JP2005213834A - マンホール補修作業用落下防止器具 - Google Patents

マンホール補修作業用落下防止器具 Download PDF

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Abstract

【課題】 簡単な構成で容易かつ確実にマンホールのコンクリートブロックへ取付けを行うことができ、補修作業中の掘削屑や破砕石、土砂、工具等の落下を防止でき、補修作業中の安全性を確保でき、また取り扱いが簡便で機能性、信頼性に優れ、マンホールの大きさによらず安定して設置することができ汎用性に優れたマンホール補修作業用落下防止器具を提供することを目的とする。
【解決手段】 マンホールの開口部を閉塞する板状の落下防止部と、落下防止部の底部に配設されマンホールのコンクリートブロックの内周壁に配設された梯子段に係止される1以上の係止部と、落下防止部の底部に一端を回動自在に枢軸され他端の当接部をコンクリートブロックの内周壁に当接させて落下防止部を支持する回動支持脚部と、回動支持脚部に一端を連結されて回動支持脚部を吊り上げる吊り上げ部材と、を備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、舗装路面等から地下下水道や電線共同溝等に連絡する立抗のマンホール補修作業時、立抗内への掘削屑や破砕石、土砂、工具等の落下防止に有効なマンホール補修作業用落下防止器具に関する。
舗装路面等に設置されるマンホールやその周囲の舗装路面は、走行車両の振動の影響や経年劣化等によって陥没、沈下、クラックの発生、或いは破損等の劣化が生じ易く、その修復工事が必要となる。補修作業は、舗装路面のコンクリートやアスファルトの掘削,マンホール補修個所の修復や交換,そして埋め戻しなど多様であり、その間、内部の様子を地上から検分などするためにマンホールの鉄蓋を開いた状態で行われる。そのため、開放状態の立抗内に掘削屑や破砕石、土砂、工具等が落下するのを防止する必要があった。
(特許文献1)には、「マンホール蓋の下方において受枠に略水平に支持されるとともに、起立可能とされてなるマンホール用落下防止装置」が開示されている。
(特許文献2)には、「マンホールの開口部を閉塞する格子状に形成された板状の防護蓋本体と、該防護蓋本体に一端が回動自在に軸支されてマンホールの開口部の内周壁に設けられている梯子段に係止させる支持脚と、該支持脚の適宜位置に一端が回動自在に軸支され他端には防護蓋本体の格子に係脱自在な係止部を有し、係止部を防護蓋本体の任意の格子に係止することにより、防護蓋本体と支持脚を所定の角度に支持する角度規制体とを備えているマンホール補修作業用防護蓋装置」が開示されている。
その他、(特許文献3〜6)が知られている。
特開2004−3270号公報 特許第3314049号公報 実開昭62−99646号公報 特開平9−279615号公報 特開平9−328768号公報 特開平10−159116号公報
しかしながら上記従来の技術では、以下のような課題を有していた。
(1)(特許文献1)は、マンホール用落下防止装置が受枠に支持される構造であり、そのためアーム部を受枠の内側に形成された左右の円筒部に挿通し、ボルト及びナットを介して回動自在に固定しなければならないので、予めマンホール用落下防止装置を固定するための円筒部を形成された受枠でなければ取付けることができず汎用性に欠け、ボルト及びナットで固定するので取付けの作業性に欠けるという課題を有していた。
また、マンホール用落下防止装置を受枠に固定するので、受枠を撤去する際や、受枠を新たに設置する際には使用することができず、用途が限定され補修作業時の施工性に欠けるという課題を有していた。
(2)(特許文献2)では、支持脚の適宜位置に角度規制体(支持ブレース)の一端が回動自在に軸支され、角度規制体を回動させることにより角度規制体の他端に配設された支え板を防護蓋本体の内側からあてがってピンを防護蓋本体の格子目の任意の一つに係合させ、防護蓋本体と支持脚とのなす角度を調整するものであるが、支え板が角度規制体の他端に所定の角度で固定されているので、防護蓋本体を水平に保ち確実に支え板で支持できる角度は固定されてしまい、マンホールのコンクリートブロックの内周壁の傾斜角度や梯子段の寸法によってはマンホール補修作業用防護蓋装置を設置することができないという課題を有していた。
(3)(特許文献2)では、防護蓋本体を水平に保つことができず確実に支え板で支持できない場合、格子目に係合させたピンに荷重が集中して破損し易くなり、耐久性、信頼性に欠けるという課題を有していた。
