JP3159769B2 - 給紙装置 - Google Patents
給紙装置Info
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- JP3159769B2 JP3159769B2 JP09535292A JP9535292A JP3159769B2 JP 3159769 B2 JP3159769 B2 JP 3159769B2 JP 09535292 A JP09535292 A JP 09535292A JP 9535292 A JP9535292 A JP 9535292A JP 3159769 B2 JP3159769 B2 JP 3159769B2
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- Japan
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- paper
- sheet
- moon roller
- feeding
- roller
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- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は画像形成装置に用いられ
る給紙装置に係り、特に、円周の一部を切り欠いた断面
を有する半月ローラにより最上位紙から順に給紙する給
紙装置に関する。
る給紙装置に係り、特に、円周の一部を切り欠いた断面
を有する半月ローラにより最上位紙から順に給紙する給
紙装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図３以下に従来公知の半月ローラを用い
た給紙装置を示す。
た給紙装置を示す。
【０００３】図３（ａ），（ｂ），（ｃ）は給紙動作の
各状態を示す構成図であり、図において、１はカセツ
ト、２はカセツト１の中央部に係止した一端を支点とし
て、給紙側が加圧ばね３により上方に回動付勢されてい
る底板、Ｐは底板２上に載置された用紙束である。また
４は後述するようにその軸の両端をカセツト１の両側部
に固定した補助ローラであり、用紙束Ｐの高さ規制とカ
セツト１の出し入れ時の操作性の向上を図つている。５
は用紙を呼び出す半月ローラであり、この半月ローラ５
の下流側近傍には、フイードローラ６とこのフイードロ
ーラ６に圧接する分離ローラ７が設けてあり、両者で用
紙を１枚ずつに捌いてさらにその下流側にある搬送ロー
ラ８に送り込むようになつている。
各状態を示す構成図であり、図において、１はカセツ
ト、２はカセツト１の中央部に係止した一端を支点とし
て、給紙側が加圧ばね３により上方に回動付勢されてい
る底板、Ｐは底板２上に載置された用紙束である。また
４は後述するようにその軸の両端をカセツト１の両側部
に固定した補助ローラであり、用紙束Ｐの高さ規制とカ
セツト１の出し入れ時の操作性の向上を図つている。５
は用紙を呼び出す半月ローラであり、この半月ローラ５
の下流側近傍には、フイードローラ６とこのフイードロ
ーラ６に圧接する分離ローラ７が設けてあり、両者で用
紙を１枚ずつに捌いてさらにその下流側にある搬送ロー
ラ８に送り込むようになつている。
【０００４】なお、半月ローラ５とフイードローラ６は
ギヤ９によつて駆動連結されており、半月ローラ５に連
結された１回転クラツチにより同時制御されている。
ギヤ９によつて駆動連結されており、半月ローラ５に連
結された１回転クラツチにより同時制御されている。
【０００５】その動作について簡単に述べると、静止状
態では（ａ）のように、半月ローラ５の切欠面部が用紙
束Ｐの上面と距離を置いて対向しているが、給紙指令が
出ると、１回転クラツチの作用により１回転する半月ロ
ーラ５が約１８０度回転したところで（ｂ）に示すよう
に、半月ローラ５の円弧部で最上位紙を呼び出し（給紙
し）、この先端がフイードローラ６と分離ローラ７の間
にくわえ込まれて下流側に搬送される。なお、この時、
（ｂ）に示すように、補助ローラ４と最上位紙の間には
ｄの隙間が生じている。そして下流側に送り出された用
紙は（ｃ）に示すように、搬送ローラ８により図示しな
い作像部に送り出される。
態では（ａ）のように、半月ローラ５の切欠面部が用紙
束Ｐの上面と距離を置いて対向しているが、給紙指令が
出ると、１回転クラツチの作用により１回転する半月ロ
ーラ５が約１８０度回転したところで（ｂ）に示すよう
