JP3161360B2 - アリールアミン類の製造方法 - Google Patents
アリールアミン類の製造方法Info
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Description
の製造方法に関する。アリールアミン類は、医農薬分野
において非常に重要な中間体である。
とからアリールアミン類を銅触媒を用いて合成する方法
が知られている(大有機化学,vol.16,52(1
959),朝倉書店、有機化学講座3,66(198
3),丸善、等参照) また最近、Stephen L.Buchwaldらに
よりアリールハライドとアミン化合物からアリールアミ
ン類を合成する方法が報告された(Angew.Che
m.Int.Ed.Engl.,34,No.12,1
348(1995))。この方法は、アリールブロマイ
ドを原料とし、塩基としてナトリウム−tert−ブト
キシドを塩基を用い、ビス(ジベンジリデンアセトン)
−ビス(トリ−o−トリルホスフィン)パラジウム又は
ジクロロ−ビス(トリ−o−トリルホスフィン)パラジ
ウム、即ちトリ−o−トリルホスフィンを配位子とする
パラジウム化合物を触媒として、アリールアミン類を合
成するものである。また類似の方法が、John F.
Hartwigらによって報告されている(Tetra
hedron Letters,Vol.36,No.
21,3609(1995))。
トリ−o−トリルホスフィンを配位子とするパラジウム
化合物を触媒としてアリールアミン類を合成する方法が
報告されている(J.Org.Chem.,61,11
33(1996))。
用いる方法では、多量の銅触媒を使用する、高い反応温
度を要する等の理由から、生成物であるアリールアミン
類の収率が低くなるという欠点があった。また生成物の
着色が激しいことから反応系からのアリールアミン類の
精製が困難になるという問題もあった。
子とするパラジウム化合物を触媒として用いる方法で
は、特にアミン化合物の窒素のα位に水素原子を有する
アミン化合物とアリールハライドとを反応させた場合、
2分子のアリールハライドから生成するビスアリール誘
導体又は脱ハロゲン化したアレーン誘導体が多く生成す
るため、目的物であるアリールアミン類の収率が低くな
る欠点があった。また上記文献によると、パラジウム化
合物の使用量がアリールハライドに対し1〜5モル%と
多く、経済的に不利であるという問題もあった。
を解決するため鋭意検討した結果、驚くべきことに、ト
リアルキルホスフィン類とパラジウム化合物からなる触
媒を用いることにより、アリールブロマイド、アリール
アイオダイド、アリールクロライド更にはアリールフル
オリド原料から、不純物であるビスアリール誘導体又は
脱ハロゲン化したアレーン誘導体の生成量を抑制し、高
活性、高選択的にアリールアミン類を合成することがで
きることを見出し、本発明を完成するに至った。
合物によるアリールハライドのアミノ化反応において、
トリアルキルホスフィン類とパラジウム化合物からなる
触媒を用いることを特徴とするアリールアミン類の製造
方法である。
リールクロライド、アリールブロマイド、アリールアイ
オダイド又はアリールフルオリドであって、特に限定す
るものではないが、ハロゲン原子の他に、例えば、アル
キル基、アルコキシ基、フェノキシ基、トリフルオロメ
チル基、アシル基等の置換基を芳香環に有してもよい。
尚、本発明においてアリール基とは、縮合環式炭化水素
基をも含有するものである。
ドとしては、特に限定するものではないが、具体的に
は、ブロモベンゼン、o−ブロモアニソール、m−ブロ
モアニソール、p−ブロモアニソール、o−ブロモトル
エン、m−ブロモトルエン、p−ブロモトルエン、o−
ブロモフェノール、m−ブロモフェノール、p−ブロモ
フェノール、2−ブロモベンゾトリフロリド、3−ブロ