(4)(特許文献2)では、防護蓋本体と支持脚とのなす角度が大きくなり過ぎると、角度規制体による支持位置が支持脚に近くなり、防護蓋本体が片持ち支持の状態となって耐荷重が低下し、防護蓋本体と支持脚とのなす角度が小さくなり過ぎると、角度規制体と支持脚とのなす角度が大きくなり梯子段で角度規制体を支持することが困難になって設置安定性が低下するという課題を有していた。
(5)(特許文献2)では、支え板とピンが防護蓋本体から抜け落ちるのを防いで安全性を強化するためには、格子目の一つに挿通して蓋本体外部に突出したピンにさらに抜け止めピンを閂形状に取付けなければならず、部品点数が増え設置作業性に欠けるという課題を有していた。
(6)(特許文献3)では、落下防止用のネットを受枠に固定するためのフックが必要であり、予め受枠にフックが形成されていない場合は、既存の受枠にフックをねじ止めする等して固着する必要があり、汎用性、施工性に欠けると共に、重量のある落下物に対しては強度が不十分で信頼性、耐久性に欠けるという課題を有していた。
(7)(特許文献4)及び(特許文献6)は、転落防止部と作業者がマンホール内を昇降するための梯子が一体に形成されているので、構造が複雑で設置作業性に欠けると共に、使用箇所が限定され汎用性に欠けるという課題を有していた。
(8)(特許文献5)は、構造が複雑で設置作業性、使用性に欠けるという課題を有していた。
本発明は上記従来の課題を解決するもので、簡単な構成で容易かつ確実にマンホールのコンクリートブロックへ取付けを行うことができ、補修作業中の掘削屑や破砕石、土砂、工具等の落下を防止でき、補修作業中の安全性を確保でき、また取り扱いが簡便で機能性、信頼性に優れ、マンホールの大きさによらず安定して設置することができ汎用性に優れたマンホール補修作業用落下防止器具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明のマンホール補修作業用落下防止器具は、以下の構成を有している。
本発明の請求項1に記載のマンホール補修作業用落下防止器具は、マンホールの開口部を閉塞する板状の落下防止部と、前記落下防止部の底部に配設され前記マンホールのコンクリートブロックの内周壁に配設された梯子段に係止される1以上の係止部と、前記落下防止部の底部に一端を回動自在に枢軸され他端の当接部を前記コンクリートブロックの内周壁に当接させて前記落下防止部を支持する回動支持脚部と、前記回動支持脚部に一端を連結されて前記回動支持脚部を吊り上げる吊り上げ部材と、を備えている構成を有している。
この構成により、以下のような作用を有する。
(1)マンホールの開口部を閉塞する板状の落下防止部を有することにより、マンホール補修作業時にマンホール周辺の舗装やマンホール内の受枠を除去する際などにマンホール内部へ破砕屑や土砂、工具等が落下することを防止できる。
(2)落下防止部の底部に配設された係止部と、落下防止部の底部に一端を回動自在に枢軸され他端に当接部を形成された回動支持脚部と、回動支持脚部に一端を連結された吊り上げ部材を有することにより、係止部をマンホールのコンクリートブロックの内周壁に配設された梯子段に係止し、吊り上げ部材により回動支持脚部を回動させて他端の当接部をコンクリートブロックの内周壁に当接させ、吊り上げ部材の端部を落下防止部やコンクリートブロックの内周壁等に固定するだけで、落下防止部を三点で支持することができるので、落下防止部の回転を防止でき、確実に固定することができる。
(3)回動支持脚部に一端を連結された吊り上げ部材を有することにより、吊り上げ部材を引き上げるだけで容易に回動支持脚部を回動させることができ、回動支持脚部の他端の当接部をマンホールのコンクリートブロックの内周壁に確実に当接させることができて、回動支持脚部が筋交いとなって落下防止部の回転を防止できる。
(4)複数の係止部を有することにより、マンホールのコンクリートブロックの内周壁に配設された梯子段の形状や寸法、マンホールの開口部の大きさ等に応じて、最適な係止部を選択することができ、落下防止部を確実に支持して固定することができる。
ここで、落下防止部は鉄鋼、ステンレス鋼、ダクタイル鋳鉄等の金属やFRP等のプラスチックにより形成される。落下防止部はマンホールの形状に合わせて略円形状や略矩形状に形成される。落下防止部を格子状に形成した場合、マンホール補修作業用落下防止器具を軽量化することができ、運搬性、取扱い性を向上できる。また、落下防止部の上面に受け皿部やシート、或いはこれらを組合せたもの等を設置することにより、落下防止部とマンホールの開口部内周との隙間や格子状に形成された落下防止部の格子から、細かな破砕屑や土砂等が落下することを防止できる。
回動支持脚部は落下防止部と同様の金属製やプラスチック製とすることが好ましい。特に金属製の場合、剛性があり落下防止部に重量物が落下した場合でも、変形することなく落下防止部を支持することができる。