に、半月ローラ５の円弧部で最上位紙を呼び出し（給紙
し）、この先端がフイードローラ６と分離ローラ７の間
にくわえ込まれて下流側に搬送される。なお、この時、
（ｂ）に示すように、補助ローラ４と最上位紙の間には
ｄの隙間が生じている。そして下流側に送り出された用
紙は（ｃ）に示すように、搬送ローラ８により図示しな
い作像部に送り出される。
【０００６】図４は補助ローラを中心とした斜視図、図
５は同、平面図であり、補助ローラ４の軸４ａはカセツ
ト１の両側部に固定してあり、補助ローラ４はその中央
部に連れ回り自在に設けてある。
５は同、平面図であり、補助ローラ４の軸４ａはカセツ
ト１の両側部に固定してあり、補助ローラ４はその中央
部に連れ回り自在に設けてある。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】給紙装置を本体手前側
に引き出すようにした複写機において、上記給紙装置内
でジヤムした用紙を除去すべく上記給紙装置を手前側に
引き出す場合、補助ローラが妨げとなり、用紙を破損し
てしまうおそれがあつた。あるいは用紙が邪魔してカセ
ツトを引き出し難くする欠点があつた。
に引き出すようにした複写機において、上記給紙装置内
でジヤムした用紙を除去すべく上記給紙装置を手前側に
引き出す場合、補助ローラが妨げとなり、用紙を破損し
てしまうおそれがあつた。あるいは用紙が邪魔してカセ
ツトを引き出し難くする欠点があつた。
【０００８】また、用紙をカセツト内にセツトする場
合、カセツト先端に補助ローラが配置してあるのでセツ
トし難いという欠点もあつた。
合、カセツト先端に補助ローラが配置してあるのでセツ
トし難いという欠点もあつた。
【０００９】本発明はこのような背景に基づいてなされ
たものであり、上記従来装置の欠点を解消し、信頼性の
高い給紙動作を行うことができる給紙装置を提供するこ
とを目的とする。
たものであり、上記従来装置の欠点を解消し、信頼性の
高い給紙動作を行うことができる給紙装置を提供するこ
とを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記目的は、用紙を積載
すると共に、給紙側を上方に回動付勢される底板と、非
給紙時には切欠面部が最上位紙と距離をおいて対向し、
給紙時には円弧部で最上位紙を送り出す半月ローラと、
前記半月ローラの給紙動作における回転方向の後側であ
る、該半月ローラの円弧部の後端部に取り付けられ、該
半月ローラの周面より突出した連れ回り自在の回転体と
を備え、前記回転体は、非給紙時、最上位紙と非接触状
態を保ち、一方給紙時には、半月ローラが最上位紙を給
紙した後にこの用紙をさらに押し下げることにより達成
される。
すると共に、給紙側を上方に回動付勢される底板と、非
給紙時には切欠面部が最上位紙と距離をおいて対向し、
給紙時には円弧部で最上位紙を送り出す半月ローラと、
前記半月ローラの給紙動作における回転方向の後側であ
る、該半月ローラの円弧部の後端部に取り付けられ、該
半月ローラの周面より突出した連れ回り自在の回転体と
を備え、前記回転体は、非給紙時、最上位紙と非接触状
態を保ち、一方給紙時には、半月ローラが最上位紙を給
紙した後にこの用紙をさらに押し下げることにより達成
される。
【００１１】
【作用】例えば、半月ローラの給紙動作における回転方
向の後側である、該半月ローラの円弧部の後端部に取り
付けられ、該半月ローラの周面より突出した連れ回り自
在の回転体は、半月ローラが最上位紙を給紙した後に一
旦停止した時点で最上位紙を押し下げ、最上位紙と連れ
回りしながらフイードローラによる用紙搬送の負荷を軽
減させる。
向の後側である、該半月ローラの円弧部の後端部に取り
付けられ、該半月ローラの周面より突出した連れ回り自
在の回転体は、半月ローラが最上位紙を給紙した後に一
旦停止した時点で最上位紙を押し下げ、最上位紙と連れ
回りしながらフイードローラによる用紙搬送の負荷を軽
減させる。
【００１２】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。なお、従来例と同一もしくは同一とみなせる個所
には同一符号を付して重複する説明は省略する。
する。なお、従来例と同一もしくは同一とみなせる個所
には同一符号を付して重複する説明は省略する。
【００１３】図１は実施例に係る給紙装置の斜視図、図
２（ａ），（ｂ），（ｃ）は同、給紙動作の各状態を示
す構成図であり、図３（ａ）〜（ｃ）に対応している。
