JP3158293U - 側溝蓋の吊り具 - Google Patents
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Abstract
【課題】重い側溝蓋を損傷を与えることなく容易かつ安全に移動させる吊り具を提供する。【解決手段】側溝を覆蓋する側溝蓋を載置可能な載置部12と、載置部12の長手方向の端部から略直交して立ち上がり側溝蓋の厚さよりも長い頸部13と、頸部13の上端から載置部12側に延出して設けられた支持部14とを備える。載置部12が方形状の板材から成り、載置部の幅が側溝の内側の幅より短く形成され、載置部12の長さが側溝蓋の全長より短く側溝蓋の全長の半分より長く形成される。支持部14が載置部12と平行に設けられ、支持部14の全長が側溝蓋の全長より短くかつ載置部12の長さより長い。頸部13の長さが側溝蓋の厚さの2倍以下である。載置部12に載置された側溝蓋を載置部12に押し付けるクランプ15が支持部に設けられる。【選択図】図1
Description
本考案は、道路脇等に設けられた側溝を覆蓋する側溝蓋を吊り下げて、側溝の側溝蓋による開閉を行う場合に使用する側溝蓋の吊り具に関するものである。
従来、道路、公園、駐車場あるいは住宅地の周囲には、雨水を集めて排水するための側溝が形成されており、この側溝は、鋼製の所謂グレーチングや、コンクリート製から成る板状の側溝蓋によって覆蓋される。この側溝蓋は、増水した雨水等によって移動しないようにするために、あるいは車両等の重量物の通過に対して十分耐えられるものとするために、比較的堅固でしかも重量のあるものとして形成される。このような側溝蓋は、これを使用して側溝を覆蓋する場合は勿論、側溝内の清掃を行う場合においても側溝を覆蓋した側溝蓋をその側溝から取り外すことが必要となり、その開閉移動を行わなければならないものである。
ここで、従来の側溝蓋の開閉作業を説明すると、この側溝蓋は前述したように非常に重いものであるので、例えば側溝を堀削したユンボー等の動力機構を利用してその側溝蓋を側溝近辺まで運搬し、その後作業者がその側溝蓋を一枚ずつその手に持って、又は側溝蓋把持治具により持ち上げて、既に側溝に覆蓋された側溝蓋と所定の間隔を空けて一旦覆蓋する。そして、作業者が手にするバール等をその側溝蓋に押し当てて、「てこ」の原理を利用すべく作業者がそのバール等を傾動させ、それによりそのバール等に当接する側溝蓋をバールの傾動とともに移動させる。このように側溝を覆蓋した状態の側溝蓋をバール等を用いてずらすように移動させてその位置合わせを行い、側溝に既に覆蓋された別の側溝蓋の端縁にその端縁を当接させることにより側溝蓋と側溝蓋の間に隙間が生じないようにしている。
逆に、側溝に隙間無く覆蓋された側溝蓋をその側溝から取り外すには、当接する側溝蓋と側溝蓋の間の隙間に作業者が手にするバール等を強制的に挿入し、「てこ」の原理を利用すべく作業者がそのバール等を傾動させ、それによりそのバール等に当接する側溝蓋をバールの傾動とともに他の側溝蓋から離れるように移動させ、その側溝蓋と側溝蓋の間の隙間を拡げる。その後拡げられた側溝蓋と側溝蓋の間の隙間に側溝蓋把持治具を入れて移動させた側溝蓋の両端をその把持治具により把持し、その把持治具を持ち上げることにより側溝蓋をその側溝から取り外していた。
しかし、当接する側溝蓋と側溝蓋の間に強制的にバール等を挿入することや、側溝を覆蓋した側溝蓋にバール等の工具を直接押し当てて傾動させることは、コンクリートから成る側溝蓋のバール等が当接する部分に応力が集中してその部分が欠けてしまい、外観上の見栄えを損なう不具合があった。特に、コンクリート製であって方形板状を成す側溝蓋の角部は比較的脆弱で欠けやすく、その欠けが大きい場合には側溝の内部がその欠けた部分から視認可能となり、側溝を覆蓋するという側溝蓋の本来的機能が損なわれるという問題点もあった。また、側溝にこの側溝蓋を覆蓋する場合に、側溝と側溝蓋の間のがたつき音をなくすためのクッション材となる紐をその間に介装させる場合もあるけれども、一旦その側溝に紐を介して覆蓋された側溝蓋を覆蓋された状態でずらすと、その紐の一部が移動する側溝蓋とともに移動して、当初真っ直ぐに設置された紐が蛇行したりちぎれたりしてその本来的機能を損ない、側溝蓋ががたついてしまうような不具合もあった。