回動支持脚部の端部に形成される当接部をテーパ状に形成した場合、マンホールのコンクリートブロックの内周壁が傾斜していても当接部を内周壁に面接触させることができ、確実に落下防止部を支持することができる。また、当接部に合成ゴム等の弾性部材を配設した場合、より確実に当接部を内周壁に当接させることができ、当接部の滑りを防止でき、回動支持脚部の回動を防止できて、落下防止部を安定して支持することができる。
吊り上げ部材の材質としては、鉄鋼やステンレス鋼等の金属製の鎖、繊維製や金属製のロープなど伸縮性の小さいものが好適である。これにより、回動支持脚部の当接部を内周壁に当接させた状態を維持することができ、信頼性に優れる。ロープの材質には鋼線のほか、ナイロン等のエンジニア樹脂繊維や炭素繊維などが利用可能で、せん断強度に優れ、表面が滑り易く耐摩耗性があるものが好ましい。これにより、摩耗などによるロープの切断を防止することができる。
吊り上げ部材の端部は、落下防止部の外周部などに形成又は配設されたフックや固定孔等に結着して固定することができる。また、端部に予め環状に形成された固定部やフック状の固定部を形成又は配設した場合、マンホールのコンクリートブロックの内周壁や落下防止部の外周部などに形成又は配設されたフック状や環状などの掛け止め部に容易に係止して固定することができ、回動支持脚部の回動を防止して確実に固定することができる。
吊り上げ部材の端部には回動支持脚部を吊り上げる際に把持するための環状の把持部を形成又は配設する。これにより、容易に回動支持脚部を吊り上げることができ、作業性に優れる。尚、把持部と環状の固定部は兼用してもよい。また、吊り上げ部材が環状体が連結された鎖の場合、任意の位置で係止することができ、容易に回動支持脚部を固定する角度を調整することができる。これにより、マンホールの開口部の大きさやコンクリートブロックの内周壁の傾斜角度によらず、回動支持脚部の当接部をマンホールのコンクリートブロックの内周壁に当接させることができ、確実に落下防止部を支持することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のマンホール補修作業用落下防止器具であって、前記係止部と前記回動支持脚部が形設され前記落下防止部の底面に配設された水平補強部材を備えている構成を有している。
この構成により、請求項1の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)落下防止部の底面に水平補強部材が配設されていることにより、剛性があり落下防止部の変形や破損を防止でき、重量のある破砕物などが落下した場合でも確実に保持することができる。
(2)水平補強部材に係止部と回動支持脚部が配設されているので、落下防止部と別に作製することができ、既存の略円形状や略矩形状の板材等の底面に係止部と回動支持脚部が形設された水平補強部材を取付けるだけで、マンホール補修作業用落下防止器具として使用することができる。
ここで、水平補強部材は前述の落下防止部や回動支持脚部と同様の金属製やプラスチック製とすることが好ましい。これにより、落下防止部の剛性を高めることができ、信頼性を向上させることができる。特に、落下防止部の板厚が薄い場合や落下防止部が格子状に形成されている場合などに、落下防止部の変形を防止することができる。水平補強部材は略円形状の落下防止部の直径方向や略矩形状の落下防止部の長手方向と平行に1本或いは複数本を配設してもよいし、略十字状や放射状等に配設してもよい。また、水平補強部材として中実の棒状部材を用いる代りに、角パイプや断面コ字型の鋼材を用いた場合、強度を維持しながら軽量化を図ることができる。
尚、落下防止部と水平補強部材は溶接により固定することが好ましい。これにより、落下防止部と水平補強部材を強固に固定することができ、耐久性、信頼性に優れる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のマンホール補修作業用落下防止器具であって、前記吊り上げ部材に1以上の環状固定部が形成又は配設され、前記落下防止部又は前記水平補強部材が、前記吊り上げ部材の前記環状固定部を固定する掛け止め部を備えている構成を有している。
この構成により、請求項1又は2の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)吊り上げ部材に1以上の環状固定部が形成又は配設されているので、マンホールの開口部の大きさやコンクリートブロックの内周壁の傾斜角度に応じて、吊り上げ部材の固定位置を任意に選択することができ、容易に回動支持脚部を固定する角度を調整することができて、回動支持脚部の当接部をマンホールのコンクリートブロックの内周壁に確実に当接させることができる。