２（ａ），（ｂ），（ｃ）は同、給紙動作の各状態を示
す構成図であり、図３（ａ）〜（ｃ）に対応している。
【００１４】これらの図において、１０は１対の半月ロ
ーラ５，５のそれぞれの円弧状部の一端間（半月ローラ
５の回転方向の後側の円弧部の後端部で、図３（ｂ）で
円弧状部の左端部である）に設けられた連れ回り自在の
回転体であり（図１参照）、その外周は若干半月ローラ
５の外周より突出している。１１はカセツト１側の先端
両側に設けた用紙位置規制板である。
ーラ５，５のそれぞれの円弧状部の一端間（半月ローラ
５の回転方向の後側の円弧部の後端部で、図３（ｂ）で
円弧状部の左端部である）に設けられた連れ回り自在の
回転体であり（図１参照）、その外周は若干半月ローラ
５の外周より突出している。１１はカセツト１側の先端
両側に設けた用紙位置規制板である。
【００１５】図３に示す従来例で説明したと同様に、静
止状態で図２の（ａ）の位置にあつた半月ローラ５は、
給紙時に（ｂ）に示すように、用紙束Ｐの最上位紙と接
触し、フイードローラ６側に給紙する。そして（ｃ）に
示すように、半月ローラ５は、約２７０度回転し、最上
位紙を給紙した後に一旦停止し、この時点で回転体１０
はさらにこの用紙を下方に押し下げている。即ち、この
時点では用紙束Ｐと半月ローラ５は離れている。
止状態で図２の（ａ）の位置にあつた半月ローラ５は、
給紙時に（ｂ）に示すように、用紙束Ｐの最上位紙と接
触し、フイードローラ６側に給紙する。そして（ｃ）に
示すように、半月ローラ５は、約２７０度回転し、最上
位紙を給紙した後に一旦停止し、この時点で回転体１０
はさらにこの用紙を下方に押し下げている。即ち、この
時点では用紙束Ｐと半月ローラ５は離れている。
【００１６】用紙はこの時点で下流側フイードローラ６
あるいはさらに下流側の搬送ローラにより搬送されてい
るが、回転体１０はフイードローラ６による給紙の際の
負荷を軽減させる役割を持つている。即ち、この搬送に
際し用紙の後端側に圧接している回転体１０は連れ回り
するため、用紙搬送時の負荷が軽減される。そして用紙
の後端が回転体１０を通過した後、再び半月ローラ５は
回転して（ａ）の状態に戻る。
あるいはさらに下流側の搬送ローラにより搬送されてい
るが、回転体１０はフイードローラ６による給紙の際の
負荷を軽減させる役割を持つている。即ち、この搬送に
際し用紙の後端側に圧接している回転体１０は連れ回り
するため、用紙搬送時の負荷が軽減される。そして用紙
の後端が回転体１０を通過した後、再び半月ローラ５は
回転して（ａ）の状態に戻る。
【００１７】なお、この実施例では、一連の動作に３／
４回転＋１／４回転クラツチを用いたが、ステツピング
モータを利用してもよい。
４回転＋１／４回転クラツチを用いたが、ステツピング
モータを利用してもよい。
【００１８】
【発明の効果】請求項１記載の発明によれば、給紙時に
半月ローラが最上位紙を給紙した後にこの用紙を回転体
によってさらに押し下げて半月ローラと用紙束を引き離
すようにしたので、半月ローラによる給紙直後の、半月
ローラが原因となる用紙搬送時の負荷の増大を未然に防
ぐことができ、また、回転体を半月ローラの給紙動作に
おける回転方向の後側である、該半月ローラの円弧部の
後端部に取り付けて半月ローラと一体的に構成すること
で装置の小型化を図ることができる。
半月ローラが最上位紙を給紙した後にこの用紙を回転体
によってさらに押し下げて半月ローラと用紙束を引き離
すようにしたので、半月ローラによる給紙直後の、半月
ローラが原因となる用紙搬送時の負荷の増大を未然に防
ぐことができ、また、回転体を半月ローラの給紙動作に
おける回転方向の後側である、該半月ローラの円弧部の
後端部に取り付けて半月ローラと一体的に構成すること
で装置の小型化を図ることができる。
【００１９】請求項２記載の発明によれば、半月ローラ
が最上位紙を給紙した後にこの用紙を回転体によってさ
らに押し下げて用紙束を押圧する位置で、給紙されてい
る用紙の後端が回転体を通過するまで半月ローラの回転
を停止させているので、給紙されている用紙の給紙が終
了するまで回転体によって用紙が押し下げられた状態を
維持され、かつ用紙の給紙に伴って回転体は連れ回りし
てスムーズな用紙搬送案内を行うことができる。
が最上位紙を給紙した後にこの用紙を回転体によってさ
らに押し下げて用紙束を押圧する位置で、給紙されてい
る用紙の後端が回転体を通過するまで半月ローラの回転
を停止させているので、給紙されている用紙の給紙が終