モベンゾトリフロリド、4−ブロモベンゾトリフロリ
ド、1−ブロモ−2,4−ジメトキシベンゼン、1−ブ
ロモ−2,5−ジメトキシベンゼン、2−ブロモフェネ
チルアルコール、3−ブロモフェネチルアルコール、4
−ブロモフェネチルアルコール、5−ブロモ−1,2,
4−トリメチルベンゼン、2−ブロモ−m−キシレン、
2−ブロモ−p−キシレン、3−ブロモ−o−キシレ
ン、4−ブロモ−o−キシレン、4−ブロモ−m−キシ
レン、5−ブロモ−m−キシレン、1−ブロモ−3−
(トリフルオロメトキシ)ベンゼン、1−ブロモ−4−
(トリフルオロメトキシ)ベンゼン、2−ブロモビフェ
ニル、3−ブロモビフェニル、4−ブロモビフェニル、
4−ブロモ−1,2−(メチレンジオキシ)ベンゼン、
1−ブロモナフタレン、2−ブロモナフタレン、1−ブ
ロモ−2−メチルナフタレン、1−ブロモ−4−メチル
ナフタレン等のアリールブロマイド類;クロロベンゼ
ン、o−クロロアニソール、m−クロロアニソール、p
−クロロアニソール、o−クロロトルエン、m−クロロ
トルエン、p−クロロトルエン、o−クロロフェノー
ル、m−クロロフェノール、p−クロロフェノール、2
−クロロベンゾトリフロリド、3−クロロベンゾトリフ
ロリド、4−クロロベンゾトリフロリド、1−クロロ−
2,4−ジメトキシベンゼン、1−クロロ−2,5−ジ
メトキシベンゼン、2−クロロフェネチルアルコール、
3−クロロフェネチルアルコール、4−クロロフェネチ
ルアルコール、5−クロロ−1、2、4−トリメチルベ
ンゼン、2−クロロ−m−キシレン、2−クロロ−p−
キシレン、3−クロロ−o−キシレン、4−クロロ−o
−キシレン、4−クロロ−m−キシレン、5−クロロ−
m−キシレン、1−クロロ−3−(トリフルオロメトキ
シ)ベンゼン、1−クロロ−4−(トリフルオロメトキ
シ)ベンゼン、2−クロロビフェニル、3−クロロビフ
ェニル、4−クロロビフェニル、1−クロロナフタレ
ン、2−クロロナフタレン、1−クロロ−2−メチルナ
フタレン、1−クロロ−4−メチルナフタレン等のアリ
ールクロライド類;ヨードベンゼン、o−ヨードアニソ
ール、m−ヨードアニソール、p−ヨードアニソール、
o−ヨードトルエン、m−ヨードトルエン、p−ヨード
トルエン、o−ヨードフェノール、m−ヨードフェノー
ル、p−ヨードフェノール、2−ヨードベンゾトリフロ
リド、3−ヨードベンゾトリフロリド、4−ヨードベン
ゾトリフロリド、1−ヨード−2,4−ジメトキシベン
ゼン、1−ヨード−2,5−ジメトキシベンゼン、2−
ヨードフェネチルアルコール、3−ヨードフェネチルア
ルコール、4−ヨードフェネチルアルコール、5−ヨー
ド−1,2,4−トリメチルベンゼン、2−ヨード−m
−キシレン、2−ヨード−p−キシレン、3−ヨード−
o−キシレン、4−ヨード−o−キシレン、4−ヨード
−m−キシレン、5−ヨード−m−キシレン、1−ヨー
ド−3−(トリフルオロメトキシ)ベンゼン、1−ヨー
ド−4−(トリフルオロメトキシ)ベンゼン、2−ヨー
ドビフェニル、3−ヨードビフェニル、4−ヨードビフ
ェニル、1−ヨードナフタレン、2−ヨードナフタレ
ン、1−ヨード−2−メチルナフタレン、1−ヨード−
4−メチルナフタレン等のアリールアイオダイド類;フ
ルオロベンゼン、o−フルオロアニソール、m−フルオ
ロアニソール、p−フルオロアニソール、o−フルオロ
トルエン、m−フルオロトルエン、p−フルオロトルエ
ン、o−フルオロフェノール、m−フルオロフェノー
ル、p−フルオロフェノール、2−フルオロベンゾトリ
フロリド、3−フルオロベンゾトリフロリド、4−フル
オロベンゾトリフロリド、1−フルオロ−2,4−ジメ
トキシベンゼン、1−フルオロ−2,5−ジメトキシベ
ンゼン、2−フルオロフェネチルアルコール、3−フル
オロフェネチルアルコール、4−フルオロフェネチルア