この点を解消するために、図6に示すように、棒材又は管材により形成され、底辺が側溝の幅より短い略二等辺三角形状にした載置部2と、この載置部2の頂点側端部から一体的かつ略直交して立ち上がり側溝蓋の厚さよりも長い頸部3と、この頸部3の上端から本体部側の斜め上方に向けて延出して吊り下げ部4を支持する支持部5とを備える吊り具1が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。この吊り具1では、載置部2と支持部5間に側溝蓋を挿入して載置部2上に載置し、その支持部5に一体化した吊り下げ部4を介してクレーン等の機械によって吊り下げるようにすれば、その側溝蓋の運搬を容易に行え、また、吊り下げた状態でその位置合わせをすることができるとしている。即ち、この吊り具1により、バール等の工具を用いることなく、その側溝蓋の運搬や側溝に対する位置決めや取り外し作業を容易に行えるとしている。
しかし、上記吊り具1では、側溝蓋が実際に載置される載置部2自体が二等辺三角形状を成すために、その載置部2上に側溝蓋がずれた状態で載置される場合もある。そして、載置部2上に載置された側溝蓋がずれてその重心がその三角形状を成す載置部2の外縁から外れると、その吊り具1をクレーン等の機械によって吊り下げた場合に側溝蓋が載置部2からずり落ちる危険性があった。特に、載置部2上に載置された側溝蓋の上側にある支持部5は頸部3の上端から斜め上方に向けて延出するので、載置部2からずり落ちる側溝蓋を押さえることもできずに、側溝蓋の重心が載置部2から外れた場合の側溝蓋のずり落ちを回避することは困難であった。
また、上記吊り具1では、載置部2等が棒材又は管材により形成されているので、コンクリートから成る側溝蓋の重量からすると、その重量物である側溝蓋を支持するのに十分な強度を確保するために、この棒材又は管材の外径は必然的に大きなものとする必要がある。一方、側溝には雨水とともに汚泥等も流れ込むので、側溝蓋により覆蓋された側溝の内部が汚泥により満たされる場合もある。このような側溝は定期的に清掃されるけれども、その清掃のためにその側溝を覆蓋している側溝蓋を取り外す場合において、上記吊り具1を用いる場合、比較的太い棒材又は管材により形成された載置部2をその汚泥の中に進入させて側溝蓋の下方にまで移動させることが必要となる。しかし、載置部2が比較的太い棒材又は管材により形成されると、その載置部2を汚泥の中に進入させる際の移動抵抗は著しく高いものとなり、結果的に側溝蓋の吊り下げ作業が著しく困難になる不具合もあった。
本考案の目的は、重い側溝蓋をこれに損傷を与えることなく容易かつ安全に移動させることができ得る側溝蓋の吊り具を提供することにある。
本考案は、側溝を覆蓋する側溝蓋を載置可能な載置部と、載置部の長手方向の端部から略直交して立ち上がり側溝蓋の厚さよりも長い頸部と、頸部の上端から載置部側に延出して設けられた支持部とを備えた吊り具の改良である。
その特徴ある構成は、載置部が方形状の板材から成り、載置部の幅が側溝の内側の幅より短く形成され、載置部の長さが側溝蓋の全長より短くその側溝蓋の全長の半分より長く形成されたところにある。
支持部は、載置部と平行に設けられ、支持部の全長が側溝蓋の全長より短くかつ載置部の長さより長いことが好ましく、その場合、頸部の長さが側溝蓋の厚さの2倍以下であることが好ましい。そして、載置部に載置された側溝蓋を載置部に押し付けるクランプを支持部に設けることもできる。
また、水平な載置部に載置され端縁が頸部に当接した側溝蓋の重心を通過する鉛直線が通過する支持部にフックを固定することが好ましく、この場合、載置部を水平として載置部と頸部と支持部から成る本体部の重心を載置部に載置された側溝蓋の長さ方向の重心に鉛直方向において一致させる重しを支持部に設けることが更に好ましい。一方、載置部と頸部と支持部から成る本体部の上方に設けられたリングと、載置部を水平とする本体部とリングを連結する複数本のチェーン又はワイヤとを備えることもできる。
本考案の吊り具では、載置部の幅が側溝の内側の幅より短く形成されているので、側溝の内部にその載置部を進入させることができる。そして、載置部の長さが側溝蓋の全長より短くその側溝蓋の全長の半分より長く形成されているので、側溝蓋の幅方向の略中央にその載置部を位置させ、その載置部の長手方向における端縁が頸部に接触するように側溝蓋を載置部に載置すると、方形板状を成す側溝蓋の長さ方向における重心は載置部上に必ず存在することになり、載置部上に載置された側溝蓋の重心が載置部の外縁から外れることを回避することができる。そして、側溝蓋の重心を通過する鉛直線上にあるフックを介して、又は本体部とチェーン又はワイヤにより連結されたリングを介して本体部を吊り下げれば、その本体部が吊り下げられた状態で側溝蓋は水平状態に維持され、本体部が傾くことに起因する側溝蓋のずり落ちを防止できる。ここで、クランプにより側溝蓋を載置部に押し付けて固定すれば、仮に本体部が傾いたとしても、側溝蓋のずり落ちを防止することができ、比較的重い側溝蓋をこれに損傷を与えることなく容易かつ安全に移動させることができる。