了するまで回転体によって用紙が押し下げられた状態を
維持され、かつ用紙の給紙に伴って回転体は連れ回りし
てスムーズな用紙搬送案内を行うことができる。
【図１】本発明の実施例に係る給紙装置の斜視図であ
る。
る。
【図２】本発明の実施例に係る給紙装置の給紙時の各状
態を示す構成図である。
態を示す構成図である。
【図３】従来例に係る給紙装置の給紙時の各状態を示す
構成図である。
構成図である。
【図４】従来例に係る給紙装置の要部斜視図である。
【図５】従来例に係る給紙装置の平面図である。
１ カセツト ２ 底板 ３ 加圧ばね ５ 半月ローラ ６ フイードローラ ７ 分離ローラ １０ 回転体
Claims (2)
- 【請求項１】 用紙を積載すると共に、給紙側を上方に
回動付勢される底板と、非給紙時には切欠面部が最上位
紙と距離をおいて対向し、給紙時には円弧部で最上位紙
を送り出す半月ローラと、前記半月ローラの給紙動作に
おける回転方向の後側である、該半月ローラの円弧部の
後端部に取り付けられ、該半月ローラの周面より突出し
た連れ回り自在の回転体とを備え、 前記回転体は、非給紙時、最上位紙と非接触状態を保
ち、一方給紙時には、半月ローラが最上位紙を給紙した
後にこの用紙をさらに押し下げる ことを特徴とする給紙
装置。 - 【請求項２】 請求項１記載において、前記半月ローラ
の円弧部で最上位紙を送り出す給紙動作の最後に、前記
回転体でさらに用紙束を押し下げて押圧する位置で、給
紙されている用紙の後端が前記回転体を通過するまで前
記半月ローラの回転を一旦停止するようにしたことを特
徴とする給紙装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09535292A JP3159769B2 (ja) | 1992-04-15 | 1992-04-15 | 給紙装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09535292A JP3159769B2 (ja) | 1992-04-15 | 1992-04-15 | 給紙装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05286585A JPH05286585A (ja) | 1993-11-02 |
| JP3159769B2 true JP3159769B2 (ja) | 2001-04-23 |
Family
ID=14135277
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP09535292A Expired - Fee Related JP3159769B2 (ja) | 1992-04-15 | 1992-04-15 | 給紙装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3159769B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008063075A (ja) * | 2006-09-06 | 2008-03-21 | Oki Electric Ind Co Ltd | 紙葉類分離構造 |
| JP6127954B2 (ja) * | 2013-12-11 | 2017-05-17 | ブラザー工業株式会社 | 給送装置及び画像記録装置 |
| CN104709737B (zh) | 2013-12-11 | 2017-04-12 | 兄弟工业株式会社 | 供送装置以及图像记录装置 |
| JP6347136B2 (ja) * | 2014-03-31 | 2018-06-27 | ブラザー工業株式会社 | 画像記録装置 |
| JP6303821B2 (ja) * | 2014-05-30 | 2018-04-04 | ブラザー工業株式会社 | 給送装置及び画像記録装置 |
-
1992
- 1992-04-15 JP JP09535292A patent/JP3159769B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05286585A (ja) | 1993-11-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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