5λ、反射器の電極
指の本数=100。
子)…電極指の対数40対、電極指交差幅80μm(2
0λ)、ギャップ長W2=2.0λ、反射器の電極指の
本数=100。
腕共振子)…電極指の対数80対、電極指交差幅40μ
m(10.5λ)、反射器の電極指の本数=100。第
2の実施例に係る弾性表面波フィルタの並列腕共振子と
しての一端子対SAW共振子P1〜P3の各インピーダ
ンス−周波数特性を図7〜図9に示す。
SAW共振子P1〜P3において共振周波数と反共振周
波数との間に表れるリップルA3 〜A5 の周波数位置が
互いに異なっているため、弾性表面波フィルタのフィル
タ特性上において、これらのリップルの表れる位置が分
散されることになる。
量周波数特性を図10に実線で示す。また、図10の破
線は、第1の実施例において比較のために用意した弾性
表面波フィルタの減衰量周波数特性を示す。
においても、並列腕共振子を構成している一端子対SA
W共振子P1〜P3の上記ギャップ長W2が異ならされ
ているため、通過帯域内におけるフィルタ特性の平坦度
が高められていることがわかる。
W2が第1の実施例に比べてより大きくされており、そ
れによって通過帯域内におけるフィルタ特性の平坦度が
より一層高められていることがわかる。
カットX伝搬のLiTaO3 基板を用いたが、36°以
外のカット角のLiTaO3 基板を用いた場合において
も上記と同様の効果が得られた。
複数の一端子対SAW共振子を用いて、直列腕と少なく
とも2つの並列腕とを有する梯子型回路が構成されてお
り、少なくとも1つの並列腕に接続されている一端子対
SAW共振子のIDTのバスバーと他方のバスバーに接
続されている電極指の先端との間の上記ギャップ長W2
が、他の並列腕に接続されている一端子対SAW共振子
における対応する上記ギャップ長W2と異なっているた
め、並列腕共振子を構成している複数の一端子対SAW
共振子において共振周波数と反共振周波数との間に発生
するリップルが表れる位置が分散されている。従って、
弾性表面波フィルタの通過帯域内において、上記リップ
ルの周波数位置が分散されているので、通過帯域内にお
けるフィルタ特性の平坦度が高められる。
を圧電性基板として用いた場合、共振周波数と反共振周
波数との間に顕著に表れるため、本発明は、LiTaO
3 基板を圧電性基板として用いた弾性表面波フィルタに
好適に用いることができ、それによって通過帯域内のフ
ィルタ特性の平坦度を効果的に高めることができる。
係る弾性表面波フィルタの回路図及び該弾性表面波フィ
ルタにおいて用いられている一端子対SAW共振子の電
極構造を示す平面図。
指先端との間のギャップ長W2と、共振周波数−反共振
周波数間に表れるリップルの周波数位置との関係を示す
図。
しての一端子対SAW共振子P1のインピーダンス−周
波数特性を示す図。
しての一端子対SAW共振子P2のインピーダンス−周
波数特性を示す図。
性(実線)及び比較のために用意した弾性表面波フィル
タの減衰量周波数特性(破線)を示す図。
構成を示す図。
振子としての一端子対SAW共振子P1のインピーダン
ス−周波数特性を示す図。
振子としての一端子対SAW共振子P2のインピーダン
ス−周波数特性を示す図。
振子としての一端子対SAW共振子P3のインピーダン
ス−周波数特性を示す図。
の減衰量周波数特性(実線)及び比較のために用意した
弾性表面波フィルタの減衰量周波数特性(破線)を示す
図。
ィルタの回路図。
一端子対SAW共振子の電極構造を示す平面図。
性を示す図。
ス−周波数特性を示す図。
性を示す図。
交差幅とギャップ長との関係を説明するための平面図。
Claims (1)
- 【請求項1】LiTaO 3 からなる圧電基板と、 前記圧電基板上に形成されており、かつそれぞれが一端
子対弾性表面波共振子を構成する複数のインターデジタ
ルトランスデューサとを備え、各インターデジタルトラ
ンスデューサが一対のバスバーと、バスバーに一端が接
続されており、他端が他方のバスバーに向かって延ばさ
れている複数本の電極指とを有し、複数の一端子対弾性
表面波共振子が直列腕と少なくとも2つの並列腕とを有
する梯子型回路構成を有するように接続されている弾性
表面波フィルタにおいて、 少なくとも1つの並列腕に接続されている一端子対弾性
表面波共振子のインターデジタルトランスデューサにお
ける、前記バスバーと、該バスバーとは反対側のバスバ
ーに接続されている電極指の先端との間のギャップが、
他の並列腕に接続されている一端子対弾性表面波共振子
における対応のギャップと異ならされることにより、前
記弾性表面波フィルタの通過帯域内に前記各並列腕に接
続されている一端子対弾性表面波共振子のリップルが分
散されていることを特徴とする弾性表面波フィルタ。
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