また、頸部の長さを側溝蓋の厚さの2倍以下とすれば、支持部を側溝蓋の上面に上側から接触させた場合における載置部と側溝蓋との間の隙間を側溝蓋の厚さ以下にすることができる。よって、清掃時の側溝の内部に汚泥が存在していたとしても、その表面が側溝蓋の近傍にまで達していなければ載置部が汚泥に触れることはなく、載置部に側溝蓋を載置させる作業が汚泥により妨げられることはない。仮に、表面が側溝蓋に達する汚泥により側溝が満たされていたとしても、載置部は板状物であるので、この比較的薄い板状の載置部を平面内で移動することにより汚泥を切り開くことができる。このため、載置部等が棒材又は管材により形成されている従来のものと比較して、その載置部を汚泥の中に進入させる際の移動抵抗は減少し、比較的容易に載置部に側溝蓋を載置することが可能となる。
次に本考案を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図3に示すように、本考案に係る吊り具10は、側溝21を覆蓋する側溝蓋22(図2及び図3)を載置可能な本体部11と、その本体部11を側溝蓋22とともに吊り下げる吊り下げ具16とを備える。図2及び図3に示すように、側溝21は、断面U字状を成すコンクリート製のものであって、その上部における幅方向の両側には側溝蓋22の両側が載置される載置段部21aが形成される。一方、側溝蓋22は、コンクリート製から成る板状のものであって、その幅方向の両側には、他の部分より薄肉であって側溝21の載置段部21a上に載置されるべき段部22aが形成され(図3)、長手方向の両端は、連続して側溝21に覆蓋される隣接する別の側溝蓋22の端縁に当接可能な平面に形成される(図2)。そして、側溝21における載置段部21aに側溝蓋22における段部22aが載置された状態で、その側溝21の上縁と側溝蓋22の上面が略面一になるように、載置段部21a及び段部22aが形成される。
図1〜図3に示すように、吊り具10における本体部11は、側溝蓋22を実際に載置する載置部12と、その載置部12の長さ方向の端部から略直交して立ち上がり側溝蓋22の厚さよりも長い頸部13と、この頸部13の上端から載置部12を覆うように延出して設けられた支持部14とを備える。図ではこの載置部12と頸部13と支持部14が方形状の鋼板から成り、3枚の鋼板を互いに溶接することにより一体化させたものを示すけれども、単一の鋼板を折り曲げ加工することにより、載置部12と頸部13と支持部14から成る本体部11を形成しても良い。また、強度が確保できる限り、重量を軽量化させるために、載置部12と頸部13と支持部14のいずれか1以上又は全部をアルミニウムからなる板材により形成しても良い。
載置部12は方形状の板材から成る。そして、図3に示すように、その幅Dは側溝21の内側における幅W1より短く形成される。また、その幅Dは側溝蓋22の幅W2の半分(W2/2)より長く形成されることが好ましい。また、図2に示すように、載置部12の長さL2は、その側溝21を覆蓋する側溝蓋22の全長L1より短くかつその側溝蓋22の全長L1の半分(L1/2)より長く形成される。ここで、具体的に、道路の両側に設けられる側溝21は、その内側の幅W1は30cmであり、その側溝21に覆蓋される側溝蓋22の全長L1及び幅W2は60cm及び40cmのものでその重量は約50kgのものが多用されている。このため、このような側溝蓋22に使用される吊り具10における載置部12は、その幅Dが30cm未満であり、その長さL2が30cmを越えて60cm未満となる。そして、約50kgの側溝蓋22が載置されることから、その載置部12を構成する鋼板の厚さは1cm前後のものが好ましい。なお、このような側溝蓋22に使用される吊り具10は、側溝蓋22を安定して載置させること及びその作業性を考慮すると、その幅Dは、15cm〜20cmの範囲であり、その長さL2は33cm〜36cmの範囲であることが好ましい。また、この載置部12の厚さは均一なものに限らず、必要な強度を確保しつつその重量を軽減させるために、頸部13に連続する側を厚くして、その頸部13から遠ざかるに従って薄くなるようなものにしても良い。
載置部12の幅Dを側溝21の内側における幅W1より短いものとしたのは、図3に示すように、側溝蓋22が外された側溝21内に載置部12を進入可能にするためである。また、載置部12の幅Dが側溝蓋22の幅W2の半分(W2/2)より長いものとすれば、図3に示すように、この載置部12に載置された側溝蓋22の幅方向における重心Gを載置部12上に置くことができる。そして、載置部12の長さL2を側溝蓋22の全長L1の半分(L1/2)より長いものとしたのは、図2に示すように、頸部13に端縁が当接するように載置部12に載置された側溝蓋22の長さ方向における重心Gを載置部12上に置くためである。