(2)落下防止部又は水平補強部材が、吊り上げ部材の環状固定部を固定する掛け止め部を有することにより、吊り上げ部材を固定するための固定部材を別に用意する必要がなく、簡単かつ確実に吊り上げ部材を固定することができ、回動支持脚部の回動及び落下防止部の回転を防止できる。
ここで、環状固定部は繊維製や金属製のロープの任意の位置に環状部を形成するか、繊維製や金属製の環状体を結着するなどして配設する。また、吊り上げ部材に鎖を用いた場合は、連結された複数の環状体をそれぞれ環状固定部としてそのまま利用することができる。
掛け止め部は落下防止部又は水平補強部材の側面や端面、底面等にフック状に形成又は配設される。これにより、環状固定部を掛け止め部に係止するだけで容易に回動支持脚部の固定を行なうことができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の内いずれか1項に記載のマンホール補修作業用落下防止器具であって、前記落下防止部の外周に配設され前記落下防止部上に載置される受け皿部を支持する1以上の補助支持部と、前記補助支持部を前記落下防止部に対して摺動及び/又は回動自在に固定する補助支持部固定部材と、を備えている構成を有している。
この構成により、請求項1乃至3の内いずれか1項に記載の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)落下防止部の外周に配設された補助支持部と補助支持部を落下防止部に対して摺動及び/又は回動自在に固定する補助支持部固定部材を有するので、必要に応じてマンホールの開口部全体を覆うように補助支持部を摺動及び/又は回動させることができ、落下防止部及び補助支持部によって受け皿部を安定に支持することができる。
(2)補助支持部が補助支持部固定部材により落下防止部に対して摺動及び/又は回動自在に固定されているので、マンホールの開口部の大きさや落下防止部の取付位置、受け皿部の大きさ等に応じて、補助支持部を摺動及び/又は回動させることにより、落下防止部及び補助支持部でマンホールの開口部全体を覆うことができ、マンホールの内部への掘削屑や土砂、工具等の落下を確実に防止できる。
ここで、補助支持部は長尺状や円弧状等に形成される。補助支持部の一端に長孔状或いは丸孔状の固定孔を穿設し、補助支持部固定部材を介して落下防止部の外周に穿設した取付け孔や落下防止部の外周に突設した取付け突部等に固定される。
補助支持部固定部材としては、ボルトとナットにより螺合するもの、ピンやリベット等により遊嵌するもの等が挙げられる。補助支持部が長孔状或いは丸孔状の固定孔を有することにより、補助支持部を落下防止部に対して摺動及び/又は回動させることができる。
落下防止部の外周に取付け突部を突設した場合、取付け突部を補助支持部の固定孔に嵌合させた上でボルトやナット、ピン、リベット等により、摺動及び/又は回動自在に固定する。
本発明の請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4の内いずれか1項に記載のマンホール補修作業用落下防止器具であって、前記係止部を前記落下防止部の底面と平行に摺動自在に固定する摺動固定部材を備えている構成を有している。
この構成により、請求項1乃至4の内いずれか1項に記載の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)係止部を落下防止部の底面と平行に摺動自在に固定する摺動固定部材を有するので、マンホールのコンクリートブロックの内周壁に配設された梯子段の寸法、マンホールの開口部の大きさ等に応じて、係止部を摺動させて摺動固定部材で固定することができ、最適な位置で梯子段に係止部を係止することができて、確実に落下防止部を支持できる。
ここで、摺動固定部材としてはボルトとナットによる螺合するものや、ピン嵌合により固定するもの等が挙げられる。
係止部に穿設した係止部固定孔と係止部が配設される落下防止部又は水平補強部材に穿設した係止部摺動孔を摺動固定部材により固定する。係止部摺動孔は独立した複数の丸孔状又は長孔状に形成する。これにより、係止部を任意の位置で固定でき、汎用性に優れる。また、係止部に係止部摺動突部を形成し、落下防止部又は水平補強部材に係止部摺動溝を形成して、係止部摺動溝に係止部摺動突部を摺動自在に嵌合させた上で、摺動固定部材により固定することもできる。
以上のように、本発明のマンホール補修作業用落下防止器具によれば、以下のような有利な効果が得られる。
請求項1に記載の発明によれば、以下のような効果を有する。