ルコール、5−フルオロ−1,2,4−トリメチルベン
ゼン、2−フルオロ−m−キシレン、2−フルオロ−p
−キシレン、3−フルオロ−o−キシレン、4−フルオ
ロ−o−キシレン、4−フルオロ−m−キシレン、5−
フルオロ−m−キシレン、1−フルオロ−3−(トリフ
ルオロメトキシ)ベンゼン、1−フルオロ−4−(トリ
フルオロメトキシ)ベンゼン、2−フルオロビフェニ
ル、3−フルオロビフェニル、4−フルオロビフェニ
ル、4−フルオロ−1,2−(メチレンジオキシ)ベン
ゼン、1−フルオロナフタレン、2−フルオロナフタレ
ン、1−フルオロ−2−メチルナフタレン、1−フルオ
ロ−4−メチルナフタレン等のアリールフルオリド類等
が例示される。
−ジブロモベンゼン、1,4−ジブロモベンゼン、9,
10−ジブロモアントラセン、9,10−ジクロロアン
トラセン、4、4’−ジブロモビフェニル、4、4’−
ジクロロビフェニル、4、4’−ヨードビフェニル、1
−ブロモ−2−フルオロベンゼン、1−ブロモ−3−フ
ルオロベンゼン、1−ブロモ−4−フルオロベンゼン、
2−ブロモクロロベンゼン、3−ブロモクロロベンゼ
ン、4−ブロモクロロベンゼン、2−ブロモ−5−クロ
ロトルエン、3−ブロモ−4−クロロベンゾトリフロリ
ド、5−ブロモ−2−クロロベンゾトリフロリド、1−
ブロモ−2,3−ジクロロベンゼン、1−ブロモ−2,
6−ジクロロベンゼン、1−ブロモ−3,5−ジクロロ
ベンゼン、2−ブロモ−4−フルオロトルエン、2−ブ
ロモ−5−フルオロトルエン、3−ブロモ−4−フルオ
ロトルエン、4−ブロモ−2−フルオロトルエン、4−
ブロモ−3−フルオロトルエン等のハロゲン原子を二つ
以上有するアリールハライドも本発明において使用され
るアリールハライドとして例示することができる。
しては、一級アミン類、二級アミン類又は金属アミド類
等が挙げられる。
でははないが、例えば、エチルアミン、プロピルアミ
ン、ブチルアミン、イソブチルアミン、tert−ブチ
ルアミン、ペンチルアミン、シクロペンチルアミン、ヘ
キシルアミン、シクロヘキシルアミン、ヘプチルアミ
ン、オクチルアミン等の脂肪族一級アミン類、アニリ
ン、o−フルオロアニリン、m−フルオロアニリン、p
−フルオロアニリン、o−アニシジン、m−アニシジ
ン、p−アニシジン、o−トルイジン、m−トルイジ
ン、p−トルイジン、2−ナフチルアミン、2−アミノ
ビフェニル、4−アミノビフェニル等の芳香族一級アミ
ン類等が挙げられる。
ではないが、例えば、ピペラジン、2−メチルピペラジ
ン、ホモピペラジン、N−メチルホモピペラジン、2,
6−ジメチルピペラジン、N−メチルピペラジン、N−
エチルピペラジン、N−エトキシカルボニルピペラジ
ン、N−ベンジルピペラジン、モルホリン、2,6−ジ
メチルモルホリン、ピペリジン、2,6−ジメチルピペ
リジン、3,3−ジメチルピペリジン、3,5−ジメチ
ルピペリジン、2−エチルピペリジン、4−ピペリドン
エチレンケタール、ピロリジン、2,5−ジメチルピ
ロリジン等の環状二級アミン類、ジメチルアミン、ジエ
チルアミン、芳香環に置換基を有してもよいN−メチル
アニリン、N−エチルアニリン、N−メチルベンジルア
ミン、N−メチルフェネチルアミン、ジフェニルアミン
誘導体等のような非環状二級アミン類等が挙げられる。
ではないが、アミノスズ化合物又はアミノボラン化合物
が例示され、これらは公知方法によって合成することが
できる。例えば、アミノスズ化合物は、(N,N−ジエ
チルアミノ)トリブチルスズと相当する一級アミン類又
は二級アミン類とをトルエン中、アルゴン下加熱するこ
とにより合成することができる。またアミノボラン化合
物は、トリス(ジエチルアミノ)ボランと相当する一級
アミン類又は二級アミン類から合成することができる。
ルハライド1モルに対して0.1モル〜過剰の範囲、又
はアリールハライドの環上のハロゲン原子1モルに対し