本体部11の頸部13は、載置部12の長さ方向の一方の端部から略直交して立ち上がる載置部の幅Dと同一の幅を有する鋼板から成り、側溝蓋22の厚さtよりも長く形成される。側溝蓋22の厚さtよりも長い頸部13とするのは、載置部12に側溝蓋22を載置する際にその側溝蓋22の端縁を頸部13に接触させる為であり、これにより載置部12に載置された側溝蓋22の重心Gは載置部12上に位置し、載置部12が安定してその側溝蓋22を載置できることになる。そして、この頸部13の長さTは側溝蓋22の厚さtの2倍以下であることが好ましく、更に好ましくは1,5倍以下である。具体的に、道路の両側に設けられる側溝蓋22に用いられる吊り具10であれば、その側溝蓋22の厚さtは約10cmであるので、この頸部13の長さは12cm〜20cmであることが好ましく、12cm〜15cmであることが更に好ましい。この頸部13は、載置した側溝蓋22による力が直接的に加わる部分であるから、この実施の形態では、頸部13に、その強度を確保するための補強材として、断面が方形状の鋼管28を幅方向の両側に長さ方向、即ち図の上下方向に延びて溶接されたものを示す。
鋼板により形成された方形状の支持部14は、載置部の幅Dと同一の幅を有し、その載置部12と平行に設けられ、支持部14の全長L3が側溝蓋22の全長L1より短くかつ載置部12の長さL2より長く形成される。支持部14の全長L3が側溝蓋22の全長L1より短いものとしたのは、この載置部12に載置された側溝蓋22の長さ方向の全てを支持部14が覆うようなことを回避して、その側溝蓋22の端縁の存在を作業者が視認可能にするためである。また、支持部14を載置部12と平行にするとともにその長さを載置部12の長さL2より長いものとしたのは、図4に示すように、載置部12の長手方向の端縁から突出する支持部14を側溝蓋22の上面に上側から接触可能にするためである。このように支持部14を側溝蓋22の上面に接触させることにより、載置部12は側溝蓋22と平行になるとともに、側溝蓋22の長さ方向の端縁を支持部14と載置部12との間に位置させることができるからである。この結果、支持部14を側溝蓋22の上面に上側から接触させた本体部11を側溝蓋22の長手方向にずらすだけで、その側溝蓋22を支持部14と載置部12との間にその長手方向から容易に挿入させることができることになる。なお、図では、支持部14に、強度を確保するための補強材として、断面が方形状の鋼管28を幅方向の両側に長手方向に延びて溶接されているものを示す。
支持部14には、載置部12に載置された側溝蓋22をその載置部12に押し付けるクランプ15が設けられる。この実施の形態におけるクランプ15は頭部15aを作業員が把持可能な大きさを有する雄ネジである。そして、このネジ部15bが螺合する第1雌ネジ孔14a(図1)が支持部14の載置部12に対向する部分に形成され、その第1雌ネジ孔14aにクランプ15の雄ネジ部15bを螺合させることにより載置部12に載置された側溝蓋22を上側から載置部12に押し付けるように構成される(図2)。
また、水平な載置部12に側溝蓋22を載置し、端縁が頸部13に当接した側溝蓋22の重心Gを通過する鉛直線が通過する支持部14には、吊り下げ具16としてのフック17が固定される。図1に示すように、このフック17は先端にフック本体17aが形成され、その基端には雄ネジ部17bが形成された部材であり、その雄ネジ部17bを側溝蓋22の重心Gを通過する鉛直線が通過する支持部14に形成された第2雌ネジ孔14bに螺着することによりその支持部14に固定される。ここで、フック17を側溝蓋22の重心Gを通過する鉛直線上に設けるのは、水平な載置部12に載置された側溝蓋22をこのフック17を介して吊り下げた場合に、その側溝蓋22を水平に維持させて側溝21の覆蓋作業を容易にするためである。
支持部14に設けられたフック17をクレーン等に掛装すれば、そのフック17を介して本体部11を持ち上げることができるけれども、載置部12を水平にする吊り下げられた本体部11における重心Gを、その載置部12に載置され端縁が頸部13に当接した側溝蓋22の長さ方向の重心に鉛直方向において一致させる重し25が支持部14に設けられる。本体部11における重心Gをその載置部12に載置された側溝蓋22の長さ方向の重心に一致させるのは、側溝蓋22を載置していない状態の本体部11の載置部12を水平状態に維持するためであり、側溝21に覆蓋された水平状態の側溝蓋22をその載置部12に載置する作業を容易にするためである。