(1)マンホールの開口部を閉塞する板状の落下防止部と、落下防止部の底部に配設された係止部と、落下防止部の底部に一端を回動自在に枢軸され他端に当接部を形成された回動支持脚部と、回動支持脚部に一端を連結された吊り上げ部材を有することにより、係止部をマンホールのコンクリートブロックの内周壁に配設された梯子段に係止し、吊り上げ部材により回動支持脚部を回動させて他端の当接部をマンホールの開口部の内周壁に当接させ、吊り上げ部材の端部を落下防止部やマンホールのコンクリートブロックの内周壁等に固定するだけで、落下防止部を三点で支持することができるので、落下防止部の回転を防止でき、落下防止部を確実に固定することができて、マンホール内部へ破砕屑や土砂、工具等が落下することを防止できる施工性、安全性、信頼性に優れたマンホール補修作業用落下防止器具を提供することができる。
(2)回動支持脚部に一端を連結された吊り上げ部材を有することにより、吊り上げ部材を引き上げるだけで容易に回動支持脚部を回動させることができ、回動支持脚部の他端の当接部をマンホールのコンクリートブロックの内周壁に確実に当接させることができて、回動支持脚部が筋交いとなって落下防止部の回転を防止できる安定性に優れたマンホール補修作業用落下防止器具を提供することができる。
(3)複数の係止部を有することにより、マンホールの開口部の内周壁に配設された梯子段の形状や寸法、マンホールの開口部の大きさ等に応じて、最適な係止部を選択することができ、落下防止部を確実に支持して固定することができる安定性、汎用性に優れたマンホール補修作業用落下防止器具を提供することができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の効果に加え、以下のような効果を有する。
(1)落下防止部の底面に水平補強部材が配設されていることにより、剛性があり落下防止部の変形や破損を防止でき、重量のある破砕物などが落下した場合でも確実に保持することができる信頼性に優れたマンホール補修作業用落下防止器具を提供することができる。
(2)水平補強部材に係止部と回動支持脚部が配設されているので、落下防止部と別に作製することができ、既存の略円形状や略矩形状の板材等の底面に係止部と回動支持脚部を配設された水平補強部材を取付けるだけで、マンホール補修作業用落下防止器具として使用することができる生産性、汎用性に優れたマンホール補修作業用落下防止器具を提供することができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2の効果に加え、以下のような効果を有する。
(1)吊り上げ部材に1以上の環状固定部が形成又は配設されているので、マンホールの開口部の大きさや内周壁の傾斜角度に応じて、吊り上げ固定部の固定位置を任意に選択することができ、容易に回動支持脚部を固定する角度を調整することができて、回動支持脚部の当接部をマンホールのコンクリートブロックの内周壁に確実に当接させることができる取付け作業性、汎用性に優れたマンホール補修作業用落下防止器具を提供することができる。
(2)落下防止部又は水平補強部材が、吊り上げ部材の環状固定部を固定する掛け止め部を有することにより、吊り上げ部材を固定するための固定部材を別に用意する必要がなく、簡単かつ確実に吊り上げ部材を固定することができ、回動支持脚部の回動及び落下防止部の回転を防止できる取付け作業性、信頼性に優れたマンホール補修作業用落下防止器具を提供することができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1乃至3の内いずれか1項の効果に加え、以下のような効果を有する。
(1)落下防止部の外周に配設された補助支持部と補助支持部を落下防止部に対して摺動及び/又は回動自在に固定する補助支持部固定部材を有するので、必要に応じてマンホールの開口部全体を覆うように補助支持部を摺動及び/又は回動させることができ、落下防止部及び補助支持部によって受け皿部を安定に支持することができる信頼性に優れたマンホール補修作業用落下防止器具を提供することができる。
(2)補助支持部が補助支持部固定部材により落下防止部に対して摺動及び/又は回動自在に固定されているので、マンホールの開口部の大きさや落下防止部の取付位置、受け皿部の大きさ等に応じて、補助支持部を摺動及び/又は回動させることにより、落下防止部及び補助支持部でマンホールの開口部全体を覆うことができ、マンホールの内部への掘削屑や土砂、工具等の落下を確実に防止できる信頼性、設置自在性に優れたマンホール補修作業用落下防止器具を提供することができる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項1乃至4の内いずれか1項の効果に加え、以下のような効果を有する。