0.1モル〜過剰の範囲で反応系に存在すればよいが、
未反応のアミン化合物の回収が煩雑になることから、よ
り好ましくは、アリールハライド1モルに対して当モル
〜30倍モルの範囲、又はアリールハライドの環上のハ
ロゲン原子1モルに対し当モル〜60倍モルの範囲で反
応系に存在すればよい。
は、特に限定するものではないが、例えば、ヘキサクロ
ロパラジウム(IV)酸ナトリウム四水和物、ヘキサク
ロロパラジウム(IV)酸カリウム等の4価パラジウム
化合物類、塩化パラジウム(II)、臭化パラジウム
(II)、酢酸パラジウム(II)、パラジウムアセチ
ルアセトナート(II)、ジクロロビス(ベンゾニトリ
ル)パラジウム(II)、ジクロロビス(アセトニトリ
ル)パラジウム(II)、ジクロロビス(トリフェニル
ホスフィン)パラジウム(II)、ジクロロテトラアン
ミンパラジウム(II)、ジクロロ(シクロオクタ−
1,5−ジエン)パラジウム(II)、パラジウムトリ
フルオロアセテート(II)等の2価パラジウム化合物
類、トリス(ジベンジリデンアセトン)二パラジウム
(0)、トリス(ジベンジリデンアセトン)二パラジウ
ムクロロホルム錯体(0)、テトラキス(トリフェニル
ホスフィン)パラジウム(0)等の0価パラジウム化合
物類等が挙げられる。
量は、特に限定するものではないが、アリールハライド
1モルに対しパラジウム換算で通常0.000001〜
20モル%の範囲である。パラジウム化合物が上記範囲
内であれば、高い選択率でアリールアミン類を合成でき
るが、活性を更に向上させるためには、また高価なパラ
ジウム化合物を使用することからも、より好ましいパラ
ジウム化合物の使用量は、アリールハライド1モルに対
し、パラジウム換算で0.0001〜5モル%の範囲で
ある。
合わせて使用されるトリアルキルホスフィン類として
は、特に限定するものではなく、例えば、トリエチルホ
スフィン、トリ−シクロヘキシルホスフィン、トリ−イ
ソプロピルホスフィン、トリ−n−ブチルホスフィン、
トリ−iso−ブチルホスフィン、トリ−sec−ブチ
ルホスフィン、トリ−tert−ブチルホスフィン等が
挙げられるが、これらのうち、アリールアミン類の選択
性を向上させるためには、トリ−tert−ブチルホス
フィンがより好ましい。
類の使用量は、パラジウム化合物に対して通常0.01
〜10000倍モルの範囲で使用すればよい。トリアル
キルホスフィン類の使用量が、上記の範囲内であれば、
アリールアミン類の選択率に変化はないが、活性を更に
向上させるためには、また高価なトリアルキルホスフィ
ン類を使用することからも、より好ましいトリアルキル
ホスフィン類の使用量は、パラジウム化合物に対して
0.1〜10倍モルの範囲である。
リアルキルホスフィン類が必須であり、両者を組み合わ
せて触媒として反応系に加える。添加方法は、反応系に
それぞれ単独で加えても、予め錯体の形にし調整して添
加してもよい。
無機塩基及び/又は有機塩基から選択すればよく、特に
限定するものではないが、より好ましくは、ナトリウム
−メトキシド、ナトリウム−エトキシド、カリウム−メ
トキシド、カリウム−エトキシド、リチウム−tert
−ブトキシド、ナトリウム−tert−ブトキシド、カ
リウム−tert−ブトキシド等のようなアルカリ金属
アルコキシドであって、それらは反応場にそのまま加え
ても、またアルカリ金属、水素化アルカリ金属及び水酸
化アルカリ金属とアルコールからその場で調製して反応
場に供してもよい。
ロゲン化水素に対し、0.5倍モル以上使用するのが好
ましい。塩基の量が0.5倍モル未満では、アリールア
ミン類の収率が低くなる場合がある。塩基を大過剰に加
えてもアリールアミン類の収率に変化はないが、反応終
了後の後処理操作が煩雑になることから、より好ましい
塩基の量は、1〜5倍モルの範囲である。
在下で行う。使用される溶媒としては、本反応を著しく