吊り下げ具16は、上記フック17の他に、本体部11の上方に設けられたリング18と、載置部12を水平とする本体部11とそのリング18を連結する複数本のチェーン又はワイヤを更に備える。この実施の形態では、2本の第1及び第2チェーン23,24により本体部11とリング18が連結される場合を例示する。リング18は、図示しないクレーン等のフックが掛装されるものであり、図では丸形状のものを示すけれども、そのクレーン等の図示しないフックが掛装可能である限りその形状はどのようなものであっても良く、方形状やその他の多角形を成すようなものであっても良い。このリング18は、載置部12を水平として載置部12と頸部13と支持部14から成る本体部11の上方に設けられる。第1チェーン23は、一端がリング18に取付けられ他端が支持部14の頸部13側基端又はその頸部13に取付けられ、第2チェーン24は、一端がリング18に取付けられ他端が支持部14の突出端に取付けられる。そして、クレーン等のフックが掛装されたリング18をそのクレーン等により持ち上げることにより本体部11を吊り下げ可能に構成される。
なお、図示しないが、載置部12の上面及び頸部13の載置部12側における面には、合成ゴム等からなる板状の緩衝材が貼り付けられる。これらの緩衝材は鋼板を溶接することにより完成後の本体部11に後から接着等の手段によって貼り付けられる。
次に、以上のように構成した本考案に係る吊り具の動作を説明する。
先ず、新規に形成された側溝21を、多数の側溝蓋22によって覆蓋する場合を説明する。図2及び図3に示すように、この覆蓋に際して一個の側溝蓋22を本体部11の載置部12上に載置する。この側溝蓋22の載置部12上への載置作業は、側溝蓋22の一端を持ち上げて、その下側に本体部11における載置部12を挿入する。この載置部12の挿入は、本体部11の頸部13に側溝蓋22の端面が当接するまで行われ、その当接により、吊り具10に対する側溝蓋22の最良載置場所が自動的に決定される。本体部11に対する側溝蓋22の位置決めが完了すれば、片持ちしていた側溝蓋22を一旦その載置部12上に降し、クランプ15のネジ部15bを支持部14の第1雌ネジ孔14aに螺合させ、載置部12に載置された側溝蓋22を上側から載置部12に押し付けてその側溝蓋22を本体部11に固定する。
その後、クレーン等のフックを吊り下げ具16におけるリング18又は支持部14に設けられたフック17に掛けて側溝蓋22を吊り具10とともにクレーン等によって吊り上げる。クレーンのような専用の機械がなければ、側溝蓋22を吊り上げるのに十分な力を有するユンボーやリフト、あるいは移動式クレーン等、それまで側溝21の形成に供していた機械であってもよい。リング18を図示しないクレーン等に掛けて本体部11を吊り上げると、載置部12に水平に載置された側溝蓋22を水平にした状態で吊り下げることができる。ここで、側溝蓋22が載置部12に載置された本体部11の重心が側溝蓋12の長さ方向においてずれたとしても、載置部12を水平とする本体部11とリング18は複数のチェーン23,24により連結されているので、その本体部11はリング18を回転中心として僅かに揺動するに留まり、その側溝蓋22の水平状態を維持することができる。
一方、本体部11を吊り下げると吊り下げ具16におけるリング18は比較的高い位置に存在することになるので、そのような高い位置まで吊り上げが不能なもの等にあっては、支持部14に設けられたフック17を利用してその本体部11を吊り下げても良い。フック17を介して本体部11を持ち上げても、そのフック17は側溝蓋22の重心Gに鉛直方向において一致するので、その側溝蓋22を水平にした状態で吊り下げることができる。この場合、使用されることのないリング18及び複数のチェーン23,24は支持部14上に載置するか、或いは本体部11から取り外しておくこともできる。
吊り具10とともに吊り下げられた側溝蓋22は、図2及び図3に示したように、吊り具10とともに側溝21の所定場所まで運搬される。このときには、側溝蓋22は吊り具10によって宙に浮いたままであり、従来のように地上を引きずったり転がしたりすることはないから、側溝蓋22に損傷が生じることはない。そして、この側溝蓋22は、その段部22aが側溝21の載置段部21a上になるように位置決めされる。特にこの吊り具10では、本体部11が吊り下げられた状態で側溝蓋22は水平状態に維持されるので、その側溝蓋22の微妙な位置調整を比較的容易に行うことができ、側溝21と側溝蓋22の間のがたつき音をなくすためのクッション材となる紐をその間に介装させていたとしても、その紐に側溝蓋22が接触しないように浮かせることにより、その位置調整の際に紐を蛇行させたりちぎったりするようなことはない。