(1)係止部を落下防止部の底面と平行に摺動自在に固定する摺動固定部材を有するので、マンホールのコンクリートブロックの内周壁に配設された梯子段の寸法、マンホールの開口部の大きさ等に応じて、係止部を摺動させて摺動固定部材で固定することができ、最適な位置で梯子段に係止部を係止することができて、確実に落下防止部を支持できる信頼性、汎用性に優れたマンホール補修作業用落下防止器具を提供することができる。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1におけるマンホール補修作業用落下防止器具について、以下図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の実施の形態1におけるマンホール補修作業用落下防止器具を示す全体斜視図である。
図1中、1はマンホール補修作業用落下防止器具、2は鉄鋼、ステンレス鋼、ダクタイル鋳鉄等の金属やFRP等のプラスチックで略円形で格子状や板状に形成されマンホールの開口部を閉塞するマンホール補修作業用落下防止器具1の落下防止部、3は落下防止部2の外周にピンやリベット等の補助支持部固定部材3aにより回動自在に複数配設され落下防止部2の上面に載置されるシートや受け皿部等の底部を支持する補助支持部、4は落下防止部2の底面に配設された鉄鋼やステンレス鋼等の金属製やプラスチック製の角パイプ等の水平補強部材、4aは水平補強部材4の底部に複数配設されマンホールのコンクリートブロックの内周壁に配設された梯子段に係止される係止部、5は水平補強部材4の底部に枢軸部5aにより一端が回動自在に枢軸された回動支持脚部、5bは回動支持脚部5の他端に形成されマンホールのコンクリートブロックの内周壁に当接して落下防止部2の回転を防止する当接部、6は回動支持脚部5の当接部5b側の側部に配設された吊り上げ部材固定部5cに一端が連結された鉄鋼やステンレス鋼等の鎖状の吊り上げ部材、7は水平補強部材4の端部に固定され吊り上げ部材6が掛け止めされて回動支持脚部5を固定する掛け止め部である。
次に、マンホール補修作業用具落下防止器具の取付方法について説明する。
図2(a)は実施の形態1におけるマンホール補修作業用落下防止器具の取付状態を示す要部断面側面図であり、図2(b)は実施の形態1におけるマンホール補修作業用落下防止器具の取付状態を示す要部背面図である。
8はマンホール補修作業用落下防止器具1の落下防止部2上に載置された受け皿部、10は舗装路面11に設置されたマンホール、10aはマンホール10の開口部、12は地中に埋設されたマンホール10のコンクリートブロック、12aはコンクリートブロック12の内周壁の斜壁部、12bはコンクリートブロック12の内周壁の垂直壁部、12cはコンクリートブロック12の内周壁の垂直壁部12bに配設された作業者の昇降用の梯子段、13はコンクリートブロック12の上面に配設された環状の調整コンクリートや樹脂モルタル、無収縮モルタル等の高さ調整部、14は高さ調整部13の上部に設置され鉄蓋(図示せず)を支持する受枠である。
まず、コンクリートブロック12の垂直壁部12bに配設された梯子段12cの寸法や形状に応じて、マンホール補修作業用落下防止器具1の複数の係止部4aの内一つを選択して梯子段12cに係止する。吊り上げ部材6により回動支持脚部5を吊り上げ、回動支持脚部5の当接部5bをコンクリートブロック12の内周壁の垂直壁部12bに当接させて、吊り上げ部材6の他端部側を掛け止め部7に掛け止め固定する。その後、必要に応じてマンホールの開口部10a全体を覆うように補助支持部3を回動させ、落下防止部2及び補助支持部3の上面に受け皿部8を載置する。
落下防止部2の底面に水平補強部材4が配設されていることにより、剛性があり落下防止部2の変形や破損を防止でき、重量のある破砕物などが落下した場合でも確実に保持することができる。回動支持脚部5の当接部5bをテーパ状に形成することにより、マンホール10のコンクリートブロック12の内周壁の垂直壁部12bに当接させて落下防止部2を面で支持することができる。また、当接部5bに合成ゴム等の弾性部材を配設することにより、より確実に当接部5bを内周壁の垂直壁部12bに当接させることができ、当接部5bの滑りを防止できて、落下防止部2を安定して支持することができる。
吊り上げ部材6が鎖状に形成されているので、吊り上げ部材6を掛け止め部7に掛け止め固定するための環状固定部を配設する必要がなく、吊り上げ部材6の任意の位置を掛け止め部7に掛け止め固定することができる。
図3(a)は実施の形態1におけるマンホール補修作業用落下防止器具の取付状態の変形例を示す要部断面側面図であり、図3(b)は実施の形態1におけるマンホール補修作業用落下防止器具の取付状態の変形例を示す要部背面図である。