阻害しない溶媒であればよく、特に限定するものではな
いが、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族系有機
溶媒や、ジエチルエーテル、テトラハイドロフラン、ジ
オキサンなどのエーテル系有機溶媒、アセトニトリル、
ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、ヘキサ
メチルホスホトリアミド等を挙げることができる。これ
らのうちより好ましくは、ベンゼン、トルエン、キシレ
ン等の芳香族系有機溶媒である。
活性ガス雰囲気下で行うことも、また加圧下でも行うこ
とができる。
で行われるが、より好ましくは50℃〜200℃の範囲
で行われる。
イド、アミン化合物、塩基、パラジウム化合物及びトリ
アルキルホスフィン類の量及び反応温度によって一定し
ないが、数分〜72時間の範囲から選択すればよい。
より目的とする化合物を得ることができる。
塩基存在下、アリールハライドとアミン化合物から、ト
リアルキルホスフィンとパラジウム化合物からなる触媒
を用いることで、従来になく高活性・高選択的に合成可
能となるため、工業的にも極めて有意義である。
れらに限定されるものではない。なお、以下に示す収率
は、仕込みのアリールハライドを基準に算出した。
ラジウム(Aldrich製)97mg、o−キシレン
10ccを100ccナス型フラスコに加えた。攪拌
下、トリ−tert−ブチルホスフィン(関東化学製)
を加え(トリ−tert−ブチルホスフィン/Pdモル
比=4/1)、60℃の油浴上で10分間加熱攪拌し触
媒とした。
5,253(1974))に基づき、トリス(ジベンジ
リデンアセトン)二パラジウムクロロホルム錯体を合成
した。窒素中、室温下、合成した錯体104mgを調製
例1と同様の操作を行い、触媒とした。
キシレン溶液約10cc(パラジウム原子/アリールハ
ライド=0.5モル%)の入った滴下ロートを装着した
200ccナス型フラスコに、室温下ピペラジン22
g、アリールハライドとしてm−ブロモアニソール7.
99g(ピペラジン/アリールハライドモル比=6/
1)、ナトリウム−tert−ブトキシド5.66g
(以下、NaOButと略す)(NaOBut/アリール
ハライド モル比=1.38/1)を各々o−キシレン
20ccで流し込んだ。窒素を約20分間攪拌下流通さ
せた後加温し、80℃で触媒溶液を加えた。引き続き、
120℃まで加熱してから3時間加熱攪拌した。反応終
了後、水80ccを加え冷却した。反応液は、分液ロー
トに移し、有機相を分離し、下相の水相は再度o−キシ
レン40ccで抽出した。有機相は、Na2SO4で乾燥
した後、目的とするアリールアミンであるN−(3−メ
トキシフェニル)ピペラジンを内部標準方法によりガス
クロマトグラフィー分析したところ、96モル%の収率
で得られた。
変更した以外は実施例1と同様の操作を行った。結果を
表1に示す。
7.47gに変更した以外は実施例1と同様の操作を行
った。結果を表1にあわせて示す。
更した以外は実施例1と同様の操作を行った。結果を表
1にあわせて示す。
更した以外は実施例1と同様の操作を行った。結果を表
1にあわせて示す。
た以外は実施例10と同様の操作を行った。結果を表1
にあわせて示す。
パラジウム(Aldrich製)97mg、o−キシレ
ン10ccを100ccナス型フラスコに加えた。攪拌
下、トリ−o−トリルホスフィン265mgを加え、6
0℃の油浴上で10分間加熱攪拌し触媒とした。
むo−キシレン溶液約10cc(パラジウム原子/アリ
ールハライド=0.5モル%)の入った滴下ロートを装
着した200ccナス型フラスコに、室温下ピペラジン
22g、アリールハライドとしてm−ブロモアニソール
7.99g、NaOBut5.67gを各々o−キシレ