そして、浮かせた状態の側溝蓋22の位置決めは、図2に示したように、前に敷設した側溝蓋22の端面に、今回の側溝蓋22の吊り具10とは反対側の端面を当接させることにより完成する。ここで、支持部14の全長L3は側溝蓋22の全長L1より短く、その側溝蓋22の端面の当接状況を作業者は視認しつつ側溝蓋22の位置決めを行うことができる。その後、吊り具10のクレーン等による吊り下げを徐々に解除して側溝蓋22を少しづつ降ろし、その側溝蓋22をその端縁が既に側溝21に覆蓋された別の側溝蓋22の端縁に当接した状態で側溝21の段部21a上に載置する。これにより隙間無く側溝蓋22が連なってその側溝21に覆蓋され、側溝21を覆蓋した状態の側溝蓋22を載置状態でバール等の工具を用いて移動させるような作業を不要にする。
側溝蓋22の側溝21に対する載置が済めば、吊り具10には側溝蓋22からの力が加わらなくなって自由に引き出せる状態となるから、クランプ15を緩めて側溝蓋22の固定を解除し、その後例えば図2の図示右方に引き出す。この時、リング18を用いて本体部11が持ち上げられていると、本体部11における載置部12は水平状態に維持され、載置部12は側溝蓋22と略平行になる。また、フック17を介して本体部11が持ち上げられていたとしても、支持部14に設けた重し25により、本体部11における載置部12は水平状態に維持されるので、その載置部12は側溝蓋22と略平行になる。このため、クレーン等のフックと吊り下げ具16におけるリング18又はフック17との係合を維持したまま、本体部11の引き出しが可能となり、その係合を維持した状態で次の側溝蓋22に対して同じ作業をすることが可能となる。
以上の操作を繰り返すことにより、側溝21の多数の側溝蓋22による覆蓋作業を完了させることができる。
次に、側溝の清掃のために、側溝21から側溝蓋22を取り外す場合を説明する。
側溝21に隙間無く覆蓋された側溝蓋22を取り外すには、先ず、側溝21を部分的に覆蓋している所謂グレーチングを取り外すことから始めることが好ましい。図5に示すように、このグレーチング31は、側溝蓋22とその外形を同一とする鋼製の網状物であり、網目の隙間に挿入可能な係止部材32を用いてこのグレーチング31を取り外す場合を説明すると、この係止部材32はグレーチング31の上方に設けられたリング33とチェーン34により連結される。リング33にはチェーン34を介して2つの係止部材32,32が連結され、それらの係止部材32,32をグレーチング31の長手方向の両側における隙間にそれぞれ挿入し、それらの係止部材32,32に形成された楔状の係止爪32a,32aをグレーチング31に下方からそれぞれ係止させる。この状態で、リング33を図示しないクレーン等により持ち上げることにより、それらの係止部材32,32とともにグレーチング31を持ち上げる。これにより、グレーチング31を側溝31から取り外すことができる。
次に、本考案の吊り具10における載置部12に側溝蓋22を載置する。この作業は、クレーン等のフックを吊り下げ具16におけるリング18又はフック17に係合させ、吊り具10をクレーン等によって吊り下げた状態で行うことが、吊り具10を作業者が直接持ち上げることを必要としないので、好ましい。載置部12に側溝蓋22を載置する場合、載置部12の幅Dは側溝21の内側における幅W1より短く、載置部12の長さL2は、その側溝21を覆蓋する側溝蓋22の全長L1即ちグレーチング31の全長より短いので、図4に示すように、グレーチング31が取り外されて開放された箇所から載置部12を側溝21の内部に落とし込み、載置部12の長手方向の端縁から突出する支持部14を側溝蓋22の上面に上側から接近させ又は接触させる。ここで、リング18又はフック17を介して本体部11を吊り上げると、載置部12及び支持部14は水平状態になるので、クレーン等を操作して行う載置部12の側溝21内部への落とし込み、及び支持部14の側溝蓋22上面への接近又は接触作業を比較的容易に行うことができる。そして、支持部14を側溝蓋22の上面に接近又は接触させると、側溝蓋22の長さ方向の端縁は支持部14と載置部12との間に位置することになる。従って、この状態で本体部11を側溝蓋22の図4の実線矢印で示す方向にずらすと、側溝蓋22の下方の側溝21の内部で載置部12が水平に移動することになる。
板状の載置部12の移動は、側溝蓋22の厚さtよりも長い頸部13により、側溝蓋22の長手方向における端縁に板状の頸部13が接触することによりその移動を完了する。ここで、頸部13は側溝蓋22の厚さtよりも長いものであるけれども、その頸部13の長さTを側溝蓋22の厚さtの2倍以下とすることにより、支持部14を側溝蓋22の上面に上側から接触させた場合における、載置部12と側溝蓋22との間の隙間を側溝蓋22の厚さt以下にすることができる。よって、側溝21の内部に汚泥が存在していたとしても、その表面が側溝蓋22の近傍にまで達していなければ載置部12が汚泥に触れることはなく、汚泥により載置部12の移動が妨げられることはない。