図3の変形例が実施の形態1におけるマンホール補修作業用落下防止器具の取付状態と異なるのは、マンホール10のコンクリートブロック12の内周壁が垂直壁部12bを有さず、内周壁の斜壁部12aに段違いに配設された幅狭の梯子段12dにマンホール補修作業用落下防止器具1の複数の係止部4aの内一つが斜めに係止され、回動支持脚部5の当接部5bが内周壁の斜壁部12aに当接されて、落下防止部2が支持されている点である。
係止部4aが梯子段12dに対して斜めに係止された場合でも、回動支持脚部5の当接部5bを内周壁の斜壁部12aに当接させ、吊り上げ部材6の端部側を掛け止め部7に掛け止め固定することにより、落下防止部2を三点で支持することができるので、マンホール補修作業用落下防止器具1を確実に固定することができ汎用性に優れる。尚、係止部4aは、梯子段12dに斜めに係止した場合に、確実に係止できるように十分な幅で形成される。係止部4aを幅広に形成することにより、係止部4aと梯子段12dの接触範囲を広く確保できると共に、落下防止部2の水平面内での回転や左右方向の移動を低減でき、信頼性を向上させることができる。
実施の形態1のマンホール補修作業用落下防止器具は以上のように構成されているので以下の作用を有する。
(1)マンホール10の開口部10aを閉塞する板状の落下防止部2を有することにより、マンホール補修作業時にマンホール10周辺の舗装11やマンホール10内の受枠14を除去する際などにマンホール10内部へ破砕屑や土砂、工具等が落下することを防止できる。
(2)落下防止部2の底部に配設された係止部4aと、落下防止部2の底部に一端を枢軸部5aにより回動自在に枢軸され他端に当接部5bを形成された回動支持脚部5と、回動支持脚部5の吊り上げ部材固定部5cに一端を連結された吊り上げ部材6を有することにより、係止部4aをマンホール10のコンクリートブロック12の内周壁の斜壁部12aや垂直壁部12bに配設された梯子段12d、12cに係止し、吊り上げ部材6により回動支持脚部5を回動させて他端の当接部5bをコンクリートブロック12の内周壁の斜壁部12aや垂直壁部12bに当接させ、吊り上げ部材6の端部を掛け止め部7に係止して固定するだけで、落下防止部2を三点で支持することができるので、落下防止部2の回転を防止でき、確実に固定することができる。
(3)回動支持脚部5に一端を連結された吊り上げ部材6を有することにより、吊り上げ部材6を引き上げるだけで容易に回動支持脚部5を回動させることができ、回動支持脚部5の他端の当接部5bをマンホール10のコンクリートブロック12の内周壁の斜壁部12aや垂直壁部12bに確実に当接させることができて、回動支持脚部5が筋交いとなって落下防止部2の回転を防止できる。
(4)複数の係止部4aを有することにより、マンホール10のコンクリートブロック12の内周壁の斜壁部12aや垂直壁部12bに配設された梯子段12d、12cの形状や寸法、マンホール10の開口部10aの大きさ等に応じて、最適な係止部4aを選択することができ、落下防止部2を確実に支持して固定することができる。
(5)落下防止部2を格子状に形成したことにより、マンホール補修作業用落下防止器具1を軽量化することができ、運搬性、取扱い性を向上できる。
(6)落下防止部2の上面に受け皿部8を設置することにより、落下防止部2とマンホール10の開口部10a内周との隙間や格子状に形成された落下防止部2の格子から、細かな破砕屑や土砂等が落下することを防止できる。
(7)回動支持脚部5の当接部5bをテーパ状に形成したことにより、マンホール10のコンクリートブロック12の内周壁の斜壁部12aや垂直壁部12bに当接部5bを面接触させることができ、確実に落下防止部2を支持することができる。
(8)当接部5bに合成ゴム等の弾性部材を配設することにより、より確実に当接部5bを内周壁に当接させることができ、当接部5bの滑りを防止でき、回動支持脚部5の回動を防止できて、落下防止部2を安定して支持することができる。
(9)環状体が連結された鎖状の吊り上げ部材6を用いることにより、任意の位置で係止することができ、容易に回動支持脚部5を固定する角度を調整することができ、マンホール10の開口部10aの大きさやコンクリートブロック12の内周壁の傾斜角度によらず、回動支持脚部5の当接部5bをマンホール10のコンクリートブロック12の内周壁に当接させることができ、確実に落下防止部2を支持することができる。
(10)落下防止部2の底面に水平補強部材4が配設されていることにより、剛性があり落下防止部2の変形や破損を防止でき、重量のある破砕物などが落下した場合でも確実に保持することができる。
(11)水平補強部材4に係止部4aと回動支持脚部5が配設されているので、落下防止部2と別に作製することができ、既存の略円形状や略矩形状の板材等の底面に係止部4aと回動支持脚部5を配設された水平補強部材4を取付けるだけで、マンホール補修作業用落下防止器具1として使用することができる。