ン20ccで流し込んだ。窒素を約20分間攪拌下流通
させた後加温し、80℃で触媒溶液を加えた。引き続
き、120℃まで加熱してから3時間加熱攪拌した。反
応終了後、水80ccを加え冷却した。反応液は、分液
ロートに移し、有機相を分離し、下相の水相は再度o−
キシレン40ccで抽出した。有機相は、Na2SO4で
乾燥した後、目的とするアリールアミンであるN−(3
−メトキシフェニル)ピペラジンを内部標準方法により
ガスクロマトグラフィー分析した。結果を表2に示す。
した以外は比較例1と同様の操作を行い、目的とするア
リールアミンであるN−(4−メトキシフェニル)ピペ
ラジンを内部標準方法によりガスクロマトグラフィー分
析した。結果を表2にあわせて示す。
ム(Aldrich製)19.7mg、トリ−o−トリ
ルホスフィン54.6mgから調製し、かつアリールハ
ライドを1−ブロモ−4−フルオロベンゼン7.47g
(パラジウム原子/アリールハライド=0.1モル%)
にした以外は比較例1と同様の操作を行い、目的とする
アリールアミンであるN−(4−フルオロフェニル)ピ
ペラジンを内部標準方法によりガスクロマトグラフィー
分析した。結果を表2にあわせて示す。
ム(Aldrich製)19.7mg、トリ−o−トリ
ルホスフィン54.6mgから調製し、かつアリールハ
ライドをo−ブロモトルエン7.30g(パラジウム原
子/アリールハライド=0.1モル%)にした以外は比
較例1と同様の操作を行い、目的とするアリールアミン
であるN−(o−トリル)ピペラジンを内部標準方法に
よりガスクロマトグラフィー分析した。結果を表2にあ
わせて示す。
ム(Aldrich製)19.7mg、トリ−o−トリ
ルホスフィン54.6mgから調製し、且つアリールハ
ライドをo−ブロモアニソール7.99g(パラジウム
原子/アリールハライド=0.1モル%)にした以外は
比較例1と同様の操作を行い、目的とするアリールアミ
ンであるN−(o−メトキシフェニル)ピペラジンを内
部標準方法によりガスクロマトグラフィー分析した。結
果を表2にあわせて示す。
に、窒素中、室温下トリス(ジベンジリデンアセトン)
二パラジウム(Aldrich製)96mg、トルエン
10ccを加えた。攪拌下、トリ−o−トリルホスフィ
ン257mgを加え、60℃の油浴上で10分間加熱攪
拌し触媒とした。室温にまで冷却した後、窒素気流下、
2−メチルピペラジン1.36g、アリールハライドと
してm−ブロモアニソール2.0g(パラジウム原子/
アリールハライド=2.0モル%)、NaOBut1.
43gを各々トルエン10ccで流し込んだ後、攪拌下
加熱し100℃で3時間反応させた。反応終了後、濃縮
し、残渣に水を加え酢酸エチルで抽出した。抽出液を、
濃縮し一晩真空乾燥させN−(3−メトキシフェニル)
−2−メチルピペラジンを含む褐色油状物を得た。ガス
クロマトグラフィー分析の結果を表2にあわせて示す。
gにした以外は比較例6と同様の操作を行い、N−メチ
ル,N’−(3−メトキシフェニル)ピペラジンを含む
褐色油状物を得た。ガスクロマトグラフィー分析の結果
を表2にあわせて示す。
ジウム原子/アリールハライド=0.5モル%)に変更
した以外は実施例1と同様の操作を行い、目的とするN
−フェニルピペラジンを内部標準方法によりガスクロマ
トグラフィー分析したところ、94モル%の収率で得ら
れた。
(パラジウム原子/アリールハライド=0.5モル%)
に変更した以外は実施例1と同様の操作を行い、目的と
するN−(3−メトキシフェニル)ピペラジンを内部標
準方法によりガスクロマトグラフィー分析したところ、
88モル%の収率で得られた。
キシレン溶液約10cc(パラジウム原子/アリールハ
ライド=0.5モル%)の入った滴下ロートを装着した
200ccナス型フラスコに、室温下アミン化合物であ
るピペリジンを4.71g、m−ブロモアニソール7.