仮に、表面が側溝蓋22に達する汚泥により側溝21が満たされていたとしても、本考案における載置部12は側溝蓋22と平行な板状物であるので、支持部14を側溝蓋22の上面に上側から接触させた状態で本体部11を移動させると、比較的薄い板状の載置部12はその汚泥を切り開くようにその平面内で移動することになる。このため、その載置部12がその汚泥の中を進入する移動抵抗は高いものではなく、本考案の吊り具10では、側溝21内が汚泥により満たされていたとしても、比較的容易に載置部12に側溝蓋22を載置することができる。このため、汚泥により満たされた側溝21における側溝蓋22を頻繁に取り外す吊り具10にあっては、その汚泥を切り開いての進行が容易になるように、頸部13の反対側の載置部12における端縁を外側に突出する円弧状又は三角状にしても良い。
そして、載置部12の長さL2はその側溝蓋22の全長L1の半分(L1/2)より長く形成されているので、載置部12を側溝蓋22の幅方向の略中央に位置させた状態で側溝蓋22の長手方向における端縁が頸部13に接触すると、この載置部12に載置された側溝蓋22の幅方向及び長さ方向における重心Gは載置部12上に存在することになり、載置部22上に載置された側溝蓋22の重心が載置部22の外縁から外れることは回避される。これにより、吊り具10が後に持ち上げられたとしても、側溝蓋22の重心が載置部22の外縁から外れることに起因する側溝蓋22のずり落ちを防止することができる。ここで、載置部12の幅Dを側溝蓋22の幅W2の半分(W2/2)より長く形成すれば、側溝蓋22の重心が載置部22の外縁から外れることを確実に回避することができる。
そして、その後、図2及び図3に示すように、クランプ15を第1雌ネジ孔14aに螺合することにより載置部12に載置された側溝蓋22を上側から載置部12に押し付けて固定し、図示しないクレーン等を操作して側溝蓋22を本考案の吊り具10とともに持ち上げることにより、バール等の工具を用いることなく容易その側溝蓋22を側溝21から取り外すことができる。この持ち上げに際して、側溝蓋22が固定された本体部11が吊り下げられると、その状態で側溝蓋22は水平状態に維持されることになる。このため、本体部11が傾くことに起因する側溝蓋22のずり落ちは防止され、仮に本体部11が傾いたとしても、クランプ15により側溝蓋22は本体部11に固定されているので、載置部12からずり落ちる側溝蓋22をそのクランプ15が載置部12に押さえ付けて、その側溝蓋22のずり落ちを防止する。この結果、本考案の吊り具10では、比較的重い側溝蓋22をこれに損傷を与えることなく容易かつ安全に移動させることができる。
以上の操作を繰り返すことにより、側溝21に隙間無く覆蓋された側溝蓋22を容易かつ安全に順次取り外すことができる。ここで、道路脇等に設けられた側溝21が、その道路等とともに折り曲げられている場合には、その折り曲げられている側溝21を覆蓋する側溝蓋22は、その折り曲げられた側溝21に形状を合わせて三角形状を成していたり、台形状を成している場合がある。けれども、本発明の吊り具10では、クランプ15により側溝蓋22を本体部11に固定することができるので、このような三角形状や台形状を成す側溝蓋22であっても、載置部12に搭載可能である限り、その載置部12から側溝蓋22がずり落ちることを防止しつつ持ち上げることができる。
なお、上述した実施の形態では、本体部11とリング18が2本のチェーン23,24により連結される場合を説明したが、載置部12を水平とする本体部11を支持可能である限りチェーンに代えてワイヤを用いても良く、そのチェーン又はワイヤの数は2本に限らず、3本でも4本であっても良い。
また、上述した実施の形態では、頭部15aを作業員が把持可能な大きさを有する雄ネジから成るクランプ15を説明したが、載置部12に載置された側溝蓋22を載置部12に押し付けて固定することが可能な限り、クランプ15は雄ネジから成るものに限られない。例えば、レバーを傾動させることにより側溝蓋22を載置部12に押し付けるようなクランプであっても良い。
10 吊り具
11 本体部
12 載置部
13 頸部
14 支持部
15 クランプ
17 フック
18 リング
21 側溝
22 側溝蓋
23,24 チェーン
25 重し
D 載置部の幅
W1 側溝の内側の幅
W2 側溝蓋の幅
L1 側溝蓋の全長
L2 載置部の長さ
L3 支持部の全長
T 頸部の長さ
t 側溝蓋の厚さ
11 本体部
12 載置部
13 頸部