(12)水平補強部材4として金属製の角パイプを用いることにより、強度を維持しながら軽量化を図ることができる。
(13)水平補強部材4が、吊り上げ部材6を掛け止め固定する掛け止め部7を有することにより、吊り上げ部材6を固定するための固定部材を別に用意する必要がなく、簡単かつ確実に吊り上げ部材6を固定することができ、回動支持脚部5の回動及び落下防止部の回転を防止できる。
(14)落下防止部2の外周に配設された補助支持部3と補助支持部3を落下防止部2に対して回動自在に固定する補助支持部固定部材3aを有するので、必要に応じてマンホール10の開口部10a全体を覆うように補助支持部3を回動させることができ、落下防止部2及び補助支持部3によって受け皿部8を安定に支持することができる。
(15)補助支持部3が補助支持部固定部材3aにより落下防止部2に対して回動自在に固定されているので、マンホール10の開口部10aの大きさや落下防止部2の取付位置、受け皿部8の大きさ等に応じて、補助支持部3を回動させることにより、落下防止部2及び補助支持部3でマンホール10の開口部10a全体を覆うことができ、マンホール10の内部への掘削屑や土砂、工具等の落下を確実に防止できる。
(16)マンホール補修作業用落下防止器具1により、マンホール10の内部への掘削屑や土砂、工具等の落下を防止できるので、作業者がマンホール10の内部へ入って落下物の回収等を行う必要がなく、作業者の負担を軽減できて作業性に優れると共に、作業者の安全性を確保することができる。
本発明は、舗装路面等から地下下水道や地下電気配線通路等に連絡する立抗のマンホール補修作業時、立抗内への掘削屑や破砕石、土砂、工具等の落下防止に有効であり、簡単な構成で容易かつ確実にマンホールのコンクリートブロックへ取付けを行うことができ、機能性、信頼性に優れ、マンホールの大きさによらず安定して設置することができる汎用性に優れたマンホール補修作業用落下防止器具として好適に用いることができる。
本発明の実施の形態1におけるマンホール補修作業用落下防止器具を示す全体斜視図 (a)実施の形態1におけるマンホール補修作業用落下防止器具の取付状態を示す要部断面側面図 (b)実施の形態1におけるマンホール補修作業用落下防止器具の取付状態を示す要部背面図 (a)実施の形態1におけるマンホール補修作業用落下防止器具の取付状態の変形例を示す要部断面側面図 (b)実施の形態1におけるマンホール補修作業用落下防止器具の取付状態の変形例を示す要部背面図
符号の説明
1 マンホール補修作業用落下防止器具
2 落下防止部
3 補助支持部
3a 補助支持部固定部材
4 水平補強部材
4a 係止部
5 回動支持脚部
5a 枢軸部
5b 当接部
5c 吊り上げ部材固定部
6 吊り上げ部材
7 掛け止め部
8 受け皿部
10 マンホール
10a 開口部
11 舗装路面
12 コンクリートブロック
12a 斜壁部
12b 垂直壁部
12c、12d 梯子段
13 高さ調整部
14 受枠

Claims (5)

  1. マンホールの開口部を閉塞する板状の落下防止部と、前記落下防止部の底部に配設され前記マンホールの開口部の内周壁に配設された梯子段に係止される1以上の係止部と、前記落下防止部の底部に一端を回動自在に枢軸され他端の当接部を前記マンホールの開口部の内周壁に当接させて前記落下防止部を支持する回動支持脚部と、前記回動支持脚部に一端を連結されて前記回動支持脚部を吊り上げる吊り上げ部材と、を備えたことを特徴とするマンホール補修作業用落下防止器具。
  2. 前記係止部と前記回動支持脚部が形設され前記落下防止部の底面に配設された水平補強部材を備えたことを特徴とする請求項1に記載のマンホール補修作業用落下防止器具。
  3. 前記吊り上げ部材に1以上の環状固定部が形成又は配設され、前記落下防止部又は前記水平補強部材が、前記吊り上げ部材の前記環状固定部を固定する掛け止め部を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載のマンホール補修作業用落下防止器具。
  4. 前記落下防止部の外周に配設され前記落下防止部上に載置される受け皿部を支持する1以上の補助支持部と、前記補助支持部を前記落下防止部に対して摺動及び/又は回動自在に固定する補助支持部固定部材と、を備えたことを特徴とする請求項1乃至3の内いずれか1項に記載のマンホール補修作業用落下防止器具。
  5. 前記係止部を前記落下防止部の底面と平行に摺動自在に固定する摺動固定部材を備えたことを特徴とする請求項1乃至4の内いずれか1項に記載のマンホール補修作業用落下防止器具。
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