99g(アミン化合物/3ーブロモアニソール モル比
=1.2/1)、NaOBut5.67gを各々o−キ
シレン20ccで流し込んだ。窒素を約10分間攪拌下
流通させた後加温し、80℃で触媒溶液を加えた。引き
続き、105℃まで加熱してから3時間加熱攪拌した。
反応終了後、水80ccを加え冷却した。反応液は、分
液ロートに移し、有機相を分離し、下相の水相は再度o
−キシレン40ccで抽出した。有機相は、Na2SO4
で乾燥した後、濃縮、引き続いて蒸留することにより、
N−(3−メトキシフェニル)ピペリジンを淡黄色油状
物として得た。単離収率は、97モル%であった。
以外は実施例9と同様の操作を行ない、淡黄色油状物と
して、N−メチル,N’−(3−メトキシフェニル)ピ
ペラジンを得た。単離収率を表3に示す。
で合成したもの(パラジウム原子/m−ブロモアニソー
ル=0.5モル%)を使用した以外は実施例9と同様の
操作を行ない、淡黄色油状物として、N−(3−メトキ
シフェニル)モルホリンを得た。単離収率を表3にあわ
せて示す。
外は実施例9と同様の操作を行ない、淡黄色油状物とし
て、N−メチル,N−(3−メトキシフェニル)アニリ
ンを得た。単離収率を表3にあわせて示す。
した以外は実施例9と同様の操作を行ない、o−キシレ
ン相を濃縮、15時間真空乾燥した後、N−メチル,N
−(3−メトキシフェニル)ベンジルアミンを含む褐色
油状物を得た。含有量を、ガスクロマトグラフィーによ
り分析することにより収率を算出した。結果を表3にあ
わせて示す。
0gにした以外は実施例9と同様の操作を行ない、o−
キシレン相を濃縮、15時間真空乾燥した後、N−(3
−メトキシフェニル)−4−ピペリドンエチレンケター
ルを含む褐色油状物を得た。含有量を、ガスクロマトグ
ラフィーにより分析することにより収率を算出した。結
果を表3にあわせて示す。
を調製例2で合成したもの(パラジウム原子/m−ブロ
モアニソール=0.5モル%)を使用した以外は実施例
18と同様の操作を行ない、o−キシレン相を濃縮、1
5時間真空乾燥した後、N−(3−メトキシフェニル)
−p−フルオロアニリンを含む黒褐色固形物を得た。含
有量をガスクロマトグラフィーにより分析することによ
り収率を算出した。結果を表3にあわせて示す。
に、ピペリジンを4.72g、m−ブロモアニソール
7.99g、NaOBut5.66gを各々o−キシレ
ン20ccで流し込んだ。さらに酢酸パラジウム48m
g(パラジウム原子/m−ブロモアニソール=0.5モ
ル%)をo−キシレン5ccで流し込んだ後、窒素によ
り約20分間攪拌下系内を置換させた後、トリ−ter
t−ブチルホスフィンを0.2cc加えた。その後、1
05℃まで加熱し、引き続き3時間加熱攪拌した。反応
終了後、水80ccを加え冷却した。反応液は、分液ロ
ートに移し、有機相を分離し、下相の水相は再度o−キ
シレン40ccで抽出した。有機相は、Na2SO4で乾
燥した後、濃縮し蒸留した。N−(3−メトキシフェニ
ル)ピペリジンの単離収率は、95モル%であった。
に、ピペラジンを22.0g、1−ブロモ−4−フルオ
ロベンゼン7.47g、NaOBut5.66gを各々
o−キシレン20ccで流し込んだ。さらに酢酸パラジ
ウム48mg(パラジウム原子/1−ブロモ−4−フル
オロベンゼン=0.5モル%)をo−キシレン5ccで
流し込んだ後、窒素により約20分間攪拌下系内を置換
させた後、トリ−tert−ブチルホスフィンを0.2
5cc加えた。その後、120℃まで加熱し、引き続き
3時間加熱攪拌した。反応終了後、水80ccを加え冷
却した。反応液は、分液ロートに移し、有機相を分離
し、下相の水相は再度o−キシレン40ccで抽出し