14 支持部
15 クランプ
17 フック
18 リング
21 側溝
22 側溝蓋
23,24 チェーン
25 重し
D 載置部の幅
W1 側溝の内側の幅
W2 側溝蓋の幅
L1 側溝蓋の全長
L2 載置部の長さ
L3 支持部の全長
T 頸部の長さ
t 側溝蓋の厚さ
Claims (7)
- 側溝(21)を覆蓋する側溝蓋(22)を載置可能な載置部(12)と、前記載置部(12)の長手方向の端部から略直交して立ち上がり前記側溝蓋(22)の厚さ(t)よりも長い頸部(13)と、前記頸部(13)の上端から前記載置部(12)側に延出して設けられた支持部(14)とを備えた吊り具において、
前記載置部(12)が方形状の板材から成り、
前記載置部の幅(D)が前記側溝(21)の内側の幅(W1)より短く形成され、
前記載置部(12)の長さ(L2)が前記側溝蓋(22)の全長(L1)より短く前記側溝蓋(22)の全長(L1)の半分より長く形成された
ことを特徴とする側溝蓋の吊り具。 - 支持部(14)が載置部(12)と平行に設けられ、前記支持部(14)の全長(L3)が側溝蓋(22)の全長(L1)より短くかつ前記載置部(12)の長さ(L2)より長い請求項1記載の側溝蓋の吊り具。
- 頸部(13)の長さ(T)が側溝蓋(22)の厚さ(t)の2倍以下である請求項2記載の側溝蓋の吊り具。
- 載置部(12)に載置された側溝蓋(22)を前記載置部(12)に押し付けるクランプ(15)が支持部(14)に設けられた請求項1ないし3いずれか1項に記載の側溝蓋の吊り具。
- 水平な載置部(12)に載置され端縁が頸部(13)に当接した側溝蓋(22)の重心を通過する鉛直線が通過する前記支持部(14)にフック(17)が固定された請求項1ないし4いずれか1項に記載の側溝蓋の吊り具。
- 載置部(12)を水平として前記載置部(12)と頸部(13)と支持部(14)から成る本体部(11)の重心を前記載置部(12)に載置された側溝蓋(22)の長さ方向の重心に鉛直方向において一致させる重し(25)が支持部(14)に設けられた請求項5記載の側溝蓋の吊り具。
- 載置部(12)と頸部(13)と支持部(14)から成る本体部(11)の上方に設けられたリング(18)と、前記載置部(12)を水平とする前記本体部(11)と前記リング(18)を連結する複数本のチェーン(23,24)又はワイヤとを更に備えた請求項1ないし6いずれか1項に記載の側溝蓋の吊り具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010000116U JP3158293U (ja) | 2010-01-12 | 2010-01-12 | 側溝蓋の吊り具 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2010000116U JP3158293U (ja) | 2010-01-12 | 2010-01-12 | 側溝蓋の吊り具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3158293U true JP3158293U (ja) | 2010-03-25 |
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ID=54861879
Family Applications (1)
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JP2010000116U Expired - Lifetime JP3158293U (ja) | 2010-01-12 | 2010-01-12 | 側溝蓋の吊り具 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3158293U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021042547A (ja) * | 2019-09-09 | 2021-03-18 | 株式会社イトーヨーギョー | 側溝、側溝に用いる蓋部材、及び蓋部材の開放方法 |
-
2010
- 2010-01-12 JP JP2010000116U patent/JP3158293U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7437830B2 (ja) | 2019-09-09 | 2024-02-26 | 株式会社イトーヨーギョー | 吊り部材、及び吊り部材による蓋部材の開放方法 |
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