た。有機相は、Na2SO4で乾燥した後、N−(4−フ
ルオロフェニル)ピペラジンを内部標準方法によりガス
クロマトグラフィー分析したところ、95モル%の収率
で得られた。
−フルオロベンゼン=0.5モル%)を用いて、実施例
12と同様の操作を行い、目的とするN−(4−フルオ
ロフェニル)ピペラジンを、92モル%の収率で得た。
に、ピペラジン22g、ブロモベンゼン6.70g、N
aOBut5.66gを各々o−キシレン20ccで流
し込んだ。さらに酢酸パラジウム4.5mg(パラジウ
ム原子/ブロモベンゼン=0.05モル%)をo−キシ
レン5ccで流し込んだ後、窒素により約20分間攪拌
下系内を置換させた後、トリ−tert−ブチルホスフ
ィンを0.2cc加えた。その後、120℃まで加熱
し、引き続き3時間加熱攪拌した。反応終了後、水80
ccを加え冷却した。反応液は、分液ロートに移し、有
機相を分離し、下相の水相は再度o−キシレン40cc
で抽出した。有機相は、Na2SO4で乾燥した後、目的
とするN−フェニルピペラジンを内部標準法によりガス
クロマトグラフィー分析したところ、92モル%の収率
で得られた。
19と同様のモル比、条件下で反応させ、目的とするア
リールアミンを単離した。結果を、表4にあわせて示
す。
rt−ブトキシドに変更した以外は、実施例9と同様の
操作を行い、N−(3−メトキシフェニル)ピペリジン
を得た。単離収率は95モル%であった。
チルホスフィンに変えた以外は実施例17と同様の操作
を行い、N−(4−フルオロフェニル)ピペラジンを8
2モル%で得た。
同様の操作を行い、N−(3−メトキシフェニル)ピペ
リジンを淡黄色油状物として得た。単離収率は96モル
%であった。
に、アミン化合物としてアニリン4.37g(47.0
ミリモル,アミン化合物/アリールブロマイド中の臭素
原子モル比=1.1)、アリールブロマイドとして3−
ブロモベンゾトリフロリド9.60g(42.7ミリモ
ル)、NaOBut5.66g(58.9ミリモル,N
aOBut/アリールブロマイド中の臭素原子モル比=
1.38)を各々o−キシレン25ccで流し込んだ。
さらに酢酸パラジウム4.5mg(パラジウム原子/ア
リールブロマイド=0.05モル%)を加え、窒素によ
り約20分間攪拌下系内を置換させた後、トリ−ter
t−ブチルホスフィンを加えた(トリ−tert−ブチ
ルホスフィン/酢酸パラジウムモル比=4)。その後、
120℃まで加熱し、引き続き3時間加熱攪拌した。反
応終了後、水80ccを加え冷却した。反応液は、分液
ロートに移し、有機相を分離し、下相の水相は再度o−
キシレン40ccで抽出した。有機相は、Na2SO4で
乾燥した後、濾過・乾燥した。濃縮物は、シリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーによって分離し、目的とするア
リールアミン類を得た。
ら、実施例26と同様のモル比及び操作を行いアリール
アミン類を得た。結果を表5にあわせて示す。
ら、実施例26と同様のモル比及び操作を行いアリール
アミン類を得た。結果を表6にあわせて示す。
Claims (2)
- 【請求項1】 塩基の存在下でのアミン化合物によるア
リールハライドのアミノ化反応において、トリアルキル
ホスフィン類とパラジウム化合物からなる触媒を用いる
ことを特徴とするアリールアミン類の製造方法。 - 【請求項2】 トリアルキルホスフィン類が、トリ−t
ert−ブチルホスフィンであることを特徴とする請求
項1に記載の製造方法。
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